JP2015074339A - 灯器、航灯、点灯監視装置およびその監視方法 - Google Patents

灯器、航灯、点灯監視装置およびその監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固体発光素子を有する光源部を備える灯器の異常を確実に検出できる灯器、特に航灯、それらの点灯監視装置および監視方法を提供すること。
【解決手段】灯器は、複数の光源部と、収容体と、監視手段とを具備する。複数の光源部は、固体発光素子をそれぞれ有する。収容体は、光源部を一体的に支持して収容する。監視手段は、複数の光源部のうち第1の光源部の電圧を検出し(ステップ102)、検出した電圧に基づき第1の光源部が異常であると判定した場合(ステップ103のNO)、第1の光源部とは異なる第2の光源部へ電力の供給を切り替える(ステップ105、106)。
【選択図】図16

Description

本発明は、航海あるいは航空関連の分野で使用される灯器、特に航走体に搭載される航灯、それらの点灯監視装置および監視方法に関する。
航海、航空の交通の安全を期すため、法律や規則により、船体や航空機体への灯器の取り付けが義務づけられており、例えば、その取り付け位置ごとの光の射光範囲、および出射光の色などが細かく定められている。近年では、光源として例えば発光ダイオードを用いた灯器が提案されており、発光ダイオードによる光度や配光等の技術に関する提案がなされている。
特許文献1に記載の船灯は、水平方向に円形または円弧状に配置された多数の発光ダイオードでなる光源と、この光源の上下に配置された、円盤状であって円錐形の一対の反射鏡とを備える。また、この船灯は、電源回路が収容された基部ユニットと、この基部ユニット上に設けられ上記光源および反射鏡が収容された胴部筒と、この胴部筒上に設けられた頂部ユニットとを有する。基部ユニットと頂部ユニットとの間には、円周方向における必要な角度範囲で、光源からの光を遮蔽する遮光板が設けられている(例えば、特許文献1の明細書段落[0018]、[0024]、図1参照)。
ところで、遠洋区域を航行する船舶等は、従来から常用灯および予備灯が一体となった二重式の灯器を使用する場合がある。例えば、白熱電球を用いた二重式の灯器の場合、灯器の外部であって灯器とは離れた位置に設置された制御盤等に電力の供給ラインが接続されている。制御盤は常用灯側に流れる電流を監視し、その電流が流れなくなった場合、常用灯側の白熱電球に異常があったと判断する。
特開2007−27052号公報
しかしながら、発光ダイオード等の固体発光素子を光源として用いる灯器の場合、固体発光素子に流れる電流が、白熱電球に流れる電流に比べ十分小さいため、従来までの制御盤では、固体発光素子に流れる電流を検出できないという問題がある。
本発明の目的は、固体発光素子を有する光源部を備える灯器の異常を確実に検出できる灯器、特に航灯、それらの点灯監視装置および監視方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る灯器は、複数の光源部と、収容体と、監視手段とを具備する。
前記複数の光源部は、固体発光素子をそれぞれ有する。
前記収容体は、前記複数の光源部を一体的に支持して収容する。
前記監視手段は、前記複数の光源部のうち第1の光源部の電圧を検出し、前記検出した電圧に基づき前記第1の光源部が異常であると判定した場合、前記第1の光源部とは異なる第2の光源部へ電力の供給を切り替える。
監視手段は、固体発光素子を有する複数の光源部のうち第1の光源部の電圧を検出するので、その第1の光源部の異常の発生を確実に検出することができ、その場合、電力供給を第2の光源部に切り替えることができる。
前記監視手段は、前記第1の光源部の電圧の閾値を記憶する記憶部と、前記閾値に基づき、前記第1の光源部の状態を判定する判定手段とを有してもよい。判定手段は閾値に基づいて、第1の光源部の異常の発生を確実に判定することができる。
前記判定手段は、前記第1の光源部の電圧の基準値からの変動と、前記閾値との比較に基づき、前記判定を行ってもよい。このように、基準値からの電圧の変動値を用いることにより、例えば固体発光素子の発光色(発光波長領域)による基準値の違い、あるいは個体差による基準値の違いがあったとしても、その違いに関わりなく判定処理を行うことができる。
前記監視手段は、前記光源部が正常であると判定した場合における前記検出した電圧を第1の電圧値として記憶し、その記憶後、前記第1の光源部の電圧である第2の電圧値を検出し、前記第1の電圧値および前記第2の電圧値に基づき、前記第1の光源部の状態を判定してもよい。
これにより、監視手段は、その正常値である第1の電圧に対する第2の電圧値に基づいて、第1の光源部が正常であるか否かを判定することができる。また、例えば灯器の電源を切って再度電源を投入した場合に、正常値である第1の電圧値を利用して、現在の第2の電圧値に基づく判定処理を行うことができる。
