JP2008168706A - 光源ユニット群点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ターンランプに使用してもLEDの故障を識別することができ、しかも、車両法規を満たす光源ユニット群点灯装置を提供する。
【解決手段】LEDユニット群1への通電を制御する点灯スイッチ部4と、LEDユニットU1,U2,…,Unの断線の有無を検出する断線検出部5と、断線検出部5によって検出された断線の有無の情報に基づいて点灯スイッチ部4を制御するスイッチ制御部6とが設けられ、全てのLEDユニットU1,U2,…,Unが非断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に応答して全てのLEDユニットU1,U2,…,Unを点灯させ、少なくとも1個のLEDユニットUkが断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に対して、1発目の点灯指示信号の入力時に断線していないLEDユニットUm(m≠k)を一定時間点灯させた後に消灯し、次いで2発目以降の点灯指示信号の入力時には全てのLEDユニットU1,U2,…,Unを消灯状態に維持させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、直列に接続された複数個の光源からなる光源ユニットが複数並列に設けられた光源ユニット群を点灯させる光源ユニット群点灯装置に関する。
近年では、ターンランプ、テール・ストップランプなどの車両用灯具に、従来のバルブに代わって、多数の高輝度発光ダイオードを縦横に配列したLEDタイプのものが数多く使用されている。
ところで、LEDを使用した車両用灯具に関する車両法規の基準に、車両用灯具を構成している一部のLEDが故障した場合には、故障したLEDによる光量の不足分を他のLEDの配光によって補足するか、全てのLEDを消灯させることが定められている。
従来から、このような基準を満たす車両用灯具として、一部のLEDが故障して消灯したときに、全てのLEDを消灯させる車両用灯具が知られている。
単純な構成のものとしては、複数のLEDを全て直列に接続した車両用灯具がある。
この車両用灯具では複数のLEDが全て直列に接続されているので、一部のLEDが故障して断線したときに、全てのLEDが消灯する。
また、この他に、主にターンランプに使用される車両用灯具装置として、特許文献1の車両用灯具装置がある。
特許文献1の車両用灯具装置は、一部のLEDが断線した場合に、断線していないLEDを、断線する前の点滅周期よりも短い点滅周期で、かつ、各点灯の点灯時間を短い点灯時間で点滅させることによって、ターンランプの故障を識別可能としている。
特開2004−9825号公報
しかしながら、複数のLEDを直列に接続した車両用灯具では、車両の電源電圧に制限があるため、直列接続して点灯できるLEDの数量に制限があり、結果として配光光量に制限が生じてしまうという問題があった。
また、全てのLEDを直列に接続した車両用灯具では、一部のLEDが故障して断線しているときに点灯指示信号をONにしても、全てのLEDが非点灯なので、故障の原因がLED自体にあるのか、点灯回路よりも前段にあるのかの判断が困難であった。
そこで、特許文献1の発明では、断線していない全てのLEDを、断線する前の点滅周期よりも短い点滅周期で、かつ、短い点灯時間で点滅させることによって、ターンランプの故障を識別可能としているが、ターンランプは点滅を繰り返すので、車両法規の基準を満たさない上に、図1に示すように、瞬間的な点灯により点滅を繰り返すので、正常点灯と誤認して故障を発見できないおそれがあった。
そこで、本発明は、ターンランプに使用してもLEDの故障を識別することができ、しかも、車両法規を満たす光源ユニット群点灯装置を提供することを目的にしている。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、直列に接続された複数個の光源からなる光源ユニットが複数並列に設けられた光源ユニット群を入力部から入力される点灯指示信号により点灯させる光源ユニット群点灯装置であって、
前記入力部と前記光源ユニット群との間に介在して前記光源ユニット群への通電を制御する点灯スイッチ部と、
前記光源ユニット群に接続されて前記各光源ユニットの断線の有無を検出する断線検出部と、
前記断線検出部によって検出された断線の有無の情報に基づいて前記点灯スイッチ部を制御するスイッチ制御部と、
が設けられ、
全ての前記光源ユニットが非断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に応答して全ての前記光源ユニット群を点灯させ、
少なくとも1個の前記光源ユニットが断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に対して、1発目の点灯指示信号の入力時に断線していない前記光源ユニットを一定時間点灯させた後に消灯し、次いで2発目以降の点灯指示信号の入力時には全ての前記光源ユニットを消灯状態に維持させる光源ユニット群点灯装置を特徴としている。
