JP2002067735A - 車両用表示システム - Google Patents

車両用表示システム

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JP2002067735A
JP2002067735A JP2000262903A JP2000262903A JP2002067735A JP 2002067735 A JP2002067735 A JP 2002067735A JP 2000262903 A JP2000262903 A JP 2000262903A JP 2000262903 A JP2000262903 A JP 2000262903A JP 2002067735 A JP2002067735 A JP 2002067735A
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Yoko Ogawa
洋子 小川
Yasushi Inoue
泰 井上
Sosuke Yamamoto
壮祐 山本
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 速度計やタコメータ等の計器類に大きい表示
スペースが必要となる場合であっても、シンボルマーク
による警報状態の発生の表示を数多く行うこと。 【解決手段】 車両の走行速度等の計器系の状態表示
と、車両のブレーキ、バッテリ充電の異常や故障等の警
報表示とを行うに当たり、速度計31等による状態表示
を行う状態表示ユニット3と、ブレーキ異常シンボル5
5a、バッテリ充電異常シンボル55b等による警報表
示を行う警報表示ユニット5とを、互いに異なるハウジ
ングに収容してダッシュボード11の左右方向略中央部
と運転席の前方部とに分けて配置し、警報表示ユニット
5で警報表示を行っている際には、状態表示ユニット3
のストップシンボル38等の点滅又は点灯によりその旨
を表示する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の各種状態を
示す状態表示と車両において発生した警報状態を示す警
報表示とを行う車両用表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両において発生する各種の警報状態
は、一般に、警報状態の発生を検出したセンサ等からの
信号に基づいて、その警報状態の内容を表すシンボルマ
ークをメータユニットの文字板上で発光表示させること
により行われており、運転者等は、この発光表示された
シンボルマークによって発生した警報状態の内容を把握
し、必要に応じて適当な対策を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに従来は、警報状態の発生を示すシンボルマークの発
光表示がメータユニットの文字板上で行われていたこと
から、速度計やタコメータ、燃料計等の計器類の表示ス
ペースを除いたメータユニットの余った表示スペースの
大きさに依存して、シンボルマークによる警報状態発生
の表示数が制約されてしまうという不具合があった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、速度計やタコメータ、燃料計等の計器
類に大きい表示スペースが必要となる場合であっても、
シンボルマークによる警報状態の発生の表示を数多く行
うことができる車両用表示システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の車両用表示システムは、車
両の各種状態を示す状態表示と、前記車両において発生
した警報状態を示す警報表示とを行う車両用表示システ
ムにおいて、前記状態表示を行う状態表示ユニットと前
記警報表示を行う警報表示ユニットとを、各々個別のハ
ウジングに収容することで互いに分離して構成したこと
を特徴とする。
【0006】また、前記目的を達成するため請求項2に
記載した本発明の車両用表示システムは、車両の各種状
態を示す状態表示と、前記車両において発生した警報状
態を示す警報表示とを行う車両用表示システムにおい
て、前記状態表示が行われる表示スペースと前記警報表
示が行われる表示スペースとが区別されており、前記警
