JP2014011053A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を簡素化でき、異常が検知された発光部の異常過熱を防止でき、発光部の異常検知時に真っ暗になることを防止でき、および、発光部での異常の発生を報知できる照明装置を提供する。
【解決手段】この照明装置1は、互いに異なる光色を有する複数の発光部3,5と、各発光部3,5をそれぞれ点灯駆動する複数の点灯駆動部7,9と、各発光部3,5で異常が発生したか否かを検知する異常検知部10と、各点灯駆動部7,9を介して各発光部3,5の点灯状態を制御する制御部17cとを備える。制御部17cは、各発光部3,5の点灯中に各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、異常が検知された発光部が消灯されると共に異常が検知されない発光部の点灯が継続されるように各点灯駆動部7,9を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、互いに異なる光色を有する複数の発光部(例えばLED)を用いて照明光を調色する照明装置に関する。
近年、互いに異なる光色を有する複数の発光部(例えばLED)を用いて照明光を調色する照明装置において、照明用の発光部の他に、保安灯用の発光部と、照明用の発光部の異常を検知する異常検知部とを更に備えたものが提案されている。このような従来の照明装置では、照明用の発光部で異常が検知された場合は、異常が検知された発光部の異常過熱を防止するために照明用の発光部が全て消灯されると共に、最低限必要な明かりを確保し且つ当該異常の発生を報知するために保安灯用の発光部が点灯される。
なお、特許文献1には、単色タイプの照明装置において、第1または第2LED直列体の何れかが断線した場合に、正常なLEDブロックへの影響を回避する技術が開示されるが、調色タイプの照明装置への適用については言及されていない。また、特許文献2には、単色タイプの照明装置において、第1の光源部側または第2の光源部側で異常(短絡または開放)がある場合、一方の光源部の点灯を維持する技術が開示されるが、調色タイプの照明装置への適用については言及されていない。
特開2010−225996号公報 特開2011−255729号公報
しかしながら、上述の従来の照明装置では、照明用の発光部とは別に保安灯用の発光部を更に備えるので、構成が複雑化するという問題点がある。
この問題点に対して、保安灯用の発光部を省略して構成を簡素化することが考えられる。しかし、そのように保安灯用の発光部を省略すると、照明用の発光部で異常が検知された場合に、最低限必要な明かりが確保できなくなると共に当該異常の発生を報知できなくなるという問題点が発生する。
そこで、本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、互いに異なる光色を有する複数の発光部を用いて照明光を調色する照明装置において、構成を簡素化でき、発光部の異常検知時に真っ暗になることを防止でき、および、発光部での異常の発生を報知できる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の例示的な照明装置は、互いに異なる光色を有する複数の発光部と、前記発光部を点灯駆動する制御装置とを備える。前記制御装置は、前記発光部に生じる異常を検知可能である。前記制御装置は、前記複数の発光部のうち少なくとも一つの発光部において異常が生じていることを検知したとき、異常が生じている発光部への通電を遮断し、異常が生じていない発光部への通電を行う。
本発明の例示的な照明装置は、互いに異なる光色を有する複数の発光部と、前記各発光部に電流を供給して前記各発光部をそれぞれ点灯駆動する複数の点灯駆動部と、前記各発光部に流れる電流または前記各発光部に掛かる電圧に基づいて前記各発光部で異常が発生したか否かを検知する異常検知部と、前記各点灯駆動部を介して前記各発光部の点灯状態を制御する第1制御部と、を備え、前記第1制御部は、前記各発光部の点灯中に前記異常検知部により前記各発光部の何れかで異常が検知された場合は、前記異常が検知された前記発光部が消灯されると共に前記異常が検知されない前記発光部の点灯が継続されるように前記各点灯駆動部を制御する。
上記の構成によれば、照明光の点灯中に異常検知部により各発光部の何れかで異常が検知された場合は、異常が検知された発光部が消灯されるので、その消灯動作により(即ち、異常報知用の発光部を別に備えること無く)異常が発生したことを使用者へ報知できる。また、異常が検知されない発光部の点灯が継続されるので、夜間等に異常発生した時に照明装置を設置している空間が真っ暗になることを防止できる。また、異常報知用の発光部を別に備えないので、構成を簡素化できる。なお、上記作用効果は一例である。
本発明の照明装置は、上記構成を基本とし、例えば以下のような様々な態様をとることができる。また、各態様に対応する作用効果は一例である。
すなわち、本発明の例示的な照明装置は、上記に記載の照明装置であって、前記異常検知部は、前記各発光部に流れる電流をそれぞれ検出する複数の電流検出部と、前記各電流検出部の何れかにより検出された電流が所定の閾値電流以上である場合に、当該発光部で異常が発生したと判定する判定部と、を備える。
上記の構成によれば、異常検知部は、各発光部に流れる電流を検出する複数の電流検出部と、各電流検出部の何れかにより検出された電流が所定の閾値電流以上である場合に、当該発光部で異常が発生したと判定する判定部とを備えるので、発光部に発生する異常として、発光部に流れる過電流を検知できる。
また、本発明の例示的な照明装置は、上記に記載の照明装置であって、前記異常検知部は、前記各発光部に掛かる電圧をそれぞれ検出する複数の電圧検出部と、前記各電圧検出部の何れかにより検出された電圧が第1閾値電圧以上または前記第1閾値電圧よりも低い第2閾値電圧未満である場合に、当該発光部で異常が発生したと判定する判定部と、を備える。
上記の構成によれば、異常検知部は、各発光部に掛かる電圧を検出する複数の電圧検出部と、各電圧検出部の何れかにより検出された電圧が第1閾値電圧以上または第1閾値電圧よりも低い第2閾値電圧未満である場合に、当該発光部で異常が発生したと判定する判定部とを備えるので、発光部に発生する異常として、発光部に発生する過電圧または減電圧を検知できる。
本発明の照明装置によれば、互いに異なる光色を有する複数の発光部を用いて照明光を調色する照明装置において、構成を簡素化でき、発光部の異常検知時に真っ暗になることを防止でき、および、発光部での異常の発生を報知できる。
本発明の第1および第4実施形態に係る照明装置の構成概略図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る照明装置の構成概略図である。 本発明の第3実施形態に係る照明装置の構成概略図である。 本発明の第5実施形態に係る照明装置の構成概略図である。 本発明の第5実施形態の操作入力装置の構成概略図である。 本発明の第5実施形態に係る照明装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る照明装置の構成概略図である。 本発明の第7実施形態に係る照明装置の構成概略図である。 本発明の第7実施形態の各発光部の配置の一例を示した平面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
