JP5062124B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両状態に基づいて点灯/消灯する複数の表示灯を備えた車両用表示装置に関する。
従来、車両状態に基づいてシンボルマークや文字等をそれぞれ点灯表示する複数の警告表示灯や状態表示灯(以下、単に「表示灯」という)を備えた車両用表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。点灯した各表示灯を視認することによって、乗員は車両状態を認識できるようになっている。
特開2002−79847号公報
しかしながら、上記の車両用表示装置では、点灯した表示灯により乗員が車両状態を認識した後においても、当該車両状態が変化しない限り表示灯の点灯状態が維持される。したがって、表示灯に対し電力が供給され続けるため、車両用表示装置の消費電力が増大してしまうという問題があった。
本発明の目的は、消費電力を低減できる車両用表示装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、車両状態に基づいて点消灯する複数の表示灯と、点灯中の表示灯を順次選択状態とする選択信号を乗員の操作に基づき出力する第1操作手段と、選択状態の表示灯を消灯又は減光させる指示信号を乗員の操作に基づき出力する第2操作手段と、点灯中の表示灯を選択信号に基づき順次選択状態とするとともに、指示信号を入力したときに選択状態にある表示灯を消灯又は減光させる制御手段とを有することを特徴とする車両用表示装置である。
これにより、点灯した表示灯を視認して車両状態を認識した乗員は、第1操作手段及び第2操作手段を操作することによって当該表示灯を消灯又は減光させることができる。したがって、表示灯への電力供給が抑えられるため、車両用表示装置の消費電力を低減できる。
請求項2に記載の発明は、制御手段は、選択状態の表示灯を点滅状態とすることを特徴としている。
これにより、選択状態にある表示灯を容易に識別できるようになるため、乗員による表示灯の選択が容易になる。
請求項3に記載の発明は、第1操作手段及び前記第2操作手段は、共通の操作スイッチを有し、操作スイッチは、所定の操作により選択信号を出力し、当該所定の操作とは異なる操作により指示信号を出力することを特徴としている。
これにより、第1操作手段及び第2操作手段の操作スイッチを共通化できるため、操作スイッチの個数の増加を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、操作スイッチは、第1操作手段及び第2操作手段以外の別の用途にも用いられることを特徴としている。
これにより、第1操作手段及び第2操作手段として専用の操作スイッチを設ける必要がなくなるため、操作スイッチの個数を削減できる。
請求項5に記載の発明は、制御手段は、消灯又は減光させた表示灯に対応する車両状態が変化した場合、当該表示灯を再点灯させることを特徴としている。
これにより、車両状態の変化を乗員に認識させることができるため、乗員の認識する車両状態と実際の車両状態とが異なってしまうことを防止できる。
請求項6に記載の発明は、制御手段は車速情報又は車両の位置情報を取得し、車両が停止している状態でのみ選択信号及び指示信号に基づく動作を行うことを特徴としている。
これにより、車両が移動している状態では表示灯を消灯又は減光させることができないため、車両運転中の乗員が第1操作手段及び第2操作手段を操作してしまうことを防止でき、安全性を向上できる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1乃至図3を用いて説明する。本実施形態の車両用表示装置は、車両の車室内前方に配置されたインストルメントパネルに、車両の各種情報を表示するコンビネーションメータとして設けられている。図1は、本実施形態における車両用表示装置10の正面図である。図1に示すように、車両用表示装置10の情報表示部は、大まかに中央部20、左方部30、右方部40及び上方部50の4領域に分割されている。
中央部20にはスピードメータ21が配置されている。スピードメータ21は、文字盤と車速に応じて回動する指針とを備え、車速を表示する指針計器である。スピードメータ21の下部には、累計走行距離を示すオドメータと、区間走行距離を示す2つのトリップメータとを切替え表示するデジタル式のオド/トリップメータ22が配置されている。
左方部30には、エンジン回転数を表示する指針計器からなるタコメータ31が配置されている。右方部40には、エンジン冷却水の水温を表示する水温計41と、燃料タンク内の残存燃料量を表示する燃料計42とが配置されている。
