JPH08229173A - 一人用電動ゴルフカート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 １本のピボット式操縦杆を傾動操作させるの
みで、前後進および方向変換が自在に行える。 【構成】 キャディバッグ２がのせられるカート本体１
と、カート本体１の前部中央下部に取り付けられた１つ
のキャスター式前輪３と、カート本体１の後部両側部に
取り付けられた左後輪４Ａおよび右後輪と、カート本体
１の後部中央部に取り付けられた１本のピボット式操縦
杆５と、左右後輪を個別に回転駆動するための駆動手段
と、前記駆動手段の電源用バッテリー12と、そして、操
縦杆５の下部に取り付けられた、操縦杆５の傾動操作に
よって前記駆動手段を制御するための制御手段とからな
り、操縦杆５の傾動操作により前記駆動手段を制御する
ことによって、カート本体１の前後進および方向変換が
自在に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、一人用電動ゴルフカ
ート、特に、１本のピボット式操縦杆を傾動操作させる
のみで、前後進および方向変換が自在に行える一人用電
動ゴルフカートに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ゴルフ場において、キャディバッ
グを運搬するためのゴルフカートとしては、一人用のも
のと四人用のものとがある。この内、一人用のゴルフカ
ートは、手引きによるものが一般的であった。この一人
用ゴルフカートは、キャディバッグがのせられるカート
本体と、カート本体に取り付けられた左右後輪と、カー
ト本体に取り付けられたハンドルとからなっており、カ
ート本体を手によって引っ張るものであった。この一人
用のゴルフカートには、電動式のものはなかった。

【０００３】一方、四人用のゴルフカートは、電動式の
ものが一般的であった。この四人用のゴルフカートは、
最大４つのキャディバッグがのせられるカート本体と、
左右前輪および左右後輪、左右後輪を駆動するための、
バッテリーおよびモーター等からなる駆動手段と、カー
ト本体に取り付けられたハンドルとからなっていた。こ
の四人用電動ゴルフカートは、ハンドルに設けられた、
走行速度調整をステップ式に変化させるための走行速度
調整つまみ、および、ブレーキレバーを手で操作するこ
とによって運転するものであった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た、一人用ゴルフカートは、手引きであるので運転に労
力を要する。一方、四人用のゴルフカートは、電動式で
あるので運転に労力を必要としない代わりに、走行速度
がステップ式に変化することから、操縦者は、ゴルフカ
ートの走行速度に合わせて歩行せざるを得なかった。従
って、操縦者の疲労の度合いが大きく、しかも、走行速
度調整つまみ、ブレーキレバーおよびハンドルを手でこ
まめに操作する必要があるので、操縦性が悪かった。

【０００５】従って、この発明の目的は、操縦者の歩行
速度に合わせて自走し、しかも、一本の操縦杆を片手で
前後左右に傾動操作するだけで、前後進および方向変換
が自在に行える、操縦性に優れた一人用電動ゴルフカー
トを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明は、キャディバ
ッグがのせられるカート本体と、前記カート本体の前部
中央下部に取り付けられた１つのキャスター式前輪と、
前記カート本体の後部両側部に取り付けられた左後輪お
よび右後輪と、前記カート本体の後部中央部に取り付け
られた１本のピボット式操縦杆と、前記左右後輪を個別
に回転駆動するための駆動手段と、前記駆動手段の電源
用バッテリーと、そして、前記操縦杆の下部に取り付け
られた、前記操縦杆の傾動操作によって前記駆動手段を
制御するための制御手段とからなり、前記操縦杆の傾動
操作により前記駆動手段を制御することに特徴を有する
ものである。

