JP6234154B2 - 光源制御装置及び光源制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、並列接続された複数の光源を制御する光源制御装置及びその制御方法に関するものである。
近年、投写型映像表示装置の光源として、並列接続された複数の発光ダイオード(以下「LED」と記す)及びレーザー等の光源からなる集合体が提案されている。LEDを並列接続する利点としては、低い電圧で数多くのLEDの駆動が可能となる利点、及び、複数のLEDを点灯させることにより、高輝度の光を得ることができるとともに従来のランプ光源機種に比べて装置全体の消費電力を抑えることができる利点がある。
このような複数のLEDの点灯を制御する装置としては、定電流回路から並列接続されたLEDに供給される駆動電流を、マイコン等の制御装置によって設定する装置が考えられる。LEDの点灯輝度は、供給される駆動電流に応じて変化することから、使用者はマイコンを介して駆動電流を制御することにより、所望の輝度の光を得ることができる。特許文献1及び特許文献2には、LEDの輝度を調整するために、駆動電流をマイコン等の制御装置から設定する技術が開示されている。
特開2007−095391号公報 特開2007−096113号公報
しかしながら、複数のLEDを並列接続した構成においては、たとえ1個のLEDでも短絡故障してしまうと、短絡故障したLEDよりも抵抗が高い他のLEDには電流が流れなくなる。この結果、短絡故障していないLEDが点灯しなくなってしまうという問題がある。
また、例えば、複数のLEDの中の1個が短絡故障により消灯している状態下で使用し続けると、短絡故障したLEDに定電流回路からの駆動電流が集中して供給されることになる。このため、上述したように多くのLEDが不点灯になるだけでなく、短絡故障したLEDの発熱による温度上昇によって、装置の他の部分に故障を引き起こす場合があると考えられる。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、複数の光源のいずれかに短絡故障が生じても、適切な輝度を提供することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る光源制御装置は、並列接続された複数の光源を制御する光源制御装置であって、前記複数の光源に予め定められた電流を供給する定電流供給手段と、前記定電流供給手段から前記複数の光源への前記電流の供給を、個別に遮断可能なスイッチ手段と、前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源に流れた電流に基づいて、前記複数の光源のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する故障検出手段とを備える。そして、前記光源制御装置は、前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源のそれぞれに流れた電流量を検出する電流検出手段と、前記故障検出手段の検出結果と、前記電流検出手段で検出された電流量とに基づいて、短絡故障した前記光源を特定する短絡特定手段と、前記短絡特定手段で特定された前記光源への電流の供給を、前記スイッチ手段によって遮断する制御を行うとともに、前記短絡特定手段で特定されなかった前記光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う制御手段とを備える。前記定電流供給手段は、前記故障検出手段から短絡故障の発生を検出したことを示す検出信号を受けた場合に、前記複数の光源への前記電流である第1電流の供給を停止し、前記制御手段は、前記故障検出手段から前記検出信号を受けた場合に、前記複数の光源への前記電流である第2電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う。
本発明によれば、複数の光源のいずれかに短絡故障が発生した場合には、それらの中から短絡故障した光源を特定して、当該特定された光源への電流供給を遮断し、かつ、当該特定されなかった光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を供給する。これにより、複数の光源のいずれかに短絡故障が生じても、適切な輝度を提供することができる。
実施の形態1に係る光源制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 短絡故障検出回路に入力される電圧波形を示す図である。 短絡故障検出回路の構成の一例を示すブロック図である。 電流と電流検出信号との関係の一例を示す図である。 変換テーブルの一例を示す図である。 実施の形態1に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。 短絡故障が発生している場合の一例を示す図である。 短絡故障が発生している場合の一例を示す図である。 変形例1に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。 変形例2に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。 変形例3に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
本発明に係る光源制御装置は、並列接続された複数の光源を制御する装置であり、図1は、本発明の本実施の形態1に係る光源制御装置の構成の一例を示すブロック図である。本発明の実施の形態1では、制御対象となる複数の光源は、複数(ここでは6個)のLED111〜116であるものとして説明する。
なお、複数のLED111〜116は、供給される電流に応じて発光する素子であり、ここでは同じ色(例えば赤色、緑色、青色などの1色)を発光するものとする。また、複数のLED111〜116について、同じ電流値で発光する輝度、順方向降下電圧Vf、定格電流などの仕様及び特性は全て同じであり、複数のLED111〜116を1つのLED光源集合体110として取り扱うことが可能であるものとする。
図1に示す光源制御装置は、定電流回路100と、スイッチ素子121〜126と、検出抵抗131〜136と、電流検出回路141〜146と、スイッチ制御回路151〜156と、短絡故障検出回路200と、ADコンバータ300と、バス700と、マイコン(マイクロコンピュータ)900とを備えて構成されている。
まず、光源制御装置の各構成要素について簡単に説明する。