前記監視手段は、前記光源部が異常であると判定した場合における前記検出した電圧に代えて、その前に検出した正常時の電圧を現在の検出電圧としてもよい。これにより、監視手段は、常に正常な検出電圧を使用することができる。
前記灯器は、前記収容体内に収容され、前記監視手段の機能を持つ制御盤をさらに具備してもよい。灯器内に制御盤が設けられることにより、制御盤を含むコンパクトな灯器の構成を実現することができる。
本発明の一形態に係る点灯監視装置は、検出手段と、判定手段と、切替手段とを具備する。
前記検出手段は、灯器の収容体に一体的に支持されて収容され固体発光素子をそれぞれ有する複数の光源部のうち、第1の光源部の電圧を検出する。
前記判定手段は、前記検出した電圧に基づき、前記第1の光源部の状態を判定する。
前記切替手段は、前記第1の光源部が異常であると判定された場合、前記複数の光源部のうち、前記第1の光源部とは異なる第2の光源部へ電力の供給を切り替える。
本発明の一形態に係る点灯監視方法は、器の収容体に一体的に支持されて収容された、固体発光素子をそれぞれ有する複数の光源部のうち、第1の光源部の電圧を検出することを含む。
前記検出された電圧に基づき前記第1の光源部の状態が判定される。
前記第1の光源部が異常であると判定された場合、前記複数の光源部のうち、前記第1の光源部とは異なる第2の光源部へ電力の供給が切り替えられる。
本発明の一形態に係る航灯は、光源部と、収容体と、監視手段とを具備する。
前記光源部は、固体発光素子を有する。
前記収容体は、前記光源部を収容する。
前記監視手段は、前記光源部の電圧を検出し、前記検出した電圧に基づき前記光源部の状態を監視する。
この航灯の監視手段は、固体発光素子を有する複数の光源部のうち第1の光源部の電圧を検出するので、その第1の光源部の異常の発生を確実に検出することができる。
以上、本発明によれば、固体発光素子を有する光源部を備える灯器の異常を確実に検出できる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る灯器として単式の船灯の正面側を示す斜視図である。 図2は、図1に示す灯器の背面側を示す斜視図である。 図3は、図1に示す灯器の分解斜視図である。 図4は、図1に示す灯器の平面図である。 図5は、図4におけるA−A線における一部模式的な断面図である。 図6は、光源ユニットの分解斜視図である。 図7は、アウターカバーを示す斜視図である。 図8は、図7に示すアウターカバーの平面図である。 図9は、収容体のうちのベースカバーの下面側から見た平面図である。 図10は、ベースを上面側から見た平面図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係る二重式の灯器を示す斜視図である。 図12は、図11に示す二重式の灯器の背面側を示す斜視図である。 図13は、図11に示す灯器の分解斜視図である。 図14は、図11に示す灯器の断面図である。 図15は、点灯監視装置の電気的な構成を示すブロック図である。 図16は、点灯監視装置の主処理を示すフローチャートである。 図17は、図16に示した主処理を実行する前の、灯器に電源が投入されてからの処理を示すフローチャートである。 図18は、船体への船灯の配置例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
1.船灯の一般的説明
本発明の実施形態に係る灯器として、船体に設置される船灯について説明する。図18は、船体への船灯の配置例を示す。一般的に、船体1000は、船首灯1001、船尾灯1002、中央のマスト灯1003、また、右舷灯および左舷灯でなる舷灯1004を有する。これら各種の灯器による射光範囲は、船舶安全法に準拠したものとなっている。船舶の大きさに違いによって、船灯の設置数が異なり、例えば小さいサイズの船舶の場合、左右舷灯が一体となった1つの舷灯が用いられる場合もある。
具体的には、船首灯1001および中央マスト灯の射光範囲が、船首の方向を中心として225°と規定され、船尾灯1002の射光範囲が、船尾の方向を中心として135°と規定されている。また、舷灯1004の射光範囲が、船首方向からそれぞれ左方向および右方向へ112.5°と規定されている。
船灯には、常用灯のみの単式、常用灯および予備灯が一体となった二重式がある。遠洋区域を航行する船舶は、主に二重式の船灯が用いられる。以下では、まず単式の灯器について説明し、その後、二重式の灯器について説明する。
2.単式灯器の構成
1)灯器の全体構成
図1は、本発明の第1の実施形態に係る灯器として、単式の船灯の正面側を示す斜視図である。図2は、図1に示す灯器100の背面側を示す斜視図である。図3は、この灯器100の分解斜視図である。ここでは、右舷灯を例に挙げている。灯器100は、図1中、z方向を上下方向(縦方向)として主に使用される。また、以降の説明では、z方向を上下方向とし、xおよびy方向を水平面内の直交する2軸方向とする。