<構成説明>
図1は、本発明の第1実施形態に係る照明装置の構成概略図である。
第1実施形態に係る照明装置1は、図1に示すように、互いに異なる光色を有する複数(例えば2個)の発光部3,5からの光により構成される照明光を出力する照明装置である。照明装置1は、各発光部3,5の点灯中(即ち、照明光の出力中)に各発光部3,5の何れかで異常(ここでは過電流)が検知された場合に、異常が検知された発光部が消灯されると共に、異常が検知されない発光部の点灯が継続されるようにしたものである。
この照明装置1は、互いに異なる光色を有する複数の発光部(ここでは、第1および第2発光部3,5、以後、各発光部3,5とも呼ぶ)と、電源Bと、電源Bからの電力を用いて各発光部3,5を点灯駆動する複数の点灯駆動部(ここでは、第1および第2点灯駆動部7,9、以後、各点灯駆動部7,9とも呼ぶ)と、各発光部3,5に流れる電流を検出する複数の電流検出部(ここでは、第1および第2電流検出部11,13、以後、各電流検出部11,13とも呼ぶ)と、照明装置1に対する操作を入力するための操作入力装置15と、各電流検出部11,13の検出結果および操作入力装置15への入力操作に基づいて各点灯駆動部7,9を制御する制御装置17とを備えている。
電源Bの負極は、接地点に接続されており、電源Bの陽極には、複数の発光部3,5と同数の電源線(ここでは、第1および第2電源線h1,h2)が接続されている。
第1発光部3は、例えば、色温度が2700K(K:ケルビン)の暖色系の第1光色を有する発光部である。第1発光部3は、例えば、複数(例えば2個)の第1LED(LED:発光ダイオード)直列体3a,3bが互いに並列接続されて構成される。各第1LED直列体3a,3bは、前記第1光色を有する1個以上(例えば3個)の第1LEDd1が順方向に直列接続されて構成される。各第1LED直列体3a,3bの一端のカソードは、接地点に接地され、各第1LED直列体3a,3bの他端のアノードは、第1電源線h1に接続されている。
第2発光部5は、例えば、色温度が6500Kの寒色系の第2光色を有する発光部である。第2発光部5は、例えば、複数(例えば2個)の第2LED直列体5a,5bが互いに並列接続されて構成される。各第2LED直列体5a,5bは、前記第2光色を有する1個以上(例えば3個)の第2LEDd2が順方向に直列接続されて構成される。各第2LED直列体5a,5bの一端のカソードは、接地点に接続され、各第2LED直列体5a,5bの他端のアノードは、第2電源線h2に接続されている。
第1点灯駆動部7は、制御装置17の制御に応じて、第1電源線h1を通じて電源Bから供給される点灯電流を、所定電流値の電流に変化させて、第1電源線h1を通じて第1発光部3に供給する。ここでは、第1点灯駆動部7は、第1電源線h1に介装接続されたスイッチングトランジスタ等のスイッチング素子(図示省略)を含む定電流回路として構成される。第1点灯駆動部7は、そのスイッチング素子が制御装置17によりPWM(パルス幅変調)制御されることで、電源Bからの点灯電流を所定電流値の電流に変化させる。
第2点灯駆動部9は、制御装置17の制御に応じて、第2電源線h2を通じて電源Bから供給される点灯電流を、所定電流値の電流に変化させて、第2電源線h2を通じて第2発光部5に供給する。ここでは、第2点灯駆動部9は、第2電源線h2に介装接続されたスイッチングトランジスタ等のスイッチング素子(図示省略)を含む定電流回路として構成される。第2点灯駆動部9は、そのスイッチング素子が制御装置17によりPWM制御されることで、電源Bからの点灯電流を所定電流値の電流に変化させる。
第1電流検出部11は、第1発光部3の各第1LED直列体3a,3bに流れた電流を検出する。第1電流検出部11は、例えば、各第1LED直列体3a,3bに接続された各抵抗R1,R2と、各第1LED直列体3a,3bに接続された各整流ダイオードD1,D2とを備える。
抵抗R1は、第1LED直列体3aの一端のカソードと接地点との間に介装接続され、抵抗R2は、第1LED直列体3bの一端のカソードと接地点との間に介装接続される。各整流ダイオードD1,D2のカソードは共通接続されて制御装置17に接続され、整流ダイオードD1のアノードは、第1LED直列体3aの一端のカソードと抵抗R1との間に接続され、整流ダイオードD2のアノードは、第1LED直列体3bの一端のカソードと抵抗R2との間に接続される。
第1電流検出部11は、下記のように動作する。即ち、第1電流検出部11では、第1LED直列体3a(3b)に流れた点灯電流は抵抗R1(R2)を通電して接地点へと流れる。その際、当該点灯電流が過電流でない場合は、当該点灯電流による抵抗R1(R2)での電圧降下は比較的小さくなるので、整流ダイオードD1(D2)に掛かる順方向電圧も比較的小さくなり、第1LED直列体3a(3b)から整流ダイオードD1(D2)を通じて制御装置17に比較的小さい電流(即ち、所定の閾値電流未満の電流)が流れる。
他方、当該点灯電流が過電流である場合は、当該点灯電流による抵抗R1(R2)での電圧降下は比較的大きくなるので、整流ダイオードD1(D2)に掛かる順方向電圧も比較的大きくなり、第1LED直列体3a(3b)から整流ダイオードD1(D2)を通じて制御装置17に比較的大きな電流(即ち、前記所定の閾値電流以上の電流)が流れる。このように、第1電流検出部11から制御装置17へは、各第1LED直列体3a,3bに流れた電流の大きさに応じた大きさの電流が流れる。第1電流検出部11は、各整流ダイオードD1,D2の少なくとも一方から制御装置17に流れる電流を検出することで、各第1LED直列体3a(3b)に流れた電流を検出できる。
第2電流検出部13は、第2発光部5の各第2LED直列体5a,5bに流れた電流を検出する。第2電流検出部13は、例えば、各第2LED直列体5a,5bに接続された各抵抗R3,R4と、各第2LED直列体5a,5bに接続された各整流ダイオードD3,D4とを備える。
抵抗R3は、第2LED直列体5aの一端のカソードと接地点との間に介装接続され、抵抗R4は、第2LED直列体5bの一端のカソードと接地点との間に介装接続される。各整流ダイオードD3,D4のカソードは共通接続されて制御装置17に接続され、整流ダイオードD3のアノードは、第2LED直列体5aの一端のカソードと抵抗R3との間に接続され、整流ダイオードD4のアノードは、第2LED直列体5bの一端のカソードと抵抗R4との間に接続される。第2電流検出部13の動作は、第1電流検出部11の動作と同様である。
操作入力装置15は、使用者により、照明装置1の照明光の調色段数および調光段数を指定することができる操作部を備える。操作入力装置15は、照明光の調色段数および調光段数を指定する操作が実行されると、その操作内容を含む操作信号を、無線通信媒体を介して制御装置17に送信する。なお、本実施の形態では、操作入力装置15と制御装置17とは無線通信媒体により接続されるが、操作入力装置15と制御装置17とを有線通信媒体で接続して、その有線通信媒体を通じて前記操作信号を制御装置17に送信してもよい。
制御装置17は、操作入力装置15からの操作信号を受信すると、照明光(即ち、各発光部3,5の輝度)がその操作信号で指定された調色段数および調光段数となるように各点灯駆動部7,9を制御する。また、制御装置17は、各発光部3,5の点灯中(即ち、照明光の出力中)に、各電流検出部11,13により検出された電流に基づいて各発光部3,5の何れかで異常が発生したか否かの判定を行う。制御装置17は、各発光部3,5の何れかで異常が発生したと判定すると(即ち、各発光部3,5の何れかで異常が検知されると)、異常が検知された発光部を消灯させると共に異常が検知されない発光部の点灯を継続させるように各点灯駆動部7,9を制御する。
