JPH0632272A - 折り畳み式自転車 - Google Patents
折り畳み式自転車Info
- Publication number
- JPH0632272A JPH0632272A JP19090892A JP19090892A JPH0632272A JP H0632272 A JPH0632272 A JP H0632272A JP 19090892 A JP19090892 A JP 19090892A JP 19090892 A JP19090892 A JP 19090892A JP H0632272 A JPH0632272 A JP H0632272A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- rear wheel
- head tube
- hawk stem
- stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 折り畳みと組立ては簡単で、しかも折り畳ん
だまま車輪を転がして移動させることができる折り畳み
式自転車を提供する。 【構成】 前ホークステム１に対してフレーム２前端の
ヘッドチューブ３を上方へスライド可能に取付け、前ホ
ークステム１の上部を前方側へ徐々に屈曲せしめ、この
前ホークステム１の長さと曲率を、前ホークステム１を
１８０度回転させ、かつヘッドチューブ３を前ホークス
テム１の上端にスライドさせた状態において、前輪４が
後輪５の側方に位置するように規定した。
だまま車輪を転がして移動させることができる折り畳み
式自転車を提供する。 【構成】 前ホークステム１に対してフレーム２前端の
ヘッドチューブ３を上方へスライド可能に取付け、前ホ
ークステム１の上部を前方側へ徐々に屈曲せしめ、この
前ホークステム１の長さと曲率を、前ホークステム１を
１８０度回転させ、かつヘッドチューブ３を前ホークス
テム１の上端にスライドさせた状態において、前輪４が
後輪５の側方に位置するように規定した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、折り畳み式自転車に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術とその課題】折り畳み式自転車は、持ち運
びが便利であり、また置き場所をとらないため、近年需
要が多くなっている。
びが便利であり、また置き場所をとらないため、近年需
要が多くなっている。
【０００３】ところが、従来の折り畳み式自転車は、構
造が複雑であり、折り畳みと組立てが難しく、折り畳み
と組立てに時間がかかるという問題があった。
造が複雑であり、折り畳みと組立てが難しく、折り畳み
と組立てに時間がかかるという問題があった。
【０００４】また、従来の折り畳み式自転車は、折り畳
んだ状態では車輪を転がして移動させることはできない
ので、持ち運びの際には折り畳んだ自転車全体を手で提
げなければならない。しかし、自転車は、かなりの重量
があるため、折り畳んだ自転車を手で提げて持ち運ぶこ
とは甚だ重労働であり、特に女性の場合には、実際問題
として重たくて持ち運ぶことはできなかった。
んだ状態では車輪を転がして移動させることはできない
ので、持ち運びの際には折り畳んだ自転車全体を手で提
げなければならない。しかし、自転車は、かなりの重量
があるため、折り畳んだ自転車を手で提げて持ち運ぶこ
とは甚だ重労働であり、特に女性の場合には、実際問題
として重たくて持ち運ぶことはできなかった。
【０００５】そこで、この発明は、折り畳みと組立てが
簡単で、しかも折り畳んだ状態で車輪を転がせて移動さ
せることができる折り畳み式自転車を提供しようとする
ものである。
簡単で、しかも折り畳んだ状態で車輪を転がせて移動さ
せることができる折り畳み式自転車を提供しようとする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、前ホークステム１に対してフレーム
２前端のヘッドチューブ３を上方へスライド可能に取付
け、前ホークステム１の上部を前方側へ徐々に屈曲せし
め、この前ホークステム１の長さと曲率を、前ホークス
テム１を１８０度回転させ、かつヘッドチューブ３を前
ホークステム１の上端にスライドさせた状態において、
前輪４が後輪５の側方に位置するように規定したのであ
る。
めに、この発明は、前ホークステム１に対してフレーム
２前端のヘッドチューブ３を上方へスライド可能に取付
け、前ホークステム１の上部を前方側へ徐々に屈曲せし
