JP2725072B2 - 走行警報フラッシャ装置 - Google Patents

走行警報フラッシャ装置

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JP2725072B2 JP7029090A JP7029090A JP2725072B2 JP 2725072 B2 JP2725072 B2 JP 2725072B2 JP 7029090 A JP7029090 A JP 7029090A JP 7029090 A JP7029090 A JP 7029090A JP 2725072 B2 JP2725072 B2 JP 2725072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、主として建設機械,作業車両などに装備
する走行警報フラッシャ装置に関する。
従来の技術 第9図は、建設機械のうち油圧ショベルの斜視図であ
る。図において、1は油圧ショベルの下部走行体、2L,2
Rは下部走行体1に取付けられている左右の走行モー
タ、3は上部旋回体、4は旋回モータ、5は上部旋回体
3の後部に装着したカウンタウエイト、6はカウンタウ
エイト5の左右に取付けられた旋回用のフラッシャラン
プである。第10図は、第9図のA−Aより見た要部断面
図である。第11図は、油圧ショベルの運転席付近を示す
斜視図である。図において、7は運転席、8L,8Rは左右
の走行用ペダル、9L,9Rはペダル8L,8Rと一体形に固定し
ているレバー、10L,10Rは左右の作業用操作レバーであ
る。第12図は、従来技術の旋回警報用フラッシャ装置を
示す回路図である。図において、4は旋回モータ、11は
旋回用パイロット切換弁、12,13はそれぞれパイロット
切換弁11のパイロット圧受圧部、14は旋回用リモコン弁
15,16はそれぞれリモコン弁14のパイロット弁、10は操
作レバー、17はパイロット圧力源、18はフラッシャ用電
気回路、19は電気回路18内のフラッシャユニット、6は
フラッシャランプ、20は圧力スイッチ、21は圧力スイッ
チ20のパイロット圧受圧部、22はシャトル弁、23は電源
である。
次に、従来技術の旋回警報用フラッシャ装置を第9図
〜第12図について述べる。上部旋回体3を旋回させると
きには、第12図における操作レバー10を操作する。パイ
ロット圧力源17からのパイロット圧は、パイロット弁15
または16を経て、パイロット圧受圧部12または13に作用
する。パイロット切換弁11は左右いずれかに切換わるの
で、旋回モータ4は正転または逆転を行う。それと同時
に、パイロット切換弁11のパイロット回路に作用するパ
イロット圧は、シャトル弁22、油路24を経て、パイロッ
ト圧受圧部21に作用する。圧力スイッチ20は作動して電
気回路18を閉じるので、フラッシャランプ6は点滅す
る。それにより、旋回警報を発する。
次に第13図は、走行用ペダル8周辺とブザー回路を示
す従来技術の回路図である。図において、25はペダル8
に一体形に固設した下部レバー、26はペダル8用枢支
軸、27は床板、28は床板27に固定して設けたブラケッ
ト、29はブザー用電気回路、30は上記ブラケット28に取
付けられたリミットスイッチ、31はリミットスイッチ30
の接触子、32はブザーである。
次に、従来技術のブザー回路を第11図について述べ
る。ペダル8を前方へ踏込操作すると油圧ショベルは前
進するが、この場合にはペダル8の下部レバー25がリミ
ットスイッチ30の接触子31に作用しないので、ブザー32
は号鳴を行わない。しかしペダル8を矢印イのように後
方へ踏込操作すると、ペダル8の下部レバー25は仮想線
ロのように変位する。下部レバー25の下端が接触子31に
作用するので、リミットスイッチ30は電気回路29を閉じ
る。それによりブザー32を号鳴して、油圧ショベルの後
退(後進)警報を発する。
