JP4971076B2 - 照明調光システム - Google Patents

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Description

本発明は、照明調光システムに関し、詳しくは、照明器具と該照明器具に調光信号線を介して調光信号を送信する調光装置とを備える照明調光システムに関する。
従来から、複数種類の照明器具が、それぞれ別系統の調光信号線を介して調光装置に接続され、調光信号線を介して調光装置から送信される調光信号によって調光制御される照明システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この照明システムでは、照明器具に備えられた信号短絡部が当該照明器具の種類に応じた時間だけ調光信号線を短絡し、調光装置が上記短絡時間を測定することによって照明器具の種類を特定できるようになっている。調光装置は、調光信号線毎に特定した照明器具の種類(調光特性)に応じた調光信号を送信して照明器具を調光制御する。
特開2006−278059号公報
ところで、上記のような照明システムにおいて、照明器具側に生じる種々の状態変化(例えば、ランプ寿命、ランプ外れ、輝度不足等)を、新たな信号線を必要とせずに、調光装置側へ伝達できることが望まれている。上記特許文献1に記載の照明システムでは、新たな信号線を用いずに調光信号線を介して照明器具の種類を調光装置側へ伝達することができるが、伝達すべき情報の種類が多数になる場合には、調光信号線の短絡時間の長さの変化によって対応することが困難である。具体的には、上記特許文献1に記載の照明システムでは、多数の種類の情報を伝達するためには、その分だけ長い時間調光信号線を短絡する必要が生じ、照明器具に対する調光制御が不安定になる虞がある。
そこで、本発明は、照明調光システムにおいて、新たな信号線の敷設の必要なく、照明器具側に生じる多数種類の状態変化を、調光制御が不安定になる等の支障を生じることなく調光信号線を用いて調光装置側へ伝達することができる照明調光システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源と点灯回路とを備える照明器具と、前記照明器具に対して調光信号線を介して調光信号を送信する調光装置と、を備える照明調光システムにおいて、前記照明器具は、前記調光信号の立ち上がりタイミングと同期して前記調光信号線を短絡及び開放するスイッチ部と、前記照明器具自体の状態を検出する状態検出部と、を備え、前記状態検出部により検出した照明器具の状態情報を、前記スイッチ部による前記調光信号線の短絡及び開放によって二値化信号として前記調光装置へ送信し、前記調光装置は、前記二値化信号を受信して取得した照明器具の状態情報をユーザに対して報知することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1に記載の照明調光システムにおいて、前記照明器具は、前記スイッチ部によって短絡される調光信号線間の短絡路に抵抗部を有し、前記調光装置は、送出した調光信号の立ち上がりのタイミングにおいて前記抵抗部に電流が流れること、及び流れないことを検出することによって前記二値化信号を受信することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1に記載の照明調光システムにおいて、前記照明器具は、前記スイッチ部によって短絡される調光信号線間の短絡路にコンデンサ部を有し、前記調光装置は、送出した調光信号が予め定められた電位になるまでの時間が変動すること、及び変動しないことを検出することによって前記二値化信号を受信することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、調光信号線を短絡及び開放することによって二値化信号を調光装置へ送信するので、新たな信号線を必要とすることなく、照明器具側に生じる多数種類の状態変化を、調光制御が不安定になる等の支障を生じることなく調光装置側へ伝達することができる。
