JP2003072654A - 折畳み可能な車両 - Google Patents

折畳み可能な車両

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JP2003072654A JP2001271685A JP2001271685A JP2003072654A JP 2003072654 A JP2003072654 A JP 2003072654A JP 2001271685 A JP2001271685 A JP 2001271685A JP 2001271685 A JP2001271685 A JP 2001271685A JP 2003072654 A JP2003072654 A JP 2003072654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の折畳み可能車両は、折畳み状態での移
動性が良くなかった。 【解決手段】 前輪16に後輪54が図面表裏方向で重
なり、且つフレーム部材31の先端の自在車輪34が接
地した折畳み姿を示す。 【効果】 籠58が走行可能状態とほぼ同じ高さ及び向
きにあるため、この籠58は折畳み状態でも物入れとし
て継続して使用することができる。次に、十分に縦長で
あるため、収納に要する床面積が小さくなる。そのた
め、通常の買物バギー感覚で気軽にエレバータや電車に
持込むことができる。さらに、ハンドル21が走行可能
状態とほぼ同じ高さにあるため、このハンドル21を用
いて、走行させることができる。加えて、ハンドル21
近傍のブレーキレバーを操作すれば、パーキング時の制
動を掛けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は折畳み可能な車両の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】折畳み可能な軽車両は各種の形式の物が
提案されており、例えば特開平10−194179号公
報「折り畳み可能な自転車」の図1に走行可能状態の自
転車、そして図6に折畳み状態の自転車が示されてい
る。
【0003】すなわち、図1に示される枢支軸33を中
心に車体フレーム5と向けて、リヤフレーム31を折畳
み、前輪8に後輪37を接近させる。そして、図6にお
いて、締結具13を緩めることにより、破線で示される
ハンドル10を図時計回りに回すことにより実線で示さ
れる位置へ移動する。この結果、図7に示される通り
に、ハンドル10にて折畳み状態の自転車は自立させる
ことでき、しかも符号82,82のボールを転動させる
ことで、横移動も可能となるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の自転車では、図6,7のサドル18に手を掛けて横
移動させることになり、サドル18は形状的に手掛りと
しては不十分であり、横移動性は良くない。
【0005】また、この種の自転車ではハンドル10の
前に籠を設けることが多い。しかし、仮にハンドル10
は籠を設けても、この籠は天地逆になり内容物が落下す
ること、及び籠の存在によりハンドル10が図6のよう
に回すことができない可能性がある。これらのことか
ら、上記公報の自転車ではハンドル10の前方に何も配
置できないことになり、自転車として使い勝手が悪くな
る。
【0006】そこで、本発明の目的は折畳み状態で横移
動が容易であり、且つハンドルに籠などを設けることの
できる車両を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、折畳み可能とした車体フレームに前輪、
後輪及びハンドルを備えた車両において、後輪とパワー
ユニットを一体に取付けた後部フレームを前方へ揺動さ
せ、後輪を前輪の側部に位置させると共に前輪の前方へ
突出するフレーム部材を車体フレームに設け、フレーム
部材の先端を接地させて折畳み車両を自立可能に構成す
ると共に、ハンドルを車両後方へ回動可能とし、突出し
たフレーム部材に沿わせる如くしたことを特徴とする。
【0008】車体フレームに設けたフレーム部材を用い
て折畳み状態の車両を自立させる。このフレーム部材に
ハンドルを沿わせたので、ハンドルは高い位置になり、
人手で操作しやすくなる。従って、ハンドルに手を掛け
