JP6380618B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、照明装置に関する。
従来、例えば、特開平5−83873号公報に開示されているように、バッテリの充電状態を表示するために充電表示装置を設けたバッテリ充電装置が知られている。この充電表示装置は、具体的には発光ダイオードとされる。
この従来技術では、トリクル充電と急速充電の双方の充電方法の実施中において、充電表示装置が充電中を示す点灯を行うものである。これにより、バッテリの充電が行われていることを報知することができる。なお、トリクル充電とは、バッテリの自然放電を補うために継続的に微小電流での充電を行うものである。
ところで、上記公報では、急速充電時に電源電圧が低下することで、充電表示装置の電流が減少するという問題点を指摘している。この問題点を解決するために、上記従来のバッテリ充電装置は、急速充電からトリクル充電に切り替えた際に充電表示装置のモニタランプの明るさが変化しないようにするための回路を備えている。
これにより充電表示装置の明るさが変化しないようにして、トリクル充電および急速充電の両方において充電表示装置(具体的には、発光ダイオード等のモニタランプ)の明るさを十分に確保している。このような構成により、充電中であることを確実に報知することを図っている。
特開平5−83873号公報
上記従来の技術にかかるバッテリ充電装置は、充電表示装置のモニタランプの明るさが変化しないようにするものである。したがって、上記従来の技術にかかるバッテリ充電装置では、充電表示装置の明るさが充電方法にかかわらず一定に維持される。
ところで、バッテリ充電方式は、急速充電と通常充電とに大別することができる。通常充電とは急速充電以外の充電をいい、その1つには例えばトリクル充電などの「補充電」がある。
急速充電とそれ以外の充電のいずれの方法でバッテリが充電されているのかを、充電装置外部のユーザに知らせたい場合がある。現在適用されている充電方法の種類を知ることができれば、例えば、バッテリの充電量の概略を知ることができる等の利点があるからである。
この点、上記公報にかかる技術の要旨は、充電中に充電表示装置の発光素子が一定の明るさで光ることを確保するというものに過ぎない。したがって、単に、バッテリ充電中であるという事実を確実に報知する、ということを念頭に置くにとどまるものであった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、バッテリ充電の際に、発光素子を利用して、現時点でのバッテリ充電方法の種類を正確に報知することのできる照明装置を提供することを目的とする。
願発明にかかる照明装置は、
LEDモジュールと、
交流電源と接続し前記LEDモジュールに直流電流を供給する点灯回路と、
前記点灯回路とは別に、前記LEDモジュールに直流電流を供給するバッテリと、
前記バッテリを、急速充電と補充電のいずれかで充電する充電回路と、
発光素子と、
前記充電回路と前記発光素子を制御し、前記充電回路が前記バッテリを充電しているか否かに応じて前記発光素子の点灯状態を制御する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記充電回路に前記急速充電をさせるとき前記発光素子を第1点灯状態で点灯させ、前記充電回路に前記補充電をさせるとき前記発光素子を前記第1点灯状態よりも消費電力の少ない第2点灯状態で点灯させ、前記急速充電の経過時間が長くなるほど前記第1点灯状態の明るさを低下させる。
明によれば、充電方法が異なる場合には、充電表示用の発光素子を点灯させる状態を、能動的に変更させる制御を行うことができるので、バッテリ充電中の充電方法の種類を正確に報知することができる。また、報知の際の消費電力を抑制することもできる。
本発明の実施の形態1にかかる点灯装置および照明装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1にかかる点灯装置の制御回路が実行するルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる、バッテリを充電するときの充電電流と、その充電電流における充電モニタ用発光ダイオードの明るさとの関係を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる、バッテリを充電するときの充電電流と、その充電電流における充電モニタ用発光ダイオードの明るさとの関係を示すタイムチャートである。
実施の形態1.