請求項の発明によれば、調光装置は、調光信号線間に設けられた抵抗部に電流が流れること、及び流れないことを検出することによって二値化信号を受信するので、調光信号線間が直接短絡される構成に比べて照明器具及び調光装置にかかる負荷が軽減される。
請求項の発明によれば、調光装置は、調光信号が予め定められた電位になるまでの時間が変動すること、及び変動しないことを検出することによって二値化信号を受信するので、調光信号線間が直接短絡される構成に比べて照明器具及び調光装置にかかる負荷が軽減される。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る照明調光システムについて、図1乃至図11を参照して説明する。本実施形態の照明調光システム1は、図1に示されるように、4系統の調光信号線L1、L2、L3、L4に対して調光信号Sを送信する調光装置2と、ユーザが操作して調光装置2に対して操作信号を出力するリモコン3と、各調光信号線L1、L2、L3、L4にそれぞれ接続された蛍光灯照明器具Fa、Fb、白熱灯照明器具R、及びLED照明器具Eとを備える。
調光信号Sは、PWM(Pulse Width Modulation)信号であり、図2に示されるように、オン時間tonとオフ時間toffが一定の周期Tで繰り返され、オン時間tonの電圧Vを有する信号である。周期Tに対するオン時間tonの割合がオンデューティである。
調光信号線L1、L2、L3、L4は、図1では1本の線に示されているが、実際には並行した2本の線から構成される。各照明器具Fa、Fb、R、Eは、それぞれ光源としての蛍光灯、白熱灯、LEDと、それらの点灯回路を備え、入力される調光信号Sのオンデューティに応じた光出力で点灯する。例えば、図3に示されるように、蛍光灯光源と白熱灯光源は、調光信号Sのオンデューティの増加に対してほぼ反比例して光出力が減少し、LED光源は調光信号Sのオンデューティの増加に対して指数関数状に光出力が増加するように制御される。なお、蛍光灯照明器具Fa、Fb、白熱灯照明器具R、及びLED照明器具Eは、各調光信号線L1、L2、L3、L4に対して、それぞれ複数台が並列に接続されてもよい。
調光装置2は、商用電源21から電源回路22を介して所定の動作電圧を供給される判別部23と、判別部23によって制御され各調光信号線L1、L2、L3、L4に所定の調光信号Sを出力する調光信号駆動部24と、各調光信号線L1、L2、L3、L4の短絡を検知する短絡検知部25と、短絡検知部25によって検知される短絡に基づいて二値化データを生成する二値化部26と、二値化部26によって生成された二値化データに対応する通信スタート等の制御情報を含む照明器具の状態情報を格納したテーブル27と、リモコン3からの操作信号を受信するリモコン入力部28と、判別部23が判別した照明器具の状態を表示する液晶パネル等の報知部29と、を備える。
短絡検知部25は、各調光信号線L1、L2、L3、L4を構成する2本の信号線間の電圧を検出することによって、短絡を検知する。二値化部26は、調光信号駆動部24が出力する調光信号Sの立ち上がりタイミングと、短絡検知部25が検出する短絡のタイミングとに基づいて二値化データを生成する。具体的には、二値化部26は、調光信号Sの立ち上がりタイミングにおいて、短絡が検出されたとき(照明器具から返信される調光信号Sの電圧が立ち上がらないとき)に二値化データの「1」を生成し、短絡が検出されないとき(照明器具から返信される調光信号Sの電圧が立ち上がるとき)に二値化データの「0」を生成する。二値化データの生成手順の詳細については、後述する。
判別部23は、マイクロプロセッサから構成され、リモコン入力部28を介してリモコン3から適宜のコマンド(例えば、「蛍光灯照明器具Faを光出力50%で点灯する」等)を受信したときに、制御対象の照明器具Faが指定された光出力(50%)になるように、図3に示された関係に基づいて調光信号線L1の調光信号駆動部24が適正なオンデューティ値の調光信号Sを出力するように制御する。また、判別部23は、いずれかの調光信号線L1、L2、L3、L4の短絡検知部25が短絡を検知したとき、その短絡に基づいて二値化部26が生成する二値化データを取得し、取得した二値化データの4ビット毎に対応する照明器具の状態情報をテーブル27を参照することによって取得して報知部29に表示する。