灯器100は、光源ユニット10(図3参照)と、この光源ユニット10を収容する収容体50と、収容体50に取り付けられ、灯器100からの射光範囲を画定するルーバ90と、収容体50の上下にそれぞれ接続された端部部材60とを備える。
収容体50は、例えば透光性を有するアウターカバー(カバー)20と、このアウターカバー20に装着されたベースカバー30とを有する。端部部材60は、例えばアウターカバー20の上部に装着されたリッド70と、ベースカバー30の下部に装着されたベース80と含む。ベース80は、主に灯器100を船体への取り付けるための部品である。なお、リッド70には取っ手71が設けられている。光源ユニット10、アウターカバー20、ベースカバー30、リッド70およびベース80の各部品は、概ね円筒形状を有して構成されている。
図4は、灯器100の平面図である。図5は、図4におけるA−A線における一部模式的な断面図である。図6は、光源ユニット10の分解斜視図である。
アウターカバー20の端部(図において下端)は開口され、また、ベースカバー30の、その一端に対面する一端(図において上端)は開口されている。アウターカバー20には、外方へ突設された突設部21(例えば図8参照)が設けられ、また、ベースカバー30にもその突設部21の形状に概ね対応する形状を有する突設部31が設けられている。これら突設部21および31には、複数、例えば6個のネジ穴21aおよび31aがそれぞれ形成されている。突設部21および31が当接してネジN1で締結されることにより、アウターカバー20およびベースカバー30が接続される。また、これらの突設部21および31の間には、図3および5シールリング59が介在されている。
なお、アウターカバー20の上部中央には開口22が形成され、その開口22を介して収容体50内の空気圧を調整する図示しない弁等が、この開口22上に設けられる。
図3に示すように、ルーバ90は、円筒体の一部をなし遮光性を有する本体部93と、本体部93から広がるように設けられた羽根部95とを有する。ルーバ90は、リッド70とアウターカバー20との間に挟持されるようにして取り付けられる。ルーバ90の灯器本体への取付に関する事項は、後に詳述する。
図4等に示すように、リッド70の上面には、灯器100の向きの基準となる基準マーク72が付されている。基準マーク72は、リッド70の成形時に一体で形成されることが好ましいが、そのような方法以外にも、リッド70の形成後に接着剤や超音波等の接着手段によってリッド70に接続されてもよい。例えば本実施形態では、基準マーク72を船首方向に向けるようにして、灯器100が船体のそれぞれの箇所に設置され得る。
2)光源ユニットの構成
図5および6に示すように、光源ユニット10は、光源としての固体発光素子であるLED(Light Emitting Diode)15と、LED15からの光を反射するリフレクタ12と、これらLED15およびリフレクタ12を一体的に支持する支持体としてのインナーカバー13とを備える。
例えば複数のLED15が、光源基板11上に実装されており、リフレクタ12の配置を中心としてその周りの円周上に等角度間隔で配置されている。各LED15は、例えば6個設けられており、それぞれ緑色光を発生する。灯器が左舷灯であれば、LED15は赤色光を発生し、その他の船灯であれば白色光を発生する。黄色光を発生する灯器もある。
以降では、説明の便宜上、複数のLED15が配列形状である円の中心を通り、鉛直軸(z軸)に平行な軸を「光源中心軸」という。
リフレクタ12は、光源基板11上に載置されて固定される平板状の固定部122と、固定部122の周囲に設けられた反射部124と、反射部124の周囲に設けられた取付フランジ126とを有する。
インナーカバー13は、例えば一体成形により構成された部品であり、透光性を有する樹脂材料で構成され、概略円筒形状を有している。インナーカバー13の内部は、図5に示すように、仕切板131によって光出射領域13Aおよび基板配置領域13Bの2つの領域に分割され、インナーカバー13の断面は、概略H形状を有する。図において上部側の領域である光出射領域13Aには、主に光源基板11およびリフレクタ12の反射部124が配置される。下部側の領域である基板配置領域13Bには、例えば2つの回路基板(後述する電源基板B1および制御基板B2)が配置されている。
インナーカバー13の光出射領域13Aの上端および基板配置領域13Bの下端は、それぞれ開口することにより、上部開口132および下部開口133がそれぞれ形成されている。上部開口132の周囲には上部フランジ134が設けられ、その上部フランジ134におけるz軸周りの所定の角度位置には複数の突起134aが設けられている。図6に示すように、これらの突起134aが取付フランジ126に設けられた穴126aに係合して、リフレクタ12の取付フランジ126の下面が、インナーカバー13の上部フランジ134の上面に載置される。