て、折畳み状態の車両を容易に移動させることができ
る。加えて、ハンドルに籠などの付属部品を取付けるこ
ともできる。
【0009】請求項2では、フレーム部材は、シートを
保持する棒状体であり、車両の前後方向にスライド自在
に構成したことを特徴とする。
【0010】シートを保持する棒状体、すなわちシート
フレームを利用して、フレーム部材を構成することがで
きるため、部品点数の削減と全体構成のコンパクト化と
が図れる。加えて、フレーム部材をスライド自在にした
ので、非折畳み時(走行可能時)にはフレーム部材を後
退させることができ、ユーザーの体格に合せたシート位
置の調整ができる上に車両の外観性を高めることができ
る。
【0011】請求項3では、ハンドルは、左右のグリッ
プ部と、そのグリップ部外端部より後方に延出して左右
の第2のグリップ部を構成することを特徴とする。
【0012】ハンドルは、単なるバーハンドルではなく
ループハンドルにしたため、左右のグリップ部のみなら
ず、第2のグリップ部にも手を掛けることができる。こ
の結果、折畳み状体の車両を移動する際に簡単にハンド
ルに手を掛けることができ、移動作業が容易になる。加
えて、折畳み作業や戻し作業のときに容易にハンドルに
手を掛けることができる。
【0013】請求項4では、フレーム部材は、ヘッドパ
イプを保持するメインフレームにスライド自在に設ける
と共に当該スライドをロックする第1のロック手段を備
え、このロック手段を解除する第1のロック解除レバー
をシート後部に備えることを特徴とする。
【0014】フレーム部材をスライド可能にしたので、
ロック手段を備えることでフレーム部材の移動を制限す
る。このロック手段の解除は、シート後部に備えたロッ
ク解除レバーで行うので、ロック解除操作が容易にな
る。特に、シート後部のロック解除レバーを握り、シー
トを前後に動かすことでフレーム部材がスライドできる
ので、操作は極めて容易である。
【0015】請求項5では、メインフレームに、後部フ
レームを揺動自在に取付け、折畳み時に後部フレームを
メインフレームに保持する保持手段を、メインフレーム
に設けたことを特徴とする。
【0016】メインフレームに設けた保持手段で、後部
フレームを保持させることで折畳み状態を安定化させ
る。よって、一層折畳み状態での移動が容易になる。
【0017】請求項6では、車両後方へ回動させた状態
のハンドルを係合する係合手段をフレーム部材に備えた
ことを特徴とする。
【0018】フレーム部材に備えた係合手段に、ハンド
ルを係合させることで折畳み状態を安定化させる。折畳
み時の移動において、その操作部であるハンドルの近傍
が車体フレームと係合することにより、操作感も良好で
ある。
【0019】請求項7では、係合手段は、シート後部に
設けらたグリップ部材でありハンドルパイプと嵌合する
ことを特徴とする。
【0020】係合手段を、シート後部に設けるグリップ
部材に一体形成することで、部品の集約とコンパクト化
とを図る。また、グリップを用いることで係脱が極めて
容易になる。
【0021】請求項8では、ハンドルは、回動をロック
する第2のロック手段を備え、このロック手段を解除す
る第2のロック解除レバーをハンドル近傍に備えたこと
を特徴とする。
【0022】ハンドルは車両の折畳みの際に後方へ揺動
させるが、そのときにハンドル近傍にある第2のロック
解除レバーを操作するため、ハンドルを折畳みながらロ
ックを解除することができ、作業が容易になる。
【0023】請求項9では、メインフレームに、揺動中
の後部フレームをガイドする左右のガイドプレートを備
えたことを特徴とする。
【0024】この種の折畳み可能な車両では、折畳み時
に前輪の横に後輪を重ねるようにする。そのためには、
後輪を揺動中に車幅方向にも移動させる必要がある。請
求項9では、車幅方向の移動を左右一対のガイドプレー
トでガイドするようにした。従って、車体前後方向のラ
インに対して交差した揺動ラインに誤差が生じてもガイ
ドプレートで後部フレームとメインフレームが位置決め
されるので、保持手段が後部フレームを良好に保持でき
る。また、ガイドプレートであるから、構成が簡単であ
り、コスト低減が図れる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図面は符号の向きに見るものと
