JP4359251B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

本発明は、操作部を操作することで左右の走行部や除雪装置を制御する除雪機に関する。
除雪機のなかには、車体の左右側にそれぞれ左右のクローラ走行部を備え、車体の前部にブロアおよびオーガを備え、オーガの上方にシュータを備えたものがある。
この除雪機は、左右のクローラ走行部の回転速度を調整するシフトレバーや、左右のクローラ走行部の一方を停止または逆転させる旋回レバーを備える(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−13034号公報
特許文献1の除雪機によれば、シフトレバーで左右のクローラ走行部の回転速度を調整することで除雪機を前後進させ、旋回レバーで、左右のクローラ走行部の一方を停止または逆転することで、除雪機を左右に旋回させる。
シフトレバーや旋回レバーを操作して除雪機を前進させることで、積雪をオーガで車体中央に掻き寄せ、掻き寄せた雪をブロアで跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータで所望位置まで投雪する。
ところで、特許文献1の除雪機は、シフトレバーを機体幅方向の略中央に配置し、旋回レバーを機体外側近傍に配置している。すなわち、シフトレバーと旋回レバーとは比較的離れた位置に配置されている。
この除雪機の稼働中に、例えば、シフトレバーの操作後に旋回レバーを操作する場合に、作業者は、シフトレバーから手を離して旋回レバーに持ち替える。
しかし、シフトレバーと旋回レバーとは互いに離れた位置に配置されている。そこで、作業者は、操作を円滑におこなうために、シフトレバーから旋回レバーまで手を迅速に移す必要があり、そのことが除雪機の操作性を高める妨げになっていた。
さらに、通常の除雪機は、シフトレバーなどが操作ハンドルから比較的離れて設けられているので、操作の円滑性を高めるという観点において改良の余地が残されていた。
本発明は、操作性をより一層高めることができる除雪機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、機体の左右側にそれぞれ走行部を備え、左右の走行部の回転速度をそれぞれ調整する電動モータを備え、電動モータを制御する制御部を備え、この制御部に操作信号を伝える操作部を備え、前記機体の前部に雪を除去する除雪装置を備え、機体後方に延ばしたハンドルを備えた除雪機であって、操作手段は、前記ハンドルに同軸上に回動自在に設けた走行操作リング部と、この走行操作リング部を回動させた際に、走行操作リング部の回動量を検知して前記制御部に伝える走行検知部と、前記走行操作リング部の後方で、ハンドルに同軸上に回動自在に設けた旋回操作リング部と、この旋回操作リング部を回動させた際に、旋回操作リング部の回動量を検知して前記制御部に伝える旋回検知部と、を備え、前記走行操作リング部を操作することで前記機体の前後進を調整し、前記旋回操作リング部を操作することで前記機体の旋回を調整することを特徴とする。
ここで、除雪作業中において、除雪装置を雪に対して良好に対向させるために、機体の向きを修正する頻度が高い。
よって、機体の向きを修正するためには、機体を旋回操作する必要があり、旋回操作の頻度が高くなる。
そこで、旋回操作リング部を走行操作リング部の後方に設けた。旋回操作リング部を、ハンドルを握った手の近傍に配置することが可能になる。
旋回操作リング部を、ハンドルを握った手の近傍に配置することで、ハンドルを握っている手の指を、旋回操作リング部に迅速にかけて、旋回操作リング部を良好に回動させることができる。
ここで、旋回操作リング部を走行操作リング部より小径に形成した。よって、機体の前後進走行を調整する際には、ハンドルを握っている手の指を、旋回操作リング部を乗り越えて走行操作リング部にかけることができる。
走行操作リング部に指をかけることで、走行操作リング部を良好に回動させることができる。
このように、ハンドルを握った手の指で、旋回操作リング部および走行操作リング部を操作することで、機体の前後進操作、機体の旋回操作を迅速におこなうことができる。
請求項2において、前記除雪装置は、雪を機体中央に掻き集めるオーガと、掻き集めた雪を投雪するシュータと、を備え、前記操作手段は、前記ハンドルの下方に、前記オーガの姿勢を調整するオーガ操作部を備え、このオーガ操作部の操作レバーを操作した際に、前記オーガ操作部の検知部から、前記オーガを昇降/ローリングさせる信号を制御部に伝えることを特徴とする。
ハンドルの下方にオーガ操作部を備えることで、オーガ操作部をハンドルに近接させた。これにより、ハンドルを握った手で、オーガ操作部の操作レバーを良好に操作することができ、オーガの昇降/ローリング操作を迅速におこなうことができる。
なお、ローリングとは、左右方向に揺れる横揺れをいう。
請求項3において、前記シュータは、頂部に上下方向に揺動自在にヘッド部を備え、前記操作手段は、前記ハンドルの下方に、前記オーガ操作部に隣接させて配置し、前記シュータの姿勢を調整するシュータ操作部を備え、このシュータ操作部の操作レバーを操作した際に、前記シュータ操作部の検知部から、前記シュータを旋回させる信号や、ヘッド部を上下方向に揺動させる信号を制御部に伝えることを特徴とする。