また右方部40には、いずれも柱状ノブ形状を有し、乗員による押釦操作が可能なオド/トリップスイッチ43及び表示灯消灯スイッチ(操作スイッチ)44が配置されている。オド/トリップスイッチ43は、オド/トリップメータ22の表示切替えや、トリップメータのリセット指示を乗員の押釦操作により行うために設けられている。表示灯消灯スイッチ44は、後述するように、点灯状態にある表示灯の消灯を乗員の押釦操作により行うために設けられている。オド/トリップスイッチ43及び表示灯消灯スイッチ44は、押釦されるとオン状態となって接点信号を出力し、押釦が終了するとオフ状態となって接点信号の出力を停止するようになっている。表示灯消灯スイッチ44は、オン状態の継続時間の長短によって長押し操作と短押し操作とができるようになっている。これにより表示灯消灯スイッチ44は、互いに異なる操作信号を出力する2種類の操作手段として機能する。
左方部30、右方部40及び上方部50には、車両状態に基づいてそれぞれ点消灯する複数の表示灯100〜108、111〜118、121〜125が配置されている。各表示灯は、可視光に対して透明な透明樹脂板と、透明樹脂板の背後に配置された光源部とを有している。透明樹脂板には、所定のシンボルマーク又は文字形状で開口された遮光印刷が施されている。光源部は、電圧印加により白色光を発する発光ダイオード(LED)と、特定色の波長光を透過させるカラーフィルタ部材とにより構成されているか、又は特定色の光を発するLEDにより構成されている。これにより各表示灯は、所定の点灯色で所定のシンボルマーク形状又は文字形状に点灯するようになっている。
以下、各表示灯の点灯する状況及び点灯色の例について説明する。表示灯100は、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)警告灯であり、ABS関係に異常が発生したときに黄色で点灯する。表示灯101は運転席シートベルト非着用警告灯であり、運転席のシートベルトを着用していない場合に赤色で点灯する。表示灯102は雪道モード状態表示灯であり、電子制御式自動変速機(ECT(登録商標))が雪道(SNOW)モードに選択されたときに黄色で点灯する。表示灯103は、チェックエンジン警告灯であり、エンジン制御システム関係に異常が発生したときに黄色で点灯する。表示灯104は、半ドア警告灯であり、いずれかのドアが開いている状態又は半ドアの状態のときに赤色で点灯する。表示灯105は補助拘束システム(SRS)エアバッグ警告灯であり、SRSエアバッグ関係に異常が発生したときに赤色で点灯する。表示灯106はパーキングブレーキ作動/ブレーキ液レベル警告灯であり、パーキングブレーキ作動中又はブレーキ液が少ないときに赤色で点灯する。表示灯107はチャージ警告灯であり、オルタネータの端子電圧に異常が発生したときに赤色で点灯する。表示灯108は油圧警告灯であり、油圧が極端に低下したときに赤色で点灯する。
表示灯111〜117は、シフトポジション表示灯であり、選択中のシフトポジション(P、R、N、D、3、2、Lの各レンジ)に合わせて緑色又は黄色で択一的に点灯する。表示灯118は燃料残量警告灯であり、燃料残量が少ないときに黄色で点灯する。
表示灯121はハイビーム作動状態表示灯であり、ハイビームヘッドランプの点灯スイッチがオン状態のときに青色で点灯する。表示灯122はフロントフォグランプ作動表示灯であり、フロントフォグランプの点灯スイッチがオン状態のときに緑色で点灯する。表示灯123はヘッドランプレベリング警告灯であり、ヘッドランプレベリング機能に異常が発生したときに黄色で点灯する。表示灯124、125はターンシグナル作動状態表示灯であり、ターンシグナル作動時に緑色で点灯し、ターンシグナルランプと同期して点滅するようになっている。
ここで本実施形態では、法令に基づき乗員操作による消灯が禁止されている表示灯や、乗員判断により消灯することで安全性低下のおそれがある表示灯は、消灯対象から除かれるものとしている。消灯対象から除かれる表示灯としては、例えば、運転席のシートベルトの非着用を示す表示灯101、パーキングブレーキの作動又はブレーキ液の減少を示す表示灯106、ターンシグナルの作動状態を示す表示灯124、125等がある。
次に、車両用表示装置10の概略の回路構成について説明する。図2は、車両用表示装置10の回路構成を示すブロック図である。図2に示すように、車両用表示装置10は、CPU、ROM、RAMを備えたマイコン(制御手段)60を有している。マイコン60には、不図示の入力回路を介して各種センサ類から各種の車両情報が入力されるようになっている。またマイコン60には、CAN等の通信ネットワークを介した他のECUとの通信によっても各種の車両情報が入力されるようになっている。マイコン60は、入力した車両情報に基づいて、複数の表示灯100〜108、111〜118、121〜125の点消灯を制御する。またマイコン60は、オド/トリップスイッチ43からの入力信号に基づき、オド/トリップメータ22の表示切替え制御を行う。
