JP6291720B2 - Led異常検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のヘッドライトなどに用いられるLED(発光ダイオード)の断線などの異常を検出するLED異常検出装置に関する。
上記LEDの断線を検出するLED異常検出装置としては、特許文献1に記載の技術がある。この特許文献1では、LEDを点灯させない程度のパルス幅でLEDに電流を流し、断線の有無を検出するようにしている。
特開2010−10559号公報
上記LED異常検出装置では、LEDを点灯させない程度のパルス幅で電流を流し、当該LEDに流れる電流をコンデンサにチャージさせて当該コンデンサの電位を検出することで電流値を検出し、この検出電流値に基づいて断線を検出制御するとしている。しかし、例えば200Hzの周波数でパルス幅250μs(デューティー比5%)としても、LEDが点灯してしまうことは明らかである。このときの明るさはヘッドライトとしての実用的な明るさではなく、非常に弱いものであるため、ユーザーが違和感を抱いてしまう。つまり、断線の有無を判定する制御を行う場合に、ユーザーが点灯を予期していないにも関わらず不自然に点灯する不具合がある。これを改善するため、パルス幅をさらに短くすると、前記コンデンサのチャージ時間が十分でなく、電流値の検出がうまくできずに、断線判定ができなくなるなどの不具合が発生する。
一方、最近においては、車両のヘッドライトなど、車室内外の照明灯である各LEDを駆動する駆動回路として、インテリジェントパワーディバイス(IPD)を用いることが行われている。このIPDでは負荷電流に応じた電流を出力すると共に、ショートや、オーバーロード発生時には異常検知レベルの信号を出力する異常検出部を備えており、その出力を判定することでショート(天絡)の他、断線の有無を判定することを検討している。
図5に、参考例として、IPDを備えたLED異常検出装置1を示す。LED異常検出装置1は、ECUから構成されており、IPD2とMPU3を備えている。又、このLED異常検出装置1は、負荷接続端子1aを備えており、この負荷接続端子1aとグランドとの間にLED4が接続される。
IPD2は、電源Vと負荷接続端子1aとの間にN型のパワーMOSFET21を接続している。又、このIPD2は異常検出部22を備えている。この異常検出部22は、通常のLED点灯時は負荷電流に応じた電流を出力していると共に、天絡(ショート)や、オーバーロードなどが発生した場合は異常検知レベル(「H」レベル)の信号を出力する。なお、図6には、異常検出部22の出力信号Cについて、この異常検知レベルの電圧のみを「H」レベルとして示している。
MPU3は、入力端子3aに前記信号Cを入力する。このMPU3は、この入力端子3aに入力される信号Cの電圧が前記異常検知レベルの電圧(「H」レベル)か否かを判定する。なお、前記正常相当電圧は当該異常検知レベルの電圧よりは「L」レベルとして判断する。
このMPU3は、出力端子3bからパワーMOSFET21のゲートにアンプ23を介してゲート信号B(「H」でオン、「L」でオフ)を出力する。この場合、MPU3は、LED4の点灯時に、LED4を照度調整のため、パワーMOSFET21をPWM制御することができる。
パワーMOSFET21のPWM制御時におけるオフ期間に、IPD2の異常検出部22からの信号Cに基づいてLED4への通電路の断線の有無と、当該通電路の天絡の有無とをMPU3により判定することを考察すると次のようになる。
MPU3は、PWM制御の目標デューテュー比を図6に示すようにT2/T1とした場合、ゲート信号Bを、上記目標デューテュー比で「H」レベル、「L」レベルに交互に変化させる。このゲート信号Bが「L」(パワーMOSFET21オフ)のときに断線、天絡の判定をする。
断線及び天絡が発生していない正常状態では、図4に示すように、ゲート信号Bが「H」のとき前記電流IiはIload(Case2)となり、信号Cは異常検知レベルである「H」レベルとはならない。ゲート信号Bが「L」のときには、前記電流Iiは0であり(Case1)、信号Cは「L」レベルである。
次に天絡の発生時には、ゲート信号Bが「L」、「H」のいずれでも電位Dが明確に「H」で、電流Iiも0(Case4)となるため、信号Cは「H」(異常検知レベルの電圧信号、図6の符号Da部分)となる。
断線の発生時には、ゲート信号Bが「L」のとき、電位Dが不定であるため、Iiも不定であり、信号Cも不定で明確に「H」とはならない。
