JP2005232759A - 除雪機のシュート回動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運転操作部のダイヤルを希望する投雪方向に合わせると、自動でシュートが希望する投雪方向に回動して停止する自動シュート回動装置を提供する。
【解決手段】 シュート基部にはラックが設けられ、これと歯合するピニオンをモータにより回転させて、シュートを旋回回動可能に構成し、シュートの旋回回動変位量と連動させたポテンショメータと、運転操作部に設けられた投雪方向指示ダイヤルとのそれぞれの電気抵抗値を比較し、電気抵抗値の差異の結果によりシュート旋回回動モータを回転させる制御装置を有し、運転操作部のシュート方向指示ダイヤルを回すことにより自動でシュートを旋回・停止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、除雪機の集雪部で集めた雪をブロアで投雪する際の投雪方向に雪をガイドするシュートの回動装置に関するものである。
背景技術として、除雪機のシュートを電動モータにより旋回回動させる技術は、例えば特開2003−82627号公報「除雪機のシュータ構造」や特開平2−8406号公報「除雪機のシュート装置」等で公知であるように、運転席側のスイッチを押すと、シュート基部の旋回駆動手段の電動モータが回転しシュートが旋回回動するものである。
特開2003−82627号公報 特開平2−8406号公報
前記従来技術における電動作動のシュートは、運転席に設けられたスイッチを押し続けている間のみ回動可能であり、運転者が操作スイッチから手を放すと同時にシュートの回動も停止することになる。このことにより、シュートが希望方向に回動する間は、両手で握っていたハンドルの少なくも片側から手を放し、シュートが希望方向に向くまでスイッチを押し続けることになり、除雪作業走行中に操作する場合は危険であり、安全に作業するには除雪作業走行を一旦停止させて操作することになり、煩わしく作業効率もよくない等の難点があった。
そこで本発明は、前記問題を解決するため、運転操作部のダイヤルを希望する投雪方向の位置にワンタッチで合わせると、自動でシュートが希望する投雪方向に回動して停止する自動シュート回動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、集雪部の回転駆動するオーガによって集雪部中央に集められた雪を、その後方で回転駆動されるブロアでシュートを介して投雪する除雪機において、シュート基部にはラックが設けられ、これと歯合するピニオンをモータにより回転させてシュートを投雪方向に旋回回動可能に構成し、シュートの旋回回動変位量と連動させたポテンショメータと、運転操作部に設けられた投雪方向指示ダイヤルとのそれぞれの電気抵抗値を比較し、電気抵抗値の差異の結果によりシュート旋回回動モータを回転させることが可能で、前記投雪方向指示ダイヤルの操作により希望する方向の位置にシュートを自動で旋回停止できる投雪方向制御装置を設けた除雪機のシュート回動装置を提供するものである。
以上のような構成にしたので、運転操作部に設けられた投雪方向指示ダイヤルを希望する投雪方向に回して合わせるだけで、シュートが自動で希望する投雪方向に回動し停止するため、操作が簡単で瞬時に合わせられ、投雪方向指示ダイヤルを合わせた後はシュートが旋回回動中であっても投雪方向指示ダイヤルから手を放し両手でハンドルを操作することが可能で、除雪作業走行に集中できる。
本発明の実施形態を添付図に基づいて以下に説明する。図1は本発明を実施した除雪機の側面図、図2は本発明を実施した除雪機の平面図、図3はシュート部の側面図、図4はシュート旋回駆動要部の側面図、図5は投雪方向制御装置の回路図、図6は投雪方向制御装置のフロー図、図7は運転操作部の斜視図である。
図1において、1は走行部で駆動輪5と、該駆動輪によって駆動される無限帯であるクローラ6からなり、エンジン4の後方に突設した出力軸には、第2出力プーリ4bが固着されて、下方の走行変速機20の入力プーリ20aとVベルトで連動連結されて走行変速機を駆動し、走行変速機20により変速変換された動力は、左右の駆動輪5に伝えられ、クローラ6を駆動して機体は走行する。