[実施の形態1の装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1にかかる点灯装置100および照明装置1000の構成を示す回路図である。照明装置1000は、点灯装置100と、この点灯装置100に接続されるLEDモジュール200と、同じく点灯装置100に接続される点検モニタ300と、非常用点灯回路140に電力を供給するバッテリ400を備える。
点灯装置100は、整流回路DBと、常用点灯回路110と、制御電源生成回路120と、充電回路130と、非常用点灯回路140と、OR回路150と、制御回路160と、点検モニタ300を備えている。整流回路DBは、商用電源ACからの交流を直流に変換する。
常用点灯回路110は、整流回路DBの出力に接続され、LEDモジュール200に電力を供給する。
具体的には、常用点灯回路110は、トランスL1を含むいわゆるフライバックコンバータを備えている。具体的には、トランスL1の一次巻線側には、抵抗R1、コンデンサC1、およびダイオードD1が設けられ、トランスL1の一端はインテリジェントパワーデバイス11に接続している。
トランスL1の二次巻線側には、ダイオードD4、コンデンサC2、MOS電界効果トランジスタQ1、抵抗R2、R6、デジタルトランジスタQ2、抵抗R4、R5,電流検出回路12、フォトカプラPC、およびMOS電界効果トランジスタQ3が設けられている。LEDモジュール200の電流は、抵抗R4を介して電流検出回路12で検出され、フォトカプラPCを介して、インテリジェントパワーデバイス11に与えられる。
なお、本実施の形態における常用点灯回路110は、フライバックコンバータに限られるものではなく、他の回路構成、たとえばバックコンバータやプッシュプル回路などであってもよい。
制御電源生成回路120は、直流に整流するダイオードD5と、コンデンサC3からなる。制御電源生成回路120は、トランスL1の二次巻線の出力電圧を電源として動作し、制御電源Vccを出力する。
充電回路130は、バッテリ400を充電する回路である。点灯装置100は、バッテリ充電端子104a、104bを備えている。バッテリ充電端子104aは、充電回路130とバッテリ400の一端とを接続する。バッテリ充電端子104bは、バッテリ400の他端をグランドに接続する。充電回路130は、制御電源Vccを電源として動作して、バッテリ400を充電する。
非常用点灯回路140は、停電時などの所定環境下において常用点灯回路110の代役としてバッテリ400からの電力で動作する点灯回路である。非常用点灯回路140は、OR回路150を介してLEDモジュール200に電力を供給する。ここでいう「所定環境下」とは、本実施の形態では、具体的には、「交流が整流回路DBに入力されないとき」または「バッテリ400の点検モードのとき」である。これらの場合に非常用点灯回路140はバッテリ400を電源として動作してLEDモジュール200に電力を供給する。
OR回路150は、ダイオードD6、D7からなり、常用点灯回路110の出力と非常用点灯回路140の出力の論理和を、LEDモジュール200に入力する。
制御回路(CPU)160は、常用点灯回路110、充電回路130、非常用点灯回路140、および点検モニタ300と接続しており、これらを制御する。
制御回路160は、制御電源Vccまたはバッテリ電圧Vbatで動作するマイクロコンピュータからなる。制御回路160は、非常用点灯回路140を制御するとともに、バッテリ400の充電状態やLEDモジュール200の状態(LEDの故障など)を示す状態信号を点検モニタ300に出力、表示させる。
制御回路160は、常用点灯回路110が動作しているときは交流電源が供給されていると判定し、非常用点灯回路140の動作を停止させ且つ充電回路130を動作させてバッテリ400を充電する。一方、制御回路160は、常用点灯回路110が動作していないときは交流電源が供給されていないと判定し、充電回路130の動作を停止させてバッテリ400の充電を停止して、非常用点灯回路140を動作させる。