より詳細には、制御装置17は、操作入力装置15からの操作信号を受信する受信部17aと、各電流検出部11,13により検出された電流に基づいて各発光部3,5に異常が発生したか否かを判定する判定部17bと、受信部17aにより受信された操作信号および判定部17bの判定結果に基づいて各点灯駆動部7,9を制御する制御部17c(第1制御部)と、各点灯駆動部7,9の制御に必要なデータを記憶している記憶部17dとを備えている。
記憶部17dには、前記データとして、照明装置1の照明光の各調色段数(例えば1〜10の10段)および各調光段数(例えば1〜10の10段)と、それら各調色段数および各調光段数での照明光に必要な各発光部3,5への供給電流の電流値との対応関係を表すテーブルを記憶している。このテーブルでは、例えば、調色段数が「2」で且つ調光段数が「3」の場合は、第1発光部3への供給電流の電流値として例えば71.09mAが対応され、第2発光部5への供給電流の電流値として例えば8.91mAが対応されている。
判定部17bは、第1電流検出部11により検出された電流と前記所定の閾値電流との大小比較を行う。判定部17bは、その比較の結果、第1電流検出部11により検出された電流が前記所定の閾値電流以上である場合は、第1発光部3で異常(即ち、過電流)が発生したと判定する。他方、判定部17bは、第1電流検出部11により検出された電流が前記所定の閾値電流未満である場合は、第1発光部3で異常は発生していないと判定する。
同様に、判定部17bは、第2電流検出部13により検出された電流と前記所定の閾値電流との大小比較を行う。判定部17bは、その比較の結果、第2電流検出部13により検出された電流が前記所定の閾値電流以上である場合は、第2発光部5で異常が発生したと判定する。他方、判定部17bは、第2電流検出部13により検出された電流が前記所定の閾値電流未満である場合は、第2発光部5で異常は発生していないと判定する。
ここでは、判定部17bと各電流検出部11,13とにより、異常検知部10が構成されている。異常検知部10は、各発光部3,5に流れる電流を参照して、各発光部3,5で異常が発生したか否かを検知することができる。
制御部17cは、各点灯駆動部7,9を駆動制御する複数のPWM制御部(ここでは、第1および第2PWM制御部17e,17f)と、受信部17aにより受信された操作信号および判定部17bの判定結果に基づいて各PWM制御部17e,17fを制御する演算部17gとを備えている。
第1PWM制御部17eは、演算部17gの制御に応じて、第1点灯駆動部7の前記スイッチング素子をPWM制御する。これにより、第1点灯駆動部7は、第1電源線h1を通じて電源Bから供給される点灯電流を、所定電流値の電流に変更して、第1電源線h1を通じて第1発光部3に供給する。また、第2PWM制御部17fは、演算部17gの制御に応じて、第2点灯駆動部9のスイッチング素子をPWM制御する。これにより、第2点灯駆動部9は、第2電源線h2を通じて電源Bから供給される点灯電流を、所定電流値の電流に変更して、第2電源線h2を通じて第2発光部5に供給する。
演算部17gは、判定部17bにより各発光部3,5の何れかで異常が発生したと判定されない場合(即ち、前記異常検知部により異常が検知されない場合)は、記憶部17dに記憶されているテーブルを参照して、操作信号で指定された調色段数および調光段数に対応した供給電流の電流値を選択する。次に、演算部17gは、選択した各電流値の電流がそれぞれ各発光部3,5に供給されるように、各PWM制御部17e,17fを介して各点灯駆動部7,9を制御する。
また、演算部17gは、照明光の点灯動作中に、判定部17bにより各発光部3,5の何れかで異常が発生したと判定された場合(即ち、前記異常検知部により異常が検知された場合)は、異常が検知された発光部を消灯させると共に異常が検知されない発光部の点灯をその検知時の輝度のままで継続させるように、各PWM制御部17e,17fを介して各点灯駆動部7,9を制御する。
<動作説明>
次に、図2に基づいて照明装置1の動作を説明する。図2は、照明装置1の動作を説明するフローチャートである。
ステップU1で、操作入力装置15において、照明装置1の照明光の調色段数および調光段数を指定する操作が実行された場合(YES)は、処理がステップU2に進む。操作入力装置15において、照明装置1の照明光の調色段数および調光段数を指定する操作が実行されない場合(NO)は、処理がステップU1に戻る。
ステップU2では、操作入力装置15は、操作信号を制御装置17の受信部17aに送信する。受信部17aは、操作信号を受信する。次に、制御部17cは、記憶部17dに記憶されているテーブルを参照し、受信部17aが受信した操作信号により指定された調色段数および調光段数に対応した供給電流の電流値を選択する。次に、制御部17cは、各点灯駆動部7,9から各発光部3,5に供給される各点灯電流がそれぞれ、その選択された各電流値に変化するように、各点灯駆動部7,9を制御する。
これにより、各発光部3,5が、制御部17cにより選択された前記各電流値に応じた輝度で発光する。各発光部3,5からの光により構成される照明光は、操作入力装置15に操作入力された調色段数および調光段数に制御される(以後、この制御を照明光の点灯動作と呼ぶ)。
ステップU3では、制御装置17の判定部17bは、第1電流検出部11により検出された電流を参照して、第1発光部3で異常が発生したか否かの判定を行う。制御部17cは、判定部17bが第1発光部3で異常が発生したと判定した場合(即ち、第1発光部3で異常が検知された場合)(YES)は、処理がステップU4に進む。一方、制御部17cは、判定部17bが第1発光部3に異常が発生したと判定しない場合(即ち、第1発光部3で異常が検知されない場合)(NO)は、処理がステップU5に進む。
ステップU4では、判定部17bは、第2電流検出部13により検出された電流を参照して、第2発光部5で異常が発生したか否かの判定を行う。制御部17cは、判定部17bが第2発光部5で異常が発生したと判定した場合(即ち、第2発光部5で異常が検知された場合)(YES)は、処理がステップU6に進む。制御部17cは、判定部17bが第2発光部5で異常が発生したと判定しない場合(即ち、第2発光部5で異常が検知されない場合)(NO)は、処理がステップU7に進む。
ステップU6では、制御部17cは、第1点灯駆動部7の前記スイッチ素子をオフ制御する。これにより、第1点灯駆動部7は、第1発光部3への点灯電流の供給を停止する。また、制御部17cは、第2点灯駆動部9の前記スイッチ素子をオフ制御する。これにより、第2点灯駆動部9は、第2発光部5への点灯電流の供給を停止する。このように、異常が検知された各発光部3,5が消灯されることで、各発光部3,5で異常が発生したことを使用者へ報知する。
他方、ステップU7では、制御部17cは、第1点灯駆動部7の前記スイッチ素子をオフ制御する。これにより、第1点灯駆動部7は、第1発光部3への点灯電流の供給を停止する。また、制御部17cは、第2点灯駆動部9の前記スイッチ素子のPWM制御を継続させる。これにより、第2点灯駆動部9は、第2発光部5への点灯電流の供給を継続する(即ち、第2発光部5に供給される点灯電流の電流値がそのまま維持される)。
