JP2009146714A - 防災照明用点灯装置及び防災照明装置 - Google Patents

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Kimihito Sato
公仁 佐藤
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浩司 高橋
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学 三浦
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昌俊 熊谷
Shinji Nogi
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Abstract

【課題】 常用電源が正常時である常時と点検時に光源の異常検知を行い非常時には複雑な制御を伴わず光源を確実に点灯できるようにした防災照明用点灯装置及び防災照明装置を提供する。
【解決手段】 交流電源1の交流電力よりスイッチング素子6のオンオフ制御によりフライバックトランス5を介して生成された直流電力を常時光源点灯回路10を介してLED111〜115からなる光源に供給し、これらLED111〜115を点灯させ、また、フライバックトランス5を介して生成された直流電力により充電されるバッテリ16を有し、交流電源1の停電などの異常の際に、バッテリ16により非常時光源点灯回路17を介してLED111〜115を点灯させるようにしたもので、常用電源が正常時である常時と点検時に光源異常検出手段244によりLED111〜115の異常検出を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、停電などの非常時に避難路の安全を確保する防災照明用点灯装置及び防災照明装置に関するものである。
例えばホテルなどの宿泊施設には、停電などの非常の際に、客の避難路の安全を確保するため防災照明装置である誘導灯が各所に設けられている。このような誘導灯は、補助電源としてバッテリーが内蔵され、常時は商用電源により光源を点灯し、停電などの非常の際は、電源をバッテリーに切換えて光源を点灯するようにしている。
特許文献1には、バッテリーを補助電源として設けた誘導灯点灯装置が開示されている。この点灯装置は、光源に異常が発生したとき、非常時においても異常の発生していない光源を点灯させるようにしたものである。
特開2006−286339号公報
ところが、このような特許文献1は、光源の異常を常時と非常時とに検出するものであり、特に非常時に光源異常発を検出して制御するものであるため、非常時において特別な機能を設ける必要がある。これは非常時の制御が複雑化するとともに、誤動作が生じる要因にもなる虞があり、防災照明の信頼性を低下させてしまう可能性がある。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、非常時には光源を確実に点灯でき、しかも、回路構成が簡単で安価にできる防災照明用点灯装置及び防災照明装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、交流電源から供給される交流電力により光源を点灯させる常時光源点灯手段と;前記交流電源から供給される交流電力により充電される補助電源を有し、前記交流電源の異常時又は前記補助電源の状態を点検する点検時に前記補助電源からの電力供給によりにより前記光源を点灯させる非常時光源点灯手段と;常時及び点検時に前記光源の異常を検出する光源異常検出手段と;を具備したことを特徴としている。
また、交流電源の異常を検出する電源異常検出手段と、該異常検出手段での異常検出により前記光源の点灯を常時光源点灯手段から非常時光源点灯手段に切換える切換制御手段と、をさらに有している。
前記光源は、複数直列接続された発光ダイオードからなることを特徴としている。
非常時光源点灯手段は、前記複数の発光ダイオードのいずれかに短絡破壊が発生しても、該短絡破壊した以外の正常発光ダイオードを点灯させる。
光源異常検出手段は、複数の発光ダイオードのうち1個以上の発光ダイオード間の出力と予め設定された閾値との比較結果から光源異常を検出する。
