JP2006233616A - 除雪機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作性をより一層高めることができる除雪機を提供する。
【解決手段】 除雪機10の操作部40は、右ハンドル37に隣接配置され、機体前方に向けて上り勾配に傾斜させた走行操作盤51と、この走行操作盤51に、上下方向に向けて設けられ、機体11の前後進速度を調整する速度操作部52と、この速度操作部52を操作した際に、速度操作部52の操作を検知して制御部42に伝える走行操作検知手段58と、走行操作盤51に、速度操作部52に隣接して設けられ、機体11の旋回を調整する旋回操作部53と、旋回操作部53を操作した際に、旋回操作部53の操作を検知して制御部42に伝える旋回操作検知手段61とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 除雪機10の操作部40は、右ハンドル37に隣接配置され、機体前方に向けて上り勾配に傾斜させた走行操作盤51と、この走行操作盤51に、上下方向に向けて設けられ、機体11の前後進速度を調整する速度操作部52と、この速度操作部52を操作した際に、速度操作部52の操作を検知して制御部42に伝える走行操作検知手段58と、走行操作盤51に、速度操作部52に隣接して設けられ、機体11の旋回を調整する旋回操作部53と、旋回操作部53を操作した際に、旋回操作部53の操作を検知して制御部42に伝える旋回操作検知手段61とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、操作部を操作することで左右の走行部や除雪装置を制御する除雪機に関する。
除雪機のなかには、車体の左右側にそれぞれ左右のクローラ走行部を備え、車体の前部にブロアおよびオーガを備え、オーガの上方にシュータを備えたものがある。
この除雪機は、左右のクローラ走行部の回転速度を調整するシフトレバーや、左右のクローラ走行部の一方を停止または逆転させる旋回レバーを備える(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−13034号公報
この除雪機は、左右のクローラ走行部の回転速度を調整するシフトレバーや、左右のクローラ走行部の一方を停止または逆転させる旋回レバーを備える(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の除雪機によれば、シフトレバーで左右のクローラ走行部の回転速度を調整することで除雪機を前後進させ、旋回レバーで、左右のクローラ走行部の一方を停止または逆転することで、除雪機を左右に旋回させる。
シフトレバーや旋回レバーを操作して除雪機を前進させることで、積雪をオーガで車体中央に掻き寄せ、掻き寄せた雪をブロアで跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータで所望位置まで投雪する。
シフトレバーや旋回レバーを操作して除雪機を前進させることで、積雪をオーガで車体中央に掻き寄せ、掻き寄せた雪をブロアで跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータで所望位置まで投雪する。
ところで、特許文献1の除雪機は、シフトレバーを機体幅方向の略中央に配置し、旋回レバーを機体外側近傍に配置している。すなわち、シフトレバーと旋回レバーとは比較的離れた位置に配置されている。
この除雪機の稼働中に、例えば、シフトレバーの操作後に旋回レバーを操作する場合に、作業者は、シフトレバーから手を離して旋回レバーに持ち替える。
この除雪機の稼働中に、例えば、シフトレバーの操作後に旋回レバーを操作する場合に、作業者は、シフトレバーから手を離して旋回レバーに持ち替える。
しかし、シフトレバーと旋回レバーとは互いに離れた位置に配置されている。そこで、作業者は、操作を円滑におこなうために、シフトレバーから旋回レバーまで手を迅速に移す必要があり、そのことが除雪機の操作性を高める妨げになっていた。
さらに、通常の除雪機は、シフトレバーなどが操作ハンドルから比較的離れて設けられているので、操作の円滑性を高めるという観点において改良の余地が残されていた。
さらに、通常の除雪機は、シフトレバーなどが操作ハンドルから比較的離れて設けられているので、操作の円滑性を高めるという観点において改良の余地が残されていた。
本発明は、操作性をより一層高めることができる除雪機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、機体の左右側にそれぞれ走行部を備え、左右の走行部の回転速度をそれぞれ調整する電動モータを備え、電動モータを制御する制御部を備え、この制御部に操作信号を伝える操作部を備え、前記機体の前部に雪を除去する除雪装置を備えた除雪機であって、前記操作部は、機体後方に延びる左右のハンドルのうち、一方のハンドルに隣接配置され、機体前方に向けて上り勾配に傾斜させた操作盤と、この操作盤に、上下方向に向けて設けられ、機体の前後進速度を調整する速度操作部と、この速度操作部を操作した際に、速度操作部の操作を検知して前記制御部に伝える走行操作検知手段と、前記操作盤に、速度操作部に隣接して設けられ、機体の旋回を調整する旋回操作部と、この旋回操作部を操作した際に、旋回操作部の操作を検知して前記制御部に伝える旋回操作検知手段と、を備え、前記速度操作部を操作することで前記機体の前後進速度を調整し、前記旋回操作部を操作することで前記機体の旋回を調整することを特徴とする。
左右のハンドルのうち、一方のハンドルに操作盤を隣接させた。この操作盤を機体前方に向けて上り勾配に傾斜させることで、操作盤を作業者に対向させた。
そして、操作盤に、速度操作部を上下方向に向けて設け、この速度操作部に旋回操作部を隣接して設けた。
そして、操作盤に、速度操作部を上下方向に向けて設け、この速度操作部に旋回操作部を隣接して設けた。
よって、速度操作部や旋回操作部を、作業者に対向させて配置することが可能になり、速度操作部や旋回操作部を認識し易くできる。
さらに、速度操作部や旋回操作部を、ハンドルに隣接させて配置することが可能になり、速度操作部や旋回操作部を操作する際に、手の移動量を小さく抑えることができる。
さらに、速度操作部や旋回操作部を、ハンドルに隣接させて配置することが可能になり、速度操作部や旋回操作部を操作する際に、手の移動量を小さく抑えることができる。
このように、速度操作部や旋回操作部を認識し易くし、かつ、速度操作部や旋回操作部を操作する際の手の移動量を小さく抑えることで、速度操作部や旋回操作部の操作を迅速におこなうことができる。
これにより、速度操作部で前後進速度の調整を迅速におこなうことができ、旋回操作部で旋回調整を迅速におこなうことができる。
これにより、速度操作部で前後進速度の調整を迅速におこなうことができ、旋回操作部で旋回調整を迅速におこなうことができる。
請求項2において、前記速度操作部は、前記操作盤に、上下方向に複数個の操作ボタンを配列したものであることを特徴とする。