これにより、異常が検知された第1発光部3が消灯されると共に、異常が検知されない第2発光部5の点灯が継続される。このように、異常が検知された第1発光部3が消灯されることで、第1発光部3で異常が発生したことを使用者へ報知する。また、異常が検知されない第2発光部5の点灯が継続されることで、例えば夜間等に異常発生した時に照明装置1を設置している空間が真っ暗になることが防止される。。
他方、ステップU5では、判定部17bは、第2電流検出部13により検出された電流を参照して、第2発光部5で異常が発生したか否かの判定を行う。制御部17cは、判定部17bが第2発光部5で異常が発生したと判定した場合(即ち、第2発光部5で異常が検知された場合)(YES)は、処理がステップU8に進む。一方、制御部17cは、判定部17bが第2発光部5に異常が発生したと判定しない場合(即ち、第2発光部5で異常が検知されない場合)(NO)は、処理がステップU9に進む。
ステップU8では、制御部17cは、第1点灯駆動部7の前記スイッチ素子のPWM制御を継続させる。第1点灯駆動部7は、第1発光部3への点灯電流の供給を継続する。また、制御部17cは、第2点灯駆動部9の前記スイッチ素子をオフ制御する。これにより、第2点灯駆動部9は、第2発光部5への点灯電流の供給を停止する。
これにより、異常が検知されない第1発光部3の点灯が継続されると共に、異常が検知された第2発光部5が消灯される。このように、異常が検知された第2発光部5が消灯されることで、第2発光部5で異常が発生したことを報知する。また、異常が検知されない第1発光部3の点灯が継続されることで、例えば夜間等に異常発生した時に照明装置1を設置している空間が真っ暗になることが防止される。
他方、ステップU9では、制御部17cは、第1点灯駆動部7の前記スイッチ素子のPWM制御を継続させる。これにより、第1点灯駆動部7は、第1発光部3への点灯電流の供給を継続する。また、制御部17cは、第2点灯駆動部9の前記スイッチ素子のPWM制御を継続させる。これにより、第2点灯駆動部9は、第2発光部5への点灯電流の供給を継続する。これにより、異常が検知されない各発光部3,5の点灯が継続される。。なお、以後、各ステップU3〜U9の動作を異常検知動作と呼ぶ。
制御装置17は、ステップU6,U7,U8,U9以降、ステップU6,U7,U8,U9の処理内容を維持するとともに、操作入力装置15から送信される操作信号を受信可能な状態で待機する。
<主要な効果>
以上のように構成された照明装置1によれば、照明光の点灯中に異常検知部10により各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、異常が検知された発光部が消灯されるので、その消灯動作により(即ち、異常報知用の発光部を別に備えること無く)異常が発生したことを使用者へ報知できる。また、異常が検知されない発光部の点灯が継続されるので、例えば夜間等に異常発生した時に照明装置1を設置している空間が真っ暗になることを防止できる。また、異常報知用の発光部(「常夜灯」等と呼ばれる電球を備える発光部)を別に備えないので、構成を簡素化できる。
また、異常検知部10は、各発光部3,5に流れる電流を検出する複数の電流検出部11,13と、各電流検出部11,13の何れかにより検出された電流が前記所定の閾値電流以上である場合に当該発光部で異常が発生したと判定する判定部17bとを備えるので、発光部3,5に発生する異常として、発光部3,5に流れる過電流を検知できる。
≪第2実施形態≫
第1実施形態では、各発光部3,5に発生する異常として、各発光部3,5に発生する過電流が検出されたが、第1実施形態では、各発光部3,5に発生する異常として、各発光部3,5に発生する過電圧または減電圧が検出される。以下、図3に基づいて、第1実施形態に係る照明装置1Bについて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る照明装置の構成概略図である。
第2実施形態に係る照明装置1Bは、第1実施形態に係る照明装置1(図1参照)において、複数の電流検出部11,13を省略して、各発光部3,5に掛かる電圧を検出する複数の電圧検出部(ここでは、第1および第2電圧検出部21,23)を更に備えたものである。
第1電圧検出部21は、第1電源線h1における第1発光部3の上流側の電位を検出することで第1発光部3に掛かる電圧を検出し、その検出した電圧を制御装置17の判定部17bBに出力する。第2電圧検出部23は、第2電源線h2における第2発光部5の上流側の電位を検出することで第2発光部5に掛かる電圧を検出し、その検出した電圧を制御装置17の判定部17bBに出力する。
第2実施形態の判定部17bBは、各電圧検出部21,23により検出された電圧にを参照して、各発光部3,5に異常(ここでは、過電圧または減電圧)が発生したか否かの判定を行う。即ち、判定部17bBは、第1電圧検出部21により検出された電圧Vde1と第1閾値電圧Vth1およびこの第1閾値電圧Vth1よりも低い第2閾値電圧Vth2との大小比較を行う。判定部17bBは、第1電圧検出部21により検出された電圧Vde1が前記第1閾値電圧Vth1以上であるか又は前記第2閾値電圧Vth2未満である場合(Vde1≧Vth1、またはVde1<Vth2)は、第1発光部3で異常が発生したと判定する。他方、判定部17bBは、第1電圧検出部21により検出された電圧が前記第1閾値電圧未満で且つ前記第2閾値電圧以上である場合(Vth2≦Vde1<Vth1)は、第1発光部3で異常は発生していないと判定する。
同様に、判定部17bBは、第2電圧検出部23により検出された電圧Vde2と前記第1閾値電圧Vth1および前記第2閾値電圧Vth2との大小比較を行う。判定部17bBは、第2電圧検出部23により検出された電圧Vde2が前記第1閾値電圧Vth1以上であるか又は前記第2閾値電圧Vth2未満である場合(Vde2≧Vth1、またはVde2<Vth2)は、第2発光部5で異常が発生したと判定する。他方、判定部17bBは、第2電圧検出部23により検出された電圧Vde2が前記第1閾値電圧Vth1未満で且つ前記第2閾値電圧Vth2以上である場合(Vth2≦Vde2<Vth1)は、第2発光部5で異常は発生していないと判定する。
なお、第2実施形態では、判定部17bBと各電圧検出部21,23とにより、各発光部3,5に掛かる電圧を参照して各発光部3,5に異常が発生したか否かを検知する異常検知部10Bが構成される。
また、照明装置1Bの他の構成は、第1実施形態に係る照明装置1と同様に構成されるので、それらの説明は省略する。なお、図3では、第1実施形態と同じ構成要素には、第1実施形態の構成要素と同じ符号が付されている。
なお、照明装置1Bの動作は、第1実施形態に係る照明装置1の動作における、各電流検出部11,13により各発光部3,5に流れる電流を検出する動作に代えて、各電圧検出部21,23により各発光部3,5に掛かる電圧を検出する動作を含む。また、照明装置1Bの動作は、第1実施形態に係る照明装置1の動作において、判定部17bBにより各電圧検出部21,23により検出された電圧に基づいて各発光部3,5の何れかで異常が発生したか否かの判定が行われるように変更したものである。故に、照明装置1Bの動作説明は省略する。