この考案の解決しようとする課題 油圧ショベル,クレーンなどが上部旋回体を旋回作動
させるときには、周辺の作業者などに対して旋回用フラ
ッシャランプを点灯(点滅点灯を含む)させて、旋回警
報を発するようにしている。また上記建設機械,作業車
両のうちには、発進時にブザーを号鳴せしめて走行警報
を発するようにしたものもあるが、作業現場の騒音によ
りききとりにくくて、轢かれる事故をおこすことがあっ
た。また上記ブザーによる警報は、夜間市街地などで作
業する場合に騒音となり、周辺の住民により苦情が出る
ことがあった。
この発明は上記の課題を解決し、走行時に旋回用フラ
ッシャランプを点灯するとともに、所要に応じてブザー
の号鳴もできる走行警報フラッシャ装置を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するための講じたこの発明の手段
は、 (1)イ.走行用パイロット切換弁のパイロット回路
と、フラッシャ用電気回路とを圧力スイッチを介して連
結し、 ロ.走行用ペダルまたはレバーを操作したとき上記パイ
ロット回路からの信号により、フラッシャランプを点滅
せしめるように構成した。
(2)イ.フラッシャ用電気回路に通じるリミットスイ
ッチを走行用ペダルまたはレバーに対して設け、 ロ.走行用ペダルまたはレバーを操作したとき上記リミ
ットスイッチの作動により、フラッシャランプを点滅せ
しめるように構成した。
(3)イ.走行用パイロット切り換え弁のパイロット回
路と、フラッシャ用電気回路とを圧力スイッチを介して
連結し、 ロ.また上記電気回路にブザーおよびスイッチを設け、 ハ.走行用ペダルまたはレバーを操作したとき上記パイ
ロット回路からの信号により、フラッシャランプを点滅
せしめるようにするとともに、 ニ.所要に応じてフラッシャランプ点滅とブザー号鳴を
同時に行うように構成した。
(4)イ.走行用パイロット切換弁のパイロット回路
と、フラッシャ用電気回路とを圧力スイッチを介して連
結し、 ロ.また上記電気回路にブザーを設け、 ハ.走行用ペダルまたはレバーを操作したときフラッシ
ャランプ点滅とブザー号鳴とを同時に行うように構成し
た。
(5)イ.特許請求の範囲第3項または第4項記載の走
行警報フラッシャ装置において、 ロ.走行用ペダルまたはレバーを操作したときまたは旋
回操作を行ったとき、フラッシャランプ点灯とブザー号
鳴を同時に行うように構成した 作用 (1)イ.走行用ペダルまたはレバーを操作すると、走
行用パイロット切換弁のパイロット回路のパイロット圧
は、圧力スイッチを作動させる。
ロ.上記イ項における圧力スイッチの作動によりフラッ
シャ用電気回路が閉じられるので、フラッシャランプは
点滅し、走行警報を発する。
(2)イ.走行用ペダルまたはレバーを操作すると、リ
ミットスイッチはオン作動する。
ロ.上記イ項におけるリミットスイッチのオン作動によ
りフラッシャ用電気回路が閉じられるので、フラッシャ
ランプは点滅し、走行警報を発する。
(3)イ.ブザーに通じるスイッチをオフ状態のまま
で、走行用ペダルまたはレバーを操作すると、走行用パ
イロット切換弁のパイロット回路のパイロット圧は、圧
力スイッチを作動させる。
ロ.上記イ項における圧力スイッチの作動によりフラッ
シャ用電気回路が閉じられるので、フラッシャランプは
点滅し、走行警報を発する。
ハ.またブザーに通じるスイッチをオン操作して走行用
ペダルまたはレバーを操作すると、フラッシャランプ点
滅とブザー号鳴とを同時に行うことができる。
(4)イ.走行用ペダルまたはレバーを操作すると、走
行用パイロット切換弁のパイロット回路のパイロット圧
は、フラッシャランプ用圧力スイッチを作動させる。そ
れによりフラッシャ用電気回路が閉じられるので、フラ
ッシャランプは点滅し、走行警報を発する。
ロ.上記イ項と同時にブザー用圧力スイッチもオン作動
し、ブザーを通電せしめる。
ハ.上記イ項およびロ項により、フラッシャランプ点滅