リフレクタ12の反射部124(の表面である反射面)のマクロ的な形状は、二次曲面(例えば放物面や楕円面)とされる。すなわち、図5で示す断面で見てその反射部124(反射面)の断面のマクロ的な形状は二次曲線を描く。
各LED15が、このような反射部124が有する二次曲線の焦点上に配置されるように、リフレクタ12および光源基板11が相対的に位置決めされている。具体的には、仕切板131上に設けられた固定台131aに光源基板11が位置決め、固定された上で、リフレクタ12の固定部122の下面を形成する平面部がその光源基板11上に載置される。そして、複数箇所、例えば3箇所P1(図6参照)のネジ止めにより、リフレクタ12および光源基板11が位置決めされる。
リフレクタ12の固定部122および光源基板11の固定手段として、ネジとは異なる機械的な係合手段、あるいは接着剤であってもよい。
このようにリフレクタ12と光源基板11との位置決めは、主に固定部122により行われ、上部フランジ134の突起134aと取付フランジ126の穴126aとの係合は、二次的あるいは補助的の位置決めとなる。
以上のようなLED15およびリフレクタ12の配置により、水平方向へ出射させる光量を増やすことができる。
一方、図6に示すように、リフレクタ12の反射部124は、ミクロ的な視点では、同心円状に設けられた複数の凸面124aを有する。これらの凸面124aは、光源基板11側に向けてそれぞれ凸に形成された面である。これらの凸面124aの径方向の幅は、光源中心軸に向かうにしたがい、小さくなる。
これにより、各凸面124aは、LED15からの光をそれぞれ拡散させるように反射することができるので、反射部124の全体で均一な光を出射することができる。すなわち、点光源であるLEDを用いた場合であっても、各凸面124aの集合である反射部124の全体で均一な光を出射することができる。
図5に示すように、インナーカバー13の基板配置領域13Bには、上述したように電源基板B1および制御基板B2が配置されている。具体的には、これらの回路基板は、仕切板131から突起するように形成された支持部により支持され、ネジ止めにより固定される。
電源基板B1は、LED15に電力を供給する。制御基板B2は、上記電源基板B1によるLED15の駆動を制御したり、LED15の動作を監視したりする。なお、電源基板B1と制御基板B2とがこのようにそれぞれ別個である必要はなく、1つの基板で構成されていてもよい。
インナーカバー13を構成する側壁は、光出射領域13Aを形成する壁部136と、基板配置領域13Bを形成する壁部137とを有する。基板配置領域13Bを形成する壁部137は、基板配置領域13Bの内部を見えにくく(あるいは見えなく)するために、複数面取り加工のように形成された面を有していてもよいし、あるいは、壁部137が有色であってもよい。
基板配置領域13Bを形成する壁部137の端部(図5において下端)には、z方向で見て多角形、例えば概略6角形に形成された下部フランジ135が設けられている。下部フランジ135の6角に設けられた穴135aのうち少なくとも3箇所はネジ穴となっている。ベースカバー30の底部には、図3に示すように、その3箇所のネジ穴に対応する位置に3個のネジ穴部39が設けられている。これにより、インナーカバー13がベースカバー30にネジ(図5参照)N2で固定される。これにより光源ユニット10がベースカバー30を含む収容体50に取り付けられる。
光源基板11、電源基板B1および制御基板B2は、ケーブル群16により接続されている。ベースカバー30の側周壁32の所定の箇所には、2つのハーネス58(図3および5参照)をそれぞれ接続するための2つの取付穴38が設けられている。電源基板B1等の外部接続用のケーブル群17が、これらのハーネス58を介して灯器100の外部に引き出される。
3)ルーバの取付
図7は、アウターカバー20を示す斜視図であり、図8はその平面図である。収容体50の一部を構成するアウターカバー20は、主に光源ユニット10からの光を外部に出射させる側周部23を有する。また、アウターカバー20は、上記したように側周部23から外方へ突設された突設部21を有する。突設部21は、ルーバ90が取り付けられる取付領域25を有する。
例えば取付領域25は、周溝26と、係止溝27とを含む。周溝26は、側周部23の外形に沿って360°全周にわたって設けられ、ルーバ90の本体部93が配置される溝である。係止溝27は、周溝26の周りの所定の角度位置でこの周溝26にそれぞれ接続されており、ルーバ90の羽根部95と係合する溝である。ルーバ90の羽根部95が複数の係止溝27のうち所定の2つの係止溝27に係合することにより、ルーバ90のz軸周りの動きがほぼ規制されて係止される。
なお、ルーバ90は、図1に示すように、係止溝27に係合可能な係合リブ94を有する。