さらにマイコン60には、乗員の押釦操作により表示灯消灯スイッチ44から出力される操作信号が入力されるようになっている。マイコン60は、表示灯消灯スイッチ44がオフ状態からオン状態に遷移した後、オン状態が所定の閾値時間以上継続されたときには長押し信号(指示信号)と判断し、表示灯消灯スイッチ44がオフ状態からオン状態に遷移した後、閾値時間未満で再びオフ状態に遷移したときには短押し信号(選択信号)と判断する。
また車両用表示装置10は、車両情報に基づくマイコン60の制御により複数の表示灯100〜108、111〜118、121〜125を個別に駆動する表示灯駆動回路61を有している。
次に、車両用表示装置10の作動について説明する。図3は、車両用表示装置10の作動の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、ABS関係の異常を示す表示灯100、運転席のシートベルトが非着用であることを示す表示灯101、雪道モード状態であることを示す表示灯102、いずれかのドアが開いている状態又は半ドアの状態を示す表示灯104、及びシフトポジションがDレンジであることを示す表示灯114が点灯している状態にあるものとする。図3に示すように、これらの5つの表示灯100、101、102、104、114を点灯させている状態において(ステップS1)、マイコン60は、表示灯消灯スイッチ44がオン状態になるのを検出すると(ステップS2)、消灯可能な表示灯を全て選択状態とする(ステップS3)。本例において消灯可能な表示灯は、点灯している5つの表示灯100、101、102、104、114のうち、消灯対象から除かれている表示灯101を除いた4つの表示灯100、102、104、114である。マイコン60は、選択状態とした表示灯100、102、104、114を点滅させる。すなわちこの状態では、表示灯101のみが点灯状態にあり、表示灯100、102、104、114が点滅状態にあり、これら以外の表示灯は消灯状態にある。
次に、マイコン60は、表示灯消灯スイッチ44が再びオン状態となり、オン状態が所定の閾値時間以上継続されると、長押し操作が行われたと判断する(ステップS4)。長押し操作が行われると、マイコン60は、選択状態にある4つの表示灯100、102、104、114を全て消灯させる(ステップS10)。
一方、マイコン60は、表示灯消灯スイッチ44が閾値時間未満でオン状態からオフ状態に遷移すると、短押し操作が行われたと判断する(ステップS5)。短押し操作が行われると、マイコン60は、個別の表示灯選択状態に入り、例えば表示灯100のみをそのまま点滅させ、表示灯102、104、114を点灯状態に戻す(ステップS6)。すなわちこの状態では、表示灯101、102、104、114が点灯状態にあり、表示灯100のみが点滅状態にあり、これら以外の表示灯は消灯状態にある。
次に、マイコン60は、表示灯消灯スイッチ44が再びオン状態となり、オン状態が所定の閾値時間以上継続されると、長押し操作が行われたと判断する(ステップS7)。長押し操作が行われると、マイコン60は、選択状態にある表示灯100を消灯させる(ステップS10)。
一方、マイコン60は、表示灯消灯スイッチ44が閾値時間未満でオン状態からオフ状態に遷移すると、短押し操作が行われたと判断する(ステップS8)。短押し操作が行われると、マイコン60は、次の表示灯選択状態に入り、例えば表示灯102のみを点滅させ、表示灯100を点灯状態に戻す(ステップS9)。すなわちこの状態では、表示灯100、101、104、114が点灯状態にあり、表示灯102のみが点滅状態にあり、これら以外の表示灯は消灯状態にある。
その後も同様に、マイコン60は、表示灯消灯スイッチ44の短押し操作が行われる度に表示灯104、114を順次選択状態とし、表示灯のいずれかが選択された状態で表示灯消灯スイッチ44の長押し操作が行われると、その時点で選択状態にある表示灯を消灯させる。
乗員の操作により表示灯を消灯させた後、当該表示灯に対応する車両状態が変化した場合には、当該表示灯を再点灯させるようにしてもよい。例えば、油圧低下を示す表示灯108を消灯させた後に、油圧がさらに低下した場合には、表示灯108を再点灯させる。また、シフトポジションがDレンジであることを示す表示灯114を消灯させた後に、シフトポジションがDレンジからRレンジに変更された場合には、当然に、表示灯114の消灯状態を維持しつつ表示灯112を点灯させる。
以上説明したように、本実施形態では、点灯状態にある表示灯を乗員の操作により消灯させることができる。これにより、点灯した表示灯を視認して車両の状態を認識した乗員は、継続して点灯させる必要がないと判断した場合、その表示灯を消灯することができる。したがって、表示灯への電力供給が抑えられるため、車両用表示装置10の消費電力を低減できる。
また本実施形態では、選択状態の表示灯が点滅状態となるため、乗員は、選択状態の表示灯とそれ以外の表示灯とを容易に識別できる。したがって、継続して点灯させる必要がないと乗員が判断した表示灯を確実に消灯できる。