以上のように構成された照明装置1Bによれば、異常検知部10Bは、各発光部3,5に掛かる電圧を検出する複数の電圧検出部21,23と、各電圧検出部21,23の何れかにより検出された電圧が第1閾値電圧以上またはこの第1閾値電圧よりも低い第2閾値電圧未満である場合に、当該発光部で異常が発生したと判定する判定部17bBとを備えるので、発光部3,5に発生する異常として、発光部3,5に発生する過電圧または減電圧を検知できる。
≪第1および第2実施形態の変形例≫
第1および第2実施形態では、照明装置の点灯中に、異常検知部10,10Bにより各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、異常が検知されない発光部の点灯はその異常検知時の輝度のままで継続される動作について説明した。この変形例では、異常が検知されない発光部の輝度が、その異常検知時の輝度よりも低い輝度(例えば、各点灯駆動部7,9により制御可能な電流範囲内の所定電流値(例えば最小電流値)の電流に対応する最小輝度)に低下される。
より詳細には、制御部17cは、判定部17b,17bBにより各発光部3,5の何れか(例えば発光部3)で異常が発生したと判定された場合は、異常が発生したと判定された発光部3への電流供給が停止されるように第1点灯駆動部7を制御すると共に、異常が発生したと判定されない発光部(例えば発光部5)に点灯電流として前記所定電流値の電流が供給されるように第2点灯駆動部9を制御する。これにより、異常が発生したと判定された(即ち、異常が検知された)発光部は消灯され、異常が発生したと判定されない(即ち、異常が検知されない)発光部の点灯は所定輝度(例えば前記最小輝度)に低下されて継続される。
なお、各発光部3,5に供給される点灯電流が小さ過ぎると、各発光部3,5の輝度が高精度に制御できないので、各発光部3,5の輝度が常に高精度に制御可能なように、各点灯駆動部7,9には、上述のように、制御可能な電流範囲が設定されている。
この変形例によれば、異常検知部10,10Bにより各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、異常が検知されない発光部の輝度が低下されるので、より一層分かり易く、異常が発生したことを使用者へ報知できる。
≪第3実施形態≫
図4は、本発明の第3実施形態に係る照明装置の構成概略図である。
第3実施形態に係る照明装置1Eは、図4に示すように、第1実施形態に係る照明装置1(図1参照)において、各発光部3,5の異常を報知する電子音発生部18を更に備えたものである。以下、図4に基づいて、第3実施形態に係る照明装置1Eについて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
第3実施形態の制御装置17Eは、第1実施形態の制御装置17において、電子音発生部18を更に備えたものである。即ち、制御装置17Eは、受信部17aと、判定部17bと、制御部17cEと、記憶部17dとを備えている。受信部17a、判定部17bおよび記憶部17dは、第1実施形態の場合と同様に構成される。
電子音発生装置18は、例えば、ブザー音(電子音)を発生するブザー装置、または、異常発生を使用者へ報知する音声(電子音)を発生する音声発声装置として構成される。
制御部17cEは、第1実施形態の制御部17cと同様に、第1および第2PWM制御部17e,17fと、演算部17gEとを備えている。第1および第2PWM制御部17e,17fは、第1実施形態の場合と同様に構成される。
演算部17gEは、第1実施形態の演算部17gにおいて、更に、判定部17bにより各発光部3,5の何れかで異常が発生したと判定された場合(即ち、異常が検知された場合)に、電子音発生部18から電子音が発生されるように電子音発生部18を制御するものである。
なお、照明装置1Eの他の構成は、第1実施形態に係る照明装置1と同様なので、照明装置1Eの他の構成の説明は、図4において照明装置1の構成と同じ構成に同じ符号を付して、省略する。
以上のように構成された照明装置1Eによれば、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、電子音発生部18から電子音が発生されるので、より一層分かり易く、各発光部3,5の何れかで異常が発生したことを使用者へ報知できる。
なお、第3実施形態では、第1実施形態に係る照明装置1において、各発光部3,5の異常を報知する電子音発生部18を更に備える場合で説明したが、第2実施形態に係る照明装置1Bにおいて、電子音発生部18を更に備えてもよい。
≪第4実施形態≫
第4実施形態に係る照明装置1Fは、第1実施形態に係る照明装置1において、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合に、制御部17cが操作入力装置15からの入力操作を受け付けないようにしたものである。以下、図1に基づいて、第4実施形態に係る照明装置1Fについて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図1は、本発明の第4実施形態に係る照明装置の構成概略図である。なお、図1は、第1実施形態に係る照明装置の構成概略図と兼用されている。
第4実施形態の演算部17gFは、第1実施形態の演算部17gにおいて、更に、判定部17bにより各発光部3,5の何れかで異常が発生したと判定された場合(即ち、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合)は、受信部17aにより受信された操作信号を無効にするものである。
ここでは、演算部17gFは、判定部17bにより各発光部3,5の何れかで異常が発生されたと判定された場合は、受信部17aにより受信された操作信号に含まれる全ての操作内容を無効にすることで、操作入力装置15(第1操作入力装置)に入力された操作の全てを受け付けない構成とした。これに対して、演算部17gFは、受信部17aにより受信された操作信号に含まれる操作内容の一部(例えば、照明光の調色段数および調光段数を指定する操作内容)だけを無効することで、操作入力装置15に入力された操作の一部だけを受け付けないようにしてもよい。
なお、照明装置1Fの他の構成は、第1実施形態に係る照明装置1と同様なので、照明装置1Fの他の構成の説明は、図1において照明装置1の構成と同じ構成に同じ符号を付して、省略する。
以上のように構成された照明装置1Fによれば、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、演算部17g(従って制御部17c)により操作入力装置15に入力された操作が無効にされるので(即ち、操作入力装置15への操作入力が受け付けられなくなるので)、より一層分かり易く、各発光部3,5の何れかで異常が発生したことを使用者へ報知できる。
なお、第4実施形態では、第1実施形態に係る照明装置1において、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合に、制御部17cが操作入力装置15からの入力操作を受け付けないようにする場合で説明したが、第2実施形態に係る照明装置1Bにおいて、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合に、制御部17cが操作入力装置15からの入力操作を受け付けないようにしてもよい。
≪第5実施形態≫