また、バッテリ400が満充電されていないとき、たとえば、満充電時のエネルギーの80%以下であるときには、制御回路160は、バッテリ400を急速充電するように充電回路130を制御する。一方、満充電時のエネルギーの80%を超えるときは、制御回路160は省エネモードで動作する。省エネモードでは、トリクル充電やパルス充電などによりバッテリ400を補充電するように充電回路130が制御される。
点検モニタ300は、制御回路160に接続され、バッテリ400の充電状態やLEDモジュールの状態に応じてその点灯状態が可変されることで、それらの状態を報知することができる。
具体的には、点検モニタ300は、抵抗Ra、Rb、Rc、充電モニタ用発光ダイオードLa、ランプ異常モニタ用発光ダイオードLb、および点検異常モニタ用発光ダイオードLcからなる。図1に示すように、抵抗Ra、Rb、Rcと充電モニタ用発光ダイオードLa、ランプ異常モニタ用発光ダイオードLb、および点検異常モニタ用発光ダイオードLcはそれぞれ直列接続しており、その3つの直列回路が並列に設けられている。
点灯装置100は、この充電モニタ用発光ダイオードLa、ランプ異常モニタ用発光ダイオードLb、および点検異常モニタ用発光ダイオードLcそれぞれのカソードと接続する接続端子102a、102b、102cを備えている。また、点灯装置100は、抵抗Ra、Rb、Rcをそれぞれ介して充電モニタ用発光ダイオードLa、ランプ異常モニタ用発光ダイオードLb、および点検異常モニタ用発光ダイオードLcのアノードを制御電源Vccに電気的に接続するための電源端子102dを備えている。点検モニタ300は、この接続端子102a、102b、102cおよび電源端子102dと接続される。
点検モニタ300は制御電源Vccの電力で動作し、制御回路160によってその点灯状態を制御される。具体的には、制御回路160は、充電モニタ用発光ダイオードLaを点灯状態または消灯状態に制御することができる。
充電モニタ用発光ダイオードLaの点灯状態には、具体的には、100%点灯(全光点灯)と、調光点灯(70%点灯、50%点灯など)とが含まれる。また、視認できる程度の感覚で点灯、消灯を繰り返す「点滅」も含まれる。
[実施の形態1にかかる装置の動作]
図2は、本発明の実施の形態1にかかる点灯装置100の制御回路160が実行するルーチンのフローチャートである。
図2のルーチンでは、先ず、制御回路160はバッテリ電圧Vbatを検出することで、バッテリ400が接続されているか否かを検出する(ステップS1)。
ステップS1でバッテリ400の接続が検出されたときは、次に、バッテリの充電量が所定値以上であるかを判定する(ステップS2)。
一方、ステップS1でバッテリ400の接続が検出されないときは、点検モニタ300の充電モニタ用発光ダイオードLaを消灯させる(ステップS3)。ステップS3の後は、処理はステップS1に戻る。
ステップ2でバッテリ400の充電量が所定値以下であると判定されたときは、充電回路130がバッテリ400を急速充電するように、制御回路160が充電回路130の充電方式を切り替える(ステップS4)。
一方、バッテリ400の充電量が所定値以下でないと判定されたとき(つまり、所定値を超えるとき)は、充電回路130がバッテリ400を補充電するように、制御回路160が充電回路130の充電方式を切り替える(ステップS5)。
これにより、急速充電と補充電のいずれか一方の充電方式で、充電回路130がバッテリ400を充電することになる。
ステップS4で急速充電制御に切り替えられた場合には、充電モニタ用発光ダイオードLaを「第1点灯状態」で点灯させる制御が行われる(ステップS7)。その後、ステップ1に戻る。
一方、急速充電する制御をしていない場合(つまり補充電する制御をしている場合)には、充電モニタ用発光ダイオードLaを「第2点灯状態」で点灯させる制御が行われる(ステップS8)。「第1点灯状態」と「第2点灯状態」は、ユーザが視認して区別できる程度に異なる点灯状態である。その後、ステップ1に戻る。