速度操作部として複数個の操作ボタンを用いることで、操作ボタンを押すだけの簡単な操作で、前後進の切り替えや、速度調整をおこなうことができる。
請求項3は、前記左右のハンドルのうち、他方のハンドルに、走行準備指令部を備えたことを特徴とする。
ここで、走行準備指令部は、除雪機を走行させる際に、作業者が左右いずれか一方の手でオンの状態に保持し、手を離すことでオフの状態に切り替えて除雪機を停止させるものである。
このため、除雪機を走行させる際には、左右いずれか一方の手で、走行準備指令部をオンの状態に保持し続ける必要がある。
このため、除雪機を走行させる際には、左右いずれか一方の手で、走行準備指令部をオンの状態に保持し続ける必要がある。
ところで、左右のハンドルのうち、一方のハンドルに隣接させて速度操作部や旋回操作部を設けた。よって、一方のハンドルを握っている手で、速度操作部や旋回操作部を操作する。
このため、他方のハンドルを握っている手は、ハンドルを握った状態に保持することが可能である。
このため、他方のハンドルを握っている手は、ハンドルを握った状態に保持することが可能である。
そこで、請求項3において、左右のハンドルのうち、他方のハンドルに、走行準備指令部を備えることにした。
これにより、他方のハンドルを握った手で、走行準備指令部をオンの状態に保持し続けることが容易になる。
これにより、他方のハンドルを握った手で、走行準備指令部をオンの状態に保持し続けることが容易になる。
請求項1に係る発明では、速度操作部で前後進速度の調整を迅速におこない、旋回操作部で旋回調整を迅速におこなうことで、操作性をより一層高めることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、操作ボタンを押すだけの簡単な操作で、前後進の切り替えや、速度調整をおこなうことで、操作性をより一層高めることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、他方のハンドルを握った手で、走行準備指令部をオンの状態に容易に保持し続けることで、操作性をより一層高めることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。
図1は本発明に係る除雪機(第1実施の形態)を示す斜視図、図2は第1実施の形態に係る除雪機を示すブロック図である。
除雪機10は、機体11の左右側にそれぞれ左右の走行部12,13を備え、左走行部12の回転速度を調整する左電動モータ15を備え、右走行部13の回転速度を調整する右電動モータ16を備え、機体11にエンジン(原動機)17を搭載し、このエンジン17の動力で駆動するロータリ除雪装置(除雪装置)18を機体11の前部に備える。
除雪機10は、機体11の左右側にそれぞれ左右の走行部12,13を備え、左走行部12の回転速度を調整する左電動モータ15を備え、右走行部13の回転速度を調整する右電動モータ16を備え、機体11にエンジン(原動機)17を搭載し、このエンジン17の動力で駆動するロータリ除雪装置(除雪装置)18を機体11の前部に備える。
右走行部13は、前部の駆動輪13aと後部の遊動輪13bとにクローラベルト13cを巻き掛け、駆動輪13aを右電動モータ16で正逆転させるクローラ式の走行部である。
左走行部12は、右走行部13と左右対称の部材であり、構成部材に同一符号を付して説明を省略する。
左走行部12は、右走行部13と左右対称の部材であり、構成部材に同一符号を付して説明を省略する。
ロータリ除雪装置18は、エンジン17の出力軸19に駆動軸22を連結し、駆動軸22をオーガハウジング23内に延ばしてブロア24およびオーガ25に連結し、オーガハウジング23のうち、ブロア24の上方の部位にシュータ26を旋回自在に設け、シュータ26の頂部に上下方向に揺動自在にヘッド部27を備える。
さらに、除雪機10は、機体11の後方に延びる左右のハンドル36,37を備え、左右のハンドル36,37にメイン操作盤38を備え、右ハンドル(一方のハンドル)37に隣接させて操作部40を備え、この操作部40から出力された信号に基づいて、左右の電動モータ15,16を制御するための制御信号を出力する制御部42を備え、メイン操作盤38の左側寄りの部位38aにスロットルレバー48を備え、左ハンドル(他方のハンドル)36に走行準備レバー(走行準備指令部)49を備える。
具体的には、制御部42は、左右の電動モータ15,16に正逆回転や回転数を制御する信号を伝えるものである。
この除雪機10によれば、左右のハンドル36,37を左右の手で握り、機体11を前進させながらオーガ25で雪を機体中央に掻き集め、掻き集めた雪をシュータ26で投雪する。
この際、シュータ26を旋回させることで雪の投雪方向を調整し、ヘッド部27を上下方向に揺動することで雪の投雪距離を調整する。
この際、シュータ26を旋回させることで雪の投雪方向を調整し、ヘッド部27を上下方向に揺動することで雪の投雪距離を調整する。
操作部40は、右ハンドル37に隣接させて走行操作盤(操作盤)51を備え、走行操作盤51に速度操作部52および旋回操作部53を備える。
除雪機10の稼働中に、右ハンドル37を握った右手で速度操作部52および旋回操作部53を操作する。
除雪機10の稼働中に、右ハンドル37を握った右手で速度操作部52および旋回操作部53を操作する。
スロットルレバー48は、スロットルバルブ(図示せず)にワイヤを介して連結されている。スロットルレバー48を操作することで、前記スロットルバルブの開度を調整して、エンジン17の回転数を制御する。
走行準備レバー49は、左ハンドル36から上方に離れた状態(図示の状態)でオフ、左ハンドル36に重ね合わせることでオンの状態になるレバーである。
メインスイッチ(図示せず)がオンの状態において、走行準備レバー49をオンの状態にすることで、左右の電磁ブレーキ15a,16aを開放(非ブレーキ)状態にする。
よって、走行準備レバー49を左ハンドル36に重ね合わせるように握ることで、機体11が走行する。
メインスイッチ(図示せず)がオンの状態において、走行準備レバー49をオンの状態にすることで、左右の電磁ブレーキ15a,16aを開放(非ブレーキ)状態にする。
よって、走行準備レバー49を左ハンドル36に重ね合わせるように握ることで、機体11が走行する。
ここで、走行準備レバー49は、除雪機10を走行させる際に、作業者が左右いずれか一方の手でオンの状態に保持し、手を離すことでオフの状態に切り替えて除雪機を停止させるものである。
このため、除雪機10を走行させる際には、左右いずれか一方の手で、走行準備レバー49をオンの状態に保持し続ける必要がある。
このため、除雪機10を走行させる際には、左右いずれか一方の手で、走行準備レバー49をオンの状態に保持し続ける必要がある。
ところで、左右のハンドル36,37のうち、右ハンドル37に隣接させて速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を設けた。よって、右ハンドル37を握っている手で、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を操作する。