する。なお、本実施例の車両10は、複数のロック手段
及び同数のロック解除レバーを備えているため、便宜
上、フレーム部材のスライドに係るものを「第1のロッ
ク手段60」及び「第1のロック解除レバー46」、ヘ
ッドパイプ回りのロック及びロック解除に係るものを
「第2のロック手段70」及び「第2のロック解除レバ
ー27」、折畳み時にメインフレームに後部フレームを
保持する保持手段を「第3のロック手段84」及び「第
3のロック解除レバー89」と区別し、各々を図3〜図
5で詳しく説明する。
【0026】図1は本発明に係る車両の分解斜視図であ
り、車両10の車体フレーム11は、前輪16を支持す
るフロントメンバ15と、ヘッドパイプ12を保持する
メインフレーム13と、シート41を保持するフレーム
部材31と、後輪54及びパワーユニットとしてのホイ
ールインモータ54(後述の図12参照)を支持する後
部フレーム14とからなる。ヘッドパイプ12にはフロ
ントメンバ15を介して前輪16を回動自在に取付け、
フロントメンバ15の上端に一体形成されるヒンジ17
を介してステアリングシャフト19を軸回り回転自在に
取付ける。従って折畳み時においても、ハンドル21に
より前輪16は操舵可能に構成されている。
【0027】そして、ステアリングシャフト19には、
ループ状のハンドル21をクランプ93を介して取付け
る。ループ状のハンドル21は、前部のハンドルパイプ
22と後部の第2のグリップ部23とからなり、ハンド
ルパイプ22に左のグリップ部24、右のアクセル用グ
リップ部25、左右のブレーキレバー26L,26R
(Lは運転者から見て左、Rは同右を示す。以下同じ)
及び第2のロック解除レバー27を取付ける。
【0028】31はフレーム部材であり、このフレーム
部材31は、例えば、角柱部32と、この角柱部32か
ら前へ延ばした棒部33と、この棒部33の先に設けた
キャスターと称する自在車輪34とからなる。そして、
メインフレーム13の後部上面に予め設けた2個のベー
スピース35,36に前記角柱部32を載せ、コ字状の
ガイドピース37,38を被せ、ガイドピース37,3
8をボルト39,39でベースピース35,36に止め
れば、フレーム部材31をスライド可能にメインフレー
ム13に取付けることができる。
【0029】本例では角柱部32の後端に、シート41
から延びるシート支柱42を受けるシート受けブロック
43を設けることで、フレーム部材31をシート41を
保持する棒上体、すなわちシートフレームを兼ねさせ
た。シート支柱42は、ブロック43に対して上下に摺
動可能とし、シート41の高さ調整ができるように保持
される。さらに、シート受けブロック43にブラケット
44を介してグリップ部材45及び第1のロック解除レ
バー46を設けた。47はグリップ部材45に一体形成
した係合手段である。
【0030】メインフレーム13の後部に、左右一対の
円弧状のガイドプレート48L,48Rを設け、且つこ
れらのガイドプレート48L,48Rの外側に左右一対
の支持板49L,49Rを設ける。断面が逆T字形をな
す後部フレーム14の水平部14aを左右のガイドプレ
ート48L,48R間に挟めるようにして、後部フレー
ム14の前部ボス14bを左右の支持板49L,49R
間に介在させる。支持板49L,49Rとボス14b
は、ボス14bの回転軸が車体前後方向中心線に直交す
るラインに対して、左側が後方にズレた軸を構成してお
り、軸の回動により、後輪54が前輪16の左側に位置
するよう揺動される。
【0031】そして、左の支持板49Lと前部ボス14
bとの間に左のステップブラケット51Lを挿入し、右
の支持板49Rと前部ボス14bとの間に右のステップ
ブラケット51Rを挿入し、長いボルト52で止める。
すなわち、左右の支持板49L,49Rに左右のステッ
プブラケット51L,51R及び後部フレームの前部ボ
ス14bを支持板49L,49Rに対して回動自在に一
括して止める。
【0032】これで、ステップブラケット51L,51
R及び後部フレーム14は、ボルト52を中心に上下に
揺動可能になる。そして、後部フレーム14にはパワー
ユニットとしてのホイールインモータ53を介して後輪