とブザー号鳴とを同時に行うことができる。
(5)イ.請求項第3項,第4項の電気回路において、
走行用ペダルまたはレバーを操作したときまたは旋回操
作を行ったときいずれの場合でも、フラッシャランプお
よびブザーを通電させるようにしたので、上記操作時に
はフラッシャランプ点滅とブザー号鳴を行うことができ
る。
実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。なお油圧ショベルの走行を行うとき、運転者は走
行用ペダルまたは走行用レバーを操作するが、実施例で
は走行用ペダルを操作する場合について述べる。第1図
は、この発明にかかる請求項第1項の走行警報フラッシ
ャ装置33を示す回路図である。図において、従来技術と
同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す。
34L,34Rは左右の走行用ペダル、35,36はペダル34Lによ
り作動されるパイロット弁、37,38はペダル34Rにより作
動されるパイロット弁、39L,39Rはそれぞれ左右の走行
用パイロット切換弁、40,41はそれぞれ左パイロット切
換弁39Lのパイロット圧受圧部、42,43はそれぞれ右パイ
ロット切り換え弁39Rのパイロット圧受圧部、17′はパ
イロット圧力源、44,45,46,47はそれぞれパイロット圧
用油路、48,49,50はそれぞれパイロット圧導出用シャト
ル弁、51は圧力スイッチ、52は圧力スイッチ51のパイロ
ット圧受圧部である。それで、パイロット圧力源17′,
パイロット弁35,〜38,油路44,〜47などによりパイロッ
ト回路53が形成されている。次に、この発明にかかる請
求項第1項の走行警報フラッシャ装置33の構成を第1図
について述べる。走行用パイロット切換弁39L,39Rのパ
イロット回路53と、フラッシャ用電気回路18とを圧力ス
イッチ51を介して連結し、走行用ペダル34L,34Rのいず
れか一方または両方を操作したとき上記パイロット回路
53からのパイロット圧信号により、フラッシャランプ6
を点灯せしめるように構成した。
次に、この発明にかかる請求項第1項の走行警報フラ
ッシャ装置33の作用機能について述べる。旋回モータ4
を作動させていないときすなわち旋回用リモコン弁14を
操作していないときには、圧力スイッチ20のパイロット
圧受圧部21にパイロット圧は作用していないので、フラ
ッシャ用電気回路18は非通電の状態である。この状態で
は、フラッシャランプ6は消灯している。この状態のと
き走行用ペダル34L,34Rのいずれか一方または両方を操
作すると、パイロット回路53のシャトル弁50から導出さ
れるパイロット圧は、油路54を経て、圧力スイッチ51の
パイロット圧受圧部52に作用する。圧力スイッチ51が作
動して電気回路18が通電するので、フラッシャランプ6
は点灯(点滅点灯を含む)し、走行警報を発する。
次に第2図は、この発明にかかる請求項第2項の走行
警報フラッシャ装置55を示す回路図である。図におい
て、従来技術と同一構成要素を使用するものに対しては
同符号を付す。56L,56Rは左右の走行用ペダル、35,36は
ペダル56Lにより作動されるパイロット弁、37,38はペダ
ル56Rにより作動されるパイロット弁、39L,39Rはそれぞ
れ左右の走行用パイロット切換弁、40,41はそれぞれ左
パイロット切換弁39Lのパイロット圧受圧部、42,43はそ
れぞれ右パイロット切換弁39Rのパイロット圧受圧部、1
7′はパイロット圧力源、57L,57Rはそれぞれリミットス
イッチである。第3図は、走行用ペダル56L(走行用ペ
ダル56Rはぺダル56Lと対称形であるので、ペダル56L
状態と同様である)周辺を示す詳細図である。図におい
て、58Lはリミットスイッチ57Lの接触子、59Rはペダル5
6Lの下端に形成した当接用凹部、60はペダル56Lの枢支
軸、61はパイロット弁35,36の弁体である。第4図は、