そして、請求項2に記載された発明は、前記断線検出部が、
前記各光源ユニットに接続された複数の抵抗と、
前記各抵抗と前記各光源ユニットとに各一端が接続された複数の第1のダイオードと、
前記第1のダイオードの各他端に一端が共通接続されかつ他端が前記スイッチ制御部に接続された第2のダイオードとによって構成され、
全ての前記光源ユニットが非断線状態の場合には、前記共通接続された第2のダイオードの一端側に流れ込んだ電流が前記第2のダイオードに流れ、
少なくとも1個の前記光源ユニットが断線状態の場合には、前記共通接続された第2のダイオードの一端側に流れ込んだ電流が前記断線状態にある光源ユニットに接続された第1のダイオードに流れる請求項1に記載の光源ユニット群点灯装置を特徴としている。
また、請求項3に記載された発明は、前記点灯スイッチ部にコンデンサが接続され、
全ての前記光源ユニットが非断線状態の場合には、点灯指示信号の入力時に前記コンデンサに流れる電流により前記点灯スイッチ部の導通が開始され、
少なくとも1個の前記光源ユニットが断線状態の場合には、1発目の点灯指示信号の入力時に点灯指示信号の入力が開始されてから前記コンデンサの充電が完了するまでの一定時間、前記点灯スイッチ部を導通状態として断線していない前記光源ユニットを点灯させ、
次いで2発目以降の点灯指示信号の入力時には、1発目の点灯指示信号の入力時になされた前記コンデンサの充電により前記コンデンサは電流を流さず、前記点灯スイッチ部を非導通状態として前記光源ユニット群を消灯状態に維持させる請求項1に記載の光源ユニット群点灯装置を特徴としている。
このように構成された本発明の請求項1のものは、少なくとも1個の光源ユニットが断線状態の場合に、全ての光源ユニットを消灯させるので、車両法規の基準を満たすことができる。
そして、少なくとも1個の光源ユニットが断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に対して、1発目の点灯指示信号の入力時に、断線していない光源ユニットを一定時間点灯させた後に消灯させるので、この一定時間の点灯により光源ユニットの故障を認識できる。
また、2発目以降の点灯指示信号の入力時には、全ての光源ユニットを消灯状態に維持するので、本発明の車両用灯具装置が方向指示器などに使用された場合には、引用文献1の車両用灯具装置のように点滅して正常点灯と誤認されるようなことがなく、しかも、一定時間の点灯の後に消灯状態が維持されるので、本発明の車両用灯具装置は車両法規の基準を満たすことができる。
そして、本発明の請求項2のものは、断線検出部が主に、複数の第1のダイオードと、第2のダイオードと、各光源ユニットに接続される複数の抵抗とだけによって構成され、回路構成が単純であり、比較的安価な部品を使用するので製造コストの増大を抑制できる。
しかも、複数の第1のダイオード、第2のダイオードとによって、各光源ユニットの回路の独立性が保たれているので、光源ユニット群の多数化が容易である。
また、本発明の請求項3のものは、コンデンサが、点灯指示信号の入力時の点灯スイッチ部の起動と、光源ユニットが断線状態の場合の点灯時間の設定と、2発目以降の点灯指示信号の入力時に充電状態を保持することによって点灯スイッチ部を非導通状態として光源ユニット群を消灯状態に維持させる役割とを兼ねているので、回路構成が単純であり、比較的安価な部品を使用するので製造コストの増大を抑制できる。
以下、本発明に係る実施の形態を実施例に基づいて説明する。
図2〜図5に基づいて実施例1の光源ユニット群点灯装置を説明する。
〈構成〉
図2において、1はLEDユニット群、2は入力端子、3は本実施例1のLEDユニット群点灯装置である。
本実施例1のLEDユニット群1は、n組のLEDユニットU1,U2,…,Un(n≧2;nは整数)によって構成されており、各LEDユニットUk(1≦k≦n;kは整数)は、3個の発光ダイオードLEDk1、LEDk2、LEDk3によって構成されている。
各LEDユニットUkでは、発光ダイオードLEDk1のカソードに発光ダイオードLEDk2のアノードが接続され、発光ダイオードLEDk2のカソードに発光ダイオードLEDk3のアノードが接続されている。
発光ダイオードLED11,LED21,…,LEDn1の各アノードは共通接続されており、発光ダイオードLED13,LED23,…,LEDn3の各カソードは、抵抗r1,r2,…,rnの各一端にそれぞれ接続されている。
抵抗r1,r2,…,rnは、それぞれLEDユニットU1,U2,…,Unに流れる電流を制限するために設けられている。
入力端子2はGND端子2aとVs端子2bとによって構成されており、入力端子2は信号出力部Sに接続されている。
