JPH08339480A - フェンダマーカ表示装置 - Google Patents
フェンダマーカ表示装置Info
- Publication number
- JPH08339480A JPH08339480A JP14445395A JP14445395A JPH08339480A JP H08339480 A JPH08339480 A JP H08339480A JP 14445395 A JP14445395 A JP 14445395A JP 14445395 A JP14445395 A JP 14445395A JP H08339480 A JPH08339480 A JP H08339480A
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- JP
- Japan
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- light
- light emission
- emission control
- main body
- color
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- Y02B20/46—
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Audible And Visible Signals (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所望の色に点灯自在で、警告機能等、種々の
情報伝達機能を付加できるようにする。 【構成】 発光制御手段21により、本体5の内部に配
置したLED11,12,13を選択的に組合わせて発
光制御し、本体5を所望の色に発光させる。そして、セ
ンサ類からなる状態検出手段31,33,35,41,
43,45から所定の信号が入力されたとき、LED1
1,12,13を所定の色に発光制御し、本体5を前記
所定の色に警告発光させる。
情報伝達機能を付加できるようにする。 【構成】 発光制御手段21により、本体5の内部に配
置したLED11,12,13を選択的に組合わせて発
光制御し、本体5を所望の色に発光させる。そして、セ
ンサ類からなる状態検出手段31,33,35,41,
43,45から所定の信号が入力されたとき、LED1
1,12,13を所定の色に発光制御し、本体5を前記
所定の色に警告発光させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体の左右のフェンダ
先端付近に取付けられ、運転者の車幅感覚を向上させる
フェンダマーカ表示装置に関するものであり、特に、異
色の複数の発光ダイオード(以下、単に『LED』とい
う)を内蔵して任意の色に発光自在としたフェンダマー
カ表示装置に関するものである。
先端付近に取付けられ、運転者の車幅感覚を向上させる
フェンダマーカ表示装置に関するものであり、特に、異
色の複数の発光ダイオード(以下、単に『LED』とい
う)を内蔵して任意の色に発光自在としたフェンダマー
カ表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体前方の左右両側に位
置するフェンダの先端付近には、運転者の車幅感覚を向
上させる目的で、フェンダマーカ表示装置が取付けられ
ることがある。かかるフェンダマーカ表示装置は、透明
または半透明の樹脂からなる本体に小型電球等の光源を
内蔵し、または、車幅灯の電球から採光し、光ファイバ
で導光点灯させるようになっている。そして、夜間に
は、これらの光源を利用して、フェンダマーカ表示装置
を点灯させ、運転者の視認性を向上している。
置するフェンダの先端付近には、運転者の車幅感覚を向
上させる目的で、フェンダマーカ表示装置が取付けられ
ることがある。かかるフェンダマーカ表示装置は、透明
または半透明の樹脂からなる本体に小型電球等の光源を
内蔵し、または、車幅灯の電球から採光し、光ファイバ
で導光点灯させるようになっている。そして、夜間に
は、これらの光源を利用して、フェンダマーカ表示装置
を点灯させ、運転者の視認性を向上している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のフェン
ダマーカ表示装置は、上記のように構成され、運転者の
車体のサイド部の確認を容易にし、その車幅感覚を向上
することができる。しかし、近年の高度情報化社会にお
いては、自動車にも多種多様な情報伝達機能が求められ
る傾向にあり、フェンダマーカ表示装置にも種々の機能
を付加することが望ましい。特に、フェンダマーカが位
置する部位は、運転中に前方を視認する運転者の注意を
引きやすい部位であることから、かかる部位に種々の情
報伝達機能を持たせることができれば便利である。
ダマーカ表示装置は、上記のように構成され、運転者の
車体のサイド部の確認を容易にし、その車幅感覚を向上
することができる。しかし、近年の高度情報化社会にお
