JP2011168086A - 車両用警告システム - Google Patents

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【課題】運転者が危険状態などの警告を容易に検知し易やすく、かつ装置構成が簡素な車両用警告システムを提供すること。
【解決手段】運転者に注意を促すための車両用警告システムAにおいて、複数のインジケータが配置されたインジケータパネル30と、運転者への注意喚起が必要であるか否かを判断する注意喚起判断手段21と、運転者への注意喚起が必要であると判断された場合、複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させるインジケータ制御手段22と、を備え、複数のインジケータは、運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用警告システムに関するものである。
従来、車両用メータとして、法定速度の超過などの危険状態を運転者に報知するものが知られている。例えば、特許文献1の車両用メータでは、文字板を発光させることにより、運転者に注意を喚起する。この他にも、液晶や有機ELなどの表示部に運転者への警告メッセージを表示する、いわゆるマルチインフォメーションディスプレイが知られている。
特開平9−53955号公報
特許文献1に記載の車両用メータの文字板には、多数のLEDが配置されている。当該多数のLEDを所定の色に一斉に点滅発光させることにより、運転者へ警告を行う。しかし、文字板のLEDの配置は、メータの周方向への配置に過ぎず、特段意味のあるものではない。よって、運転者が、警告に気が付かないおそれや、警告ではないと誤って判断するおそれがあった。また、車両用メータとは別にマルチインフォメーションディスプレイを搭載することも考えられるが、装置構成が複雑となるといった問題があった。
本発明は、運転者が危険状態などの警告を容易に検知し易やすく、かつ装置構成が簡素な車両用警告システムを提供することを課題とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る車両用警告システムは、運転者に注意を促すための車両用警告システムであって、複数のインジケータが配置されたインジケータパネルと、運転者への注意喚起が必要であるか否かを判断する注意喚起判断手段と、運転者への注意喚起が必要であると判断された場合、複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させるインジケータ制御手段と、を備え、複数のインジケータは、運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、インジケータパネル内において複数のインジケータが、運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置されている。注意喚起判断手段において注意喚起が必要であると判断された場合、当該複数のインジケータが一斉点灯または一斉点滅する。このため、運転者への注意喚起は、複数のインジケータによる比較的大きな警告表示で行われる。よって、運転者が、注意喚起を見過ごす可能性は低く、容易に危険状態などの警告を検知できる。また、車両用メータとは別にマルチインフォメーションディスプレイなどを搭載することなく、既存の複数のインジケータの配列を工夫して注意を喚起する。従って、運転者が危険状態などの警告を容易に検知し易やすく、かつ装置構成が簡素な車両用警告システムを提供することができる。
また、警告形状は、感嘆符の形状を有する感嘆符部と、当該感嘆符部を囲う外枠部とからなる形状とすることができる。
上記の構成により、注意喚起は、いわゆる「ビックリマーク」である感嘆符部を含む比較的大きな表示によって行われる。従って、運転者が注意喚起を見過ごす可能性は格段に低くなり、運転者は危険状態を素早く検知できる。
また、複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させるときの輝度は、複数のインジケータのうちのいずれか1つのインジケータを個別点灯または個別点滅させるときの輝度よりも、高く設定されていることが好ましい。
上記の構成により、インジケータを個別点灯または個別点滅させるときの輝度よりも、複数のインジケータによる一斉点灯または一斉点滅させるときの輝度が高く設定されているので、複数のインジケータによる運転者への警告表示を鮮明にできる。従って、運転者が注意喚起を見過ごす可能性をより低くできる。
また、運転者への注意喚起が必要である場合は、外部障害物との衝突危険度が一定以上に上昇した場合、あるいは運転者の走行に対する意識レベルが一定以下に低下した場合とすることができる。