ハンドルの下方にシュータ操作部を備えることで、シュータ操作部をハンドルに近接させた。これにより、ハンドルを握った手で、シュータ操作部の操作レバーを良好に操作することができ、シュータを旋回させる操作や、ヘッド部を上下方向に揺動させる操作を迅速におこなうことができる。
請求項1に係る発明では、ハンドルを握った手の指で、旋回操作リング部および走行操作リング部を操作することで、機体の前後進操作、機体の旋回操作を迅速におこなうことができ、操作性をより一層高めることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、オーガ操作部をハンドルに近接させることで、オーガの昇降/ローリング操作を迅速におこなうことができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、シュータ操作部をハンドルに近接させることで、ヘッド部を上下方向に揺動させる操作を迅速におこなうことができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。
図1は本発明に係る除雪機を示す斜視図、図2は本発明に係る除雪機を示すブロック図である。
除雪機10は、機体11の左右側にそれぞれ左右の走行部12,13を備え、左走行部12の回転速度を調整する左電動モータ15を備え、右走行部13の回転速度を調整する右電動モータ16を備え、機体11にエンジン(原動機)17を搭載し、このエンジン17の動力で駆動するロータリ除雪装置(除雪装置)18を機体11の前部に備える。
右走行部13は、前部の駆動輪13aと後部の遊動輪13bとにクローラベルト13cを巻き掛け、駆動輪13aを右電動モータ16で正逆転させるクローラ式の走行部である。
左走行部12は、右走行部13と左右対称の部材であり、構成部材に同一符号を付して説明を省略する。
ロータリ除雪装置18は、エンジン17の出力軸19に駆動軸22を連結し、駆動軸22をオーガハウジング23内に延ばしてブロア24およびオーガ25に連結し、オーガハウジング23のうち、ブロア24の上方の部位にシュータ26を旋回自在に設け、シュータ26の頂部に上下方向に揺動自在にヘッド部27を備える。
さらに、除雪機10は、オーガ25を昇降用アクチュエータ31で昇降可能とするとともに、ローリング用アクチュエータ32でローリング可能とし、シュータ26を旋回用アクチュエータ33で旋回可能とするとともに、シュータ26のヘッド部27を揺動用アクチュエータ34で上下方向に揺動可能としたものである。
加えて、除雪機10は、左右のハンドル36,37に操作盤38を備え、右ハンドル(ハンドル)37の基部37aおよび基部37aの近傍に操作手段40を備え、この操作手段40から出力された信号に基づいて、左右の電動モータ15,16および各々のアクチュエータ31,32,33,34を制御するための制御信号を出力する制御部42を備え、操作盤38の左側寄りの部位38aにスロットルレバー48を備え、左ハンドル36に走行準備レバー49を備える。
具体的には、制御部42は、左右の電動モータ15,16に正逆回転や回転数を制御する信号を伝えるものである。
また、制御部42は、昇降用アクチュエータ31にオーガ25を昇降させる信号を伝えるものである。
さらに、制御部42は、ローリング用アクチュエータ32にオーガ25をローリングさせる信号を伝え、旋回用アクチュエータ33にシュータ26を昇降させる信号を伝え、揺動用アクチュエータ34にシュータ26のヘッド部27を上下方向に揺動させる信号を伝えるものである。
この除雪機10によれば、左右のハンドル36,37を左右の手で握り、機体11を前進させながらオーガ25で雪を機体中央に掻き集め、掻き集めた雪をシュータ26で投雪する。
この際、シュータ26を旋回させることで雪の投雪方向を調整し、ヘッド部27を上下方向に揺動することで雪の投雪距離を調整する。
操作手段40は、右ハンドル37の基部に走行/旋回操作部50を備え、右ハンドル37の下方近傍にオーガ操作部51およびシュータ操作部52を備える。
除雪機10の稼働中に、右ハンドル37を握った右手から指を延ばし、延ばした指で走行/旋回操作部50を操作する。さらに、右ハンドル37を握った右手でオーガ操作部51およびシュータ操作部52を操作する。
スロットルレバー48は、スロットルバルブ(図示せず)にワイヤを介して連結されている。スロットルレバー48を操作することで、前記スロットルバルブの開度を調整して、エンジン17の回転数を制御する。
走行準備レバー49は、左ハンドル36から上方に離れた状態(図示の状態)でオフ、左ハンドル36に重ね合わせることでオンの状態になるレバーである。
メインスイッチ(図示せず)がオンの状態において、走行準備レバー49をオンの状態にすることで、左右の電磁ブレーキ15a,16aを開放(非ブレーキ)状態にする。
よって、走行準備レバー49を左ハンドル36に重ね合わせるように握ることで、機体11が走行する。
右ハンドル37の基部に走行/旋回操作部50を備え、右ハンドル37の下方近傍にオーガ操作部51およびシュータ操作部52を備え、操作盤38の左側寄りの部位38aにスロットルレバー48を備える。