マイコン900は、光源制御装置の構成要素を統括的に制御する。具体的には、マイコン900は、定電流回路100による電流の供給を制御するとともに、バス700を介してスイッチ制御回路151〜156及びADコンバータ300を制御することが可能となっている。なお、バス700には、例えばIICバスなどの双方向にデータを送信可能なバスが用いられる。
定電流回路(定電流供給手段)100は、並列接続された複数のLED111〜116の一端と接続されており、複数のLED111〜116に予め定められた電流を供給する。短絡故障検出回路200にて故障が検出されるまでは、定電流回路100は、複数のLED111〜116を点灯させるための上記電流である駆動電流(第1電流)Ifを、複数のLED111〜116に供給する。一方、短絡故障検出回路200にて短絡故障が検出された場合には、定電流回路100は、短絡故障した複数のLED111〜116を検出(特定)するための上記電流である故障検出用電流(第2電流)を、複数のLED111〜116に供給する。
短絡故障検出回路(故障検出手段)200は、定電流回路100から複数のLED111〜116に電流が供給されている場合に、複数のLED111〜116に流れた電流に基づいて、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する。すなわち、短絡故障検出回路200は、複数のLED111〜116の少なくともいずれか1つに短絡故障が発生しているかを一律に検出する。短絡故障検出回路200は、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生していることを検出した場合には、短絡故障の発生を検出したことを示す検出信号を、定電流回路100及びマイコン900に出力する。
各スイッチ素子(スイッチ手段)121〜126の一端は各LED111〜116の他端と接続されている。スイッチ素子121〜126のON及びOFFは、スイッチ制御回路151〜156によって制御される。
例えば、スイッチ素子121〜126のうちスイッチ素子121がOFFである場合には、定電流回路100からLED111への電流の供給が遮断される。このように、スイッチ素子121〜126は、定電流回路100から複数のLED111〜116への電流の供給を、個別に遮断することが可能となっている。なお、スイッチ素子121〜126の仕様及び特性は同じであるものとする。また、スイッチ素子121〜126は、スイッチ制御回路151〜156からの制御信号SL1〜SL6が、「H(High)」信号であるときにON、「L(Low)」信号であるときにOFFとなるN型のパワーMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)から構成されているものとして以下説明する。ただし、スイッチ素子121〜126は、N型のパワーMOSFETに限ったものではなく、他のスイッチ素子が適用されてもよい。
各検出抵抗131〜136の一端は各スイッチ素子121〜126の他端と接続されている。この検出抵抗131〜136は、複数のLED111〜116のそれぞれに流れた電流量を電流検出回路141〜146によって検出するための抵抗であり、検出抵抗131〜136の仕様及び特性は同じである。
各電流検出回路(電流検出手段)141〜146は、各検出抵抗131〜136と並列接続されている。この電流検出回路141〜146は、定電流回路100から複数のLED111〜116に電流が供給されている場合に、複数のLED111〜116のそれぞれに流れた電流量を検出し、当該電流量に応じた電圧レベルを示す電流検出信号VD1〜VD6を、ADコンバータ300に出力する。なお、電流検出回路141〜146の仕様及び特性は同じである。
スイッチ制御回路151〜156は、マイコン900からの命令によって、スイッチ素子121〜126をONするための「H」信号、または、スイッチ素子121〜126をOFFするための「L」信号を、制御信号SL1〜SL6としてスイッチ素子121〜126に出力する。すなわち、マイコン900は、スイッチ制御回路151〜156を介してスイッチ素子121〜126のON及びOFFを制御する。
ADコンバータ300(電流検出手段)は、予め定められた法則に基づいて、電流検出回路141〜146から出力された電流検出信号VD1〜VD6の電圧レベルを、予め定められた範囲のデジタル値に変換する。そして、ADコンバータ300は、マイコン900からの要求に応じて、変換したデジタル値をマイコン900に伝送する。
次に、いくつかの構成要素について詳細に説明する。
<定電流回路100>
上述した構成において駆動電流Ifが供給されている場合には、駆動電流Ifと、複数のLED111〜116のそれぞれに流れる電流If1〜If6との間に次式(1)及び(2)の関係が成り立つ。
Figure 0006234154
Figure 0006234154
すなわち、電流If1〜If6は、駆動電流Ifの1/6倍となる。例えば、各LED111〜116の定格電流が1〜6[A]である場合に、駆動電流Ifが6〜36[A]であれば、電流If1〜If6は各LED111〜116の定格電流の範囲内に収まることになる。このため、各LED111〜116の定格電流が1〜6[A]である場合には、定電流回路100が、6〜36[A]の範囲の電流を供給可能に構成されるとともに、マイコン900が、定電流回路100が供給する電流(駆動電流Ifなど)を変更可能にプログラミングされる。複数のLED111〜116の輝度は、供給される駆動電流If(電流If1〜If6)に応じて変化するので、使用者は、マイコン900に命令を伝えて駆動電流Ifの設定値を調整することにより、複数のLED111〜116から所望の輝度の光を得ることができる。
短絡故障検出回路200にて故障が検出された場合には、定電流回路100は、故障検出用電流を複数のLED111〜116に供給する。本実施の形態1では、その一例として、定電流回路100は、短絡故障検出回路200から短絡故障の発生を検出したことを示す検出信号を受けた場合には、マイコン900の設定値に関わらず、複数のLED111〜116への駆動電流Ifの供給を停止する。すなわち、複数のLED111〜116に供給する電流が0[A]となる。その後、定電流回路100は、マイコン900からの制御によって、複数のLED111〜116への故障検出用電流を供給する。
<短絡故障検出回路200>
図2(a)及び図2(b)に、短絡故障検出回路200に入力される電流(複数のLED111〜116に流れた電流)に応じた電圧波形を示す。ここで、一般的な映像表示装置は、複数色(例えば赤色、緑色、青色など)の光源を備えており、複数色の光源は順次に点灯される。このため、複数のLED111〜116が、映像表示装置の光源として用いられた構成において正常である場合には、LED電圧波形は、図2(a)に示すように、LEDの順方向降下電圧Vfを電圧振幅として有するパルス波形となる。一方、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生した場合には、順方向降下電圧Vfが発生しないため、LED電圧波形は、図2(b)に示すように直流となる。