このように、外部障害物との衝突危険度が一定以上に上昇した場合、あるいは運転者の走行に対する意識レベルが一定以下に低下した場合などの危険な状態において、全体として警告形状をなす複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させれば、運転者への危険状態の報知として有効である。
また、複数のインジケータによる警告形状の配列には、点灯制限のあるインジケータが除外されていることが好ましい。
インジケータパネル内で点灯されるインジケータには、法規制などの理由から、必要時にのみ点灯される点灯制限のあるインジケータが含まれる。このような点灯制限のあるインジケータは、必要時以外の時には消灯させておく必要がある。ここで、上記の構成とすることにより、法規制などによる点灯制限がないインジケータによって警告形状が形成されるので、点灯制限のあるインジケータを点灯させることなく、複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させることができる。
本発明によれば、運転者が危険状態を容易に検知し易やすく、かつ装置構成が簡素な車両用警告システムを提供することができる。
車両用警告システムのブロック構成図である。 インジケータパネルにおける複数のインジケータの配置図である。 複数のインジケータによる警告表示の運転者への見え方を示す模式図である。 車両用警告システムの動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る車両用警告システムAのブロック構成図である。車両用警告システムAは、運転者に注意喚起を促すためのものである。例えば、自車両が危険状態であると判断された場合、運転者に注意喚起が行われる。危険状態には、例えば、法定速度を超過した状態、車間距離が一定値以下である状態、外部障害物との衝突危険度が一定値以上である状態、及び車両が故障した状態などがある。
図1に示すように、車両用警告システムAは、危険状態監視装置10、自己診断装置11、システム作動状態監視装置12、演算装置20、及びインジケータパネル30を備えている。危険状態監視装置10、自己診断装置11、及びシステム作動状態監視装置12は、演算装置20に接続されている。インジケータパネル30は、演算装置20に接続されている。演算装置20は、注意喚起判断部21と、インジケータ制御部22とを有する。
危険状態監視装置10は、例えばセンサやカメラなどからなる。具体的に危険状態監視装置10は、法定速度の超過を検出する速度超過検出装置、他車両との車間距離を検出する車間距離検出装置、自車両周囲の障害物を検出する障害物検出装置、または車両故障を検出する車両故障検出装置などである。あるいは、危険状態監視装置10は、運転者の走行に対する意識レベルを検出する注意力検出装置である。注意力検出装置は、運転者の顔の向きを検出する顔向き検出手段、あるいは自車両のブレーキペダルまたはアクセルペダルに対する運転者の足の載置状況を検出する載置状況検出手段などから構成することができる。危険状態監視装置10は、危険状態に関する情報を検出すると、演算装置20の注意喚起判断部21に危険情報を出力する。
自己診断装置11は、車両の自己診断をするためのものである。自己診断装置11は、例えば、エンジンオイルの油圧状況やラジエータの水温状況などの各種の自己診断状況を検出する。自己診断装置11は、検出した自己診断状況を演算装置20のインジケータ制御部22へ出力する。なお、各種の自己診断状況に応じて、該当するインジケータが個別に点灯あるいは点滅する。
システム作動状態監視装置12は、各種の車両システムの作動状態を検出するためのものである。具体的には、システム作動状態監視装置12は、例えば、レーン・キーピング・アシスト(LKA)の作動状態やシフトレンジ位置の作動状態などを検出する。システム作動状態監視装置12は、検出したシステム作動状態を演算装置20のインジケータ制御部22へ出力する。なお、各種の車両システムの作動状態に応じて、該当するインジケータが個別に点灯あるいは点滅する。
演算装置20の注意喚起判断部21は、危険状態監視装置10から出力された危険情報を解析し、自車両が危険状態であるか否かを判断する。注意喚起判断部21は、危険状態の判断結果をインジケータ制御部22に出力する。
演算装置20のインジケータ制御部22は、危険状態監視装置10から出力された危険状態の判断結果に基づいて、インジケータパネル30の複数のインジケータによる警告表示を一括制御する。また、インジケータ制御部22は、自己診断装置11から出力された自己診断状況に基づいて、インジケータパネル30の該当するインジケータの警告表示を個別制御する。さらに、インジケータ制御部22は、システム作動状態監視装置12から出力されたシステム作動状態に基づいて、インジケータパネル30の該当するインジケータの表示を個別制御する。