さらに本実施形態では、ステップS3において、表示灯を個別に点滅させる前に、消灯可能な表示灯を全て点滅させているため、どの表示灯が消灯可能なのかを乗員に認識させることができる。
また本実施形態では、表示灯消灯スイッチ44が長押し操作及び短押し操作によって2種類の信号を出力できるようになっている。これにより、表示灯消灯スイッチ44は、単純な構造で2種類の操作手段として機能する。したがって、車両用表示装置10における操作スイッチの個数の増加や部品コストの増加を抑制することができる。
さらに本実施形態では、消灯させた表示灯に対応する車両状態が変化した場合、当該表示灯が再点灯するようになっている。したがって、車両状態の変化を乗員に認識させることができるため、乗員の認識する車両状態と実際の車両状態とが異なってしまうことを防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4及び図5を用いて説明する。本実施形態は、第1実施形態と比較すると、表示灯消灯スイッチ44が廃止され、表示灯を消灯させるための操作スイッチとしてオド/トリップスイッチ43が用いられる点に特徴を有している。本実施形態のオド/トリップスイッチ43は、オド/トリップメータ22の表示切替えや、トリップメータのリセット指示等の本来の機能に加えて、表示灯を消灯させる機能も有している。
マイコン60は、オド/トリップスイッチ43から所定時間内にオン信号(短押し信号)を3回入力すると、通常モードと表示灯消灯モードとを切り替えるようになっている。通常モードにおいては、マイコン60は、オド/トリップスイッチ43からの入力信号によってオド/トリップメータ22の表示切替えを行う。一方、表示灯消灯モードにおいては、マイコン60は、オド/トリップスイッチ43からの入力信号によって表示灯の選択及び消灯を行う。
図4は、本実施形態において、点灯状態にある表示灯のうち消灯可能な表示灯を全て消灯させる際の作動を示す概略のタイミングチャートである。図4の上段は表示灯100、102、104、114の点消灯状態(点灯/点滅/消灯)を表し、中段はオド/トリップスイッチ43の動作(ON/OFF)を表し、下段はオド/トリップメータ22の表示内容を表している。また図4の横方向は時間を表している。
図4に示すように、初期状態では表示灯100、102、104、114が点灯しており、オド/トリップメータ22はオドメータを表示している。この状態において、オド/トリップスイッチ43からの1回目のオン信号がマイコン60に入力されると、マイコン60は、オド/トリップメータ22の表示をオドメータから第1のトリップメータAに切り替える。
次に、オド/トリップスイッチ43からの2回目のオン信号がマイコン60に入力されると、マイコン60は、オド/トリップメータ22の表示を第1のトリップメータAから第2のトリップメータBに切り替える。
オド/トリップスイッチ43からの3回目のオン信号がマイコン60に入力されると、マイコン60は、オド/トリップメータ22の表示を第2のトリップメータBからオドメータに戻す。またマイコン60は、所定時間以内に3回のオン信号が入力されたと判断すると、自身の動作モードを通常モードから表示灯消灯モードに切り替え、点灯状態にある表示灯のうち消灯可能な全ての表示灯100、102、104、114を点滅させる。
この状態でオド/トリップスイッチ43からの長押し信号がマイコン60に入力されると、マイコン60は、選択状態にある表示灯100、102、104、114を全て消灯させる。その後マイコン60は、自身の動作モードを表示灯消灯モードから通常モードに戻す。
以上の手順により、点灯状態にある表示灯のうち消灯可能な表示灯100、102、104、114が全て消灯される。
図5は、本実施形態において、表示灯102のみを消灯させる際の動作を示す概略のタイミングチャートである。消灯可能な全ての表示灯100、102、104、114を点滅させるまでの手順は図4と同様である。図5に示すように、消灯可能な全ての表示灯100、102、104、114が点滅している状態において、オド/トリップスイッチ43からの短押し信号がマイコン60に入力されると、マイコン60は、個別の表示灯選択状態に入り、表示灯100のみを点滅させる。
次に、表示灯100のみが点滅している状態において、オド/トリップスイッチ43からの短押し信号がマイコン60に再度入力されると、マイコン60は次の表示灯選択状態に入り、表示灯102のみを点滅させる。
この状態において、オド/トリップスイッチ43からの長押し信号がマイコン60に入力されると、マイコン60は、選択状態にある表示灯102を消灯させる。その後マイコン60は、自身の動作モードを表示灯消灯モードから通常モードに戻す。
以上の手順により、点灯状態にある表示灯のうち表示灯102のみが消灯される。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られることに加え、表示灯消灯のための専用の操作スイッチを新たに設ける必要がなくなるため、操作スイッチの個数を削減できる。したがって、車両用表示装置10を小型化できるとともに部品点数を削減できる。
