JP2011255729A - 点灯制御回路及び車両用灯具システム - Google Patents

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Kotaro Matsui
浩太郎 松井
Takao Sugiyama
隆生 杉山
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Abstract

【課題】 第1の光源部側又は第2の光源部側に異常がある時でも一方の光源部の点灯を維持することである。
【解決手段】 点灯制御回路1は、LED40に供給される駆動電流に異常がある時に異常検出信号S1を出力する電流検出回路5と、LED40とLED50が接続される中間配線における中間電圧Vcを検出し、それぞれLED40、50に異常がある時に異常検出信号S2、S3を出力する電圧検出回路6、7と、スイッチ部3、4、8、9と、スイッチ部3、4のオンオフを制御するANDゲート17とを備える。ANDゲート17は異常検出信号S1、S2を受けてスイッチ部3をオフすると共にスイッチ部4をオンするように制御し、スイッチ部8は異常検出信号S3を受けてオフし、スイッチ部9は異常検出信号S3を受けてオンする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直列に接続された第1の光源部及び第2の光源部の点灯を制御する点灯制御回路及び車両用灯具システムに関する。
従来、直列に接続され、それぞれ上流側及び下流側に位置する第1の光源部及び第2の光源部の点灯を制御するための点灯制御回路が知られている。点灯制御回路は、第1の光源部及び第2の光源部に駆動電流を供給する電流供給手段としてのスイッチングレギュレータ(例えば、DC−DCコンバータ)を備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
電源(バッテリ)がオンして点灯制御回路が動作すると第1の光源部及び第2の光源部に駆動電流が供給されて第1の光源部及び第2の光源部が点灯する。
特開2006−103404号公報
しかしながら、上記した従来技術では、第1の光源部に供給される駆動電流に異常がある時、若しくは、第1の光源部側又は第2の光源部側に異常がある時には、第1の光源部及び第2の光源部が消灯してしまうので、車両の走行時における安全性が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明は、第1の光源部に供給される駆動電流に異常がある時、若しくは、第1の光源部側又は第2の光源部側に異常がある時でも一方の光源部の点灯を維持することにより車両の走行時における安全性の向上を図ることを課題とする。
本発明の一態様による点灯制御回路は、第1の供給端及び第2の供給端を有し、直列に接続された第1の光源部及び第2の光源部に対して前記第1の供給端から駆動電流を供給する電流供給手段と、前記第1の光源部に供給される駆動電流を検出し当該駆動電流に異常がある時に第1の異常検出信号を出力する電流検出手段と、前記第1の光源部に供給される前記駆動電流の逆流を防止する逆流防止手段と、前記第1の光源部と前記第2の光源部が接続される中間配線における電圧値である中間電圧を検出し、前記中間配線に対して前記第1の光源部側に異常がある時に第2の異常検出信号を出力し、前記中間配線に対して前記第2の光源部側に異常がある時に第3の異常検出信号を出力する電圧検出手段と、前記第1の供給端と前記第1の光源部との間に設けられた第1のスイッチ部と、前記第1の供給端と前記電圧検出手段の入力部との間に設けられた第2のスイッチ部と、前記第2のスイッチ部と前記第2の光源部との間に設けられた第3のスイッチ部と、前記電圧検出手段の入力部と前記第2の供給端との間に設けられた第4のスイッチ部と、前記第1のスイッチ部及び前記第2のスイッチ部のオンオフを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は前記第1の異常検出信号及び前記第2の異常検出信号を受けて前記第1のスイッチ部をオフすると共に前記第2のスイッチ部をオンするように制御し、前記第3のスイッチ部は前記第3の異常検出信号を受けてオフし、前記第4のスイッチ部は前記第3の異常検出信号を受けてオンするようにしたものである。
従って、第1の光源部に供給される駆動電流の異常、中間配線に対して第1の光源部側の異常及び中間配線に対して第2の光源部側の異常が検出されたときに第1の光源部及び第2の光源部のいずれかの点灯を維持するように制御される。