第3図のBより見た正面図である。次に、この発明にか
かる請求項第2項の走行警報フラッシャ装置55の構成を
第2図〜第4図について述べる。フラッシャ用電気回路
18に通じるリミットスイッチ57L,57Rをそれぞれ走行用
ペダル56L,56Rに対して設け、走行用ペダル56L,56Rのい
ずれか一方または両方を操作したとき上記リミットスイ
ッチ57L,57Rの作動によりフラッシャランプ6を点灯せ
しめるように構成した。
次に、この発明にかかる請求項第2項の走行警報フラ
ッシャ装置55の作用機能について述べる。旋回モータ4
を作動させていないときすなわち旋回用リモコン弁14を
操作していないときには、圧力スイッチ20のパイロット
圧受圧部21にパイロット圧は作用していないので、フラ
ッシャ用電気回路18は非通電の状態である。この状態で
は、フラッシャランプ6は消灯している。この状態のと
き走行用ペダル56L,56Rのいずれか一方または両方を操
作すると、リミットスイッチ57L,57Rのいずれか一方ま
たは両方がオン作動する。電気回路18が通電するので、
フラッシャランプ6は点灯(点滅点灯を含む)し、走行
警報を発する。
次に第5図は、この発明にかかる請求項第3項の走行
警報フラッシャ装置62を示す回路図である。図におい
て、請求項第1項の走行警報フラッシャ装置33と同一構
成要素を使用するものに対しては同符号を付す。63はブ
ザー、64はスイッチ、65はダイオードである。なおダイ
オード65は、旋回用圧力スイッチ20がオン作動したとき
(すなわち旋回時にフラッシャランプ6が点灯した場
合)に走行警報用ブザー63が鳴らないように設けてい
る。次に、この発明にかかる請求項第3項の走行警報フ
ラッシャ装置62の構成を第5図について述べる。この走
行警報フラッシャ装置62は請求項第1項の走行警報フラ
ッシャ装置33における電気回路ブザー63およびスイッチ
64を設け、走行用ペダル34L,34Rのいずれか一方または
両方を操作したとき上記パイロット回路53からのパイロ
ット圧信号により、フラッシャランプ6を点灯せしめる
ようにするとともに、所要に応じてフラッシャランプ点
灯とブザー号鳴を同時に行うように構成した。
次に、この発明にかかる請求項第3項の走行警報フラ
ッシャ装置62の作用機能について述べる。スイッチ64を
オフ状態にして走行用ペダル34L,34Rを操作すると、そ
の作用機能は請求項第1項の走行警報フラッシャ装置33
の場合と同様である。しかし所要によりスイッチ64をオ
ン操作して、走行用ペダル34L,34Rのいずれか一方また
は両方を操作すると、パイロット回路53のシャトル弁50
から導出されるパイロット圧は、油路54を経て、圧力ス
イッチ51のパイロット圧受圧部52に作用する。それで圧
力スイッチ51が作動することにより、電気回路18とブザ
ー63は通電する。そこで、フラッシャランプ点灯(点滅
点灯を含む)とブザー号鳴(連続音,断続音のうちいず
れでもよい)とを同時に行うことができる。
次に第6図は、この発明にかかる請求項第4項の走行
警報フラッシャ装置66を示す回路図である。図におい
て、請求項第3項の走行警報フラッシャ装置62と同一構
成要素を使用するものに対しては同符号を付す。51はフ
ラッシャランプ用圧力スイッチ、67はブザー用圧力スイ
ッチ、68は圧力スイッチ67のパイロット圧受圧部であ
る。次に、この発明にかかる請求項第4項の走行警報フ
ラッシャ装置66の構成を第6図について述べる。走行用
パイロット切換弁39L,39Rのパイロット回路53と、フラ
ッシャ用電気回路18とを圧力スイッチ51を介して連結
し、また上記電気回路18に通じる圧力スイッチ67とブザ
ー63を設けた。そして走行用ペダル56L,56Rのいずれか
一方または両方を操作したとき上記パイロット回路53か
らのパイロット圧信号により、フラッシャランプ6を点
灯とブザー63の号鳴とを同時に行うように構成した。
