JP2570057Y2 - 電動車のアクセル操作装置 - Google Patents
電動車のアクセル操作装置Info
- Publication number
- JP2570057Y2 JP2570057Y2 JP1991011661U JP1166191U JP2570057Y2 JP 2570057 Y2 JP2570057 Y2 JP 2570057Y2 JP 1991011661 U JP1991011661 U JP 1991011661U JP 1166191 U JP1166191 U JP 1166191U JP 2570057 Y2 JP2570057 Y2 JP 2570057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric vehicle
- operating shaft
- operation head
- operation device
- accelerator operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バッテリと直流モータ
とを搭載した電動車のアクセル操作装置に関する。
とを搭載した電動車のアクセル操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動車には、電動車椅子や構内運搬車等
があり、一般的に低速で走行するようにしている。そし
て、そのアクセル操作装置は、実開平2−142322
号公報や実開昭64−6702号公報及び実開昭61−
5295号公報等に記載されているように、アクセルレ
バーを回動保持することによって所望の速度で走行する
ようにしている。
があり、一般的に低速で走行するようにしている。そし
て、そのアクセル操作装置は、実開平2−142322
号公報や実開昭64−6702号公報及び実開昭61−
5295号公報等に記載されているように、アクセルレ
バーを回動保持することによって所望の速度で走行する
ようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】電動車椅子を走行させ
る場合は、前記の如く、アクセルレバーを一定角度回動
させたままで保持しなければならないが、低速走行であ
るため長時間アクセルレバーを一定位置に保持すること
になり疲れる。そこで、本考案では、両手を交互に使っ
てアクセル操作ができるようにすることで、疲労を少な
くしようとするものである。
る場合は、前記の如く、アクセルレバーを一定角度回動
させたままで保持しなければならないが、低速走行であ
るため長時間アクセルレバーを一定位置に保持すること
になり疲れる。そこで、本考案では、両手を交互に使っ
てアクセル操作ができるようにすることで、疲労を少な
くしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では、操作ヘッド
1から左右に突出したハンドルグリップ2,2を握って
操向すべくした電動車において、操作ヘッド1内の取付
ベース3に、モータへの回転速度指令信号を出力するポ
テンショメータ4を回動すべくギヤ5,6にて連動した
操作軸7を原点復帰付勢状態で枢支し、操作ヘッド1の
左右両側に設ける両方のハンドルグリップ2,2をそれ
ぞれ或いは共に操縦者が手前側或いは前方側に回動した
場合に操作軸7が回動すべくハンドルグリップ2,2と
前記操作軸7を連動して電動車のアクセル操作装置を構
成とした。
1から左右に突出したハンドルグリップ2,2を握って
操向すべくした電動車において、操作ヘッド1内の取付
ベース3に、モータへの回転速度指令信号を出力するポ
テンショメータ4を回動すべくギヤ5,6にて連動した
操作軸7を原点復帰付勢状態で枢支し、操作ヘッド1の
左右両側に設ける両方のハンドルグリップ2,2をそれ
ぞれ或いは共に操縦者が手前側或いは前方側に回動した
場合に操作軸7が回動すべくハンドルグリップ2,2と
前記操作軸7を連動して電動車のアクセル操作装置を構
成とした。
【0005】
【考案の作用及び効果】操縦者は、両手でハンドルグリ
ップ2,2を持って操向すると共に、ハンドルグリップ
2,2のどちらか一方或いは両方を回動することでハン
ドルグリップ2の回転が連動部を介して操作軸7に伝わ
り、さらにギヤ5,6を介してポテンショメータ4を回
動して、モータへの回転速度指令信号を変更して走行速
度が変ることとなる。この為に、片側のハンドルグリッ
プ2を走行のために回動保持していて疲れた場合には他
側のハンドルグリップ2を走行のために回動するように
変更することで走行を続けることができ、長時間の走行
でもアクセル状態保持が可能となる。又、電動車椅子に
おいては、走行速度変更が左右片側のハンドルグリップ
に限定されることなく、左右どちらでも搭乗者の利腕側
のハンドルグリップ2を回すことでアクセル操作が可能
である。
ップ2,2を持って操向すると共に、ハンドルグリップ
2,2のどちらか一方或いは両方を回動することでハン
ドルグリップ2の回転が連動部を介して操作軸7に伝わ
り、さらにギヤ5,6を介してポテンショメータ4を回
動して、モータへの回転速度指令信号を変更して走行速
度が変ることとなる。この為に、片側のハンドルグリッ
プ2を走行のために回動保持していて疲れた場合には他
側のハンドルグリップ2を走行のために回動するように
変更することで走行を続けることができ、長時間の走行
でもアクセル状態保持が可能となる。又、電動車椅子に
おいては、走行速度変更が左右片側のハンドルグリップ
に限定されることなく、左右どちらでも搭乗者の利腕側
のハンドルグリップ2を回すことでアクセル操作が可能
である。
【0006】この実施例は、電動車椅子に本考案を実施
したものである。電動車椅子は、図2に示す如く、車体
9の前部に操向用前輪10を1個装着し、後部に駆動用
後輪11を2個装着している。前輪10の上方にはハン
ドル軸12を立設し、その上端に操作ヘッド1を取り付
け、この操作ヘッド1から左右に突出させたハンドルグ
リップ2を持って前輪10を操向するようにしている。