(その他の実施形態)
上記実施形態において、表示灯を消灯させるためのスイッチ操作は比較的複雑になる場合があるため、同乗者でなく運転中の運転者が操作してしまうと車両の安全性が低下するおそれがある。このため、マイコン60が車速情報又は車両の位置情報を取得し、車両が停止していると判断したときのみ表示灯の選択及び消灯を行うようにしてもよい。これにより、車両が移動している状態では表示灯を消灯させることができないため、車両の安全性を向上できる。
また上記実施形態では、点灯状態にある表示灯を乗員の操作により消灯できるようにしているが、完全に消灯させるのではなく、表示灯を減光させて輝度を低下させるようにしてもよい。表示灯を減光させることによっても表示灯への電力供給が抑えられるため、上記実施形態と同様に車両用表示装置の消費電力を低減できる。また、表示灯を消灯させるか減光させるかを乗員が選択できるようにしてもよい。
さらに上記実施形態では、表示灯消灯スイッチ44が車両用表示装置10の情報表示部内に設けられているが、表示灯消灯スイッチ44は、情報表示部内以外のインストルメントパネルやステアリングホイール等に設けられていてもよい。
また上記実施形態では、乗員の操作により消灯した表示灯は、当該表示灯に対応する車両状態が変化するまで消灯状態を維持するようになっているが、車両状態に変化がない場合であっても消灯から所定時間経過したら再点灯するようにしてもよい。
さらに上記第1実施形態では、表示灯消灯スイッチ44が第1操作手段及び第2操作手段の双方の機能を有しているが、第1操作手段として機能する操作スイッチと第2操作手段として機能する操作スイッチとを独立して設けてもよい。
また上記第2実施形態では、表示灯を消灯させるための操作スイッチとしてオド/トリップスイッチ43を用いているが、他のスイッチを用いてもよい。
さらに上記実施形態では、消灯可能な全ての表示灯がまず選択状態となり、その後に選択信号が入力される度に個別の表示灯が順次選択状態となっているが、先に個別の表示灯を順次選択状態とし、最後に全ての表示灯を選択状態としてもよい。
第1実施形態における車両用表示装置の正面図である。 第1実施形態における車両用表示装置の回路構成を示すブロック図である。 第1実施形態における車両用表示装置の作動の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における車両用表示装置の作動を示す概略のタイミングチャートである。 第2実施形態における車両用表示装置の作動を示す概略のタイミングチャートである。
符号の説明
10 車両用表示装置
43 オド/トリップスイッチ
44 表示灯消灯スイッチ(第1操作手段、第2操作手段)
60 マイコン(制御手段)
61 表示灯駆動回路
100〜108、111〜118、121〜125 表示灯

Claims (6)

  1. 車両状態に基づいてそれぞれ点消灯する複数の表示灯と、
    点灯中の表示灯を順次選択状態とする選択信号を乗員の操作に基づき出力する第1操作手段と、
    選択状態の表示灯を消灯又は減光させる指示信号を乗員の操作に基づき出力する第2操作手段と、
    点灯中の表示灯を前記選択信号に基づき順次選択状態とするとともに、前記指示信号を入力したときに選択状態にある表示灯を消灯又は減光させる制御手段とを有することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記制御手段は、選択状態の表示灯を点滅状態とすることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記第1操作手段及び前記第2操作手段は、共通の操作スイッチを有し、
    前記操作スイッチは、所定の操作により前記選択信号を出力し、前記所定の操作とは異なる操作により前記指示信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記操作スイッチは、前記第1操作手段及び前記第2操作手段以外の別の用途にも用いられることを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記制御手段は、消灯又は減光させた表示灯に対応する車両状態が変化した場合、当該表示灯を再点灯させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記制御手段は、車両が停止しているか否かを判断し、前記選択信号に基づく表示灯の選択と前記指示信号に基づく表示灯の消灯又は減光とを車両が停止している状態でのみ行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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