このため、左ハンドル36を握っている手は、左ハンドル36を握った状態に保持することが可能である。
このため、左ハンドル36を握っている手は、左ハンドル36を握った状態に保持することが可能である。
そこで、左右のハンドル36,37のうち、左ハンドル36に、走行準備レバー49を備えることにした。
これにより、左ハンドル36を握った手で、走行準備レバー49をオンの状態に保持し続けることが容易になる。
これにより、左ハンドル36を握った手で、走行準備レバー49をオンの状態に保持し続けることが容易になる。
図3は第1実施の形態に係る除雪機の操作部を示す斜視図である。
操作部40は、右ハンドル37に隣接配置され、機体前方に向けて上り勾配に傾斜させた走行操作盤51と、この走行操作盤51に、上下方向に向けて設けられ、機体11の前後進速度を調整する速度操作部52と、この速度操作部52を操作した際に、速度操作部52の操作を検知して制御部42(図2参照)に伝える走行操作検知手段58と、走行操作盤51に、速度操作部52に隣接して設けられ、機体11の旋回を調整する旋回操作部53と、旋回操作部53を操作した際に、旋回操作部53の操作を検知して制御部42に伝える旋回操作検知手段61とを備える。
操作部40は、右ハンドル37に隣接配置され、機体前方に向けて上り勾配に傾斜させた走行操作盤51と、この走行操作盤51に、上下方向に向けて設けられ、機体11の前後進速度を調整する速度操作部52と、この速度操作部52を操作した際に、速度操作部52の操作を検知して制御部42(図2参照)に伝える走行操作検知手段58と、走行操作盤51に、速度操作部52に隣接して設けられ、機体11の旋回を調整する旋回操作部53と、旋回操作部53を操作した際に、旋回操作部53の操作を検知して制御部42に伝える旋回操作検知手段61とを備える。
走行操作盤51は、メイン操作盤38の右側寄りで、かつ後端部38bに、メイン操作盤38と一体に形成された部材である。
走行操作盤51は、右端部51aを右ハンドル37の前方上側に配置し、右端部51aから左側に向けて延び、下端中央部51bが右ハンドル37の左側に沿って下方に延びたものである。
すなわち、走行操作盤51は、右ハンドル37の前方に近接配置されている。
この走行操作盤51は、その上面65を、下端部65aから上端部65bに向けて上り勾配に傾斜させ、上面65の幅方向中央部に速度操作部52を備える。
走行操作盤51は、右端部51aを右ハンドル37の前方上側に配置し、右端部51aから左側に向けて延び、下端中央部51bが右ハンドル37の左側に沿って下方に延びたものである。
すなわち、走行操作盤51は、右ハンドル37の前方に近接配置されている。
この走行操作盤51は、その上面65を、下端部65aから上端部65bに向けて上り勾配に傾斜させ、上面65の幅方向中央部に速度操作部52を備える。
速度操作部52は、走行操作盤51の上面65に、第1〜第7の速度操作ボタン71〜77を上下方向に複数個配列したものである。
第1〜第7の速度操作ボタン71〜77には、それぞれ発光部材(一例として、発光ダイオード)が内蔵され、第1〜第7の速度操作ボタン71〜77が押し込まれた状態において、それぞれ発光ダイオードが点灯する。
第1〜第7の速度操作ボタン71〜77には、それぞれ発光部材(一例として、発光ダイオード)が内蔵され、第1〜第7の速度操作ボタン71〜77が押し込まれた状態において、それぞれ発光ダイオードが点灯する。
第1速度操作ボタン71は、前進走行時の最大速度V1に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第2速度操作ボタン72は、前進作業時の最大速度V2に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第2速度操作ボタン72は、前進作業時の最大速度V2に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第3速度操作ボタン73は、前進走行時の低速V3に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第4速度操作ボタン74は、前進走行時の微速V4に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第4速度操作ボタン74は、前進走行時の微速V4に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第5速度操作ボタン75は、機体停止状態、すなわち中立に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第6速度操作ボタン76は、後進作業時の最大速度V5に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第6速度操作ボタン76は、後進作業時の最大速度V5に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
第7速度操作ボタン77は、後進走行時の最大速度V6に調整する操作ボタンであり、押し込まれた状態に保持されるように構成されている。
前進走行速度V1、V2、V3、V4の関係は、V1>V2>V3>V4が成立する。すなわち、第1〜第4の速度操作ボタン71〜74のうち、上側の操作ボタンを押し込むことで前進走行速度が増す。
後進走行速度V5、V6の関係は、V6>V5が成立する。すなわち、第6〜第7の速度操作ボタン76〜77のうち、下側の操作ボタンを押し込むことで後進走行速度が増す。
後進走行速度V5、V6の関係は、V6>V5が成立する。すなわち、第6〜第7の速度操作ボタン76〜77のうち、下側の操作ボタンを押し込むことで後進走行速度が増す。
走行操作検知手段58は、走行操作盤51の内部に設けられた第1〜第7の走行操作検知部81〜87である。第1〜第7の走行操作検知部81〜87は、それぞれ第1〜第7の速度操作ボタン71〜77に一体に設けられている。
第1〜第7の速度操作ボタン71〜77を押し込むことで、第1〜第7の走行操作検知部81〜87がオンの状態になる。第1〜第7の速度操作ボタン71〜77の押込力を解除することで、第1〜第7の走行操作検知部81〜87がオフの状態になる。
第1〜第7の速度操作ボタン71〜77を押し込むことで、第1〜第7の走行操作検知部81〜87がオンの状態になる。第1〜第7の速度操作ボタン71〜77の押込力を解除することで、第1〜第7の走行操作検知部81〜87がオフの状態になる。
第1〜第7の速度操作ボタン71〜77のうち、一つの速度操作ボタン(一例として、第5速度操作ボタン)75をリターンスプリング(図示せず)のばね力に抗して押し込む。第5速度操作ボタン75内に収納された発光ダイオードが点灯することにより、第5速度操作ボタン75が押し込まれていることを視認することができる。