ステップS7およびS8の処理では、制御回路160が、内蔵メモリに記憶した点灯パターンに従って充電モニタ用発光ダイオードLaの点灯制御を実行する。点灯パターンの詳細は後述する。
このように、制御回路160は、急速充電と補充電とに応じて、充電モニタ用発光ダイオードLaの点灯状態を相違させる。これにより、ユーザに対し、バッテリ400を急速充電しているか補充電しているかを報知することができる。また、ステップS2によりバッテリ400の充電量を判定しているので、点灯状態によってバッテリ400の充電量の概略を報知することもできる。
また、制御回路160が充電モニタ用発光ダイオードLaの点灯状態を変えることによって、充電モニタ用発光ダイオードLaで消費される消費電力を調整することができる。よって、充電モニタ用発光ダイオードLaの省エネ化を図ることができる。
特に、交流電源が供給されている期間が長くバッテリ400を補充電している期間が長いケースが一般的である。よって、補充電期間に充電モニタ用発光ダイオードLaの消費電力を抑えることができれば、累積省エネ効果が高くなる。
[点灯状態のバリエーション]
上述した本実施の形態における「第1点灯状態」および「第2点灯状態」の具体的な内容について以下に説明する。制御回路160は、下記に述べる点灯パターンのうち少なくとも1つを内蔵メモリに記憶しており、図2のルーチンにおけるステップS7およびステップS8の処理に従って点灯パターンの切替を行う。
図3は、本発明の実施の形態1にかかる、バッテリを充電するときの充電電流と、その充電電流における充電モニタ用発光ダイオードLaの明るさとの関係を示すタイムチャートである。
図3(a)は、急速充電期間T1における充電電流と、補充電における充電電流を示している。図3(a)において横軸が時間を示し縦軸が充電電流の大きさを示している。符号T1は急速充電期間を示し、この期間は「第1点灯状態」で点灯が行われる。符号T2は補充電期間を示し、この期間は「第2点灯状態」で点灯が行われる。急速充電期間T1の充電電流の値は、補充電期間T2の充電電流の値よりも、大きい。
図3(b)〜(i)は、それぞれ、充電モニタ用発光ダイオードLaの第1〜第8点灯パターンを示している。図3(b)〜(i)のそれぞれにおいて、横軸が時間を示し縦軸が明るさを示している。第1〜第8点灯パターンそれぞれは、急速充電期間T1に使用すべき第1点灯状態を実現する部分と、補充電期間T2に使用すべき第2点灯状態を実現する部分と、を有している。
具体的には、図3(b)は第1点灯パターンであり、図3(c)は第2点灯パターンであり、図3(d)は第3点灯パターンであり、図3(e)は第4点灯パターンであり、図3(f)は第5点灯パターンであり、図3(g)は第6点灯パターンであり、図3(h)は第7点灯パターンであり、図3(i)は第8点灯パターンである。
(第1点灯パターン)
図3(b)に示す第1点灯パターンは、第1点灯状態を全光点灯にし、第2点灯状態を調光点灯にするパターンである。このようにすることによって、全光点灯に比べて調光点灯では消費電力が少なくなる。よって、長時間に渡って補充電を行う場合、省エネ効果が得られる。第1点灯パターンによれば、単一の点検モニタ300にて急速充電の状態を視認でき、急速充電後の省エネモードにて消費電力の低減を図る事ができる。
(第2点灯パターン)
図3(c)に示す第2点灯パターンは、第1点灯状態を全光点灯にし、第2点灯状態を全光点灯と調光点灯を一定間隔で繰り返すパターンである。このようにすることによって、全光点灯に比べて調光点灯では消費電力が少なくなるので、長時間に渡って補充電を行う場合、省エネ効果が得られる。
なお、第2点灯状態は、全光点灯と調光点灯とを一定間隔で繰り返すものに限られない。たとえば乱数発生器等でランダムに定めた間隔など、非周期的に全光点灯と調光点灯とを繰り返すようにしてもよい。また、省エネ効果を高めるには、調光点灯時間を長くするのが望ましいので、調光点灯の時間を長くなるように、全光点灯と調光点灯との比率を設定するのが好ましい。
