JP2003278117A - 除雪機 - Google Patents
除雪機Info
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Abstract
調整が容易にできる除雪機を提供する。 【解決手段】 接地する走行駆動部96に支持された車
体2と、前記走行駆動部より前方側の車体2に設けた除
雪用のオーガ11と、前記走行駆動部より後方側の車体
2に連結された操作用のハンドル29と、前記車体に搭
載されたオーガ駆動装置6とを備えた除雪機1におい
て、前記オーガ11のチルト角又はローリング角を検出
する姿勢検出手段201,202を備え、該姿勢検出手
段により検出したオーガの姿勢を表わすための姿勢報知
手段を備えた。
Description
る姿勢を制御可能なオーガを備えた除雪機に関する。
動機あるいはその両方を備え、駆動電源としてバッテリ
が車体に搭載される。車体は、タイヤ又はクローラ等の
走行駆動部に支持される。車体前部に雪を掻き集めて除
雪するためのオーガが備わる。走行駆動部は接地して走
行し接地面(走行面)の雪をオーガで掻き集めこれをそ
の後方のインペラによりシュータ介して投雪する。車体
後方には操向操作等のためのハンドルが連結される。
き上げるため、及び走行面の状態や雪の深さ等に応じて
走行面に対し接近離間するように、シリンダ等のチルト
機構によりあるいは作業者がハンドルを介して上下方向
に押圧操作することによりチルト中心軸廻りに揺動す
る。
ーガを昇降させる除雪機は公知である(例えば特開2001
-271317号公報)。
リング可能に取付け、走行方向の左右の傾斜に追従する
ようにローリング制御可能とした除雪機も公知である
(例えば特開平10-219643号公報)。
を車体に対しチルト動作及び/又はローリング動作する
ように揺動可能とした従来の除雪機においては、オーガ
のチルト角度やローリング角度等のオーガの姿勢を表示
する機能を備えていなかった。したがって、除雪作業者
が、オーガのチルトやローリングの姿勢を勘に頼って調
整しなければならず、慣れないとこのような姿勢の調整
操作が難しく十分な除雪ができない場合があった。
あって、作業者の勘に頼らずオーガの姿勢を認識して調
整が容易にできる除雪機の提供を目的とする。
め、本発明では、接地する走行駆動部に支持された車体
と、前記走行駆動部より前方側の車体に設けた除雪用の
オーガと、前記走行駆動部より後方側の車体に連結され
た操作用のハンドルと、前記車体に搭載されたオーガ駆
動装置とを備えた除雪機において、前記オーガのチルト
角又はローリング角を検出する姿勢検出手段を備え、該
姿勢検出手段により検出したオーガの姿勢を表わすため
の姿勢報知手段を備えたことを特徴とする除雪機を提供
する。
ーガのチルト角あるいはローリング角を検出し、この検
出したチルト角あるいはローリング角が、姿勢報知手段
により例えばLED等のランプ表示や音による表示ある
いは機械的な指針による表示等で表わして作業者に示さ
れる。これにより作業者はオーガの姿勢を認識すること
ができ、これに基づいてチルト操作やローリング操作を
行ってオーガを接地面に対し適正な位置に調整操作する
ことができる。
なくとも前後2点で接地し、前記車体は、走行駆動部が
取り付けられた第1車体と、この第1車体に対し揺動可
能に支持された第2車体からなり、前記オーガは前記第
2車体に取付けられ、前記第1車体と第2車体との間の
相対的なチルト角を可変とするチルト機構を備えたこと
を特徴としている。
車体と第2車体を備え、第1車体側に走行駆動部を設
け、第2車体側にオーガを設け、走行駆動部は走行接地
面に対し一定の姿勢となるように前後2点以上で接地す
る構成とし、チルト機構により第1車体と第2車体をチ
ルト中心軸廻りに揺動させてチルト動作させることによ
り、オーガを走行接地面に対し適正なチルト角に調整で
きる。
前記車体との間の相対的なローリング角を可変とするロ