すべてのLEDユニットU1,U2,…,Unが正常状態(非断線状態)のときには、LEDユニット群1の点灯を指示する点灯指示信号が、信号出力部Sにより入力端子2に入力されると、この点灯指示信号に応答してLEDユニット群1が点灯する。
LEDユニット群点灯装置3は、点灯スイッチ部4と、断線検出部5と、スイッチ制御部6とによって構成されている。
点灯スイッチ部4は入力端子2とLEDユニット群1との間に介在してLEDユニット群1への通電を制御し、断線検出部5はLEDユニット群1に接続されて各LEDユニットUkの断線の有無を検出し、スイッチ制御部6は断線検出部5によって検出された断線の有無の情報に基づいて点灯スイッチ部4を制御する。
点灯スイッチ部4は、PNP型のトランジスタTr1と、トランジスタTr1のバイアス電流を調整する抵抗R1とによって構成されている。
トランジスタTr1のエミッタはVs端子2bに接続され、トランジスタTr1のベースは抵抗R1の一端に接続され、トランジスタTr1のコレクタはLEDユニット群1の発光ダイオードLED11,LED21,…,LEDn1の各アノードに共通接続されている。
トランジスタTr1は、トランジスタTr1のエミッタからベースに向かって電流が流れるときに、この電流が順方向バイアス電流となり、エミッタ−コレクタ間が導通状態になる。
断線検出部5は、抵抗R2と、ダイオードDと、ダイオードD1,D2,…,Dnと、抵抗r1,r2,…,rnとによって構成されている。
抵抗R2の一端はVs端子2bに接続され、抵抗R2の他端はダイオードDのアノードと、ダイオードD1,D2,…,Dnの各アノードとに共通接続されている。
ダイオードDのカソードは、スイッチ制御部6のトランジスタTr2のベースに接続され、ダイオードD1,D2,…,Dnの各カソードは、それぞれ、抵抗r1,r2,…,rnのLEDユニットU1,U2,…,Unに接続されている側の各一端に接続され、抵抗r1,r2,…,rnの各他端はGND端子2aに接続されている。
LEDユニットU1,U2,…,Unが全て非断線状態のときには、Vs端子2bから断線検出部5に流れ込んだ電流が、抵抗R2とダイオードDとを経由してスイッチ制御部6のトランジスタTr2に順方向バイアス電流として流れるので、トランジスタTr2が導通状態となって、点灯スイッチ部4はON状態となる。
LEDユニットU1,U2,…,Unのうち少なくとも1つ、例えば、LEDユニットU1が故障して断線したときには、Vs端子2bから断線検出部5に流れ込んだ電流が、抵抗R2、ダイオードD1、抵抗r1を経由してGND端子2aに流れるので、スイッチ制御部6のトランジスタTr2に順方向バイアス電流が供給されず、点灯スイッチ部4はOFF状態となる。
スイッチ制御部6は、コンデンサC1と、NPN型のトランジスタTr2とによって構成されており、コンデンサC1はトランジスタTr2のコレクタ−エミッタ間に並列に接続されている。
トランジスタTr2のコレクタは点灯スイッチ部4の抵抗R1に接続され、トランジスタTr2のエミッタはGND端子2aに接続されている。
トランジスタTr2は、トランジスタTr2のベースからエミッタに向かって電流が流れるときに、この電流が順方向バイアス電流となり、コレクタ−エミッタ間が導通状態になる。
入力端子2に点灯指示信号の入力が開始された直後から、Vs端子2b、トランジスタTr1のエミッタ、トランジスタTr1のベース、抵抗R1、コンデンサC1を経由してGND端子2aに電流が流れ、コンデンサC1の充電が完了するまで、この電流が流れ続ける。
コンデンサC1に流れる電流は、入力端子2に点灯指示信号の入力が開始された直後から指数関数的に減少するが、コンデンサC1と抵抗R1との時定数t1=C1×R1に比べて十分に短い時間では、コンデンサC1は導通状態にあるとしてよい。
このように、入力端子2に点灯指示信号の入力が開始された直後から、時定数t1に関連して決まる一定時間の間、コンデンサC1に電流が流れるので、トランジスタTr1には順方向バイアス電流が供給され、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間は一定時間導通状態になる。
〈LEDユニット群点灯装置3の動作〉
図2及び図3に基づいて、LEDユニット群点灯装置3の動作を説明する。
以下、LEDユニットU1,U2,…,Unを点灯させるべく、信号出力部Sにより入力端子2に所定の電圧が印可された状態をON状態とし、入力端子2に電圧が印可されていない状態をOFF状態とする。
まず、LEDユニットU1,U2,…,Unが、全て非断線状態(正常状態)の場合について説明する。
入力端子2からの点灯指示信号の入力が開始されると、最初、コンデンサC1は非充電状態にあるので、Vs端子2b、トランジスタTr1のエミッタ、トランジスタTr1のベース、抵抗R1、コンデンサC1を経由してGND端子2aに電流が流れ、コンデンサC1の充電が開始され、コンデンサC1の充電が完了するまで、この電流が流れ続ける。