め、この前ホークステム１の長さと曲率を、前ホークス
テム１を１８０度回転させ、かつヘッドチューブ３を前
ホークステム１の上端にスライドさせた状態において、
前輪４が後輪５の側方に位置するように規定したのであ
る。
【０００７】
【作用】上記構造の自転車では、前ホークステム１を１
８０度回転させて、屈曲した前ホークステム１の上端を
後方に向け、この状態でフレーム２前端のヘッドチュー
ブ３を前ホークステム１の上端にスライドさせると、前
輪４が後輪５の側方に位置するように、二つ折り状態に
折り畳まれる。
８０度回転させて、屈曲した前ホークステム１の上端を
後方に向け、この状態でフレーム２前端のヘッドチュー
ブ３を前ホークステム１の上端にスライドさせると、前
輪４が後輪５の側方に位置するように、二つ折り状態に
折り畳まれる。
【０００８】また、折り畳んだ状態から、ヘッドチュー
ブ３を前ホークステム１の下端にスライドさせ、屈曲し
た前ホークステム１の上端が前方に向くように前ホーク
ステム１を１８０度回転させると、自転車が元通りに組
立てられる。
ブ３を前ホークステム１の下端にスライドさせ、屈曲し
た前ホークステム１の上端が前方に向くように前ホーク
ステム１を１８０度回転させると、自転車が元通りに組
立てられる。
【０００９】そして、上記のように折り畳んだ状態で
は、前輪４が後輪５の側方に位置するので、ヘッドチュ
ーブ３や前ホークステム１の上端部分を持って、前輪４
と後輪５を接地させた状態で前輪４と後輪５を回転させ
ながら引っ張ることができる。
は、前輪４が後輪５の側方に位置するので、ヘッドチュ
ーブ３や前ホークステム１の上端部分を持って、前輪４
と後輪５を接地させた状態で前輪４と後輪５を回転させ
ながら引っ張ることができる。
【００１０】
【実施例】この発明に係る自転車は、前ホークステム１
に対してフレーム２前端のヘッドチューブ３が上方へス
ライド可能に取付けられる。
に対してフレーム２前端のヘッドチューブ３が上方へス
ライド可能に取付けられる。
【００１１】前ホークステム１は、ヘッドチューブ３の
上方に長く突出しており、上部が前方側へ徐々に屈曲
し、先端部がほぼ水平になっている。この前ホークステ
ム１の長さと曲率は、前ホークステム１を１８０度回転
させて、先端の水平部分を後方に向け、ヘッドチューブ
３を前ホークステム１の上端にスライドさせた状態にお
いて、図２及び図３に示すように、前輪４が後輪５の側
方に位置するように規定されている。
上方に長く突出しており、上部が前方側へ徐々に屈曲
し、先端部がほぼ水平になっている。この前ホークステ
ム１の長さと曲率は、前ホークステム１を１８０度回転
させて、先端の水平部分を後方に向け、ヘッドチューブ
３を前ホークステム１の上端にスライドさせた状態にお
いて、図２及び図３に示すように、前輪４が後輪５の側
方に位置するように規定されている。
【００１２】ヘッドチューブ３には、軸方向にスリット
１６が設けられ、レバー１７を開くことによって拡径
し、レバー１７を締め付けることによって縮径するよう
になっている。ヘッドチューブ３の内径は、レバー１７
を締め付けて縮径させた状態において、前ホークステム
１の下部に固定したベアリング１８の外面にぴったりと
嵌まる大きさに形成されている。また、ヘッドチューブ
３の上部は、内側に突出しており、この突部１９の内径
は前ホークステム１の外径よりも若干大きい程度とし、
ヘッドチューブ３をベアリング１８の外面に被せた状態
において、ベアリング１８の上面に上記突部１９が載置
されるようになっている。
１６が設けられ、レバー１７を開くことによって拡径
し、レバー１７を締め付けることによって縮径するよう
になっている。ヘッドチューブ３の内径は、レバー１７
を締め付けて縮径させた状態において、前ホークステム
１の下部に固定したベアリング１８の外面にぴったりと
嵌まる大きさに形成されている。また、ヘッドチューブ
３の上部は、内側に突出しており、この突部１９の内径
は前ホークステム１の外径よりも若干大きい程度とし、
ヘッドチューブ３をベアリング１８の外面に被せた状態
において、ベアリング１８の上面に上記突部１９が載置
されるようになっている。
【００１３】上記ヘッドチューブ３の上端には、コイル
スプリング２０が取付けられ、このコイルスプリング２
０の上下両端に、前ホークステム１に沿ってスライドす
るスライドリング２１が取付けられており、屈曲した前
ホークステム１に対してヘッドチューブ３をスライドさ
せる場合に、コイルスプリング２０が屈曲した前ホーク
