JP3605814B2 - 歩行型電動走行車の操縦装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータで駆動する駆動輪とキャスター角付の遊動輪とを具備し、歩行者が操縦操作する電動車椅子や電動歩行補助車等の歩行型電動走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】
歩行型電動走行車は、モータで駆動する駆動輪で自力走行しキャスター角付の遊動輪で旋回し易くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
キャスター角付の遊動輪を使用した歩行型電動走行車は、走行に伴って遊動輪が走行方向へ向かうキャスター回動が行われて旋回が円滑に行えるが、停止時に歩行者が車体に寄りかかると遊動輪の向きが容易に変わって機体が振れて不安定となり危険である。そこで、遊動輪のキャスター回動を停止時に規制する考えがあるが、この停止時にキャスター回動の規制を行い走行時に規制解除を行う操作が面倒である。そこで、本発明では、特別に規制具の操作することなく、アクセルレバーの操作だけでキャスター回動の規制と規制解除を行えるようにすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
モータで駆動する駆動輪1とキャスター角付の遊動輪2を具備して歩行者が操縦操作する歩行型電動走行車において、遊動輪2のキャスター回動を規制する回動規制具3を設け、操縦操作部4に設けたアクセルレバー5と前記回動規制具3を連動し、アクセルレバー5の非回動時に規制作用し回動操作で規制解除して遊動輪2のキャスター回動を可能にしてなる歩行型電動走行車の操縦装置にした。
【0005】
【発明の作用及び効果】
この歩行型電動走行車が停止している場合には、回動規制具3がキャスター角付遊動輪2のキャスター回動を規制しているので、車体を人が触ってもふらつくことが無く、電動車椅子の場合に乗り降りが不安定になることが無い。
また、この歩行型電動走行車を走行させる場合には、アクセルレバー5を回動操作して駆動輪1を回転駆動するが、その際には回動規制具3が規制解除となって遊動輪2のキャスター回動を可能として、旋回が円滑に行えることになる。
【0006】
このように、アクセルレバー5の回動操作のみで、遊動輪2のキャスター回動が可能になり、停止時の機体安定性と走行時の円滑な旋回が、特別な操作をすることなく確保できる。
【0007】
【実施例】
次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
この実施例は電動車椅子を示すもので、車体10には、モータ、バッテリー、制御ボックス、キャボックス等の駆動制御部材(図示省略)を搭載し、前側の駆動輪1をモータで駆動し、後側の遊動輪2が遊動するようにしている。車体10の上側はカバー11で前記の駆動制御部材を覆っている。
カバー11の中央に突出した支持台12上に座席部13と背凭れ14とからなる椅子15を固定している。16はヘッドレスト、17は肘掛けで、背凭れ14の背部に操作ハンドル18を後方へ向けて突設し、この操作ハンドル18の左右中央に操作ボックス19を設けている。操作ボックス19には、変速スイッチ20やキースイッチ21等を設け、後下方に向けて突設したアクセルレバー5を操作ハンドル18の握り部22と共に握って走行させるようにしている。
アクセルレバー5の途中にはワイヤー23を連結し、アクセルレバー5の回動によってワイヤー23が引かれるようにしている。
【0008】
キャスター角付の遊動輪2は、車体5の後部に左右に延びるアーム24を支軸25で取り付け、その左右両端に枢支したもので、図2示す如く、遊動輪2を取り付けたフォーク26の鍔部40に切欠部27を設け、この切欠部27にストッパ28が嵌脱するようにしている。ストッパ28はトーションスプリング29でフォーク26側に向けて付勢してアーム24に支軸41で枢支している。また、このストッパ28には前記ワイヤー23を連結し、ワイヤー23を引くとストッパ28がフォーク26の鍔部40の切欠部27から外れて遊動輪2が垂直軸30を中心にフリーで回転するようになる。
【0009】
すなわち、前記操縦操作部4のアクセルレバー5を握り部22と共に握って回動すると、ワイヤー23が引かれてストッパ28がフォーク26の鍔部40から外れ、遊動輪2が垂直軸30を中心とした回動、つまりキャスター回動が可能となるのである。
なお、椅子15の前側には、支持台12から椅子15の前下方に向けてパイプ31を付設し、フットレスト32と脛当33とを設けている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の側面図である。
【図2】本発明実施例の一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 駆動輪
2 遊動輪
3 回動規制具
4 操縦操作部
5 アクセルレバー
Claims (1)
- モータで駆動する駆動輪(1)とキャスター角付の遊動輪(2)を具備して歩行者が操縦操作する歩行型電動走行車において、遊動輪(2)のキャスター回動を規制する回動規制具(3)を設け、操縦操作部(4)に設けたアクセルレバー(5)と前記回動規制具(3)を連動し、アクセルレバー(5)の非回動時に規制作用し回動操作で規制解除して遊動輪(2)のキャスター回動を可能にしてなる歩行型電動走行車の操縦装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34968795A JP3605814B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 歩行型電動走行車の操縦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34968795A JP3605814B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 歩行型電動走行車の操縦装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09173386A JPH09173386A (ja) | 1997-07-08 |
JP3605814B2 true JP3605814B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=18405428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34968795A Expired - Fee Related JP3605814B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 歩行型電動走行車の操縦装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3605814B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP34968795A patent/JP3605814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09173386A (ja) | 1997-07-08 |
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