第5実施形態に係る照明装置1Gは、第1実施形態に係る照明装置1(図1参照)において、更に、操作入力装置15に異常報知部および受光部を備える。照明装置1Gは、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合に、異常が検知されない発光部と操作入力装置15の前記受光部との間で可視光通信が行われて、操作入力装置15の前記異常報知部から当該異常が報知されるようにしたものである。以下、図5に基づいて、第5実施形態に係る照明装置1Gについて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
<構成説明>
第5実施形態に係る照明装置1Gは、第1実施形態に係る照明装置1において、各発光部3,5を可視光通信用に高速点滅させるための複数のスイッチング素子(第2スイッチング素子)(ここでは各スイッチング素子M1,M2)を備えたものである。より詳細には、各スイッチング素子M1(M2)は、例えばNチャネルMOSFETとして構成される。各スイッチング素子M1(M2)の一方の主電極は、各電流検出部11(13)の各抵抗R1,R2(R3,R4)の下流側の端部に共通接続され、各スイッチング素子M1(M2)の他方の主電極は、接地点に接続され、各スイッチング素子M1(M2)の制御電極は、制御部17cGに接続される。
また、第5実施形態の制御部17cGは、第1実施形態の制御部17cにおいて、各スイッチング素子M1,M2を可視光通信用に高速でオンオフ制御する第1および第2可視光通信制御部17p,17rを更に備えたものである。即ち、制御部17cGは、第1および第2PWM制御部17e,17fと、第1および第2可視光通信制御部17p,17rと、第1および第2PWM制御部17e,17fおよび第1および第2可視光通信制御部17p,17rを制御する演算部17gGとを備えている。第1および第2PWM制御部17e,17fは、第1実施形態の場合と同様に構成される。
演算部17gGは、第1実施形態の演算部17gにおいて、各発光部3,5が可視光通信用の発光部として機能するように、各可視光通信制御部17p,17rを介して各スイッチング素子M1,M2をオンオフ制御する機能を更に備えたものである。
より詳細には、演算部17gGは、判定部17bにより各発光部3,5の何れか(例えば発光部3)に異常が発生したと判定された場合(即ち、異常が検知された場合)は、異常が検知されない発光部5から所定の点灯消灯パターンの光信号が発信されるように、異常が検知されない発光部5用の光通信用制御部17rを介して発光部5用のスイッチング素子M2を高速でオンオフ制御する。
また、第5実施形態の操作入力装置15G(第2操作入力装置)は、第1実施形態の操作入力装置15において、各発光部3,5からの光信号を受光する受光部15cと、各発光部3,5での異常発生を報知する異常報知部15dとを更に備えたものである。
より詳細には、操作入力装置15Gは、図6に示すように、照明装置1Gに対する操作が入力されるボタンおよびスイッチ等からなる操作部15aと、操作部15に入力された操作内容を操作信号として制御装置17の受信部17a(図5参照)に送信する送信部15bと、前記受光部15cと、前記異常報知部15dと、それら各部15a,15b,15c,15dを制御する制御部15e(第2制御部)とを備えている。
受光部15cは、例えばフォトトランジスタにより構成されている。受光部15cは、各発光部3,5から発光された光を受光すると通電し、各発光部3,5からの光信号を電気信号に変換する。受光部15cは、各発光部3,5から前記所定の点灯消灯パターンの光信号を受光すると、そのパターンと同じ振幅パターンの電気信号を制御部15eに出力する。
異常報知部15dは、制御部15eの制御に応じて異常を報知する。異常報知部15dは、例えば、発光により異常を報知するLED等の発光部、または、異常報知用のマークを表示することで異常を報知する表示部として構成される。
制御部15eは、操作部15aに操作(例えば照明光の調色段数および調光段数を指定する操作)が操作入力されると、その操作内容を操作信号として送信部15bから制御装置17の受信部17aに送信させる。
また、制御部15eは、受光部15cからの電気信号を受けると、その電気信号の振幅パターンが前記所定の点灯消灯パターンと同じであるか否かの判定を行う。制御部15eは、振幅パターンと点灯消灯パターンとが同じであると判定した場合は、各発光部3,5の何れかで異常が発生したと判定(即ち、異常が発生したことを検知)して、異常報知部15dにより異常が報知されるように異常報知部15dを制御する。
<動作説明>
次に、図7に基づいて照明装置1Gの主要な動作を説明する。図7は、照明装置1Gの主要な動作を説明するフローチャートである。
ステップV1で、判定部17bは、各電流検出部11,13からの電流を参照して、各発光部3,5の何れかで異常が発生したか否かの判定を行う。制御装置17は、判定部17bにより、各発光部3,5の何れか(例えば第1発光部3)で異常が発生したと判定された場合(即ち、異常が検知された場合)(YES)は、処理がステップV2に進む。制御装置17は、判定部17bにより各発光部3,5で異常が発生したと判定されない場合(即ち、異常が検知されない場合)(NO)は、処理がステップV1に戻る。
ステップV2では、制御部17cGは、異常が検知された発光部(例えば第1発光部3)が消灯されると共に異常が検知されない発光部(例えば第2発光部5)の点灯が継続されるように、各点灯駆動部7,9を制御する。
ステップV3で、異常が検知されない発光部(例えば第2発光部5)の点灯中に、更に、制御部17cGにより、第2発光部5から前記所定の点灯消灯パターンの光信号が発信されるように、第2発光部5用のスイッチング素子M2が可視光通信制御(即ち、高速でオンオフ制御)される。この制御により、第2発光部5に供給される点灯電流が供給または停止が繰り返されて第2発光部5の点灯または消灯が繰り返され、これにより、第2発光部5から前記所定の点灯消灯パターンの光信号が発信される。
ステップV4で、操作入力装置15Gの受光部15cが第5発光部5から発信された光信号を受光した場合(YES)は、処理がステップV5に進む。他方、受光部15cが第5発光部5から発信された光信号を受光しない場合(NO)は、処理がステップV4に戻る。
ステップV5では、操作入力装置15Gは、受光部15cで受光した光信号を電気信号に変換して制御部15eに出力する。制御部15eは、受光部15cからの電気信号の振幅パターンが前記所定の点灯消灯パターンと同じであるか否かの判定を行う。制御部15eは、その判定の結果、振幅パターンと点灯消灯パターンとが同じであると判定した場合(YES)は、処理がステップV6に進む。ステップV6では、異常報知部15eにより各発光部3,5の何れかで異常が発生したことが報知されて、処理が終了する。他方、ステップV5の判定の結果、振幅パターンと点灯消灯パターンとが同じでないと判定した場合(NO)は、処理がステップV7に進む。ステップv7では、異常報知部15eによる異常報知は行われずに、処理が終了する。
なお、上記の動作説明では、ステップV1では、一例として、第1発光部3で生じた異常が検知され且つ第2発光部5で生じた異常が検知されない処理内容としたが、この処理内容に合わせて、ステップV2では、一例として、第1発光部3が消灯され且つ第2発光部5の点灯が継続される処理内容とし、ステップV3では、一例として、第2発光部5から光信号が発信される処理内容とした。仮に、ステップV1で、第2発光部5で異常が検知され且つ第1発光部3で異常が検知されない場合は、この場合に合わせて、ステップV2では、第2発光部5が消灯され且つ第1発光部3の点灯が継続され、ステップV3では、第1発光部3から光信号が発信されることになる。