図3は、本実施の形態1に係る短絡故障検出回路200の構成の一例を示すブロック図である。図3に示す短絡故障検出回路200は、波形整形回路210と、パルス検出回路220と、エラー信号生成回路230とを備えて構成されており、入力された電圧波形のパルスの数に基づいて短絡故障の発生を検出することが可能となっている。
具体的には、波形整形回路210は、入力された電圧波形の振幅が一定振幅となるように、電圧波形を整形する。LEDの順方向降下電圧Vfは、駆動電流Ifに応じて様々な値をとるが、波形整形回路210に入力されることにより、短絡故障検出回路200に入力された電圧波形の振幅を予め定められた振幅に変更することができる。
パルス検出回路220(パルス検出手段)は、波形整形回路210にて整形された電圧波形からパルスを検出する。ここでは、その一例として、パルス検出回路220は、電圧波形から、予め定められた期間(例えば映像の1フレーム周期)ごとにパルス数をカウントする。
エラー信号生成回路230は、パルス検出回路220にてカウントされたパルス数が、予め設定された閾値以上であるかを判定する。エラー信号生成回路230は、当該パルス数が閾値以上であると判定した場合には正常と判断して、その旨を示す検出信号E1(ここでは「L」信号)を出力する。一方、エラー信号生成回路230は、当該パルス数が閾値よりも小さいと判定した場合には、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生したと判断して、その旨を示す検出信号E1(ここでは「H」信号)を出力する。
<電流検出回路141〜146>
検出抵抗131〜136には、複数のLED111〜116に流れる電流If1〜If6と同じ電流が流れている。電流検出回路141〜146は、電流If1〜If6を検出して電圧に変換した後、パルス波形を積分して電流検出信号VD1〜VD6に変換する機能を有している。ここでは、電流検出回路141〜146は、特性に基づく次式(3)に従って、電流If1〜If6を電流検出信号VD1〜VD6に変換する。
Figure 0006234154
図4は、電流Ifn(nは1〜6の整数)と、上述の変換によって得られる電流検出信号VDn(VDnのnはIfnのnに対応)との関係を示す図である。図4に示される特性に基づく変換によれば、電流Ifnとして想定される0〜10[A]の電流量に対して、0〜5[V]の電流検出信号VDnが得ることが可能となっている。また、電流Ifnが0[A]の場合には電流検出信号VDnは0[V]となり、電流Ifnが1[A]の場合には電流検出信号VDnは0.5[V]となり、電流Ifnが6[A]の場合には電流検出信号VDnは3.0[V]となる。電流検出回路141〜146は、電流検出信号VDnをADコンバータ300に出力する。
<ADコンバータ300>
ADコンバータ300は、入力信号を、デジタルデータを示すデジタル信号に変換する6個のチャンネルを備えており、各チャンネルとも次式(4)に示される変換式に基づいて、電流検出信号VDnの電圧レベルを、0から250までのいずれか1つのデジタル値を示すデジタルデータDDn(DDnのnはVDnのnに対応)に変換する。
Figure 0006234154
マイコン900からバス700を介して伝送要求があった場合には、ADコンバータ300は、デジタルデータDDnを、バス700を介してマイコン900に伝送する。
<マイコン900>
上式(3)及び上式(4)より次式(5)が成り立つ。
Figure 0006234154
マイコン900には、式(5)の計算結果に基づく変換テーブルが用意されている。図5に、当該変換テーブルの一例を示す。マイコン900は、ADコンバータ300からのデジタルデータDDnの値と、変換テーブルとに基づいて、各LED111〜116に流れている電流の電流量を取得(リード)可能に構成されている。
また、後で詳細に説明するように、マイコン900(短絡特定手段)は、短絡故障検出回路200の検出結果と、電流検出回路141〜146で検出された電流量とに基づいて、複数のLED111〜116の中から短絡故障したLED(以下「短絡故障LED」と記すこともある)を特定する。
また、後で詳細に説明するように、マイコン900(制御手段)は、短絡故障LEDとして特定されたLEDへの定電流回路100からの電流の供給を、スイッチ素子121〜126によって遮断する制御を行う。そして、マイコン900(制御手段)は、短絡故障LEDとして特定されなかったLEDに、当該特定されなかったLEDの数に応じた電流を超えない電流を、定電流回路100によって供給する制御を行う。
<光源制御装置の動作>
図6は、本実施の形態1に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS1にて、設定された駆動電流Ifが、複数のLED111〜116に供給されるように、マイコン900は定電流回路100を制御する。そして、マイコン900は、スイッチ制御回路151〜156に「H」の制御信号SL1〜SL6を出力させることにより、全てのスイッチ素子121〜126をONにする。これにより、複数のLED111〜116の全体には駆動電流Ifが供給される。すなわちLED111〜116に電流If1〜If6がそれぞれ供給されることになり、使用者は、所望の輝度でLED111〜116を点灯させることが可能となっている。以下、駆動電流Ifは30[A]であるとし、電流If1〜If6は5(=30÷6)[A]であるとして説明する。
ステップS2にて、短絡故障検出回路200は、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する。ステップS2にて短絡故障の発生を検出した場合にはステップS3に進み、ステップS2にて短絡故障の発生を検出しなかった場合にはステップS2を再度行う。短絡故障検出回路200による短絡故障の検出は、例えば定期的に行われる。
複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生した場合(ステップS3に進んだ場合)には、複数のLED111〜116の電極間において、順方向降下電圧Vf(図2(a))が発生しなくなる。このため、短絡故障検出回路200にパルス波形を有する電圧が入力されない状態となる。
これに伴い、ステップS3にて短絡故障検出回路200は、一定期間(例えば映像の1フレーム周期)後に、短絡故障の発生を検出したことを示す「H」の検出信号E1を、定電流回路100及びマイコン900に出力する。