いては、自動車にも多種多様な情報伝達機能が求められ
る傾向にあり、フェンダマーカ表示装置にも種々の機能
を付加することが望ましい。特に、フェンダマーカが位
置する部位は、運転中に前方を視認する運転者の注意を
引きやすい部位であることから、かかる部位に種々の情
報伝達機能を持たせることができれば便利である。
【0004】また、自動車には、車内のメータパネル
に、所定の異常乃至警告を点灯等して視覚的に知らせる
ワーニングランプ等が設けられているが、運転者は、運
転時にはフロントガラス越しに前方を見ていることか
ら、かかるワーニングランプ等が点灯等したとしても、
運転者がその警告をすぐに視認することは困難である。
よって、上記のように、運転中に前方を視認する運転者
の注意を引きやすい部位に位置するフェンダマーカ表示
装置にかかるワーニングランプと同様の警告機能を持た
せることができれば、一層便利である。
に、所定の異常乃至警告を点灯等して視覚的に知らせる
ワーニングランプ等が設けられているが、運転者は、運
転時にはフロントガラス越しに前方を見ていることか
ら、かかるワーニングランプ等が点灯等したとしても、
運転者がその警告をすぐに視認することは困難である。
よって、上記のように、運転中に前方を視認する運転者
の注意を引きやすい部位に位置するフェンダマーカ表示
装置にかかるワーニングランプと同様の警告機能を持た
せることができれば、一層便利である。
【0005】そこで、本発明は、所望の色に点灯自在
で、警告機能等、種々の情報伝達機能を付加できるよう
にしたフェンダマーカ表示装置の提供を第1の課題とす
るものである。また、センサ類等の検出手段と組合わ
せ、運転中の運転者等に視覚的警告を確実に与えるよう
にしたフェンダマーカ表示装置の提供を第2の課題とす
るものである。
で、警告機能等、種々の情報伝達機能を付加できるよう
にしたフェンダマーカ表示装置の提供を第1の課題とす
るものである。また、センサ類等の検出手段と組合わ
せ、運転中の運転者等に視覚的警告を確実に与えるよう
にしたフェンダマーカ表示装置の提供を第2の課題とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるフェン
ダマーカ表示装置は、車体のフェンダ部に固定される透
光性の樹脂からなる本体と、前記本体の内部に配置さ
れ、前記本体を通して光が透過自在な異色の複数のLE
Dと、前記異色のLEDを選択的に組合わせて発光制御
し、前記本体を所望の色に発光させる発光制御手段とを
具備するものである。
ダマーカ表示装置は、車体のフェンダ部に固定される透
光性の樹脂からなる本体と、前記本体の内部に配置さ
れ、前記本体を通して光が透過自在な異色の複数のLE
Dと、前記異色のLEDを選択的に組合わせて発光制御
し、前記本体を所望の色に発光させる発光制御手段とを
具備するものである。
【0007】請求項2にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項1において、更に、所定の警告状態を検出し
て所定の信号を前記発光制御手段に入力する状態検出手
段を具備し、前記発光制御手段により、前記状態検出手
段から前記所定の信号が入力されたとき、前記LEDを
所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告
発光させるようにしたものである。
は、請求項1において、更に、所定の警告状態を検出し
て所定の信号を前記発光制御手段に入力する状態検出手
段を具備し、前記発光制御手段により、前記状態検出手
段から前記所定の信号が入力されたとき、前記LEDを
所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告
発光させるようにしたものである。
【0008】請求項3にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項2において、前記状態検出手段をバックギア
選択を検出するシフトポジションスイッチから構成し、
前記発光制御手段により、前記シフトポジションスイッ
チからバックギア選択を示す信号が入力されたとき、前
記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定
の色に警告発光させるようにしたものである。
は、請求項2において、前記状態検出手段をバックギア
選択を検出するシフトポジションスイッチから構成し、
前記発光制御手段により、前記シフトポジションスイッ
チからバックギア選択を示す信号が入力されたとき、前
記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定
の色に警告発光させるようにしたものである。
【0009】請求項4にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項2において、前記状態検出手段を車体と車体
側方の障害物との間隔を検出するコーナセンサから構成