54を取付け、さらにリヤクッションとしてのガスダン
パー55及びスプリング56を左の支持板49Lと後部
フレーム14とに掛け渡す。なお、ステップブラケット
51L,51Rには車幅方向に可倒自在にステップ50
L,50Rを各々設け、ステップ50L,50Rを折畳
むことで、収納時の幅を狭めることができようにした。
【0033】図2は本発明に係る車両の走行可能状態を
示す側面図であり、図1と共通部分は符号を流用して説
明を省略する(図3以降も同様)。車両10は、折畳み
可能とした車体フレーム11に前輪16、後輪54及び
ハンドル21を備え、一部が前輪16から前方へ突出す
るフレーム部材31を車体フレーム11に設けたことを
示す。
【0034】すなわち、運転者は、ハンドル21の近傍
に設けた籠58に小物を入れ、シート41に座り、ハン
ドル21を握り、アクセル用グリップ部25を操作する
ことにより、バッテリ59からの給電で回転するホイー
ルインモータ53で後輪54を駆動することにより、原
動機付二輪車として走行させることができる。なお、バ
ッテリ59はシート41に下に配置する、若しくは想像
線で示すように、メインフレーム13に収納する。
【0035】図3は本発明の第1のロック手段の構造図
であり、便宜上(a)は側面図、(b)は平面図とし
た。(a)において、第1のロック手段60は、フレー
ム部材31に左右動可能に埋設した第1ロックピン61
と、この第1ロックピン61を昇降させためにメインフ
レーム13に揺動可能に取付けたL字レバー62と、こ
のL字レバー62を引く第1ワイヤ63とからなる。
【0036】車両が走行可能状態であるときには、フレ
ーム部材31に予め開けた第1孔64に第1ロックピン
61を嵌合することで、フレーム部材31のスライドを
制限にする。この孔64を複数個設けることにより、フ
レーム部材31を所定の位置でロックすることが可能と
なり、ユーザーの体格や好みに合せたシート41の位置
調整が可能となる。
【0037】(b)において、ブラケット44に三角プ
レート81を介在させ、この三角プレート81の3つの
頂点におのおの、第1のロック解除レバー46、リター
ンばね82、第1ワイヤ63を連結する。
【0038】折畳み操作の一環として、第1のロック手
段60をロック解除するには、第1のロック解除レバー
46を操作することで、第1ロックピン61を強制的に
右側へ移動させることができる。これで、フレーム部材
31はスライド可能となる。折畳み時はフレーム部材3
1を図左へスライドさせ、第1ロックピン61を第2孔
65に差込めばよい。
【0039】図4は本発明の第2のロック手段の構造図
であり、第2のロック手段70はフロントメンバ15の
上端に取付けた下プレート71と、ステアリングシャフ
ト19の下端に取付けた上プレート72と、これらを繋
ぐヒンジ17と、上下プレート71,72の先端部7
3,74に開けた通孔75,76と、これらの通孔7
5,76に挿通する第2ロックピン77と、この第2ロ
ックピン77を下プレート71側に取付けるボス78
と、第2ロックピン77を挿通方向へ付勢するスプリン
グ79と、からなる。
【0040】走行可能状態では、下プレート71に上プ
レート72が重なった状態で両プレート71,72の先
端部73,74を第2ロックピン77で連結させる。す
なわち、ロック状態が成立している。
【0041】折畳み操作の一環といてロックを解除する
必要があれば、図1のハンドル21に設けた第2のロッ
ク解除レバー27を握れば、第2ワイヤ83を介して第
2ロックピン77をロック解除方向に引くことができ、
結果、ヒンジ17を中心に下プレート71に対して上プ
レート72を分離することができる。
【0042】なお、ヒンジ17のピンは図面表裏方向に
傾斜しており、フロントメンバ15に対してステアリン
グシャフト19を図右(車体後方)へ倒すと、ステアリ
ングシャフト19は図面奥へ傾くように構成した。これ
は、折畳み時にメインフレームが地面に対して傾いて
も、ステアリングシャフト19は地面に対して垂直に
し、ステアリングシャフト19の使い勝手を良くするた
めである。
【0043】図5は本発明の第3のロック手段及びロッ
ク解除レバーの構成図兼作用図である。なお、第3のロ
ック手段及びロック解除レバーはメインフレーム13の