第5速度操作ボタン75が押し込まれると、第5走行操作検知部85がオンの状態になり、第5走行操作検知部85からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から左右の電動モータ15,16に停止信号を伝え、左右の電動モータ15,16が停止して、機体11(図2参照)が停止する。
制御部42から左右の電動モータ15,16に停止信号を伝え、左右の電動モータ15,16が停止して、機体11(図2参照)が停止する。
この第5速度操作ボタン85を押し込んだ状態で、第1〜第4の速度操作ボタン71〜74および第6〜第7の速度操作ボタン76〜77のうちから、選択した一つの速度操作ボタン(一例として、第4速度操作ボタン)74を押し込むことにより、第5速度操作ボタン75がリターンスプリングのばね力で押し出される。
これにより、第5速度操作ボタン75は、押し込む前の状態に復帰する。
これにより、第5速度操作ボタン75は、押し込む前の状態に復帰する。
同様に、第1速度操作ボタン71を押し込むことで、第1走行操作検知部81がオンの状態になり、第1走行操作検知部81からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から左右の電動モータ15,16に前進走行時の最大速度V1の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が前進走行時の最大速度V1に相当する速度で回転する。
これにより、機体11(図2参照)が前進走行時の最大速度V1で走行する。
制御部42から左右の電動モータ15,16に前進走行時の最大速度V1の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が前進走行時の最大速度V1に相当する速度で回転する。
これにより、機体11(図2参照)が前進走行時の最大速度V1で走行する。
また、第2速度操作ボタン72を押し込むことで、第2走行操作検知部82がオンの状態になり、第2走行操作検知部82からオンの信号を制御部42に伝える。
制御部42から左右の電動モータ15,16に前進作業時の最大速度V2の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が前進作業時の最大速度V2に相当する速度で回転する。
これにより、機体11が前進作業時の最大速度V2で走行する。
制御部42から左右の電動モータ15,16に前進作業時の最大速度V2の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が前進作業時の最大速度V2に相当する速度で回転する。
これにより、機体11が前進作業時の最大速度V2で走行する。
また、第3速度操作ボタン73を押し込むことで、第3走行操作検知部83がオンの状態になり、第3走行操作検知部83からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から左右の電動モータ15,16に低速V3の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が低速V3に相当する速度で回転する。
これにより、機体11(図2参照)が低速V3で走行する。
制御部42から左右の電動モータ15,16に低速V3の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が低速V3に相当する速度で回転する。
これにより、機体11(図2参照)が低速V3で走行する。
また、第4速度操作ボタン74を押し込むことで、第4走行操作検知部84がオンの状態になり、第4走行操作検知部84からオンの信号を制御部42に伝える。
制御部42から左右の電動モータ15,16に微速V4の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が微速V4に相当する速度で回転する。
これにより、機体11が微速V4で走行する。
制御部42から左右の電動モータ15,16に微速V4の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が微速V4に相当する速度で回転する。
これにより、機体11が微速V4で走行する。
また、第6速度操作ボタン76を押し込むことで、第6走行操作検知部86がオンの状態になり、第6走行操作検知部86からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から左右の電動モータ15,16に後進作業時の最大速度V5の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が後進作業時の最大速度V5に相当する速度で回転する。
これにより、機体11(図2参照)が後進作業時の最大速度V5で走行する。
制御部42から左右の電動モータ15,16に後進作業時の最大速度V5の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が後進作業時の最大速度V5に相当する速度で回転する。
これにより、機体11(図2参照)が後進作業時の最大速度V5で走行する。
また、第7速度操作ボタン77を押し込むことで、第7走行操作検知部87がオンの状態になり、第7走行操作検知部87からオンの信号を制御部42に伝える。
制御部42から左右の電動モータ15,16に後進走行時の最大速度V6の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が後進走行時の最大速度V6に相当する速度で回転する。
これにより、機体11が後進走行時の最大速度V6で走行する。
制御部42から左右の電動モータ15,16に後進走行時の最大速度V6の信号を伝え、左右の電動モータ15,16が後進走行時の最大速度V6に相当する速度で回転する。
これにより、機体11が後進走行時の最大速度V6で走行する。
第1速度操作ボタン71および第1走行操作検知部81でプッシュスイッチを構成し、第2速度操作ボタン72および第2走行操作検知部82でプッシュスイッチを構成する。
また、第3速度操作ボタン73および第3走行操作検知部83でプッシュスイッチを構成し、第4速度操作ボタン74および第4走行操作検知部84でプッシュスイッチを構成する。
また、第3速度操作ボタン73および第3走行操作検知部83でプッシュスイッチを構成し、第4速度操作ボタン74および第4走行操作検知部84でプッシュスイッチを構成する。
第5速度操作ボタン75および第5走行操作検知部85でプッシュスイッチを構成し、第6速度操作ボタン76および第6走行操作検知部86でプッシュスイッチを構成する。
また、第7速度操作ボタン77および第7走行操作検知部87でプッシュスイッチを構成する。
また、第7速度操作ボタン77および第7走行操作検知部87でプッシュスイッチを構成する。
これらのプッシュスイッチは、ロックレリーズ機構を備えており、第1〜第7の速度操作ボタン71〜77の任意のボタンを押し込むことにより、押し込まれた状態にすでにロックしていたボタンを解除して復帰させ、押し込んだボタンが押し込んだ位置にロックされるものである。