走行/旋回操作部50、オーガ操作部51およびシュータ操作部52を右手で操作し、スロットルレバー48を左手で操作することが可能になり、走行/旋回操作部50、オーガ操作部51、シュータ操作部52およびスロットルレバー48を容易に操作できる。
図3は本発明に係る除雪機の操作手段を示す斜視図、図4は本発明に係る除雪機の操作手段を示す分解斜視図である。
走行/旋回操作部50は、右ハンドル37に同軸上に回動自在に設け、右ハンドル37より大径に形成した走行操作リング部55と、この走行操作リング部55を回動させた際に、走行操作リング部55の回動量を検知して制御部42(図2参照)に伝える走行検知部56と、走行操作リング部55の後方に回動自在に設けた旋回操作リング部58と、この旋回操作リング部58を回動させた際に、旋回操作リング部58の回動量を検知して制御部42に伝える旋回検知部59とを備える。
旋回操作リング部58は、走行操作リング部55の後方で、右ハンドル37に同軸上に設けられ、走行操作リング部55より小径に形成されたリング部である。
旋回操作リング部58を走行操作リング部55の後方に設けることで、右ハンドル37を握った右手の近傍に配置する。
ここで、除雪作業中において、機体11の向きを調整する旋回操作は、機体11の速度を調整する走行操作と比較して操作頻度が高い。
このため、機体11の向きを調整する旋回操作リング部58の操作性を考慮すると、使用者が右手で右ハンドルを握った状態において、旋回操作リング部58を右手の近傍に配置することが好ましい。
そこで、旋回操作リング部58を走行操作リング部55の後方に設けることで、右ハンドル37を握った右手の近傍に配置するようにした。
旋回操作リング部58を、右ハンドル37を握った右手の近傍に配置することで、右ハンドル37を握っている右手の指を、旋回操作リング部58に迅速にかけて、旋回操作リング部58を良好に回動させることができる。
加えて、旋回操作リング部58を走行操作リング部55より小径に形成した。よって、機体11の前後進走行を調整する際には、右ハンドル37を握っている右手の指を、旋回操作リング部58を乗り越えて走行操作リング部55に容易にかけることができる。
走行操作リング部55に指をかけることで、走行操作リング部55を良好に回動させることができる。
このように、右ハンドル37を握った右手の指で、旋回操作リング部58および走行操作リング部55を操作することで、機体11の前後進操作、機体11の旋回操作を迅速におこなうことができる。
また、右ハンドル37の下方で、機体11の後部11aから取付台61を後方に突出し、この取付台61にオーガ操作部51を備える。さらに、右ハンドル37の下方で、機体11の後部11aに、オーガ操作部51に隣接させて、シュータ操作部52を備える。
オーガ操作部51は、一例として、ジョイスティックスイッチであり、オーガ操作レバー(操作レバー)63およびオーガ検知部(検知部)64を備える。
オーガ操作部51によれば、オーガ操作レバー63を機体幅方向や、上下方向に移動するように操作した際に、オーガ検知部64から、オーガ25(図2参照)を昇降/ローリングさせる信号を制御部42(図2参照)に伝える。
オーガ操作レバー63には復帰用のばね(図示せず)が設けられている。オーガ操作レバー63から操作力を解除すると、オーガ操作レバー63は復帰用ばねのばね力で中立位置(図示の位置)に復帰する。
右ハンドル37の下方にオーガ操作部51を備えることで、オーガ操作部51を右ハンドル37に近接させた。
これにより、右ハンドル37を握った右手で、オーガ操作部51のオーガ操作レバー63を良好に操作することができ、オーガ25(図2参照)の昇降/ローリング操作を迅速におこなうことができる。
シュータ操作部52は、一例として、ジョイスティックスイッチであり、シュータ操作レバー(操作レバー)66およびシュータ検知部(検知部)67を備える。
シュータ操作部52によれば、シュータ操作レバー66を機体幅方向や、上下方向に移動するように操作した際に、シュータ検知部67から、シュータ26(図2参照)を旋回させる信号や、ヘッド部27(図2参照)を上下方向に揺動させる信号を制御部42に伝える。
シュータ操作レバー66には復帰用のばね(図示せず)が設けられている。シュータ操作レバー66から操作力を解除すると、シュータ操作レバー66は復帰用ばねのばね力で中立位置(図示の位置)に復帰する。
右ハンドル37の下方にシュータ操作部52を備えることで、シュータ操作部52を右ハンドル37に近接させた。
これにより、右ハンドル37を握った右手で、シュータ操作部51のシュータ操作レバー66を良好に操作することができ、シュータ26を旋回させる操作や、ヘッド部27を上下方向に揺動させる操作を迅速におこなうことができる。
なお、オーガ操作部51を機体11の後部11aに直接取り付けないで、取付台61を介して取り付けた理由は以下の通りである。
すなわち、除雪作業中において、オーガ25(図2参照)の昇降操作や、ローリング操作は、シュータ26(図2参照)の旋回操作やヘッド部27の上下揺動操作と比較して操作頻度が高い。