【０００７】この発明の別の特徴は、前記制御手段は、
前記操縦杆の下端に固定された、前記操縦杆と一体的に
傾動する傾動板と、前記カート本体の前後進速度を調整
するための速度調整器と、前記カート本体の方向変換を
行うための方向変換器とを備えており、前記速度調整器
は、前記操縦杆を前方に傾動させたときの前記傾動板の
前方傾動によって、前記左右後輪を正転させて、前記カ
ート本体を前進させ、一方、前記操縦杆を後方に傾動さ
せたときの前記傾動板の後方傾動によって、前記左右後
輪を逆転させて、前記カート本体を後進させ、前記カー
ト本体の前後進速度を、前記傾動板の傾動量の増加に伴
って連続的に増加させ、そして、前記方向変換器は、前
記操縦杆を左側に傾動させたときの前記傾動板の左側傾
動によって、前記右後輪の回転速度を前記左後輪の回転
速度より増加させて、前記カート本体を左旋回させ、一
方、前記操縦杆を右側に傾動させたときの前記傾動板の
右側傾動によって、前記左後輪の回転速度を前記右側後
輪の回転速度より増加させて、前記カート本体を右旋回
させ、前記カート本体の左右旋回速度を、前記傾動板の
傾動量の増加に伴って連続的に増加させることにある。

【０００８】この発明の更に別の特徴は、前記操縦杆
は、前記カート本体の後部中央部から操縦者側に湾曲し
ていることにある。

【０００９】

【作用】前後左右に自在に傾動可能な一本のピボット式
操縦杆の下端に傾動板を固定し、操縦杆による傾動板の
前後の傾動によって速度調整器を制御して、左右の後輪
を正、逆転させれば、カート本体を前後進させることが
できる。一方、操縦杆による傾動板の左右の傾動によっ
て方向変換器を制御して、左右後輪の回転速度を変化さ
せれば、カート本体を方向変換させることができる。速
度調整器によって傾動板の傾動量に応じて左右後輪の回
転速度を変化させれば、カート本体の前後進速度を傾動
板の傾動量に応じて変化させることができる。方向変換
器によって、傾動板の傾動量に応じて左右後輪の回転速
度を変化させれば、カート本体の左右旋回速度を傾動板
の傾動量に応じて変化させることができる。

【００１０】

【実施例】次に、この発明の一人用電動ゴルフカートの
一実施態様を、図面を参照しながら説明する。

【００１１】図１は、この発明の一人用電動ゴルフカー
トの使用態様を示す正面図、図２は、この発明の一人用
電動ゴルフカートの、操縦者側から見た側面図、図３
は、図２のＡ−Ａ線断面図、図４は、図１のＡ−Ａ線断
面図、図５は、図２のＢ−Ｂ線断面図、図６は、この発
明の一人用電動ゴルフカートにおける制御手段を示す断
面図、図７は、この発明の一人用電動ゴルフカートにお
ける制御手段の原理を示す概略斜視図、図８は、図７の
Ａ矢視図、図９は、図７のＢ矢視図、図１０は、この発
明の一人用電動ゴルフカートにおける別の制御手段を示
す断面図である。

【００１２】図１から図９において、１は、キャディバ
ッグ２がのせられるカート本体、３は、カート本体１の
前部中央下部に取り付けられた１つのキャスター式前
輪、４Ａは、カート本体１の後部左側（操縦者側から見
て左側、以下、同様）に取り付けられた、前輪３より大
径の左後輪、４Ｂは、カート本体１の後部右側（操縦者
側から見て右側、以下、同様）に取り付けられた、前輪
３より大径の右後輪、５は、カート本体１の後部中央部
に取り付けられた１本のピボット式操縦杆である。操縦
杆５は、操縦者側に湾曲しており、その先端には、クリ
ップ５Ａが設けられている。

【００１３】６Ａは、左後輪４Ａを回転駆動するための
左側駆動手段であり、モーター７Ａ、左側後輪４Ａの車
軸８Ａ、モーター７Ａおよび車軸８Ａに取り付けられた
スプロケット９Ａ、１０Ａ、および、スプロケット９Ａ
と１０Ａとを連結するチェーン１１Ａとから構成されて
いる。