し、前記発光制御手段により、前記コーナセンサから前
記間隔が所定値以下となったことを示す信号が入力され
たとき、前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体
を前記所定の色に警告発光させるようにしたものであ
る。
は、請求項2において、前記状態検出手段を車体と車体
側方の障害物との間隔を検出するコーナセンサから構成
し、前記発光制御手段により、前記コーナセンサから前
記間隔が所定値以下となったことを示す信号が入力され
たとき、前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体
を前記所定の色に警告発光させるようにしたものであ
る。
【0010】請求項5にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項2において、前記状態検出手段を車速を検出
するスピードセンサから構成し、前記発光制御手段によ
り、前記スピードセンサから車速が制限速度を超えたこ
とを示す信号が入力されたとき、前記LEDを所定の色
に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光させ
るようにしたものである。
は、請求項2において、前記状態検出手段を車速を検出
するスピードセンサから構成し、前記発光制御手段によ
り、前記スピードセンサから車速が制限速度を超えたこ
とを示す信号が入力されたとき、前記LEDを所定の色
に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光させ
るようにしたものである。
【0011】請求項6にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項2において、前記状態検出手段をパーキング
ブレーキの作動を検出するパーキングブレーキスイッチ
から構成し、前記発光制御手段により、前記パーキング
ブレーキスイッチからパーキングブレーキの作動を示す
信号が入力されたとき、前記LEDを所定の色に発光制
御し、前記本体を前記所定の色に警告発光させるように
したものである。
は、請求項2において、前記状態検出手段をパーキング
ブレーキの作動を検出するパーキングブレーキスイッチ
から構成し、前記発光制御手段により、前記パーキング
ブレーキスイッチからパーキングブレーキの作動を示す
信号が入力されたとき、前記LEDを所定の色に発光制
御し、前記本体を前記所定の色に警告発光させるように
したものである。
【0012】請求項7にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項2において、前記状態検出手段を車間距離を
検出する車間距離センサから構成し、前記発光制御手段
により、前記車間距離センサから車間距離が所定値未満
となったことを示す信号が入力されたとき、前記LED
を所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警
告発光させるようにしたものである。
は、請求項2において、前記状態検出手段を車間距離を
検出する車間距離センサから構成し、前記発光制御手段
により、前記車間距離センサから車間距離が所定値未満
となったことを示す信号が入力されたとき、前記LED
を所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警
告発光させるようにしたものである。
【0013】請求項8にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項2において、前記状態検出手段を車体の異常
を検出する異常検出回路から構成し、前記発光制御手段
により、前記異常検出回路から車体の異常発生を示す信
号が入力されたとき、前記LEDを所定の色に発光制御
し、前記本体を前記所定の色に警告発光させるようにし
たものである。
は、請求項2において、前記状態検出手段を車体の異常
を検出する異常検出回路から構成し、前記発光制御手段
により、前記異常検出回路から車体の異常発生を示す信
号が入力されたとき、前記LEDを所定の色に発光制御
し、前記本体を前記所定の色に警告発光させるようにし
たものである。
【0014】請求項9にかかるフェンダマーカ表示装置
は、請求項2において、前記発光制御手段に複数の状態
検出手段を接続して、車速に応じて前記複数の状態検出
手段からの信号を選択的に入力し、発光制御手段によ
り、入力信号に対応する警告状態に応じて、前記LED
を異なる所定の色に発光制御し、前記本体を前記異なる
所定の色に選択的に警告発光させるようにしたものであ
る。
は、請求項2において、前記発光制御手段に複数の状態
検出手段を接続して、車速に応じて前記複数の状態検出
手段からの信号を選択的に入力し、発光制御手段によ
り、入力信号に対応する警告状態に応じて、前記LED
を異なる所定の色に発光制御し、前記本体を前記異なる
所定の色に選択的に警告発光させるようにしたものであ
