JP6590870B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

本発明は、除雪機に関する。
除雪作業する作業部としてのオーガを機体の前方に備え、また、当該前方を照らす前照灯が機体に設けられた除雪機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−45293号公報
従来の除雪機では、前照灯の照明光が作業部に当たることで、当該作業部が明るくなり過ぎて、作業者に眩しさを感じさせることがある。この場合、作業部の前方は、より暗く感じさせることとなり、除雪機の前方の視認性の低下を招く、という問題がある。
この問題の対処手法として、前照灯をより高い位置に配置し、或いは、前照灯の光軸をより上向きに設定することで、作業部が照明光の出射範囲から外れるように構成することが考え得る。しかしながら、この構成では、照明光が作業機の周囲の人の視界に入り易くなり、周囲の人に眩しさを感じさせてしまう、という問題が生じる。
また別の対処手法として、機体の前方の作業部に前照灯を設ける構成が考え得る。しかしながら、作業部は除雪作業によって舞い散った雪に曝されるため、この雪に前照灯が埋もれたり、舞い散る雪に照明が遮られたりする、という問題が生じる。
したがって、従来の除雪機では、依然として、作業部が照明光で明るく照らされており、作業者は、作業部に眩しさを感じつつも除雪機を操縦し、除雪作業を行っている。
上述の課題は、前方に作業部を有した機体に、当該前方を照らす前照灯が設けられた作業機に共通して生じるものである。
本発明は、作業部の前方の視認性低下が抑えられる除雪機を提供することを目的とする。
本発明は、走行する機体と、前記機体の前方に設けられ、前記機体の前方の地面に積もった雪を除去する作業部と、前記機体に設けられ、前記作業部の後方から照明光を出射して前記作業部の前記前方を照らす前照灯と、を有した除雪機において、前記前照灯は、前記照明光の出射範囲に前記作業部が入り込んでおり、前記照明光によって照らされる前記作業部における照度を、当該作業部よりも前方における照度よりも低くする配光特性を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、作業部の照度が周囲よりも低くなるので、作業部の明るさが比較的抑えられる。これにより、眩しさが低減され、作業機の前方の視認性低下が抑えられる。
本発明は、上記除雪機において、前記前照灯は、光源を有し、前記光源から前記作業部に向かう照明光の光量を減じ、或いは、前記光源から前記作業部に向かう照明光を遮蔽する光制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、光制御部によって作業部を照らす光の光量が減じられるので、作業部での反射による明るさが抑えられ、眩しさが低減される。
本発明は、上記除雪機において、前記光制御部は、前記光源から前記作業部に向かう照明光を、前記作業部を外れた箇所に向け、前記作業部に向かう照明光の光量を減じることを特徴とする。
本発明によれば、作業部に向かう光が、当該作業部を外れた箇所の照明に用いられ、光の利用効率が高められる。
本発明は、上記除雪機において、前記光制御部は、前記光源から前記作業部に向かう照明光を、前記作業部を挟む両側に向けることを特徴とする。
本発明によれば、作業部の両側の照度を効率良く高めることができる。
本発明は、上記除雪機において、前記前照灯は、前記光源の光を照明光として出射する出射開口が形成されたケースと、前記出射開口に設けられた透光性のカバーと、を備え、前記光制御部が前記カバーに一体に設けられている、ことを特徴とする。
本発明によれば、前照灯のカバーに光制御部が一体に設けられているので、前照灯と光制御部の相対的な位置ズレが生じることがない。これにより、前照灯から出射される光のうち作業部を照らす光を正確に制御できる。
本発明は、上記除雪機において、前記光制御部は、前記カバーの裏面に一体形成され、前記作業部に向かう照明光を制御する光学素子を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、作業部に向かう光の光を制御する光学素子が、カバーの内側の面に一体形成されているので、カバーの表面に光学素子による凹凸が形成されることがなく、カバーの表面を凹凸が無いフラットな面にできる。これにより、作業部の作業に伴い発生する粉塵などのカバー表面への付着を防止し、当該粉塵などの付着による照射効率や光制御精度の低下を防止できる。