コンデンサC1に電流が流れることにより、トランジスタTr1には順方向バイアス電流が供給されるので、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間は導通状態になり、LEDユニットU1,U2,…,Unに電流が流れてLEDユニットU1,U2,…,Unは全て点灯する。
LEDユニットU1,U2,…,Unに電流が流れると、抵抗r1,r2,…,rnに電流が流れ、抵抗r1,r2,…,rnの各両極に電圧降下Vr1,Vr2,…,Vrnが生じる。
これらの電圧降下Vr1,Vr2,…,Vrnにより、ダイオードD1,D2,…,Dnの各カソードの電位が、ダイオードD1,D2,…,Dnのアノード側の電位と比べて高電位になるように回路定数が設定されているので、ダイオードD1,D2,…,Dnは非導通状態になる。
ダイオードD1,D2,…,Dnが非導通状態になると、Vs端子2bから抵抗R2を経由してダイオードD1,D2,…,Dnのアノード側に流れ込む電流は、ダイオードD1,D2,…,Dnには流れず、ダイオードDを介してトランジスタTr2のベースに流れ込む。
このように、ダイオードDからトランジスタTr2のベースに電流が流れることにより、LEDユニットU1,U2,…,Unが全て非断線状態(正常状態)であることが検出される。
そして、ダイオードDからトランジスタTr2のベースに電流が流れ込むと、トランジスタTr2に順方向バイアス電流が供給されるので、トランジスタTr2のエミッタ−コレクタ間は導通状態になり、コンデンサC1に充電されていた電荷が放電されると同時に、抵抗R1を経由して、トランジスタTr1に順方向バイアス電流が継続的に入力され、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間は導通状態になり、LEDユニットU1,U2,…,Unは継続的に点灯する。
次に、入力端子2からの点灯指示信号の入力をOFF状態にすると、LEDユニットU1,U2,…,Unに電力が供給されなくなるので、LEDユニットU1,U2,…,Unは消灯する。
このとき、コンデンサC1は放電されて非充電状態になっているので、LEDユニット群点灯装置3は、入力端子2からの点灯指示信号の入力が開始される以前と同じ状態になっている。
このため、入力端子2からの2発目の点灯指示信号の入力に対しても、同様の動作を繰り返すので、本実施例1のLEDユニット群点灯装置3を、例えば、ターンランプ(方向指示器)に使用した場合には、入力端子2から断続的に入力される点灯指示信号に応答して、LEDユニット群1が点灯する(図3(a)参照)。
このように、光源ユニット群1が非断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に応答して全ての光源ユニット群1が点灯する。
次に、複数のLEDユニットU1,U2,…,Unのうち、例えば、LEDユニットU1が断線(故障)している場合について説明する。
入力端子2からの点灯指示信号の入力が開始されると、最初はコンデンサC1は非充電状態にあるので、Vs端子2b、トランジスタTr1のエミッタ、トランジスタTr1のベース、抵抗R1、コンデンサC1を経由してGND端子2aに電流が流れ、コンデンサC1の充電が開始され、コンデンサC1の充電が完了するまで電流が流れ続ける。
コンデンサC1に電流が流れることにより、トランジスタTr1には順方向バイアス電流が供給されるので、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間は導通状態になり、断線していないLEDユニットU2,…,Unに電流が流れてLEDユニットU2,…,Unは全て点灯する。
断線していないLEDユニットU2,…,Unに電流が流れると、抵抗r2,…,rnに電流が流れ、抵抗r2,…,rnの各両極に電圧降下Vr2,…,Vrnが生じる。
これらの電圧降下Vr2,…,Vrnにより、ダイオードD2,…,Dnの各カソードの電位が、ダイオードD2,…,Dnのアノードとの電位と比べて高電位になるように回路定数が設定されているので、ダイオードD2,…,Dnは全て非導通状態になる。
一方、故障しているLEDユニットU1には電流が流れず、抵抗r1の両極の電圧降下Vr1は、LEDユニットU1が断線していない場合に比べて小さくなる。
このとき、ダイオードD1のカソードの電位が、ダイオードD1のアノードの電位と比べて低電位になるように回路定数が設定されているので、ダイオードD1は導通状態になる。
ダイオードD1が導通状態になると、抵抗r1の電圧降下Vr1の減少に伴って、ダイオードD1のアノード側の電位も低下する。
このとき、ダイオードDのカソードの電位に比べてダイオードDのアノードの電位が低電位になるように回路定数が設定されているので、ダイオードDは非導通状態になる。
ダイオードDが非導通状態になると、Vs端子2bから抵抗R2を経由してダイオードDのアノード側に流れ込む電流は、ダイオードDには流れず、ダイオードD1と抵抗r1とを介してGND端子2aへと流れ込む。