【００１４】６Ｂは、右側後輪４Ｂを回転駆動するため
の右側駆動手段であり、モーター７Ｂ、右側後輪４Ｂの
車軸８Ｂ、モーター７Ｂと車軸８Ｂに取り付けられたス
プロケット９Ｂ、１０Ｂ、および、スプロケット９Ｂと
１０Ｂとを連結するチェーン１１Ｂとから構成されてい
る。１２は、左および右側駆動手段６Ａ、６Ｂの電源用
バッテリー、１３は、操縦杆５の下部に取り付けられ
た、操縦杆５の傾動操作によって、左および右側駆動手
段６Ａ、６Ｂを制御するための制御手段、そして、１４
は、ハンドルである。

【００１５】図６から図９を参照しながら制御手段１３
について更に説明する。図６から図９において、１５
は、カート本体１の後部中央部に固定される基板であ
る。基板１５の中央部には、上広がりテーパー状の円形
孔１５Ａが形成されている。基板１５の円形孔１５Ａ内
には、操縦杆５の下部が挿入される。１６は、基板１５
の下方に４本のコイルバネ１７を介して支持された矩形
状傾動板である。４本のコイルバネ１７は、基板１５の
下面と矩形状傾動板１６の上面四隅との間に配されてい
る。傾動板１６の上面中央部には、操縦杆５の下端が固
定され、傾動板１６の下面中央部には、球面状受座１６
Ａが形成されている。

【００１６】制御手段１３のコイルバネ１７は、図１０
に示すように、操縦杆５の周囲に一本配してもよい。こ
のように一本のコイルバネ２２を配した制御手段１３
は、次のような利点を有する。即ち、上述したように、
複数本のコイルバネ１７を使用した場合には、各コイル
バネ１７の弾性力が同一でないと、操縦杆５を傾動操作
しないにも係わらず、カート本体１が動いてしまう恐れ
がある。これに対して、一本のコイルバネ２２を配した
場合には、このようなことは起こらない。なお、図１０
において、図６におけると、同一番号は、同一物を示
す。

【００１７】１８は、傾動板１６の球面状受座１６Ａ内
に嵌め込まれた球体である。球体１８は、ブラケット１
９を介して基板１５に固定されている。従って、傾動板
１６は、コイルバネ１７の弾性力に抗して操縦杆５と一
体的に傾動する。操縦杆５に傾動力が作用していないと
きには、傾動板１６は、基板１５と平行に保持されてい
る。

【００１８】２０は、速度調整器であり、進退自在なロ
ッド２０Ａを有するスライド抵抗器からなっている。ロ
ッド２０Ａには、スプリング（図示せず）によって押上
げ力が常に付与されている。ロッド２０Ａの先端は、図
７に示すように、傾動板１６のＸ軸線上に当接されてい
る。Ｘ軸線は、傾動板１６が球体１８を中心として左右
に傾動したときの傾動中心線である。従って、Ｘ軸線上
に当接されているロッド２０Ａは、傾動板１６がＸ軸線
を中心として左右に傾動しても進退しない。ロッド２０
Ａが半ストローク（ｌ／２、ｌ：全ストローク）だけ突
出した位置が中立点となっている。即ち、ロッド２０Ａ
が中立点に位置している場合には、左および右側駆動手
段６Ａ、６Ｂに電流が流れず、左右後輪４Ａ、４Ｂは回
転しない。操縦杆５を傾動させず、図８中、実線で示す
ように、傾動板１６が傾動しない場合には、ロッド２０
Ａは、中立点に位置して、カート本体１は、前後進しな
い。

【００１９】操縦杆５により傾動板１６が、図８中、点
線で示すように、前方に傾動した場合には、左右後輪４
Ａ、４Ｂは、共に正転して、カート本体１は、前進す
る。左右後輪４Ａ、４Ｂの回転速度は、傾動板１６の傾
動量の増加に伴って連続的に増加する。操縦杆５により
傾動板１６が、図８中、一点鎖線で示すように、後方に
傾動した場合には、左右後輪４Ａ、４Ｂは、共に逆転し
て、カート本体１は、後退する。左右後輪４Ａ、４Ｂの
回転速度は、傾動板１６の傾動量の増加に伴って連続的
に増加する。

