JPS59500465A - 折たたみ自転車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折たたみ自転車 技術分野 本発明は、自転車としての周知の使用目的に対応して足駆動による２輪の単軌道 の道路交通手段であり且つ運転時以外は手提バッグの大きさに折たたむことがで きる折たたみ自転車に関する。

従来技術 この種の自転車に特に要求されることは、安全運転できること、交通安全の諸条 件に対応していること、その際迅速に走行することができ且つ迅速に止まること ができることである。さらに、小さくて場所をとらず、至る所に例えば住居内に 、必要とあれば家具の下に或はベットの下に或は控え室に、また場合によっては 作業場に、作業台の横に或は作業台の下に納めることができること、しかもペダ ル等の突出部分によって付近を通る人間を傷つけることがないことも重要である 。さらに、折たたんだ状態で手で集団的交通手段のなかで担持することができ、 しかも人の邪摩になったり人にけがを負わせたり事故の原因にならないように運 ぶことができること、また軽く、運ぶのに大きな労力を要せず、その際各構成要 素が常に関連的に結合されており、運転に際（２） し特別な専門知識を要しないことも要求される。

従来のこの種の自転車は、その形状、大きさ、重量、構成の点で上記の条件を満 たしているとはいえない。

自転車の現在の形状及び構成はほぼ一世紀前に確立されたものである。即ち自転 車は、薄壁の鋼管から溶接されているフレーム、フォーク、ペダルによってチェ ーン伝動により駆動される後輪、・・ンドルバーにより制御可能で惰行する前輪 、サドル、ブレーキ、及び補助装置から構成される。このような自転車はフレー ムの形状に応じて、サドルとノンドルバーが１つの管によって水平に結合されて いる紳士用自転車にもなれば、上記の水平な管が設けられていない婦人用自転車 にもなり、そして折たたみ可能な自転車にもなることができる。即ち、男性も女 性も使用することができ、そして場所をとらないという利点に基づいた使（・方 に応じである一定の位置で、少なくともフレームの下部点で分解することができ 或は車輪を回転させることによってヒンジ状に重合的に折たたむことができる折 たたみ自転車がそれである。これらの自転車のなかには、競争用につくられる自 転車もあり、この種の自転車は軽量ではある（３） が、その大きさは前述の自転車のそれに対応している。これらの自転車に共通し ていることは、広い場所を要すること、重し・こと、保管が面倒であること、そ してバッグの形状では運ぶことができないことである。

市販の或は慣用されている周知の自転車の製造業者は、上述の欠点をさまざまな 構成上の解決法によって除くべく研究を重ねている。例えば、車輪の直径を小さ くしたり、フレームとフォーク構成部を軽金属管からつくったり、車輪を分解し ペダルをたたむことによって運搬を容易にするような試みがなされている。また 、完全に解体することができ、そしてリュックサックまたは専用につくられた運 搬用荷箱或は保管用荷箱に収納することができる自転車も公知である。

これらの解決法は多目的用自転車には適しているが、以下の課題を解決するもの ではない。即ち、団地の住民が自転車を適当な方法で例えば住居内で保管できる こと、または子供が容易に持ち運びでき、短時間で解体することができ、そして 組立てることができ・ること、この場合この種の自転車が運転上安全に使用する ことができること、このような課題な（４） 解決するものではない。なぜなら、従来の自転車は高暗にある住居に運び込むこ とができないほどに重いからであり、自転車を分解するための空間がないか、あ っても非常に狭いからであり、その場合保管も確実ではないからである。遠出に 対しては、従来の自転車は集団的交通手段で運ぶことができず、他の運搬手段で は広い場所を必要とし、運搬が極めて面倒である。また従来の自転車はその大き な場所需要のために作業場にも持ち込むことができない。従って至る所で使用が 限定されている。

従って本発明の課題は、従来の構造の上述した欠点を除き、そして次のような折 たたみ可能な自転車をつ（ること、即ちフレームや構造全体を解体することなし にバッグの形状に及びバッグの大きさにヒンジ状に折たたむことができ、そして 担持可能な折たたみ自転車の状態から、専門知識を必要としない簡単な操作によ って短時間のうちに、運転上安全に使用可能な足駆動による２輪の単軌道の交通 手段に変形することができ、しかも構成部品のセットや結合部を探す必要なしに 、或は別々の構成部品から組立てる必要なしに上述のように変形することができ るような自転車をつ（ることである。

