JP2007287476A - 車両用灯具点灯回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の明るさを緩やかに変化させる機構を有しつつ、この機構が故障した場合であっても光源を点灯させることができる車両用灯具点灯回路を提供する。
【解決手段】半導体発光素子11に第1電力供給手段T1からの電力を供給可能な第1電力供給系統13と、第1電力供給系統13に並列に接続され半導体発光素子11に第1電力供給源T1とは独立した第2電力供給手段T2からの電力を供給可能であり第2電力供給手段T2と半導体発光素子11との間に調光消灯回路12を介在させる第2電力供給系統14とを備える車両用灯具点灯回路10である。調光消灯回路12は、第1電力供給系統13からの半導体発光素子11への電力の供給が断たれた際、断たれる直前の点灯状態を引き継ぐように半導体発光素子11を点灯させた後、半導体発光素子11の明るさを調整しつつ消灯させるように第2電力供給手段T2から半導体発光素子11への電力の供給を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源を消灯する際、明るさを調整しつつ消灯することができる車両用灯具点灯回路に関する。
従来、車両に採用される灯具には、光源にLED(発光ダイオード)が用いられた光源部を有し、例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンランプおよびヘッドランプに適用されているものがある。この灯具は、点灯信号に応じて電力供給源からの電力をLEDに供給する電力供給系統により点灯される構成とされている。このような電力供給系統には、立ち上り時間および立ち下り時間が短いLEDの明るさを電球のように緩やかに変化させ、違和感を覚えることなく光源部を視認させることができる図4に示す制御装置1が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図4の制御装置1は、LEDが用いられた光源部2がターンランプとして適用された例であり、一端が接地された光源部2と、LED出力回路3と、パルス出力手段4と、点滅信号発生回路5と、入力回路6と、スイッチ7とを有し、光源部2の他端からスイッチ7に至るまで直列に接続されている。パルス出力手段4は、点灯回路4a、消灯回路4b、インバータ回路4c、アンド回路4dおよびオア回路4eを有する。制御装置1では、スイッチ7が導通状態とされると、入力回路6から点滅信号発生回路5を経てパルス出力手段4にパルス信号が入力され、パルス出力手段4が時間の経過に伴ってデューティー比および周波数が変化するパルス信号を生成してLED出力回路3に出力する。これにより、制御装置1では、図3(c)に示すように、光源部2の明るさを電球のように緩やかに変化させることができる。
特開2004−235498
しかしながら、制御装置1では、光源部2、LED出力回路3、パルス出力手段4、点滅信号発生回路5、入力回路6およびスイッチ7が直列に接続されて構成されているので、パルス出力手段4に故障が生じると光源部2を点灯させることができなくなる虞がある。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたもので、光源の明るさを緩やかに変化させる機構を有しつつ、この機構が故障した場合であっても光源を点灯させることができる車両用灯具点灯回路を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の車両用灯具点灯回路は、車両の灯具に用いられる半導体発光素子に第1電力供給手段からの電力を供給可能な第1電力供給系統と、該第1電力供給系統に並列に接続され、前記半導体発光素子に前記第1電力供給源とは独立した第2電力供給手段からの電力を供給可能であり、該第2電力供給手段と前記半導体発光素子との間に調光消灯回路を介在させる第2電力供給系統とを備え、該調光消灯回路は、前記第1電力供給系統からの前記半導体発光素子への電力の供給が断たれた際、前記第1電力供給系統により点灯された前記半導体発光素子の点灯状態を引き継ぐように該半導体発光素子を点灯させた後、該半導体発光素子の明るさを調整しつつ消灯させるように前記第2電力供給手段から前記半導体発光素子への電力の供給を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記調光消灯回路は、前記第1電力供給系統により前記第1電力供給手段から前記半導体発光素子へと電力が供給されている際、前記第2電力供給系統による前記第2電力供給手段から前記半導体発光素子への電力の供給が可能な状態であることを特徴とする。
請求項3に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1または請求項2に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記第1電力供給系統は、前記第1電力供給手段から電力が供給されると前記半導体発光素子を瞬時に点灯させることを特徴とする。
請求項4に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記調光消灯回路は、前記半導体発光素子の明るさを調整しつつ消灯させる際、前記第1電力供給系統により点灯された前記半導体発光素子の明るさから連続的に明るさを漸減させることを特徴とする。