本発明点灯制御回路は、第1の供給端及び第2の供給端を有し、直列に接続された第1の光源部及び第2の光源部に対して前記第1の供給端から駆動電流を供給する電流供給手段と、前記第1の光源部に供給される駆動電流を検出し当該駆動電流に異常がある時に第1の異常検出信号を出力する電流検出手段と、前記第1の光源部に供給される前記駆動電流の逆流を防止する逆流防止手段と、前記第1の光源部と前記第2の光源部が接続される中間配線における電圧値である中間電圧を検出し、前記中間配線に対して前記第1の光源部側に異常がある時に第2の異常検出信号を出力し、前記中間配線に対して前記第2の光源部側に異常がある時に第3の異常検出信号を出力する電圧検出手段と、前記第1の供給端と前記第1の光源部との間に設けられた第1のスイッチ部と、前記第1の供給端と前記電圧検出手段の入力部との間に設けられた第2のスイッチ部と、前記第2のスイッチ部と前記第2の光源部との間に設けられた第3のスイッチ部と、前記電圧検出手段の入力部と前記第2の供給端との間に設けられた第4のスイッチ部と、前記第1のスイッチ部及び前記第2のスイッチ部のオンオフを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は前記第1の異常検出信号及び前記第2の異常検出信号を受けて前記第1のスイッチ部をオフすると共に前記第2のスイッチ部をオンするように制御し、前記第3のスイッチ部は前記第3の異常検出信号を受けてオフし、前記第4のスイッチ部は前記第3の異常検出信号を受けてオンすることを特徴とする。
上記した構成によれば、第1の光源部側の異常及び第2の光源部側の異常のいずれかを検出して一方の光源部の点灯を維持することにより車両の走行時における安全性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記第1の光源部及び前記第2の光源部は半導体光源であり、前記電流検出手段は前記第1の光源部に供給される駆動電流が検出されない場合に前記第1の異常検出信号を出力し、前記電圧検出手段は前記中間電圧が検出されない場合に前記第2の異常検出信号を出力し、前記中間電圧が予め決められた所定の電圧値以上である場合に前記第3の異常検出信号を出力する。
従って、第1の光源部側の異常及び第2の光源部側の異常のいずれかを確実に検出して一方の光源部の点灯を確実に維持することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記電流供給手段は、前記駆動電流を検出する電流検出部を有し、前記電流検出部からの電流値がフィードバックされて前記駆動電流を一定にするように制御するスイッチングレギュレータである。
従って、第1の光源部及び第2の光源部に供給される駆動電流を一定にするように制御することができる。
本発明車両用灯具システムは、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の前記第1の光源部と前記第2の光源部と前記点灯制御回路を備えている。
従って、車両用灯具システムを構成する第1の光源部及び第2の光源部のいずれかの点灯を維持することができるので車両の走行時における安全性の向上を図ることができる。
以下に、本発明点灯制御回路の実施の形態について説明する。点灯制御回路は、例えば、車両用灯具システムに設けられた複数の光源部の駆動を制御するための回路である。
図1に示すように、点灯制御回路1は、電流供給手段としてのスイッチングレギュレータ2と、電流検出手段としての電流検出回路5と、逆流防止手段としてのダイオード18と、電圧検出手段としての第1の電圧検出回路6及び第2の電圧検出回路7と、第1のスイッチ部3と、第2のスイッチ部4と、第3のスイッチ部8と、第4のスイッチ部9と、制御回路としてのANDゲート17を含んで構成されている。
スイッチングレギュレータ2は、第1の供給端としてのノードN1、第2の供給端としてのアース(GND)端子、制御部13及び電流検出部14を含んで構成され、直列に接続された第1の光源部としてのLED(Light Emitting Diode)40及び第2の光源部としてのLED50にノードN1を介して駆動電流を供給する。
尚、以下には、LED40を右側ロービームとして用い、LED50を左側ロービームとして用いた場合を例として説明する。尚、アース端子は点灯制御回路1内に複数設けられており、全てのアース端子は電気的に接続されている。