発明の提示 上記の課題は、本発明によれば、次のような手段によって解決される。本発明に よる折たたみ自転車の各要素はヒンジ状にかつ相互に移動可能に或は回転可能に 並びに確実にロック可能に形成され、そして多部分から成る特別の中空の殻構造 フレームによって取囲むことができ、一方自転車の運転者には、身体の大きさに 対応して自転車を調整できる可能性が与えられている。安全上の必要条件を厳守 するために、本発明による折たたみ自転車は、後輪及び前輪に作用し液圧式ブレ ーキケーブルによってまたは棒によって操作可能なブレーキと、ヘッドランプ及 びリアランプ等の補助装置を具備している。リアランプはハンドグリップとして も使用される。駆動ペダルの軸は、駆動クランクが殻構造フレーム内に駆動クラ ンクのために設けられる空間のなかに回転させて入れることができる或は沈降す ることができるように、一方ペダルの足装置部分も回転することができるように 形成されている。サドル軸は、フレームのなかへ入れることができ、そしてサド ルの下部枢着部分をロックすることによってフレームのナカにはめ込むことがで きる。後輪は、回動後チェーン（６） ホイール、チェーン、ブラケット状の後輪担持部と合わせてフレームの後部部分 のなかへ車輪防護板とともに回転させることができる。本発明による折たたみ自 転車の構成部品は折たたんだ状態でロックされ、従って担持時に損傷することが なく、或はバラバラになることがない。

図面の簡単な説明 上述した以外の本発明の詳細は、１つの有利な実施例を図示した添付の図面と関 連して説明される。

第１図　本発明による折たたみ自転車の開いた使用状態での側面図、 第２図　前輪がフレーム空間のなかへ回転している折たたみ自転車の第１図と同 様の 側面図、 第３図　後輪が後部フレーム部分のなかへ回転している折たたみ自転車の側面図 、 第４図　後部フレーム部分が前部フレーム部分へ回転し結合している折たたみ自 転車 の側面図、 第５図　ハンドルバーが前部フレーム部分のなかへ回転しかつサドル棒がその保 持体 のなかへ延びている折たたみ自転車の （７） 側面図、 第６図　サドル保持体を前部フレーム部分へ回転させることによってバッグ状に 折た たまれ担持可能な状態にある折たたみ 自転車の側面図、 第６ａ図　第６図の折たたみ自転車の正面図、第７図　ハンドルバーの構成部品 の縦断面図、第８図　第７図の線Ａ−Ａによるノンドルノく−の横断面図、 第９図　ハンドルの正面図、 第１０図　ハンドルとハンドルバーの結合部の構成要素の第９図の線Ｂ−Ｂによ る断面 図、 第１１図　後部フレーム部分と車輪保持ブラケットの結合部を下から見た図、 第１２図　ペダル駆動部の図式図、 有利な実施例 殻構造状に或は中空に形成される前部フレーム部分１は折たたみ自転車の主要要 素である。この前部フレーム部分１とサドル保持体２がピン４によって結合され 、そしてピン５のまわりに回転可能な後部フレーム部分３も前部フレーム部分１ と回転可能に（８） 結合されている（第１図）。前部フレーム部分１のなかでばかじ取軸下部部分８ が支承され、さらに下部玉軸受１０のケーシング６及び上部玉軸受７のケーシン グ７も設けられている（第７図）。これらのケーシング７．６は上部固定リング １２と下部固定リング１３によって固定されている。ナツト１４はかじ取軸下部 部分８を、上部玉軸受７によって調整される状態で保持する。かじ取軸上部部分 ９はヒンジ状の結合部材１５を有する。結合部材１５は折たたみ時にハンドルの 収納を容易にする。この結合部材１５はかじ取軸下部部分８のなかにあり、そし て結合部材１５に、円錐形のナツト１７を具備する円錐形の端部１６が引き寄せ られる。かじ取軸上部部分９にはハンドルパー１８がある。ハンドルパー１８に はグリップ１９とブレーキアーム２０が取付けられている（第９図）。偏心輪２ １のアーム２２を回転させることにより、かじ取軸上部部分９がハンドルパー１ ８の中央部分に引き寄せられる（第１０図）。

引張棒２４によって動かされ穴２６と２７に係入する固定テーパピン２３によっ て、ハンドルパー１８０回動が阻止される。偏心輪２１は、アーム２２の運動に よってかつ棒２５を介して円錐ナツト結合部１７をも動かす（第７図と第１０図 ）。

かじ取軸下部部分８には、ピン２８のまわりに動くことができるロックバンド２ ９が設けられている。

このロックバンド２９のなかで、ピン３２が引張フォーク３０によってばね３１ に抗して穴３３のなかへ動かされる（第８図）。ロックバンド２９ａは、車軸３ ６で惰行する前輪３５が設けられているフォーク３４に属する（第１図）。