次に、旋回操作部53について説明する。
旋回操作部53は、左旋回操作部54および右旋回操作部55からなる。
左旋回操作部54は、速度操作部52の左側近傍に、左緩旋回操作ボタン91を設け、左緩旋回操作ボタン91に隣接させて左急旋回操作ボタン92を設けたものである。
右旋回操作部55は、速度操作部52の右側近傍に、右緩旋回操作ボタン93を設け、右緩旋回操作ボタン93に隣接させて右急旋回操作ボタン94を設けたものである。
旋回操作部53は、左旋回操作部54および右旋回操作部55からなる。
左旋回操作部54は、速度操作部52の左側近傍に、左緩旋回操作ボタン91を設け、左緩旋回操作ボタン91に隣接させて左急旋回操作ボタン92を設けたものである。
右旋回操作部55は、速度操作部52の右側近傍に、右緩旋回操作ボタン93を設け、右緩旋回操作ボタン93に隣接させて右急旋回操作ボタン94を設けたものである。
左緩旋回操作ボタン91は、押圧力をかけて押し込むことで、機体11を左緩旋回に調整する操作ボタンであり、押込力を解除したときにリターンスプリング(図示せず)のばね力で押し込まれる前の状態に復帰するように構成されている。
左急旋回操作ボタン92は、押圧力をかけて押し込むことで、機体11を左急旋回に調整する操作ボタンであり、押込力を解除したときにリターンスプリング(図示せず)のばね力で押し込まれる前の状態に復帰するように構成されている。
右緩旋回操作ボタン93は、押圧力をかけて押し込むことで、機体11を右緩旋回に調整する操作ボタンであり、押込力を解除したときにリターンスプリング(図示せず)のばね力で押し込まれる前の状態に復帰するように構成されている。
右急旋回操作ボタン94は、押圧力をかけて押し込むことで、機体11を右急旋回に調整する操作ボタンであり、押込力を解除したときにリターンスプリング(図示せず)のばね力で押し込まれる前の状態に復帰するように構成されている。
旋回操作検知手段61は、左旋回操作検知部62および右旋回操作検知部63からなる。
左旋回操作検知部62は、走行操作盤51の内部に設けられた左緩旋回操作検知部96および左急旋回操作検知部97である。
左緩旋回操作検知部96は左緩旋回操作ボタン91に一体に設けられている。左急旋回操作検知部97は左急旋回操作ボタン92に一体に設けられている。
左旋回操作検知部62は、走行操作盤51の内部に設けられた左緩旋回操作検知部96および左急旋回操作検知部97である。
左緩旋回操作検知部96は左緩旋回操作ボタン91に一体に設けられている。左急旋回操作検知部97は左急旋回操作ボタン92に一体に設けられている。
左緩旋回操作ボタン91を押し込むことで、左緩旋回操作検知部96がオンの状態になる。左緩旋回操作ボタン91の押込力を解除することで、左緩旋回操作検知部96がオフの状態になる。
左急旋回操作ボタン92を押し込むことで、左急旋回操作検知部97がオンの状態になる。左急旋回操作ボタン92の押込力を解除することで、左急旋回操作検知部97がオフの状態になる。
左急旋回操作ボタン92を押し込むことで、左急旋回操作検知部97がオンの状態になる。左急旋回操作ボタン92の押込力を解除することで、左急旋回操作検知部97がオフの状態になる。
右旋回操作検知部63は、走行操作盤51の内部に設けられた右緩旋回操作検知部98および右急旋回操作検知部99である。
右緩旋回操作検知部98は右緩旋回操作ボタン93に一体に設けられている。右緩旋回操作検知部98は右急旋回操作ボタン94に一体に設けられている。
右緩旋回操作検知部98は右緩旋回操作ボタン93に一体に設けられている。右緩旋回操作検知部98は右急旋回操作ボタン94に一体に設けられている。
右緩旋回操作ボタン93を押し込むことで、右緩旋回操作検知部98がオンの状態になる。右緩旋回操作ボタン93の押込力を解除することで、右緩旋回操作検知部98がオフの状態になる。
右急旋回操作ボタン94を押し込むことで、右急旋回操作検知部99がオンの状態になる。右急旋回操作ボタン94の押込力を解除することで、右急旋回操作検知部99がオフの状態になる。
右急旋回操作ボタン94を押し込むことで、右急旋回操作検知部99がオンの状態になる。右急旋回操作ボタン94の押込力を解除することで、右急旋回操作検知部99がオフの状態になる。
例えば、左緩旋回操作ボタン91を押し込むことで、左緩旋回操作検知部96がオンの状態になり、左緩旋回操作検知部96からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から左電動モータ15に左緩旋回の信号を伝え、左電動モータ15が停止する。
これにより、機体11(図2参照)が左方向に緩旋回する。
制御部42から左電動モータ15に左緩旋回の信号を伝え、左電動モータ15が停止する。
これにより、機体11(図2参照)が左方向に緩旋回する。
また、左急旋回操作ボタン92を押し込むことで、左急旋回操作検知部97がオンの状態になり、左急旋回操作検知部97からオンの信号を制御部42に伝える。
制御部42から左電動モータ15に左急旋回の信号を伝え、左電動モータ15が逆転する。
これにより、機体11が左方向に急旋回する。
制御部42から左電動モータ15に左急旋回の信号を伝え、左電動モータ15が逆転する。
これにより、機体11が左方向に急旋回する。
さらに、右緩旋回操作ボタン93を押し込むことで、右緩旋回操作検知部98がオンの状態になり、右緩旋回操作検知部98からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
制御部42から右電動モータ16に右緩旋回の信号を伝え、右電動モータ16が停止する。
これにより、機体11(図2参照)が右方向に緩旋回する。
制御部42から右電動モータ16に右緩旋回の信号を伝え、右電動モータ16が停止する。
これにより、機体11(図2参照)が右方向に緩旋回する。
また、右急旋回操作ボタン94を押し込むことで、右急旋回操作検知部99がオンの状態になり、右急旋回操作検知部99からオンの信号を制御部42に伝える。
制御部42から右電動モータ16に右急旋回の信号を伝え、右電動モータ16が逆転する。
これにより、機体11が右方向に急旋回する。
制御部42から右電動モータ16に右急旋回の信号を伝え、右電動モータ16が逆転する。
これにより、機体11が右方向に急旋回する。
左緩旋回操作ボタン91および左緩旋回操作検知部96でプッシュスイッチを構成し、左急旋回操作ボタン92および左急旋回操作検知部97でプッシュスイッチを構成する。
また、右緩旋回操作ボタン93および右緩旋回操作検知部98でプッシュスイッチを構成し、右急旋回操作ボタン94および右急旋回操作検知部99でプッシュスイッチを構成する。
また、右緩旋回操作ボタン93および右緩旋回操作検知部98でプッシュスイッチを構成し、右急旋回操作ボタン94および右急旋回操作検知部99でプッシュスイッチを構成する。
これらのプッシュスイッチは、ノンロックタイプのものであり、旋回操作ボタン91〜94のうち、選択したボタンを押し込んでいるときのみ押込位置に保持され、選択したボタンから押込力を解除すると、そのボタンが元の位置にもどるものである。