テーブル27に格納された二値化データに対する照明器具の状態情報(制御情報を含む)の例を図4に示す。例えば、二値化データ「0000」には照明器具の状態情報として「ランプ寿命」が対応し、二値化データ「0101」には通信の終了を意味する制御情報としての「エンド」が対応し、二値化データ「1010」には通信の開始を意味する制御情報としての「スタート」が対応する。
次に、照明器具Fa、Fb、R、Eを代表して蛍光灯照明器具Faの構成について、図5乃至図8を参照して説明する。蛍光灯照明器具Faは、図5に示されるように、光源としての蛍光灯31と、蛍光灯31の点灯回路32と、蛍光灯31の状態を状態種別毎に検出する状態検出部33と、状態検出部33が出力する状態種別毎の状態信号csを受信して種別毎に異なった動作態様で調光信号線L1を短絡するスイッチ部38と、を備える。点灯回路32は、商用電源34からの電源の電圧、電流等を所定の値に変換する電源部35と、電源部35によって所定の電圧に変換された電力の発振周期を蛍光灯31の点灯周期に変換する発振回路部36と、発振回路部36によって変換される発振周期を調光信号Sのオンデューティに応じた値に制御する発振周期制御部37と、を備える。
発振周期制御部37は、スイッチ部38を介して調光信号線L1に接続されており、調光信号Sのオンデューティに応じて発振周期を変更して蛍光灯31を所定の出力で発光させる。例えばオンデューティが90%の調光信号Sが調光信号線L1を介して入力されたとき、発振周期制御部37は、その調光信号Sに応じて発振回路部36の発振周期を制御し、蛍光灯31を約10%の出力で発光させる。
状態検出部33は、例えば、蛍光灯31に流れるランプ電流の波形が変形したことを検出することによって蛍光灯31のランプ寿命が近づいている状態を検出し(状態A)、蛍光灯31が正常にソケットに装着されている状態では蛍光灯31の端子に流れる微小な電流が流れなくなったことを検出することによって蛍光灯31のランプがソケットから外れた状態を検出する(状態B)ものであり、検出した状態の種別毎に異なった状態信号csをスイッチ部38へ出力する。
状態検出部33が検出する状態には、上記状態A、Bの他にもランプ輝度の補正のための照度データ、照明器具を非常灯・誘導灯として用いる場合の二次電池の充電電流の有無、二次電池の充電電圧の適否等がある。ランプ輝度の補正のための照度データは、ランプの近くに設けた輝度センサから周囲環境の明るさを含めた照度データとして出力させることができる。この照度データが状態情報として調光装置2に伝達され、照度データを受信した調光装置2は、照明器具の周囲環境の明るさを含んだ明るさ(照度データの値)がユーザの指示する明るさになるように調光信号Sのオンデューティを調整して出力する。
スイッチ部38は、図6に示すように、調光信号線L1に並列に接続された常時オフのトランジスタ41と、状態検出部33からの状態信号csをインタフェース42を介して受信し、状態信号csに含まれた状態情報に基づいてトランジスタ41を異なった動作態様でオン・オフさせる制御部43と、調光信号線L1に流れる調光信号Sの立ち上がり、立ち下りを検出して制御部43へ調光信号Sとの同期信号ssを与える信号同期部44と、を備える。制御部43は、マイクロプロセッサから構成され、状態情報毎に異なった二値化データが格納されたテーブル45aと制御情報毎に異なった二値化データが格納されたテーブル45bとが接続されている。なお、テーブル45aとテーブル45bは、図6において1つのテーブル45として示されている。
テーブル45aに格納された状態情報に対応する二値化データの例を図7に示す。例えば、状態A(ランプ寿命)に対して二値化データ「0000」が規定され、状態B(ランプ外れ)に対して二値化データ「0001」が規定され、・・状態Zに対して二値化データ「1111」が規定されている。また、テーブル45bに格納された制御情報に対応する二値化データの例を図8に示す。制御情報「スタート」(通信開始)に対して二値化データ「1010」が規定され、制御情報「エンド」(通信終了)に対して二値化データ「0101」が規定されている。制御情報に対応付けて規定された二値化データ「1010」と「0101」は、状態情報に対応付けた二値化データとして規定されていない。