インジケータパネル30は、車内において、運転座席の前方に設置される表示部である。インジケータパネル30は、複数のインジケータを含む。図1の例では、複数のインジケータは、第1インジケータC1、第2インジケータC2・・・、第NインジケータCNを有する(Nは、3以上の自然数を示す)。
インジケータは、警告用インジケータやシステム作動状態通知用インジケータなどである。警告用インジケータは、各種の自己診断状況に基づく警告を表示する。警告用インジケータは、例えば、エンジンオイルの油圧警告灯、シートベルト非着用警告灯、ラジエータの水温警告灯、バッテリの充電警告灯、残燃料量警告灯などである。
システム作動状態通知用インジケータは、各種の車両システムの作動状態に基づく表示を行う。システム作動状態通知用インジケータは、例えば、アクティブ・クルーズコントロール(ACC)表示灯、シフトレンジ位置表示灯、パーキングブレーキ表示灯、前照灯角度表示灯などである。
図2は、インジケータパネル30における複数のインジケータの配置例を示す図である。インジケータパネル30は、メータ部Mと、複数のインジケータとを含んでいる。メータ部Mは、スピードメータやタコメータなどである。
複数のインジケータC1〜CNは、運転者に注意を促すための警告形状(マスターコーション形状)に全体として配置されている。よって、インジケータパネル30内の比較的広範囲にわたって、警告表示がなされる。図2の例では、運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置された複数のインジケータが、メータ部Mの周囲及び内部に配置されている。
複数のインジケータC1〜CNによる警告形状は、感嘆符の形状を有する感嘆符部E1と、感嘆符部E1を囲う外枠部E2とを含む形状とすることができる。感嘆符部E1は、主要部B1と底部B2とから構成されるいわゆる「ビックリマーク(!)」の形状を有する。
図2では、感嘆符部E1は、メータ部Mの中心線C上に配置されている。よって、運転者の見易い位置に警告表示がなされるので、運転者への注意喚起が効果的に行われる。また図2の例では、感嘆符部E1が、EVドライブモード表示灯31、LKA表示灯32、プリクラッシュセーフティーシステム(PCS)表示灯33、及びアダプティブクルーズコントロール(ACC)表示灯34の4つのインジケータ(例えば第1〜第4インジケータC1〜C4)からなる主要部B1と、水温警告灯35の1つのインジケータ(例えば第5インジケータC5)からなる底部B2とから構成されている。
外枠部E2は、感嘆符部E1を囲うのに必要な数のインジケータから構成することができる。図2の例では、外枠部E2は、コンフォート灯36、クルーズコントロールシステム(CC)灯37、ウォッシャ液量残量警告灯38、半ドア警告灯39、ヒルディセントコントロールシステム(HDC)灯40、エンジンオイルの油圧警告灯41、シートベルト非着用警告灯42、オートパーキングブレーキ(オートPKB)灯43、セキュリティ表示灯44、エコ表示灯45、フロントフォグランプ表示灯46、ハイビーム表示灯47、リヤフォグランプ表示灯48、車幅灯表示灯49、バッテリの充電警告灯50、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)警告灯51、タイヤプレッシャーマネージメントシステム(TPMS)灯52、SPORT表示灯53、ブレーキ表示灯54、及びエアバッグ灯55の20つのインジケータ(例えば第6〜第25インジケータC6〜C25)から構成されている。
また図2の例では、外枠部E2は三角形状をなし、メータ部Mは半円形状をなす。よって、外枠部E2をメータ部Mの周囲に容易に配置できる。
複数のインジケータC1〜CNによる、警告表示の運転者への見え方の例を図3に示す。複数のインジケータC1〜CNは、運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置されている。注意喚起判断部21において注意喚起が必要であると判断された場合、当該複数のインジケータC1〜CNが一斉点灯または一斉点滅する。つまり、運転者への注意喚起は、比較的大きな警告表示によって行われる。故に、運転者は、注意喚起を見過ごす可能性が低く、容易に危険状態を検知できる。また、既存のインジケータの配列を工夫して注意を喚起するので、警告表示用に新たにパネルやインジケータを設ける必要がない。従って、運転者が危険状態を容易に検知し易やすく、かつ装置構成が簡素な車両用警告システムを提供することができる。
また、複数のインジケータC1〜CNによる警告形状は、感嘆符の形状を有する感嘆符部E1と、感嘆符部E1を囲う外枠部E2とからなる形状とすることができるので、運転者への注意喚起は、比較的大きないわゆる「ビックリマーク」の表示によって行われる。よって、運転者が注意喚起を見過ごす可能性は格段に低くなり、運転者は危険状態の警告を素早く容易に検知できる。