本発明によれば、常用電源が正常である常時と点検時のみ光源の異常検知を行うようにし、非常時にも複雑な制御を伴わず、光源を確実に点灯するようにしているため、信頼性が向上する防災照明用点灯装置及び防災照明装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の防災照明用点灯装置として誘導灯点灯装置が適用される誘導灯(防災照明装置)の概略構成を示している。
図1において、101は機器本体としての誘導灯本体で、この誘導灯本体101は、筒状をしたもので、天井102に埋設されている。この誘導灯本体101には、後述する誘導灯点灯装置が収容される。誘導灯本体101には、表示パネル103が天井102面から下方に向けて突設されている。この表示パネル103の表面には、例えば非常口を表す図形化された標識104が付されている。表示パネル103内部には、光源として後述する発光ダイオード(以下、LEDと称する。)111〜115が収容され、これらLED111〜115の点灯により標識104を照明するようにしている。また、表示パネル103には表示部27が設けられている。この表示部27については後述する。
図2は、このように構成された誘導灯の誘導灯本体101に組み込まれる本発明の誘導灯点灯装置の概略構成を示している。
図2において、1は交流電源で、この交流電源1は、不図示の商用電源からなっている。この交流電源1には、トランス2を介して全波整流回路3の入力端子が接続されている。この全波整流回路3は、交流電源1からの交流電力を全波整流した出力を発生する。
全波整流回路3の正負極の出力端子の間には、電源監視回路4が接続され、また、この電源監視回路4と並列にフライバックトランス5の1次巻線51及びスイッチング手段としてのスイッチング素子6の直列回路が接続されている。
電源監視回路4は、交流電源1の異常を監視するもので、例えば交流電源1の電圧が停電などで低下すると、異常を判断し検出信号を出力する。スイッチング素子6には、FET、ハイポーラトランジスタ、IPDなどのスイッチングトランジスタが用いられる。スイッチング素子6には、スイッチ制御部7が接続されている。スイッチ制御部7は、スイッチング素子6のオンオフを制御する。
フライバックトランス5は、1次巻線51の他に、2次巻線52及び3次巻線53を有するものである。このフライバックトランス5の2次巻線52には、図示極性のダイオード81と平滑コンデンサ82からなる整流平滑回路8が接続され、また、3次巻線53には、図示極性のダイオード91と平滑コンデンサ92からなる整流平滑回路9が接続されている。
整流平滑回路9には、常時光源点灯回路10を介して、光源としての複数個(図示例では5個)直列に接続されたLED111〜115、第1のスイッチ手段としての第1のトランジスタ12、抵抗13の直列回路が接続されている。また、常時光源点灯回路10には、フィードバック回路14を介して前記スイッチ制御部7が接続されている。常時光源点灯回路10は、抵抗13両端の電圧を検出して、この検出信号をフィードバック回路14を介して前記スイッチ制御部7にフィードバックする。スイッチ制御部7は、このフィードバックされる検出信号により前記抵抗13両端の電圧がある一定電圧になるように、つまり整流平滑回路9よりLED111〜115に流れる電流が一定になるようにスイッチング素子6のオンオフを制御する。
整流平滑回路8には、補助電源として充電回路15を介して充電可能なバッテリ16が接続されている。充電回路15は、整流平滑回路8の直流出力によりバッテリ16を充電する。バッテリ16は、直流電力を蓄電できるものである。
バッテリ16には、非常時光源点灯回路17を介して前記複数個直列に接続されたLED111〜115と、第2のスイッチ手段としての第2のトランジスタ18、抵抗19の直列回路が接続されている。
非常時光源点灯回路17は、抵抗19両端の電圧を検出し、この検出信号により抵抗19両端の電圧がある一定電圧になるように、つまりバッテリ16よりLED111〜115に流れる電流が一定になるように制御する。この場合、LED111〜115に流れる電流は、常用時にLED111〜115に流れる電流より小さく設定して、これらLED111〜115の点灯による輝度を常用時に比べ低減させている。
LED111〜115、第1のトランジスタ12、抵抗13の直列回路(LED111〜115、第2のトランジスタ18、抵抗19の直列回路)には、並列に光源異常検出手段を構成する抵抗20と抵抗21の直列回路が接続され、LED113〜115、第1のトランジスタ12、抵抗13の直列回路(LED113〜115、第2のトランジスタ18、抵抗19の直列回路)には、並列に他の光源異常検出手段を構成する抵抗22と抵抗23の直列回路がそれぞれ接続されている。