従って、判定可能期間thで天絡、断線の有無を判定した場合、天絡が発生していれば、信号Cが「H」となることで天絡を判定できるが、断線が発生していても、断線の発生を判定できない。上述のようにパワーMOSFET21のオフ期間で天絡や断線の有無を判定する構成は、LED4が不要に点灯することはなく、ユーザーが違和感を抱くことはないが、天絡、断線の有無の判定信頼性が低いという不具合がある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザーが違和感を抱くことなく、断線と天絡とを良好に判定できるLED異常検出装置を提供することにある。
請求項1の発明において、駆動用スイッチング素子がオフであるときに、断線が発生していない状況で、プルアップ回路のプルアップ用スイッチング素子をオンすると、このプルアップ回路のプルアップ抵抗に応じた小電流がLED側へ流れるのみで、異常検出部は異常検知レベルより低い電圧レベルの信号を出力する。
次に、駆動用スイッチング素子をPWM制御オフしているときに、断線が発生している状況で、PWMオフ制御時間よりも短い時間でプルアップ回路のプルアップ用スイッチング素子をオンすると、例えば負荷接続端子の電位が浮いて不定となるが、この不定電圧にプルアップ電圧が重畳され、当該負荷接続端子の電位が上昇し、異常検出部が異常検知レベルの信号を出力する。この結果、判定手段は、駆動用スイッチング素子をPWM制御オフで且つ前記プルアップ用スイッチング素子がオン、及び異常検出部の出力が前記異常検知レベルの信号といった条件を満足するため、断線有りと判定する。
一方、駆動用スイッチング素子がオフであって、プルアップ回路のプルアップ用スイッチング素子もオフであるときに、天絡が発生していない状況であるとすると、異常検知レベルより低いレベルの信号を出力する。
次に、駆動用スイッチング素子をPWMオフ制御しているときであって、プルアップ回路のプルアップ用スイッチング素子もオフに制御されているときに、天絡が発生している状況であるとすると、例えば負荷接続端子が「H」レベルであるため、異常検出部は異常検知レベルの信号を出力する。この結果、判定手段は、駆動用スイッチング素子がオフで且つ前記プルアップ用スイッチング素子もオフで異常検出部の出力が前記異常検知レベルの信号であるといった条件を満足するため、天絡有りと判定する。
このように請求項1の発明によれば、プルアップ回路を設けて、駆動用スイッチング素子のPWM制御オフ時に、当該プルアップ回路のプルアップ用スイッチング素子をオンさせることで、断線が発生している場合に確実に当該断線有りを判定することができる。そして、駆動用スイッチング素子のPWM制御オフ時に、当該プルアップ回路のプルアップ用スイッチング素子をオフさせることで、天絡が発生している場合に天絡も確実に判定できる。さらに、本来の照明などのためにLEDを点灯させるときに、断線及び天絡の有無の判定を行うから、断線が無い場合にプルアップ回路によってLEDが点灯されたとしてももともとLEDによる照明時であるから、ユーザーが違和感を抱くことはない。
本発明の一実施形態を示すLED異常検出装置の回路図 各部の状態を示す波形図 判定手段の制御内容を示すフローチャート 一実施形態と参考例とで使用する、各部の状態と検出電流と正常・異常状況との関連を示す図 参考例を示すLED異常検出装置の回路図 各部の状態を示す波形図 別の参考例を示し、各部の状態を示す波形図
以下、本発明の一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1において、LED異常検出装置10は、例えば車両のヘッドライト用のLEDに適用しているが、その他の車外灯や車内灯のLEDに適用しても良い。このLED異常検出装置10は、ECUから構成されており、インテリジェントパワーデバイス(以下IPDという)20と、プルアップ回路30と、マイクロプロセッサユニット(以下MPUという)40とを備え、さらに負荷接続端子10aを備えている。IPD20はLED駆動回路に相当する。このIPD20は、駆動用スイッチング素子としてN型のパワーMOSFET201を備え、さらに異常検出部202を備えている。前記負荷接続端子10aとグランドとの間に、抵抗501を介してLED50を接続している。