請求項5に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記第2電力供給系統では、前記車両のイグニッションスイッチがON状態とされることにより前記第2電力供給手段から電力が供給されることを特徴とする。
請求項6に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路であって、前記第2電力供給系統では、前記車両のテールスイッチがON状態とされることにより前記第2電力供給手段から電力が供給されることを特徴とする。
請求項7に記載の車両用灯具点灯回路は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路であって、さらに、前記車両の外部の照度を検出可能な照度センサを有し、該照度センサからの検出結果に基づいて前記車両の外部の照度が所定の値より低いと判断すると、前記第2電力供給系統では、前記第2電力供給手段から電力が供給されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、調光消灯回路が、第1電力供給手段から独立した第2電力供給手段からの電力を半導体発光素子に供給する第2電力供給系統に設けられていることから、調光消灯回路に故障が生じた場合であっても、第1電力供給系統からの半導体発光素子への電力の供給は可能であり、半導体発光素子を点灯させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1電力供給系統からの半導体発光素子への電力の供給が断たれた際、瞬時に第2電力供給手段から半導体発光素子へと電力を供給することができ、第1電力供給系統により点灯された半導体発光素子の点灯状態を瞬時に引き継いで半導体発光素子を点灯させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1電力供給手段から電力が供給されると半導体発光素子を瞬時に点灯させることができるので、例えば、半導体発光素子を車両のストップランプに採用した場合、後続の車両の運転手に制動操作が為されたことをいち早く知らせることができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1電力供給系統からの半導体発光素子への電力の供給が断たれた際、半導体発光素子は明るさが連続的に漸減するように消灯される。このため、より自然な明るさの変化で半導体発光素子を消灯することができ、見た人が覚え得る違和感をなくすことができる。
請求項5に記載の発明によれば、第2電力供給系統ではイグニッションスイッチがON状態とされると第2電力供給手段から電力が供給されるので、エンジンが停止された際に調光消灯回路に暗電流が流れることを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、車両の運転手が暗さを認識したときにON状態とされるテールスイッチがON状態とされることにより、第2電力供給系統では第2電力供給手段から電力が供給されるため、例えば夜間のように車両の周囲が暗い場面において半導体発光素子の消灯時の明るさを調整しつつ消灯することができるので、半導体発光素子の明るさを緩やかに変化させる効果をより効果的に得ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、車両の周囲の照度が所定の値よりも低いときに第2電力供給系統では第2電力供給手段から電力が供給されることから、例えば夜間のように車両の周囲が暗い場面において光源部の消灯時の明るさを調整しつつ消灯することができるので、光源の明るさを緩やかに変化させる効果をより効果的に得ることができる。
以下に、本発明に係る車両用灯具点灯回路10の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、車両用灯具点灯回路10の概略的な電気的構成を示すブロック図である。なお、本実施例では、グランド(接地状態)を電位0の基準点とする。
車両用灯具点灯回路10は、光源部11と、抵抗R1と、調光消灯回路12と、第2系統端子T2と、第1系統端子T1と、ダイオードD1と、ダイオードD2と、ダイオードD3と、ダイオードD4と、ダイオードD5とを有する。各ダイオードD1〜D5は、電流の逆流を阻止するものである。
光源部11は、車両に用いられる灯具であり、光源として半導体発光素子である発光ダイオード(以下、LEDとする。)が用いられている。光源部11は、例えば、図示は略すが複数のLEDが直列接続された光源列が複数並列に接続され、かつ各光源列に制限抵抗が各LEDと直列に接続されて構成されている。光源部11は、本実施例では、車両に用いられる灯具の一例として、車両のストップランプ(図示せず。)に採用されている。光源部11は、一端が接地され(符号G参照。)、他端が抵抗R1に接続されている。抵抗R1は、順に直列接続された接続点O、ダイオードD1、接続点PおよびダイオードD2を介して第1系統端子T1に通じている。