本発明によれば、作業部の前方の視認性低下が抑えられる。
本発明の実施形態に係る作業機の側面図である。 作業機の平面図である。 作業機の構成を模式的に示す図である。 前照灯の構成を示す斜視図である。 透明カバーの水平断面図である。 本発明の変形例に係る作業機の側面図である。 同作業機の平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態に係る作業機10の側面図であり、図2は作業機10の平面図である。また、図3は作業機10の構成を模式的に示す図である。なお、前後左右、及び上下といった各方向の記載は、作業機10を基準とした各方向である。図1において、前方を符号FRで示し、上方を符号UPで示している。
図1に示すように、作業機10は、機体11に、動力源12と、走行装置13と、除雪作業をする作業部14と、操作パネル15(操作装置とも称する)とを、備えた自走式の除雪機である。操作パネル15には、機体11の後部から後方上部に延びた操作ハンドル16が設けられている。作業者は、作業機10を運転して除雪作業を行う場合、作業機10後方にて操作ハンドル16を把持し、操作パネル15を操作する等して作業機10を操縦し、走行する作業機10に連られながら歩行する。
動力源12は、作業機10の前後中央に設けられ、この動力源12の前上部から左右に間隔を空けて一対のアーム17が立設する。これらアーム17の上端に、照明光Kを照射する前照灯20が支持される。この前照灯20は、機体11の前方に連結された作業部14(後述するオーガハウジング41やシュータ45など)よりも後方、且つ、オーガハウジング41よりも上方に配置される。さらに、前照灯20は、シュータ45に対して左方向又は右方向(本実施形態では右方向:図2)にずれた位置に配置されている。
動力源12は、走行装置13と作業部14とを駆動するものであり、図3に示す電動モータ31、及びエンジン32を有する。電動モータ31は、図3に示す制御部40の制御の下、走行装置13を駆動する。本構成では、左右に間隔を空けてクローラ式の一対の走行装置13を備え、各走行装置13を、それぞれ異なる電動モータ31で減速機構を介して駆動する。
エンジン32は、内燃機関であり、制御部40の制御の下、変速機34を介して作業部14を駆動する。エンジン32の駆動軸には発電機35が設けられる。発電機35によって発電された電力は、バッテリ36、電動モータ31、前照灯20等の作業機10が有する電装部品に供給される。なお、走行装置13は、エンジン32によって駆動される構成でもよい。
図1〜図3に示すように、作業部14は、機体11の前方FRに連結されており、オーガハウジング41と、オーガハウジング41の後部に連結されるブロアハウジング42と、オーガハウジング41内に設けられたオーガ43と、ブロアハウジング42内に設けられたブロア44と、ブロアハウジング42から上方UPへ延びた上記シュータ45と、を備える。
オーガハウジング41は、オーガ43の上方UP、後方及び左右両側を覆うカバーであり、オーガ43の前方FR及び下方を露出した状態でオーガ43を覆う。本実施形態では、オーガ43は、その接地面Gsがオーガハウジング41の上端縁41Aと略平行になる姿勢でオーガハウジング41に収められている。
オーガ43には、図3に示すように、変速機34の出力軸34Sが連結され、出力軸34Sの回転によってオーガ43が回転駆動され、作業機10の前方FRの雪を掻き取って除雪する。ブロア44は、制御部40の制御の下、オーガ43によって掻き取られた雪をシュータ45に供給し、シュータ45によって雪を離れた位置に飛ばす。つまり、シュータ45は、オーガ43によって掻き集めた雪を作業機10から離れた位置に投雪する投雪部として機能する。
シュータ45は、走行装置13が接地している地面Gr(作業機10が走行する走行面に相当)に対して、垂直方向に延びる軸線周りに回転可能に設けられ、シュータ駆動モータ47によって回転駆動される。シュータ45が回転することによって、投雪方向を前後左右の任意の方向に調整可能である。
シュータ45の上端部には、シュータガイド48が設けられる。シュータガイド48は、上下にスイング自在に取り付けられ、上下方向の角度(つまり、投雪角度)を調整可能である。シュータガイド48は、ガイド駆動モータ49によって投雪角度が制御される。
図1に示されるように、作業機10は、左右の走行装置13によって前進走行しつつ、前部のオーガ43によって雪を掻き集め、掻き集めた雪をブロア44によってシュータ45を介して遠くへ飛ばすことができる。