前記パワーMOSFET201のドレインは電源Vに接続され、ソースは負荷接続端子10aに接続されている。つまりパワーMOSFET201は、電源Vと負荷接続端子10aとの間に接続されている。このパワーMOSFET201のゲートはアンプ203を介してMPU40の出力端子40aに接続されており、この出力端子40aからのゲート信号Bが「H」のときにこのパワーMOSFET201がオンされる。
前記異常検出部202は、通常は負荷電流(Iload)に応じた電流を出力すると共に、負荷接続端子10a側の天絡(ショート)や、オーバーロードなどの場合は異常検知レベルの信号(「H」レベル)を出力する(信号C)。
断線及び天絡が発生していない正常状態では、図4を参照して既述したように、ゲート信号Bが「H」のとき前記パワーMOSFET201を通って負荷側へ流れる電流IiはIload(Case2)となり、信号Cは異常検知レベルである「H」レベルとはならない。ゲート信号Bが「L」のときには、前記電流Iiは0であり(Case1)、信号Cは「L」レベルである。
次に天絡の発生時には、ゲート信号Bが「L」、「H」のいずれでも電位Dが明確に「H」で、且つ電流Iiも0(Case3、4)となるため、信号Cは「H」(異常検知レベルの電圧)となる。
断線の発生時には、ゲート信号Bが「L」レベルのとき、電位Dが不定であるため、Iiも不定であり、信号Cも不定で「H」レベルとはならない。この信号CはMPU40の入力端子40cに与えられる。
前記プルアップ回路30は、前記電源Vと負荷接続端子10aとの間にプルアップ用スイッチング素子であるNPN型のトランジスタ301と抵抗302とをその順に接続して構成されている。トランジスタ301のベースはトランジスタ304を備えたベース駆動回路303を介してMPU40の出力端子40bに接続されている。MPU40が出力端子40bから出力する信号Aが「H」レベルのときにトランジスタ301がオンされる。又、負荷接続端子10aとグランドとの間にはサージ吸収用のコンデンサ10bが接続されている。
このMPU40は、ソフトウエア構成により、点灯制御手段401及び判定手段402として機能する。
このMPU40には、ユーザーの点灯操作や、周囲環境の暗さ自動検出に基づく点灯指令Son(ヘッドライト点灯指令)と、消灯指令Soff(ヘッドライト消灯指令)が与えられる。
前記MPU40に前記点灯指令Sonが与えられると、点灯制御手段401が次の制御を行う。点灯制御手段401は、出力端子40aから前記IPD20のアンプ203を介してパワーMOSFET201のゲート信号Bとして「H」レベル(オン信号)と「L」レベル(オフ信号)とを交互に出力する。この場合のデューテュー比は図2に示すようにt1/t3である。この結果、パワーMOSFET201が所定のデューティー比でPWM制御され、LED50がパルス点灯される。なお、この場合、パワーMOSFET201に流れる電流Iiとしては、断線及び天絡がない場合つまり正常時には負荷に応じた電流Iloadが流れる。
さらに点灯制御手段401は、パワーMOSFET201のオフ時間帯にこのオフ時間より短い時間(時間t2)で、出力端子40bからトランジスタ301を間欠的にオンするように制御する。すなわち、点灯制御手段41は、出力端子40bからプルアップ回路30のトランジスタ304のベース信号Aとして「H」レベルと「L」レベルを交互に出力する。この場合のデューテュー比はt2/t3である。又、このベース信号Aの「H」レベル(オン信号)は、前記ゲート信号Bの「H」レベル(オン信号)の停止とほぼ同時に出力される。つまり、パワーMOSFET201のオフタイミングとほぼ同じタイミングでトランジスタ301をオンする。
これにより、LED50が、IPD20による点灯に引き続いてプルアップ回路30によりオンされて点灯する。なお、この場合のLED50への電流Ioutは、IPD20によるLED50への駆動電流Iloadより小さいが、LED50の照明には寄与する。又、この場合照明のための目標デューティー比は(t1+t2)/t3となる。
又、前記消灯指令Soffが与えられると、出力端子40aの出力を「L」レベル(オフ信号)とすると共に、出力端子40bの出力を「L」レベル(オフ信号)とする。これによってLED50が消灯される。
ここで、前記判定手段402は、上述のLED50の点灯中において、図3に示すように異常判定制御を実行する。ステップS10では、入力端子40cに入力される信号Cが「H」レベル(異常検知レベルの電圧)であるか否かを判断する。「H」レベルでなければ、ステップS20で正常と判断する。