リッド70にも、アウターカバー20と同様に、周溝76(図5参照)および係止溝77(図1、2参照)を含むルーバ90の取付領域75を有する。具体的には、リッド70は、下端の外周縁部に取付領域75を有している。図5におけるアウターカバー20およびリッド70のそれぞれ取付領域25では、その断面位置により周溝26、76のみが描かれ、係止溝27、77は描かれていない。
リッド70の各係止溝77の配置は、アウターカバー20の各係止溝27とそれぞれ同一の角度配置となっている。これにより、アウターカバー20の取付領域25とリッド70の取付領域75とがルーバ90を挟むようにして、ルーバ90が灯器本体に取り付けられる。このように、複数の係止溝77が所定の周方向の角度位置に設けられることにより、その角度位置に応じて、ルーバ90の取付角度を選択することができる。すなわち、1つの共通の構造を有するアウターカバー20により、船体への設置位置に応じた複数の機種の灯器の構成を実現できる。
4)収容体とベースの接続構造(第1の接続構造)
図9は、収容体50のうちのベースカバー30の下面側から見た平面図である。図10は、ベース80を上面側から見た平面図である。
ベースカバー30およびベース80は、以下のような接続構造(第1の接続構造)によって接続されている。図9に示すように、ベースカバー30に設けられた平板部34は、上記でも説明したように所定の位置に設けられた複数のネジ穴部36を有する。例えば4つのネジ穴部36が、ベースカバー30の中心位置(例えば光源中心軸に一致)を中心として点対称に配置されている。なお、収容体50のうちz方向で、ベースカバー30の平板部34が設けられる側は第1の側であり、アウターカバー20の平板部24が設けられる側が第2の側である。
一方、図10に示すように、ベース80も、それらのネジ穴部36と対応する位置に設けられた4つのネジ穴部86を有する。これらネジ穴部86は、ベース80の平板部84に形成されている。図3に示すように、これら4つのネジ穴部36、86にてボルトN3(図5参照)が締められることにより、収容体50とベース80とが接続、固定される。
このような第1の接続構造は、後述する第2の実施形態に係る灯器200のように、2つの収容体、具体的には2つのベースカバー30同士を接続することができる。
5)収容体とリッドの接続構造(第2の接続構造およびこれと共通の第3の接続構造)
収容体50およびリッド70は、以下のような接続構造(第2の接続構造)によって接続されている。図4に示すように、リッド70は、所定の位置に設けられた複数のネジ穴部79を有する。例えば4つのネジ穴部79が、リッド70の中心位置(例えば光源中心軸に一致)を中心として点対称に配置されている。
一方、図8に示すように、アウターカバー20の平板部24もそれらネジ穴部79と対応する位置に設けられた4つのネジ穴部29を有する。図3に示すように、これら4つのネジ穴部79、29にてボルトが締められることにより、収容体50とベース80とが接続、固定される。
また、ベース80の平板部84には、各ネジ穴部86の配置より径方向の外側に、4つのネジ穴部89を有する第3の接続構造が設けられている。これらのネジ穴部89は、図7に示すアウターカバー20のネジ穴部29(およびリッド70のネジ穴部79)の配置に一致する。すなわち、上記第3の接続構造は、第2の接続構造と共通の構造を有する。
このように、第2の接続構造と共通の構造を有する第3の接続構造により、次の第2の実施形態で説明するように、単式の灯器100と共通の部品を用いて、二重式の灯器200の構成を実現することができる。
3.第2の実施形態
図11は、本発明の第2の実施形態に係る灯器を示す断面図である。これ以降の説明では、上記第1の実施形態に係る灯器が含む部材や機能等について同様のものは説明を簡略化または省略し、異なる点を中心に説明する。
1)灯器の全体構成
図12は、図11に示す二重式の灯器200の背面側を示す斜視図である。図13は、この灯器200の分解斜視図である。図14は、この灯器200の断面図である。本実施形態に係る二重式の灯器200として、右舷灯を例に挙げている。
二重式の灯器200は、第1の収容体50Aと、第1の収容体50Aの下部に接続された第2の収容体50Bとを備える。またこの灯器200は、第1の収容体50Aの上部の接続された端部部材の1つとしてのリッド70と、第2の収容体50Bの下部に接続された端部部材の1つとしてのベース80と、それら収容体50A、50Bにそれぞれ取り付けられたルーバ90とを備える。
第1の収容体50Aおよび第2の収容体50Bは、上下方向で(x−y平面に対して)対称な姿勢で配置されている。第1の収容体50Aは、上記第1の実施形態と同様の構成を有する収容体であり、アウターカバー20およびベースカバー30を含む。第2の収容体50Bもこれとほぼ同様な構成を有し、アウターカバー20およびベースカバー30を含むが、第1の収容体50Aのベースカバー30に2つのハーネス58が設けられない点で、第1の収容体50Aと異なる。第2の収容体50Bには、2つのハーネスが取り付けられる取付穴が設けられていない。
