JPH0539696Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0539696Y2
JPH0539696Y2 JP1988075130U JP7513088U JPH0539696Y2 JP H0539696 Y2 JPH0539696 Y2 JP H0539696Y2 JP 1988075130 U JP1988075130 U JP 1988075130U JP 7513088 U JP7513088 U JP 7513088U JP H0539696 Y2 JPH0539696 Y2 JP H0539696Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
handle
steering
electric wheelchair
chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988075130U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01178019U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988075130U priority Critical patent/JPH0539696Y2/ja
Publication of JPH01178019U publication Critical patent/JPH01178019U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0539696Y2 publication Critical patent/JPH0539696Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、身体障害者や老人あるいは傷病者等
が使用する電動車椅子の操縦装置に関する。
(従来技術) 車椅子は、実公昭56−2966号に示される如く、
椅子に座つた搭乗者が電動操縦装置を操作して走
行できるようにすると共に椅子の後端に突設した
ハンドルを持つて介護者が手押しで走行できるよ
うにすることが考えられている。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、モータを駆動して走行する電動車椅
子において、通常時には椅子に座つた搭乗者が操
縦操作を行なう操縦装置を、搭乗者が操作不能の
場合に、介護者が操縦操作を行えるようにするこ
とで、モータの駆動力を利用して楽に走行できる
ようにすることを課題とする。
(課題を解決するための手段) そこで、本考案では、椅子15の前方に操向用
ハンドル5を立設する電動車椅子において、前記
椅子15の前後に操向輪9に連結するハンドル取
付部10,19を設け、両ハンドル取付部10,
19の内のどちらかに操向用ハンドル5を適宜付
け替えることで操縦操作位置を椅子15の前後に
変更可能にした。
(考案の作用及び効果) 通常は椅子15の前方に設けたハンドル取付部
10へ立設した操向用ハンドル5を椅子に座つた
搭乗者が操縦操作するのであるが、搭乗者の体調
が悪く操縦操作が困難な場合などには、椅子15
の後に設けたハンドル取付部10へ操向用ハンド
ル5を付け換えて介護者が椅子15の後側を歩き
ながら前記操向用ハンドル5を操作して操縦操作
を行うのである。
このように、1つの操向用ハンドル5を椅子1
5へ座つた搭乗者と椅子15の後側に位置する介
護者が使用可能にしたので操縦装置をそれぞれに
設ける必要が無く構成が簡単になる。
尚、椅子15の後部にステツプ6を設け、該ス
テツプ6に介護者が搭乗して操向用ハンドル5を
操縦操作可能にすれば、車椅子の移動の際に介護
者が歩く必要が無くなる。
(実施例) 尚、図例において車台7の前方下部には、フロ
ントフオーク8によつて操向輪9を架設し、車台
7の後部には左右一対の駆動輪13,13を架設
しており、この操向輪9と駆動輪13,13によ
つて走行装置3を構成している。
更に車台7を貫通して枢着されている前記フロ
ントフオーク8の回動軸10上部とハンドル5の
伝動杆11下部を車台7上部近傍で固定用の止具
12によつて連結,解除自在に構成しており、ハ
ンドル5の回動操作によつて操向輪9を操向し走
行方向を変更可能に構成している。
又、車台7上には支持杆14によつて椅子15
を装着している。
2はモーターであり、椅子15下方の車台7上
に搭載し、伝動ギヤボツクス16を介して駆動輪
13,13を駆動可能に構成しており17はこれ
ら駆動部を覆うカバーである。
二個のバツテリー1,1は椅子15の下方で車
台7上に積載しており、バツテリーカバー18に
よつて覆つている。
カバー17の後部には車台7後部を貫通して枢
着させた回動軸19の上部を突出させており、こ
の回動軸19の下端は、リンク20の中央部に固
着し、リンク20は、ロツド21,21を介して
フロントフオーク8と連結している。又、回動軸
19上部とハンドル5の伝動杆11下部は、止具
12によつて連結、解除自在に構成しており、ハ
ンドル5の回動操作に連動して回動軸19,リン
ク20、ロツド21,21、フロントフオーク8
を介して操向輪9を操向し走行方向を変更可能に
している。
4は、ハンドル5の上部に装着された走行制御
部であつて、走行速度、制動等をコントロールす
るスイツチ22,22及び回路(図示しない)を
有しており、ここからの制御信号は、ケーブル2
3に出力される。
24はフロントフオーク8の回転軸10が車台
7上へ突出する部分を覆うフロントブーツ、25
は後部リンク20の回動軸19がカバー17の後
部から突出する部分を覆うリヤブーツであつて、
モーター2、バツテリー1,1等に及ぶ制御ライ
ン(図示しない)の一端が集結するフロントコネ
クター26とリヤコネクター27を各々有してお
り、ケーブル23の先端のコネクター28を前記
フロントコネクター26若しくはリヤコネクター
27と接続する事により、走行制御部4からの信
号に応じて走行速度、制動等のコントロールが可
能となる。
又、6はステツプであつて車台7後端部に回動
自在に取着されており、後方に回動させると水平