報表示の実行中に、前記状態表示が行われる表示スペー
スにおいて、前記警報表示の注視を促す警報表示注視表
示が行われることを特徴とする。
【0007】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用表示システムは、請求項2に記載した本発明の車両用
表示システムにおいて、前記警報表示注視表示が、前記
警報表示の注視を促すシンボルマークの点滅による発光
表示を少なくとも含んでいるものとした。
【0008】また、請求項4に記載した本発明の車両用
表示システムは、請求項2又は3に記載した本発明の車
両用表示システムにおいて、前記状態表示が行われる表
示スペースを有する状態表示ユニットと、前記警報表示
が行われる表示スペースを有する警報表示ユニットとを
備えており、これら状態表示ユニット及び警報表示ユニ
ットが、各々個別のハウジングに収容されることで互い
に分離して構成されているものとした。
【0009】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用表示システムは、請求項1又は4に記載した本発明の
車両用表示システムにおいて、前記状態表示ユニット及
び警報表示ユニットのうちいずれか一方のユニットが、
前記運転席の前方の車両箇所に配置されており、前記状
態表示ユニット及び警報表示ユニットのうちいずれか他
方のユニットが、前記一方のユニットの配置される前記
車両箇所よりも、前記車両の助手席寄りの、該助手席及
び前記運転席の双方から表示が視認可能な車両箇所に配
置されているものとした。
【0010】請求項1に記載した本発明の車両用表示シ
ステムによれば、警報状態の発生をシンボルマークによ
る発光表示によって行う場合に、その表示数が、警報表
示ユニットを収容するハウジングの大きさによってのみ
制約され、このハウジングとは異なるハウジングに収容
される状態表示ユニットにおける、状態表示による表示
スペースの占有量によっては制約を受けないことになる
と共に、状態表示ユニット及び警報表示ユニットのうち
一方の配置先が、他方の配置先と同じ箇所に制限されな
いことになる。
【0011】また、請求項2に記載した本発明の車両用
表示システムによれば、警報状態の発生をシンボルマー
クによる発光表示によって行う場合に、その表示数が、
警報表示の行われる表示スペースの大きさによってのみ
制約され、この表示スペースとは区別された状態表示が
行われる表示スペースにおける、状態表示によるスペー
ス占有量によっては制約を受けないことになる。
【0012】そして、状態表示が行われる表示スペース
については、状態表示のために必要とするスペースの他
に、警報表示の表示数の多少に関係なく、警報表示の注
視を促す警報表示注視表示のためのスペースのみを確保
するだけで、状態表示が行われる表示スペース上におい
ても、警報状態の発生の報知が行われることになる。
【0013】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用表示システムによれば、請求項2に記載した本発明の
車両用表示システムにおいて、状態表示が行われる表示
スペースにおける警報表示注視表示が、状態表示では通
常行われないシンボルマークの点滅による発光表示とい
う形態によって行われることになる。
【0014】また、請求項4に記載した本発明の車両用
表示システムによれば、請求項2又は3に記載した本発
明の車両用表示システムにおいて、状態表示が行われる
表示スペースを有する状態表示ユニットと、警報表示が
行われる表示スペースを有する警報表示ユニットとが、
個別に分離して構成されたハウジングに各々収容される
ことから、状態表示ユニット及び警報表示ユニットのう
ち一方の配置先が、他方の配置先と同じ箇所に制限され
ないことになる。
【0015】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用表示システムによれば、請求項1又は4に記載した本
発明の車両用表示システムにおいて、状態表示と警報表
示とのうち一方が、運転席の前方の車両箇所に配置され
る一方のユニットにおいて行われ、状態表示と警報表示
とのうち他方が、運転席の前方よりも助手席寄りの車両
