JP3008847U - 形状が楕円形の車輌等の運転用ハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の真円形ハンドルの代わり
に楕円形ハンドルを用いることにより車両等のハンドル
操作に感覚的安定感を与え安全運転を提供する。 【構成】 ハンドルの形状を楕円形とする
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、形状が楕円形の車輌等の運転用ハンドルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の車輌等の運転用ハンドルの形状は真円形が主流となっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

（イ）これは次のような欠点があった。 車両等が直進中の時と左折、右折の時のハンドルの回転状態はハンドルの 形状が真円であるため感覚的にほとんど同じにうつる。このため運転初心 者或いは運転感覚のにぶい人は右回し、左回しのハンドル操作をした場合 にハンドルを半回転したのか１回まわしたのか瞬間的に把握出来ないとき が有る。 （ロ）車両が直線道路を長時間走行する時はハンドルの微小操作に感覚的安定感 が少ない。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

ハンドルの形状を楕円形とする。

【０００５】

【作用】

ハンドルの形状を楕円形とすればハンドルを回した時にハンドルの角運動量 の感覚的把握が容易となり長時間の直進走行時にはハンドルの安定感を得ら れる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）ハンドルの形状を楕円形とする。 （ロ）楕円形ハンドルの円周が楕円の長径と交わる部分を手の握り部とする。

【０００７】

【考案の効果】

本案は以上のような構造で、これを使用する時は、ハンドル操作者はハンド ルの握り部を握りこれを操作する。ハンドルを右又は左に回すと真円形ハン ドルと異なり楕円形ハンドルは右又は左に回転した角運動量の感覚的把握が 容易となる。また車両が直進中は楕円形ハンドルの長径が車両の床面とほぼ 平行になるのでハンドルの安定感が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１．ハンドル。２．握り部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】進行中の車両等の方向転換に用いられるハ
   ンドルの形状を楕円形としたもの。以上のごとく構成さ
   れたハンドル。