る。
【0015】請求項10にかかるフェンダマーカ表示装
置は、請求項2乃至請求項9のいずれか1つの記載にお
いて、前記発光制御手段により、光量が所定値を超える
ときは前記LEDを赤系の色に発光制御すると共に、光
量が所定値以下のときは前記LEDを青系の色に発光制
御するようにしたものである。
置は、請求項2乃至請求項9のいずれか1つの記載にお
いて、前記発光制御手段により、光量が所定値を超える
ときは前記LEDを赤系の色に発光制御すると共に、光
量が所定値以下のときは前記LEDを青系の色に発光制
御するようにしたものである。
【0016】
【作用】請求項1においては、発光制御手段により、異
色のLEDを適宜組合わせ、デューティ比制御等して発
光制御すると、各LED自体の色に加え、それらの混合
色である所望の色が得られる。そして、LEDから放射
された所望の色の光は、本体から出射され、車体の前方
で運転者等に視認される。
色のLEDを適宜組合わせ、デューティ比制御等して発
光制御すると、各LED自体の色に加え、それらの混合
色である所望の色が得られる。そして、LEDから放射
された所望の色の光は、本体から出射され、車体の前方
で運転者等に視認される。
【0017】その結果、LEDを適宜発光制御すること
によりフェンダマーカ表示装置を所望の色に発光自在と
なり、これらの色に適宜意味付けして種々の目的に使用
することができるようになる。例えば、各色により警告
表示を行う等、種々の情報伝達機能を付加することがで
きる。
によりフェンダマーカ表示装置を所望の色に発光自在と
なり、これらの色に適宜意味付けして種々の目的に使用
することができるようになる。例えば、各色により警告
表示を行う等、種々の情報伝達機能を付加することがで
きる。
【0018】請求項2においては、請求項1において、
状態検出手段が、所定の警告状態を検出して対応する所
定の信号を発光制御手段に入力すると、発光制御手段
が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所定
の色に警告発光させ、入力信号に対応する警告状態を運
転者等に視認させる。
状態検出手段が、所定の警告状態を検出して対応する所
定の信号を発光制御手段に入力すると、発光制御手段
が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所定
の色に警告発光させ、入力信号に対応する警告状態を運
転者等に視認させる。
【0019】請求項3においては、請求項2において、
シフトポジションスイッチがバックギア選択を検出して
対応する信号を発光制御手段に入力すると、発光制御手
段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所
定の色に警告発光させ、バックギア選択状態にあること
を運転者等に視認させる。
シフトポジションスイッチがバックギア選択を検出して
対応する信号を発光制御手段に入力すると、発光制御手
段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所
定の色に警告発光させ、バックギア選択状態にあること
を運転者等に視認させる。
【0020】請求項4においては、請求項2において、
コーナセンサが車体と車体側方の障害物との間隔が所定
値以下となったことを検出して対応する信号を発光制御
手段に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色
に発光制御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、
車体側方の障害物との間隔減少を運転者等に認識させ
る。
コーナセンサが車体と車体側方の障害物との間隔が所定
値以下となったことを検出して対応する信号を発光制御
手段に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色
に発光制御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、
車体側方の障害物との間隔減少を運転者等に認識させ
る。
【0021】請求項5においては、請求項2において、
スピードセンサが制限速度超過を検出して発光制御手段
に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発
光制御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、制限
速度超過を運転者等に視認させる。
スピードセンサが制限速度超過を検出して発光制御手段
に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発
光制御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、制限
速度超過を運転者等に視認させる。
【0022】請求項6においては、請求項2において、