スイッチングレギュレータ2は、電流検出部14において検出された駆動電流をフィードバックして制御部13のスイッチング素子(図示せず)を高速にスイッチングするとともに該スイッチング素子のオン/オフのデューティ比を変化させ、LED40及びLED50に供給する駆動電流を安定化させる機能を有する。
スイッチングレギュレータ2とバッテリ10(直流電源)の間には、オンオフ機能を有するスイッチSW1が接続され、スイッチSW1がオンするとLED40及びLED50が点灯する。
電流検出回路5は、LED40の下流側(ローサイド)に設けられLED40に供給される駆動電流Iを検出し、駆動電流Iが検出されない場合に第1の異常検出信号S1をANDゲート17に出力する。
ダイオード18はLED40に供給される駆動電流の逆流を防止する逆流防止手段として機能しアノード側がLED40に接続されカソード側が電流検出回路5に接続されている。
第1の電圧検出回路6は、LED40とLED50が接続される中間配線としての中間配線ノードN2における中間電圧Vcを検出し、中間電圧Vcが検出されなかった場合に第2の異常検出信号S2をANDゲート17に出力する。
ここで、第1の電圧検出回路6で中間電圧Vcが検出されない場合とは、中間電圧Vcが予め決められた第1の所定電圧値(VE1)以下の場合を含む。尚、第1の所定電圧値(VE1)はLED50の順方向電圧のバラツキの最小値より小さい値に設定されている。
ANDゲート17は第1の異常検出信号S1(ハイレベル信号)及び第2の異常検出信号S2(ハイレベル信号)を受けてハイレベル信号を出力する。
タイマー11はANDゲート17から出力されたハイレベル信号を所定の時間経過後にNOTゲート16及び第2のスイッチ部4に出力する。尚、タイマー11は、一旦ハイレベル信号を出力すると、その状態を保持する。
第2の電圧検出回路7は、中間電圧Vcを検出し、中間電圧Vcが予め決められた前記第1の所定の電圧値(VE1)より大きい第2の所定の電圧値(VE2)以上である場合に第3の異常検出信号S3を、タイマー12を介してNOTゲート(インバータ)19及び第4のスイッチ部9に出力する。尚、第2の所定電圧値(VE2)はLED50の正常時の順方向電圧のバラツキの最大値より大きい値に設定されている。従って、ノードN2における電圧値が所定の電圧値以上である場合にはLED50がオープンによる異常であることがわかる。
タイマー12は第2の電圧検出回路7から出力された第3の異常検出信号S3を所定の時間経過後に出力する。尚、タイマー12は、一旦ハイレベル信号を出力すると、その状態を保持する。
タイマー11、12において、上記所定の時間とは、例えば、0.1〜2秒、好ましくは0.5秒程度である。上記所定の時間が短すぎると電磁ノイズの影響を受け誤動作しやすくなり、長すぎると運転するのに不適切な状態が所定の時間だけ続くことになり、運転者に不安を与えてしまうからである。
第1のスイッチ部3は第1の供給端としてのノードN1とLED40の間に設けられている。第1のスイッチ部3は、例えば、ハイレベル信号の入力によりオンとなり導通する機能を有する半導体スイッチが用いられ、後述する第2のスイッチ部4、第3のスイッチ部8及び第4のスイッチ部9についても同様である。尚、バッテリ10から直流電圧が供給されてスイッチSW1がオンした直後においては、第1のスイッチ部3、第2のスイッチ部4、第3のスイッチ部8及び第4のスイッチ部9はそれぞれオン、オフ、オン及びオフにされている。
第2のスイッチ部4はノードN1と第1の電圧検出回路6の入力部との間に設けられている。
第3のスイッチ部8は、第2のスイッチ部4とLED50の間に設けられている。
第4のスイッチ部9は第2の電圧検出回路7の入力部とアース端子の間に設けられている。このアース端子はスイッチングレギュレータ2に含まれるアース端子に電気的に接続されている。
ANDゲート17は、入力部が電流検出回路5及び第1の電圧検出回路6に接続され、出力部がNOTゲート16及び第2のスイッチ部4にタイマー11を介して接続されている。
以下に、図2を参照して、点灯制御回路1の動作についてLED40とLED50の出力が正常である場合と異常である場合に分けて説明する。
まず、LED40とLED50の出力が正常である場合の点灯制御回路1の動作について説明する(図2の「正常」状態参照)。