ステップS10で、「H」レベルであると判断された場合において、MPU40自身が出力端子40aから出力している信号Bが「L」レベルであって(ステップS30の「NO」)、信号Aが「H」レベルである(ステップS40の「YES」)と判断されると、負荷接続端子10aからLED50までの通電路に断線が発生したと判断する(ステップS50)。つまり、判定手段402は、前記異常検出部22の出力が異常検知レベルの信号であって且つ前記パワーMOSFET201に対してオフ信号を出力し且つ前記トランジスタ301に対してオン信号を出力した状態であることをもって断線を判定する。
この断線判定の趣旨は、次にある。
パワーMOSFET201がオフであるときに、断線が発生していない状況で、プルアップ回路30のトランジスタ301をオンすると、このプルアップ回路30のプルアップ抵抗302に応じた小電流(図2の符号Ia部分)がLED50側へ流れるのみで、異常検出部202は異常検知レベル(図4の信号Cの「H」レベル)の電圧より低い電圧の信号Cを出力する。
次に、パワーMOSFET201がオフであるときに、断線が発生している状況で、プルアップ回路30のトランジスタ301をオンすると、負荷接続端子10aの電位が浮いて不定となるが、この不定電圧(図2の符号D´参照)にプルアップ電圧が重畳され、当該負荷接続端子10aの電位が上昇し、異常検出部202が異常検知レベルの信号Cを出力することになる。この結果、判定手段402は、パワーMOSFET201がオフで且つ前記トランジスタ301がオン、及び異常検出部202の信号Cが前記異常検知レベルとなるといった条件を満足するため、断線有りと判定する。
又、前記ステップS10で、「H」レベルであると判断された場合において、MPU4自身が出力端子40aから出力している信号Bが「L」レベルであって(ステップS30の「NO」)、信号Aが「L」レベルである(ステップS40の「NO」)と判断されると、LED50に対して天絡が発生したと判断する(ステップS60)。
この天絡発生の趣旨は次にある。
パワーMOSFET201がオフであって、プルアップ回路30のトランジスタ301もオフであるときに、天絡が発生していない状況であるとすると、異常検出部202は、異常検知レベルの電圧より低い電圧の信号Cを出力する。
次に、パワーMOSFET201がオフであって、プルアップ回路30のトランジスタ301もオフであるときに、天絡が発生していると状況であるとすると、この天絡によって負荷接続端子10aが「H」であるため、異常検出部202は異常検知レベルの電圧の信号Cを出力する。この結果、判定手段402は、パワーMOSFET201がオフで且つ前記トランジスタ301もオフで異常検出部202の出力が前記異常検知レベルの信号Cであるといった条件を満足するため、天絡有りと判定することになる。
又、ステップS10で信号Cが「H」レベルであると判断され、ステップS30で信号Bが「H」レベルであると判断されると、ステップS70で過負荷が発生していると判断する。
このように本実施形態によれば、プルアップ回路30を設けて、パワーMOSFET201のオフ時に、当該プルアップ回路30のトランジスタ301をオンさせることで、断線が発生している場合に確実に当該断線有りを判定することができる。又、上述したように、天絡も確実に判定できる。
さらに、本実施形態によれば、本来の照明などのためにLED50を点灯させるときに、断線及び天絡の有無の判定を行うから、断線が無い場合にプルアップ回路30によってLED50が点灯されたとしてももともとLED50による照明時であるから、ユーザーが違和感を抱くことはない。
又、本実施形態によれば、判定手段402が、さらに、パワーMOSFET201がオンであって異常検出部202の出力が異常検知レベルの信号であるときに過負荷状態であることを判定するから、断線、天絡の他、過負荷状態も検出することができる。
又、本実施形態によれば、点灯制御手段401が、パワーMOSFET201のオフタイミングとほぼ同じタイミングでトランジスタ301をオンするから、IPD20によるLED50の点灯後、当該LED50をオフすることなく継続点灯できる。もってLED50のオンオフ回数を少なくできる。
又、本実施形態によれば、駆動用スイッチング素子及び異常検出部を備えたLED駆動回路を、IPD20から構成したから、断線、天絡さらに過負荷の判定を、プルアップ回路30を追加する程度の簡単な構成で、実現できる。