次に、この発明にかかる請求項第4項の走行警報フラ
ッシャ装置66の作用機能について述べる。走行用ペダル
56L,56Rのいずれか一方または両方を操作すると、パイ
ロット回路53のシャトル弁50から導出されるパイロット
圧は、油路54および54′を経て、圧力スイッチ51,67そ
れぞれパイロット圧受圧部52,68に作用する。圧力スイ
ッチ51,67は、両方ともオン作動する。それにより、フ
ラッシャランプ6の点滅と、ブザー63の号鳴とを同時に
行うことができる。
なお第7図は、請求項第4項の他実施例走行警報フラ
ッシャ装置69を示す回路図である。図において、請求項
第2項,第3項のそれぞれ走行警報フラッシャ装置55,6
2と、同一構成要素を使用するものに対しては同符号を
付す。走行用パイロット切換弁39L,39Rのパイロット回
路53と、フラッシャ用電気回路18とを圧力スイッチ51を
介して連結し、またフラッシャ用電気回路18に通じるリ
ミットスイッチ57L,57Rをそれぞれ走行用ペダル56L,56R
に対して設け、また上記電気回路にブザー63を設け、走
行用ペダル56L,56Rのいずれか一方または両方を操作し
たとき上記パイロット回路53からのパイロット圧信号に
より、フラッシャランプ6を点灯とブザー63の号鳴とを
同時に行うように構成した。次に、走行警報フラッシャ
装置69の作用機能について述べる。走行用ペダル56L,56
Rのいずれか一方または両方を操作すると、パイロット
回路53のシャトル弁50から導出されるパイロット圧は、
油路54を経て、圧力スイッチ51のパイロット圧受圧部52
に作用する。圧力スイッチ51が作動して電気回路18が通
電するので、フラッシャランプ6は点灯(点滅点灯を含
む)する。それと同時に、リミットスイッチ57L,57R
いずれか一方または両方がオン作動する。それにより、
フラッシャランプ6の点灯と、ブザー63の号鳴とを同時
に行うことができる。
次に、この発明にかかる請求項第5項の走行警報フラ
ッシャ装置70について述べる。第8図は走行警報フラッ
シャ装置70を示す回路図である。この走行警報フラッシ
ャ装置70では、請求項第3項の走行警報フラッシャ装置
62(第5図)におけるダイオード65を廃止した状態の回
路構成がなされている。そのために、走行用ペダル34L,
34Rのいずれか一方または両方を操作したときまたは旋
回操作を行ったときいずれの場合でも、フラッシャラン
プ6およびブザー63は通電する。それにより、上記操作
時(ペダル操作または旋回操作を行ったとき)には、フ
ラッシャランプ点滅とブザー号鳴を行うことができる。
なお請求項第4項の走行警報フラッシャ装置66(第6
図),69(第7図)におけるダイオード65を廃止した状
態の回路構成(図示しない)を行った場合でも、走行警
報フラッシャ装置70の場合と同様な作用機能が発揮され
る。
発明の効果 この発明にかかる走行警報フラッシャ装置では、走行
用ペダルまたはレバーを操作すると、旋回用フラッシャ
ランプが点灯(点滅点灯を含む)を行うとともに、所要
に応じてブザー号鳴も同時に行うことができる。
そこで建設機械が騒音の大なる作業現場あるいは夜間
における作業時に走行を行うとき、周辺の作業者などは
走行警報用のフラッシャを目視して、轢かれる事故など
を防止することができる。また走行警報用のブザーも同
時に号鳴して危険を知らせることができるが、夜間市街
地などでブザー音が騒音公害をおこすようであれば、ブ
ザー号鳴を止めて走行警報用のフラッシャだけを行うよ
うにすることができる。
したがってこの発明にかかる走行警報フラッシャ装置
をそなえた建設機械,作業車両では、視覚,聴覚におよ
ぶ警報を発するので、走行時の安全性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる請求項第1項の走行警報フラ
ッシャ装置を示す回路図、第2図は請求項第2項の走行