【００２０】２１は、方向変換器であり、進退自在なロ
ッド２１Ａを有するスライド抵抗器からなっている。ロ
ッド２１Ａには、スプリング（図示せず）によって押上
げ力が常に付与されている。図７に示すように、ロッド
２１Ａの先端は、傾動板１６のＹ軸線上に当接されてい
る。Ｙ軸線は、傾動板１６が球体１８を中心として前後
に傾動したときの傾動中心線である。従って、Ｙ軸線上
に当接されているロッド２１Ａは、傾動板１６がＹ軸線
を中心として前後に傾動しても進退しない。ロッド２１
Ａが半ストローク（ｌ／２、ｌ：全ストローク）だけ突
出した位置が中立点となっている。即ち、ロッド２１Ａ
が中立点に位置している場合には、左および右側駆動手
段６Ａ、６Ｂに電流が流れず、左右後輪４Ａ、４Ｂは回
転しない。操縦杆５を傾動させず、図９中、実線で示す
ように、傾動板１６が傾動しない場合には、ロッド２１
Ａは、中立点に位置して、カート本体１は、旋回しな
い。

【００２１】操縦杆５により傾動板１６が、図９中、点
線で示すように、左側に傾動した場合には、右後輪４Ｂ
の回転速度は、左後輪４Ａの回転速度より増加する。従
って、カート本体１は、左旋回（反時計回り）する。こ
の旋回速度は、傾動板１６の傾動量の増加に伴って連続
的に増加する。操縦杆５により傾動板１６が、図９中、
一点鎖線で示すように、右側に傾動した場合には、左後
輪４Ａの回転速度は、右後輪４Ｂの回転速度より増加す
る。従って、カート本体１は、右旋回（時計回り）す
る。この旋回速度は、傾動板１６の傾動量の増加に伴っ
て連続的に増加する。

【００２２】このように構成されている、この発明の一
人用電動ゴルフカートによれば、次のようにして、カー
ト本体１を前後進および方向変換させることができる。
即ち、操縦杆５のグリップ５Ａを片手で握り、操縦杆５
を前方に傾動させると、カート本体１は、前進する。一
方、操縦杆５を後方に傾動させると、カート本体１は、
後進する。カート本体１の前後進速度は、操縦杆５の傾
動量を増加させるほど速くなる。

【００２３】操縦杆５を左側に傾動させると、カート本
体１は、左旋回する。一方、操縦杆５を右側に傾動させ
ると、カート本体１は、右旋回する。カート本体１の旋
回速度は、操縦杆５の傾動量を増加させるほど速くな
る。

【００２４】操縦杆５を、斜め右前方に傾動させれば、
速度調整器２０および方向変換器２１が同時に作動する
ので、カート本体１に前進力と右旋回力とが同時に作用
し、これによってカート本体１は、大きく右旋回する。
これと同様に、操縦杆５を、斜め左前方に傾動させれ
ば、カート本体１は、大きく左旋回する。カート本体１
は、前輪がキャスター式であるので、容易に旋回する。

【００２５】なお、カート本体１の先端部に障害物セン
サーを取り付け、そして、カート本体１の下部に無人誘
導センサーおよび磁気マークセンサーを取り付ければ、
カート本体１は、磁気および誘導電流レールに沿って無
人で走行し、そして、磁気マークを検出して所定の場所
で停止し、更に、別のカート等の障害物が前方にあれ
ば、障害物と所定間隔をあけて自動的に停止する。これ
によって、プレーヤーにかかる負担を更に軽減すること
ができる。更に、カート本体１に無線操縦機構を取り付
ければ、カート本体１の無線による遠隔操縦が行える。

【００２６】

【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一本の操縦杆を片手で前後左右に傾動操作するだけ
で、前後進および方向変換が自在に行え、しかも、操縦
杆の傾動量に応じて走行速度が変化するので、操縦者の
歩行速度に合わせて走行させることができ、更に、カー
ト本体に障害物センサー、無人誘導センサーおよび磁気
マークセンサー等の各種センサーを取り付ければ、無人
走行が可能となる等、種々の有用な効果がもたらされ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一人用電動ゴルフカートの使用態様
を示す正面図である。