第1系統端子T1は、所定の電位の印加が可能とされている。第1系統端子T1に所定の電位が印加されると、ダイオードD2、ダイオードD1および抵抗R1を経て光源部11の両端に電位差が生じ光源部11が点灯される(矢印a1参照。)。また、第1系統端子T1に電位が印加されていないと、第1系統端子T1から光源部11に至る電路では、光源部11の両端に電位差が生じず光源部11が点灯されない。このため、第1系統端子T1に印加される所定の電位が光源部11を点灯させる点灯信号となり、第1系統端子T1からダイオードD2、ダイオードD1および抵抗R1を経て光源部11に至る電路が第1電力供給系統13として機能し、第1系統端子T1が第1電力供給手段となる。本実施例では、点灯信号は、図示は略すが、車両のフットブレーキペダルが踏まれると第1系統端子T1に入力され、フットブレーキペダルが戻されると入力が断たれる構成とされている。
車両用灯具点灯回路10には、第1電力供給系統13と並列に第2電力供給系統14が設けられている。
第2電力供給系統14は、第2系統端子T2から調光消灯回路12および接続点Oを経て光源部11に至る電路である。調光消灯回路12は、一方の入力端がダイオードD3を経て第2系統端子T2に接続され、他方の入力端がダイオードD4を経て第1電力供給系統13の接続点Pに接続され、出力端がダイオードD5を経て第1電力供給系統13の接続点Oに接続されている。第2系統端子T2には、第1系統端子T1に印加される電位から独立して所定の電位が印加される。本実施例では、第2系統端子T2には、車両のイグニッションスイッチ(図示せず。)がON状態とされると、第1系統端子T1に印加される電位に等しい高さの所定の電位が印加される構成とされている。このため、第2系統端子T2が第2電力供給手段となる。
調光消灯回路12は、第1電力供給系統13が点灯信号を受けている状態から点灯信号の入力が断たれた状態へと変化されたことを検知すると、すなわち第1系統端子T1からの電力の供給によって点灯されていた光源部11が消灯されることを検知すると、第1電力供給系統13による光源部11の点灯状態を引き継いで光源部11を点灯させ(矢印a2参照。)、かつその後明るさを調整しつつ光源部11を消灯させるように、第2電力供給系統14による光源部11への電力の供給を制御する。詳細には、光源部11が消灯されることを検知すると、第2系統端子T2に印加された電位により、ダイオードD3、調光消灯回路12、ダイオードD5および抵抗R1を経て光源部11の両端に電位差を生じさせて光源部11を点灯させ、その後、明るさを調整しつつ光源部11を消灯するように、第2電力供給系統14による光源部11への電力の供給を制御する。調光消灯回路12は、他方の入力端に通じる接続点Pの電位を検出することにより、第1電力供給系統13が点灯信号を受けている状態から点灯信号の入力が断たれた状態へと変化されたこと、すなわち光源部11が点灯状態から消灯状態とされたことを検知することができる。
車両用灯具点灯回路10では、車両(図示せず。)が始動される際、イグニッションスイッチがON状態とされるので第2系統端子T2に所定の電位が印加される。この状態において、車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれて点灯信号が第1系統端子T1に入力されると、第1電力供給系統13が光源部11を点灯させる(矢印a1参照。)。このとき、第1電力供給系統13は、第1系統端子T1からダイオードD2、ダイオードD1および抵抗R1を経て光源部11に通じる構成とされ、第1系統端子T1に所定の電位が印加されると光源部11の両端間に電位差を生じさせて光源部11を点灯させるものであることから、第1系統端子T1に点灯信号が入力されると瞬時に光源部11が点灯される。
この点灯状態において、フットブレーキペダルが戻されて第1系統端子T1への点灯信号の入力が断たれると、第1電力供給系統13による第1系統端子T1から光源部11への電力の供給が解除されると共に、調光消灯回路12を経て第2系統端子T2から光源部11へと電力が供給される(矢印a2参照。)。このとき、調光消灯回路12が第2電力供給系統14による光源部11への電力の供給を制御し、光源部11が、第1電力供給系統13による点灯状態を引き継ぐように調光消灯回路12により点灯され、その後、調光消灯回路12により明るさが調整されつつ消灯される。
このため、車両用灯具点灯回路10では、フットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれると瞬時に光源部11が点灯されるので、当該車両が制動操作を為されたことを後続の車両の乗員に瞬時に知らせることができる。
また、車両用灯具点灯回路10では、フットブレーキペダル(図示せず。)が解除されると、明るさが調整されながら光源部11が消灯されるので、例えば後続の車両の乗員が違和感を覚えることなく光源部11が消灯されたことを視認することができる。
さらに、車両用灯具点灯回路10では、万一調光消灯回路12に故障が生じた場合であっても、光源部11は、第1電力供給系統13によりフットブレーキペダル(図示せず。)の操作に応じて点灯および消灯されるので、制動灯としての機能が損なわれることはない。これは、第1電力供給系統13は、点灯信号が入力された状態から点灯信号の入力が断たれた状態とされた際、調光消灯回路12を経る第2系統端子T2から光源部11への電力の供給に拘わらず、光源部11への電力の供給を瞬時に止めるものであることによる。これにより、車両の外部の人に合図を送ることを目的とする光源部11(本実施例ではストップランプ。)のフェールセーフ性を確保することができる。