作業機10は、オーガハウジング41の姿勢を変更するオーガハウジング駆動機構50を備え、このオーガハウジング駆動機構50は、昇降駆動機構50Aと、ローリング駆動機構50Bと、を備えている。昇降駆動機構50Aは、制御部40の制御の下、機体11に対してオーガハウジング41を昇降駆動する機構である。ローリング駆動機構50Bは、制御部40の制御の下、機体11に対してオーガハウジング41をローリング駆動する機構である。ローリング駆動とは、前方側からオーガ43をみたときの当該オーガ43の接地面Gsの左右方向の傾動角度(「ローリング角度」)を変更する駆動態様である。これにより、オーガハウジング41の高さを変更し、且つ、左右方向への向きを変更可能である。この場合、オーガ43はオーガハウジング41と共に移動する。
制御部40は、プログラム及び各種データを記憶するメモリ40A(図3)を有し、メモリ40Aに記憶されたプログラムを実行することによって、作業機10の各部を制御する。制御部40は操作パネル15の近傍に配置される。
図1に示すように、操作ハンドル16は、作業者が把持するグリップ61と、左右の旋回操作レバー62とをそれぞれ有している。さらに、左の操作ハンドル16は、走行準備レバー63を有している。
制御部40は、作業者が所定操作(走行準備レバー63を握ってグリップ61側に下げる操作)を行っている場合に、走行装置13と作業部14の駆動を許可する。また、制御部40は、作業者が左又は右の旋回操作レバー62を握っているときに、握っている方へ作業機10を旋回するように、走行装置13を制御する。
図3に示すように、操作パネル15は、メインスイッチ66、スロットルレバー67、方向速度レバー68、オーガハウジングレバー69、シュータ操作レバー70、オーガスイッチ71、及び目標作業速度設定部72などの操作子を備えている。
メインスイッチ66は、電気系統をオンにするとともに、エンジン32を始動させる手動操作子である。スロットルレバー67は、エンジン32の回転速度を制御するための手動操作子である。方向速度レバー68は、左右の走行装置13の回転を制御するための手動操作子である。
オーガハウジングレバー69は、オーガ43で除雪作業時に、オーガハウジング駆動機構50によって、オーガハウジング41を雪面に合わせて昇降並びにローリングさせる手動操作子である。シュータ操作レバー70は、シュータ駆動モータ47、及びガイド駆動モータ49によって、シュータ45及びシュータガイド48の向きを変えるための操作部材である。
オーガスイッチ71は、オーガ43とエンジン32との間の動力伝達経路に設けられた不図示の電磁クラッチを切り替える手動操作子であり、オーガスイッチ71がオンのときに動力伝達を可能にし、オフのときに動力伝達を遮断する。つまり、制御部40は、走行準備レバー63をグリップ61側に下げる操作と、オーガスイッチ71をオンにする操作とが行われた場合に、エンジン32の動力によってオーガ43及びブロア44を駆動させる。
目標作業速度設定部72は、作業部14の目標作業回転速度を設定する手動操作子である。シュータ45からの投雪距離はブロア44の回転速度によって決まるので、作業部14の目標作業回転速度が設定されると、シュータ45からの投雪距離が設定される。つまり、目標作業速度設定部72は、投雪距離を設定する手動操作子(投雪距離レバー)でもある。
また、作業機10は、制御部40が作業機10の各部を制御するために必要な情報を検出する検出部80(図3)を備えている。
つまり、検出部80は、作業機10が有する各部の情報(本構成では、作業部14の回転速度(オーガ43の回転速度)、エンジン32の回転速度、オーガハウジング41の高さ、重力方向(鉛直方向)に対するオーガハウジング41の傾き角、オーガハウジング41のローリング位置など)を検出するためのセンサを備える。これらのセンサについては、従来の除雪機が有するセンサを適用可能である。
ところで、本実施形態の作業機10において、前照灯20は、地面Grからの高さが周囲に居る人の視線よりも低くなる位置に配置されており、前照灯20の照明光Kが周囲の人の視界に入り難くなっている。なお、本実施形態の前照灯20は光軸Mが水平に設定されているが、この光軸Mを水平よりも下方に向けることで、周囲の人の視界に照明光Kがより入り難くしてもよい。
しかしながら、前照灯20が低い位置に配置された場合、また、光軸Mが下方に向けられた場合、図1に示すように、照明光Kの出射範囲αに作業部14(本実施形態ではオーガハウジング41)が入り込む。この場合、何ら対策を施さなければ、作業部14を照らす照明光Kの反射で作業者が眩しく感じる。また、作業部14が明るいことで、それよりも前方FRが相対的に暗く感じるので、前方FRの視認性が低下してしまう。