ステム１に沿って屈曲してスライドリング２１が前ホー
クステム１を保持しながらスライドするので、ヘッドチ
ューブ３を前ホークステム１に対してガタ付きなくスラ
イドさせることができる。
スプリング２０が取付けられ、このコイルスプリング２
０の上下両端に、前ホークステム１に沿ってスライドす
るスライドリング２１が取付けられており、屈曲した前
ホークステム１に対してヘッドチューブ３をスライドさ
せる場合に、コイルスプリング２０が屈曲した前ホーク
ステム１に沿って屈曲してスライドリング２１が前ホー
クステム１を保持しながらスライドするので、ヘッドチ
ューブ３を前ホークステム１に対してガタ付きなくスラ
イドさせることができる。
【００１４】上記前ホークステム１の上端の水平部分の
先端には、ハンドルバー１３が固定されている。このハ
ンドルバー１３は、図３に示すように、蝶ねじ２２によ
って内側に折り畳み可能になっている。
先端には、ハンドルバー１３が固定されている。このハ
ンドルバー１３は、図３に示すように、蝶ねじ２２によ
って内側に折り畳み可能になっている。
【００１５】上記前ホークステム１の下端には、前ホー
ク２３が連結され、前ホーク２３に前輪４が取付けられ
ている。
ク２３が連結され、前ホーク２３に前輪４が取付けられ
ている。
【００１６】一方、フレーム２の後端には、シートチュ
ーブ１２が固定されている。シートチューブ１２には、
シートポスト１１が出し入れ自在に挿通されており、シ
ートポスト１１はシートチューブ１２の上端に設けた締
め付けレバー２４によってシートチューブ１２に固定で
きるようになっている。シートポスト１１の上端には、
サドル２５が取付けられている。
ーブ１２が固定されている。シートチューブ１２には、
シートポスト１１が出し入れ自在に挿通されており、シ
ートポスト１１はシートチューブ１２の上端に設けた締
め付けレバー２４によってシートチューブ１２に固定で
きるようになっている。シートポスト１１の上端には、
サドル２５が取付けられている。
【００１７】上記シートチューブ１２には、後ホーク２
６が連結され、後ホーク２６に後輪５が取付けられてい
る。
６が連結され、後ホーク２６に後輪５が取付けられてい
る。
【００１８】上記フレーム２の後端下方には、ギヤフレ
ーム２７が固定され、ギヤフレーム２７にギヤ板２８が
取付けられ、ギヤ板２８の回転軸にはクランク１５が取
付けられている。クランク１５の先端には、ペダル１４
が取付けられている。ペダル１４は、軸２９によってク
ランク１５側に折り畳み可能に取付けられている。
ーム２７が固定され、ギヤフレーム２７にギヤ板２８が
取付けられ、ギヤ板２８の回転軸にはクランク１５が取
付けられている。クランク１５の先端には、ペダル１４
が取付けられている。ペダル１４は、軸２９によってク
ランク１５側に折り畳み可能に取付けられている。
【００１９】上記ギヤフレーム２７の下端と後ホーク２
６の後端とは、チェーンステー３０によって連結されて
いる。そして、ギヤ板２８と、後輪５のギヤ３１とに
は、チェーン３２が掛け渡されている。
６の後端とは、チェーンステー３０によって連結されて
いる。そして、ギヤ板２８と、後輪５のギヤ３１とに
は、チェーン３２が掛け渡されている。
【００２０】上記後ホーク２６の後端の外面には、スタ
ンド板３３が取付けられ、スタンド板３３にスタンド９
がはね上げ可能に取付けられている。
ンド板３３が取付けられ、スタンド板３３にスタンド９
がはね上げ可能に取付けられている。
【００２１】次に、前ホークステム１を１８０度回転さ
せてヘッドチューブ３を前ホークステム１の上端にスラ
イドさせ、前輪４を後輪５の側方に位置させるようにし
て折り畳んだ状態において、前輪４と後輪５の車軸６、
７の端部には、図６に示すように、車軸６、７相互を着
脱自在に連結する連結部材８が取付けられている。連結
部材８は、ロック軸３４と、このロック軸３４を着脱自
在に保持するロックスリーブ３５とからなる。このロッ
ク軸３４とロックスリーブ３５は、折り畳んだ状態で対
向する前ホーク２３と後ホーク２６の側面に取付けるよ
うにしてもよい。
せてヘッドチューブ３を前ホークステム１の上端にスラ
イドさせ、前輪４を後輪５の側方に位置させるようにし
て折り畳んだ状態において、前輪４と後輪５の車軸６、
７の端部には、図６に示すように、車軸６、７相互を着
脱自在に連結する連結部材８が取付けられている。連結
部材８は、ロック軸３４と、このロック軸３４を着脱自
在に保持するロックスリーブ３５とからなる。このロッ