ーリング機構を備えたことを特徴としている。
ガのローリング機構によりオーガをローリング動作さ
せ、そのローリング角を検出してこれを表示し、この検
出表示により作業者はオーガのローリング姿勢を確認し
これに基づいてローリング角度を調整できる。
又はその近傍に前記姿勢報知手段を設けたことを特徴と
している。
角を表示する姿勢報知手段がハンドル近くに備わるた
め、作業者はハンドルにより走行操作しながらオーガ姿
勢を確認しチルト角やローリング角を調整でき、操作性
が高まる。
の基本構成説明図である。(A)の除雪機は、走行駆動
部としてホイル(タイヤ)41を備え、このホイル41
に車体42が支持される。車体42の前方にオーガ43
が備わり、その後部にシュート44が備わる。車体42
の後部にハンドル45が連結される。車体42にエンジ
ン81が搭載され、さらにバッテリ(不図示)が搭載さ
れる。この例では、ホイル41の車軸46がチルト中心
軸になり、この車軸(チルト中心軸)46廻りにオーガ
43が揺動動作して接地面(雪を含む走行面)47に対
し接近離間する(矢印Y)。なお、矢印Yの両端の一点
鎖線は、チルト動作したときの車体42に対する接地面
47の相対位置を示す。
達系(例えばプーリとベルト)83を介して駆動軸84
に連結される。駆動軸84にインペラ85が装着され
る。駆動軸84の前端部に回転連結機構(例えばウォー
ム歯車)86を介してオーガ軸87が連結される。
体42対しローリング動作可能となるように車体42の
前部に取付けてもよい。この場合、オーガ43を車体4
2に対しローリングさせるための油圧ローリングシリン
ダあるいはワイヤ式のローリング機構(不図示)を設け
てもよい。このようなローリングによりオーガ軸87は
車軸46に対し平行位置からねじれの位置に揺動する。
これにより、走行面が進行方向に向って左右方向に傾斜
している場合にホイル41より前にあるオーガ43が先
に路面に追従して左右方向に傾斜し走行面の雪を残さず
十分に除雪できる。また、車体側に備わるシュート44
の放雪角度を路面の傾斜に対応して一定にあるいは必要
な方向の角度に調整することもできる。
源であってもよい。走行駆動源としてエンジン81とは
別に電動機を備えていてもよい。
7に対し前後方向に1点で接地しているが、補助ホイル
を設けて2点で接地するようにしてもよい。
ーラ48を備え、これを保持するクローラフレーム48
aに車体42が連結軸49を介して支持される。車体4
2とクローラフレーム48aとの間にチルトシリンダ5
0が介装される。この場合、連結軸49がチルト中心軸
となり、オーガ43はクローラフレーム48aに対しこ
の連結軸(チルト中心軸)49廻りに揺動動作して接地
面47に対し接近離間する。その他は(A)と同様であ
る。
合、その接地点は、前後方向に多点あるいは面状(2点
以上の集合)となる。この例においても、オーガ43の
ローリング機構を備えていてもよい。
車軸(この例では前側の車軸)51を介して車体42が
クローラフレーム48aに連結される。この例の場合に
は、前側の車軸51がチルト中心軸となり、オーガ43
はクローラフレーム48aに対し、この車軸(チルト中
心軸)51廻りに揺動動作して接地面47に対し接近離
間する。その他は(B)と同様である。
駆動部であるクローラ48の接地点は、前後方向に多点
あるいは面状(2点以上の集合)となる。また、この例
においても、オーガ43のローリング機構を備えていて
もよい。
除雪作業時には車体42のチルト動作及びローリング動
作によりオーガ43を接地面47側に移動させてオーガ
43により接地面47上の雪を掻き集め、これをインペ
ラ85で跳ね上げ、シュート44を通して放出する。
す側面図、図3は正面から見た内部構成図、図4は平面
図である。この実施例は、前述の図1(C)に示したク
ローラ駆動形式の除雪機である。
ラフレーム3を有し、このクローラフレーム3にクロー
ラ96が備わる。クローラ96は、駆動輪となる前輪9