次に、制御部43の動作について、図9を参照して説明する。図9は、上から順に調光装置2の動作開始タイミング、状態検出部33の状態信号csの出力タイミング、制御部43のトランジスタオン信号tsの出力タイミング、及び調光信号線L1間の電圧を示す。いま、時刻t1において調光装置2の電源が投入されると、調光装置2の調光信号駆動部24が所定のオンデューティの調光信号Sの送信を開始する。時刻t2において蛍光灯照明器具Faの状態検出部33が状態(例えば、状態A)を検知して、状態の種別に応じた状態信号csを制御部43へ出力する。
状態信号csを受信した制御部43は、まず、テーブル45bを参照して制御情報「スタート」に対応する二値化データ「1010」を取得し、信号同期部44から出力されている同期信号ssに同期させてトランジスタオン信号tsをオン、オフ、オン、オフする。これによって調光信号線L1が短絡、開放、短絡、開放され、調光信号線L1間の電圧が、立ち上がらない状態、立ち上がった状態、立ち上がらない状態、立ち上がった状態と変化する(スタート信号)。
次に、制御部43は、テーブル45aを参照して状態情報Aに対応する二値化データ「0000」を取得し、同期信号ssに同期させてトランジスタオン信号tsをオフ、オフ、オフ、オフする。これによって調光信号線L1は開放を続け、調光信号線L1間の電圧は、調光装置2から送信された調光信号S通りの立ち上がった状態(パルス)を所定周期Tで繰り返す(状態信号)。
次に、制御部43は、テーブル45bを参照して制御情報「エンド」に対応する二値化データ「0101」を取得し、同期信号ssに同期させてトランジスタオン信号tsをオフ、オン、オフ、オンする。これによって調光信号線L1が開放、短絡、開放、短絡され、調光信号線L1間の電圧が、立ち上がった状態、立ち上がらない状態、立ち上がった状態、立ち上がらない状態と変化する(エンド信号)。調光信号線間電圧が立ち上がった状態を「0」、立ち上がらない状態を「1」とすると、制御部43は、時刻t2からのトランジスタ41のオン・オフ制御によって「101000000101」の二値化信号を送信したことになる。
次に、上記二値化信号を受信する調光装置2の判別部23の動作について説明する。判別部23は、調光信号線L1の短絡検知部25が蛍光灯照明器具Faから返信されてくる調光信号Sの電圧が時刻t2において立ち上がらないこと(図9参照)を検知すると、二値化部26を動作させて二値化データを生成させる。判別部23は、二値化部26が生成する二値化データが4ビットずつ揃った時点で、テーブル27を参照して二値化データに対応する情報を取得する。具体的には、判別部23は、最初の4ビット「1010」に対応して制御情報「スタート」(通信開始)を取得し、次の4ビット「0000」に対応して状態情報A(ランプ寿命)を取得し、次の4ビット「0101」に対応して制御情報「エンド」(通信終了)を取得する。
状態情報A(ランプ寿命)を取得した判別部23は、その状態情報を報知部29に表示する。ユーザは、調光装置2の報知部29に表示された状態情報を見ることによって、蛍光灯照明器具Faのランプの寿命が近いことを知ることができる。判別部23が状態情報として前述の照度データを受信した場合には、判別部23は、蛍光灯照明器具Faの輝度が、ユーザがリモコン3を用いて入力した照度になるように調光信号駆動部24から出力される調光信号のオンデューティを調整する。
なお、本実施形態では、照明器具は、状態信号の前にスタート信号を送信し、後にエンド信号を送信するが、後のエンド信号は省略されてもよい。また、本実施形態では、照明器具が送信する信号(スタート信号、状態信号、エンド信号)は、4ビットで構成されたが、他のビット数で構成されてもよい。