パーキングブレーキスイッチがパーキングブレーキスイ
ッチの作動を検出して対応する信号を発光制御手段に入
力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発光制
御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、パーキン
グブレーキ作動を運転者等に視認させる。
パーキングブレーキスイッチがパーキングブレーキスイ
ッチの作動を検出して対応する信号を発光制御手段に入
力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発光制
御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、パーキン
グブレーキ作動を運転者等に視認させる。
【0023】請求項7においては、請求項2において、
車間距離センサが車間距離が所定値未満となったことを
検出して対応する信号を発光制御手段に入力すると、発
光制御手段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体
を前記所定の色に警告発光させ、車間距離減少を運転者
等に認識させる。
車間距離センサが車間距離が所定値未満となったことを
検出して対応する信号を発光制御手段に入力すると、発
光制御手段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体
を前記所定の色に警告発光させ、車間距離減少を運転者
等に認識させる。
【0024】請求項8においては、請求項2において、
異常検出回路が車体の異常を検出して対応する信号を発
光制御手段に入力すると、発光制御手段が、LEDを所
定の色に発光制御して、本体を前記所定の色に警告発光
させ、車体の異常を運転者等に視認させる。
異常検出回路が車体の異常を検出して対応する信号を発
光制御手段に入力すると、発光制御手段が、LEDを所
定の色に発光制御して、本体を前記所定の色に警告発光
させ、車体の異常を運転者等に視認させる。
【0025】請求項9においては、請求項2において、
発光制御手段が、車速に応じて、複数の状態検出手段か
らの信号のいずれかを選択的に入力し、この入力信号に
対応する警告状態に応じて、LEDを異なる所定の色に
選択して発光制御し、本体を前記所定の色に警告発光さ
せ、運転者等にその警告状態を視認させる。
発光制御手段が、車速に応じて、複数の状態検出手段か
らの信号のいずれかを選択的に入力し、この入力信号に
対応する警告状態に応じて、LEDを異なる所定の色に
選択して発光制御し、本体を前記所定の色に警告発光さ
せ、運転者等にその警告状態を視認させる。
【0026】請求項10においては、請求項2乃至9の
いずれか1つの記載において、昼夜等の光量の相違に応
じて、LEDの発光色が青系または赤系に自動的に設定
される。即ち、夜間及びトンネル内等、光量が少ないと
きには、本体は、プルキンエ効果により見えやすい色で
あるとされる青系の色に発光設定される一方、昼間等、
光量が多いときには、本体は、プルキンエ効果により見
えやすい色であるとされる赤系の色に発光設定される。
いずれか1つの記載において、昼夜等の光量の相違に応
じて、LEDの発光色が青系または赤系に自動的に設定
される。即ち、夜間及びトンネル内等、光量が少ないと
きには、本体は、プルキンエ効果により見えやすい色で
あるとされる青系の色に発光設定される一方、昼間等、
光量が多いときには、本体は、プルキンエ効果により見
えやすい色であるとされる赤系の色に発光設定される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0028】図1は本発明のフェンダマーカ表示装置を
自動車に取付けた状態を示す斜視図である。図2は本発
明のフェンダマーカ表示装置の各実施例で使用される回
路構成を示すブロック図である。
自動車に取付けた状態を示す斜視図である。図2は本発
明のフェンダマーカ表示装置の各実施例で使用される回
路構成を示すブロック図である。
【0029】図1に示すように、本実施例のフェンダマ
ーカ表示装置は、本体5、LED11,12,13及び
発光制御手段21を備えている。前記本体5は、透明ま
たは半透明な透光性の樹脂からなる公知のものであり、
車体1の左右前側に位置するフェンダ部にそれぞれ固定
されている。勿論、本発明を実施する場合の本体5は、
運転席側に対して透明または半透明な透光性の部分を一
部または全部に有しておればよい。前記LED11,1
2,13は、本体5の内部に配置され、本体5を通して
光が透過自在なものであり、図2に示すように、赤色L
ED11、緑色LED12及び青色LED13の3色の
LEDからなる。前記発光制御手段21は、CPU、R
OM、RAM等からなり、その出力側に前記LED1
1,12,13を接続している。そして、発光制御手段
21により、これら異色のLED11,12,13を適
宜選択的に組合わせてデューティ比制御等により発光制