ステップS4にて、定電流回路100は、短絡故障の発生を検出したことを示す「H」の検出信号E1を短絡故障検出回路200から受けると、複数のLED111〜116への駆動電流Ifの供給を停止する。
ここで、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生している状態下で、比較的大きな駆動電流Ifを供給し続けると、短絡故障したLEDと、当該短絡故障したLEDと配線によって接続されているスイッチ素子及び検出抵抗とに、比較的大きな電流(ここでは30[A])が集中することになる。この結果、発熱等による温度上昇によって故障が拡大すると考えられる。これに対し、本実施の形態1に係る定電流回路100は、マイコン900の判定を待たずに複数のLED111〜116への駆動電流Ifの供給を停止することから、当該故障の拡大を抑制することが可能となっている。
ステップS5にて、マイコン900は、短絡故障検出回路200から短絡故障の発生を検出したことを示す「H」の検出信号E1を受けると、複数のLED111〜116への故障検出用電流を、定電流回路100によって供給する制御を行う。これにより、定電流回路100は、複数のLED111〜116に故障検出用電流を供給することになる。
ここで、故障検出用電流は、複数のLED111〜116のいずれか1つのLEDに係る配線の最大許容電流以下となるように、マイコン900にて設定されている。1つのLEDに係る配線の最大許容電流には、例えば、LED111、スイッチ素子121及び検出抵抗131が接続された区間の配線の最大許容電流、または、LED112、スイッチ素子122及び検出抵抗132が接続された区間の配線の最大許容電流などが適用される。
なお、本実施の形態1では、LED111〜LED116などの仕様及び特性は同じであるとしていることから、前者の最大許容電流と後者の最大許容電流とは同一となる。ただし、LED111〜LED116などの仕様及び特性が異なる場合には、LED111〜116のそれぞれの配線の最大許容電流のうち最小のものを、故障検出用電流とすることが好ましい。以下、1つのLEDに係る配線の最大許容電流は、LEDの定格電流の最大値と同じ6[A]であるものとして説明する。
上述したステップS5にて故障検出用電流を供給した後、次に説明するステップS6以降にて、マイコン900は、複数のLED111〜116の中から短絡故障LEDを特定する。本実施の形態1では、上述した故障検出用電流を用いて、短絡故障LEDを特定するように構成されていることから、短絡故障していない1つのLEDに係る配線(当該配線に接続されたLED、スイッチ素子及び検出抵抗)をなるべく故障させずに、短絡故障したLEDを特定することが可能となっている。
ステップS6にて、マイコン900は、例えば一定の間隔で、バス700を介してADコンバータ300にデジタルデータDDnを伝送させる。そして、マイコン900は、デジタルデータDDnと、図5に示した変換テーブルとに基づいて、各LED111〜116に流れている電流If1〜If6の電流量を取得する。
例えば、LED111に短絡故障が発生していた場合、図7に示されるように、デジタルデータDD1は150となり、デジタルデータDD2〜DD6は0となる。この結果、マイコン900は、図5に示した変換テーブルを参照して、LED111の電流If1の計測値として6[A]を取得し、LED112〜116の電流If2〜If6の計測値として0[A]を取得する。
短絡故障が発生している場合には、短絡故障したLEDには電流が集中するので、計測値が0[A]であるLED112〜116は正常であり、計測値が0[A]でないLED111は短絡故障していることになる。そこで、マイコン900は、電流検出回路141で検出された電流が0[A]でないLED111を、短絡故障LEDとして特定する。すなわち、本実施の形態1に係るマイコン900は、短絡故障検出回路200で短絡故障の発生が検出された場合(ステップS2からステップS3に進んだ場合)において、電流検出回路141で検出された電流が0[A]でないLED111を、短絡故障LEDとして特定する。
ステップS7にて、マイコン900は、短絡故障LEDとして特定されたLEDへの定電流回路100からの電流の供給を、スイッチ素子121〜126によって遮断する制御を行う。
LED111が短絡故障LEDとして特定された上述の例の場合には、マイコン900は、バス700を介してスイッチ制御回路151に、「H」の制御信号SL1の代わりに「L」の制御信号SL1を出力させることにより、スイッチ素子121をOFFにする。これにより、定電流回路100から、短絡故障LEDとして特定されたLED111への電流の供給が遮断される。この結果、定電流回路100から供給されている故障検出用電流(ここでは6[A])が、残りの5つのLED112〜116に供給される。つまり、各LED112〜116には、1.2(=6÷5)[A]の電流が供給され、各LED112〜116は、点灯状態となる。
ステップS8にて、マイコン900は、短絡故障していないLEDの数に応じた電流を算出する。ここでは、短絡故障していないLEDの数に、1つのLEDに係る配線の最大許容電流(6[A])を乗じて得られる値を、短絡故障していないLEDの数に応じた電流として算出する。
LED112〜116が短絡故障LEDとして特定されなかった上述の例の場合には、マイコン900は、当該特定されなかったLED112〜116の数(5つ)に、1つのLEDに係る配線の最大許容電流(6[A])を乗じて得られる30(=5×6)[A]を、短絡故障していないLEDの数に応じた電流として算出する。
ステップS9にて、マイコン900は、直近のステップS2にて定電流回路100から供給されていた駆動電流If(以下「元の駆動電流If」と記す)が、ステップS8で算出した電流を超えるか否かを判定する。超えていないと判定した場合にはステップS10に進み、超えていると判定した場合にはステップS11に進む。
ステップS9からステップS10に進んだ場合、マイコン900は、定電流回路100が供給する電流として、元の駆動電流Ifを設定する。すなわち、マイコン900は、短絡故障LEDとして特定されなかったLEDに、元の駆動電流If(ステップS8で算出した電流を超えない電流)を定電流回路100によって供給する。その後、ステップS2に戻る。
ステップS9からステップS11に進んだ場合、マイコン900は、定電流回路100が供給する電流として、ステップS8で算出した電流を設定する。すなわち、マイコン900は、短絡故障LEDとして特定されなかったLEDに、ステップS8で算出した電流(ステップS8で算出した電流を超えない電流)を定電流回路100によって供給する。その後、ステップS2に戻る。