箇所に配置される他方のユニットにおいて行われること
になる。
【0016】そして、状態表示を行う状態表示ユニット
を収容するハウジングと警報表示を行う警報表示ユニッ
トを収容するハウジングとが個別に分離して構成される
ことから、状態表示と警報表示とのうち一方が運転席か
らの視認が良好な箇所において行われ助手席と運転席と
の双方から視認可能な箇所において行われることにな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用表示システ
ムの実施形態を、図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態による車両用表
示システムの概略構成を示す正面図で、図1中引用符号
1で示す車両用表示システム(以下、「表示システム」
と略記する。)は、車両の各種状態を示す状態表示を行
う状態表示ユニット3と、車両において発生した警報状
態を示す警報表示を行う警報表示ユニット5との、2つ
のユニットによって構成されている。
【0019】このうち、前記状態表示ユニット3は、前
面の開口部を見返し板30(状態表示が行われる表示ス
ペースに相当)で覆ったハウジング(図示せず)に収容
されており、このハウジングは、不図示の運転席に着席
した運転者と助手席に着席した同乗者との双方から状態
表示が良好に視認されるように、見返し板30を車両の
後方側に向けて、車両のダッシュボード11のうち両席
の中間の前方に位置する左右方向略中央部分に配置され
ている。
【0020】そして、前記状態表示ユニット3は、図2
に拡大正面図で示すように、前記見返し板30上に適宜
レイアウトされた、表示速度計31、タコメータ32、
残燃料計33、オド/トリップメータ34、リアフォグ
/ビークルスタビリティコントロール(姿勢安定制御)
/ハイビームの各動作シンボル35a,35b,35
c、ウィンカランプ36、シフトポジション表示部37
という、定番の計器/表示系の他に、見返し板30上に
適宜レイアウトされたストップシンボル38及びコーシ
ョン(注意)シンボル39を有している。
【0021】前記ストップシンボル38は、警報表示ユ
ニット5において、車両の走行を直ちに止めて専門のメ
カニックへの通報を必要とするような警報状態の発生を
示す警報表示が行われている際に、背後の専用照明光源
(図示せず)の点滅による透過照明によって赤色で選択
的に発光表示される。
【0022】また、前記コーションシンボル39は、警
報表示ユニット5において、車両を専門のメカニックに
よる点検に出す必要があるような警報状態の発生を示す
警報表示等、車両を走行させる分には支障はないが注意
を要する警報表示が行われている際に、背後の専用照明
光源(図示せず)の点灯による透過照明によって橙色で
選択的に発光表示される。
【0023】尚、本実施形態の表示システム1では、ス
トップシンボル38の点滅色である赤色や、コーション
シンボル39の点灯色である橙色が、請求項中の警戒色
に相当していると共に、これらストップシンボル38や
コーションシンボル39の点滅又は点灯が、請求項中の
警報表示注視表示に相当しており、かつ、点滅するスト
ップシンボル38が、請求項中の点滅による発光表示を
行って警報表示の注視を促すシンボルマークに相当して
いる。
【0024】また、本実施形態の表示システム1では、
ストップシンボル38やコーションシンボル39の点滅
又は点灯による表示を除いた他の、表示速度計31、タ
コメータ32、残燃料計33、オド/トリップメータ3
4、並びに、シフトポジション表示部37の各表示と、
リアフォグ/ビークルスタビリティコントロール/ハイ
ビームの各動作シンボル35a,35b,35cやウィ
ンカランプ36の点灯による表示とが、請求項中の状態
表示に相当している。
【0025】図1に示すように、前記警報表示ユニット
5は、前面の開口部を見返し板50(警報表示が行われ
る表示スペースに相当)で覆ったハウジング(図示せ
ず)に収容されており、このハウジングは、前記不図示
の運転席に着席した運転者から運転席の前方のステアリ
ングハンドル13越しに良好に視認されるように、ダッ
シュボード11のうち運転席の正面に位置する部分に配
置されている。
【0026】そして、前記警報表示ユニット5は、図3
に拡大正面図で示すように、前記見返し板50上に適宜
レイアウトされた、メカニックシンボル51、ストップ
メッセージシンボル52、コーションメッセージシンボ
ル53、半ドアシンボル54、ストップ警告表示部5
5、シートベルト非着用シンボル56、並びに、コーシ
ョン警告表示部57を有している。
【0027】このうち、前記半ドアシンボル54は、背
後の専用照明光源(図示せず)の点灯による透過照明に
よって白色で常時発光表示される車両の平面図と、背後
の専用照明光源(図示せず)の点灯による透過照明によ
って、開いているか半ドアの場合にはその状態で、きち
んと閉じている場合はその状態で、赤色で発光表示され
る車両のフロント及びリアの運転席側又は助手席側やリ
アハッチの各ドアとで構成されている。
【0028】また、前記ストップ警告表示部55は、車
両の走行を直ちに止めて専門のメカニックへの通報を必
要とするような警報状態の発生を示すウォーニングシン
ボル類で構成されており、具体的には、ブレーキ異常シ
ンボル55a、バッテリ充電異常シンボル55b、エン
ジン冷却水温異常シンボル55c、並びに、エンジン潤
滑オイル圧異常シンボル55dを有している。
【0029】そして、これらブレーキ異常シンボル55
a、バッテリ充電異常シンボル55b、エンジン冷却水
温異常シンボル55c、並びに、エンジン潤滑オイル圧
異常シンボル55dは、該当する警報状態が発生した際
に、背後の専用照明光源(図示せず)の点灯による透過
照明によって赤色で選択的に発光表示される。
【0030】ちなみに、ブレーキ異常シンボル55aは
パーキングブレーキ使用中を示すシンボルも兼ねてお
り、パーキングブレーキの非使用中にブレーキ異常シン
ボル55aが発光表示されれば、フットブレーキ(図示
せず)の効きが悪くなったことを示す警報表示を意味
し、不図示のイグニッションスイッチがオンであるとき
のパーキングブレーキの使用中にブレーキ異常シンボル
55aが発光表示されれば、パーキングブレーキの解除
忘れを示す警報表示を意味することになる。
【0031】さらに、前記コーション警告表示部57
は、車両を専門のメカニックによる点検に出す必要があ
るような警報状態の発生を示すウォーニングシンボル類
で構成されており、具体的には、エアバッグ故障シンボ
ル57a、パワーステアリング故障シンボル57b、ア
ンチロックブレーキシステム故障シンボル57c、ビー
クルスタビリティコントロール故障シンボル57d、並
びに、エンジン電子制御異常シンボル57eを有してい
る。
【0032】そして、これらエアバッグ故障シンボル5
7a及びパワーステアリング故障シンボル57bは、該
当する警報状態が発生した際に、背後の専用照明光源
(図示せず)の点灯による透過照明によって赤色で選択
的に発光表示され、残るアンチロックブレーキシステム
故障シンボル57c、ビークルスタビリティコントロー
ル故障シンボル57d、及び、エンジン電子制御異常シ
ンボル57eは、該当する警報状態が発生した際に、背
後の専用照明光源(図示せず)の点灯による透過照明に
よって橙色で選択的に発光表示される。
【0033】前記メカニックシンボル51は、半ドア警
告表示部54においてドアが開いているか半ドアである
旨の発光表示が行われている場合、シートベルト非着用
シンボル56の発光表示が行われている場合、及び、ス
トップ警告表示部55やコーション警告表示部57の各
シンボル55a〜55d,57a〜57eの発光表示が
行われている場合に、背後の専用照明光源(図示せず)
の点滅による透過照明によって赤色で選択的に発光表示
される。
【0034】前記ストップメッセージシンボル52は、
メカニックシンボル51の左脇に配置された「修理を呼
んで!」の吹き出し文字状を呈するもので、パーキング
ブレーキの非使用中におけるストップ警告表示部55の
ブレーキ異常シンボル55aの発光表示が行われている
場合や、ブレーキ異常シンボル55aを除くストップ警
告表示部55の他のシンボル55b〜55dの発光表示
が行われている場合に、背後の専用照明光源(図示せ
ず)の点滅による透過照明によって赤色で選択的に発光
表示される。
【0035】前記コーションメッセージシンボル53
は、メカニックシンボル51の右脇に配置された「修理