7及び従動輪となる後輪98間にトラック99を架け渡
して装着したものである。
の上側の車体2に燃料タンク7が配設される。エンジン
6の下部の車体2にこのエンジン6で駆動される油圧変
速機200が取付けられる。油圧変速機200は、ギヤ
ケース9a内の減速ギヤ9を介して前輪97の車軸4a
に連結され、前輪97を回転駆動する。106はバッテ
リである。なお、油圧変速機200の替わりに電動機を
用いてもよい。
側にオーガ11が、それぞれインペラハウジング12及
びオーガハウジング13に覆われて配設される。オーガ
11はオーガ軸14廻りに回転する。オーガ軸14は、
ウォームギヤ15を介して、インペラ10が装着された
駆動軸16により回転駆動される。この駆動軸16の後
端部にプーリ17が装着される。駆動軸16に装着され
たプーリ17は、図3に示すように、ベルト18を介し
て、エンジン6の出力軸103に装着された駆動側プー
リ104に連結される。駆動側プーリ104とエンジン
との間のエンジン出力軸103上には電磁式のオーガク
ラッチ19が設けられている。図3の105はマフラー
である。
金をスキー状に曲げ加工したスキッド22が備わる。こ
のスキッド22は、オーガ11の接地面上の高さを一定
とし除雪深さを安定させるためのものである。このスキ
ッド22はモータにより伸縮可能な構造(オーガ11の
下部から走行面に対し突出及び引込み可能な構造)とし
てもよい。
23が備わる。シュート23は、オーガ11で掻き集め
られインペラ10で跳ね上げられた雪を放出するための
ガイドである。シュート23の上端部の放出口であるデ
フレクタ24は、この例では2ヵ所のヒンジ25を中心
に折れ曲って放出角度を調整可能である。このデフレク
タ24は、ハンドル部分の操作部に連結されたシュート
ワイヤ32を引張ることにより、背面のスプリング26
に抗してヒンジ25廻りに前方に回動して折れ曲る。こ
のシュート23は、シュート回転モータ27により垂直
軸C廻りに回転し、デフレクタ24の向きを変えて投雪
方向を変えることができる。27aはカバーである。
る。左右のハンドル29間に操作ボックス30が備わり
各種操作レバ−等が装着される。
200を介してクローラ96の前輪97の回転速度を制
御する。35はシュートレバーであり、前述のデフレク
タ24の角度調整のためのシュートワイヤ32に連結さ
れ、これを引張ってデフレクタ24の角度を変える。
ート回転スイッチである。このシュート回転スイッチ7
2は、操作ボックス30に設けられ、この操作ボックス
30にはスキッド操作スイッチ300も設けられる。こ
のスキッド操作スイッチは、スキッド22が電動モータ
により伸縮式の場合にそのモータを駆動操作するもので
ある。なお、シュート回転スイッチ36とスキッド操作
スイッチの位置は逆でもよい。
クラッチすなわち電磁クラッチ19をON/OFFして
オーガ11に対しエンジン6の回転を接続又は切断す
る。
連結部材となるチルトシリンダ50が備わり、オーガ1
1の走行面からの高さ(地上高)を調整可能とするため
のものである。なお、連結部材50として油圧シリンダ
を用いるものを配置してもよい。油圧シリンダのピスト
ンロッドの伸縮により、前輪97の車軸4aをチルト中
心軸として車体2をチルト動作させ、オーガ11を走行
面に対し上下動作させる。図では、チルト動作による車
体2に対するクローラフレーム3の相対的な揺動動作を
破線で示す。後輪98の車軸4bは図示したように前輪
97の車軸4aを中心に回動する。102はチルト操作
レバーである。このチルト操作レバー102の操作によ
り、通常はロックされているチルトシリンダ50のロッ
クが解除され、レバー操作の間チルトシリンダ50を動
作させてハンドル29の高さを変えるとともに、車体2
を車軸4a廻りにチルト動作させる。レバー102を離
せばチルトシリンダ50が再びロックされ、ハンドル2
9がその位置で保持される。
ラフレーム3(請求項2でいう第1車体)に対する車体