なお、ステップV1で、第1および第2発光部3,5の両方で異常が検知された場合は、ステップV2では、第1および第2発光部3,5が共に消灯され、ステップV3では、第1および第2発光部3,5の何れからも光信号が発信されずに、処理が終了する。この場合は、操作入力装置15Gの異常報知部15による異常報知は行われないことになる。
<主要な効果>
以上のように構成された照明装置1Gによれば、可視光通信用のスイッチング素子(例えばスイッチング素子M2)により、異常が検知されない発光部(例えば第2発光部5)から所定の点灯消灯パターンの光信号が発信され、その光信号が操作入力装置15Gの受光部15cにより受光されて電気信号に変換され、その電気信号の振幅パターンが所定の点灯消灯パターンと同じである場合に、操作入力装置15Gの異常報知部15dにより異常が報知される。したがって、操作入力装置15Gの異常報知部15dにより、分かり易く、各発光部3,5の何れかで異常が発生したことを使用者へ報知できる。また、異常が検知されない発光部(即ち、照明用の発光部)から光信号が発信されるので、光信号の発信側の構成として既存の発光部を利用でき、構成を簡素化できる。
なお、第5実施形態では、各スイッチング素子M1,M2毎に可視光通信制御部17p,17rを備える場合で説明したが、各スイッチング素子M1,M2を1つの可視光通信制御部で制御してもよい。この場合は、前記1つの可視光通信制御部により全てのスイッチング素子M1,M2が同時にオンオフ制御されるが、異常が検知された発光部はその点灯駆動部により消灯されるので、異常が検知されない発光部だけから光信号が発信される。
≪第6実施形態≫
第1実施形態では、照明光の点灯中に、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、異常が検知されない発光部の点灯は点灯状態のままで継続される場合で説明したが、第6実施形態では、異常が検知されない発光部の点灯は点滅状態に変更されて継続される。以下、図8に基づいて、第6実施形態に係る照明装置1Hについて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
第6実施形態に係る照明装置1Hは、第1実施形態に係る照明装置1(図1参照)において、各発光部3,5を点滅させるための複数のスイッチング素子(第1スイッチング素子)(ここでは各スイッチング素子N1,N2)を備えたものである。より詳細には、各スイッチング素子N1(N2)は、例えばNチャネルMOSFETとして構成される。各スイッチング素子N1(N2)の一方の主電極は、各電流検出部11(13)の各抵抗R1,R2(R3,R4)の下流側の端部に共通接続され、各スイッチング素子N1(N2)の他方の主電極は、接地点に接続され、各スイッチング素子N1(N2)の制御電極は、制御部17cHに接続される。
また、第6実施形態の制御部17cHは、第1実施形態の制御部17cにおいて、各スイッチング素子N1,N2をオンオフ制御する第1および第2点滅制御部17m,17nを更に備えたものである。即ち、制御部17cHは、第1および第2PWM制御部17e,17fと、各スイッチング素子N1,N2をオンオフ制御する第1および第2点滅制御部17m,17nと、第1および第2PWM制御部17e,17fおよび第1および第2点滅制御部17m,17nを制御する演算部17gHとを備えている。第1および第2PWM制御部17e,17fは、第1実施形態の場合と同様に構成される。
演算部17gHは、第1実施形態の演算部17gにおいて、各発光部3,5が点滅するように、各点滅制御部17p,17rを介して各スイッチング素子M1,M2をオンオフ制御する機能を更に備えたものである。
より詳細には、演算部17gHは、第1実施形態の場合と同様に、判定部17bにより各発光部3,5の何れか(例えば第1発光部3)で異常が発生したと判定された場合(即ち、異常が検知された場合)は、異常が検知された発光部3への点灯電流の供給が停止されると共に異常が検知されない発光部(例えば第2発光部5)への点灯電流の供給が継続されるように、各PWM制御部17e,17fを介して各点灯駆動部7,9を制御する。更に、演算部17gHは、異常が検知されない発光部5に供給される点灯電流の供給および停止が交互に繰り返されるように、発光部5用の点滅制御部17nを介してスイッチング素子N2をオンオフ制御する。
これらの制御により、異常が検知されない発光部5に供給される点灯電流の供給および停止が交互に繰り返されて、発光部5が点滅される。これにより、照明光の点灯中に、各発光部3,5の何れか(例えば発光部3)で異常が検知された場合は、異常が検知された発光部3が消灯されると共に異常が検知されない発光部5が点滅される。
なお、照明装置1Hの他の構成は、第1実施形態に係る照明装置1と同様なので、照明装置1Hの他の構成の説明は、図8において照明装置1の構成と同じ構成に同じ符号を付して、省略する。
また、ここでは、各点灯駆動部7,9は、第1実施形態の場合と同様に定電流回路であるので、各スイッチング素子N1,N2がオフのときは、各発光部3,5に点灯電流を供給するために電圧を上げるように動作する。この動作を抑制するために、ここでは、各点灯駆動部7,9は、定電圧定電流回路であることが望ましい。
以上のように構成された照明装置1Hによれば、各発光部3,5の何れかで異常が検知された場合は、異常が検知されない発光部が点滅されるので、より一層分かり易く、各発光部3,5の何れかで異常が検知されたことを報知できる。また、各発光部3,5に供給される電流の供給および停止を交互に繰り返すための(即ち、各発光部3,5を点滅させるための)複数のスイッチング素子N1,N2を備えるので、各発光部3,5の点滅の速さを自由に変更できる。
なお、第6実施形態は、第1実施形態において、異常が検知されない発光部の点灯が点滅状態に変更される場合で説明したが、第2実施形態において、異常が検知されない発光部の点灯が点滅状態に変更されてもよい。
≪第6実施形態の変形例≫
第6実施形態では、各スイッチング素子N1,N2および各点滅制御部17m,17nを用いて、異常が検知されない発光部を点滅させる場合で説明したが、それら各構成要素N1,N2,17m,17nを用いる代わりに、各点灯駆動部7,9を用いて、異常が検知されない発光部を点滅させてもよい。即ち、各発光部3,5の何れか(例えば発光部3)で異常が検知された場合に、制御部17cHにより、異常が検知されない発光部(例えば発光部5)に供給される点灯電流の供給および停止が交互に繰り返されるように、発光部5用の点灯駆動部9を制御してもよい。この場合は、各構成要素N1,N2,17m,17nを省略できるので、構成を簡素化できる利点がある。
≪第7実施形態≫
図9は、第7実施形態に係る照明装置1Kの構成概略図であり、図10は、第7実施形態の各発光部の配置の一例を示した平面図である。