電流検出回路5では駆動電流Iが検出されるのでANDゲート17には電流検出回路5からの出力が行われない。また、第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されるのでANDゲート17には第1の電圧検出回路6からの出力も行われない。第2の電圧検出回路7では予め決められた所定の電圧値未満の電圧が検出されるのでNOTゲート19及び第4のスイッチ部9には第2の電圧検出回路7からの出力が行われない。従って、ANDゲート17からの出力は行われず、第1のスイッチ部3はオン状態が維持され、第2のスイッチ部4はオフ状態が維持され、第3のスイッチ部8はオン状態が維持され、第4のスイッチ部9はオフ状態が維持される。
次に、LED40とLED50の出力が異常である場合の点灯制御回路1の動作について各異常の状態ごとに分けて説明する。
LED40の出力異常の状態としては、アノード側(T1側)又はカソード側(T2側)の地絡による異常、オープンによる異常(T1、T2)並びにアノード−カソード間(T1−T2)の線間ショートによる異常が挙げられる。
また、LED50の出力異常の状態としては、アノード側(T3側)又はカソード側(T4側)の地絡による異常、オープンによる異常(T3、T4)並びにアノード−カソード間(T3−T4)の線間ショートによる異常が挙げられる。
LED40とLED50の間の出力異常の状態としては、LED40のアノードとLED50のアノードとの間(T1−T3)の線間ショートによる異常、LED40のアノードとLED50のカソードとの間(T1−T4)の線間ショートによる異常、LED40のカソードとLED50のアノードとの間(T2−T3)の線間ショートによる異常及びLED40のカソードとLED50のカソードとの間(T2−T4)の線間ショートによる異常が挙げられる。
LED40のアノード側(T1側)の地絡による異常の場合(図2の「地絡」状態の端子T1参照)には、LED40が消灯する。電流検出回路5では駆動電流Iが検出されないので電流検出回路5からANDゲート17に第1の異常検出信号S1が出力される。また、第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されないので第1の電圧検出回路6からANDゲート17に第2の異常検出信号S2が出力される。第2の電圧検出回路7では予め決められた所定の電圧値未満の電圧値が検出されるのでNOTゲート19及び第4のスイッチ部9には第2の電圧検出回路7からの出力は行われない。
ANDゲート17からはハイレベル信号が出力され第1のスイッチ部3はオフとなり、第2のスイッチ部4はオンとなる。第2の電圧検出回路7からの出力は行われないので第3のスイッチ部8はオンを維持し、第4のスイッチ部9はオフを維持する。スイッチングレギュレータ2からの駆動電流Iは第2のスイッチ部4を介してLED50に供給される。
従って、LED40が消灯してもLED50の点灯は維持される。所定の時間経過後に第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されるので第1の電圧検出回路6からの出力は行われなくなる(ハイレベル信号の出力からローレベル信号の出力に変わる)。
LED40のカソード側(T2側)の地絡による異常の場合(図2の「地絡」状態の端子T2参照)には、LED40は点灯維持しLED50が消灯する。電流検出回路5、第1の電圧検出回路6、第2の電圧検出回路7の動作は上記LED40のアノード側(T1側)の地絡による異常の場合と同じである。従って、スイッチングレギュレータ2からの駆動電流Iは第2のスイッチ部4を介してLED50に供給されLED50は点灯しLED40が消灯する。所定の時間経過後に第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されるので第1の電圧検出回路6からの出力は行われなくなる(ハイレベル信号の出力からローレベル信号の出力に変わる)。
尚、LED50のアノード側(T3側)の地絡による異常の場合(図2の「地絡」状態の端子T3参照)とカソード側(T4側)の地絡による異常の場合(図2の「地絡」状態の端子T4参照)には、第1のスイッチ部3、第2のスイッチ部4、第3のスイッチ部8及び第4のスイッチ部9の状態は変化しない。従って、LED40、50の点灯及び消灯の状態は変化しない。
次に、LED40、50のオープンによる異常について説明する。