また、第2点灯パターンにおいて調光点灯に代えて消灯するようにして、全光点灯と消灯とを繰り返してもよい。
第2点灯パターンによれば、点滅させることで点灯パターンを目立たせることができ、調光による視認性の悪化を補うことができる。
(第3点灯パターン)
図3(d)に示す第3点灯パターンは、第1点灯状態を急速充電期間T1間に応じて全光点灯から徐々に暗くして調光点灯させるようにし、第2点灯状態を調光点灯にするパターンである。調光点灯では、ほぼ一定の明るさとなるように調光率を維持する。このようにすることによって、急速充電期間T1における消費電力を少なくすることができる。
また、急速充電期間T1において、充電モニタ用発光ダイオードLaを徐々に調光点灯させるので、ユーザは、急速充電している時間あるいは急速充電が終わるまでのおおよその時間(目安)がわかる。
また、第3点灯パターンによれば、急速充電の経過を視認できるように明るさを変えることができる。
(第4点灯パターン)
図3(e)に示す第4点灯パターンは、第1点灯状態を全光点灯と調光点灯とを一定間隔で繰り返すようにし、第2点灯状態を調光点灯にするパターンである。このようにすることによって、全光点灯に比べて調光点灯では消費電力が少なくなるので、急速充電期間T1においても省エネ効果が得られる。またモニタ表示は周囲の明るさで見え方が変わる為、急速充電表示を点滅にし、視認性を上げることができる。
また、第4点灯パターンによれば、点滅により急速充電を表示しているので、急速充電期間T1においても省エネ効果が得られ、視認性を上げることができる。
(第5点灯パターン)
図3(f)に示す第5点灯パターンは、第4点灯パターンの変形例である。第4点灯パターンの第1点灯状態は、1つの調光点灯時間と1つの全光点灯時間との組み合わせを1周期として、この1周期を複数回繰り返すパターンである。これに対し、第5点灯パターンの第1点灯状態は、2つの調光点灯時間と1つの全光点灯時間とを組み合わせて1周期とし、この1周期を複数回繰り返すものである。
2つの調光点灯時間と1つの全光点灯時間とを組み合わせることによって、バッテリ400を急速充電しているのか補充電しているのかをユーザが視認しやすくなる。
また、点灯パターン5によれば、間隔の短い点滅により急速充電のイメージを表すことができる。
(第6点灯パターン)
図3(g)に示す第6点灯パターンは、第3点灯パターンの変形例である。第3点灯パターンの第1点灯状態は、全光点灯から徐々に調光点灯に推移するようにしている。これに対し、第6点灯パターンは、全光点灯時間と調光点灯時間との比率を変えるようにしている。つまり、急速充電時間が経過するのに応じて、全光点灯時間が相対的に長い状態から徐々に全光点灯時間を短くし、一方、調光点灯時間が相対的に短い状態から徐々に調光点灯時間を長くしている。このようにすることによって、第3点灯パターンと同様の効果が得られる。
また、第6点灯パターンによれば、点滅の長さを短くしていくことで、充電の経過が見えるようにすることができる。
(第7点灯パターン)
図3(h)に示す第7点灯パターンは、第6点灯パターンの変形例である。第6点灯パターンの第1点灯状態は、全光点灯時間と調光点灯時間の両方を変更するようにしている。これに対し、第7点灯パターンは、全光点灯時間をほぼ一定としつつ調光点灯時間を徐々に長くするようにしている。このようにすることによって、第6点灯パターンや第3点灯パターンと同様の効果が得られる。
なお、第7点灯パターンの変形例として、第1点灯状態において調光点灯時間をほぼ一定としつつ全光点灯時間を徐々に短くするようにしてもよい。この場合にも上記と同様の効果が得られる。
(第8点灯パターン)
図3(i)に示す第8点灯パターンは、供給電流を短周期のパルス波形で供給して、第1点灯状態と第2点灯状態でそれぞれ高速な点滅を生じさせるパターンである。なお、高速点滅の変わりに、全光点灯と調光点灯とを高速に繰り返す高速明暗としてもよい。このとき、「高速点滅」または「高速明暗」のさせ方において、第1点灯状態と第2点灯状態とで変化するのは、点滅または明暗させるときのパルスDutyである。