LEDユニットU1以外のLEDユニットUk(k≠1)が故障して断線した場合にも同様にして説明できる。
このように、ダイオードDからトランジスタTr2のベースに電流が流れないことから、何れかのLEDユニットU1,U2,…,Unが断線状態(故障状態)であることが検出される。
このとき、ダイオードDからトランジスタTr2に順方向バイアス電流が供給されず、トランジスタTr2のエミッタ−コレクタ間は非導通状態となり、コンデンサC1は放電されない。
したがって、入力端子2から点灯指示信号の入力が開始されて直後に、コンデンサC1に流れている電流は、コンデンサC1の充電が完了するまで流れ続けるので、その間、トランジスタTr1に順方向バイアス電流が供給されて、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間は導通状態となり、断線していないLEDユニットU2,…,Unは一定時間点灯し続ける。
コンデンサC1の充電が完了すると、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間が非導通状態となり、断線していないLEDユニットU2,…,Unが消灯するので、全てのLEDユニットU1,U2,…,Unが消灯状態になる。
その後、トランジスタTr2のエミッタ−コレクタ間は非導通状態になるので、コンデンサC1の充電状態は維持される。
このように、入力端子2からの点灯指示信号をON状態にするとコンデンサC1が充電されるまでの一定時間、断線していないLEDユニットU2,…,Unが点灯して、その後、全てのLEDユニットU1,U2,…,Unが消灯状態になる。
次に、入力端子2からの点灯指示信号の入力をOFF状態にすると、LEDユニットU1,U2,…,Unに電力が供給されなくなるので、LEDユニットU1,U2,…,Unは消灯する。
このとき、コンデンサC1は充電状態を維持しているので、入力端子2からの2発目の点灯指示信号の入力が開始されてもコンデンサC1には電流が流れず、トランジスタTr1に順方向バイアス電流が流れないので、トランジスタTr1が導通状態にならず、LEDユニットU1,U2,…,Unは点灯しない。
LEDユニットU1,U2,…,Unが点灯しないと、LEDユニットU1,U2,…,Unのうち何れかが断線した場合と同様に、Vs端子2bから、抵抗R2を経由して、ダイオードD1,D2,…,Dnのアノードに流れ込む電流は、ダイオードD1,D2,…,Dnと抵抗r1,r2,…,rnとを介してGND端子2aへと流れ込む。
したがって、ダイオードDには電流が流れず、トランジスタTr2に順方向バイアス電流が供給されないので、トランジスタTr2のエミッタ−コレクタ間は非導通状態を維持し、コンデンサC1は放電されない。
トランジスタTr2のエミッタ−コレクタ間が非導通状態であっても、エミッタ−コレクタ間に僅かな電流が流れ、しかも、コンデンサC1自体も自己放電するので、コンデンサC1に充電されている電荷はしばらくすると放電する。
この放電に要する時間は、回路定数や部品の選定などによって設定可能であり、本実施例1のLEDユニット群点灯装置3では、この放電時間がターンランプの点滅周期に比べて、十分長い時間に設定されているものとする。
次に、入力端子2からの点灯指示信号の入力をOFF状態にすると、LEDユニットU1,U2,…,Unに電力が供給されなくなるので、LEDユニットU1,U2,…,Unは消灯状態を維持する。
方向指示器のように、入力端子2からの点灯指示信号の入力が周期的にON状態とOFF状態とを交互に繰り返す場合には、1発目のON状態のときに、ON状態になってからコンデンサC1の充電が完了するまでの一定時間、断線していないLEDユニットU2,…,Unが点灯して、その後、消灯する。
そして、2発目以降のON状態のときには、コンデンサC1の充電電圧が保持されており、コンデンサC1に電流が流れないので、トランジスタTr1に順方向バイアス電流が供給されず、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間が非導通状態になり、全てのLEDユニットU1,U2,…,Unの消灯状態が維持される(図3(b)参照)。
このように、少なくとも1個のLEDユニットUkが断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に対して、1発目の点灯指示信号の入力時に断線していないLEDユニットUm(1≦m≦n;m≠k)が一定時間点灯した後に消灯し、次いで2発目以降の点灯指示信号の入力時には全てのLEDユニットU1,U2,…,Unを消灯状態に維持する。
なお、消灯状態が維持される時間はコンデンサC1の放電時間によって決まり、消灯時間(点灯指示信号のOFF状態が継続される時間)が、この放電時間より長くなるとコンデンサC1が放電して、再び、点灯指示信号が入力されたときに、断線していないLEDユニットUm(1≦m≦n;m≠k)が一定時間点灯した後に消灯し消灯状態を維持する。