2(請求項2でいう第2車体)のチルト角度を検出する
ためのチルト角検出手段が備わる。このチルト角検出手
段は、車体2側に固定した外管201とこの外管201
内を挿通するワイヤ202からなる。ワイヤ202の一
方の端部(検出部側)はクローラフレーム3に固定さ
れ、他方の端部(表示部側)は後述の図6に示す操作ボ
ックス30に設けた表示パネルの指針に固定される。
詳細図である。クローラフレーム3の後端部にブラケッ
ト203か固定される。このブラケット203にチルト
シリンダ50のロッド50aの端部が固定される。外管
201は、取付け片205を介して、車体側に固定され
ているチルトシリンダ50に固定される。ワイヤ202
の端部はブラケット204を介してクローラフレーム3
に固定される。
ばした状態から縮めた状態(チルトシリンダを50’、
ロッドを50a’で示す)に移動すると、クローラフレ
ーム3が車体2に対し、図2の車軸4a廻りに反時計方
向に回動して3’で示す位置に移動する。なお、実際に
は車体2が下向き(図2で時計方向)に回動してハンド
ル29のグリップ部29a(図2)が下がる。このよう
なチルト動作により、ワイヤ202が伸縮動作してクロ
ーラフレーム3と車体2との間のチルト角度が検出され
る。
り内側(前側)又はチルトシリンダ内に固定し、ワイヤ
202をロッド50aより内側(前側)に配設し、又は
ロッド50aを中空としてワイヤ202を中空ロッド5
0a内を挿通させてもよい。これにより、形状がコンパ
クトになり外観が向上する。
る。34Aは、操作ボックス30に設けられる走行変速
レバー34(図2)の操作範囲を規制する操作溝であ
る。35Aは、同じく操作ボックス30に設けられるシ
ュートレバー35(図2)の操作範囲を規制する操作溝
である。操作ボックス30の端部付近にチルト角による
姿勢表示部208が設けられ、その溝208a内に指針
207が移動可能に配設される。前述の図5のワイヤ2
02の端部が、この指針207に取付けられ、チルト角
に応じたワイヤの伸縮動作により指針207が溝208
a内を移動する。この溝208aに沿って、目盛又は指
標206が設けられる。図の例では、指標206に、オ
ーガのチルト角度が水平状態かそれより上の位置か下の
位置かが指針207に対応して分るように示されてい
る。
雪機の側面図である。この実施形態のチルト検出手段
は、電気的なチルト角センサ209により、車体2とク
ローラフレーム3との間の相対角度を検出する。その他
の除雪機1の構成は前述の図2の例と同様である。
ある。チルト角センサ209は例えばロータリーボリュ
ウム等の回転式可変抵抗器その他の回転角度に応じた電
気信号を取り出す電気的センサである。このチルト角セ
ンサ209の回転軸にレバー211が設けられる。この
レバー211の端部211aが、クローラフレーム3に
設けた長孔210内に係入する。チルト動作により車体
2とクローラフレーム3との間の相対角度が変化する
と、レバー211が回動してチルト角センサ209がそ
の抵抗変化を検出し、これに応じた電気信号が得られ
る。
0の平面図である。この例は、オーガのチルト手段とと
もにローリング手段を備え、図8の電気的なチルト角セ
ンサ209とともに同様な電気的センサからなるローリ
ング角センサを備えた除雪機の例である。
ルト表示部213とローリング表示部214からなる。
各表示部213,214は、それぞれ7個のLED21
5を中央の1個を共通にして並べて配置したものであ
る。チルト角及びローリング角に応じてLED215が
点灯し、検出されたチルト角及びローリング角を表示す
る。チルト表示部213及びローリング表示部214に
沿ってそれぞれチルト角の目盛又は指標216及びロー
リング角の目盛又は指標217が設けられる。これによ
り、前述の図6の例と同様に、オーガのチルト角度が水
平状態かそれより上の位置か下の位置か及びローリング
角度が水平状態かそれより右に傾いているか左に傾いて