状態に支持され、前方に回動させると、リンク2
0の回動軸19及びリヤブーツ25を回避して、
カバー17の背面に密着して収納状態となる様に
回避孔29が設けられている。
この様に構成された電動車椅子は、椅子15に
搭乗する患者若しくは身障者がその障害度が軽
く、自分自身で電動車椅子の操縦が可能な状態で
あるならば、ハンドル5の伝動杆11下部を車台
7前部のフロントフオーク8の回動軸10に止具
12によつて連結固定し、コネクター28とフロ
ントコネクター26を接続して患者若しくは身障
者自信が着席した状態でハンドル5及びハンドル
5の走行制御部4を操作する。
反対に、患者若しくは身障者等が重度の障害に
より、自分自身では電動車椅子の操縦が不可能な
状態であれば、ハンドル5の伝動杆11下部を車
台7後部のリンク20の回動軸19上部に止具1
2によつて連結固定し、コネクター28とリヤコ
ネクター27とを接続した状態で、患者若しくは
身障者等を椅子15に着席させて、介護者が後方
からハンドル5及びハンドル5の走行制御部4を
操作する。
更に、介護者による操縦時にステツプ6を後方
に回動して固定すれば、介護者もステツプ6上に
起立した状態で搭乗して電動車椅子の操縦が可能
となる。
尚、本実施例中の後部の回動軸19と前部のフ
ロントフオーク8を連結するリンク20,ロツド
21,21等の構成は、これに限るもので無く、
歯車等を利用して構成しても良く、走行輪9をモ
ーター等の動力を利用して操向する事も可能であ
る。
又、実施例に示した操向輪9、駆動輪13,1
3による走行装置3の構成もこれに限るもので無
く、例えば操向輪を複数個で構成しても良く、前
輪駆動にしても良く、又、後輪操向にしても良
い。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は、一使用状態を示す斜視図であり、第2図は
別の使用状態を示す斜視図であり、第3図は操向
機構を示す斜視図である。 4……走行制御部、5……ハンドル、6……ス
テツプ、10……ハンドル取付部、15……椅
子、19……ハンドル取付部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 椅子15の前方に操向用ハンドル5を立設す
    る電動車椅子において、前記椅子15の前後に
    操向輪9に連結するハンドル取付部10,19
    を設け、両ハンドル取付部10,19の内のど
    ちらかに操向用ハンドル5を適宜付け替えるこ
    とで操縦操作位置を椅子15の前後に変更可能
    にしてなる電動車椅子の操縦装置。 (2) 椅子15の後部にステツプ6を設け、該ステ
    ツプ6に介護者が搭乗して椅子15の後側に取
    り付けた操向用ハンドル5を操縦操作可能にし
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
    動車椅子の操縦装置。
JP1988075130U 1988-06-06 1988-06-06 Expired - Lifetime JPH0539696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988075130U JPH0539696Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988075130U JPH0539696Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01178019U JPH01178019U (ja) 1989-12-20
JPH0539696Y2 true JPH0539696Y2 (ja) 1993-10-08

Family

ID=31300207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988075130U Expired - Lifetime JPH0539696Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539696Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01178019U (ja) 1989-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6279927B1 (en) Wheelchair
JP4352361B2 (ja) 歩行補助電動車椅子
US5350032A (en) Power conversion kit for wheelchair
JP2000333311A (ja) 移動用電動車両
JP2000152961A (ja) 自力走行機能付き車椅子
US4364580A (en) Wheelchair
JPH0539696Y2 (ja)
JP2000355293A (ja) 電動介護自転車
JP2003019165A (ja) 人力駆動式車いすの後付け用駆動装置
JP3470139B2 (ja) 手動式電動車椅子
JP3124825U (ja) 車椅子
JPH02141332A (ja) 電動乗用車の駆動方向反転装置
US20190380893A1 (en) Driving method of wheelchair power apparatus for electronic driving conversion
JP2001212183A (ja) 電動車椅子
JP2000210340A (ja) 走行装置およびこの走行装置を備えた車椅子
KR101583158B1 (ko) 전동 휠체어 겸용 보행 보조기의 구동장치
JPH08258774A (ja) 小型電動車
JP3424015B2 (ja) 手動式電動車椅子
JPH07313555A (ja) 手動式電動車椅子
JP2001008989A (ja) 移動補助具
JP3605811B2 (ja) 介護用電動車椅子の安全装置
JP3424016B2 (ja) 手動式電動車椅子
JP3937276B2 (ja) 電動車の操作装置
JPH08308882A (ja) 介助兼用電動車椅子のステップ装置
JP2005137467A (ja) 電動歩行補助機