白熱灯照明器具R及びLED照明器具Eの構成は、図10及び図11に示されるように、蛍光灯照明器具Faとほぼ同様であり、異なる部分は、光源が白熱灯41及びLED51であり、点灯回路32の発振回路部36と発振周期制御部37が出力位相角の変換回路に構成されている点である。同一の構成部分には、同一番号を付して説明を省略する。具体的には、電源部35によって所定の電圧に変換された電力の出力位相角を、調光信号Sに応じた値に変換する信号変換部43と、信号変換部43によって変換された電力の出力部42とを備える。信号変換部43は、それぞれ調光信号線L3、L4を介して入力される調光信号Sのオンデューティに応じて出力位相角を変換して白熱灯41、及びLED51を所定の出力で発光させる。
白熱灯照明器具R及びLED照明器具Eについても、蛍光灯照明器具Faと同様に、状態検出部33が状態の変化を検知したときには、状態信号csをスイッチ部38へ出力し、テーブル45を参照して検知した状態に対応する二値化データに基づいたタイミングで調光信号線L3、L4を短絡し、調光装置2へ二値化信号を送信する。
なお、テーブル45aに規定される二値化データを蛍光灯照明器具Fa、白熱灯照明器具R、及びLED照明器具E毎に重複しない値に設定することにより、調光装置2の判別部23が、取得する二値化データに基づいて二値化信号を送信している照明器具の種類を判別することができる。
具体的には、例えば、蛍光灯照明器具Faのテーブル45aには、状態A、Bに対応する二値化データとして「0000」、「0001」が規定され、白熱灯照明器具Rのテーブル45aには、状態A、Bに対応する二値化データとして「1000」、「1001」が規定され、LED照明器具Eのテーブル45aには、状態A、Bに対応する二値化データとして「1100」、「1101」が規定されるように構成する。上記のように構成することにより、調光装置2の判別部23は、二値化データの相違に基づいて、同じ状態(例えば、状態A)の信号を受信する場合であっても、当該状態信号を送信している照明器具の種類を判別することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る照明調光システムについて、図12、13を参照して説明する。第2の実施形態の照明調光システム1は、第1の実施形態の照明調光システム1とほぼ同一の構成であり、異なる点は、照明器具Fa、Fb、R、Eのスイッチ部38によって短絡される調光信号線L1、L2、L3、L4間の短絡路に抵抗部が備えられる点と、スイッチ部38のトランジスタ41がオンされると調光信号線L1、L2、L3、L4間に抵抗部の抵抗値に応じた短絡電流が流れ、調光装置2の短絡検知部25は、上記短絡電流を検出することによって調光信号線が短絡されたことを検知する点である。
代表的に蛍光灯照明器具Faについて、次に説明する。図12において、第1の実施形態における蛍光灯器具Faと同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。スイッチ部38によって短絡される調光信号線L1間の短絡路Lsに直列に抵抗部52が備えられ、トランジスタ41がオンすることによって調光信号線L1に抵抗部52の抵抗値に応じた短絡電流isが流れるように構成されている。
第2の実施形態における調光信号線L1に流れる電流の態様について、具体的に説明する。いま、照明器具から調光装置2へ送信される状態信号は、前記例と同様に状態Aに相当する「0000」であるとする。照明器具の制御部43が、図13に示されるように、時刻t2からトランジスタ41を、同期信号ssに同期させて、オン、オフ、オン、オフ、オフ、オフ、オフ、オフ、オフ、オン、オフ、オンすることによって、調光信号線L1間に流れる電流がトランジスタ41のオンに対応して流れる状態、オフに対応して流れない状態と変化する。短絡電流isが流れる状態を「1」、流れない状態を「0」とすると、第1の実施形態の場合の例と同様に、二値化信号「101000000101」が送信されたことになる。