LED40のオープンによる異常の場合(図2の「オープン」状態の端子T1、T2参照)には、LED40が消灯する。電流検出回路5では駆動電流Iが検出されないので電流検出回路5からANDゲート17に第1の異常検出信号S1が出力される。また、第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されないので第1の電圧検出回路6からANDゲート17に第2の異常検出信号S2が出力される。第2の電圧検出回路7では予め決められた所定の電圧値未満の電圧値が検出されるのでNOTゲート19及び第4のスイッチ部9には第2の電圧検出回路7からの出力は行われない。
ANDゲート17からはハイレベル信号が出力され第1のスイッチ部3はオフとなり、第2のスイッチ部4はオンとなる。第2の電圧検出回路7からの出力が行われないので第3のスイッチ部8はオンを維持し、第4のスイッチ部9はオフを維持する。スイッチングレギュレータ2からの駆動電流Iは第2のスイッチ部4を介してLED50に供給される。
従って、LED40が消灯してもLED50の点灯は維持される。所定の時間経過後に第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されるので第1の電圧検出回路6からの出力は行われなくなる(ハイレベル信号の出力からローレベル信号の出力に変わる)。
LED50のオープンによる異常の場合(図2の「オープン」状態の端子T3、T4参照)には、LED40は規定の光量よりも暗く点灯した後に規定の光量で点灯しLED50は消灯する。電流検出回路5では駆動電流Iが検出されるので電流検出回路5からの出力は行われない。また、第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されるので第1の電圧検出回路6からの出力は行われない。第2の電圧検出回路7では予め決められた所定の電圧値以上の電圧値が検出されるので第2の電圧検出回路7からNOTゲート19及び第4のスイッチ部9に第3の異常検出信号S3が出力される。
ANDゲート17からはローレベル信号が出力され第1のスイッチ部3はオンを維持し、第2のスイッチ部4がオフを維持する。第2の電圧検出回路7からは第3の異常検出信号S3が出力されるので第3のスイッチ部8はオフし、第4のスイッチ部9がオンする。スイッチングレギュレータ2からの駆動電流Iは第1のスイッチ部3を介してLED40に供給され、第4のスイッチ部9を通ってアース端子に流れる。
従って、LED40は規定の光量で点灯しLED50が消灯する。所定の時間経過後に第2の電圧検出回路7では予め決められた所定の電圧値未満の電圧値が検出されるので第2の電圧検出回路7からの出力は行われなくなる(ハイレベル信号の出力からローレベル信号の出力に変わる)。
次に、線間ショートによる異常について説明する。
LED40のアノードとLED50のカソードと間(T1−T4)の線間ショートによる異常の場合(図2の「線間ショート」状態のT1−T4参照)には、LED40が消灯する。電流検出回路5では駆動電流Iが検出されないので電流検出回路5からANDゲート17に第1の異常検出信号S1が出力される。また、第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されないので第1の電圧検出回路6からANDゲート17に第2の異常検出信号S2が出力される。第2の電圧検出回路7では予め決められた所定の電圧値未満の電圧値が検出されるのでNOTゲート19及び第4のスイッチ部9には第2の電圧検出回路7からの出力は行われない。
ANDゲート17からはハイレベル信号が出力され第1のスイッチ部3はオフとなり、第2のスイッチ部4はオンとなる。第2の電圧検出回路7からの出力が行われないので第3のスイッチ部8はオンを維持し、第4のスイッチ部9はオフを維持する。スイッチングレギュレータ2からの駆動電流Iは第2のスイッチ部4を介してLED50に供給される。
従って、LED40が消灯してもLED50の点灯は維持される。所定の時間経過後に第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されるので第1の電圧検出回路6からの出力は行われなくなる(ハイレベル信号の出力からローレベル信号の出力に変わる)。
LED40のカソードとLED50のカソードと間(T2−T4)の線間ショートによる異常の場合(図2の「線間ショート」状態の端子T2−T4参照)には、LED40は点灯維持しLED50が消灯する。電流検出回路5、第1の電圧検出回路6、第2の電圧検出回路7の動作は上記T1−T4の線間ショートによる異常の場合と同じである。