ク軸３４とロックスリーブ３５は、折り畳んだ状態で対
向する前ホーク２３と後ホーク２６の側面に取付けるよ
うにしてもよい。
【００２２】上記シートポスト１１の上端後方には、キ
ャリヤー１０が取付けられている。このキャリヤー１０
の後端には、図２及び図３に示すように、前輪４を後輪
５の側方に位置するように折り畳んだ状態において、フ
レーム２および前ホークステム１が直立するように、前
輪４と後輪５の間の後方位置に接地するキャスター３６
が取付けられている。このキャスター３６と前輪４と後
輪５との接地位置は、三角形になっており、図２及び図
３に示すように、折り畳んだ自転車が自立するようにな
っている。
ャリヤー１０が取付けられている。このキャリヤー１０
の後端には、図２及び図３に示すように、前輪４を後輪
５の側方に位置するように折り畳んだ状態において、フ
レーム２および前ホークステム１が直立するように、前
輪４と後輪５の間の後方位置に接地するキャスター３６
が取付けられている。このキャスター３６と前輪４と後
輪５との接地位置は、三角形になっており、図２及び図
３に示すように、折り畳んだ自転車が自立するようにな
っている。
【００２３】また、図７及び図８に示す実施例では、前
輪４を後輪５の側方に位置するように折り畳んだ状態に
おいて、はね上げたスタンド９の先端が前輪４と後輪５
の後方位置に接地するようにして、折り畳んだ自転車が
自立するようにしている。
輪４を後輪５の側方に位置するように折り畳んだ状態に
おいて、はね上げたスタンド９の先端が前輪４と後輪５
の後方位置に接地するようにして、折り畳んだ自転車が
自立するようにしている。
【００２４】次に、図１に示すように組立てられた自転
車を、図２及び図３に示すように折り畳むには、まず、
前ホークステム１を１８０度回転させて、前ホークステ
ム１の上端の水平部分を後方に向けると共に、シートチ
ューブ１２の上端の締め付けレバー２４を緩めて、シー
トポスト１１をシートチューブ１２内に押し入れる。ま
た、ハンドルバー１３も蝶ねじ２２を緩めて内側に折り
畳み、また、ペダル１４も軸２９によってクランク１５
側に折り畳んでおく。そして、この後、ヘッドチューブ
３のレバー１７を緩めて、ヘッドチューブ３を開き、ヘ
ッドチューブ３を前ホークステム１の上端に向かってス
ライドさせ、前輪４を後輪５の側方に位置させ、前輪４
と後輪５の車軸６、７に設けたロック軸３４をロックス
リーブ３５に押し入れてロック軸３４とロックスリーブ
３５とを連結すると、図２及び図３に示すように自転車
が折り畳まれ、その状態で自立する。
車を、図２及び図３に示すように折り畳むには、まず、
前ホークステム１を１８０度回転させて、前ホークステ
ム１の上端の水平部分を後方に向けると共に、シートチ
ューブ１２の上端の締め付けレバー２４を緩めて、シー
トポスト１１をシートチューブ１２内に押し入れる。ま
た、ハンドルバー１３も蝶ねじ２２を緩めて内側に折り
畳み、また、ペダル１４も軸２９によってクランク１５
側に折り畳んでおく。そして、この後、ヘッドチューブ
３のレバー１７を緩めて、ヘッドチューブ３を開き、ヘ
ッドチューブ３を前ホークステム１の上端に向かってス
ライドさせ、前輪４を後輪５の側方に位置させ、前輪４
と後輪５の車軸６、７に設けたロック軸３４をロックス
リーブ３５に押し入れてロック軸３４とロックスリーブ
３５とを連結すると、図２及び図３に示すように自転車
が折り畳まれ、その状態で自立する。
【００２５】このようにして折り畳んだ自転車を、図２
に示すように、ヘッドチューブ３や前ホークステム１の
上端部分を持って、矢印の方向に引っ張ると、前輪４と
後輪５が接地状態で回転するので、折り畳んだ自転車を
持ち上げることなく非常に軽く運搬することができる。
に示すように、ヘッドチューブ３や前ホークステム１の
上端部分を持って、矢印の方向に引っ張ると、前輪４と
後輪５が接地状態で回転するので、折り畳んだ自転車を
持ち上げることなく非常に軽く運搬することができる。
【００２６】一方、図２及び図３に示すように折り畳ん
だ自転車を、図１に示すように組立てるには、前輪４と
後輪５の車軸６、７を連結しているロックスリーブ３５
とロック軸３４を外して、ヘッドチューブ３を前ホーク
ステム１の上端から下端に向かってスライドさせ、ヘッ
ドチューブ３を前ホークステム１の下端に固定されてい
るベアリング１８に被せる。そして、前ホークステム１
の上端の水平部分が前方に向くように、１８０度回転さ
せ、ヘッドチューブ３のレバー１７を締め付ける。この