【図２】この発明の一人用電動ゴルフカートの、操縦者
側から見た側面図である。

【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。

【図４】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【図５】図２のＢ−Ｂ線断面図である。

【図６】この発明の一人用電動ゴルフカートにおける制
御手段を示す断面図である。

【図７】この発明の一人用電動ゴルフカートにおける制
御手段の原理を示す概略斜視図である。

【図８】図７のＡ矢視図である。

【図９】図７のＢ矢視図である。

【図１０】図１０は、この発明の一人用電動ゴルフカー
トにおける別の制御手段を示す断面図である。

【符号の説明】

１ カート本体、 ２ キャディバッグ ３ 前輪 ４Ａ 左後輪 ４Ｂ 右後輪 ５ 操縦杆 ５Ａ グリップ ６Ａ 左側駆動手段 ６Ｂ 右側駆動手段 ７Ａ モーター ７Ｂ モーター ８Ａ 車軸 ８Ｂ 車軸 ９Ａ スプロケット ９Ｂ スプロケット １０Ａ スプロケット １０Ｂ スプロケット １１Ａ チェーン １１Ｂ チェーン １２ バッテリー １３ 制御手段 １４ ハンドル １５ 基板 １５Ａ 円形孔 １６ 傾動板 １６Ａ 球状受座 １７ コイルバネ １８ 球体 １９ ブラケット ２０ 速度調整器 ２０Ａ ロッド ２１ 方向変換器 ２１Ａ ロッド ２２ コイルバネ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 キャディバッグがのせられるカート本体
   と、前記カート本体の前部中央下部に取り付けられた１
   つのキャスター式前輪と、前記カート本体の後部両側部
   に取り付けられた左後輪および右後輪と、前記カート本
   体の後部中央部に取り付けられた１本のピボット式操縦
   杆と、前記左右後輪を個別に回転駆動するための駆動手
   段と、前記駆動手段の電源用バッテリーと、そして、前
   記操縦杆の下部に取り付けられた、前記操縦杆の傾動操
   作によって前記駆動手段を制御するための制御手段とか
   らなり、前記操縦杆の傾動操作により前記駆動手段を制
   御することによって、前記カート本体の前後進および方
   向変換が行われることを特徴とする一人用電動ゴルフカ
   ート。
2. 【請求項２】 前記制御手段は、前記操縦杆の下端に固
   定された、前記操縦杆と一体的に傾動する傾動板と、前
   記カート本体の前後進速度を調整するための速度調整器
   と、前記カート本体の方向変換を行うための方向変換器
   とを備えており、前記速度調整器は、前記操縦杆を前方
   に傾動させたときの前記傾動板の前方傾動によって、前
   記左右後輪を正転させて、前記カート本体を前進させ、
   一方、前記操縦杆を後方に傾動させたときの前記傾動板
   の後方傾動によって、前記左右後輪を逆転させて、前記
   カート本体を後進させ、前記カート本体の前後進速度
   を、前記傾動板の傾動量の増加に伴って連続的に増加さ
   せ、そして、前記方向変換器は、前記操縦杆を左側に傾
   動させたときの前記傾動板の左側傾動によって、前記右
   後輪の回転速度を前記左後輪の回転速度より増加させ
   て、前記カート本体を左旋回させ、一方、前記操縦杆を
   右側に傾動させたときの前記傾動板の右側傾動によっ
   て、前記左後輪の回転速度を前記右側後輪の回転速度よ
   り増加させて、前記カート本体を右旋回させ、前記カー
   ト本体の左右旋回速度を、前記傾動板の傾動量の増加に
   伴って連続的に増加させることを特徴とする、請求項１
   記載の一人用電動ゴルフカート。
3. 【請求項３】 前記操縦杆は、前記カート本体の後部中
   央部から操縦者側に湾曲していることを特徴とする、請
   求項１または２記載の一人用電動ゴルフカート。