右側面に設けたので、図5は図右は前、左が後となる。
そして、(a)はロック直前の状態図、(b)はロック
完了図、(c)はロック解除図であり、以下詳しく説明
する。
【0044】折畳み時にメインフレーム13に後部フレ
ーム14を保持する保持手段としての第3のロック手段
84は、ブラケット85に第1揺動片86と第2揺動片
87とを揺動可能に取付け、第2揺動片87にロッド又
はワイヤ88を介して第3のロック解除レバー89を連
結したものである。第1揺動片86は揺動軸に設けられ
たコイルスプリングBにより矢印A方向に常時付勢され
ており、レバー89もスプリングCにより矢印D方向に
付勢されている。
【0045】(a)において、折畳み操作の一環とし
て、後部フレーム14をボルト52を中心に矢印のご
とく揺動させると、後部フレーム14側のフック91が
第1揺動片86を押して、図時計方向に回す。
【0046】(b)において、第1揺動片86の止め爪
92がフック91に掛る。フック91が抜けようとして
も第1揺動片86の反時計方向の回転が第2揺動片87
で阻止されているため、フック91が抜けることはな
い。すなわち、ロックが完了する。折畳み時はこのロッ
ク状態に保つ。
【0047】折畳み状態を止めて走行可能状態に戻す時
には、(c)において第3のロック解除レバー89を矢
印の通りに押す。すると、ロッド88の引き作用で第
2揺動片87が反時計回りに回る。すると、第1揺動片
86は前記スプリングの付勢力により反時計方向へ回転
し、結果、フック91を外すことができ、後部フレーム
14を矢印のごとく揺動させることができる。
【0048】以上の構成からなる車両の折畳み操作を次
に述べる。図6は本発明の第1作用説明図であり、シー
ト41後部のグリップ部材45を握って第1のロック解
除レバー46を引き、フレーム部材31をスライド可能
にし、矢印の通りに押してフレーム部材31を前に移動
する。次に、グリップ部材45近傍の第2のロック解除
レバー27(図1,図4(b)参照)を引いて、ステア
リングシャフト19を折り曲げ可能にする。
【0049】図7は本発明の第2作用説明図であり、ハ
ンドル21を大きく図右(車体後方)へ倒す。そして、
ハンドル21の第2のグリップ部23を係合手段47に
嵌合する。なお、本操作は、後部フレーム14を折畳ん
だ後に(図9の想像線から)最後に行うようにしても良
い。これによれば、後部フレーム14を折畳む際にハン
ドル21の重さを感じなくて済むのでよい。
【0050】図8は本発明の第3作用説明図であり、前
輪16に制動を施し、後輪54を反時計方向に回しなが
らボルト52を中心にして、後部フレーム14及びステ
ップブラケット51L,51Rを矢印の方向へ揺動させ
る。この操作はホイールインモータ53の駆動力をもっ
て、又は人手で行うことの何れであってもよい。
【0051】本例では、ステップブラケット51L,5
1Rを後部フレーム14に同期して揺動させるようにし
たので、邪魔になりやすいステップブラケット51L,
51Rを邪魔にならぬ位置へ移動できる。なお、ステッ
プ50L,50Rを折畳むことで、収納時の一層のコン
パクト化を図ることができる。
【0052】図9は本発明の第4作用説明図であり、後
部フレーム14をガイドプレート48L,48Rでガイ
ドした結果、前輪16に後輪54が図面表裏方向で重な
り、且つフレーム部材31の先端の自在車輪34が接地
したことを示す。すなわち、これが、折畳み姿である。
まず、籠58が図2(走行可能状態)とほぼ同じ高さ及
び向きにあるため、この籠58は折畳み状態でも物入れ
として継続して使用することができる。
【0053】次に、折畳み姿が十分に縦長であるため、
収納に要する床面積が小さくなる。そのため、通常の買
物バギー感覚で気軽にエレバータや電車に持込むことが
できる。さらに、ハンドル21が図2(走行可能状態)
とほぼ同じ高さにあるため、このハンドル21を用い
て、走行させることができる。加えて、ハンドル21近
傍のブレーキレバーを操作すれば、パーキング時の制動
を掛けることができる。
【0054】以上の作用を、高層住宅に住む人の買物行
動に適用すれば、次の通りになる。図2の姿で店に向
う。買物した品物は籠58に入れて帰途につく。高層住
宅の入口で図6〜図9の手順で車両を折畳む。このとき