御することにより、所望のあらゆる色の光を発生できる
ようになっており、その色の光を本体5を通して外部に
出射し、本体5を所望の色に発光乃至点灯するようにな
っている。
ーカ表示装置は、本体5、LED11,12,13及び
発光制御手段21を備えている。前記本体5は、透明ま
たは半透明な透光性の樹脂からなる公知のものであり、
車体1の左右前側に位置するフェンダ部にそれぞれ固定
されている。勿論、本発明を実施する場合の本体5は、
運転席側に対して透明または半透明な透光性の部分を一
部または全部に有しておればよい。前記LED11,1
2,13は、本体5の内部に配置され、本体5を通して
光が透過自在なものであり、図2に示すように、赤色L
ED11、緑色LED12及び青色LED13の3色の
LEDからなる。前記発光制御手段21は、CPU、R
OM、RAM等からなり、その出力側に前記LED1
1,12,13を接続している。そして、発光制御手段
21により、これら異色のLED11,12,13を適
宜選択的に組合わせてデューティ比制御等により発光制
御することにより、所望のあらゆる色の光を発生できる
ようになっており、その色の光を本体5を通して外部に
出射し、本体5を所望の色に発光乃至点灯するようにな
っている。
【0030】更に、本実施例のフェンダマーカ表示装置
は、発光制御手段21の入力側に状態検出手段を接続
し、所定の警告状態を検出して対応する所定の信号を前
記発光制御手段21に入力するようになっている。そし
て、発光制御手段21により、状態検出手段から所定の
信号が入力されたとき、LED11,12,13を所定
の色に発光制御し、本体5を前記所定の色に警告発光さ
せるようになっている。
は、発光制御手段21の入力側に状態検出手段を接続
し、所定の警告状態を検出して対応する所定の信号を前
記発光制御手段21に入力するようになっている。そし
て、発光制御手段21により、状態検出手段から所定の
信号が入力されたとき、LED11,12,13を所定
の色に発光制御し、本体5を前記所定の色に警告発光さ
せるようになっている。
【0031】この状態検出手段は、運転者に認識させる
必要がある種々の警告状態を検出するセンサ類であり、
本実施例は、前記発光制御手段21に複数の状態検出手
段を接続して、車速に応じて前記複数の状態検出手段か
らの信号を選択的に入力している。そして、発光制御手
段21により、入力信号に対応する警告状態に応じて、
前記LED11,12,13を異なる所定の色に発光制
御し、前記本体5を前記異なる所定の色に選択的に警告
発光させるようにしている。本実施例では、図2中実線
で示すように、シフトポジションスイッチ31、コーナ
センサ33、スピードセンサ35より状態検出手段を構
成し、後述する図3に示すプログラムに従い、車速に応
じてこれらの検出信号を選択的に発光制御手段21に入
力している。
必要がある種々の警告状態を検出するセンサ類であり、
本実施例は、前記発光制御手段21に複数の状態検出手
段を接続して、車速に応じて前記複数の状態検出手段か
らの信号を選択的に入力している。そして、発光制御手
段21により、入力信号に対応する警告状態に応じて、
前記LED11,12,13を異なる所定の色に発光制
御し、前記本体5を前記異なる所定の色に選択的に警告
発光させるようにしている。本実施例では、図2中実線
で示すように、シフトポジションスイッチ31、コーナ
センサ33、スピードセンサ35より状態検出手段を構
成し、後述する図3に示すプログラムに従い、車速に応
じてこれらの検出信号を選択的に発光制御手段21に入
力している。
【0032】次に、本実施例のフェンダマーカ表示装置
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0033】図3は本発明の第一実施例のフェンダマー
カ表示装置の全体動作を示すフローチャートである。図
4乃至図6は図3の全体動作における各警告動作を示
し、図4は本発明の第一実施例のフェンダマーカ表示装
置のバックギア選択時の警告動作を示すフローチャー
ト、図5は本発明の第一実施例のフェンダマーカ表示装
置の障害物検出時の警告動作を示すフローチャート、図
6は本発明の第一実施例のフェンダマーカ表示装置の制
限速度超過時の警告動作を示すフローチャートである。
カ表示装置の全体動作を示すフローチャートである。図
4乃至図6は図3の全体動作における各警告動作を示
し、図4は本発明の第一実施例のフェンダマーカ表示装
置のバックギア選択時の警告動作を示すフローチャー
ト、図5は本発明の第一実施例のフェンダマーカ表示装
置の障害物検出時の警告動作を示すフローチャート、図
6は本発明の第一実施例のフェンダマーカ表示装置の制
限速度超過時の警告動作を示すフローチャートである。
【0034】まず、図3の全体動作について説明する
と、発光制御手段21は、ステップS1において、図示
しない車速演算回路により演算した車速Vが、零である
か、または、設定速度V1を超えるか否かを判断する。
そして、発光制御手段21は、車体が停止状態にある場