以上説明したように、左右のハンドル36,37のうち、右側ハンドル37に走行操作盤51を隣接させた。この走行操作盤51を機体前方に向けて上り勾配に傾斜させることで、走行操作盤51を作業者に対向させた。
そして、走行操作盤51に、速度操作部52を上下方向に向けて設け、この速度操作部52の左右側に左右の旋回操作部54,55を隣接して設けた。
そして、走行操作盤51に、速度操作部52を上下方向に向けて設け、この速度操作部52の左右側に左右の旋回操作部54,55を隣接して設けた。
よって、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を、作業者に対向させて配置することが可能になり、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を認識し易くできる。
さらに、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を、右ハンドル37に隣接させて配置することが可能になり、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を操作する際に、手の移動量を小さく抑えることができる。
さらに、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を、右ハンドル37に隣接させて配置することが可能になり、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を操作する際に、手の移動量を小さく抑えることができる。
このように、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を認識し易くし、かつ、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を操作する際の手の移動量を小さく抑えることで、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55の操作を迅速におこなうことができる。
また、速度操作部52の第1〜第7の速度操作ボタン71〜77のうち、上側に前進用ボタンを配列し、下側に後進用ボタンを配列した。
よって、機体11(図1参照)を前進走行させるときには、上側の操作ボタン71〜74を操作し、機体11を後進させるときには、下側の操作ボタン76〜77を操作する。
このように、速度操作部52の第1〜第7の速度操作ボタン71〜77を、機体11の前進方向や後進方向に一致させて配置することで、操作性の向上を図ることができる。
よって、機体11(図1参照)を前進走行させるときには、上側の操作ボタン71〜74を操作し、機体11を後進させるときには、下側の操作ボタン76〜77を操作する。
このように、速度操作部52の第1〜第7の速度操作ボタン71〜77を、機体11の前進方向や後進方向に一致させて配置することで、操作性の向上を図ることができる。
加えて、速度操作部52の左側に左旋回操作部54を設け、速度操作部52の右側に右旋回操作部55を設けた。
よって、機体11(図1参照)を左旋回させるときには、速度操作部52の左側に設けた旋回操作部54を操作し、機体11を左旋回させるときには、速度操作部52の右側に設けた旋回操作部55を操作する。
このように、左右の旋回操作部54,55を、機体11の旋回方向に一致させて配置することで、操作性の向上を図ることができる。
よって、機体11(図1参照)を左旋回させるときには、速度操作部52の左側に設けた旋回操作部54を操作し、機体11を左旋回させるときには、速度操作部52の右側に設けた旋回操作部55を操作する。
このように、左右の旋回操作部54,55を、機体11の旋回方向に一致させて配置することで、操作性の向上を図ることができる。
また、走行操作盤51を右ハンドル37の前方に近接配置し、この走行操作盤51に速度操作部52および左右の旋回操作部54,55を設けた。
よって、速度操作部52および左右の旋回操作部54,55を右ハンドル37の前方に近接配置することが可能になる。
これにより、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を右手で操作した後、操作した右手で右ハンドル37を迅速に握ることができ、操作性の向上を図ることができる。
よって、速度操作部52および左右の旋回操作部54,55を右ハンドル37の前方に近接配置することが可能になる。
これにより、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55を右手で操作した後、操作した右手で右ハンドル37を迅速に握ることができ、操作性の向上を図ることができる。
さらに、速度操作部52として第1〜第7の速度操作ボタン71〜77を用い、左旋回操作部54として左緩旋回操作ボタン91および左急旋回操作ボタン92を用い、右旋回操作部55として右緩旋回操作ボタン93および右急旋回操作ボタン94を用いた。
このように、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55として操作ボタンを用いることで、操作ボタンを押すだけの簡単な操作で、前後進の切り替えや、速度調整をおこなうことができる。
このように、速度操作部52や左右の旋回操作部54,55として操作ボタンを用いることで、操作ボタンを押すだけの簡単な操作で、前後進の切り替えや、速度調整をおこなうことができる。
次に、除雪機10の操作部40の代表的な操作例を図4〜図7に基づいて説明する。
図4(a),(b)は第1実施の形態に係る除雪機を停止させる例について説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、第5速度操作ボタン75を矢印Aの如く押し込む。
図4(a),(b)は第1実施の形態に係る除雪機を停止させる例について説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、第5速度操作ボタン75を矢印Aの如く押し込む。
第5速度操作ボタン75内の発光ダイオードが点灯するので、第5速度操作ボタン75が押し込まれたことを容易に視認できる。
第5速度操作ボタン75が押し込まれると、第5走行操作検知部85がオンの状態になり、第5走行操作検知部85からオンの信号を制御部42((b)参照)に伝える。
第5速度操作ボタン75が押し込まれると、第5走行操作検知部85がオンの状態になり、第5走行操作検知部85からオンの信号を制御部42((b)参照)に伝える。
(b)において、制御部42から左右の電動モータ15,16(図2参照)に停止信号を伝える。
左右の電動モータ15,16が停止して機体11が停止する。
左右の電動モータ15,16が停止して機体11が停止する。