いるかがLED215の点灯位置に対応して分る。
の制御回路図である。この実施形態は、前述の図1の
(B)又は(C)に示したクローラ駆動式の除雪機であ
って、モータによる伸縮式スキッド機構を備えた実施形
態に係るものである。
せるための油圧チルトシリンダ及びこれを駆動するチル
トモータを備え、さらにオーガをローリング動作させる
ための油圧ローリングシリンダ及びこれを駆動するロー
リングモータを備える。またこれらとともに、チルト角
及びローリング角を検出するためのチルト角センサ及び
ローリング角センサを備える。シュートは、図2に示し
たように、モータ27(シュート回転モータ)により回
転可能で投雪の向きを変更可能である。さらにこの実施
形態では、シュートが上下方向に伸縮可能でその高さを
調整するシュートハイトモータを備えている。
メインスイッチ61をONにすることによりヒューズ5
7を介してバッテリ33からの電源が各部に供給され
る。油圧チルトシリンダ58にはこれに油圧を供給する
チルトモータ59が備わり、チルトモータリレー60を
介して十字スイッチ62により駆動される。十字スイッ
チ62は、ハンドル29に備わる操作レバー36の先端
部に一体的に取付けられており、この操作レバーの前後
方向の操作により作動し、油圧チルトシリンダ58を駆
動してオーガを上下方向にチルト動作させる。
ガのチルト角度は、チルト角度センサ63により検出さ
れる。検出されたチルト角度は、表示パネル64にLE
Dにより表示される。
置は、前記した油圧シリンダと同様例えば図1に示すチ
ルトシリンダ50の位置でもよい。油圧チルトシリンダ
58はチルトシリンダ50と同様オーガ11の走行面か
らの高さを調整可能とするものである。
グシリンダ65により調整可能である。この油圧ローリ
ングシリンダ65にはこれに油圧を供給するローリング
モータ66が備わり、ローリングモータリレー67を介
して十字スイッチ62により駆動される。十字スイッチ
62は、操作レバーの左右方向の操作によっても作動
し、この場合は、油圧ローリングシリンダ65を駆動し
てオーガハウジング13を図2のA方向からみて時計方
向あるいは反時計方向に回動(ローリング)させる。オ
ーガハウジング13にはオーガ軸14が回転自在に支持
されるので、このローリングにより除雪面を図2のA方
向からみて時計方向あるいは反時計方向に傾斜させるこ
とができる。
度センサ68により検出される。検出されたローリング
角度は、表示パネル64にLEDにより表示される。
ローリング表示部64bとを有し、それぞれこの例では
5段階で上下方向のチルト角度及び左右方向のローリン
グ角度を表示する。表示方法は、例えばチルト角度の場
合、水平な状態を中央のLEDで表示し、チルトアップ
状態およびチルトダウン状態をそれぞれ角度に応じて上
側及び下側のLEDで表示する。同様に、ローリング角
度の場合は、水平な状態を中央のLEDで表示し、ロー
リングして左右に傾いた状態をそれぞれ角度に応じて左
側及び右側のLEDで表示する。
ング角度を検出して水平状態の表示及び傾いたときの表
示を行うことにより、走行中常にオーガの姿勢を把握し
て運転することができ、これに基づいて適正な運転操作
ができる。
タ69は、シュートハイトスイッチ70の動作によりシ
ュートハイトモータリレー71を介して駆動される。
モータ27は、シュート回転スイッチ72の動作により
駆動される。
ボックス30に設けたスキッド操作スイッチ300の操
作によりこのスキッド操作スイッチ300に一体的に設
けられるスキッドスイッチ73が動作してスキッドモー
タリレー74を介して駆動される。
ングモータのいずれか一方のみを備えた構成や両方のモ
ータのいずれもないもの及び/又はシュートハイトモー
タやスキッドモータが備わらない構成の除雪機に対して
も適用可能である。また、オーガの駆動は電動機によっ
て行うことも可能である。
検出手段によりオーガのチルト角あるいはローリング角