2は機体を示し、左右に前記した走行部1を配して、上部にエンジン4を搭載して機体カバー7で覆われてなり、後部に操作部3を設けている。
9はハンドルで、進行方向左右に一対設けられて、左右のハンドルの間には操作部3が装設されてあり、運転作業時に操作する各レバーやスイッチ類が設けられている。また、操作部下方には、投雪方向を電気制御する投雪方向制御装置40が内装されている。
機体2の前部には、前方に向けて開口するオーガハウジング10を設けている。オーガハウジング10内には、回転軸に螺旋の巻き方向が中央に向けられた左右の帯状ブレードで構成されたオーガ11が設けられ、該オーガにより中央に集められた雪はオーガ中央後方のブロアケース17a内に誘導され、ブロアケース17a内のブロア17でブロアケース上部よりシュート12をガイドにして投雪される。
エンジン4の前方に突設した出力軸には、第1出力プーリ4aが電磁クラッチ4cを介して固着されてあり、下方のオーガ駆動プーリ11aは、オーガーハウジング10側から突設したシャフト18に固着されて、これらはVベルトを介して連動連結してエンジンの動力を伝達する。
シャフト18に伝えられた動力は、ブロア17とブロア前方に設けられた変速ケース16に伝えられ、変速ケース16内にはウォームとウォームホイールが設けられて、減速するとともにシャフト18と直角方向に回転力を変換し、オーガを駆動する。
シュート12の基部は、ブロアケース17aの上部に旋回回動可能に嵌合されて、シュート基部に一体に設けられたラック13にこれと歯合するピニオン14をモータ19によって回転させてシュート12を投雪方向に旋回回動させる。
図2は本発明の除雪機の平面図であり、ハンドル9,9の間に設けた操作部3には、スロットルレバー30、変速レバー8、車体調整レバー37、シュート自動旋回電源スイッチ33、投雪方向指示ダイヤル32、投雪高さ調整レバー31が設けてある。
6,6はクローラで、エンジン等の回転駆動部は機体カバー7で覆われて、安全上または騒音低減に有効である。12はシュートで、a1,a2はシュートの最大旋回角度を示す。
図3,図4において、シュート旋回回動駆動部の構成を説明する。シュート12の基部に一体に設けられたラック13にピニオン14が歯合されて、ピニオンはブロアケース17a側に固着されたモータ19により回転され、シュート12は旋回回動する。また、ピニオン14には、ポテンショメータ21に固着されたポテンショメータギヤ22が歯合されて、シュートの旋回回動変位置をポテンショメータ21で検出する。
図5,図6において投雪方向を電気制御する投雪方向制御装置40の作用を説明する。操作部3に設けられたシュート自動旋回電源スイッチ33をONにすると、投雪方向制御装置40が作動可能となり、シュートを旋回回動するモータ19を回転制御することで、投雪方向を制御する。操作部3に設けられた投雪方向指示ダイヤル32を希望する投雪方向に回動することにより、投雪方向指示ダイヤルの電気抵抗値(A)を投雪方向制御装置40へ出力し、モータ19を回転させる。
モータ19の回転とともに、ピニオン14に歯合してポテンショメータ21に固着されたポテンショメータギヤ22が回動し、ポテンショメータの電気抵抗値(B)を変位させ、該変位量は投雪方向制御装置40へ出力される。
投雪方向指示ダイヤル32から出力される投雪方向指示ダイヤルの抵抗値(A)およびポテンショメータ21から出力されたポテンショメータ抵抗値(B)を、投雪方向制御装置40内に設けられるCPU40bにより抵抗値比較を行い、モータ19の回動制御を行う。投雪方向指示ダイヤル32の方向とシュート12の方向が同一の(A)−(B)=0の場合は、モータリレー40aは作動せずモータ19は動かない。