第1の収容体50Aおよび第2の収容体50Bは、上記第1の実施形態に係るものと同様の複数のLEDを備える光源ユニット10をそれぞれ収容している。
第1の収容体50Aおよび第2の収容体50Bのそれぞれのベースカバー30の平板部34には、図12に示したものと同じ第1の接続構造が設けられている。すなわち、ベースカバー30の下面同士が、図13に示すように、上述した4箇所のネジ穴部36の位置でボルト締めされることにより、ベースカバー30同士が連結される。この場合、第1の接続構造は、連結構造として機能する。
なお、2つのベースカバー30の間には、シート状のシール材57(図13参照)が介在されている。
一方、リッド70およびアウターカバー20を接続する第2の接続構造は、第1の実施形態で説明したベース80に設けられた第3の接続構造と共通の構造となっている。すなわち、ベース80の4つのネジ穴部89の配置が、リッド70の4つのネジ穴部79(アウターカバー20の4つのネジ穴部29)と同じ配置となっている。このような接続構造により、図11〜13に示すように、第2の収容体50Bのアウターカバー20がベース80に接続可能となる。
上部に設けられたルーバ90の取付構造は、上記第1の実施形態で説明した単式の灯器100のルーバ90の取付構造と同じである。
下部に設けられたルーバ90は、第2の収容体50Bのアウターカバー20とベース80とにより挟持されることにより取り付けられる。ベース80にも、上記取付領域25等と同様に、その外周部に取付領域85を有する。具体的には、取付領域85は、ベース80の平板部84とアウターカバー20が接続された状態で、周状突起部82とアウターカバー20の側周部23との間に形成される溝状の領域88を含み、また、係止溝87を含む。溝状の領域88にルーバ90のの本体部93が配置され、各係止溝87のうちの2箇所に羽根部95が係止される。
2)点灯監視装置
a)点灯監視装置の構成
次に、本発明の一実施形態に係る点灯監視装置について説明する。図15は、この点灯監視装置の電気的な構成を示すブロック図である。
点灯監視装置150は、電源部151、制御部155および駆動部156を備えている。主灯11Aは、例えば上側の第1の収容体50Aに収容された光源部(例えばLED15を搭載した光源基板11である第1の光源部)である。予備灯11Bは、例えば下側の第2の収容体50Aに収容された光源部(第2の光源部)である。これらは互いに逆でもよい。
電源部151は、外部からの電力を制御して直流電圧を発生し、これを駆動部156および制御部155に出力する。
制御部155は、A/Dコンバータ152、CPU(Central Processing Unit)153および記憶部154を有する。記憶部154は、典型的には揮発性メモリ、不揮発性メモリ等で構成される。
A/Dコンバータ152には、すなわち両光源部のうち少なくとも主灯11Aの電圧(例えばLED15の動作電圧である順方向電圧)が入力され、これがデジタル変換される。具体的には、A/Dコンバータ152は、両光源部である主灯11Aおよび予備灯11Bの電圧を取得するようになっている。この場合、A/Dコンバータ152(および図示しない電圧検出用の抵抗等)は、電圧の検出手段として機能する。
なお、本実施形態では、光源基板11上では6個のLED15が直列に接続されており、これら6個のLED15のトータルの電圧が検出され、A/Dコンバータ152はそのトータルの電圧を取得する。
駆動部156は、CPU153からの制御信号にしたがい、主灯11Aおよび予備灯11Bを駆動する。本実施形態では、後述するように、所定の条件下で主灯11Aから予備灯11Bへの電力供給の切り替えが行われる。
第2の収容体50B内に収容された光源ユニット10の光源基板11に接続されたケーブル群19は、両ベースカバー30の平板部34に設けられた中央穴34aを介して電源基板B1に接続される。
電源部151は、主に電源基板B1に搭載された機能である。制御部155および駆動部156は、主に制御基板B2に搭載された機能である。この場合、制御基板B2は制御盤として機能する。例えば駆動部156は電源基板B1に搭載されてもよく、ハードウェアの態様は限定されない。このように、灯器200の収容体内に制御基板B2が設けられることにより、制御基板B2を含むコンパクトな灯器の構成を実現することができる。
b)点灯監視装置の動作
この点灯監視装置150では、CPU153は基本的に、検出した主灯11Aの電圧に基づき、主灯11Aの状態である正常/異常を判定し(判定手段)、異常であると判定した場合、予備灯11Bへ電力の供給を切り替える処理を実行する。この場合、制御部155は監視手段として機能する。
図16は、点灯監視装置150の主処理を示すフローチャートである。ステップ101では、CPU153は、後述する図17に示す処理で検出した主灯11Aの正常な電圧Vf_dayを基準電圧値(基準値)Vfregとする。このステップ101の意味については後述する。基準値Vfregは、例えばLEDの順方向電圧である。