図5(a),(b)は第1実施の形態に係る除雪機を前後進させる例を説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、第2速度操作ボタン72を矢印Bの如く押し込む。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、第2速度操作ボタン72を矢印Bの如く押し込む。
第2速度操作ボタン72内の発光ダイオードが点灯し、第2速度操作ボタン72が押し込まれたことを容易に視認できる。
第2速度操作ボタン72が押し込まれると、第2走行操作検知部82がオンの状態になり、第2走行操作検知部82からオンの信号を制御部42((b)参照)に伝える。
第2速度操作ボタン72が押し込まれると、第2走行操作検知部82がオンの状態になり、第2走行操作検知部82からオンの信号を制御部42((b)参照)に伝える。
(b)において、制御部42から左右の電動モータ15,16(図2参照)に前進作業時の最大速度V2の信号を伝える。
左右の電動モータ15,16が前進作業時の最大速度V2に相当する速度で回転し、機体11が前進作業時の最大速度V2で矢印Cの如く前進走行する。
左右の電動モータ15,16が前進作業時の最大速度V2に相当する速度で回転し、機体11が前進作業時の最大速度V2で矢印Cの如く前進走行する。
(a)に戻って、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、第6速度操作ボタン76を押し込む。
第6速度操作ボタン76を押し込むことで、第6速度操作ボタン76内の発光ダイオードが点灯し、第6速度操作ボタン76が押し込まれたことを容易に視認できる。
第6速度操作ボタン76を押し込むことで、第6速度操作ボタン76内の発光ダイオードが点灯し、第6速度操作ボタン76が押し込まれたことを容易に視認できる。
また、第6速度操作ボタン76を押し込むことで、第2速度操作ボタン72が押し込まれる前の状態に復帰し、第2走行操作検知部82がオフの状態になる。
同時に、第6走行操作検知部86がオンの状態になり、第6走行操作検知部86からオンの信号を制御部42((b)参照)に伝える。
同時に、第6走行操作検知部86がオンの状態になり、第6走行操作検知部86からオンの信号を制御部42((b)参照)に伝える。
(b)において、制御部42から左右の電動モータ15,16(図2参照)に後進作業時の最大速度V5の信号を伝える。
左右の電動モータ15,16が後進作業時の最大速度V5に相当する速度で回転し、機体11が後進作業時の最大速度V5で矢印Dの如く後進走行する。
左右の電動モータ15,16が後進作業時の最大速度V5に相当する速度で回転し、機体11が後進作業時の最大速度V5で矢印Dの如く後進走行する。
図6(a),(b)は第1実施の形態に係る除雪機を左方向に緩旋回させる例を説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、左緩旋回操作ボタン91を矢印Eの如く押し込む。
左緩旋回操作ボタン91が押し込まれると、左緩旋回操作検知部96がオンの状態になり、左緩旋回操作検知部96からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、左緩旋回操作ボタン91を矢印Eの如く押し込む。
左緩旋回操作ボタン91が押し込まれると、左緩旋回操作検知部96がオンの状態になり、左緩旋回操作検知部96からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
(b)において、制御部42から左電動モータ15(図2参照)に左緩旋回の信号を伝え、左電動モータ15が停止する。
これにより、左右の走行部12,13のうち、右走行部13のみが矢印の如く回転し、機体11が左方向に矢印Fの如く緩旋回する。
これにより、左右の走行部12,13のうち、右走行部13のみが矢印の如く回転し、機体11が左方向に矢印Fの如く緩旋回する。
図7(a),(b)は第1実施の形態に係る除雪機を左方向に急旋回させる例を説明する図である。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、左急旋回操作ボタン92を矢印Gの如く押し込む。
左急旋回操作ボタン92が押し込まれると、左急旋回操作検知部97がオンの状態になり、左急旋回操作検知部97からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
(a)において、右ハンドル37を握っている右手102((b)参照)で、左急旋回操作ボタン92を矢印Gの如く押し込む。
左急旋回操作ボタン92が押し込まれると、左急旋回操作検知部97がオンの状態になり、左急旋回操作検知部97からオンの信号を制御部42(図2参照)に伝える。
(b)において、
制御部42から左電動モータ15(図2参照)に左急旋回の信号を伝え、左電動モータ15が逆転する。
これにより、左走行部12が矢印の如く逆転し、機体11が左方向に矢印Hの如く急旋回する。
制御部42から左電動モータ15(図2参照)に左急旋回の信号を伝え、左電動モータ15が逆転する。
これにより、左走行部12が矢印の如く逆転し、機体11が左方向に矢印Hの如く急旋回する。
第2実施の形態
図8、図9に基づいて第2実施の形態の除雪機について説明する。なお、第2実施の形態において第1実施の形態の除雪機10と同一類似部材については同一符号を付して説明を省略する。
図8は本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の操作部を示す斜視図、図9は第2実施の形態に係る除雪機の操作部を示す分解斜視図である。
第2実施の形態の除雪機110は、操作部111に速度操作部112を備えた点で第1実施の形態の除雪機10と異なるだけで他の構成は第1実施の形態と同様である。
速度操作部112は、第1実施の形態の速度操作部52と同様に、走行操作盤51に上下方向に向けて設けられ、機体11の前後進速度を調整するものである。
図8、図9に基づいて第2実施の形態の除雪機について説明する。なお、第2実施の形態において第1実施の形態の除雪機10と同一類似部材については同一符号を付して説明を省略する。
図8は本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の操作部を示す斜視図、図9は第2実施の形態に係る除雪機の操作部を示す分解斜視図である。
第2実施の形態の除雪機110は、操作部111に速度操作部112を備えた点で第1実施の形態の除雪機10と異なるだけで他の構成は第1実施の形態と同様である。
速度操作部112は、第1実施の形態の速度操作部52と同様に、走行操作盤51に上下方向に向けて設けられ、機体11の前後進速度を調整するものである。
速度操作部112は、走行操作盤51の上面65に上下方向に向けてスライド溝114が設けられ、スライド溝114の左側に移動検知部115を備え、スライド溝114にスライダ116をスライド移動自在に設けるとともに、スライダ116に移動検知部115の摺動片115bを連結し、スライダ116から操作レバー117を上方に延ばし、操作レバー117をスライド溝114から上方に突出させたものである。