抵抗20及び抵抗21の直列回路は、LED111〜112のいずれかで生じた短絡破壊などの異常を検出するもので、これら抵抗20、21の接続点の出力(電圧)Aを制御部24に入力する。また、抵抗22及び抵抗23の直列回路は、LED113〜115のいずれかで生じた短絡破壊などの異常を検出するもので、これら抵抗22、23の接続点の出力(電圧)Bを制御部24に入力する。
制御部24は、マイクロコンピュータなどからなるもので、上述した抵抗20、21の接続点、抵抗22、23の接続点、電源監視回路4、抵抗25を介して前記第1のトランジスタ12のベース、抵抗26を介して前記第2のトランジスタ18のベースがそれぞれ接続され、さらに表示部27が接続されている。表示部27は、LED111〜115のいずれかに短絡破壊などの異常が発生した場合、この旨を表示する。
制御部24は、電源異常検出手段241、切換え制御手段242、閾値設定手段243、光源異常検出手段244を有している。電源異常検出手段241は、電源監視回路4からの検出信号により交流電源1の異常として、例えば停電を検出する。切換え制御手段242は、電源異常検出手段241が停電でない常用時を判定すると、第1のトランジスタ12をオン制御し、また、電源異常検出手段241が停電、つまり非常時を判定すると、第2のトランジスタ18をオン制御する。閾値設定手段243は、LED111〜112のいずれかにも短絡破壊が発生していない状態での抵抗20と抵抗21の接続点の出力(電圧)A、LED113〜115のいずれにも短絡破壊が発生していない状態での抵抗22と抵抗23の接続点の出力(電圧)Bとしたとき、LED111〜112に対する閾値T1を(A−B)に設定し、LED113〜115に対する閾値T2をBに設定している。ここで、T1、T2のような閾値の取り方をしているのは、制御部24として用いられるマイクロコンピュータと図示G点とが共通のグランドラインになっているためで、これにより閾値T1をA−Bとすることができ、複雑な回路構成とならずに異常検出が可能となる。光源異常検出手段244は、不図示の入力操作部より装置点検の指示が出力されると、閾値設定手段243に予め用意された閾値T1と抵抗20、21の接続点の出力(電圧)A、閾値T2と抵抗22、23の接続点の出力(電圧)Bをそれぞれ比較し、これらの比較結果からLED111〜112及びLED113〜115の短絡破壊などの異常を検出する。この場合、LED111〜112のいずれかに短絡破壊などの異常が発生していると、この短絡破壊したLEDの分だけ抵抗20、21の接続点の出力(電圧)Aが低下し閾値T1を下回ることにより異常を検出する。同様に、LED113〜115のいずれかに短絡破壊などの異常が発生していると、この短絡破壊したLEDの分だけ抵抗22、23の接続点の出力(電圧)Bが低下して閾値T2を下回ることにより異常を検出する。また、光源異常検出手段244は、LED111〜115のいずれかに異常を検出すると、表示部27にその旨を表示させる。
次に、このように構成した実施の形態の作用を説明する。
いま、交流電源1が正常で、電源監視回路4より停電等の検出信号が出力されない場合、制御部24の電源異常検出手段241は、停電でない「常時」を検出する。これにより、切換え制御手段242は、抵抗25を介して第1のトランジスタ12をオン制御する。
この状態で、スイッチ制御部7によりスイッチング素子6がオンオフ制御されると、スイッチング電流がフライバックトランス5の1次巻線51に流れ、スイッチング素子6のオンでフライバックトランス5の1次巻線51にエネルギーが蓄積され、スイッチング素子6のオフで、1次巻線51に蓄積したエネルギーが2次巻線52、3次巻線53を通して放出される。このうち3次巻線53からのエネルギー放電は、整流平滑回路9より直流電力として発生し、この直流電力は常時光源点灯回路10を介してLED111〜115に供給される。これにより、これらLED111〜115は点灯される。
この場合、常時光源点灯回路10は、LED111〜115に直列に接続された抵抗13両端の電圧を検出し、この検出信号をフィードバック回路14を介してスイッチ制御部7にフィードバックする。スイッチ制御部7は、フィードバックされた検出信号により抵抗13両端の電圧がある一定電圧になるようにスイッチング素子6のオンオフを制御し、整流平滑回路9よりLED111〜115に流れる電流を一定に制御する。