CPU153は、A/Dコンバータ152から主灯11Aの電圧Vfを取得する(ステップ102)。CPU153は、基準値Vfregと検出された電圧Vfとの差|Vfreg−Vf|が、予め記憶部154に記憶された閾値βより小さいか否かを判定する(ステップ103)。すなわちCPU153は、主灯11Aの電圧Vfの、基準値Vfregからの変動を監視する。その変動値が閾値βより小さい場合、主灯11Aは正常な状態にあるとして、処理はステップ101に戻る。
例えば6個のLED15のトータル電圧が、約20(V)であるとすると、閾値βは約2(V)に設定され得る。
CPU153は、その変動値が閾値β以上となった場合、主灯11Aに異常が発生したと判定し、例えば異常信号を出力する(ステップ104)。この場合、主灯11Aの電圧が高すぎるので、オープン故障が発生していると推測することができる。
そうするとCPU153は、主灯11Aの駆動を停止し(ステップ105)、予備灯11Bの駆動を開始する(ステップ106)。つまり、CPU153は、主灯11Aへの電力供給を停止し、予備灯11Bへの電力供給に切り替える。この場合、CPU153や駆動部156は切替手段として機能する。
このように本実施形態に係る点灯監視装置150は、従来のように白熱電球に流れる電流を検出するのではなく、固体発光素子を有する光源部の電圧Vfを検出するので、その光源部の異常の発生を確実に検出することができる。
図17は、図16に示した主処理を実行する前の、例えば灯器200(すなわち主灯11A)に電源が投入されてからの処理を示すフローチャートである。
例えば、CPU153は、灯器200の主灯11Aへの電源が切断される直前、すなわち電源が投入される前に記憶された電圧Vfを、前回の電圧Vf_dayとして読み込み、これを記憶部154に記憶する(ステップ201)。CPU153は、電源投入後に初めて検出された主灯11Aの電圧Vfを、A/Dコンバータ152から取得する(ステップ202)。
CPU153は、前回の電圧Vf_dayと電圧Vfとの差|Vf_day−Vf|が、予め記憶部154に記憶された閾値αより小さいか否かを判定する(ステップ203)。
CPU153は、差|Vf_day−Vf|が閾値αより小さい場合、主灯11Aが正常な状態にあると判定して、前回の電圧Vf_day(第1の電圧値)を上書き保存する(ステップ204)。一方、差|Vf_day−Vf|が閾値α以上である場合、CPU153は、主灯11Aに異常が発生したと判定し、その異常時の電圧に代えて、正常時の電圧である前回のVf_dayを現在の検出電圧とする。
そして、CPU153は図16で説明した主処理を開始し、記憶されたVf_dayを基準値Vfregとする(ステップ101)。
船灯の場合、基本的には視界良好な日中では消灯し、夜間に点灯するというサイクルがあるので、灯器の電源のON/OFFはそのサイクルで繰り返される。この場合に、図17に示した処理が実行されることにより、CPU153は、前回に正常値として記憶された電圧Vf_dayに対する主処理の検出電圧値Vfに基づいて、主灯11Aの状態を判定することができる。
また、本実施形態では、ステップ204にて、主灯11Aが異常な状態にあると判定された場合、前回の正常時の電圧Vf_dayが現在の電圧として扱われるので、CPU153は常に新しい検出電圧値を利用することができる。
本実施形態に係る点灯監視装置150は、例えばステップ103や203のように、基準値Vfregからの電圧の変動値を用いている。したがって、LEDの発光色(発光波長領域)による基準値の違い、あるいはLEDの個体差による基準値の違いがあったとしても、その違いに関わりなく判定処理を行うことができる。
本実施形態に係る光源ユニット10のインナーカバー13の内部は、光出射領域13Aおよび基板配置領域13B(図5参照)に分割され、当該基板配置領域13Bに光源基板11以外の基板類が配置される。したがって、図14に示す灯器200において、上下のインナーカバー13の基板配置領域13B同士を隣接させて配置させることができる。つまり、2つの基板配置領域13Bが隣接して、中央穴34aを介して1つの空間領域を作ることができる。その結果、それらの基板配置領域13B内において、ケーブル類の配線設計が容易となる。また、これにより灯器200の組み立ても容易になる。
4.他の実施形態
本発明は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
上記実施形態に係る点灯監視装置は、2つの光源部を有する第2の実施形態に係る二重式の灯器200に適用された。しかし、上記第1の実施形態のように1つの光源部(光源基板11)を有する単式の灯器100にも、上記点灯監視装置の基本的なシステムを適用可能である(ただし、その単式灯器が、船灯や航空機灯の航灯である場合)。