ついで、車両用灯具点灯回路10では、第2系統端子T2には車両のイグニッションスイッチ(図示せず。)がON状態とされたときに電位が印加される構成とされていることから、車両のエンジン(図示せず。)が駆動停止された際、調光消灯回路12に暗電流が流れることを防止することができる。
車両用灯具点灯回路10では、第2系統端子T2に印加される電位が、第1系統端子T1に印加される電位に等しい高さとされているので、第1電力供給系統13による点灯状態を引き継ぐように調光消灯回路12により光源部11が点灯された際、この引き継ぎの瞬間に光源部11の明るさが変化することを防止することができ、光源部11を見た人が覚え得る違和感をなくすことができる。
次に、この車両用灯具点灯回路10の具体的な構成の一例について説明する。図2は、車両用灯具点灯回路10の具体的な構成を示す電気回路図である。図2に示す車両用灯具点灯回路10では、調光消灯回路12がスイッチ回路121と調光回路122とから構成されており、上記した図1の構成に加えて、バリスタva1およびバリスタva2が設けられている。
バリスタva1は、ダイオードD3と第2系統端子T2との間の接続点Qを接地する電路上に設けられ、バリスタva2は、ダイオードD2と第1系統端子T1との間の接続点Sを接地する電路上に設けられている。バリスタva1およびバリスタva2は、例えばサージ電圧のような設定された限界電位を超える電位が第2系統端子T2および第1系統端子T1に印加された際に第1電力供給系統13および第2電力供給系統14を保護するものである。
図2に示す例では、スイッチ回路121は、NチャンネルのMOSFET1(以下、FET1とする。)、PチャンネルのMOSFET2(以下、FET2とする。)、ツェナーダイオードZD1、コンデンサC1、抵抗R2、抵抗R3、抵抗R4、抵抗R5および抵抗R6から構成されている。
スイッチ回路121は、ダイオードD3に通じる一方の入力端が接続点Tを経てFET2のソースに通じ、ダイオードD4に通じる他方の入力端が抵抗R2に通じ、ダイオードD5に通じる出力端がFET2のドレインに通じている。FET2は、ソースとゲートとが接続点Tと接続点Uとを結ぶ電路上の抵抗R3を介して接続されており、ゲートが抵抗R4を経てFET1のドレインに接続されている。抵抗R2は、接続点Wおよび接続点Xを経て抵抗R5に接続され、抵抗R5は、接続点Yを経てFET1のゲートに接続されている。この抵抗R2から抵抗R5に至る電路において、接続点Wは、ツェナーダイオードZD1を介して接地され、接続点Xは、コンデンサC1を介して接地されている。FET1は、ゲートとソースとが接続点Yと接続点Zとを結ぶ電路上の抵抗R6を介して接続されており、ソースが接続点Zを経て接地されている。
調光回路122は、接続点PとダイオードD4との間の接続点Cから、スイッチ回路121の出力端とダイオードD5との間へと架け渡すように設けられている。調光回路122は、npn型のトランジスタTR1と、pnp型のトランジスタTR2と、ツェナーダイオードZD2、コンデンサC2、抵抗R7、抵抗R8、抵抗R9、抵抗R10、抵抗R11、抵抗R12および抵抗R13から構成されている。
調光回路122では、接続点Cが、順に直列接続された抵抗R7、接続点D、抵抗R8および接続点Eを介してトランジスタTR1のベースに接続され、接続点DがツェナーダイオードZD2を介して接地されている。
トランジスタTR1は、エミッタが接地され、ベースとエミッタとの間が接続点Eと接続点Fとを結ぶ電路上の抵抗R9を介して接続されている。トランジスタTR1のコレクタは、抵抗R10および接続点Hを介して接続点Iに接続されている。接続点Hは、抵抗R11を介しかつ接続点Jを経て接地されており、接続点Iは、コンデンサC2を介しかつ接続点Jを経て接地されている。
調光回路122では、接続点Kを経てスイッチ回路121の出力端に通じており、この接続点Kが順に直列接続された抵抗R12、接続点Lおよび抵抗R13を介して接続点Iに接続され、かつトランジスタTR2のエミッタに接続されている。このトランジスタTR2は、ベースが接続点Lに接続され、コレクタがダイオードD5に接続されている。
先ず、車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれていない際の車両用灯具点灯回路10の動作を説明する。車両用灯具点灯回路10では、車両(図示せず。)が始動される際イグニッションスイッチがON状態とされるので、第2系統端子T2に所定の電位が印加される。このとき、第1系統端子T1に点灯信号が入力されていないと、すなわち第1系統端子T1が電位のない0電位であると(図3(a)区間α参照。)、スイッチ回路121では、接続点Yが0電位となりFET1のドレイン・ソース間が開放状態(非導通状態)となる。すると、接続点Uと接続点Tとが同電位となりFET2のソース・ドレイン間が開放状態となる。