このため、オーガ操作部51の操作性を考慮すると、使用者が右手で右ハンドルを握った状態において、オーガ操作部51を右手に可能な限り近づけることが好ましい。
そこで、オーガ操作部51を機体11の後部11aに直接取り付けないで、取付台61を介して取り付けるようにした。
図5は図3の5−5線断面図である。
右ハンドル37の基端部37aにブロック71を取付ボルト72で同軸上に固定し、基端部37aとブロック71との間にフランジ73を挟持する。
ブロック71は、大径ブロック部75と小径ブロック部76とを有し、小径ブロック部76は右ハンドル37と同径に形成されている。大径ブロック部75の前壁75aに固定プレート77および取付ブロック78を一体にボルト止めし、取付ブロック78をボルト79…(1個のみを図示する)で機体11の後部11aに取り付ける。
これにより、取付ブロック78、固定プレート77およびブロック71を介して右ハンドル37が機体11の後部11aに取り付けられている。
右ハンドル37の基端部37aおよびブロック71に、走行操作リング部55が回動自在に支持されている。
具体的には、走行操作リング部55は、ブロック71に回転自在に支持されている第1リング81と、右ハンドル37の基端部37aに回転自在に支持されている第2リング82とを備え、第1、第2のリング81,82をボルト83…で同軸上に一体に連結する。
第1リング81は、小径ブロック部76に小径部84を回動自在に設け、大径ブロック部75に大径部85を回動自在に設け、小径部84の前端と大径部85の後端とを壁部86で一体に連結したものである。
大径部85の外周には、軸線方向に延びる溝85a…(図3、図4参照)が所定間隔をおいて形成され、上部85bに略L字形の速度操作アーム88が取り付けられている。速度操作アーム88の下端部88aに取付孔88bを形成し、この取付孔88bを走行検知部56の回転軸56bに嵌合させる。
回転軸56bに段部56cを形成し、この段部56cに対応させて、取付孔88bの周縁に、平坦な部位88cを設ける。よって、走行操作リング部55を回動させた際に、走行操作リング部55とともに、速度操作アーム88が回転軸56bを中心にして回動し、速度操作アーム88の回動で回転軸56bが回動する。
これにより、走行検知部56は、走行操作リング部55の回動量を検知して制御部42(図2参照)に伝えることができる。
走行検知部56は、一例として、ロータリボリュウムスイッチ(ロータリポテンショメータ)であり、検知部本体56aがブロック71の収納凹部91に取り付けられ、回転軸56bが右ハンドル37と同軸上に延びたものである。
この走行検知部56は、回転軸56bの回動量に対応して、抵抗値を変化させるとともに、抵抗値を制御部に伝えるものである。
第2リング82は、外周82aが、後端から前端に向けて徐々に大径になるように傾斜状に形成され、この傾斜状の外周82aに、軸線方向に延びる溝82b…が所定間隔をおいて形成されている。
ブロック71の大径ブロック部75には、作業用前進ストッパ93および作業用後進ストッパ94が設けられている。
作業用前進ストッパ93は、除雪作業時における前進走行の最大速度を設定するためのストッパである。
作業用後進ストッパ94は、除雪作業時における後進走行の最大速度を設定するためのストッパである。
また、大径ブロック部75には、前壁75aから後壁75bに貫通する収納孔96が形成されている。この収納孔96に、押付けロッド97が摺動自在に収納されるとともに、押付けロッド97の中空部内および収納孔96にリターンスプリング98が配置されている。
リターンスプリング98の前端を固定プレート77に当接し、リターンスプリング98の後端を中空部の頂部97aに当接する。
よって、リターンスプリング98のばね力で押付けロッド97の先端部97bが、第1リング81の壁部86に当接する。この状態において、第1リング81は除雪操作位置P1に位置する。
一方、リターンスプリング98のばね力に抗して、第1リング81を機体前方に向けて押圧することで、リターンスプリング98が圧縮され、第1リング81の壁部86がブロック71の後壁75bに当接する。この状態において、第1リング81は最大速度操作位置P2(図9(a)参照)に位置する。
なお、第1リング81を、除雪操作位置P1と、最大速度操作位置P2とに切り替える理由は、図8〜図9で詳しく説明する。
旋回操作リング部58は、外周58aに、軸線方向に延びる溝58b…が所定間隔をおいて形成され、下部58cに旋回操作アーム101の基部が取り付けられている。
旋回操作アーム101は、基部101aから第2リング82の外周82aに沿って傾斜部101bが傾斜状に下降し、傾斜部101bの端部から鉛直部101cが下方に向けて延びている。
この鉛直部101cが、旋回検知部59の左右の摺動片102a,103aを移動させる。
旋回操作リング部58の後方に、ストッパリング99が設けられている。すなわち、ストッパリング99が右ハンドル37に嵌合され、ストッパボルト99aで固定されている。
これにより、旋回操作リング部58を所定位置(図示の位置)に回動自在に支持される。
図4に戻って、旋回検知部59は、機体11の中心から右外側に向けて左旋回検知部102を延ばし、機体11の中心から左外側に向けて右旋回検知部103を延ばし、左右の旋回検知部102,103をそれぞれ直線上に配置し、機体11の後部11aに取り付けたものである。