(A)−(B)がプラスの値の場合は、CPU40bからモータリレー40aにモータ右回転の信号を送り、モータリレーはモータ19を右回転させ、(A)−(B)がマイナスの値の場合は、CPU40bからモータリレー40aにモータ左回転の信号を送り、モータリレーはモータ19を左回転させ、それぞれ(A)−(B)=0となるまで、モータを回転させてシュートを希望する投雪方向へ旋回回動させる。
図7において、運転操作部の説明をする。9,9はハンドルで、ハンドル下方にはサイドクラッチレバー38,38が設けられて、該サイドクラッチレバーを握ると握った方向に機体は旋回する。また左側のハンドル上方の走行クラッチレバー36をハンドルとともに握ると、走行クラッチがONとなり、変速レバー8を操作することで、機体は走行する。30はスロットルレバーで、エンジンの回転数を制御する。37は車体調整レバーでオーガ部の左右のローリングや前後の傾斜を調整するものである。
35はメインスイッチで、除雪機の電源の入切やエンジンのON,OFFを行う。メインスイッチをONにすることでシュート自動旋回電源スイッチ33が使用可能で、該シュート自動旋回電源スイッチをONにすることで投雪方向指示ダイヤル32が操作できる。またシュート自動旋回電源スイッチは、シュートの旋回時の非常停止用としても使用できる。
31は投雪高さ調整レバーでシュート先端部の角度を調整するレバーである。除雪作業時は、除雪オーガスイッチ34をON,OFFさせると電磁クラッチ4cがON,OFFし、オーガおよびブロアを回転,停止できる。操作部下方内部には、投雪方向制御装置40が内装されている。
本発明を実施した除雪機の側面図 本発明を実施した除雪機の平面図 シュート部の側面図 シュート旋回駆動要部の側面図 投雪方向制御装置の回路図 投雪方向制御装置のフロー図 運転操作部の斜視図
符号の説明
1 走行部
2 機体
3 操作部
4 エンジン
4a 第1出力プーリ
4b 第2出力プーリ
4c 電磁クラッチ
5 駆動輪
6 クローラ
7 機体カバー
8 変速レバー
9 ハンドル
10 オーガハウジング
11 オーガ
11a オーガ駆動プーリ
12 シュート
13 ラック
14 ピニオン
16 変速ケース
17 ブロア
17a ブロアケース
18 シャフト
19 モータ
20 走行変速機
20a 変速機入力プーリ
21 ポテンショメータ
22 ポテンショメータギヤ
30 スロットルレバー
31 投雪高さ調整レバー
32 投雪方向指示ダイヤル
33 シュート自動旋回電源スイッチ
34 除雪オーガスイッチ
35 メインスイッチ
36 走行クラッチレバー
37 車体調整レバー
38 サイドクラッチレバー
40 投雪方向制御装置
40a モータリレー
40b CPU

Claims (1)

  1. 集雪部の回転駆動するオーガによって集雪部中央に集められた雪を、その後方で回転駆動されるブロアでシュートを介して投雪する除雪機において、シュート基部にはラックが設けられ、これと歯合するピニオンをモータにより回転させてシュートを投雪方向に旋回回動可能に構成し、シュートの旋回回動変位量と連動させたポテンショメータと、運転操作部に設けられた投雪方向指示ダイヤルとのそれぞれの電気抵抗値を比較し、電気抵抗値の差異の結果によりシュート旋回回動モータを回転させることが可能で、前記投雪方向指示ダイヤルの操作により希望する方向の位置にシュートを自動で旋回停止できる投雪方向制御装置を設けたことを特徴とする除雪機のシュート回動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247205A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Yanmar Co Ltd 排雪シューターの操作構造
JP2015017482A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 矢崎エナジーシステム株式会社 車両情報収集装置
JP2015048699A (ja) * 2013-09-05 2015-03-16 フジイコーポレーション株式会社 除雪機

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