〈作用効果〉
少なくとも1個のLEDユニットUkが断線状態の場合には、全てのLEDユニットU1,U2,…,Unを消灯させるので、本実施例1のLEDユニット群点灯装置3は車両法規の基準を満たすことができる。
そして、少なくとも1個のLEDユニットUkが断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に対して、1発目の点灯指示信号の入力時に、断線していないLEDユニットUm(1≦m≦n;m≠k)を一定時間点灯させた後に消灯させるので、この一定時間の点灯によりLEDユニットU1,U2,…,Unの故障を認識できる。
また、2発目以降の点灯指示信号の入力時には、全てのLEDユニットU1,U2,…,Unを消灯状態に維持するので、本実施例1のLEDユニット群点灯装置3が方向指示器などに使用された場合には、引用文献1の車両用灯具装置のように点滅して正常点灯と誤認されるようなことがなく、しかも、一定時間の点灯の後に消灯状態が維持されるので、本実施例1のLEDユニット群点灯装置3は車両法規の基準を満たすことができる。
そして、断線検出部5が主に、ダイオードD1,D2,…,Dnと、ダイオードDと、各LEDユニットU1,U2,…,Unに接続される抵抗r1,r2,…,rnとだけによって構成され、回路構成が単純であり、比較的安価な部品を使用するので製造コストの増大を抑制できる。
しかも、ダイオードD1,D2,…,Dn、ダイオードDとによって、各LEDユニットU1,U2,…,Unの回路の独立性が保たれているので、LEDユニット群1の多数化が容易である。
また、コンデンサC1が、点灯指示信号の入力時の点灯スイッチ部4の起動と、LEDユニットU1,U2,…,Unのうち何れかが断線状態の場合の点灯時間の設定と、2発目以降の点灯指示信号の入力時に充電状態として保持することによって点灯スイッチ部4を非導通状態としてLEDユニット群1を消灯状態に維持させる役割を兼ねているので、回路構成が単純であり、比較的安価な部品を使用するので製造コストの増大を抑制できる。
以下、LEDユニット群点灯装置3の変形例について、実施例1と異なる部分を中心に説明する。なお、実施例1と同一乃至均等な部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
〔変形例1〕
図4は変形例1のLEDユニット群点灯装置3の回路図である。
変形例1のLEDユニット群点灯装置3には、実施例1のLEDユニット群点灯装置3に加えて、コンデンサC1に直列に時定数設定回路7が設けられている。
時定数設定回路7は、抵抗Rc,Rd,ダイオードDc,Ddによって構成されており、コンデンサC1が充電されるときには抵抗Rcに電流が流れ、コンデンサC1が放電されるときには抵抗Rdに電流が流れるようにダイオードDc,Ddが接続されている。
このため、変形例1のLEDユニット群点灯装置3では、コンデンサC1の充電時の時定数とコンデンサC1の放電時の時定数とが独立に設定可能となっており、点灯時間の設定と放電時間の設定とを独立に行うことができる。
また、図示は省略するが、時定数設定回路7を抵抗だけによって構成して、この抵抗の抵抗値によって、コンデンサC1の充放電時の時定数を設定することもできる。
〔変形例2〕
図5は変形例2のLEDユニット群点灯装置3の回路図である。
変形例2のLEDユニット群点灯装置3には、実施例1のLEDユニット群点灯装置3に加えて、トランジスタTr1のエミッタ−ベース間に抵抗R3と、抵抗R1に直列にツェナーダイオードZDと、トランジスタTr2のベース側にバイアス電流安定回路8とが設けられている。
一般に、トランジスタのエミッタ−ベース間を流れる電流は、このトランジスタの作動状態によって変化するので、不安定になるおそれがある。
そこで、変形例2のLEDユニット群点灯装置3では、トランジスタTr1のエミッタ−ベース間に抵抗R3を接続することにより、実施例1においてトランジスタTr1のエミッタ−ベース間を流れていた電流を抵抗R3にバイパスさせることによって、トランジスタTr1の作動状態による電流の変化を緩和させる。
これにより、抵抗R1,ツェナーダイオードZD,コンデンサC1に流れる電流を安定化させることができるので、コンデンサC1の充電完了時間等を安定にすることができる。
そして、ツェナーダイオードZDは、変形例2のLEDユニット群点灯装置3の起動電圧(LEDユニット群1を点灯させるために入力端子2に供給される点灯信号の最小電圧値)を設定するために設けられている。
入力端子2に電圧Vsの点灯信号が供給されたときに、ツェナーダイオードZDの両端電圧がツェナーダイオードZDのツェナー電圧Vz未満である場合には、ツェナーダイオードZDは非導通状態となるので、トランジスタTr1に順方向バイアス電流が供給されず、トランジスタTr1は非導通状態となり、LEDユニット群1は点灯しない。