左旋回検知部102は、一例として、スライドボリュウムスイッチ(スライドポテンショメータ)であり、左検知部本体102aから左摺動片102bを機体11の後方に向けて突出させたものである。
この左旋回検知部102は、左摺動片102bのスライド移動に対応して、抵抗値を変化させるとともに、抵抗値を制御部42(図2参照)に伝えるものである。
右旋回検知部103は、一例として、スライドボリュウムスイッチ(スライドポテンショメータ)であり、右検知部本体103aから右摺動片13bを機体11の後方に向けて突出させたものである。
この右旋回検知部103は、右摺動片103bのスライド移動に対応して、抵抗値を変化させるとともに、抵抗値を制御部42に伝えるものである。
左旋回検知部102の左摺動片102bおよび右旋回検知部103の右摺動片103bに引っ張りばね104を係止する。引張りばね104のばね力で、左右の摺動片102b,103bはそれぞれの待機位置P3,P4に保持される。
左右の摺動片102b,103bが待機位置P3,P4に保持された状態において、鉛直部101cの右縁が左摺動片102bに当接し、鉛直部101cの左縁が右摺動片103bに当接する。
これにより、旋回操作リング部58を中立位置に保持することができる。
旋回操作リング部58を矢印Aの如く左回転することで、旋回操作アーム101が左旋回し、左旋回検知部102の左摺動片102bを右方向に移動する。
これにより、左旋回検知部102は、旋回操作リング部58の左回動量を検知して制御部42(図2参照)に伝えることができる。
一方、旋回操作リング部58を矢印Bの如く右回転することで、旋回操作アーム101が右旋回し、右旋回検知部103の右摺動片103bを左方向に移動する。
これにより、右旋回検知部103は、旋回操作リング部58の右回動量を検知して制御部42に伝えることができる。
図6は図5の6−6線断面図である。
大径ブロック部75に、作業用前進ストッパ93および走行用前進ストッパ106を備え、走行操作リング部55の大径部85に前進係止片107を備える。
作業用前進ストッパ93は、大径ブロック部75に、外周75cに開口し、かつ半径方向に延びた収納凹部108が形成され、この収納凹部108内に突没自在にストッパピン109を備え、このストッパピン109を圧縮ばね111で突出するように付勢するものである。
よって、ストッパピン109の先端部109aが、走行操作リング部55の大径部85の内周85aに当接する。
走行用前進ストッパ106は、大径ブロック部75に半径方向に延びるように設けられている。
この走行用前進ストッパ106は、大径ブロック部75に基部を埋設し、大径ブロック部75の外周75cから先端部が突出した固定プレートである。
前進係止片107は、頂部107aを傾斜面に形成したものである。すなわち、前進係止片107は、作業用前進ストッパ93に臨む側面107bを、大径部85の内周85aから内側に突出させ、側面107bの反対側に向けて突出量を徐々に小さくすることにより、頂部107aを傾斜面に形成したものである。
図7は図5の7−7線断面図である。
大径ブロック部75に、作業用後進ストッパ94および走行用後進ストッパ113を備え、走行操作リング部55の大径部85に後進係止片114を備える。
作業用後進ストッパ94は、大径ブロック部75に、外周75cに開口し、かつ半径方向に延びた収納凹部115が形成され、この収納凹部115内に突没自在にストッパピン116を備え、このストッパピン116を圧縮ばね117で突出するように付勢するものである。
よって、ストッパピン116の先端部116aが、走行操作リング部55の大径部85の内周85aに当接する。
走行用後進ストッパ113は、大径ブロック部75に半径方向に延びるように設けられている。
この走行用前進ストッパ113は、大径ブロック部75に基部を埋設し、大径ブロック部75の外周75cから先端部が突出した固定プレートである。
後進係止片114は、頂部114aをテーパ面に形成したものである。すなわち、前進係止片114は、作業用後進ストッパ94に臨む側面114bを、大径部85の内周85aから内側に突出させ、側面114aの反対側に向けて突出量を徐々に小さくすることにより、頂部114aをテーパ面に形成したものである。
次に、作業用前進ストッパ、走行用前進ストッパおよび前進係止片の作用を図8〜図9に基づいて説明する。
図8(a)〜(c)は本発明に係る除雪機において作業用前進ストッパで作業用前進速度を規制する例を示す説明図である。
(a)において、走行操作リング部55を矢印Cのように回動することにより、走行検知部56の回転軸56b(図5参照)が回動して、前進走行速度を徐々に高める。
(b)において、作業用前進ストッパ93に前進係止片107が当接する。これにより、走行操作リング部55の回動を阻止し、図1に示す除雪機10は、作業時における最大前進速度に保持される。
(c)において、除雪作業が終了し、通常の走行状態で走行する際に、リターンスプリング98のばね力に抗して、走行操作リング部55の外周82aを矢印Fの如く押圧する。外周82aにかかった押圧力Fで、リターンスプリング98が圧縮される。
外周82aは、傾斜状に形成された周面であり、矢印Fの如く水平の荷重を指で容易にかけることができる。
図9(a)〜(c)は本発明に係る除雪機において走行用前進ストッパで走行用前進速度を規制する例を示す説明図である。
(a)において、リターンスプリング98が圧縮され、走行操作リング部55の壁部86がブロック71の後壁75bに当接する。この状態において、走行操作リング部55は最大速度操作位置P2に位置する。
これにより、前進係止片107が機体前方に移動して、作業用前進ストッパ93から離れる。走行操作リング部55を矢印Dの如く回動することが可能になる。
(b)において、走行操作リング部55を矢印Dの如く回動することで、走行検知部56の回転軸56b((a)参照)が回動して、前進走行速度を徐々に高める。
走行用前進ストッパ106に前進係止片107が当接する。これにより、走行操作リング部55の回動が阻止され、図1に示す除雪機10は、走行時における最大前進速度に保持される。
(c)において、除雪機10の前進走行を停止する際には、走行操作リング部55を矢印Eの如く回動する。
前進係止片107の頂部107aが作業用前進ストッパ93に当接する。頂部107aは傾斜面に形成されているので、走行操作リング部55の回動を継続することで、作業用前進ストッパ93の先端部109aが頂部107aで押圧される。
作業用前進ストッパ93のストッパピン109が圧縮ばね111のばね力に抗して収納凹部108内に矢印Fの如く沈み込む。
これにより、前進係止片107が作業用前進ストッパ93を乗り越えて、走行操作リング部55を走行用前進最大速度の位置から走行停止の位置まで円滑に回動することができる。
図10は図3の10矢視図である。
左旋回検知部102の左摺動片102bおよび右旋回検知部103の右摺動片103bに引張りばね104を係止することで、引張りばね104のばね力で、左右の摺動片102b,103bをそれぞれの待機位置P3,P4に保持する。
この状態において、鉛直部101cの右縁が左摺動片102bに当接し、鉛直部101cの左縁が右摺動片103bに当接し、旋回操作リング部58を中立位置に保持する。
旋回操作リング部58を矢印Gの如く左回転することで、旋回操作アーム101が矢印Hの如く左旋回し、左旋回検知部102の左摺動片102bを矢印Iの如く右方向に移動する。
これにより、左旋回検知部102は、旋回操作リング部58の左回動量を検知して制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から、図2に示す左電動モータ15に、左電動モータ15の回転数を減少させる信号、左電動モータ15を停止させる信号、あるいは左電動モータ15を逆転させる信号を伝える。
これにより、旋回操作リング部58の左旋回量に対応させて機体11の左旋回を調整することができる。
一方、旋回操作リング部58を矢印Jの如く右回転することで、旋回操作アーム101が矢印Kの如く右旋回し、右旋回検知部103の右摺動片103bを矢印Lの如く左方向に移動する。
これにより、右旋回検知部103は、旋回操作リング部58の右回動量を検知して制御部42に伝える。
制御部42から、図2に示す右電動モータ16に、右電動モータ16の回転数を減少させる信号、右電動モータ16を停止させる信号、あるいは右電動モータ16を逆転させる信号を伝える。
これにより、旋回操作リング部58の右旋回量に対応させて機体11の右旋回を調整することができる。
また、走行操作リング部55を矢印Mの如く回動させた際に、走行操作リング部55とともに、速度操作アーム88が回動し、速度操作アーム88の回動で回転軸56bが回動する。
これにより、走行検知部56は、走行操作リング部55の回動量を検知して制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から、図2に示す左右の電動モータ15,16に回転数を制御する信号を伝える。操作グリップ部52のスライド移動量に対応させて、左電動モータ15で左走行部12(図2参照)の回転速度を調整するとともに、右電動モータ16で右走行部13(図2参照)の回転速度を調整する。
よって、走行操作リング部55の回動量に対応させて機体11の走行速度を調整することができる。
シュータ操作レバー66を機体幅方向(左右方向)に移動した際に、シュータ検知部67がシュータ操作レバー66の移動を検知する。シュータ検知部67から、シュータ26を左右方向に旋回させる信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から、図2に示す旋回用アクチュエータ33に、シュータ26を旋回させる信号を伝える。旋回用アクチュエータ33が作動してシュータ26が旋回する。
一方、シュータ操作レバー66を上下方向に移動した際に、シュータ検知部67がシュータ操作レバー66の上下方向の移動を検知する。シュータ検知部67から、シュータ26のヘッド部27を上下方向に揺動させる信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から、図2に示す揺動用アクチュエータ34に、シュータ26のヘッド部27が上下方向に揺動させる信号を伝える。揺動用アクチュエータ34が作動してヘッド部27が上下方向に揺動する。