ハンドルヘッド1の内部は、図1に示すように、板材を
コ字状に折り曲げた取付ベース3に操作軸7を回動可能
に枢支すると共にポテンショメータ4を取り付けてい
る。
したものである。電動車椅子は、図2に示す如く、車体
9の前部に操向用前輪10を1個装着し、後部に駆動用
後輪11を2個装着している。前輪10の上方にはハン
ドル軸12を立設し、その上端に操作ヘッド1を取り付
け、この操作ヘッド1から左右に突出させたハンドルグ
リップ2を持って前輪10を操向するようにしている。
ハンドルヘッド1の内部は、図1に示すように、板材を
コ字状に折り曲げた取付ベース3に操作軸7を回動可能
に枢支すると共にポテンショメータ4を取り付けてい
る。
【0007】ポテンショメータ4の軸13と操作軸7に
それぞれギヤ5,6を互に噛み合うよう取り付けてい
る。一方のギヤ6には巻きばね14を取付ベース3との
間に介在し、操作軸7が一定位置に回転付勢状態で保持
されるようにしている。操作軸7の取付ベース3から左
右に突出した部分にはアーム15を固定し、先端には取
付用係合孔20を形成した取付具16を回動可能に取り
付けている。又、この取付具16から連動杆17をアー
ム15側に伸ばし、取付具16の一方向回転で連結杆1
7とアーム15を介して操作軸7が回動するようにして
いる。
それぞれギヤ5,6を互に噛み合うよう取り付けてい
る。一方のギヤ6には巻きばね14を取付ベース3との
間に介在し、操作軸7が一定位置に回転付勢状態で保持
されるようにしている。操作軸7の取付ベース3から左
右に突出した部分にはアーム15を固定し、先端には取
付用係合孔20を形成した取付具16を回動可能に取り
付けている。又、この取付具16から連動杆17をアー
ム15側に伸ばし、取付具16の一方向回転で連結杆1
7とアーム15を介して操作軸7が回動するようにして
いる。
【0008】さらに操作ヘッド1の左右から、ハンドル
グリップ2の支軸8を嵌入し、支軸8の先端を取付具1
6の取付用係合孔20に嵌合している。尚、操作ヘッド
1には、図示しないが、バッテリ残量表示部や走行限界
速度切換スイッチ等を設けている。後輪11の上部車体
9上には、バッテリやモータ等を内装したカバー18を
設け、その上部に座席19を設けている。
グリップ2の支軸8を嵌入し、支軸8の先端を取付具1
6の取付用係合孔20に嵌合している。尚、操作ヘッド
1には、図示しないが、バッテリ残量表示部や走行限界
速度切換スイッチ等を設けている。後輪11の上部車体
9上には、バッテリやモータ等を内装したカバー18を
設け、その上部に座席19を設けている。
【図1】一部の拡大透視図である。
【図2】全体の側面図である。
1 操作ヘッド 2 ハンドルグリップ 3 取付ベース 4 ポテンショメータ 5 ギヤ 6 ギヤ 7 操作軸
Claims (1)
- 【請求項1】 操作ヘッド(1)から左右に突出したハ
ンドルグリップ(2),(2)を握って操向すべくした
電動車において、操作ヘッド(1)内の取付ベース
(3)に、モータへの回転速度指令信号を出力するポテ
ンショメータ(4)を回動すべくギヤ(5),(6)に
て連動した操作軸(7)を原点復帰付勢状態で枢支し、
操作ヘッド(1)の左右両側に設ける両方のハンドルグ
リップ(2),(2)をそれぞれ或いは共に操縦者が手
前側或いは前方側に回動した場合に操作軸(7)が回動
すべくハンドルグリップ(2),(2)と前記操作軸
(7)を連動してなる電動車のアクセル操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011661U JP2570057Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 電動車のアクセル操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011661U JP2570057Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 電動車のアクセル操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101202U JPH04101202U (ja) | 1992-09-01 |
JP2570057Y2 true JP2570057Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=31745258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991011661U Expired - Fee Related JP2570057Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 電動車のアクセル操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570057Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4280028B2 (ja) * | 2002-05-28 | 2009-06-17 | パナソニック電工株式会社 | 電動式動力車 |
JP4706518B2 (ja) * | 2006-03-16 | 2011-06-22 | 日本精機株式会社 | 角度検出器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6057204B2 (ja) * | 1980-08-15 | 1985-12-13 | 株式会社東芝 | 感湿素子 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1991011661U patent/JP2570057Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04101202U (ja) | 1992-09-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |