JP2011162008A - ヘッドランプ用led点灯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドランプの光源としてのLEDの故障を、点灯操作の前に運転者に報知するLED点灯装置を提供する。
【解決手段】LED6の点灯あるいは消灯を行なう第1の信号と、エンジンの運転状態あるいは停止状態に同期する車両の第2の信号とを入力し、第1の信号がLED6の消灯を指示する信号で、かつ、第2の信号がエンジンの運転状態を指示する信号であるときに、LED6を故障検出用に点灯制御するLED点灯制御回路7と、LED6の故障を検出する動作を実行する故障検出部15とを備え、この故障検出部15で検出された故障を故障報知装置5に報知する機能を備える。
【選択図】図1
【解決手段】LED6の点灯あるいは消灯を行なう第1の信号と、エンジンの運転状態あるいは停止状態に同期する車両の第2の信号とを入力し、第1の信号がLED6の消灯を指示する信号で、かつ、第2の信号がエンジンの運転状態を指示する信号であるときに、LED6を故障検出用に点灯制御するLED点灯制御回路7と、LED6の故障を検出する動作を実行する故障検出部15とを備え、この故障検出部15で検出された故障を故障報知装置5に報知する機能を備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、ヘッドランプの光源となるLEDの故障を検出して、車両に備えた車載機器としての故障報知装置に故障情報を出力する機能を有するヘッドランプ用LED点灯装置に関するものである。
ヘッドランプ用の光源としては従来のハロゲン電球に代替して、長寿命でメンテナンスの不要なLED(発光ダイオード)が普及してきた。このようにLEDを光源として用いるヘッドランプにおいては、このLEDに発生する故障を運転者に報知する機能が付加されており、故障をいち早く発見できて便利である。
しかしながら、LEDの故障はLEDを点灯させなければ発見できないため、ヘッドランプを点灯しない昼間には、LEDの故障を発見することはできず、夜間の走行にあたり、ヘッドランプが必要なタイミングにおいて、ヘッドランプを点灯動作させたときに初めてLEDの故障が顕在化する。
したがって、LEDの故障を予め知らない運転者が夜間必要に駆られて点灯操作をしても、ヘッドランプが点灯しない事態に遭遇することになり、危険な状況を誘発する可能性があることは、故障報知機能がない従来のハロゲン電球を光源とするヘッドランプに比べて何ら改善されていない。
特許文献1は、直列に接続した複数のマルチチップLEDを点灯する車両用発光装置に関するもので、それぞれのマルチチップLEDに印加される電圧を検出してマルチチップLEDの異常を検出するアイデアであり、この異常情報出力用の出力を備えている。
特許文献2は、直列に接続した複数のLEDを点灯する発光ダイオード回路の故障検知装置に関するもので、個々のLEDに対して並列に接続した短絡用のスイッチを設け、このスイッチを順次ONすることによって短絡故障しているLEDを検出するアイデアであり、この故障検知情報出力用の異常信号出力を備えている。
特許文献3は、直列に接続した複数のLEDを点灯する発光ダイオード駆動装置に関するもので、LEDに印加される電圧が急変することを検出してLEDの故障を検出するアイデアであり、この故障を表示する表示部を備えている。
しかしながら、上述した特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されたものは、いずれもLED点灯用の給電線が1系統しかなく、LEDを正規に点灯すること以外に使用する電源あるいは信号の入力はない。したがって、各特許文献に開示されたものも、夜間LEDをヘッドランプとして点灯するまでは、LEDの故障を検出する機能がなく、運転者が必要に駆られて点灯操作をしたときに、LEDの故障でヘッドランプが点灯しない事態を初めて認識することになるという課題があった。
この発明に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、ヘッドランプの光源としてのLEDの故障を、ヘッドランプが必要となる夜間の点灯操作の前、つまり、昼間時に検出して運転者に報知し、危険な事態に遭遇することを回避することを目的とする。
この発明に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、LEDの点灯あるいは消灯を行なう車両の第1の信号と、エンジンの運転状態あるいは停止状態に同期する車両の第2の信号とを入力し、第1の信号がLEDの消灯を指示する信号で、かつ、第2の信号がエンジンの運転状態を指示する信号であるときLEDを故障検出用に点灯制御するLED点灯制御回路と、LEDの電気的特性によって該LEDの故障検出を実行する故障検出部を備え、この故障検出部で検出された故障を故障報知装置に報知する機能を備えたものである。
この発明によれば、ヘッドランプを点灯しない昼間の走行時にLEDの故障を検出できるため、運転者が夜間ヘッドランプの点灯操作を行なう前、すなわち昼間の走行時にLEDの故障を検出することができる。その結果、夜間の必要時にヘッドランプが点灯しないことを初めて認識することを回避し、あわてることなく対応ができて安全な運転ができる。また、一般的には昼間にしか作業をおこなわない修理業者に対し、昼間のうちに修理を依頼することができるため、速やかな修理を実施することができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、図1に示すように、電源1、第1の供給部としてのLTSW(ライティングスイッチ)2、第2の供給部としてのIGSW(イグニッションスイッチ)3、エンジン用機器4、車載機器しての故障報知装置5、LED6、LED点灯制御回路7により構成されている。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、図1に示すように、電源1、第1の供給部としてのLTSW(ライティングスイッチ)2、第2の供給部としてのIGSW(イグニッションスイッチ)3、エンジン用機器4、車載機器しての故障報知装置5、LED6、LED点灯制御回路7により構成されている。
LTSW2は電源1に接続され、LED6の点灯あるいは消灯を行なう車両の第1の信号をLED点灯制御回路7に供給する。IGSW3は電源1に接続され、エンジンの運転状態あるいは停止状態に同期する車両の第2の信号をLED点灯制御回路7に供給する。エンジン用機器4はIGSW3からエンジンの運転状態あるいは停止状態に同期する車両の第2の信号が供給されてエンジンを起動する。故障報知装置5は後述するLED点灯制御回路7からLED6の故障検出信号を受けて故障を表示する。LED6は車両のヘッドランプの光源を構成する個数を直列接続して、LED点灯制御回路7の出力側に接続されている。
LED点灯制御回路7はLTSW2を介して供給される車両の第1の信号電圧またはIGSW3を介して供給される車両の第2の信号電圧を昇圧するDC/DCコンバータ11と、その車両の第1の信号または車両の第2の信号の給電状態を検出して、DC/DCコンバータ11の昇圧条件を制御する制御部12と、LED6の両端電圧を検出するように、LED6と並列接続した電圧検出部13と、LED6の通電電流を検出するように、LED6と直列に接続された電流検出部14と、電圧検出部13および電流検出部14で検出した電圧および電流によりLED6の故障を検出する故障検出部15を備えている。なお、電圧検出部13および電流検出部14は抵抗体で構成されている。
以下、動作について説明する。LTSW2がOFFで第1の信号が入力されないときにおいても、IGSW3のONで電源1の電圧が第2の信号として供給されると、この第2の信号電圧をLED点灯制御回路7のDC/DCコンバータ11で昇圧してLED6に供給して該LEDを点灯させる。このとき、LED6が正常に点灯して所定の電圧と電流に基づく電気的特性が検出されると、この電気的特性に基づいて故障検出部15はLED6が正常点灯であるか否かを検出する。一方、直列に接続されたLED6の一部が短絡等の故障を起こしていると、故障検出部15に入力される電気的特性が所定値とならないため、故障していることが検出され、故障検出部15から故障信号が故障報知装置5に供給されて故障していることが報知される。
上記の故障検出時、制御部12は第2の信号のみが供給されたことに基づいて、DC/DCコンバータ11の昇圧条件を制御し、LED6を定常点灯時より低い発光量にて点灯させる。そのときのLED6の電気的特性を測定し、予め用意したLED6の電気的特性と比較することにより、LEDの故障を検出する。
このように低発光量〔低輝度・低光度・低光束〕でLEDを点灯させる場合、そのLED6を周囲に自車の存在を知らしめるために充分な明るさで点灯させれば、DRL(Day Time Runing Light)、あるいは、DRL相当の光源として使用することができるとともに、このLED6の点灯時に該LEDの故障を検出できる。
また、LED6の発光量を低下させ、周囲の明るい昼間において、点灯していることが判別(視認)し難い明るさ(暗さ)でLED6を点灯すれば、対向車の運転者や周囲の歩行者にLED6の点灯を気付かせないで、LED6の故障を検出することができる。
なお、故障検出部15が測定するLEDの電気的特性は、通電電流や順方向(フォワード)電圧等である。
なお、故障検出部15が測定するLEDの電気的特性は、通電電流や順方向(フォワード)電圧等である。
LED6の発光量を定常点灯より低くする第1の方法として、LED6に対する通電電流をパルス状にして、通電を停止する期間を設けることによって行ない、このパルス状電流の通電によるLED6の点灯動作中に該LEDの故障を検出する。
このパルス状電流の通電を行なうにあたり、図4のD(昼間点灯時に相当)領域の通電パルスの幅を広くして、充分に視認できる明るさでLED6を発光させればDRLの光源として点灯できる。また、通電パルスの幅を狭くして、視認が困難な明るさでLED6を点灯すれば他者に気付かれない点灯にできる。この結果、LED6をDRL用の光源として点灯、あるいは、他者に気付かれない暗さで点灯させてLED6の故障検出ができる。
このように実施の形態1によれば、ヘッドランプを点灯しない昼間の走行時にLED6の故障を検出できるため、運転者はヘッドランプの点灯操作を行なう前、すなわち昼間からLED6の故障を知ることができ、スイッチを操作してもヘッドランプが点灯しないことに対して、あわてることなく対応ができ、安全な運転ができる。また、一般的には昼間にしか作業をおこなわない修理業者に対し、昼間のうちに修理を依頼することができるため、速やかな修理を実施することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、図2に示すように、図1に示す実施の形態1の構成に周囲の明るさを検出する明るさ検出装置8を付加したもので、明るさ検出装置8の出力する信号、あるいは、暗いときに操作する図示しないスイッチ(ディマースイッチ)の信号を使用し、この信号に応動して点灯(故障検出動作を実施)と消灯(同停止)を行なう。つまり、LED6の発光量が定常点灯時より低い発光量でありながら、視認しやすい明るさを発光させて行なう故障検出動作を周囲が暗いとき(薄暮時)に実施する。この場合、車両側に用意した1個の明るさ検出装置8あるいはスイッチ(ディマースイッチ)の発する情報を共用する方法と、左右それぞれのヘッドランプに明るさ検出装置8を設ける構成でもよい。
この発明の実施の形態2に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、図2に示すように、図1に示す実施の形態1の構成に周囲の明るさを検出する明るさ検出装置8を付加したもので、明るさ検出装置8の出力する信号、あるいは、暗いときに操作する図示しないスイッチ(ディマースイッチ)の信号を使用し、この信号に応動して点灯(故障検出動作を実施)と消灯(同停止)を行なう。つまり、LED6の発光量が定常点灯時より低い発光量でありながら、視認しやすい明るさを発光させて行なう故障検出動作を周囲が暗いとき(薄暮時)に実施する。この場合、車両側に用意した1個の明るさ検出装置8あるいはスイッチ(ディマースイッチ)の発する情報を共用する方法と、左右それぞれのヘッドランプに明るさ検出装置8を設ける構成でもよい。
なお、左右のヘッドランプ個々に明るさ検出装置8を設ける場合は、左右のヘッドランプが異なる明るさ(タイミング)で故障検出用の点灯と消灯を行なうことを回避するために、両者が備える通信回線を使用し、両者の動作タイミングを統一する構成が好ましい。
この実施の形態2によれば、明るい昼間と真暗の夜間の間で(薄暮時に)LED6を点灯しているときに故障検出動作を行なうことができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、図3に示すように、LED6は受光時に電圧を発生(発電)する太陽電池やフォトダイオードに近い特性があるため、LED6が発生する電圧を明るさ入力インタフェースである増幅器16によって増幅した電圧値を制御部12が予め備える所定値と比較し、その比較結果により、周囲の明るさを検出することができる。
この発明の実施の形態3に係るヘッドランプ用LED点灯装置は、図3に示すように、LED6は受光時に電圧を発生(発電)する太陽電池やフォトダイオードに近い特性があるため、LED6が発生する電圧を明るさ入力インタフェースである増幅器16によって増幅した電圧値を制御部12が予め備える所定値と比較し、その比較結果により、周囲の明るさを検出することができる。
つまり、周囲の明るさを検出するための受光素子として、LED6を使用し、明るさに対応する値として、点灯していないときにLED6が発生する電圧値を用い、LED6の発生電圧を所定値と比較し、その比較結果で制御部12を制御することによって、周囲の明るさを検知し、暗くなればDRL相当の明るさ、あるいは定常点灯に近い明るさでLED6を点灯し、明るくなれば消灯する機能を、新たな受光素子を設けることなく実現できる。
この実施の形態3においては、LED6を明るさ検出装置として使用し、LED6が消灯しているときに、LED6の発生する電圧を測定して、この測定電圧が所定の電圧より低いとき(暗いとき)に視認しやすい明るさでLED6を点灯して、LED6の故障検出動作を行ない、この測定電圧が所定の電圧より高いとき(明るいとき)にLED6を消灯し、昼間の故障検出動作は停止する(上記実施の形態2と同等な薄暮時に点灯する方式)。
なお、左右のヘッドランプのLED6は受光特性が異なる可能性があり、左右のヘッドランプが異なる明るさ(タイミング)で故障検出用の点灯と消灯を行なうことを回避するために、両者が備える通信回線を使用し、両者の動作タイミングを統一してもかまわない。
図4はLEDに流すパルス状電流波形を示すもので、LEDが消灯しているときに明るさ検出の例を示すもので、昼間時(図4のD領域)のたとえばDRL点灯においては、パルス状の電流が途絶えて消灯している期間に周囲の明るさの検出をおこない、夜間の定常点灯時(図4のN(夜間点灯時に相当)領域)においては、たとえば10msごとに10μsの短時間の消灯期間を設けて、この短時間の消灯が気付かない視覚的な連続点灯を行ないながら、消灯している10μsの短時間に周囲の明るさの検出を行なう。
また、比較用の所定電圧はヘッドランプ用LED点灯装置に備えた記憶素子に記憶させることも可能で、さらには、ライティングスイッチやディマースイッチが操作されるときの周囲の明るさを学習して、運転者の好みに合わせた明るさ(電圧)に設定することも可能である。
実施の形態3によれば、実施の形態2における明るさ検出装置8としての受光センサの代わりにLED6を使用することにより、新たな受光センサを設ける必要がなく、簡素な構成で自動的に点灯と消灯ができるヘッドランプ用LED点灯装置を構成できる。
なお、制御部12によってDC/DCコンバータ11を制御し、パルス電流を通電し、LED6の発光量が定常点灯時より低く、視認し難い明るさで発光させて行なう故障検出動作を、明るさ検出装置8の検出信号に基づいて、周囲が明るいときに実施することもできる(昼間時に点灯する方式)。さらに、昼間時には視認し難い明るさであっても 周囲が暗ければLED6の点灯が視認されやすいので、周囲が暗いときにはLED6の故障を検出する動作を中止し、点灯していることを他者に気付かれないで故障を検出することもできる(明るい昼間時は点灯し薄暮時には消灯する方式で、上記薄暮時に点灯する方式に対して点灯タイミングを逆転することもできる)。
上記のように、周囲の明るさを検出する明るさ検出装置8として、LED6を使用し、明るさに対応する値として、LED6が消灯しているときに該LEDの発生する電圧を測定して、測定電圧が所定の電圧より低いとき(暗いとき)と、測定電圧が所定の電圧より高いとき(明るいとき)を検出して、LED6の故障検出動作を行なうように構成すると、新たな受光センサを設ける必要がなく、簡素な構成で自動的にLED6の点灯と消灯ができ、故障を検出できる。
なお、故障検出用の視認され難い明るさを発光するLED通電電流パルスは、通電時間を100μs以下とし、通電パルスの繰り返し周期を1秒以上にする。つまり、通電パルス幅を100μs以下、Dutyを1/10000以下にすれば、LED6の点灯が視認されにくいため、点灯していることを他者に気付かれないで故障を検出できる。
また、LED6の発光量を定常点灯より低くする第2の方法として、通電電流を低く少なくすることによって行ない、この低い電流による点灯動作中にLED6の故障を検出することにより、簡単な構成でLED6の故障を検出できる。
このとき、LED6の通電電流を定常点灯電流の1/1000以下にすることにより、点灯していることを他者に気付かれないで故障を検出できる。
図5はLED6に印加する電圧と該LED6に流れる電流との関係の電気的特性例を示すもので点と添付の数字は実測電圧値を示す、LED6を定常(定格)電流によって点灯するときの電気的特性(図中 定常点灯電流域)と、微弱電流によって点灯するときの電気的特性(図中 微弱点灯電流域)は異なるため、微弱電流によって故障を検出するときには予め用意した微弱電流対応の電気的特性を使用して、LED6の故障を検出することにより、故障の誤検出を防ぐことができる。
また、温度によって電圧−電流特性が同図中の例のようにA(125℃),B(75℃),C(25℃)のように変化するため、予め用意した温度補正データを用いて、電圧−電流特性を補正して、LEDの故障を検出することにより、故障の誤検出を防ぐことができる。