ここで、シュータ操作レバー66には復帰用のばね(図示せず)が設けられている。シュータ操作レバー66から操作力を解除すると、シュータ操作レバー66は復帰用ばねのばね力で中立位置に復帰する。
オーガ操作レバー63を機体幅方向(左右方向)に移動した際に、オーガ検知部64がオーガ操作レバー63の移動を検知する。オーガ検知部64から、オーガ25を左右方向にローリングさせる信号を制御部42に伝える。
制御部42から、図2に示すローリング用アクチュエータ32に、オーガ25をローリングさせる信号を伝える。ローリング用アクチュエータ32が作動してオーガ25がローリングする。
一方、オーガ操作レバー63を上下方向に移動した際に、オーガ検知部64がオーガ操作レバー63の上下方向の移動を検知する。オーガ検知部64から、オーガ25を昇降させる信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から、図2に示す昇降用アクチュエータ31に、オーガ25を昇降させる信号を伝える。昇降用アクチュエータ31が作動してオーガ25が昇降する。
ここで、オーガ操作レバー63には復帰用のばね(図示せず)が設けられている。オーガ操作レバー63から操作力を解除すると、オーガ操作レバー63は復帰用ばねのばね力で中立位置に復帰する。
次に、除雪機10の作用を図11〜図14に基づいて説明する。
図11(a),(b)は本発明に係る除雪機の走行操作リング部を回動させる例を説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を右手で120で握った状態で、走行操作リング部55に親指121と人差し指122をかける。
走行操作リング部55を親指121と人差し指122で矢印Mの如く回動させる。走行操作リング部55の回動量を移動検知部56a(図4参照)で検知する。
(b)において、検知した信号に基づいて制御部42から、左右の電動モータ15,16(図2参照)に回転数を制御する信号を伝える。
よって、走行操作リング部55の回動量に対応させて機体11を矢印N−Oの如く前後進させ、さらに前後進時の走行速度を調整する。
図12(a),(b)は本発明に係る除雪機の旋回操作リング部を旋回させた例を説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を右手120で握った状態で、旋回操作リング部58に親指121と人差し指122をかける。
旋回操作リング部58を親指121と人差し指122で矢印G−Jの如く左右に旋回させる。
旋回操作リング部58の旋回量を左右の旋回検知部102,103(103は図4参照)で検知する。
(b)において、検知した信号に基づいて制御部42から、左右の電動モータ15,16(図2参照)の一方の回転数を減少させる信号、停止させる信号、あるいは逆転させる信号を伝える。
よって、操作グリップ部52の左右の旋回量に対応させて機体11を矢印P−Qの如く旋回させ、さらに旋回時の状態を調整する。
図13(a),(b)は本発明に係る除雪機のオーガを制御する例を説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手120で、オーガ操作レバー63を摘む。オーガ操作レバー63を矢印の如く機体幅方向(左右方向)や、矢印の如く上下方向に移動する。
オーガ操作レバー63の機体幅方向や、上下方向への移動をオーガ検知部64で検知する。
(b)において、オーガ操作レバー63の機体幅方向への移動を検知した際に、検知した信号に基づいて制御部42から、ローリング用アクチュエータ32にローリングを制御する信号を伝える。
よって、ローリング用アクチュエータ32が作動してオーガ25が矢印Rの如く左右方向にローリングする。
また、オーガ操作レバー63の上下方向への移動を検知した際に、検知した信号に基づいて制御部42から、昇降用アクチュエータ31に昇降を制御する信号を伝える。
よって、昇降用アクチュエータ31が作動してオーガ25が矢印Sの如く昇降する。
図14(a),(b)は本発明に係る除雪機のシュータを制御する例を説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手120で、シュータ操作レバー66を摘む。シュータ操作レバー66を矢印の如く機体幅方向(左右方向)や、矢印の如く上下方向に移動する。
シュータ操作レバー66の機体幅方向や、上下方向への移動をオーガ検知部67で検知する。
(b)において、シュータ操作レバー66の機体幅方向への移動を検知した際に、検知した信号に基づいて制御部42から、旋回用アクチュエータ33に旋回を制御する信号を伝える。
よって、旋回用アクチュエータ33が作動してシュータ26が矢印Tの如く旋回する。
また、シュータ操作レバー66の上下方向への移動を検知した際に、検知した信号に基づいて制御部42から、揺動用アクチュエータ34に揺動を制御する信号を伝える。
よって、揺動用アクチュエータ34が作動してヘッド部27が矢印Uの如く上下方向に揺動する。