に、品物の種類によっては籠58に入れたままで折畳み
操作を行うことができる。図9の状態で廊下を走らせ、
エレベータで居住階まで上り、更に廊下を走らせ、自宅
の玄関に入り、玄関の隅にブレーキを掛けた状態で立て
かけておく。このように本発明の車両は買物バギー兼乗
り物の役割を果すから極めて有用である。また、ハンド
ルを押す力を検出する機構を備えれば、その力に応じて
後輪内のモータを駆動して、人の力をアシストしても良
い。
【0055】図10は図9の10矢視図であり、図4の
説明した通りに、折畳み後はフロントメンバ15に対し
てステアリングシャフト19は相対的に車幅方向に傾
き、結果として、図10に示す通りに、車両を後から見
たときに「く」の字になる。しかし、図示する通りに、
折畳み時にフロントメンバ15と共にメインフレーム1
3が地面Gに対して傾いても、ステアリングシャフト1
9は地面に対して垂直になり、ステアリングシャフト1
9の使い勝手が良くなる。
【0056】また、折畳みに際して、ボルト52を中心
にして揺動させることにより、後部フレーム14は図面
手前から奥へ移動させる。このときに、車体前後方向の
ラインに対して交差した揺動ラインに誤差が生じてもガ
イドプレート48L,48Rで後部フレーム14がメイ
ンフレーム13に対して良好に位置決めされる。
【0057】加えて、ハンドル21が操作しやすい、高
い位置にあるため、移動に際してこのハンドル21を使
用することができること、並びにシート41が操作しや
すい位置にあるため、それの後部に設けたグリップ部材
45及び第1のロック解除レバー46も操作しやすくな
る。
【0058】なお、図1で説明したハンドル21に多数
のレバーが設けてあるため、第2のロック解除レバー2
7の利便性を考慮した構造を次に説明する。図11
(a),(b)は本発明の第2のロック解除レバーの取
付け構造例を示す図である。
【0059】(a)において、ハンドルパイプ22に、
中央のクランプ93から端部に向って、第2のロック解
除レバー27、左のブレーキレバー26L、グリップ部
24を設けるが、左のブレーキレバー26Lにはパーキ
ングブレーキのためのロック部材94を設けると共に、
このロック部材94を大型にして非パーキングブレーキ
時には第1のロック解除レバー46に被さるようにする
とともに、制限ピン95で第2のロック解除レバー27
の移動を制限する。
【0060】すなわち、走行可能状態を示す(a)で
は、ロック部材94はストッパ部96に当るまで、図示
せぬスプリングの付勢作用で図時計方向に揺動している
ため、第2のロック解除レバー27のカバーの役割を果
す。
【0061】(b)はパーキングブレーキのためにロッ
ク部材94を図反時計方向に回して、左のブレーキレバ
ー26Lに掛け止めた状態を示す。この状態は折畳み開
始状態によく合致する。ロック部材94及び制限ピン9
5が邪魔にならないので、第2のロック解除レバー27
を容易に操作することができる。
【0062】図12は本発明に係る後輪の構造を示す断
面図(分解図)であり、後輪54は、車軸117を受け
るハブ部121と、このハブ部121から径外方に広が
るディスク部122と、このディスク部122の外周に
設けたリム部123とからなり、このリム部123にタ
イヤ124を装着した部材である。
【0063】ディスク部122は、リヤスイングアーム
42に面する側にドラムブレーキ126を構成するドラ
ム127を一体成形した部分である。なお、128は後
述するブレーキシューが当接する耐摩耗性を高めるため
にドラム127の内側にインサート成形した鋳鉄製ライ
ナ、131は回転磁石体112を嵌めるためにリム部1
23の内面に設けた磁石体嵌合部、132は固定用リン
グ113を嵌める環状溝、133・・・は回転磁石体11
2の回転方向の位置決めを行うための120゜ごと3本
の位置決めピンである。
【0064】後部フレーム14は、車軸117の周囲に
凸部135を設け、この凸部135にステータ115を
ボルト137・・・で取付け、また、凸部135でブレー
キパネル(ドラムブレーキ126の構成品である。)を
兼ねる部材である。即ち、凸部135は、ドラム127
の鋳鉄製ライナ128の内周面に当てるブレーキシュー
(不図示)のスイング軸となるブレーキシュー軸13