なお、当然のことであるが、LTSW2を閉じて、第1の信号電圧をLED点灯制御回路7のDC/DCコンバータ11に供給すれば、IGSW3がOFFで第2の信号電圧が供給されていなくても、LED6を定常に点灯させ定常点灯電流域において該LEDの故障を検出することができる。
なお、当然のことであるが、LTSW2を閉じて、第1の信号電圧をLED点灯制御回路7のDC/DCコンバータ11に供給すれば、IGSW3がOFFで第2の信号電圧が供給されていなくても、LED6を定常に点灯させ定常点灯電流域において該LEDの故障を検出することができる。
1 電源、2 LTSW、3 IGSW、4 エンジン用機器、5 故障報知装置、6 LED、7 LED点灯制御回路、8 明るさ検出装置、11 DC/DCコンバータ、12 制御部、13 電圧検出部、14 電流検出部、15 故障検出部、16 明るさ入力インタフェース用増幅器。
Claims (12)
- LEDの故障を検出し該LEDの故障情報を車載機器に対して出力する機能を有し、前記LEDの点灯あるいは消灯を行なう第1の信号と、エンジンの運転状態あるいは停止状態に同期する車両の第2の信号とを入力し、LEDの点灯をおこなうヘッドランプ用LED点灯装置であって、
前記第1の信号が前記LEDの消灯を指示する信号で、かつ、前記第2の信号がエンジンの運転状態を指示する信号であるとき前記LEDを故障検出用に点灯制御するLED点灯制御回路と、
前記LEDの電気的特性によって該LEDの故障検出を実行する故障検出部と
を備えたヘッドランプ用LED点灯装置。 - LEDの故障検出は、前記LEDを定常点灯より低い発光量にて点灯し、そのときの前記LEDの電気的特性を測定して予め用意した前記LEDの電気的特性と比較することにより行なうことを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- LEDの通電電流をパルス状にして通電を停止する期間を設けることによって該LEDの発光量を定常点灯より低くし、パルス状電流の通電による前記LEDの点灯動作中に、前記LEDの故障を検出することを特徴とする請求項2記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- LEDの発光量が定常点灯時より低い発光量でありながら、視認しやすい明るさを発光させて行なう故障検出動作を、周囲が暗いときに実施することを特徴とする請求項3記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- 点灯していないときにLEDが発生する電圧を明るさに対応する値として用いることを特徴とする請求項4記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- LEDの発光量が定常点灯時より低く、視認し難い明るさを発光して行なう故障検出動作を、周囲が明るいときに実施することを特徴とする請求項3記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- 点灯していないときにLEDが発生する電圧を明るさに対応する値として用いることを特徴とする請求項6記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- 故障検出用の視認され難い明るさを発光するLED通電電流パルスは、通電時間を100μs以下とし、通電パルスの繰り返し周期を1秒以上にすることを特徴とする請求項3記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- LEDの発光量を定常点灯より低くすることを、通電電流を低くすることによって行ない、この低い電流による点灯動作中に前記LEDの故障検出を行なうことを特徴とする請求項2記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- 故障検出用の視認され難い明るさを発光するLED通電電流は、定常点灯電流の1/1000以下にすることを特徴とする請求項9記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- 予め用意される正常と異常を判別する基準となるLEDの電気的特性は、低電流点灯時の電気的特性であることを特徴とする請求項2記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
- 予め用意される正常と異常を判別する基準となるLEDの電気的特性は、温度を加味した電気的特性であることを特徴とする請求項2記載のヘッドランプ用LED点灯装置。
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