また、入力端子2に電圧Vsの点灯信号が供給されたときに、ツェナーダイオードZDの両端電圧がツェナーダイオードZDのツェナー電圧Vz以上である場合には、ツェナーダイオードZDは導通状態となり、トランジスタTr1に順方向バイアス電流が供給されるので、トランジスタTr1は導通状態となり、LEDユニット群1は点灯する。
すなわち、入力端子2に供給される点灯信号の電圧Vsに対して、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧Vzと、抵抗R1,R2のそれぞれの抵抗値とを適宜設定することによって、変形例2のLEDユニット群点灯装置3の起動電圧を設定することができる。
バイアス電流安定回路8は、コンデンサC2と、抵抗R4,R5とによって構成され、
入力端子2からの供給電圧の変動に対して、トランジスタTr2のバイアス電流を安定させるための回路である。
また、変形例1の時定数設定回路7と、変形例2のバイアス電流安定回路8、抵抗R3及びツェナーダイオードZDとを併用して、入力端子2からの供給電圧の変動に対する回路の一層の安定化を図ることもできる。
図6に基づいて、実施例2のLEDユニット群点灯装置3を説明する。なお、実施例2については実施例1と異なる部分を中心に説明し、実施例1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付し、説明を省略する。
〈構成〉
図6に示すように、実施例2のLEDユニット群点灯装置3は、変形例2のLEDユニット群点灯装置3(図5参照)において、PNP型のトランジスタTr1をPチャンネルのMOS型電界効果トランジスタFET1に置き換え、NPN型のトランジスタTr2をNチャンネルのMOS型電界効果トランジスタFET2に置き換えたものである。
詳細には、トランジスタTr1のベースは電界効果トランジスタFET1のゲートに、トランジスタTr1のエミッタは電界効果トランジスタFET1のソースに、トランジスタTr1のコレクタは電界効果トランジスタFET1のドレインに対応させて置き換えられている。
また、トランジスタTr2のベースは電界効果トランジスタFET2のゲートに、トランジスタTr2のエミッタは電界効果トランジスタFET2のソースに、トランジスタTr2のコレクタは電界効果トランジスタFET2のドレインに対応させて置き換えられている。
〈作用効果〉
一般に、トランジスタのエミッタ−コレクタ間を導通状態にするには、このトランジスタのエミッタ−ベース間に所定値以上の順方向バイアス電流を流す必要がある。
このため、実施例1のLEDユニット群点灯装置3では、入力端子2から供給される電圧Vsの点灯信号に対して、抵抗R1の抵抗値をある一定値より大きくすると、抵抗R1に直列に接続されたトランジスタTr1のエミッタ−ベース間に流れる順方向バイアス電流が上記所定値より小さくなり、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間は非導通状態となる。
すなわち、実施例1のLEDユニット群点灯装置3では、入力端子2から供給される点灯信号の電圧Vsに対して、トランジスタTr1のエミッタ−コレクタ間を導通状態にできる抵抗R1の抵抗値の上限が決まり、それ以上の抵抗値にすることはできない。
これに対して、電界効果トランジスタのドレイン−ソース間を導通状態にするには、この電界効果トランジスタのソース−ゲート間に所定の電圧を印加しさえすればよく、電界効果トランジスタの一般的な特性により、ソース−ゲート間に電圧を印加してもソース−ゲート間には、ほとんど電流が流れない。
電界効果トランジスタでは、ドレイン−ソース間の通電状態はソースに対するゲートの電位によって決まり、このソースに対するゲートの電位は抵抗R1の抵抗値と抵抗R3の抵抗値との比などによって決まる。
このため、抵抗R1の抵抗値と抵抗R3の抵抗値との比を所望値に設定しさえすれば、実施例2における抵抗R1の抵抗値を変形例2における抵抗R1の抵抗値に比べて大きい値に設定することができ、コンデンサC1の放電時間、すなわち、消灯維持時間を変形例2のLEDユニット群点灯装置3の場合に比べて長時間に設定することができる。
また、コンデンサC1の放電時間、すなわち、消灯維持時間を変形例2のLEDユニット群点灯装置3と同程度に設定する場合には、抵抗R1の抵抗値と抵抗R3の抵抗値とを、変形例2に比べて大きな値に設定することにより、コンデンサC1の電気容量を変形例2に比べて小さくすることができ、部品コストの上昇を抑制することができる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
なお、本実施例1では、LEDユニット群点灯装置3を方向指示器用に使用する場合を説明したが、LEDユニット群点灯装置3は、必ずしも方向指示器だけに用いられるものではない。例えば、テール・ストップランプやサイドマーカーランプなどに使用してもよい。