第2の実施形態における調光装置2の短絡検知部25は、2本の調光信号線L1間の電圧を計測する第1の実施形態とは異なり、調光信号線L1に流れる電流値を計測し、調光信号Sの立ち上がりのタイミングにおいて短絡電流isが流れることを検知したときに調光信号線L1間に短絡が生じ、流れないことを検知したときに調光信号線L1が開放されたことを検知する。以後、調光装置2は、上記短絡、開放の検知タイミングに応じて二値化部26が生成する二値化データを取得し、取得した二値化データに対応する状態情報をテーブル27を参照して取得し、取得した状態情報を報知部29に表示する。
従って、本実施形態の照明調光システム1においても、ユーザは、調光装置2の報知部29に表示された状態情報を見ることによって、照明器具Fa、Fb、R、Eに種々の状態のうちの特定の状態が生じたことを知ることができる。また、本実施形態の照明調光システム1では、短絡路Lsに抵抗部52が備えられることによって、調光信号線L1、L2、L3、L4間が短絡されたときに調光信号線に大きな電流が流れることが防止されるので、短絡路Lsに抵抗部52が挿入されていない第1の実施形態に比べて各照明器具Fa、Fb、R、E、及び調光装置2にかかる負荷が軽減される。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る照明調光システムについて、図14乃至図16を参照して説明する。第3の実施形態の照明調光システム1は、第1の実施形態の照明調光システム1とほぼ同一の構成であり、異なる点は、各調光信号線L1、L2、L3、L4間の短絡路Lsにコンデンサ部53が備えられる点と、スイッチ部38のトランジスタ41がオンされたときに該コンデンサ部53によって調光信号線L1、L2、L3、L4に流れる調光信号Sの立ち上がりと立ち下りに鈍りが付与され、調光装置2の短絡検知部25は、鈍りが付与された調光信号Sが所定の電位に立ち上がるまでの時間が変化することを検知することによって調光信号線L1、L2、L3、L4が短絡されたことを検知する点である。
代表的に蛍光灯照明器具Faについて、次に説明する。図14において、第1の実施形態における蛍光灯器具Faと同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。スイッチ部38によって短絡される調光信号線L1間の短絡路Lsに直列にコンデンサ部53が備えられ、トランジスタ41がオンすることによって調光信号線L1に流れる調光信号Sの電流が短時間だけコンデンサ部53に蓄積される。
第3の実施形態における調光信号線L1に流れる調光信号Sの態様について、具体的に説明する。いま、照明器具から調光装置2へ送信される状態信号は、前記例と同様に状態Aに相当する「0000」であるとする。照明器具の制御部43が、図15に示されるように、時刻t2からトランジスタ41を、同期信号ssに同期させて、オン、オフ、オン、オフ、オフ、オフ、オフ、オフ、オフ、オン、オフ、オンすることによって、調光信号線L1の調光信号Sの電圧に、トランジスタ41のオンに対応するタイミングで鈍りが付与される。
第3の実施形態における調光装置2の短絡検知部25は、2本の調光信号線L1間の電圧が予め定められた電位に到達するまでの時間(到達時間)を計測し、トランジスタ41がオフであるときの到達時間に比べて変動したときに調光信号線L1間に短絡が生じたことを検知し、変動がないときに調光信号線L1間が開放されたことを検知する。以後、調光装置2は、上記短絡、開放の検知タイミングに応じて二値化部26が生成する二値化データを取得し、取得した二値化データに対応する状態情報をテーブル27を参照して取得し、取得した状態情報を報知部29に表示する。
図16に鈍りが付与された調光信号Sの形態を示す。ここで、予め定められた電位Vsに到達するまでの時間Tsは、短絡路Lsが短絡されず鈍りが付与されない場合の調光信号Sの到達時間に比べて長くなっており、短絡検知部25が容易に検知することができる。
以上のように、本実施形態の照明調光システム1においても、ユーザは、調光装置2の報知部29に表示された状態情報を見ることによって、照明器具Fa、Fb、R、Eに種々の状態のうちの特定の状態が生じたことを知ることができる。また、本実施形態の照明調光システム1では、短絡路Lsにコンデンサ部53が備えられることによって、調光信号線L1、L2、L3、L4間が短絡されたときに、調光信号線に大きな電流が流れることが防止されるので、短絡路Lsにコンデンサ部53が挿入されていない第1の実施形態に比べて各照明器具Fa、Fb、R、E、及び調光装置2にかかる負荷が軽減される。