又、図1の回路構成において、消灯指令Soffを受けている状態で(LED50を消灯した状態で)、断線の有無を自動的に判定することが考えられる。この場合、図7に示すように、断線判定期間tdにおいて、プルアップ回路30のトランジスタ301をオンすると(信号Aを「H」レベルとすると)、断線が発生していない状況では、このプルアップ回路30を通してLED50に連続して電流が流れ(電位Dがプルアップ電位となる)、LED50が、照度は低いものの、ユーザーの意図しない状態で点灯してしまう。
これに対して、本実施形態によれば、ユーザーによる点灯操作や暗さ自動検出などに基づく点灯指令SonによってLED50をパルス点灯している状況で、断線の有無を判定するから、断線が発生しておらずにプルアップ回路30のオンタイミングでLED50が点灯しても、LED50がもともと点灯される状況であるから、ユーザーが、プルアップ回路30オンによるLED50点灯に気付くこともなく、違和感を抱くこともない。
なお、前記断線、天絡及び過負荷を判定した場合には、これらを適宜報知(表示や音声出力)すると良い。
本発明は、上述の実施形態に何ら限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図面中、10はLED異常検出装置、10aは負荷接続端子、20はIPD(LED駆動回路)、201はパワーMOSFET(駆動用スイッチング素子)、202は異常検出部、30はプルアップ回路、301はトランジスタ(プルアップ用スイッチング素子)、40はMPU、401は点灯制御手段、402は判定手段、50はLEDを示す。

Claims (4)

  1. 電源と、LED(50)が接続される負荷接続端子(10a)との間に駆動用スイッチング素子(201)を備えると共に、前記LEDの点灯及び非点灯が制御されている時に前記駆動用スイッチング素子(201)から前記負荷接続端子(10a)に流れる電流のレベルに応じた信号を出力し天絡などの異常の発生時には異常検知レベルの信号を出力することが可能な異常検出部(202)を備えたLED駆動回路(20)と、
    前記電源と前記負荷接続端子(10a)との間にプルアップ用スイッチング素子(301)とプルアップ抵抗(302)とを接続したプルアップ回路(30)と、
    前記LED(50)の点灯及び非点灯を制御する手段であって、前記LED(50)の点灯時に前記駆動用スイッチング素子(201)を前記LED(50)の照度調整のためにPWM制御し、且つ、前記駆動用スイッチング素子(201)のPWMオフ時間帯にこのPWMオフ制御時間より短い時間で前記プルアップ用スイッチング素子(301)をオンするように制御する点灯制御手段(401)と、
    前記異常検出部(202)からの出力が与えられ、前記LED(50)の点灯時において、前記点灯制御手段により前記駆動用スイッチング素子(201)がPWMオフ制御され且つ当該駆動用スイッチング素子のPWMオフ制御時間よりも短い時間で前記プルアップ用スイッチング素子(301)がオンに制御されているときに、前記駆動用スイッチング素子と前記負荷接続端子との接続点の電圧が前記プルアップ用スイッチング素子を通じて上昇し当該接続点の電圧のレベルが所定レベルとなることで前記異常検出部(202)の出力が前記異常検知レベルの信号となるとき断線有りと判定し、前記点灯制御手段により前記駆動用スイッチング素子(201)がPWMオフ制御され且つ前記プルアップ用スイッチング素子(301)もオフに制御されているときに、前記駆動用スイッチング素子と前記負荷接続端子との接続点の電圧のレベルが前記所定レベルと同一レベルとなることで前記異常検出部(202)の出力が前記異常検知レベルの信号と同一レベルの信号となるときに天絡有りと判定する判定手段(402)と、
    を備えたLED異常検出装置。
  2. 前記判定手段(402)は、さらに、駆動用スイッチング素子(201)がオンであって前記異常検出部(202)の出力が前記異常検知レベルの信号であるときに過負荷状態であることを判定する請求項1記載のLED異常検出装置。
  3. 前記点灯制御手段(401)は、前記駆動用スイッチング素子(201)のオフタイミングとほぼ同じタイミングで前記プルアップ用スイッチング素子(301)をオンする請求項1又は2記載のLED異常検出装置。
  4. 前記LED駆動回路(20)は、インテリジェントパワーデバイスから構成されている請求項1から3のいずれか一項記載のLED異常検出装置。
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