また、3次巻線53からのエネルギー放電により、整流平滑回路8からも直流電力が発生し、この直流電力が充電回路15に供給され、この状態で、充電回路15によりバッテリ16が充電される。
この状態から、LED111〜115のいずれかに短絡破壊などの異常が発生した場合、例えば、LED111に短絡破壊が発生すると、この短絡破壊したLED111を通してLED112〜115に整流平滑回路8からの直流電力が供給される。この場合も、常時光源点灯回路10は、抵抗13両端の電圧を検出し、この検出信号をフィードバック回路14を介してスイッチ制御部7にフィードバックし、スイッチ制御部7により抵抗13両端の電圧がある一定電圧になるようにスイッチング素子6のオンオフを制御し、整流平滑回路9よりLED112〜115に流れる電流が一定になるようにしている。これにより、正常なLED112〜115には、短絡破壊が発生する前と同じ電流が供給され、異常発生前と同様に点灯される。
次に、停電などにより交流電源1の電圧を低下し、電源監視回路4より停電検出信号が出力されると、制御部24の電源異常検出手段241は、停電の「非常時」を検出する。これにより、切換え制御手段242は、今度は、抵抗26を介して第2のトランジスタ18をオン制御する。
この場合、バッテリ16が放電を開始し、このバッテリ16からの直流電力が非常時光源点灯回路17を介してLED111〜115に供給される。これにより、これらLED111〜115は続けて点灯される。
また、非常時光源点灯回路17は、LED111〜115に直列に接続された抵抗19両端の電圧を検出し、この検出信号により抵抗19両端の電圧がある一定電圧になるように、つまりバッテリ16よりLED111〜115に流れる電流が一定になるように制御する。この場合、LED111〜115に流れる電流は、常用時にLED111〜115に流れる電流より小さく設定されており、この電流により点灯されるLED111〜115の輝度を常用時に比べ低減させている。
この状態から、LED111〜115のいずれかに短絡破壊などの異常が発生した場合、例えばLED111に短絡破壊が発生すると、この短絡破壊したLED111を通してLED112〜115にバッテリ16からの直流電力が供給される。この場合も、非常時光源点灯回路17は、抵抗19両端の電圧を検出し、この検出信号により抵抗19両端の電圧がある一定電圧になるように制御し、バッテリ16よりLED112〜115に流れる電流が常に一定になるようにしている。これにより、正常なLED112〜115には、短絡破壊が発生する前と同じ電流が供給され、異常発生前と同様に点灯される。
次に、不図示の入力操作部より装置点検の指示が入力されると、光源異常検出手段244は、閾値設定手段243に予め用意された閾値T1と抵抗20、21の接続点の出力(電圧)A、閾値T2と抵抗22、23の接続点の出力(電圧)Bをそれぞれ比較する。
この場合、閾値T1と抵抗20、21の接続点の出力(電圧)が等しく、閾値T2と抵抗22、23の接続点の出力(電圧)が等しければ、LED111〜115のいずれにも異常のないことが検出される。
一方、LED111〜112のいずれかに短絡破壊などの異常が発生した場合、例えば、LED111に短絡破壊が発生すると、この短絡破壊したLED111の端子電圧はゼロとなり、抵抗20、21の接続点の出力(電圧)Aが低下する。これにより、抵抗20、21の接続点の出力(電圧)は、閾値T1を下回ることになり、光源異常検出手段244は、光源異常を検出する。同様に、LED113〜115のいずれかに短絡破壊などの異常が発生した場合、例えば、LED113に短絡破壊が発生すると、この短絡破壊したLED113の端子電圧はゼロとなり、抵抗22、23の接続点の出力(電圧)Bが低下する。これにより、抵抗22、23の接続点の出力(電圧)が閾値T2を下回ることになり、光源異常検出手段244は、光源異常を検出する。
光源異常検出手段244は、これらLED111〜115の異常を検出すると、表示部27にその旨の光源異常を表示させる。この場合、表示部27は、抵抗20、21の接続点の出力(電圧)Aが閾値T1を下回ったときの光源異常A1と、抵抗22、23の接続点の出力(電圧)Bが閾値T2を下回ったときの光源異常B1を別々に表示することができる。こうすれば、光源異常Aが表示されれば、LED111〜112のいずれかの異常、光源異常Bが表示されたときは、LED113〜115のいずれかの異常をそれぞれ区別して報知できる。