第7実施形態に係る照明装置1Kは、図9に示すように、第1実施形態に係る照明装置1(図1参照)において、互いに異なる光色の複数の発光部(例えば第1および第2発光部3,5)と、各発光部3,5に点灯電流を供給する複数の点灯駆動部(例えば第1および第2点灯駆動部7,9)と、各発光部3,5に流れる電流を検出する複数の電流検出部(例えば第1および第2電流検出部11,13)とで構成される照明ユニット12が複数個(例えば各照明ユニット12a,13b,13cの3個)備えられ、各照明ユニット12の各発光部3,5の何れかで(例えば照明ユニット12aの発光部3で)異常が検知されると、異常が検知された発光部3を含む照明ユニット12a内の各発光部3,5の全部が消灯され、且つ、異常が検知された発光部3を含まない各照明ユニット12b,12cのうち、少なくとも1つの照明ユニットの点灯が継続されると共に残り照明ユニットが消灯される(ここでは、異常が検知された発光部3を含まない全ての照明ユニット12b,12cの点灯が継続される)ものである。
以下、図9および図10に基づいて、第7実施形態に係る照明装置1Kについて、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
照明装置1Kは、上述のように、第1実施形態に係る照明装置1において、複数の照明ユニット12a,12b,12cを備えたものである。
各照明ユニット12a,12b,12cの各発光部3,5は、図10に示すように、各照明ユニット12a,12b,12c毎に纏められて配置される。図10では、一例として、各照明ユニット12a,12b,12c内で、第1発光部3は外側に円弧状に配置され、第2発光部5は内側に円弧状に配置されており、各照明ユニット12a,12b,12cは、環状に配置されている。
第7実施形態の判定部17bは、第1実施形態の場合と同様に、各照明ユニット12a,12b,12c内の各電流検出部11,13により検出された電流に基づいて、各照明ユニット12a,12b,12c内の各発光部3,5の何れかで異常(即ち、過電流)が発生したか否かの判定を行う。
また、第7実施形態の制御部17cIは、第1実施形態の制御部17cにおいて、各照明ユニット12a,12b,12c内の各発光部3,5を点灯駆動する各点灯駆動部7,をそれぞれPWM制御する複数のPWM制御部(図示省略)を備えたものである。
また、制御部17cIは、照明光の点灯動作時は、第1実施形態での照明光の点灯動作と同様に、各照明ユニット12a,12b,12cの照明光(即ち、各発光部3,5の輝度)が、受信部17aにより受信された操作信号により指定された調色段数および調光段数になるように、各照明ユニット12a,12b,12cの各点灯駆動部7,9を制御する。
また、制御部17cIは、照明光の点灯動作中に、判定部17gにより各照明ユニット12a,12b,12cの各発光部3,5の何れか(例えば照明ユニット12aの発光部3)で異常が発生したと判定された場合(即ち、異常が検知された場合)は、異常が検知された発光部3を含む照明ユニット12aの各発光部3,5が消灯され、且つ、異常が検知された発光部3を含まない各照明ユニット12b,12cの各発光部3,5の点灯を継続するように各照明ユニット12a,12b,12cの各点灯駆動部7,9を制御する。
以上のように構成された照明装置1Kによれば、照明光の点灯中に各照明ユニット12a,12b,12c内の各発光部3,5の何れか(例えば照明ユニット12aの第1発光部3)で異常が検知された場合は、異常が検知された発光部3を含む照明ユニット12a内の各発光部3,5が消灯されるので、その消灯動作により(即ち、異常報知用の発光部を別に備えること無く)異常が発生したことを使用者へ報知できる。また、異常が検知された発光部3を含まない照明ユニット12b,12cのうち、少なくとも1つの照明ユニットの点灯が継続されるので、例えば夜間等に異常発生した時に照明装置を設置している空間が真っ暗になることを防止できる。また、異常報知用の発光部を別に備えないので、構成を簡素化できる。
≪付帯事項≫
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は斯かる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
また、第1から第7実施形態、第1および第2実施形態の変形例のうちの何れかを組み合わせた発明についても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
本発明は、互いに異なる光色を有する複数の発光部(例えばLED)から発光される光により構成される照明光を出力する照明装置への適用に最適である。
1,1B,1E,1F,1G,1H,1K 照明装置
3 第1発光部(発光部)
5 第2発光部(発光部)
7 第1点灯駆動部(点灯駆動部)
9 第2点灯駆動部(点灯駆動部)
10,10B 異常検知部
11 第1電流検出部(電流検出部)
12 照明ユニット
13 第2電流検出部(電流検出部)
15 操作入力装置(第1操作入力装置)
15G 操作入力装置(第2操作入力装置)
15c 受光部
15d 異常報知部
15e 制御部(第2制御部)
17b,17bB 判定部
17c,17cE,17cG, 制御部(第1制御部)
18 電子音発生部
21 第1電圧検出部(電圧検出部)
23 第2電圧検出部(電圧検出部)
M1,M2 スイッチング素子(第2スイッチング素子)
N1,N2 スイッチング素子(第1スイッチング素子)

Claims (4)

  1. 互いに異なる光色を有する複数の発光部と、
    前記発光部を点灯駆動する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記発光部に生じる異常を検知可能であり、
    前記複数の発光部のうち少なくとも一つの発光部において異常が生じていることを検知したとき、異常が生じている発光部への通電を遮断し、異常が生じていない発光部への通電を行う、照明装置。
  2. 互いに異なる光色を有する複数の発光部と、
    前記複数の発光部に電流を供給して前記複数の発光部をそれぞれ点灯駆動する複数の点灯駆動部と、
    前記複数の発光部に流れる電流または前記複数の発光部に掛かる電圧に基づいて前記複数の発光部で異常が発生したか否かを検知する異常検知部と、
    前記複数の点灯駆動部を介して前記複数の発光部の点灯状態を制御する第1制御部と、
    を備え、
    前記第1制御部は、前記発光部の点灯中に前記異常検知部により前記複数の発光部のうち少なくとも何れか一つの発光部で異常が検知された場合は、前記異常が検知された前記発光部が消灯するよう前記点灯駆動部を制御すると共に、前記異常が検知されない前記発光部の点灯が継続されるように前記点灯駆動部を制御することを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の照明装置であって、
    前記異常検知部は、
    前記複数の発光部に流れる電流をそれぞれ検出する複数の電流検出部と、
    前記複数の電流検出部のうち何れかにより検出された電流が所定の閾値電流以上である場合に、当該発光部で異常が発生したと判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の照明装置であって、
    前記異常検知部は、
    前記複数の発光部に掛かる電圧をそれぞれ検出する複数の電圧検出部と、
    前記複数の電圧検出部の何れかにより検出された電圧が第1閾値電圧以上または前記第1閾値電圧よりも低い第2閾値電圧未満である場合に、当該発光部で異常が発生したと判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
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