サドル保持体２はサドル軸３７を引張バンド６０内で保持する。サドル軸３７の 端部にはサドル３９が設けられている。サドル３９は枢着部３８によって調整す ることができる（第１図）。サドル保持体２はばね固定ピン４０によって後部フ レーム部分３と結合されている。後部フレーム部分３のなかには駆動軸４２が収 納されかつ支承され、そして駆動クランク４４とペダル４５と駆動チェーンホイ ール４３とを備える。後部フレーム部分３のなかでは、後輪４８を保持するブラ ケット４７がピン５０で旋回することができ、その際後輪４８は、ブラケット４ ７のアーム状のへラドピース４７ａでロックされるばね固定ピン５１によってブ ラケット４７と結合され位置的に保持されている（第１１図）。ピン５０の（１ ０） まわりに回転可能なブラケット４７のなかで、後輪４８がその車軸４９並びに湾 曲したチェーンホイール５３と共に収納され支承されている。チェーンホイール ５３は駆動チェーン４６をチェーン張り装置５２を介して公知の方法で駆動させ る。

駆動チェーンホイール４３の付近に設けられている２つの駆動ペダルアーム４４ は、クランプ６４の取りはずし後回転させることができ、そしてペダル４５を回 転させて入れることによってみぞ６２のなかへ入れることができる（第１図と第 １２図）。前部フレーム部分１の側面に設けられる太陽電池６６は電気バッテリ を充電させる。

本発明による上述の折たたみ自転車は次のように機能する。

運転状態、即ち開いた状態では、周知の自転車のように使用することができ、即 ちサドル３９に坐わり、両手でグリップ１９を握り、いくぶん前方へ身をかがめ 、そしてペダル４５を垂直方向から走行方向５４へ前方へ出すと、ペダル４５は 足で押される。

そして運転者が他の足で地面をけりあげると、ペダル５４が逆時計口りに回転す ることにより走行させることができる（第１図）。

（１１） ブレーキアーム２０を引（ことによって、或はペダル４５を止めるか走行方向と は逆の方向へ回転させることによって、いわゆる逆制動により自転車を止めるこ とができる。折たたみ自転車の折たたみは次のように行なう。

折たたみ自転車を垂直に立て、片手で引張フォーク３０を後方へ引張り、車輪フ ォーク３４のロックをはずす。そして車輪フォーク３４を前輪３５とともに矢印 ５５の方向へ、ケース状の前部フレーム部分１の空間のなかへ回転させる（第１ 図と第２図）。

次に、後部フレーム部分３のばね固定ピン５１をブラケット４７のへラドピース ４７ａからはずし、そしてブラケット４７を後輪４８、車軸４９、駆動されるチ ェーンホイール５３とともに矢印５６の方向へピン５０のまわりに後部フレーム 部分３のなかへ回転させる（第１図と第１１図）。

次に、ばね回定ピン４ｏを押し出し或ははずし、後部フレーム部分３をピン５の まわりに矢印５７の方向へ前部フレーム部分１の横へ回転させる（第３図）。

次に、偏心輪２１のグリップ２２を回転させ、固定テーパピン２３を穴２６と２ ７から引き出す（第（１２） １０図）。一方、棒２５によって円錐ナツト結合部１７もはずす（第７図）。か じ爪軸上部部分９とハンドルパー１８を、枢着部１５のまわりに回転させること により前部フレーム部分１の縦軸線の方向へ回転させ、即ち第４図に示すように 方向５９へ前部フレーム部分１のなかへ回転させ、第５図の折たたみ位置へ回転 させる。

上記の折たたみを終了した後、サドル３９を枢着部３８のまわりに回転させ、引 張バンド６０（第１図）をゆるめることによってサドル軸３７を方向６７ヘサド ル保持体２のなかへ動かす。次に、サドル保持体２を方向６１へ回転させ、第５ 図と第６図に示すように、前部フレーム部分１のなかへ入れる。

ペダル４５を回転させ、駆動クランク４４を後部フレーム部分３にある空間６２ のなかへ収納させると、折たたみ自転車は折たたんで担持可能なバッグ状の状態 になる。運転状態で補助装置として用いられるグリップ６３によって担持が容易 になる。このグリップ６３は尾燈として使用することができる（第６図）。

運転時には上述の順序を逆に行なう。太陽電池６６によって自転車の電気バッテ リを常に充電させることができ、それによって各構成要素のエネルギー供給−白 色光、赤色光−を必要に応じて行なうことができる。