当該警告形状を全体としてなす複数のインジケータC1〜CNを一斉点灯または一斉点滅させるときの輝度は、複数のインジケータC1〜CNのうちのいずれか1つのインジケータを個別点灯または個別点滅させるときの輝度Lと同じに設定されている。
あるいは、複数のインジケータC1〜CNを一斉点灯または一斉点滅させるときの輝度を、複数のインジケータC1〜CNのうちのいずれか1つのインジケータを個別点灯または個別点滅させるときの輝度Lよりも、高い輝度L+αに設定されている。よって、運転者への警告表示を鮮明にできる。従って、運転者が注意喚起を見過ごす可能性をより低くできる。
なお、道路運送車両法によって点灯制限のあるインジケータとして、例えばエンジン警告灯63などがある。当該法規によって点灯制限のあるインジケータは、警告形状をなす複数のインジケータC1〜CNの配列から除外することができる。上記の構成により、自動車法規制などにより決められた場合にのみ点灯できるインジケータを、上述の警告形状にすることなく、複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させることができる。図2の例では、残燃料量警告灯61、横すべり防止システム作動灯62、エンジン警告灯63、電子制限パワーステアリング警告灯(故障系)64が、警告形状をなす複数のインジケータC1〜CNから除外されている。
次に、本実施形態に係る車両用警告システムAの動作について説明する。図4は、車両用警告システムAの動作を示すフローチャートである。この図4の動作は、例えば、危険状態監視装置10、自己診断装置11、システム作動状態監視装置12、演算装置20、インジケータパネル30などにより行われる。
まず、図1に示す自己診断装置11が、例えばエンジンオイルの油圧状況などの自己診断状況を検出する(S1)。自己診断装置11は、検出した自己診断状況を演算装置20のインジケータ制御部22へ出力する。
また、図1に示すシステム作動状態監視装置12が、例えばLKAシステムやパーキングブレーキなどの車両システムの作動状態を検出する(S2)。システム作動状態監視装置12は、検出した車両のシステム作動状態を演算装置20のインジケータ制御部22へ出力する。
次いで、演算装置20のインジケータ制御部22は、自己診断装置11から出力された自己診断状況に基づいて、警告表示の必要性が生じたか否かを判断する(S3)。さらに、インジケータ制御部22は、システム作動状態監視装置12から出力された車両のシステム作動状態に基づいて、車両のシステムが作動したか否かを判断する(S3)。
インジケータ制御部22において、警告表示の必要性が生じたと判断された場合、あるいは車両のシステムが作動したと判断された場合、インジケータパネル30内の該当するインジケータを輝度Lで個別点灯または個別点滅させる(S4)。
具体的には、インジケータ制御部22において、例えばエンジンオイルの油圧状況に関する警告表示の必要性が生じたと判断された場合、油圧警告灯41を輝度Lで個別点灯または個別点滅させる。あるいは、インジケータ制御部22において、例えばLKAシステムが作動状態であると判断された場合、LKA表示灯32を輝度Lで個別点灯または個別点滅させる。対して、インジケータ制御部22において、警告表示の必要性が生じてなく、車両のシステムが作動していないと判断された場合、インジケータによる個別点灯や個別点滅などの警告表示は行わない。
次に、図1に示す危険状態監視装置10は、危険状態に関する情報を検出する(S5)。危険状態監視装置10は、例えば、外部障害物との衝突危険度や、運転者の走行に対する意識レベルなどの危険状態に関する情報を検出する。危険状態監視装置10は、検出した危険状態に関する情報を、演算装置20の注意喚起判断部21に出力する。
注意喚起判断部21は、危険状態監視装置10から出力された危険状態に関する情報を解析して、運転者への注意喚起が必要であるか否かを判断する(S6)。運転者への注意喚起が必要な場合の具体例として、外部障害物との衝突危険度が一定以上に上昇した場合、運転者の走行に対する意識レベルが一定以下に低下した場合、あるいは両場合などの危険状態にある場合がある。注意喚起判断部21は、注意喚起が必要であるか否かの判断結果をインジケータ制御部22に出力する。
インジケータ制御部22は、注意喚起判断部21から出力された注意喚起が必要であるか否かの判断結果に基づいて、インジケータパネル30の複数のインジケータC1〜CNによる警告表示を行う(S7)。すなわち、インジケータ制御部22は、注意喚起判断部21において注意喚起が必要であると判断された場合、複数のインジケータC1〜CNを一斉点灯または一斉点滅させる。この際、複数のインジケータC1〜CNは、運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置されている。インジケータ制御部22は、注意喚起判断部21において注意喚起が必要でないと判断された場合、複数のインジケータC1〜CNによる警告形状の表示は行わない。