後、折り畳まれたハンドルバー１３、ペダル１４を元通
りに伸ばし、シートポスト１１をシートチューブ１２か
ら引き出し、締め付けバー２４を締め付けてシートポス
ト１１をシートチューブ１２に固定すると、図１に示す
ように、自転車が元通りに組立てられる。
だ自転車を、図１に示すように組立てるには、前輪４と
後輪５の車軸６、７を連結しているロックスリーブ３５
とロック軸３４を外して、ヘッドチューブ３を前ホーク
ステム１の上端から下端に向かってスライドさせ、ヘッ
ドチューブ３を前ホークステム１の下端に固定されてい
るベアリング１８に被せる。そして、前ホークステム１
の上端の水平部分が前方に向くように、１８０度回転さ
せ、ヘッドチューブ３のレバー１７を締め付ける。この
後、折り畳まれたハンドルバー１３、ペダル１４を元通
りに伸ばし、シートポスト１１をシートチューブ１２か
ら引き出し、締め付けバー２４を締め付けてシートポス
ト１１をシートチューブ１２に固定すると、図１に示す
ように、自転車が元通りに組立てられる。
【００２７】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、前ホ
ークステム１を１８０度回転させて、フレーム２前端の
ヘッドチューブ３を前ホークステム１に対してスライド
させることによって、極めて簡単に、自転車を二つに折
り畳み、また、折り畳んだ自転車を元通りに組立てるこ
とができる。
ークステム１を１８０度回転させて、フレーム２前端の
ヘッドチューブ３を前ホークステム１に対してスライド
させることによって、極めて簡単に、自転車を二つに折
り畳み、また、折り畳んだ自転車を元通りに組立てるこ
とができる。
【００２８】また、この発明に係る自転車は、折り畳ん
だ状態で、前輪４が後輪５の側方に位置するので、折り
畳んだまま前輪４と後輪５を接地させた状態で前輪４と
後輪５を回転させながら引っ張って移動させることがで
きる。したがって、折り畳んだ自転車を持ち上げて提げ
ることなく、非常に軽く運搬することができるので、折
り畳んだ自転車をそのまま電車やバス等に乗せて持ち運
ぶことも容易であり、大都市近郊の駅前における駐輪問
題を解消することができる。また、折り畳んだ自転車を
そのままスーパーマーケット等に持ち込み、買い物かご
を折り畳んだ自転車の上方のハンドルバー１３等に掛け
ることによって、ショッピングカーとしても利用できる
ので、スーパーマーケット等の店頭における駐輪問題も
解消できるという効果もある。
だ状態で、前輪４が後輪５の側方に位置するので、折り
畳んだまま前輪４と後輪５を接地させた状態で前輪４と
後輪５を回転させながら引っ張って移動させることがで
きる。したがって、折り畳んだ自転車を持ち上げて提げ
ることなく、非常に軽く運搬することができるので、折
り畳んだ自転車をそのまま電車やバス等に乗せて持ち運
ぶことも容易であり、大都市近郊の駅前における駐輪問
題を解消することができる。また、折り畳んだ自転車を
そのままスーパーマーケット等に持ち込み、買い物かご
を折り畳んだ自転車の上方のハンドルバー１３等に掛け
ることによって、ショッピングカーとしても利用できる
ので、スーパーマーケット等の店頭における駐輪問題も
解消できるという効果もある。
【図１】この発明に係る折り畳み式自転車の組立て状態
を示す側面図
を示す側面図
【図２】同上の自転車の折り畳み状態を示す側面図
【図３】同上の自転車の折り畳み状態を示す正面図
【図４】同上の自転車のヘッドチューブ３部分の拡大側
面図
面図
【図５】同上の自転車のヘッドチューブ３部分の拡大断
面図
面図
【図６】同上の自転車の前輪４と後輪５の連結部材８を
連結した状態の拡大断面図
連結した状態の拡大断面図
【図７】他の実施例の自転車の組立て状態を示す側面図
【図８】他の実施例の自転車の折り畳み状態を示す正面
図
図
１ 前ホークステム ２ フレーム ３ ヘッドチューブ ４ 前輪 ５ 後輪 ６、７ 車軸 ８ 連結部材 ９ スタンド １０ キャリヤー １１ シートポスト １２ シートチューブ １３ ハンドルバー １４ ペダル １５ クランク １６ スリット １７ レバー １８ ベアリング １９ 突部 ２０ コイルスプリング ２１ スライドリング ２２ 蝶ねじ ２３ 前ホーク ２４ 締め付けレバー ２５ サドル ２６ 後ホーク ２７ ギヤフレーム ２８ ギヤ板 ２９ 軸 ３０ チェーンステー ３１ ギヤ ３２ チェーン ３３ スタンド板 ３４ ロック軸 ３５ ロックスリーブ ３６ キャスター
Claims (7)