に行って!」の吹き出し文字状を呈するもので、不図示
のイグニッションスイッチのオン中におけるパーキング
ブレーキの使用によりストップ警告表示部55のブレー
キ異常シンボル55aの発光表示が行われている場合
や、コーション警告表示部57の各シンボル57a〜5
7eの発光表示が行われている場合に、背後の専用照明
光源(図示せず)の点滅による透過照明によって橙色で
選択的に発光表示される。
【0036】尚、第1実施形態の表示システム1では、
メカニックシンボル51、ストップメッセージシンボル
52、コーションメッセージシンボル53、半ドアシン
ボル54、ストップ警告表示部55の各シンボル55a
〜55d、シートベルト非着用シンボル56、並びに、
コーション警告表示部57の各シンボル57a〜57e
の点滅又は点灯による表示が、請求項中の警報表示に相
当している。
【0037】次に、上述のように構成された本実施形態
の表示システム1の動作(作用)について説明する。
【0038】まず、ブレーキ、バッテリ充電、エンジン
冷却水温、エンジン潤滑オイル圧、エアバッグ、パワー
ステアリング、アンチロックブレーキシステム、ビーク
ルスタビリティコントロール、並びに、エンジン電子制
御の各部に、異常や故障がない定常状態では、警報表示
ユニット5には、赤色点灯されたドアの表示が全て閉じ
た状態となっている半ドアシンボル54以外に、何も表
示されない。
【0039】この状態で、パーキングブレーキをかけた
まま不図示のイグニッションスイッチがオンになると、
パーキングブレーキの解除忘れを示す警報表示として、
図4に正面図で示すように、警報表示ユニット5のブレ
ーキ異常シンボル55aが赤色で点灯され、かつ、赤色
点灯されたドアの表示が全て閉じた状態となっている半
ドアシンボル54が表示されると共に、メカニックシン
ボル51が赤色で点滅され、さらに、状態表示ユニット
3のコーションシンボル39が橙色で点灯される。
【0040】また、不図示のイグニッションスイッチを
オンにした状態で、車両のどこかのドアが開いているか
半ドアになると、ドア開又は半ドアを示す警報表示とし
て、図5に正面図で示すように、警報表示ユニット5の
半ドアシンボル54の赤色点灯されているドアの表示の
うち、該当するドアの部分が開いた状態で表示されると
共に、メカニックシンボル51が赤色で点滅され、さら
に、状態表示ユニット3のコーションシンボル39が橙
色で点灯される。
【0041】さらに、ブレーキ、バッテリ充電、エンジ
ン冷却水温、並びに、エンジン潤滑オイル圧のうちいず
れかに異常が発生すると、これを示す警報表示として、
ブレーキ異常シンボル55a、バッテリ充電異常シンボ
ル55b、エンジン冷却水温異常シンボル55c、並び
に、エンジン潤滑オイル圧異常シンボル55dのうち該
当するシンボルが、例えば図6に正面図で示すように、
赤色で点灯され、かつ、赤色点灯されたドアの表示が全
て閉じた状態となっている半ドアシンボル54が表示さ
れ、さらに、メカニックシンボル51が赤色で点滅され
ると共に、ストップメッセージシンボル52が赤色で点
灯され、また、状態表示ユニット3のストップシンボル
38が赤色で点滅される。
【0042】また、エアバッグ、パワーステアリング、
アンチロックブレーキシステム、ビークルスタビリティ
コントロール、並びに、エンジン電子制御のうちいずれ
かに異常が発生すると、これを示す警報表示として、エ
アバッグ故障シンボル57a、パワーステアリング故障
シンボル57b、アンチロックブレーキシステム故障シ
ンボル57c、ビークルスタビリティコントロール故障
シンボル57d、並びに、エンジン電子制御異常シンボ
ル57eのうち該当するシンボルが、エアバッグ故障シ
ンボル57a又はパワーステアリング故障シンボル57
bならば赤色で、アンチロックブレーキシステム故障シ
ンボル57c、ビークルスタビリティコントロール故障
シンボル57d、エンジン電子制御異常シンボル57e
のどれかならば橙色で、例えば図7に正面図で示すよう
に点灯され、かつ、赤色点灯されたドアの表示が全て閉
じた状態となっている半ドアシンボル54が表示され、
さらに、メカニックシンボル51が赤色で点滅されると
共に、コーションメッセージシンボル53が橙色で点灯