移動検知部115は、一例として、スライドスイッチであり、検知部本体115aから摺動片115bをスライド溝114内に突出させたものである。
この移動検知部115は、摺動片115bのスライド移動に対応して、抵抗値を変化させるとともに、抵抗値を制御部42(図2参照)に伝えるものである。
この移動検知部115は、摺動片115bのスライド移動に対応して、抵抗値を変化させるとともに、抵抗値を制御部42(図2参照)に伝えるものである。
すなわち、速度操作部112は、第1実施の形態の第1〜第7の速度操作ボタン71〜77(図3参照)をスライドスイッチに代えたものである。
第2実施の形態の除雪機によれば、操作レバー117を右手で握り、操作レバー部117をスライド溝114に沿って矢印I−Jの如く上下方向にスライド移動させる。
操作レバー部117とともにスライダ116がスライド溝114に沿って上下方向にスライド移動し、スライダ116とともに摺動片115bが上下方向に矢印I−Jの如くスライド移動する。
操作レバー部117とともにスライダ116がスライド溝114に沿って上下方向にスライド移動し、スライダ116とともに摺動片115bが上下方向に矢印I−Jの如くスライド移動する。
これにより、操作レバー117を上下方向に矢印I−Jの如くスライド移動した際に、操作レバー117のスライド移動量を移動検知部115で検知して制御部42(図2参照)に伝える。
この制御部42から、図2に示す左右の電動モータ15,16に回転数を制御する信号を伝える。
この制御部42から、図2に示す左右の電動モータ15,16に回転数を制御する信号を伝える。
操作レバー117のスライド移動量に対応させて、左電動モータ15で左走行部12(図2参照)の回転速度を調整するとともに、右電動モータ16で右走行部13(図2参照)の回転速度を調整する。
よって、操作レバー117のスライド移動量に対応させて機体11の走行速度を調整することができる。
すなわち、第2実施の形態の除雪機によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
すなわち、第2実施の形態の除雪機によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、前記実施の形態では、本発明をクローラ式の除雪機に適用させた例について説明したが、これに限らないで、例えば、車輪式の除雪機に適用することも可能である。
また、前記実施の形態では、除雪装置としてロータリ除雪装置18を例に説明したが、これに限らないで、例えば除雪ブレードなどの、その他の除雪装置を用いることも可能である。
さらに、前記第1実施の形態では、速度操作部52として第1〜第7の速度操作ボタン71〜77の7個を例示したが、速度操作ボタンは7個に限定するものではない。
また、前記実施の形態では、左旋回操作部54として左緩旋回操作ボタン91および左急旋回操作ボタン92の2個を例示したが、左旋回操作ボタンは2個に限定するものではない。
同様に、右旋回操作部55として右緩旋回操作ボタン93および右急旋回操作ボタン94の2個を例示したが、右旋回操作ボタンは2個に限定するものではない。
同様に、右旋回操作部55として右緩旋回操作ボタン93および右急旋回操作ボタン94の2個を例示したが、右旋回操作ボタンは2個に限定するものではない。
さらに、前記実施の形態では、速度操作部52の左側に左旋回操作部54を設け、速度操作部52の右側に右旋回操作部55を設けた例について説明したが、これに限らないで、左右の旋回操作部54,55を、速度操作部52の左側や右側にまとめて設けることも可能である。
また、前記実施の形態では、左右の緩旋回操作ボタン91,93を押した状態において、左右の電動モータ15,16を停止させて機体11を左右方向に緩旋回させる例について説明したが、これに限らないで、左右の電動モータ15,16を減速させて機体11を左右方向に緩旋回させることも可能である。
本発明は、操作部の操作で左右の走行部や除雪装置を制御する除雪機への適用に好適である。
10…除雪機、11…機体、12…左走行部、13…右走行部、15…左電動モータ、16…右電動モータ、18…ロータリ除雪装置(除雪装置)、36…左ハンドル(他方のハンドル)、37…右ハンドル(一方のハンドル)、40…操作部、42…制御部、49…走行準備レバー(走行準備指令部)、51…走行操作盤(操作盤)、52…速度操作部、53…旋回操作部、58…走行操作検知手段、61…旋回操作検知手段、71〜77…第1〜第7の速度操作ボタン。
Claims (3)
- 機体の左右側にそれぞれ走行部を備え、左右の走行部の回転速度をそれぞれ調整する電動モータを備え、電動モータを制御する制御部を備え、この制御部に操作信号を伝える操作部を備え、前記機体の前部に雪を除去する除雪装置を備えた除雪機であって、
前記操作部は、
機体後方に延びる左右のハンドルのうち、一方のハンドルに隣接配置され、機体前方に向けて上り勾配に傾斜させた操作盤と、
この操作盤に、上下方向に向けて設けられ、機体の前後進速度を調整する速度操作部と、
この速度操作部を操作した際に、速度操作部の操作を検知して前記制御部に伝える走行操作検知手段と、
前記操作盤に、速度操作部に隣接して設けられ、機体の旋回を調整する旋回操作部と、
この旋回操作部を操作した際に、旋回操作部の操作を検知して前記制御部に伝える旋回操作検知手段と、を備え、
前記速度操作部を操作することで前記機体の前後進速度を調整し、前記旋回操作部を操作することで前記機体の旋回を調整することを特徴とする除雪機。 - 前記速度操作部は、前記操作盤に、上下方向に複数個の操作ボタンを配列したものであることを特徴とする請求項1記載の除雪機。
- 前記左右のハンドルのうち、他方のハンドルに、走行準備指令部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の除雪機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005051030A JP2006233616A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 除雪機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014227759A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 本田技研工業株式会社 | 歩行型除雪機 |
CN111379237A (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 智能扫雪机及其方法 |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005051030A patent/JP2006233616A/ja active Pending
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