LED112〜116が短絡故障LEDとして特定されず、ステップS8で算出した電流が30[A]であり、元の駆動電流Ifが30[A]である上述の例の場合には、ステップS9からステップS10に進んで、定電流回路100からLED112〜116に、元の駆動電流If(30[A])が供給される。したがって、LED112〜116は、元の輝度(元の明るさ)で点灯することになる。
次に、図7とは別の例として、図8に示される例を想定してステップS6以降の動作を説明する。図8に示される例では、LED111及びLED112に短絡故障が発生している場合を想定している。この場合、デジタルデータDD1,DD2はいずれも75となり、デジタルデータDD3〜DD6は0となる。この結果、マイコン900は、図5に示した変換テーブルを参照して、LED111,112の電流If1,If2の計測値として3[A]を取得し、LED113〜116の電流If3〜If6の計測値として0[A]を取得する。そして、本実施の形態1に係るマイコン900は、短絡故障検出回路200で短絡故障の発生が検出された場合(ステップS2からステップS3に進んだ場合)において、電流検出回路141で検出された電流が0[A]でないLED111,112を、短絡故障LEDとして特定する。
ステップS7にて、マイコン900は、バス700を介してスイッチ制御回路151,152に、「H」の制御信号SL1,SL2の代わりに「L」の制御信号SL1,SL2を出力させることにより、スイッチ素子121,122をOFFにする。これにより、定電流回路100から、短絡故障LEDとして特定されたLED111,112への電流の供給が遮断される。この結果、定電流回路100から供給されている故障検出用電流(ここでは6[A])が、残りの4つのLED113〜116に供給される。つまり、各LED113〜116には、1.5(=6÷4)[A]の電流が供給され、各LED113〜116は、点灯状態となる。
ステップS8にて、マイコン900は、短絡故障LEDとして特定されなかったLED113〜116の数(4つ)に、1つのLEDに係る配線の最大許容電流(6[A])を乗じて得られる24(=4×6)[A]を、短絡故障していないLEDの数に応じた電流として算出する。
LED113〜116が短絡故障LEDとして特定されず、ステップS8で算出した電流が24[A]であり、元の駆動電流Ifが30[A]である図8に示す例の場合には、ステップS9からステップS11に進んで、定電流回路100からLED113〜116に、ステップS8で算出された電流(24[A])が供給される。つまり、ステップS8で算出された電流の値は、定電流回路100によって供給される駆動電流Ifのリミット値となる。
<効果>
以上のような本実施の形態1に係る光源制御装置及びその制御方法によれば、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生した場合には、それらの中から短絡故障LEDを特定して、短絡故障LEDとして特定されたLEDへの電流供給を遮断し、かつ、短絡故障LEDとして特定されなかったLEDに、当該特定されなかったLEDの数に応じた電流を超えない電流を供給する。したがって、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生した場合であっても、短絡故障していないLEDに適切な電流を供給することができる。よって、光源の品質を確保しながら、適切な輝度を使用者に提供することができる。
<変形例1>
図9は、本変形例1に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、図9に示すフローチャートは、図6に示したフローチャートのステップS4,S5を、ステップS4aに置き換えたものである。そこで、以下においては、ステップS4aについて主に説明する。
ステップS4aにて、定電流回路100は、短絡故障の発生を検出したことを示す「H」の検出信号E1を短絡故障検出回路200から受けると、複数のLED111〜116への駆動電流Ifの供給から、複数のLED111〜116への故障検出用電流の供給に切り替える。すなわち、定電流回路100は、短絡故障の発生を検出したことを示す「H」の検出信号E1を受けた場合には、電流供給を一度停止するのではなく、即座に故障検出用電流を複数のLED111〜116に供給する。
以上のような本変形例1に係る光源制御装置によれば、マイコンの制御によらずに故障検出電流を供給するので、マイコン900の処理負担を軽減することができる。また、故障検出にかかる時間を短縮することができる。
<変形例2>
以上で説明した光源制御装置は、複数のLED111〜116のいずれかが短絡故障しても適切な輝度を提供することが可能であった。しかしながら、実際に発生し得る故障形態としては、短絡故障だけでなく開放故障も想定される。そして、複数のLED111〜116のいずれかが開放故障によって消灯すると、開放故障していないLEDに定格以上の電流が流れる。この結果として、開放故障していないLEDも故障してしまうことがある。そこで、本変形例2では、以下に説明するように、複数のLED111〜116のいずれかに開放故障が発生した場合であっても、開放故障していないLEDに適切な電流を供給することが可能となっている。
図10は、本変形例2に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、図10に示すフローチャートは、図6に示したフローチャートにステップS21〜S27を追加したものである。そこで、以下においては、ステップS21〜27について主に説明する。
まず、ステップS1後のステップS2にて、短絡故障検出回路200は、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する。ステップS2にて短絡故障の発生を検出した場合にはステップS3に進み、実施の形態1と同様にステップS3〜S11が行われた後、ステップS2に戻る。一方、ステップS2にて短絡故障の発生を検出しなかった場合にはステップS21に進む。
ステップS21にて、マイコン900は、例えば一定の間隔で、バス700を介してADコンバータ300にデジタルデータDDnを伝送させる。そして、マイコン900は、デジタルデータDDnと、図5に示した変換テーブルとに基づいて、各LED111〜116に流れている電流If1〜If6の電流量を取得する。
短絡故障が発生していない場合には、複数のLED111〜116のいずれかに電流が集中しない。このため、全てのLED111〜116が短絡故障していない場合、または、短絡故障したLEDへの電流の供給がスイッチ手段によって遮断された場合には、電流If1〜If6の電流量は0[A]でないことが想定される。しかし、開放故障が発生している場合には、開放故障したLEDの抵抗が非常に大きくなる(例えば無限大)となるので、開放故障したLEDの電流量は0[A]となる。