8,138(一方のブレーキシュー軸138は不図示)
と、ブレーキシューをドラム側に移動させるカム141
を一端に形成するとともに他端にブレーキ操作に伴って
スイングするアーム部材142を一体的に取付けたカム
軸143とを取付けた部分である。
【0065】すなわち、回転磁石体112及びステータ
115を要部として、図1で述べたホイールインモータ
53を構成した。
【0066】尚、請求項1では車両は自転車、アシスト
自転車、原動機付車両の何れでもよい。ハンドル近傍に
設ける籠はその他の車両部品であってもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1によれば、車体フレームに設けたフレー
ム部材を用いて折畳み状態の車両を自立させることがで
きる。このフレーム部材にハンドルを沿わせたので、ハ
ンドルは高い位置になり、人手で操作しやすくなる。従
って、ハンドルに手を掛けて、折畳み状態の車両を容易
に移動させることができる。加えて、ハンドルに籠など
の付属部品を取付けることもできる。
【0068】請求項2では、シートを保持する棒状体、
すなわちシートフレームを利用して、フレーム部材を構
成することができるため、部品点数の削減と全体構成の
コンパクト化とが図れる。加えて、フレーム部材をスラ
イド自在にしたので、非折畳み時(走行可能時)にはフ
レーム部材を後退させることができ、ユーザーの体格に
合せたシート位置の調整ができる上に車両の外観性を高
めることができる。
【0069】請求項3では、ハンドルは、左右のグリッ
プ部と、そのグリップ部外端部より後方に延出して左右
の第2のグリップ部を構成することを特徴とする。ハン
ドルは、単なるバーハンドルではなくループハンドルに
したため、左右のグリップ部のみならず、第2のグリッ
プ部にも手を掛けることができる。この結果、折畳み状
体の車両を移動する際に簡単にハンドルに手を掛けるこ
とができ、移動作業が容易になる。加えて、折畳み作業
や戻し作業のときに容易にハンドルに手を掛けることが
できる。
【0070】請求項4では、フレーム部材をスライド可
能にしたので、ロック手段を備えることでフレーム部材
の移動を制限する。このロック手段の解除は、ハンドル
近傍に備えた解除レバーで行うので、ロック解除操作が
容易になる。特に、シート後部のロック解除レバーを握
り、シートを前後に動かすことでフレーム部材がスライ
ドできるので、操作は極めて容易である。
【0071】請求項5によれば、メインフレームに設け
た保持手段で、後部フレームを保持させることで折畳み
状態を安定化させる。よって、一層折畳み状態での移動
が容易になる。
【0072】請求項6によれば、フレーム部材に備えた
係合手段に、ハンドルを係合させることで折畳み状態を
安定化させる。折畳み時の移動において、その操作部で
あるハンドルの近傍が車体フレームと係合することによ
り、操作感も良好である。
【0073】請求項7によれば、係合手段を、シート後
部に設けるグリップ部材に一体形成することで、部品の
集約とコンパクト化とを図ることができる。また、グリ
ップを用いることで係脱が極めて容易になる。
【0074】請求項8では、ハンドルは、回動をロック
する第2のロック手段を備え、このロック手段を解除す
る第2のロック解除レバーをハンドル近傍に備えた。ハ
ンドルは車両の折畳みの際に後方へ揺動させるが、その
ときにハンドル近傍にある第2のロック解除レバーを操
作するため、ハンドルを折畳みながらロックを解除する
ことができ、作業が容易になる。
【0075】請求項9では、メインフレームに、揺動中
の後部フレームをガイドする左右のガイドプレートを備
え、これらのガイドプレートで後部フレームを挟みなが
らガイドするようにしたことを特徴とする。この種の折
畳み可能な車両では、折畳み時に前輪の横に後輪を重ね
るようにする。そのためには、後輪を揺動中に車幅方向
にも移動させる必要がある。請求項9では、車幅方向の
移動を左右一対のガイドプレートでガイドするようにし
た。従って、車体前後方向のラインに対して交差した揺
動ラインに誤差が生じてもガイドプレートで後部フレー
ムとメインフレームが位置決めされるので、保持手段が
後部フレームを良好に保持できる。また、ガイドプレー