このとき、調光回路122では、接続点Eが0電位となり、トランジスタTR1のコレクタ・エミッタ間が開放状態となる。ここで、コンデンサC2に電荷がある、すなわち接続点Iに電位が与えられているとき、この電荷は抵抗R11を経て放電される。この放電の間、抵抗R13および抵抗R11を経て接地されている接続点Lにも電位が与えられていることとなるが、FET2のソース・ドレイン間が開放状態である為、接続点Kは接続点Lよりも電位が高くなることはなく、トランジスタTR2にベース電流が生じることはない。このため、トランジスタTR2のエミッタ・コレクタ間が開放状態となる。
このため、車両用灯具点灯回路10では、車両が始動された状態でかつ車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれていないと、すなわち第2系統端子T2が所定の電位とされかつ第1系統端子T1が0電位とされていると、第1電力供給系統13が光源部11を点灯させることはなく、第2電力供給系統14が光源部11を点灯させることもない(図3区間α参照。)。また、この状態で、コンデンサC2に電荷がある場合、この電荷は一定の時間をかけて抵抗R11を経て放電される。
次に、この状態で、車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれた際の車両用灯具点灯回路10の動作を説明する。
車両が始動された状態で、車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれると、第1電力供給系統13では、点灯信号が第1系統端子T1に入力され(図3(a)区間β参照。)、ダイオードD2およびダイオードD1を経て接続点Oに電位が印加されて光源部11が瞬時に点灯される(矢印a1参照。)。このとき、車両用灯具点灯回路10では、第1系統端子T1に電位が印加されたことにより、接続点Pに通じる接続点Cに電位が与えられる。
接続点Cに電位が与えられると、スイッチ回路121では、ダイオードD4、抵抗R2および接続点Wを経て接続点Cに通じる接続点Xの電位が、コンデンサC1の充電に伴って増加し、コンデンサC1の充電の完了をもって最大となる。ツェナーダイオードZD1は、コンデンサC1の充電電圧、すなわちコンデンサC1の充電が完了した際の接続点Wの電位を制御する。接続点Xに電位が与えられると、接続点Yが接続点Xの電位に対する抵抗R5と抵抗R6との比に応じる電位とされ、FET1のドレイン・ソース間が導通状態となり、接続点Uが抵抗R4を介して接地される。このため、FET2のソース・ドレイン間が導通状態とされ、第2系統端子T2とダイオードD3を経て通じる接続点Kに電位が与えられる。よって、接続点Kは、コンデンサC1が充電過程にある際、0電位であるか低い電位とされており、コンデンサC1の充電の完了により所定の電位とされる。
また、調光回路122では、接続点Cに電位が与えられると、抵抗R7および抵抗R8を経て接続点Eに電位が与えられ、トランジスタTR1のコレクタ・エミッタ間が導通状態とされる。ここで、接続点Kの電位がある一定値よりも低い場合、フットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれていないとき抵抗R11を経て放電されていたコンデンサC2では、トランジスタTR1が導通状態となることにより抵抗R10を経る電路でも放電が行われ、放電が早急に行われることとなる。このように、コンデンサC2の残電荷はトランジスタTR1のコレクタ・エミッタ間の導通状態により、抵抗R10を経て速やかに放電されることとなる。
さらに、接続点Kが所定の電位とされると、コンデンサC2では、並列接続された抵抗R11および抵抗R10の合成抵抗に応じた電位(これをV1とする。)まで、充電または放電されることとなる。この充電または放電が完了し、接続点Iが抵抗R11および抵抗R10の合成抵抗に応じた電位V1とされると、トランジスタTR2のベース電流が、抵抗R13、抵抗R10および抵抗R11を経て流れる。これにより、接続点Lの電位が接続点Kの電位と比較して約0.7V低い値となり、トランジスタTR2のエミッタ・コレクタ間が導通状態とされる。
よって、車両用灯具点灯回路10では、車両が始動された状態で、車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれると、第1電力供給系統13により光源部11が瞬時に点灯される。また、光源部11が点灯されてから一定の時間すなわちコンデンサC1に充電され接続点Xがある電位になるまでの時間が経過した後、第2系統端子T2からダイオードD5に至る電路が導通状態となるが、光源部11は、第1電力供給系統13により、すなわち第1系統端子T1からの電力の供給(矢印a1参照。)による点灯状態が維持される。
次に、この点灯状態で、車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が戻された際の動作を説明する。
点灯状態で、車両のフットブレーキペダル(図示せず。)が戻されると、第1電力供給系統13では、第1系統端子T1への点灯信号の入力が断たれて第1系統端子T1が0電位となり(図3(a)区間γ参照。)、ダイオードD2を経て第1系統端子T1に通じる接続点Pおよび接続点Cが0電位となる。このため、第1電力供給系統13による光源部11の点灯状態、すなわち第1系統端子T1からの電力の供給による光源部11の点灯状態(矢印a1参照。)が解除される。