そこで、ステップS22にて、マイコン900は、複数のLED111〜116の中で、電流検出回路141〜146で検出された電流If1〜If6の計測値に0[A]が存在するかを判定する。ステップS22にて0[A]が存在すると判定した場合にはステップS23に進み、ステップS22にて0[A]が存在しないと判定した場合にはステップS2に戻る。
ステップS23にて、マイコン900は、電流検出回路141〜146で検出された電流If1〜If6が0[A]であるLEDを、開放故障したLED(以下「開放故障LED」と記すこともある)として特定する。すなわち、本変形例2に係るマイコン900は、短絡故障検出回路200で短絡故障の発生が検出されていない場合(ステップS2からステップS21に進んだ場合)において、電流検出回路141〜146で検出された電流が0[A]であるLEDを、開放故障LEDとして特定する。
なお、ステップS23を終了した時点で、すでにステップS7にて電流の供給を遮断する動作が行われていた場合には、短絡故障LEDとして特定されたLEDへの定電流回路100からの電流の供給は、スイッチ素子121〜126によって遮断されていることになる。また、開放故障LEDとして特定されたLEDへの定電流回路100からの電流の供給は、開放故障によって遮断されていることになる。
ステップS24にて、マイコン900は、短絡故障も開放故障もしていないLEDの数に応じた電流を算出する。ここでは、短絡故障も開放故障もしていないLEDの数に、1つのLEDに係る配線の最大許容電流を乗じて得られる値を、短絡故障も開放故障もしていないLEDの数に応じた電流として算出する。
ステップS25にて、マイコン900は、元の駆動電流Ifが、ステップS24で算出した電流を超えるか否かを判定する。超えていないと判定した場合にはステップS26に進み、超えていると判定した場合にはステップS27に進む。
ステップS25からステップS26に進んだ場合、マイコン900は、定電流回路100が供給する電流として、元の駆動電流Ifを設定する。すなわち、マイコン900は、短絡故障LEDとしても開放故障LEDとしても特定されなかったLEDに、元の駆動電流If(ステップS24で算出した電流を超えない電流)を定電流回路100によって供給する。その後、ステップS2に戻る。
ステップS25からステップS27に進んだ場合、マイコン900は、定電流回路100が供給する電流として、ステップS24で算出した電流を設定する。すなわち、マイコン900は、短絡故障LEDとしても開放故障LEDとしても特定されなかったLEDに、ステップS24で算出した電流(ステップS24で算出した電流を超えない電流)を定電流回路100によって供給する。その後、ステップS2に戻る。
以上のような本変形例2に係る光源制御装置によれば、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障または開放故障が発生した場合には、それらの中から短絡故障LED及び開放故障LEDを特定して、短絡故障LEDまたは開放故障LEDとして特定されたLEDへの電流供給を遮断する。そして、短絡故障LEDとしても開放故障としても特定されなかったLEDに、当該特定されなかったLEDの数に応じた電流を超えない電流を供給する。したがって、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障または開放故障が発生した場合であっても、短絡故障も開放故障もしていないLEDに適切な電流を供給することができる。よって、光源の品質を確保しながら、適切な輝度を使用者に提供することができる。
なお、複数のLED111〜116のうち1個でも正常に動作していれば、上述の効果を得ることができる。さらに、2個以上のLEDの故障形態について、短絡故障が1個、開放故障が2個というように、2種類の故障形態が同時に発生しても、本変形例2の効果を得ることができる。
<変形例3>
図11は、本変形例3に係る光源制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、図11に示すフローチャートは、図10に示したフローチャートの一部を変更したものであることから、以下においては、当該変更した部分について主に説明する。
まず、ステップS31にて光源制御装置が起動する。
それからステップS32にて、定電流回路100は、複数のLED111〜116に故障検出用電流を供給する。
次にステップS2にて、短絡故障検出回路200は、複数のLED111〜116のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する。ステップS2にて短絡故障の発生を検出した場合にはステップS6に進み、ステップS2にて短絡故障の発生を検出しなかった場合にはステップS21に進む。
ステップS2からステップS6に進んだ場合、実施の形態1と同様にステップS6〜S8が行われる。その後、ステップS33に進む。
ステップS33にて、マイコン900は、現在の駆動電流Ifのリミット値が、ステップS8で算出した電流を超えるか否かを判定する。ステップS33にて超えていないと判定した場合にはステップS2に戻り、ステップS33にて超えていると判定した場合にはステップS34に進む。
ステップS34にて、マイコン900は、駆動電流Ifのリミット値を、ステップS8で算出した電流(値)に変更する。その後、ステップS2に戻る。
ステップS2からステップS21に進んだ場合、マイコン900は、デジタルデータDDnと、図5に示した変換テーブルとに基づいて、各LED111〜116に流れている電流量を取得する。
ステップS22にて、マイコン900は、複数のLED111〜116の中で、電流検出回路141〜146で検出された電流If1〜If6の計測値に0[A]が存在するかを判定する。ステップS22にて0[A]が存在すると判定した場合にはステップS23に進む。一方、ステップS22にて0[A]が存在しないと判定した場合には、マイコン900は、現在の駆動電流Ifのリミット値を変更せずに駆動電流Ifを供給する通常動作を行う。
ステップS22からステップS23に進んだ場合、変形例2と同様にステップS23,S24が行われる。その後、ステップS35に進む。
ステップS35にて、マイコン900は、現在の駆動電流Ifのリミット値が、ステップS24で算出した電流を超えるか否かを判定する。ステップS35にて超えていないと判定した場合には、マイコン900は、現在の駆動電流Ifのリミット値を変更せずに、駆動電流Ifを供給する通常動作を行う。一方、ステップS35にて超えていると判定した場合には、マイコン900は、駆動電流Ifのリミット値を、ステップS24で算出した電流(値)に変更した後、駆動電流Ifを供給する通常動作を行う。