トであるから、構成が簡単であり、コスト低減が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の分解斜視図
【図2】本発明に係る車両の走行可能状態を示す側面図
【図3】本発明の第1のロック手段の構造図
【図4】本発明の第2のロック手段の構造図
【図5】本発明の第3のロック手段及びロック解除レバ
ーの構成図兼作用図
【図6】本発明の第1作用説明図
【図7】本発明の第2作用説明図
【図8】本発明の第3作用説明図
【図9】本発明の第4作用説明図
【図10】図9の10矢視図
【図11】本発明の第2のロック解除レバーの取付け構
造例を示す図
【図12】本発明に係る後輪の構造を示す断面図(分解
図)
【符号の説明】
10…車両、11…車体フレーム、12…ヘッドパイ
プ、13…メインフレーム、14…後部フレーム、14
a…後部フレームの水平部、15…フロントメンバ、1
6…前輪、17…ヒンジ、19…フロントメンバ、21
…ハンドル、23…第2のグリップ部、24,25…ハ
ンドルに設けたグリップ部、27…第2のロック解除レ
バー、31…フレーム部材、34…自在車輪、46…第
1のロック解除レバー、47…係合手段、48L,48
R…左右一対のガイドプレート、54…後輪、60…第
1のロック手段、70…第2のロック手段、84…保持
手段としての第3のロック手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳み可能とした車体フレームに前輪、
    後輪及びハンドルを備えた車両において、後輪とパワー
    ユニットを一体に取付けた後部フレームを前方へ揺動さ
    せ、後輪を前輪の側部に位置させると共に前輪の前方へ
    突出するフレーム部材を車体フレームに設け、前記フレ
    ーム部材の先端を接地させて折畳み車両を自立可能に構
    成すると共に、ハンドルを車両後方へ回動可能とし、前
    記突出したフレーム部材に沿わせる如くしたことを特徴
    とする折畳み可能な車両。
  2. 【請求項2】 前記フレーム部材は、シートを保持する
    棒状体であり、車両の前後方向にスライド自在に構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の折畳み可能な車両。
  3. 【請求項3】 前記ハンドルは、左右のグリップ部と、
    そのグリップ部外端部より後方に延出して左右の第2の
    グリップ部を構成することを特徴とする請求項1記載の
    折畳み可能な車両。
  4. 【請求項4】 前記フレーム部材は、ヘッドパイプを保
    持するメインフレームにスライド自在に設けると共に当
    該スライドをロックする第1のロック手段を備え、この
    ロック手段を解除する第1のロック解除レバーをシート
    後部に備えることを特徴とする請求項2記載の折畳み可
    能な車両。
  5. 【請求項5】 前記メインフレームに、前記後部フレー
    ムを揺動自在に取付け、折畳み時に後部フレームをメイ
    ンフレームに保持する保持手段を、メインフレームに設
    けたことを特徴とする請求項4記載の折畳み可能な車
    両。
  6. 【請求項6】 車両後方へ回動させた状態の前記ハンド
    ルを係合する係合手段を前記フレーム部材に備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の折畳み可能な車両。
  7. 【請求項7】 前記係合手段は、シート後部に設けらた
    グリップ部材でありハンドルパイプと嵌合することを特
    徴とする請求項6記載の折畳み可能な車両。
  8. 【請求項8】 前記ハンドルは、回動をロックする第2
    のロック手段を備え、このロック手段を解除する第2の
    ロック解除レバーをハンドル近傍に備えたことを特徴と
    する請求項1記載の折畳み可能な車両。
  9. 【請求項9】 前記メインフレームに、揺動中の後部フ
    レームをガイドする左右のガイドプレートを備えたこと
    を特徴とする請求項5記載の折畳み可能な車両。
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