このように接続点Cが電位のある状態から瞬時に0電位に変化すると、スイッチ回路121では、コンデンサC1が充電されていることから、接続点Xの電位が、コンデンサC1の放電に伴って0電位に近づくように変化し、コンデンサC1の放電の完了により0電位となる。この際の接続点Xの電位の推移は、コンデンサC1の放電時の電流値の特性曲線に比例し、図3(b)の区間γのような曲線を辿る。このコンデンサC1の放電時間は、コンデンサC1の静電容量、抵抗R5の抵抗値および抵抗R6の抵抗値を適宜設定することにより設定することができる。この際、接続点Cは、コンデンサC1の放電の完了を待つことなく0電位となることとなるが、抵抗R2と接続点Cとの間にはダイオードD4が設けられていることからスイッチ回路121の独立が確保されており、接続点Xの電位の推移に影響を及ぼすことはない。
上記したように接続点Xの電位が変化すると、接続点Yの電位は、接続点Xの電位に対する抵抗R5と抵抗R6との比により電位が定まることから、接続点Xの電位に比例して変化する。接続点Yの電位がある一定の時間が経過してある値以下となると、FET1のドレイン・ソース間は開放状態となりそれに伴ってFET2のソース・ドレイン間も開放状態となる。FET1およびFET2が開放状態となる時間は、フットブレーキペダル(図示せず。)が戻され、調光回路122が第1電力供給系統13による点灯状態を引き継ぎ、その後、調光回路122によって明るさが調整されつつ消灯されるまでの時間である。
次に、接続点Cが電位のある状態から0電位に変化すると、調光回路122では、抵抗R7および抵抗R8を経て接続点Cに通じる接続点Eが0電位となり、トランジスタTR1のコレクタ・エミッタ間が開放状態とされる。この状態でコンデンサC1は、放電を開始している状態なのでFET1およびFET2が導通状態であり、スイッチ回路121は第2系統端子T2から調光回路122に電力の供給を許す状態となっている。これに対し、調光回路122のコンデンサC2は、並列接続された抵抗R11および抵抗R10の合成抵抗に応じた電位V1まで充電されており、接続点Iの電位がV1とされている。ここで、トランジスタTR1のコレクタ・エミッタ間が開放状態となると、コンデンサC2は、抵抗R11および抵抗R10と並列接続された状態から、抵抗R11のみが並列接続された状態へと変化されることとなる。このため、コンデンサC2は、調光回路122には第2系統端子T2からスイッチ回路121を経て電力が供給されていることから、抵抗R11および抵抗R10の合成抵抗値から抵抗R11の抵抗値への変化に応じて設置位置からの充電量が変化される。この変化後の充電量(これをV2とする。)は、電位V1よりも高くなることから、コンデンサC2が充電を開始することとなる。
充電開始直後は、接続点Kよりも接続点Lの電位が0.7V低い状態であり、第2電力供給系統14は、トランジスタTR2のベース電流にトランジスタTR2のhFE(直流電流増幅率)倍した電流を光源部11に供給することができ、この際の光源部11に供給される電力は第1電力供給系統13と等しくなる。
コンデンサC2の充電が進むにつれて、接続点Iが電位V1から電位V2に近づくように電位が上昇することとなり、接続点Iの電位が接続点Lの電位に近づくこととなる。このため、トランジスタTR2のベース電流がコンデンサC2の充電量の推移に応じて減少することとなり、第2電力供給系統14から光源部11への電力供給量も減少することとなる。
ここで、接続点Oは、第2系統端子T2からダイオードD3、スイッチ回路121、調光回路122およびダイオードD5を経て電位が印加される構成であることから、調光回路122の動作に応じてすなわちコンデンサC2の特性曲線に比例するように電位のある状態から0電位に近づくように電位が変化する(図3(b)の区間γ参照。)。この調光回路122による制御が完了して光源部11が消灯されると、スイッチ回路121のコンデンサC1が放電を完了し、FET1およびFET2が開放状態となる。これにより、調光回路122は、スイッチ回路121からの電力の供給を受けることができなくなるので、充電された状態(電位V2。)のコンデンサC2は、再び抵抗R11を経て放電を開始することとなる。
このため、車両用灯具点灯回路10では、光源部11が第1電力供給系統13により点灯状態とされているとき、フットブレーキペダルが戻されて第1系統端子T1への点灯信号の入力が断たれると、第1電力供給系統13による第1系統端子T1からの光源部11への電位の印加が解除されると共に、スイッチ回路121を経る第2系統端子T2から光源部11へと電位が印加されて光源部11が引き続き点灯され(矢印a2参照。)、その後、スイッチ回路121により明るさが調整されつつ光源部11が消灯される。