複数のインジケータC1〜CNを一斉点灯または一斉点滅する際の輝度は、上述の複数のインジケータのうちのいずれか1つのインジケータによる個別点灯または個別点滅する際の輝度Lと同じに設定することができる。
あるいは、複数のインジケータC1〜CNを一斉点灯または一斉点滅する際の輝度は、複数のインジケータC1〜CNのうちのいずれか1つのインジケータによる個別点灯または個別点滅する際の輝度Lよりも高い輝度L+αに設定することができる。よって、運転者への複数のインジケータC1〜CNによる警告表示を鮮明にできる。従って、運転者が危険状態を見過ごす可能性をより低くできる。以上により、本実施形態に係る車両用警告システムAの動作を終了する。
本実施形態に係る車両用警告システムAによれば、複数のインジケータC1〜CNは、運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置されている。注意喚起判断部21において注意喚起が必要であると判断された場合、当該複数のインジケータC1〜CNが一斉点灯または一斉点滅する。つまり、運転者への注意喚起は、比較的大きな警告表示によって行われる。故に、運転者は、注意喚起を見過ごす可能性が低く、容易に危険状態を検知できる。また、既存のインジケータの配列を工夫して注意を喚起するので、警告表示用に新たにパネルやインジケータを設ける必要がない。従って、運転者が危険状態を容易に検知し易やすく、かつ装置構成が簡素な車両用警告システムを提供することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。図2では、外枠部E2が三角形状をなす例を示したが、外枠部E2の形状は、矩形状や円形状などでも良い。また、外枠部E2は、必ずしも必要ではなく、省略しても良い。
また、図2では、感嘆符部E1がメータ部Mの中心線C上に配置されている例を示したが、感嘆符部E1を設ける場所は、インジケータパネル30内であれば良い。
また、1つのインジケータパネル30内において、1つの感嘆符部E1を設ける例を示したが、感嘆符部を複数設けて、さらに注意を喚起してもよい。
また、上記実施形態では、複数のインジケータによる警告形状が、感嘆符の形状である例を示した。しかしながら、複数のインジケータによる警告形状は、感嘆符の形状以外でも良く、例えば、「危」や「キケン」などの注意を喚起する形状であっても良い。
A…車両用警告システム、10…危険状態監視装置、11…自己診断装置、12…システム作動状態監視装置、20…演算装置、21…注意喚起判断部、22…インジケータ制御部、30…インジケータパネル、C1…第1インジケータ、C2…第2インジケータ、CN・・・第Nインジケータ。E1…感嘆符部、E2…外枠部、M…メータ部。

Claims (5)

  1. 運転者に注意を促すための車両用警告システムであって、
    複数のインジケータが配置されたインジケータパネルと、
    前記運転者への注意喚起が必要であるか否かを判断する注意喚起判断手段と、
    前記運転者への注意喚起が必要であると判断された場合、前記複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させるインジケータ制御手段と、を備え、
    前記複数のインジケータは、前記運転者に注意を促すための警告形状に全体として配置されていることを特徴とする車両用警告システム。
  2. 前記警告形状は、感嘆符の形状を有する感嘆符部と、前記感嘆符部を囲う外枠部とからなる請求項1に記載の車両用警告システム。
  3. 前記複数のインジケータを一斉点灯または一斉点滅させるときの輝度は、前記複数のインジケータを個別点灯または個別点滅させるときの輝度よりも高く設定されている請求項1または2に記載の車両用警告システム。
  4. 前記運転者への注意喚起が必要である場合は、外部障害物との衝突危険度が一定以上に上昇した場合、あるいは前記運転者の走行に対する意識レベルが一定以下に低下した場合である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用警告システム。
  5. 前記複数のインジケータによる前記警告形状の配列には、点灯制限のあるインジケータが除外されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用警告システム。
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