を検出し、この検出したチルト角あるいはローリング角
が、姿勢報知手段により例えばLED等のランプ表示や
音による表示あるいは機械的な指針による表示等で表わ
して作業者に示される。これにより作業者はオーガの姿
勢を認識することができ、これに基づいてチルト操作や
ローリング操作を行ってオーガを接地面に対し適正な位
置に調整操作することができる。
図。
4b:車軸、6:エンジン、7:燃料タンク、9:減速
ギヤ、9a:ギヤケース、10:インペラ、11:オー
ガ、12:インペラハウジング、13:オーガハウジン
グ、14:オーガ軸、15:ウォームギヤ、16:駆動
軸、17:プーリ、18:ベルト、19:オーガクラッ
チ、22:スキッド、23:シュート、24:デフレク
タ、25:ヒンジ、26:スプリング、27:シュート
回転モータ、29:ハンドル、30:操作ボックス、3
2:シュートワイヤ、34:走行変速レバー、35:シ
ュートレバー、36:操作レバー、42:車体、43:
オーガ、44:シュート、45:ハンドル、46:車
軸、47:接地面、48:クローラ、48a:クローラ
フレーム、49:連結軸、50:チルトシリンダ、5
1:車軸、72:シュート回転スイッチ、81:エンジ
ン、82:出力軸、83:動力伝達系、84:駆動軸、
85:インペラ、86:回転連結機構、87:オーガ
軸、96:クローラ、97:前輪、98:後輪、99:
トラック、102:チルト操作レバー、103:エンジ
ン出力軸、104:駆動側プーリ、105:マフラー、
106:バッテリ、200:油圧変速機、201:外
管、202:ワイヤ、203:ブラケット、204:取
付け片、205:取付け片、206:指標、207:指
針、208:姿勢表示部、208a:溝、209:チル
ト角センサ、210:長孔、211:レバー、211
a:レバーの端部、212:姿勢表示部、213:チル
ト表示部、214:ローリング表示部、215:LE
D、216:チルト角の指標、217:ローリング角の
指標。
Claims (4)
- 【請求項1】接地する走行駆動部に支持された車体と、 前記走行駆動部より前方側の車体に設けた除雪用のオー
ガと、 前記走行駆動部より後方側の車体に連結された操作用の
ハンドルと、 前記車体に搭載されたオーガ駆動装置とを備えた除雪機
において、 前記オーガのチルト角又はローリング角を検出する姿勢
検出手段を備え、 該姿勢検出手段により検出したオーガの姿勢を表わすた
めの姿勢報知手段を備えたことを特徴とする除雪機。 - 【請求項2】前記走行駆動部は少なくとも前後2点で接
地し、 前記車体は、走行駆動部が取り付けられた第1車体と、
この第1車体に対し揺動可能に支持された第2車体から
なり、 前記オーガは前記第2車体に取付けられ、 前記第1車体と第2車体との間の相対的なチルト角を可
変とするチルト機構を備えたことを特徴とする請求項1
に記載の除雪機。 - 【請求項3】前記オーガと前記車体との間の相対的なロ
ーリング角を可変とするローリング機構を備えたことを
特徴とする請求項1または2に記載の除雪機。 - 【請求項4】前記ハンドル又はその近傍に前記姿勢報知
手段を設けたことを特徴とする請求項1、2または3に
記載の除雪機。
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JP2002087137A JP3984085B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 除雪機 |
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Country | Link |
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Cited By (5)
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