従って、スイッチングレギュレータ2からの駆動電流Iは第2のスイッチ部4を介してLED50に供給されLED50は点灯しLED40が消灯する。所定の時間経過後に第1の電圧検出回路6では中間電圧Vcが検出されるので第1の電圧検出回路6からの出力は行われなくなる(ハイレベル信号の出力からローレベル信号の出力に変わる)。
尚、T1−T2の線間ショートによる異常、T1−T3の線間ショートによる異常、T2−T3の線間ショートによる異常及びT3−T4の線間ショートによる異常の場合には、第1のスイッチ部3、第2のスイッチ部4、第3のスイッチ部8及び第4のスイッチ部9の状態は変化しない(図2の「線間ショート」状態の端子T1−T2、T1−T3、T2−T3、T3−T4参照)。
以上に記載した通り、点灯制御回路1にあっては、LED40又はLED50の出力異常(地絡による異常、オープンによる異常又は線間ショートによる異常)が生じた場合においても、出力異常が生じたLEDに駆動電流を供給せずに正常なLEDに対してのみ駆動電流を供給するようにした。従って、上記各異常が生じた場合でも正常であるLEDの点灯を維持することができるので車両の走行時における安全性の向上を図ることができる。
上記した実施の形態は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能なものである。
本発明の実施の形態に係る点灯制御回路の構成を示した図である。 本発明の実施の形態に係る点灯制御回路の動作を説明するための図である。
1…点灯制御回路、2…スイッチングレギュレータ、3…第1のスイッチ部、4…第2のスイッチ部、5…電流検出回路、6…第1の電圧検出回路、7…第2の電圧検出回路、8…第3のスイッチ部、9…第4のスイッチ部、17…ANDゲート、18…ダイオード

Claims (4)

  1. 第1の供給端及び第2の供給端を有し直列に接続された第1の光源部及び第2の光源部に対して前記第1の供給端から駆動電流を供給する電流供給手段と、
    前記第1の光源部に供給される駆動電流を検出し当該駆動電流に異常がある時に第1の異常検出信号を出力する電流検出手段と、
    前記第1の光源部に供給される前記駆動電流の逆流を防止する逆流防止手段と、
    前記第1の光源部と前記第2の光源部が接続される中間配線における電圧値である中間電圧を検出し、前記中間配線に対して前記第1の光源部側に異常がある時に第2の異常検出信号を出力し、前記中間配線に対して前記第2の光源部側に異常がある時に第3の異常検出信号を出力する電圧検出手段と、
    前記第1の供給端と前記第1の光源部との間に設けられた第1のスイッチ部と、
    前記第1の供給端と前記電圧検出手段の入力部との間に設けられた第2のスイッチ部と、
    前記第2のスイッチ部と前記第2の光源部との間に設けられた第3のスイッチ部と、
    前記電圧検出手段の入力部と前記第2の供給端との間に設けられた第4のスイッチ部と、
    前記第1のスイッチ部及び前記第2のスイッチ部のオンオフを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は前記第1の異常検出信号及び前記第2の異常検出信号を受けて前記第1のスイッチ部をオフすると共に前記第2のスイッチ部をオンするように制御し、
    前記第3のスイッチ部は前記第3の異常検出信号を受けてオフし、
    前記第4のスイッチ部は前記第3の異常検出信号を受けてオンする
    ことを特徴とする点灯制御回路。
  2. 前記第1の光源部及び前記第2の光源部は半導体光源であり、
    前記電流検出手段は前記第1の光源部に供給される駆動電流が検出されない場合に前記第1の異常検出信号を出力し、
    前記電圧検出手段は前記中間電圧が検出されない場合に前記第2の異常検出信号を出力し、前記中間電圧が予め決められた所定の電圧値以上である場合に前記第3の異常検出信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の点灯制御回路。
  3. 前記電流供給手段は、前記駆動電流を検出する電流検出部を有し、前記電流検出部において検出された駆動電流をフィードバックして前記駆動電流を一定にするように制御するスイッチングレギュレータである
    ことを特徴とする請求項1に記載の点灯制御回路。
  4. 請求項1、請求項2又は請求項3に記載の前記第1の光源部と前記第2の光源部と前記点灯制御回路を備えた
    ことを特徴とする車両用灯具システム。
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