特に、図3(i)に示す本実施の形態の第8点灯パターンは、第1点灯状態でのパルスDutyを、第2点灯状態でのパルスDutyよりも、大きくしている。このようにパルスDutyを変えることによって、ユーザには明るさが変わっているように見え、また、充電モニタ用発光ダイオードLaを消灯または調光させることによって消費電力を抑えることができる。なお、パルスDutyが大きくなるほどユーザには明るく見える。
第8点灯パターンによれば、高速点滅にすることで調光に必要な回路を簡略化できる。
なお、上記の第1点灯パターンおよび第3〜8点灯パターンでは、第2点灯状態を調光点灯としている。しかしながら、本発明はこれに限られない。上記の第1点灯パターンおよび第3〜8点灯パターンの第2点灯状態を、調光点灯ではなく、第2点灯パターンの第2点灯状態のごとき全光点灯と調光点灯の繰り返し又は全光点灯と消灯の繰り返しとしてもよい。この変形を第4〜7点灯パターンに適用する場合、第1、2点灯状態がともに明暗の切り替わる点灯パターンとなるが、この場合にも、第1、2点灯状態の間で明るさ又は明暗の切り替わり周期等が異なるようにすればよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、急速充電モードと省エネモード(補充電)との間で、能動的に、点検モニタ300の点灯状態を異ならしめることができる。よって、バッテリの急速充電モードと省エネモードとを、単一の点検モニタ300で、正確に報知することができる。
また、省エネモードにおける点検モニタ300の点灯状態を、調光点灯または点滅とすることができる。その結果、点検モニタ300の充電モニタ用発光Laに流れる電流量を抑えることができ、消費電力を抑えることができる。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる点灯装置100および照明装置1000は、実施の形態1にかかる装置と同様の構成を備えており、制御回路の動作および急速充電の充電方式が異なるものである。そのため実施の形態1と同様の構成は図示および説明を省略し、実施の形態1と異なる部分について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2にかかる、バッテリを充電するときの充電電流と、その充電電流における充電モニタ用発光ダイオードLaの明るさとの関係を示すタイムチャートである。
図4(a)は、図3(a)と同様に、急速充電期間T1における充電電流と、補充電期間T2における充電電流を示している。図4(b)は第9点灯パターンを示し、図4(c)は第10点灯パターンを示し、図4(d)は第11点灯パターンを示す。
制御回路160は、図2に示すフローチャートと同様の処理を実行する。しかし、実施の形態2では、図4(a)のごとく急速充電の充電電流を変化させる点が、実施の形態1と異なっている。
実施の形態2では、急速充電を行う場合、充電電流を最大値として充電を開始する。その後、急速充電期間T1間に応じて、徐々に充電電流が少なくなるように、制御回路160が充電回路130を制御する。時間経過に応じた充電電流の低減は、急速充電終了時、つまり補充電への切替時点での充電電流が、補充電期間T2の充電電流の大きさとほぼ等しくなるように行われる。
また、制御回路160は、急速充電期間T1の充電電流の変化に応じて、点検モニタ300の充電モニタ用発光ダイオードLaの明るさを変化させるようにしている。これは、実施の形態1における第3点灯パターンと同じである。さらに、第9点灯パターンによれば、充電電流の低下と比例して明るさを徐々に低下させるようにしている。
このようにすることによって、実施の形態1の第3点灯パターンのときと同様の効果を得ることができる。また、第9点灯パターンでは明るさをバッテリ400の充電状態と対応させているので、明るさの情報によってユーザにバッテリ400の充電状態を報知することもできる。