され、さらに、状態表示ユニット3のコーションシンボ
ル39が橙色で点灯される。
【0043】このように本実施形態の表示システム1に
よれば、車両の走行速度やエンジン回転数等の定番の計
器系の状態表示と、車両のブレーキ、バッテリ充電、エ
ンジン冷却水温、エンジン潤滑オイル圧の異常や故障等
の警報表示とを行うに当たり、速度計31、タコメータ
32、残燃料計33、オド/トリップメータ34等によ
る状態表示を行う状態表示ユニット3と、ブレーキ異常
シンボル55a、バッテリ充電異常シンボル55b、エ
ンジン冷却水温異常シンボル55c、並びに、エンジン
潤滑オイル圧異常シンボル55d等による警報表示を行
う警報表示ユニット5とを、互いに異なるハウジングに
収容してダッシュボード11の左右方向略中央部と運転
席の前方部とに分けて配置し、警報表示ユニット5で警
報表示を行っている際には、状態表示ユニット3のスト
ップシンボル38等の点滅又は点灯によりその旨を表示
する構成とした。
【0044】このため、ブレーキ異常シンボル55a、
バッテリ充電異常シンボル55b、エンジン冷却水温異
常シンボル55c、並びに、エンジン潤滑オイル圧異常
シンボル55d等を配置するスペースを状態表示ユニッ
ト3の見返し板30上に確保する必要をなくして、これ
らの配置数を、スペースを警報表示ユニット5の見返し
板50のスペースの大きさに依存して自由に設定するこ
とができる。
【0045】しかも、状態表示ユニット3の見返し板3
0上にストップシンボル38やコーションシンボル39
の配置スペースだけ確保すれば、ブレーキ異常シンボル
55a、バッテリ充電異常シンボル55b、エンジン冷
却水温異常シンボル55c、並びに、エンジン潤滑オイ
ル圧異常シンボル55d等による警報表示が警報表示ユ
ニット5において行われていることを、状態表示ユニッ
ト3において報知することができるので、普段視認する
ことの多い状態表示を行う状態表示ユニット3を注視す
るだけで、警報表示ユニット5を常時注視していなくて
も、警報状態の発生を認識することができる。
【0046】尚、ストップシンボル38の発光表示形態
は点滅でなく点灯でもよいが、本実施形態の表示システ
ム1のようにストップシンボル38の発光表示形態を点
滅とすれば、ウィンカランプ36を除いて表示ユニット
3における状態表示には通常用いられない点滅という発
光表示形態によって、警報ユニット5における警報表示
状態の発生を状態表示ユニット3において報知すること
ができるので、状態表示ユニット3における他の状態表
示と容易に区別して、ストップシンボル38の発光表示
により報知される警報状態の発生をいち早く認知させる
ことができる。
【0047】したがって、コーションシンボル39につ
いてもストップシンボル38と同様に点滅という形態で
発光表示を行う構成としてもよいが、本実施形態の表示
システム1のように、コーションシンボル39を点灯に
よる発光表示形態とすれば、ストップシンボル38の点
滅による発光表示形態と区別する構成とすれば、対応に
求められる緊急性の高低によって発光表示形態を異なら
せて区別することができるので、有利である。
【0048】また、状態表示ユニット3のストップシン
ボル38及びコーションシンボル39のうち一方又は両
方を省略する構成としてもよいが、本実施形態の表示シ
ステム1のように状態表示ユニット3と警報表示ユニッ
ト5とを離して配置する場合には、ストップシンボル3
8やコーションシンボル39を設ける構成とした方が、
状態表示ユニット3を常時注視していても警報表示ユニ
ット5における警報表示が行われていることをいち早く
認知させることができるので、有利である。
【0049】さらに、状態表示ユニット3と警報表示ユ
ニット5との配置は本実施形態の表示システム1におけ
る両者の配置箇所に限らず任意であり、かつ、状態表示
ユニット3と警報表示ユニット5とを必ず、本実施形態
の表示システム1のように各々個別のハウジングに収容
して離して配置する必要はなく、状態表示部分と警報表
示部分とに区別した共通の見返し板を用いて状態表示ユ
ニット3と警報表示ユニット5とを同一のハウジングに
収容する構成としてもよい。
【0050】しかし、本実施形態の表示システム1のよ
うに、状態表示ユニット3と警報表示ユニット5とを個