そこで本実施形態の作業機10は、前照灯20の配置位置、及び光軸Mの方向に変更を加えることなく作業部14における照度を抑えることで、作業部14での反射による眩しさを抑えるように前照灯20が構成されており、係る前照灯20の構成について詳述する。
図4は、前照灯20の構成を示す斜視図である。
前照灯20は、図4に示すように、左右に長く、正面に出射開口82Aが設けられた箱型のケース82と、ケース82に収められた光源83と、このケース82の出射開口82Aを覆う透光性材で形成された透明カバー84と、を備え、光源83の光が透明カバー84から照明光Kとして照射される。光源83には、LEDやレーザーライト、バルブライトなどが用いられる。
図5は、透明カバー84の水平断面図である。
透明カバー84の表面(ケース82の外に露出する面)は、凹凸が無いフラットな面に形成されている。また透明カバー84は、同図に示すように、水平断面が弓形に曲がることで光源83の照明光Kを拡大するレンズとして機能し、左方向LF、及び右方向RTに広い範囲が照明されるようになっている。
さらに、この透明カバー84には、照明光Kのうち、作業部14に向かう範囲β(図1、図2)の光K1を制御し、作業部14における照度を下げる光制御部86が一体に設けられている。
具体的には、光制御部86は、作業部14に向かう光K1を、機体11の左方向LF、及び右方向RTに振り分ける光学素子88を備えている。
この光学素子88は、光源83から入射する光K1を左方向LF、及び右方向RTに拡大する凹面レンズの光学的機能を有したフレネルレンズであり、透明カバー84の内側の面である裏面84A(光源83と対向する面)に、光K1が透過する範囲の全体に一体に形成されている。
また光学素子88は、図5に示すように、透明カバー84が照明光Kに与えるよりも大きな左方向LF又は右方向RTへの屈折を光K1に与えることで、照明光Kの他の光よりも左方向LF又は右方向RTに大きく逸れる方向に光K1を配光する。これにより、光制御部86が作業部14に向かう光K1を、図2に示すように、機体11の前方FRの左側のエリアA1、及び右側のエリアA2に振り分けられ、それぞれのエリアA1、A2を照明する。この結果、作業部14の両側が明るくなり、両側の地面Grをより視認し易くなる。
係る光学素子88を前照灯20が備えることで、前照灯20が有する配光特性は、作業部14における照度を周囲(左側のエリアA1、及び右側のエリアA2)よりも低くする特性となる。この配光特性にあっては、作業部14の両側のエリアA1、A2や前方FRに比べ、作業部14における照度が低くなるので、作業部14の明るさ(すなわち作業部14の反射)が低下する。したがって、作業部14の眩しさが低減され、さらに作業部14よりも前方FRの側が暗く感じることがなく、地面Grの凹凸や異物を見つけ易くなり、視認性を向上させることができる。
本実施形態によれば、次の効果を奏する。
本実施形態の作業機10では、前照灯20が作業部14の照度を作業部14の周囲よりも低くする配光特性を有する。これにより、作業部14の明るさが比較的抑えられることで眩しさが低減され、作業機10の前方の視認性低下が抑えられる。
本実施形態の作業機10では、前照灯20が作業部14に向かう光K1の光量を減じる光制御部86を有する。これにより、作業部14を照らす光の光量が減じられるので、作業部14での反射による明るさが抑えられ、眩しさが低減される。
本実施形態の作業機10では、光制御部86が作業部14に向かう光K1を、当該作業部14を外れた箇所に向けるので、この光K1が、作業部14を外れた箇所の照明に用いられ、光の利用効率が高められる。
本実施形態の作業機10では、光制御部86が作業部14に向かう光K1を、作業部14を挟む両側に向けるので、作業部14の両側の照度を効率良く高めることができる。
本実施形態の作業機10では、光制御部86が透明カバー84に一体に設けられているので、前照灯20と光制御部86の相対的な位置ズレが生じることがない。これにより、前照灯20から出射される光のうち作業部14に向かう光K1を正確に制御できる。
本実施形態の作業機10では、作業部14に向かう光K1を制御する光学素子88が、透明カバー84の内側の面である裏面84Aに一体形成されているので、透明カバー84の表面に光学素子88による凹凸が形成されることがなく、透明カバー84の表面を凹凸が無いフラットな面にできる。これにより、作業部14の作業に伴い舞い散る雪などの透明カバー84の表面への付着を防止し、当該雪などの付着による照射効率や光制御精度の低下を防止できる。