なお、前記実施の形態では、本発明をクローラ式の除雪機に適用させた例について説明したが、これに限らないで、例えば、車輪式の除雪機に適用することも可能である。
また、前記実施の形態では、操作手段40を右ハンドル37の基部37aおよび基部37aの近傍に備えた例について説明したが、これに限らないで、操作手段40を左ハンドル36の基部やこの基部の近傍に備えることも可能である。
さらに、前記実施の形態では、除雪装置としてロータリ除雪装置18を例に説明したが、これに限らないで、例えば除雪ブレードなどの、その他の除雪装置を用いることも可能である。
また、前記実施の形態では、右ハンドル37から右手120を離し、離した右手でオーガ操作レバー63を操作する例について説明したが、これに限らないで、右ハンドル37に右手120をかけたままの状態で、例えば、中指をオーガ操作レバー63まで延ばし、延ばした中指でオーガ操作レバー63を操作することも可能である。
さらに、前記実施の形態では、右ハンドル37から右手120を離し、離した右手でシュータ操作レバー66を操作する例について説明したが、これに限らないで、右ハンドル37に右手120をかけたままの状態で、例えば、中指をシュータ操作レバー66まで延ばし、中指でシュータ操作レバー66を操作することも可能である。
また、前記実施の形態では、走行操作リング部55の第1リング81を右ハンドル37より大径に形成し、旋回操作リング部58を第1リング81より小径に形成した例について説明したが、第1リング81や旋回操作リング部58の径は任意に設定することができる。
本発明は、操作部の操作で左右の走行部や除雪装置を制御する除雪機への適用に好適である。
本発明に係る除雪機を示す斜視図である。 本発明に係る除雪機を示すブロック図である。 本発明に係る除雪機の操作手段を示す斜視図である。 本発明に係る除雪機の操作手段を示す分解斜視図である。 図3の5−5線断面図である。 図5の6−6線断面図である。 図5の7−7線断面図である。 本発明に係る除雪機において作業用前進ストッパで作業用前進速度を規制する例を示す説明図である。 本発明に係る除雪機において走行用前進ストッパで走行用前進速度を規制する例を示す説明図である。 図3の10矢視図である。 本発明に係る除雪機の走行操作リング部を回動させる例を説明する図である。 本発明に係る除雪機の旋回操作リング部を旋回させた例を説明する図である。 本発明に係る除雪機のオーガを制御する例を説明する図である。 本発明に係る除雪機のシュータを制御する例を説明する図である。
符号の説明
10…除雪機、11…機体、12…左走行部、13…右走行部、15…左電動モータ、16…右電動モータ、18…ロータリ除雪装置(除雪装置)、25…オーガ、26…シュータ、27…ヘッド部、37…右ハンドル(ハンドル)、40…操作手段、42…制御部、51…オーガ操作部、52…シュータ操作部、55…走行操作リング部、56…走行検知部、58…旋回操作リング部、59…旋回検知部、63…オーガ操作レバー(操作レバー)、64…オーガ検知部(検知部)、66…シュータ操作レバー(操作レバー)、67…シュータ検知部(検知部)。

Claims (3)

  1. 機体の左右側にそれぞれ走行部を備え、左右の走行部の回転速度をそれぞれ調整する電動モータを備え、電動モータを制御する制御部を備え、この制御部に操作信号を伝える操作部を備え、前記機体の前部に雪を除去する除雪装置を備え、機体後方に延ばしたハンドルを備えた除雪機であって、
    操作手段は、
    前記ハンドルに同軸上に回動自在に設けた走行操作リング部と、
    この走行操作リング部を回動させた際に、走行操作リング部の回動量を検知して前記制御部に伝える走行検知部と、
    前記走行操作リング部の後方で、ハンドルに同軸上に回動自在に設けた旋回操作リング部と、
    この旋回操作リング部を回動させた際に、旋回操作リング部の回動量を検知して前記制御部に伝える旋回検知部と、を備え、
    前記走行操作リング部を操作することで前記機体の前後進を調整し、前記旋回操作リング部を操作することで前記機体の旋回を調整することを特徴とする除雪機。
  2. 前記除雪装置は、雪を機体中央に掻き集めるオーガと、掻き集めた雪を投雪するシュータと、を備え、
    前記操作手段は、前記ハンドルの下方に、前記オーガの姿勢を調整するオーガ操作部を備え、
    このオーガ操作部の操作レバーを操作した際に、
    前記オーガ操作部の検知部から、前記オーガを昇降/ローリングさせる信号を制御部に伝えることを特徴とする請求項1記載の除雪機。
  3. 前記シュータは、頂部に上下方向に揺動自在にヘッド部を備え、
    前記操作手段は、前記ハンドルの下方に、前記オーガ操作部に隣接させて配置し、前記シュータの姿勢を調整するシュータ操作部を備え、
    このシュータ操作部の操作レバーを操作した際に、
    前記シュータ操作部の検知部から、前記シュータを旋回させる信号や、ヘッド部を上下方向に揺動させる信号を制御部に伝えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の除雪機。
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