別のハウジングに各々収容して、状態表示ユニット3を
ダッシュボード11の左右方向略中央部分に配置し、警
報表示ユニット5を運転席の前方のダッシュボード11
部分に配置したり、その逆の配置とすれば、運転席の運
転者と助手席の同乗者との両方に報知する意義の高い状
態表示をどちらからも視認し易くし、同乗者に報知する
意義がそれほど高くない警報表示を運転者から一番視認
し易い運転者の正面にて行わせることができるので、有
利である。
【0051】ちなみに、表示システム1において行う状
態表示や警報表示の具体的内容は、本実施形態で説明し
た内容に限らず、他の内容を含み、或は、置き換えられ
てもよいことは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の車両用表示システムによれば、車両の各種状態
を示す状態表示と、前記車両において発生した警報状態
を示す警報表示とを行う車両用表示システムにおいて、
前記状態表示を行う状態表示ユニットと前記警報表示を
行う警報表示ユニットとを、各々個別のハウジングに収
容することで互いに分離して構成した。
【0053】このため、状態表示ユニットにおける状態
表示による表示スペースの占有量によって表示数が制約
されないようにして、速度計やタコメータ、燃料計等の
計器類に大きい表示スペースが必要となる場合であって
も、シンボルマークによる警報状態の発生の表示を数多
く行うことができ、その上で、状態表示と警報表示とを
各々に適した車両の互いに異なる箇所において行わせる
ことができる。
【0054】また、請求項2に記載した本発明の車両用
表示システムによれば、車両の各種状態を示す状態表示
と、前記車両において発生した警報状態を示す警報表示
とを行う車両用表示システムにおいて、前記状態表示が
行われる表示スペースと前記警報表示が行われる表示ス
ペースとが区別されており、前記警報表示の実行中に、
前記状態表示が行われる表示スペースにおいて、前記警
報表示の注視を促す警報表示注視表示が行われる構成と
した。
【0055】このため、状態表示ユニットにおける状態
表示による表示スペースの占有量によって表示数が制約
されないようにして、速度計やタコメータ、燃料計等の
計器類に大きい表示スペースが必要となる場合であって
も、シンボルマークによる警報状態の発生の表示を数多
く行うことができ、かつ、状態表示が行われる表示スペ
ース上において、警報表示スペースにおける警報表示の
注視を促して警報表示の実行中であることを認識させる
ことができる。
【0056】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用表示システムによれば、請求項2に記載した本発明の
車両用表示システムにおいて、前記警報表示注視表示
が、前記警報表示の注視を促すシンボルマークの点滅又
は点灯による発光表示を少なくとも含んでいる構成とし
た。
【0057】このため、請求項2に記載した本発明の車
両用表示システムにおいて、状態表示が行われる表示ス
ペースにおける警報表示注視表示を、状態表示が行われ
る表示スペースにおける状態表示と区別が付き易いよう
にして、警報表示の実行中であることの認識を早めさせ
ることができる。
【0058】また、請求項4に記載した本発明の車両用
表示システムによれば、請求項2又は3に記載した本発
明の車両用表示システムにおいて、前記状態表示が行わ
れる表示スペースを有する状態表示ユニットと、前記警
報表示が行われる表示スペースを有する警報表示ユニッ
トとを備えており、これら状態表示ユニット及び警報表
示ユニットが、各々個別のハウジングに収容されること
で互いに分離して構成されているものとした。
【0059】このため、請求項2又は3に記載した本発
明の車両用表示システムにおいて、状態表示と警報表示
とを各々に適した車両の互いに異なる箇所において行わ
せることができる。
【0060】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用表示システムによれば、請求項1又は4に記載した本
発明の車両用表示システムにおいて、前記状態表示ユニ
ット及び警報表示ユニットのうちいずれか一方のユニッ
トが、前記運転席の前方の車両箇所に配置されており、