また、本実施例1のLEDユニット群点灯装置3では、3個のLEDによって各LEDユニットUkを構成したが、各LEDユニットUkを構成するLEDの数は必ずしも3個である必要はなく、1個以上であれば何個でもよい。
更に、各LEDユニットUkを構成するLEDの数は、必ずしも均等である必要はなく、例えば、図7に示すように、LEDユニットU2だけが2個のLEDで他のLEDユニットUk(k≠2)が3個で構成されていてもよい。
この場合、抵抗r2などの回路定数を適当に調整することによって、動作の安定化を図ることができる。
また、本実施例1では、一定周期の点灯指示信号が入力される方向指示器を例に説明したが、点灯指示信号の入力は断続的であれば、必ずしも一定周期である必要はない。
従来例の車両用灯具装置に係るタイミングチャート図である。 実施例1の光源ユニット群点灯装置に係る回路図である。 実施例1の光源ユニット群点灯装置に係るタイミングチャート図である。(a)は全ての光源ユニットが非断線状態の場合の図であり、(b)は少なくとも1個の光源ユニットが断線状態の場合の図である。 変形例1の光源ユニット群点灯装置に係る回路図である。 変形例2の光源ユニット群点灯装置に係る回路図である。 実施例2の光源ユニット群点灯装置に係る回路図である。 実施例1の光源ユニット群点灯装置に係る回路図であり、光源の数が光源ユニットにより異なっている例を示した図である。
符号の説明
LEDk1〜LEDk3 発光ダイオード(光源)
U1,U2,…,Un LEDユニット(光源ユニット)
1 LEDユニット群(光源ユニット群)
2 入力端子(入力部)
3 LEDユニット群点灯装置(光源ユニット群点灯装置)
4 点灯スイッチ部
5 断線検出部
6 スイッチ制御部
r1,r2,…,rn 抵抗
D1,D2,…,Dn 第1のダイオード
D 第2のダイオード
C1 コンデンサ

Claims (3)

  1. 直列に接続された複数個の光源からなる光源ユニットが複数並列に設けられた光源ユニット群を入力部から入力される点灯指示信号により点灯させる光源ユニット群点灯装置であって、
    前記入力部と前記光源ユニット群との間に介在して前記光源ユニット群への通電を制御する点灯スイッチ部と、
    前記光源ユニット群に接続されて前記各光源ユニットの断線の有無を検出する断線検出部と、
    前記断線検出部によって検出された断線の有無の情報に基づいて前記点灯スイッチ部を制御するスイッチ制御部と、
    が設けられ、
    全ての前記光源ユニットが非断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に応答して全ての前記光源ユニット群を点灯させ、
    少なくとも1個の前記光源ユニットが断線状態の場合には、断続的に入力される点灯指示信号に対して、1発目の点灯指示信号の入力時に断線していない前記光源ユニットを一定時間点灯させた後に消灯し、次いで2発目以降の点灯指示信号の入力時には全ての前記光源ユニットを消灯状態に維持させることを特徴とする光源ユニット群点灯装置。
  2. 前記断線検出部が、
    前記各光源ユニットに接続された複数の抵抗と、
    前記各抵抗と前記各光源ユニットとに各一端が接続された複数の第1のダイオードと、
    前記第1のダイオードの各他端に一端が共通接続されかつ他端が前記スイッチ制御部に接続された第2のダイオードとによって構成され、
    全ての前記光源ユニットが非断線状態の場合には、前記共通接続された第2のダイオードの一端側に流れ込んだ電流が前記第2のダイオードに流れ、
    少なくとも1個の前記光源ユニットが断線状態の場合には、前記共通接続された第2のダイオードの一端側に流れ込んだ電流が前記断線状態にある光源ユニットに接続された第1のダイオードに流れることを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット群点灯装置。
  3. 前記点灯スイッチ部にコンデンサが接続され、
    全ての前記光源ユニットが非断線状態の場合には、点灯指示信号の入力時に前記コンデンサに流れる電流により前記点灯スイッチ部の導通が開始され、
    少なくとも1個の前記光源ユニットが断線状態の場合には、1発目の点灯指示信号の入力時に点灯指示信号の入力が開始されてから前記コンデンサの充電が完了するまでの一定時間、前記点灯スイッチ部を導通状態として断線していない前記光源ユニットを点灯させ、
    次いで2発目以降の点灯指示信号の入力時には、1発目の点灯指示信号の入力時になされた前記コンデンサの充電により前記コンデンサは電流を流さず、前記点灯スイッチ部を非導通状態として前記光源ユニット群を消灯状態に維持させることを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット群点灯装置。
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