警報フラッシャ装置を示す回路図、第3図は走行用ペダ
ル周辺を示す詳細図、第4図は第3図のBより見た正面
図、第5図は請求項第3項の走行警報フラッシャ装置を
示す回路図、第6図は請求項第4項の走行警報フラッシ
ャ装置を示す回路図、第7図は請求項第4項の他実施例
走行警報フラッシャ装置を示す回路図、第8図は請求項
第5項の走行警報フラッシャ装置を示す回路図、第9図
は油圧ショベルの斜視図、第10図は第9図のA−Aより
見た要部断面図、第11図は運転席付近を示す斜視図、第
12図は従来技術の旋回警報用フラッシャ装置を示す回路
図、第13図は従来技術の走行用ペダル周辺とブザー回路
を示す回路図である。 6……フラッシャランプ 8L,8R,8,34L,34R,56L,56R……ペダル 15,16,35〜38……パイロット弁 17,17′……パイロット圧力源 18……電気回路 20,51,67……圧力スイッチ 30,57L,57R……リミットスイッチ 32,63……ブザー 33,55,62,66,69,70……走行警報フラッシャ装置 39L,39R……走行用パイロット切換弁 64……スイッチ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部旋回体の左右にフラッシャランプを設
    け、旋回時にフラッシャランプの点灯により旋回警報を
    発するようにした建設機械において、走行用パイロット
    切換弁のパイロット回路と、フラッシャ用電気回路とを
    圧力スイッチを介して連結し、走行用ペダルまたはレバ
    ーを操作したとき上記パイロット回路からの信号によ
    り、フラッシャランプを点灯せしめるように構成したこ
    とを特徴とする走行警報フラッシャ装置。
  2. 【請求項2】上部旋回体の左右にフラッシャランプを設
    け、旋回時にフラッシャランプの点灯により旋回警報を
    発するようにした建設機械において、フラッシャ用電気
    回路に通じるリミットスイッチを走行用ペダルまたはレ
    バーに対して設け、走行用ペダルまたはレバーを操作し
    たとき上記リミットスイッチの作動により、フラッシャ
    ランプを点灯せしめるように構成したことを特徴とする
    走行警報フラッシャ装置。
  3. 【請求項3】旋回警報用フラッシャランプおよび走行警
    報用ブザーをそなえた建設機械において、走行用パイロ
    ット切換弁のパイロット回路と、フラッシャ用電気回路
    とを圧力スイッチを介して連結し、また上記電気回路に
    ブザーおよびスイッチを設け、走行用ペダルまたはレバ
    ーを操作したとき上記パイロット回路からの信号によ
    り、フラッシャランプを点灯せしめるようにするととも
    に、所要に応じてフラッシャランプ点灯とブザー号鳴を
    同時に行うように構成したことを特徴とする走行警報フ
    ラッシャ装置。
  4. 【請求項4】旋回警報用フラッシャランプおよび走行警
    報用ブザーをそなえた建設機械において、走行用パイロ
    ット切換弁のパイロット回路と、フラッシャ用電気回路
    とを圧力スイッチを介して連結し、また上記電気回路に
    ブザーを設け、走行用ペダルまたはレバーを操作したと
    きフラッシャランプ点灯とブザー号鳴とを同時に行うよ
    うに構成したことを特徴とする走行警報フラッシャ装
    置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項または第4項記載の
    走行警報フラッシャ装置において、走行用ペダルまたは
    レバーを操作したときまたは旋回操作を行ったとき、フ
    ラッシャランプ点灯とブザー号鳴を同時に行うように構
    成したことを特徴とする走行警報フラッシャ装置。
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