以上のような本変形例3に係る光源制御装置によれば、光源制御装置の起動時に、短絡故障LED及び開放故障LEDを特定して、短絡故障LEDとして特定されたLEDへの電流の供給を遮断する制御を行う。また、光源制御装置の起動時に、短絡故障LEDとしても開放故障LEDとしても特定されなかったLEDに、当該特定されなかったLEDの数に応じた電流を超えない電流を供給可能にする。
これにより、LED及び周辺回路に定格を超える負荷を与えることを抑制することができる。また、前回の動作時にLEDの故障が発生したことによってリミット値が変更されてから、次に起動するまでの間、当該リミット値やマイコン900が取得した故障情報を記憶しなくても、起動時に短絡故障LED及び開放故障LEDの確認(特定)などを自動的に行うことができ、LEDに適切な電流を供給することができる。また、前回の動作時にLEDの故障が発生したことによってリミット値が変更された後に、当該故障したLEDを交換する修理を行った場合に、修理者がLEDの電流等を再設定しなくても、起動時に短絡故障LED及び開放故障LEDの確認(特定)などを自動的に行うことができ、LEDに適切な電流を供給することができる。
<変形例4>
以上の説明では、電流検出手段は、電流検出回路141〜146とADコンバータ300とによって構成されており、複数のLED111〜116に流れた電流If1〜If6の電流量を並列的に検出していた。しかしこれに限ったものではなく、電流検出手段は、複数のLED111〜116に電流If1〜If6の電流量を順次に検出してもよい。具体的には、検出抵抗131〜136に順次に接続可能に構成され、当該接続した検出抵抗に流れている電流を検出可能な1つの電流検出回路と、当該電流検出回路からの出力(検出した電流)をデジタル値に順次に変換可能なADコンバータとによって、電流検出手段が構成されてもよい。このような構成によれば、回路サイズの抑制化が期待できる。
<その他の変形例>
以上で説明した光源制御装置を、それを制御する制御用パソコンまたは液晶表示装置などに通信可能に接続することによって、マイコン900で取得した故障情報を、当該制御用パソコンまたは当該液晶表示装置などにおいて表示してもよい。これにより、LEDの故障状態が使用者に表示されることになり、故障したLEDが使用者によって迅速に交換されることが期待できる。
また、以上では、光源制御装置により制御されるLEDの数は6個である構成について説明したが、これに限ったものではない。1つの定電流回路で2個以上のLEDを1つの光源集合体として制御する構成であれば、上述と同様の効果を得ることができる。
また、以上の説明では、光源制御装置により制御される光源には、LEDが適用されていたが、これに限ったものではない。例えば、当該光源に、レーザーその他の半導体光源などが用いられた構成であっても、上述と同様の効果を得ることができる。
また、以上で説明した短絡故障検出回路200の構成は一例に過ぎず、上述と同様の効果を得ることができるのであれば、他の構成を適用してもよい。例えば、短絡故障検出回路200は、パルス検出回路220で検出されたパルスの数の代わりに、当該パルスの有無に基づいて短絡故障の発生を検出してもよい。
また、以上で説明した電流検出回路141〜146及びADコンバータ300の仕様及び特性は一例に過ぎず、上述と同様の効果を得ることができるのであれば、他の構成を適用してもよい。また、例えば、電流の計測値と予め定められた閾値(例えば0.5[A])とを比較する電圧比較器などを設け、それによって、電流の計測値が予め定められた閾値以下であると判定された場合に、マイコン900が、電流の計測値を0[A]と判定するように構成されてもよい。また、以上で説明した電流検出回路141〜146及びADコンバータ300の仕様及び特性に基づく変換テーブル(図5)についても一例に過ぎず、上述と同様の効果を得ることができるのであれば、他の変換テーブルを適用してもよい。
また、以上の説明では、電流If1〜If6の電流量を取得して短絡故障LEDを特定し(図6のステップS6)、短絡故障LEDへの電流の供給を遮断し(図6ステップS7)、短絡故障していないLEDの数に応じた電流を算出した(図6のステップS8)。しかしこれに限ったものではなく、ステップS7の後に、再度、ステップS6を行ってもよい。つまり、ステップS7の後に、再度、電流If1〜If6の電流量を取得して短絡故障LEDを特定してもよい。このような構成によれば、2個以上の短絡故障LEDが存在しているが、そのうちの1個の短絡故障LEDにおいて電流がたまたま集中して流れている場合であっても、それ以外の短絡故障LEDを確実に特定(検出)することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
100 定電流回路、111〜116 LED、121〜126 スイッチ素子、141〜146 電流検出回路、220 パルス検出回路、200 短絡故障検出回路、300 ADコンバータ、900 マイコン。

Claims (8)

  1. 並列接続された複数の光源を制御する光源制御装置であって、
    前記複数の光源に予め定められた電流を供給する定電流供給手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源への前記電流の供給を、個別に遮断可能なスイッチ手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源に流れた電流に基づいて、前記複数の光源のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する故障検出手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源のそれぞれに流れた電流量を検出する電流検出手段と、
    前記故障検出手段の検出結果と、前記電流検出手段で検出された電流量とに基づいて、短絡故障した前記光源を特定する短絡特定手段と、
    前記短絡特定手段で特定された前記光源への電流の供給を、前記スイッチ手段によって遮断する制御を行うとともに、前記短絡特定手段で特定されなかった前記光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う制御手段と
    を備え
    前記定電流供給手段は、
    前記故障検出手段から短絡故障の発生を検出したことを示す検出信号を受けた場合に、前記複数の光源への前記電流である第1電流の供給を停止し、
    前記制御手段は、