本発明による折たたみ自転車は、子供が手で持てるほどの通常の公知の大きさに つくることができ、そして成人に対しては通常の婦人用及び紳士用タイプにつ（ ることかできる。前部フレーム部分及び後部フレーム部分の長さ、幅は、これら の部分を折たたみ収納するために必要なバッグの大きさを決定する。

上述の本発明による折たたみ自転車は、従来のこの種の自転車に比べて次のよう な利点を有している。

ａ）自転車として使用せずにバッグとして折たたまれている状態から、短時間で 運転状態へもたらすことができる。

ｂ）別になっている或は構造的に結合していない予備部品がなく、従って部品を 紛失することがない。

Ｃ）　チェーン、歯付Ｖベルト、カルダン軸、湾曲軸の構成でつくることができ る。

ｄ）通常の自転車とは異なった特別な保守の必要がなく、組立てに必要な知識は 通常の自（１４） 転車の組立てに要求される程度のものである。

ｅ）折たたんだ状態ではあまり場所をとらない。

ｆ）軽量で、集団的交通手段のなかでも担持可能である。

ｇ）住居、事務所、作業場で事故のおそれなしに或は従来のものと比べより危険 少なく収納することができ、使用することができる。

ｈ）簡潔な構成部品を有する。

■）構成部品の稼動に必要な電気エネルギーは太陽電池から供給され、折たたん だ状態でのバッグの表面はこの太陽電池に極めて有利な収納の可能性及び照明可 能性を提供する。

９門゛ ≦　プ　↓八　１　−払　ゝ −ブ、− ロＪ−７安 、４ 一゛°　、　、　。

゛−−゛　−ム　°　゛ “−゛−−−−− 浄岱（内容に変更なし） 第１図 第５１図 第６１図　第。７ａ図 第１１、図 手続補正書（方式） 昭和５９年　１月１１日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示 ＰＣＴ／ＨＵ８３１０００１２ ２、発明の名称 折たたみ自転車 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　リツエンチア　タラールマーニョカト住所　東京都港区西新橋２丁目３２ 番４号昭和５８年１２月　８日 ６１．補正の対象 特許法第１８４条の５第１項の規定による書面の特許出願人の欄、外国語特許出 願の適正な図面の翻訳文及び代理権を証する書面 ７、補正の内容 別紙のとおり

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、　足駆動による２輪の単軌道の交通手段としての使用に適している折たたみ 自転車に於て、構成部品を取囲む中空の前部フレーム部分（１）と、後部フレー ム部分（３）と、サドルを保持するフレーム部分（２）が設けられ、これらのフ レーム部分（１，２，３）が自転車の構成部品とともに担持可能なバックに折た たむことができることを特徴とする折たたみ（以　下　余　白　） （２） 自転車。 ２、　ホイールフォークと前輪（３５）を受容する前部フレーム部分（１）と、 サドル（３９）と調整可能なサドル軸（３７）を受容するサドル保持体（２）と 、後輪（４８）を駆動部品とともに受容する後部フレーム部分（３）とが互いに 枢着的に結合されて（・ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の折た たみ自転車。 ３、前部フレーム部分（１）とサドル保持体（２）と後部フレーム部分０）を枢 着結合状態で固定している、合目的にばばね機構を具備する固定ピン（５，４０ ）が設けられ、これらの固定ピン（５，４０）がフレーム機構の枢着部のまわり で回転するためにロック状態からレリーズすることができることを特徴とする特 許請求の範囲第１項または第２項に記載の折たたみ自転車。 ４、後輪（４８）が、ピン（５０）を介して後部フレーム部分（３）と枢着的に 結合され後部フレーム部分（３）内で回転可能なプラタン）（４７）のなかで支 承され、このブラケット（４７）の、後部フレーム部分（３）と結合されている 枢着結合部かばね固定ピン（５１）によってロックされ、そしてロックされた状 （３） 態からレリーズすることができることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし 第３項のいずれか１つに記載の折たたみ自転車。 ５、駆動チェーンホイール（４３）の軸（４２）が駆動クランク（４４）を回転 させるために容易にレリーズ可能な結合部（６４）を有していることを特徴とす る特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１つに記載の折たたみ自転車。 ６、駆動チェーン或は歯付■ベル）’（４６）を張着するために、ローラを具備 する張着装置（５２）が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項 ないし第５項のいずれか１つ（Ｃ記載の折たたみ自転車。 ７、　歯車駆動部と、分解可能なかみあい結合部を具備するたわみ軸が設けられ ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１つに記 載の折たたみ自転車。 ８、折たたみ自転車の構成ユニットを充電する電流供給バッテリの電流供給のた めに太陽電池（６６）が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項 ないし第７項のいずれか１つに記載の折たたみ自転車。