詳細には、第1系統端子T1への点灯信号の入力が断たれると、スイッチ回路121は、そのコンデンサC1の一定の放電時間が経過するまでの間、第2系統端子T2から調光回路122への電力の供給を許すこととなる。調光回路122では、この一定の放電時間の間に、コンデンサC2が電位V1から電位V2になるように充電を開始し、コンデンサC2の充電の進行すなわち接続点Iの電位が電位V2に近づくように上昇することに伴ってトランジスタTR2のベース電流が減少する。このため、調光回路122では、トランジスタTR2の働きにより、第2電力供給系統14による光源部11への電力供給量、すなわち第2系統端子T2から光源部11への電力供給量を減少させ、コンデンサC2の充電が完了すると光源部11への電力供給を終えさせることとなる。この調光回路122を経る第2電力供給系統14による光源部11への電力供給量の推移は、コンデンサC2の充電の特性曲線に比例するように変化されるので、コンデンサC2の充電の特性曲線が連続的に漸減する曲線であることから、光源部11は、その明るさが連続的に漸減され、消灯される。
よって、車両用灯具点灯回路10では、フットブレーキペダル(図示せず。)が踏まれると瞬時に光源部11が点灯されるので、例えば当該車両が制動操作を為されたことを後続の車両の乗員に瞬時に知らせることができる。
また、車両用灯具点灯回路10では、フットブレーキペダル(図示せず。)が解除されると、明るさが連続的に漸減されて光源部11が消灯されるので、例えば後続の車両の乗員が違和感を覚えることなく光源部11が消灯されたことを視認することができる。このため、後続の車両の乗員が、光源部11の消灯を視認することによる疲労を低減することができ、特に渋滞時に効果的である。
さらに、車両用灯具点灯回路10では、万一調光消灯回路12に故障が生じた場合であっても、第1電力供給系統13がフットブレーキペダル(図示せず。)の操作に応じて光源部11を点灯および消灯させることができるので、制動灯としての機能が損なわれることはない。これにより、車両の外部の人に合図を送ることを目的とする光源部11(本実施例ではストップランプ。)のフェールセーフ性を確保することができる。
車両用灯具点灯回路10では、第2系統端子T2に印加される電位が、第1系統端子T1に印加される電位に等しい高さとされているので、第1電力供給系統13による点灯状態を引き継ぐように第2電力供給系統14により光源部11が点灯された際、この引き継ぎの瞬間に光源部11の明るさが変化することを防止することができ、光源部11を見た人が覚え得る違和感をなくすことができる。
車両用灯具点灯回路10では、調光消灯回路12の調光回路122がアナログ回路で構成されていることから光源部11を消灯する際に、光源部11の明るさを連続する緩やかな変化とすることができるので、段階的に変化されることと比較して、光源部11を視認した人が覚える違和感をより低減することができ、かつ光源部11を視認した人が覚える疲労感をより低減することができる。
車両用灯具点灯回路10では、第2系統端子T2には車両のイグニッションスイッチ(図示せず。)がON状態とされたときに電位が印加される構成とされていることから、車両のエンジン(図示せず。)が駆動停止された際に暗電流が流れることを防止することができる。
車両用灯具点灯回路10では、万一調光消灯回路12の調光回路122に故障が生じて接続点Kから接続点Oに至る電路が常に導通状態となっても、スイッチ回路121が設けられているので、第1電力供給系統13の第1系統端子T1への点灯信号の入力が断たれた際に光源部11が第2電力供給系統14から電力が供給されて点灯状態のままとなることを防止することができる。これは、第1系統端子T1への点灯信号の入力に応じて接続点Cの電位が変化されると、調光回路122の動作に拘わらずスイッチ回路121が動作することによる。また、スイッチ回路121もFET1およびFET2の機能によりコンデンサC1の放電時の特性曲線に比例するように第2系統端子T2から接続点Kへの電力供給量を変化させることができるので、光源部11を明るさが連続的に漸減させて消灯させることができる。
車両用灯具点灯回路10では、調光消灯回路12が簡単な構成であることから、故障が生じるリスクを低減することができる。
車両用灯具点灯回路10では、第1電力供給系統13に調光消灯回路12(第2電力供給系統14。)を付加することにより構成することができることから、現存する点灯回路(本実施例の第1電力供給系統)を利用して形成することができる。加えて、部品点数が少ない構成であることから、製品の大きさ寸法を小さくすることができ、製造コストを低減することができる。
したがって、本発明の車両用灯具点灯回路10では、見る人に違和感を覚えさせることなく光源の明るさを変化させる機構を有しつつ、この機構が故障した場合であっても光源を点灯させることができる。
なお、上記した実施例では、第2系統端子T2には車両のイグニッションスイッチ(図示せず。)がON状態とされたときに電位が印加される構成とされていたが、上記した実施例に限定されるものではない。例えば、第2系統端子T2には、車両の乗員が暗さを認識したときにON状態とされるテールスイッチがON状態とされたときに所定の電位が印加される構成であってもよく、車両に照度センサを設けそこで検出される照度が一定値よりも低くなったときに所定の電位が印加される構成であってもよい。これらの場合、例えば夜間のように車両の周囲が暗い場面において光源部の消灯時の明るさを調整しつつ消灯することができるので、光源部を視認した人が違和感を覚えることをより効果的に防止することができる。これは、外部照度が低いと人間の瞳孔は開いた状態となり、その状態でLEDを用いた制動灯などの灯具が急激に照度変化されたことを視認すると、目への負担が大きくなってしまうことによる。