    前記故障検出手段から前記検出信号を受けた場合に、前記複数の光源への前記電流である第2電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う、光源制御装置。
  2. 請求項に記載の光源制御装置であって、
    前記第2電流は、
    1つの前記光源に係る配線の最大許容電流以下である、光源制御装置。
  3. 並列接続された複数の光源を制御する光源制御装置であって、
    前記複数の光源に予め定められた電流を供給する定電流供給手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源への前記電流の供給を、個別に遮断可能なスイッチ手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源に流れた電流に基づいて、前記複数の光源のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する故障検出手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源のそれぞれに流れた電流量を検出する電流検出手段と、
    前記故障検出手段の検出結果と、前記電流検出手段で検出された電流量とに基づいて、短絡故障した前記光源を特定する短絡特定手段と、
    前記短絡特定手段で特定された前記光源への電流の供給を、前記スイッチ手段によって遮断する制御を行うとともに、前記短絡特定手段で特定されなかった前記光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う制御手段と
    を備え
    前記定電流供給手段は、
    前記故障検出手段から短絡故障の発生を検出したことを示す検出信号を受けた場合に、前記複数の光源への前記電流である第1電流の供給から、前記複数の光源への前記電流である第2電流の供給に切り替え、
    前記第2電流は、
    1つの前記光源に係る配線の最大許容電流以下である、光源制御装置。
  4. 並列接続された複数の光源を制御する光源制御装置であって、
    前記複数の光源に予め定められた電流を供給する定電流供給手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源への前記電流の供給を、個別に遮断可能なスイッチ手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源に流れた電流に基づいて、前記複数の光源のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する故障検出手段と、
    前記定電流供給手段から前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源のそれぞれに流れた電流量を検出する電流検出手段と、
    前記故障検出手段の検出結果と、前記電流検出手段で検出された電流量とに基づいて、短絡故障した前記光源を特定する短絡特定手段と、
    前記短絡特定手段で特定された前記光源への電流の供給を、前記スイッチ手段によって遮断する制御を行うとともに、前記短絡特定手段で特定されなかった前記光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う制御手段と
    を備え
    前記故障検出手段は、
    前記複数の光源に流れた電流に応じた電圧波形から、パルスを検出するパルス検出手段を備え、前記パルス検出手段で検出されたパルスに基づいて、前記複数の光源のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する、光源制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光源制御装置であって、
    前記電流検出手段は
    前記複数の光源に流れた電流の電流量を順次に検出する、光源制御装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光源制御装置であって、
    前記故障検出手段の検出結果と、前記電流検出手段で検出された電流量とに基づいて、開放故障した前記光源を特定する開放特定手段
    をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記短絡特定手段及び前記開放特定手段で特定されなかった前記光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う、光源制御装置。
  7. 請求項に記載の光源制御装置であって、
    前記光源制御装置の起動時に、前記短絡故障した前記光源及び前記開放故障した前記光源を特定し、前記短絡特定手段で特定された前記光源への電流の供給を前記スイッチ手段によって遮断する制御を行うとともに、前記短絡特定手段及び前記開放特定手段で特定されなかった前記光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を、前記定電流供給手段によって供給可能にする、光源制御装置。
  8. 並列接続された複数の光源を制御する光源制御方法であって、
    (a)定電流供給手段が前記複数の光源に電流を供給する工程と、
    (b)前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源に流れた電流に基づいて、前記複数の光源のいずれかに短絡故障が発生しているかを検出する工程と、
    (c)前記複数の光源に前記電流が供給されている場合に、前記複数の光源のそれぞれに流れた電流量を検出する工程と、
    (d)前記工程(b)の検出結果と、前記工程(c)で検出された電流量とに基づいて、短絡故障した前記光源を特定する工程と、
    (e)前記工程(d)で特定された前記光源への電流の供給を、スイッチ手段によって遮断するとともに、前記工程(d)で特定されなかった前記光源に、当該特定されなかった光源の数に応じた電流を超えない電流を、前記定電流供給手段によって供給する工程と
    を備え
    前記工程(b)と前記工程(c)との間において、前記定電流供給手段は、前記工程(b)の結果として短絡故障の発生を検出したことを示す検出信号を受けた場合に、前記複数の光源への前記電流である第1電流の供給を停止し、前記定電流供給手段を制御する制御手段は、前記工程(b)の結果として前記検出信号を受けた場合に、前記複数の光源への前記電流である第2電流を、前記定電流供給手段によって供給する制御を行う、光源制御方法。
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