したがって、このようにすれば、交流電源1の交流電力よりスイッチング素子6のオンオフ制御によりフライバックトランス5を介して生成された直流電力を常時光源点灯回路10を介してLED111〜115からなる光源に供給し、これらLED111〜115を点灯させ、また、フライバックトランス5を介して生成された直流電力により充電されるバッテリ16を有し、交流電源1の停電などの異常の際に、バッテリ16により非常時光源点灯回路17を介してLED111〜115を点灯させるようにしたもので、常用電源が正常時である常時と点検時に光源異常検出手段244によりLED111〜115の異常検出を行うようにした。これにより、光源異常検出手段244が動作する状態は、常に商用電源が供給されている場合で、常に安定した電力が供給されている状態であるため、検出時の制御動作も安定し、検出結果の精度も向上させることができる。このことは、逆に、非常時に光源異常検出手段244を動作させて異常検査を行なうと、不安定な補助電源からの供給電力で動作させることになり制御動作が安定せず、結果的に誤動作を招く虞がある。
また、点検時に行われるLED111〜115の異常検出は、作業者の意図の下、作業者が立会って常に行われるので、LED111〜115中に異常のものがあれば、これを直ちに発見でき、かかる異常検出を確実にできる。
さらに、常用電源が正常時である常時と点検時に異常検出を行うことは、従来の非常時に光源異常発を検出して制御するため特別な機能を設ける必要のあるものと比べ、非常時の複雑な制御が必要でなくなり、回路構成を簡単にできるとともに、誤動作の原因を除去でき、防災照明の信頼性を高めることもできる。さらに、非常時に光源異常があっても光源を確実に点灯するようにしているので、非常時の安全性も向上させることができる。
なお、上述では、外部操作により装置点検を実行するようにしが、点検時期を制御部24が記憶していて、この記憶した点検時期になると、自動的に装置点検を実行するようにしてもよい。その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
本発明の第1の実施の形態にかかる防災照明用点灯装置が適用される誘導灯の概略構成を示す図。 第1の実施の形態にかかる防災照明用点灯装置の概略構成を示す図。
符号の説明
1…交流電源、4…電源監視回路
5…フライバックトランス、6…スイッチング素子
7…スイッチ制御部、8、9…整流平滑回路
10…常時光源点灯回路、111〜115…LED
15…充電回路、16…バッテリ
17…非常時光源点灯回路、24…制御部
241…電源異常検出手段、242…切換え制御手段
243…閾値設定手段、244…光源異常検出手段
27…表示部、101…誘導灯本体、104…標識

Claims (6)

  1. 交流電源から供給される交流電力により光源を点灯させる常時光源点灯手段と;
    前記交流電源から供給される交流電力により充電される補助電源を有し、前記交流電源の異常時又は前記補助電源の状態を点検する点検時に前記補助電源からの電力供給によりにより前記光源を点灯させる非常時光源点灯手段と;
    常時及び点検時に前記光源の異常を検出する光源異常検出手段と;
    を具備したことを特徴とする防災照明用点灯装置。
  2. 前記交流電源の異常を検出する電源異常検出手段と;該異常検出手段での異常検出により前記光源の点灯を前記常時光源点灯手段から前記非常時光源点灯手段に切換える切換制御手段;、をさらに有することを特徴とする請求項1記載の誘導灯点灯装置。
  3. 前記光源は、複数直列接続された発光ダイオードからなることを特徴とする請求項1又は2記載の防災照明用点灯装置。
  4. 前記非常時光源点灯手段は、前記複数の発光ダイオードのいずれかに短絡破壊が発生しても、該短絡破壊した以外の正常発光ダイオードを点灯させることを特徴とする請求項3記載の防災照明用点灯装置。
  5. 前記光源異常検出手段は、前記複数の発光ダイオードのうち1個以上の発光ダイオード間の出力と予め設定された閾値との比較結果から光源異常を検出することを特徴とする請求項3記載の防災照明用点灯装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一記載の防災照明用点灯装置と;
    前記防災照明用点灯装置が設けられる機器本体と;
    を具備したことを特徴とする防災照明装置。
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