また、上記した実施例では、第1電力供給系統13が第1系統端子T1に点灯信号が入力されると、瞬時に光源部11を点灯させる構成であったが、例えば、明るさを調整しながら点灯させる構成であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例において、具体的な構成の一例としての図2の車両用灯具点灯回路10では、光源部11が連続的に明るさを漸減して消灯させる構成であったが、例えば、デジタル信号を利用して段階的に明るさを調整するものであってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、第2系統端子T2に印加される電位と第1系統端子T1に印加される電位とが等しい高さとされていたが、異なる高さの電位であってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。しかしながら、見た人が覚え得る違和感をなくす観点から、等しい高さの電位であることが望ましい。
上記した実施例では、光源部11の光源として発光ダイオードLED1(以下、LED1とする。)が用いられていたが、車両に用いられパルス点灯される灯具として用いられる半導体発光素子であれば、例えば、ELパネルであってもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
本発明の車両用灯具点灯回路の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 本発明の車両用灯具点灯回路の具体的な構成の一例を示す電気回路図である。 車両用灯具点灯回路の点灯信号に対する光源部の点灯状態を表すグラフであり、(a)は点灯信号の推移を示し、(b)は本発明の車両用灯具点灯回路による光源部の点灯状態を示し、(c)は従来の車両用灯具点灯回路による光源部の点灯状態を示している。 従来の車両用灯具点灯回路の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 車両用灯具点灯回路
11 (半導体発光素子で構成された)光源部
12 調光消灯回路
13 第1電力供給系統
14 第2電力供給系統
T1 (第1電力供給手段としての)第1系統端子
T2 (第2電力供給手段としての)第2系統端子

Claims (7)

  1. 車両の灯具に用いられる半導体発光素子に第1電力供給手段からの電力を供給可能な第1電力供給系統と、
    該第1電力供給系統に並列に接続され、前記半導体発光素子に前記第1電力供給源とは独立した第2電力供給手段からの電力を供給可能であり、該第2電力供給手段と前記半導体発光素子との間に調光消灯回路を介在させる第2電力供給系統とを備え、
    該調光消灯回路は、前記第1電力供給系統からの前記半導体発光素子への電力の供給が断たれた際、前記第1電力供給系統により点灯された前記半導体発光素子の点灯状態を引き継ぐように該半導体発光素子を点灯させた後、該半導体発光素子の明るさを調整しつつ消灯させるように前記第2電力供給手段から前記半導体発光素子への電力の供給を制御することを特徴とする車両用灯具点灯回路。
  2. 前記調光消灯回路は、前記第1電力供給系統により前記第1電力供給手段から前記半導体発光素子へと電力が供給されている際、前記第2電力供給系統による前記第2電力供給手段から前記半導体発光素子への電力の供給が可能な状態であることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具点灯回路。
  3. 前記第1電力供給系統は、前記第1電力供給手段から電力が供給されると前記半導体発光素子を瞬時に点灯させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用灯具点灯回路。
  4. 前記調光消灯回路は、前記半導体発光素子の明るさを調整しつつ消灯させる際、前記第1電力供給系統により点灯された前記半導体発光素子の明るさから連続的に明るさを漸減させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路。
  5. 前記第2電力供給系統では、前記車両のイグニッションスイッチがON状態とされることにより前記第2電力供給手段から電力が供給されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路。
  6. 前記第2電力供給系統では、前記車両のテールスイッチがON状態とされることにより前記第2電力供給手段から電力が供給されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路。
  7. さらに、前記車両の外部の照度を検出可能な照度センサを有し、該照度センサからの検出結果に基づいて前記車両の外部の照度が所定の値より低いと判断すると、前記第2電力供給系統では、前記第2電力供給手段から電力が供給されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具点灯回路。
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