- 【請求項１】 前ホークステム１に対してフレーム２前
端のヘッドチューブ３を上方へスライド可能に取付け、
前ホークステム１の上部を前方側へ徐々に屈曲せしめ、
この前ホークステム１の長さと曲率を、前ホークステム
１を１８０度回転させ、かつヘッドチューブ３を前ホー
クステム１の上端にスライドさせた状態において、前輪
４が後輪５の側方に位置するように規定したことを特徴
とする折り畳み式自転車。 - 【請求項２】 前ホークステム１を１８０度回転させて
ヘッドチューブ３を前ホークステム１の上端にスライド
させ、前輪４を後輪５の側方に位置させた状態におい
て、前輪４と後輪５の車軸６、７端部に、車軸６、７相
互を連結する連結部材８を設けたことを特徴とする請求
項１記載の折り畳み式自転車。 - 【請求項３】 前ホークステム１を１８０度回転させて
ヘッドチューブ３を前ホークステム１の上端にスライド
させ、前輪４を後輪５の側方に位置させた状態におい
て、フレーム２および前ホークステム１が直立するよう
に、はね上げたスタンド９の先端が前輪４と後輪５の間
の後方に接地することを特徴とする請求項１又は２に記
載の折り畳み式自転車。 - 【請求項４】 前ホークステム１を１８０度回転させて
ヘッドチューブ３を前ホークステム１の上端にスライド
させ、前輪４を後輪５の側方に位置させた状態におい
て、フレーム２および前ホークステム１が直立するよう
に、後輪５の上方に設けたキャリヤー１０の先端が前輪
４と後輪５の間の後方に接地することを特徴とする請求
項１又は２に記載の折り畳み式自転車。 - 【請求項５】 シートポスト１１がシートチューブ１２
に対して出し入れ自在に挿入されていることを特徴とす
る請求項１〜４のいずれかの項に記載の折り畳み式自転
車。 - 【請求項６】 ハンドルバー１３が内側に折り畳み可能
になっていることを特徴とする請求項１〜５のいずれか
の項に記載の折り畳み式自転車。 - 【請求項７】 ペダル１４がクランク１５に対して折り
畳み可能になっていることを特徴とする請求項１〜６の
いずれかの項に記載の折り畳み式自転車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090892A JPH0632272A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 折り畳み式自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090892A JPH0632272A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 折り畳み式自転車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632272A true JPH0632272A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16265721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19090892A Pending JPH0632272A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 折り畳み式自転車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632272A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11180370A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カバー付自転車 |
| JP2003072654A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-12 | Honda Motor Co Ltd | 折畳み可能な車両 |
| US6712375B2 (en) * | 2002-01-25 | 2004-03-30 | Hung-Chang Chao | Stretchable bicycle |
| JP2004255917A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Bridgestone Cycle Co | 折り畳み自転車 |
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