この場合、点灯監視装置は、例えば図16に示したステップ101〜104、あるいはステップ104〜105のような方法で光源部の状態を監視すればよい。また、この場合点灯監視装置は、図17に示す処理も実行可能である。
図16のステップ103では、変動値|Vfreg−Vf|が閾値β以上である場合に、異常が発生しているとした。しかしCPU153は変動値を監視するのではなく、主灯11Aの検出電圧Vfが閾値γ(=閾値β+基準値Vfreg)以上である場合に、主灯11Aに異常が発生したと判定してもよい。
あるいは、CPU153は、変動値を監視するのではなく、主灯11Aの検出電圧Vfが閾値δより小さい場合に、主灯11Aに例えばショート故障による異常が発生したと判定してもよい。
上記実施形態に係る光源基板11は、複数のLED15を搭載したものであったが、1つのLEDを搭載したものであってもよい。
上記各実施形態に係る灯器は、1つまたは2つの光源部を有していたが、3つ以上の光源部を有する灯器も実現可能である。この場合、順次切り替えればよい。
光源ユニットを覆う収容体や、収容体に接続される端部部材の形状、構造および機能は、上記各実施形態に限られず、どのような形態でもよく、公知の形態でもよい。
上記各実施形態では、ベースカバー30に接続されたハーネス58は2つであったが、1つであってもよい。上記第2の実施形態に係る二重式の灯器200において、2つのベースカバー30の両方に、ハーネス58およびこれを取り付ける取付穴38が設けられていてもよい。
上記では、灯器を船灯として説明したが、航空機体に取り付けられる灯器、あるいは、標識灯としても利用可能である。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。
B1…電源基板
B2…制御基板
10…光源ユニット
11A…主灯
11B…予備灯
15…LED
50…収容体
50A…第1の収容体
50B…第2の収容体
100、200…灯器
150…点灯監視装置
155…制御部
156…駆動部

Claims (9)

  1. 固体発光素子をそれぞれ有する複数の光源部と、
    前記複数の光源部を一体的に支持して収容する収容体と、
    前記複数の光源部のうち第1の光源部の電圧を検出し、前記検出した電圧に基づき前記第1の光源部が異常であると判定した場合、前記第1の光源部とは異なる第2の光源部へ電力の供給を切り替える監視手段と
    を具備する灯器。
  2. 請求項1に記載の灯器であって、
    前記監視手段は、
    前記第1の光源部の電圧の閾値を記憶する記憶部と、
    前記閾値に基づき、前記第1の光源部の状態を判定する判定手段とを有する
    灯器。
  3. 請求項2に記載の灯器であって、
    前記判定手段は、前記第1の光源部の電圧の基準値からの変動と、前記閾値との比較に基づき、前記判定を行う
    灯器。
  4. 請求項2または3に記載の灯器であって、
    前記監視手段は、前記光源部が正常であると判定した場合における前記検出した電圧を第1の電圧値として記憶し、その記憶後、前記第1の光源部の電圧である第2の電圧値を検出し、前記第1の電圧値および前記第2の電圧値に基づき、前記第1の光源部の状態を判定する
    灯器。
  5. 請求項4に記載の灯器であって、
    前記監視手段は、前記光源部が異常であると判定した場合における前記検出した電圧に代えて、その前に検出した正常時の電圧を現在の検出電圧とする
    灯器。
  6. 請求項1から5のうちいずれか1項に記載の灯器であって、
    前記収容体内に収容され、前記監視手段の機能を持つ制御盤をさらに具備する
    灯器。
  7. 灯器の収容体に一体的に支持されて収容され固体発光素子をそれぞれ有する複数の光源部のうち、第1の光源部の電圧を検出する検出手段と、
    前記検出した電圧に基づき、前記第1の光源部の状態を判定する判定手段と、
    前記第1の光源部が異常であると判定された場合、前記複数の光源部のうち、前記第1の光源部とは異なる第2の光源部へ電力の供給を切り替える切替手段と
    点灯監視装置。
  8. 灯器の収容体に一体的に支持されて収容された、固体発光素子をそれぞれ有する複数の光源部のうち、第1の光源部の電圧を検出し、
    前記検出された電圧に基づき前記第1の光源部の状態を判定し、
    前記第1の光源部が異常であると判定された場合、前記複数の光源部のうち、前記第1の光源部とは異なる第2の光源部へ電力の供給を切り替える
    点灯監視方法。
  9. 固体発光素子を有する光源部と、
    前記光源部を収容する収容体と、
    前記光源部の電圧を検出し、前記検出した電圧に基づき前記光源部の状態を監視する監視手段と
    を具備する航灯。
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