本発明の第1の実施形態に係る照明調光システムのブロック図。 同照明調光システムにおける調光信号の例を示す図。 同照明調光システムにおける蛍光灯照明器具、白熱灯照明器具、及びLED照明器具の調光信号のオンデューティに対する光出力の関係を示す図。 同照明調光システムにおける調光装置のテーブルに格納された二値化データと情報の対応を示す図。 同照明調光システムにおける蛍光灯照明器具のブロック図。 同照明調光システムにおける蛍光灯照明器具のスイッチ部のブロック図。 同照明調光システムにおける蛍光灯照明器具のテーブルに格納された状態情報と二値化データの対応を示す図。 同照明調光システムにおける蛍光灯照明器具のテーブルに格納された制御情報と二値化データの対応を示す図。 同照明調光システムにおける調光装置の動作開始タイミング、状態信号の出力タイミング、トランジスタオン信号の出力タイミング、及び調光信号線間電圧の態様を示す図。 同照明調光システムにおける白熱灯照明器具のブロック図。 同照明調光システムにおけるLED照明器具のブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る照明調光システムにおける蛍光灯照明器具のブロック図。 同照明調光システムにおける調光装置の動作開始タイミング、状態信号の出力タイミング、トランジスタオン信号の出力タイミング、及び短絡電流の態様を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る照明調光システムにおける蛍光灯照明器具のブロック図。 同照明調光システムにおける調光装置の動作開始タイミング、状態信号の出力タイミング、トランジスタオン信号の出力タイミング、及び調光信号線間電圧の態様を示す図。 同照明調光システムにおける鈍りを付与された調光信号を示す図。
符号の説明
1 照明調光システム
2 調光装置
31 蛍光灯(光源)
32 点灯回路
38 スイッチ部
41 白熱灯(光源)
51 LED(光源)
52 抵抗部
53 コンデンサ部
L1、L2、L3、L4 調光信号線
Ls 短絡路
Fa、Fb 蛍光灯照明器具(照明器具)
R 白熱灯照明器具(照明器具)
E LED照明器具(照明器具)
S 調光信号

Claims (3)

  1. 光源と点灯回路とを備える照明器具と、前記照明器具に対して調光信号線を介して調光信号を送信する調光装置と、を備える照明調光システムにおいて、
    前記照明器具は、
    前記調光信号の立ち上がりタイミングと同期して前記調光信号線を短絡及び開放するスイッチ部と、
    前記照明器具自体の状態を検出する状態検出部と、を備え、
    前記状態検出部により検出した照明器具の状態情報を、前記スイッチ部による前記調光信号線の短絡及び開放によって二値化信号として前記調光装置へ送信し、
    前記調光装置は、
    前記二値化信号を受信して取得した照明器具の状態情報をユーザに対して報知することを特徴とする照明調光システム。
  2. 前記照明器具は、前記スイッチ部によって短絡される調光信号線間の短絡路に抵抗部を有し、
    前記調光装置は、送出した調光信号の立ち上がりのタイミングにおいて前記抵抗部に電流が流れること、及び流れないことを検出することによって前記二値化信号を受信することを特徴とする請求項1に記載の照明調光システム。
  3. 前記照明器具は、前記スイッチ部によって短絡される調光信号線間の短絡路にコンデンサ部を有し、
    前記調光装置は、送出した調光信号が予め定められた電位になるまでの時間が変動すること、及び変動しないことを検出することによって前記二値化信号を受信することを特徴とする請求項1に記載の照明調光システム。
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