前記状態表示ユニット及び警報表示ユニットのうちいず
れか他方のユニットが、前記一方のユニットの配置され
る前記車両箇所よりも、前記車両の助手席寄りの、該助
手席及び前記運転席の双方から表示が視認可能な車両箇
所に配置されている構成とした。
【0061】このため、請求項1又は4に記載した本発
明の車両用表示システムにおいて、状態表示と警報表示
とのうち一方を、運転席に着席した運転者によって良好
に視認されるように表示させ、状態表示と警報表示との
うち他方を、運転席に着席した運転者と助手席に着席し
た同乗者との双方から良好に視認されるように表示させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による車両用表示システム
の概略構成を示す正面図である。
【図2】図1中の状態表示ユニットの拡大正面図であ
る。
【図3】図1中の警報表示ユニットの拡大正面図であ
る。
【図4】図1の車両用表示システムの表示状態例を示す
正面図である。
【図5】図1の車両用表示システムの表示状態例を示す
正面図である。
【図6】図1の車両用表示システムの表示状態例を示す
正面図である。
【図7】図1の車両用表示システムの表示状態例を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 車両用表示システム 3 状態表示ユニット 30 見返し板(状態表示が行われる表示スペース) 38 ストップシンボル(警報表示注視表示) 39 コーションシンボル(警報表示注視表示) 5 警報表示ユニット 50 見返し板(警報表示が行われる表示スペース)
フロントページの続き (72)発明者 山本 壮祐 静岡県島田市横井1−7−1 矢崎計器株 式会社内 Fターム(参考) 3D044 BA14 BA20 BA26 BD02 BD13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の各種状態を示す状態表示と、前記
    車両において発生した警報状態を示す警報表示とを行う
    車両用表示システムにおいて、 前記状態表示を行う状態表示ユニットと前記警報表示を
    行う警報表示ユニットとを、各々個別のハウジングに収
    容することで互いに分離して構成した、 ことを特徴とする車両用表示システム。
  2. 【請求項2】 車両の各種状態を示す状態表示と、前記
    車両において発生した警報状態を示す警報表示とを行う
    車両用表示システムにおいて、 前記状態表示が行われる表示スペースと前記警報表示が
    行われる表示スペースとが区別されており、 前記警報表示の実行中に、前記状態表示が行われる表示
    スペースにおいて、前記警報表示の注視を促す警報表示
    注視表示が行われる、 ことを特徴とする車両用表示システム。
  3. 【請求項3】 前記警報表示注視表示は、前記警報表示
    の注視を促すシンボルマークの点滅による発光表示を少
    なくとも含んでいる請求項2記載の車両用表示システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記状態表示が行われる表示スペースを
    有する状態表示ユニットと、前記警報表示が行われる表
    示スペースを有する警報表示ユニットとを備えており、
    これら状態表示ユニット及び警報表示ユニットは、各々
    個別のハウジングに収容されることで互いに分離して構
    成されている請求項2又は3記載の車両用表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記状態表示ユニット及び警報表示ユニ
    ットのうちいずれか一方のユニットは、前記運転席の前
    方の車両箇所に配置されており、前記状態表示ユニット
    及び警報表示ユニットのうちいずれか他方のユニット
    は、前記一方のユニットの配置される前記車両箇所より
    も、前記車両の助手席寄りの、該助手席及び前記運転席
    の双方から表示が視認可能な車両箇所に配置されている
    請求項1又は4記載の車両用表示システム。
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