なお、実施の形態2において、図4(c)、図4(d)に示す変形が可能である。
図4(c)は第10点灯パターンを示し、これは基本的に実施の形態1における第6点灯パターンと同様のパターンである。第6点灯パターンの第1点灯状態では、全光点灯時間と調光点灯時間との比率を変えるようにしており、全光点灯時間が相対的に長い状態から徐々に全光点灯時間を短くし、一方、調光点灯時間が相対的に短い状態から徐々に調光点灯時間を長くしている。そこで、第10点灯パターンでは、この徐々に全光点灯時間を短くしたり徐々に調光点灯時間を長くしたりするときに各時間を増減する変化量を、充電電流の低下量と比例させてもよい。
図4(d)は第11点灯パターンを示し、これは基本的に実施の形態1における第7点灯パターンと同様のパターンである。第7点灯パターンは全光点灯時間をほぼ一定としつつ調光点灯時間を徐々に長くするものであり、その変形例は調光点灯時間をほぼ一定としつつ全光点灯時間を徐々に短くするものである。そこで、第11点灯パターンでは、この徐々に全光点灯時間を短くしたり徐々に調光点灯時間を長くしたりするときに各時間を増減する変化量を、充電電流の低下量と比例させてもよい。
なお、特開平5−83873号公報においては、バッテリを充電する充電電流に応じて充電表示装置(発光ダイオード)のモニタランプの明るさが意図せずに変化するという現象が、問題点として指摘されている。この点について説明すると、バッテリの充電電流は、バッテリの充電量や劣化度に応じて変化する。つまり、充電方法が同じであってもバッテリ充電電流が状況に応じて異なるので、充電方法が同じであっても充電表示装置のモニタランプの明るさが異なる場合がある。しかし、このような原因で生ずる明るさの相違は、充電方法の種類には対応しない不安定なものである。充電方法を知るためにそのような不安定な明るさを手がかりとしたのでは、充電方法の種類を正確に知ることはできない。
この点、本実施の形態によれば、バッテリ充電中の充電方法の種類を正確に報知することができるという格別の効果がある。
AC 商用電源、DB 整流回路、L1 トランス、La 充電モニタ用発光ダイオード、Lb ランプ異常モニタ用発光ダイオード、Lc 点検異常モニタ用発光ダイオード、PC フォトカプラ、11 インテリジェントパワーデバイス、12 電流検出回路、100 点灯装置、110 常用点灯回路、120 制御電源生成回路、130 充電回路、140 非常用点灯回路、150 OR回路、160 制御回路、200 LEDモジュール、300 点検モニタ、400 バッテリ、1000 照明装置

Claims (2)

  1. EDモジュールと、
    交流電源と接続し前記LEDモジュールに直流電流を供給する点灯回路と、
    前記点灯回路とは別に、前記LEDモジュールに直流電流を供給するバッテリと、
    前記バッテリを、急速充電と補充電のいずれかで充電する充電回路と、
    発光素子と、
    前記充電回路と前記発光素子を制御し、前記充電回路が前記バッテリを充電しているか否かに応じて前記発光素子の点灯状態を制御する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記充電回路に前記急速充電をさせるとき前記発光素子を第1点灯状態で点灯させ、前記充電回路に前記補充電をさせるとき前記発光素子を前記第1点灯状態よりも消費電力の少ない第2点灯状態で点灯させ、前記急速充電の経過時間が長くなるほど前記第1点灯状態の明るさを低下させる照明装置。
  2. 前記制御回路は、前記急速充電中に前記発光素子の明るさの増減を繰り返す明暗制御を行うものであり、
    前記第1点灯状態は、前記急速充電の経過時間が長くなるほど前記明暗制御における相対的に明るい期間を一定としつつ前記明暗制御における相対的に暗い期間を徐々に長くするものである請求項に記載の照明装置
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