本実施形態の作業機10が、地面に積もった雪を除去する作業部14を有した除雪機であり、除雪作業によって舞い散る雪の影響を受けるために、作業部14の後方の機体11に前照灯20を配置せざるを得ない場合でも、作業部14での反射による明るさを抑え、前方FRの視認性低下を抑えることができる。
なお、上述した実施形態は本発明の一態様を例示したものであって、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
上述した実施形態において、光制御部86は、光源83から作業部14に向かう光K1の照射方向を変えることで、当該作業部14を照らす光の光量を減じている。しかしながら、これに限らず、光制御部86は、光K1を拡散、吸収、或いは、遮蔽することで、作業部14を照らす光の光量を減じてもよい。
上述した実施形態において、光制御部86は、光源83から作業部14に向かう光K1を、作業部14を挟む両側に照射方向を変えているが、これに限らず、作業部14よりも前方FRを照らすように照射方向を変えてもよい。
上述した実施形態において、前照灯20の透明カバー84に光制御部86を一体に設けたが、別体に設けられてもよい。
上述した実施形態において、光源83が多数のLEDを備える場合には、各々のLEDの光軸が作業部14に当たらないように、LEDの個々の配置や取付姿勢を調整することで、作業部14の照度が周囲よりも低くなるようにしてもよい。
上述した実施形態において、除雪作業をする作業機10として、作業部14にオーガ43、及びオーガハウジング41を備えた除雪機を説明したが、これに限らない。すなわち、図6、及び図7に示すように、作業機110は、作業部114にドーザブレード141を備える除雪機であってもよい。
上述した実施形態において、除雪機は、自走式に限らず、歩行型でもよい。
また本発明は、除雪機に限らず、例えば畑や水田を耕す耕耘機などの任意の作業機に適用できる。
10、110 作業機(除雪機)
11 機体
14、114 作業部
20 前照灯
41 オーガハウジング
82 ケース
82A 出射開口
83 光源
84 透明カバー(カバー)
86 光制御部
88 光学素子
141 ドーザブレード
K 照明光
K1 作業部に向かう光
M 光軸

Claims (6)

  1. 走行する機体と、
    前記機体の前方に設けられ、前記機体の前方の地面に積もった雪を除去する作業部と、
    前記機体に設けられ、前記作業部の後方から照明光を出射して前記作業部の前記前方を照らす前照灯と、
    を有した除雪機において、
    前記前照灯は、
    前記照明光の出射範囲に前記作業部が入り込んでおり、
    前記照明光によって照らされる前記作業部における照度を、当該作業部よりも前方における照度よりも低くする配光特性を有する、
    ことを特徴とする除雪機
  2. 前記前照灯は、
    光源を有し、
    前記光源から前記作業部に向かう照明光の光量を減じ、或いは、前記光源から前記作業部に向かう照明光を遮蔽する光制御部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の除雪機
  3. 前記光制御部は、
    前記光源から前記作業部に向かう照明光を、前記作業部を外れた箇所に向け、前記作業部に向かう照明光の光量を減じる
    ことを特徴とする請求項2に記載の除雪機
  4. 前記光制御部は、
    前記光源から前記作業部に向かう照明光を、前記作業部を挟む両側に向ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の除雪機
  5. 前記前照灯は、
    前記光源の光を照明光として出射する出射開口が形成されたケースと、
    前記出射開口に設けられた透光性のカバーと、を備え、
    前記光制御部が前記カバーに一体に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の除雪機
  6. 前記光制御部は、前記カバーの裏面に一体形成され、前記作業部に向かう照明光を制御する光学素子を備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の除雪機
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