合(V=0)、ステップS2に進み、前記シフトポジシ
ョンスイッチ31からの信号を入力し、図4に示すバッ
クギア選択時の警告動作を行う。また、発光制御手段2
1は、車体が設定速度V1以下で走行中の場合(0<V
≦V1)、ステップS3に進み、前記コーナセンサ33
からの信号を入力し、図5に示す車体側方の障害物の警
告動作を行う。更に、発光制御手段21は、車体が前記
設定速度V1を超えて走行中の場合、ステップS4に進
み、前記スピードセンサ35からの信号を入力し、図6
に示す制限速度超過警告動作を行う。なお、スピードセ
ンサ35からの信号は常時発光制御手段21に入力さ
れ、前記車速演算回路による車速演算に供されると同時
に、ステップS4へ移行した場合、図6の制限速度超過
警告動作にも供される。
と、発光制御手段21は、ステップS1において、図示
しない車速演算回路により演算した車速Vが、零である
か、または、設定速度V1を超えるか否かを判断する。
そして、発光制御手段21は、車体が停止状態にある場
合(V=0)、ステップS2に進み、前記シフトポジシ
ョンスイッチ31からの信号を入力し、図4に示すバッ
クギア選択時の警告動作を行う。また、発光制御手段2
1は、車体が設定速度V1以下で走行中の場合(0<V
≦V1)、ステップS3に進み、前記コーナセンサ33
からの信号を入力し、図5に示す車体側方の障害物の警
告動作を行う。更に、発光制御手段21は、車体が前記
設定速度V1を超えて走行中の場合、ステップS4に進
み、前記スピードセンサ35からの信号を入力し、図6
に示す制限速度超過警告動作を行う。なお、スピードセ
ンサ35からの信号は常時発光制御手段21に入力さ
れ、前記車速演算回路による車速演算に供されると同時
に、ステップS4へ移行した場合、図6の制限速度超過
警告動作にも供される。
【0035】次に、図3のステップS2に移行し、図4
に示すバックギア選択時の警告動作を行う場合、発光制
御手段21は、ステップS11において、シフトポジシ
ョンスイッチ31からの入力信号に基づき、バックギア
が選択されたか否か判断する。そして、バックギアが選
択された場合、発光制御手段21は、ステップS12
で、LED11,12,13を発光制御して赤色に点滅
させる。これにより、LED11,12,13からの光
が本体5を透過し、本体5が赤色に点滅して警告発光す
る。その結果、停車時にバックギアが選択されたとき
は、フェンダマーカ表示装置が赤色に点滅して、運転者
等の注意を視覚的に喚起し、シフト位置がバックギアに
あることを認識させる。
に示すバックギア選択時の警告動作を行う場合、発光制
御手段21は、ステップS11において、シフトポジシ
ョンスイッチ31からの入力信号に基づき、バックギア
が選択されたか否か判断する。そして、バックギアが選
択された場合、発光制御手段21は、ステップS12
で、LED11,12,13を発光制御して赤色に点滅
させる。これにより、LED11,12,13からの光
が本体5を透過し、本体5が赤色に点滅して警告発光す
る。その結果、停車時にバックギアが選択されたとき
は、フェンダマーカ表示装置が赤色に点滅して、運転者
等の注意を視覚的に喚起し、シフト位置がバックギアに
あることを認識させる。
【0036】また、図3のステップS3に移行し、図5
に示す車体側方の障害物の警告動作を行う場合、発光制
御手段21は、ステップS21において、コーナセンサ
33からの入力信号に基づき、車体5と車体5側方の障
害物との間隔(クリアランス)CLが予め3段階に設定
した所定値(n1,n2,n3)以下となったか否か判
断する。なお、n1>n2>n3とする。そして、前記
間隔CLが第1の所定値n1以下で第2の所定値n2を
超える値となった場合、発光制御手段21は、ステップ
S22で、LED11,12,13を発光制御して黄色
に点灯させる。これにより、LED11,12,13か
らの光が本体5を透過し、本体5が黄色に点灯して警告
発光する。一方、前記間隔CLが第2の所定値n2以下
で第3の所定値n3を超える値となった場合、発光制御
手段21は、ステップS23で、LED11,12,1
3を発光制御して赤色に点灯させる。これにより、LE
D11,12,13からの光が本体5を透過し、本体5
が赤色に点灯して警告発光する。更に、前記間隔CLが
第3の所定値n3以下となった場合、発光制御手段21
は、ステップS24で、LED11,12,13を発光
制御して赤色に点滅させる。これにより、LED11,
12,13からの光が本体5を透過し、本体5が赤色に
点滅して警告発光する。その結果、コーナ旋回時等、車
体1と車体1側方の障害物との間隔CLが所定値以下と
なり、接触等の注意を必要とするときは、フェンダマー
カ表示装置が、前記間隔が小さくなるにつれ、黄色点
灯、赤色点灯及び赤色点滅へと順次移行して、運転者等
の注意を視覚的に喚起し、障害物との間隔が小さいこと
を認識させる。
に示す車体側方の障害物の警告動作を行う場合、発光制
御手段21は、ステップS21において、コーナセンサ
33からの入力信号に基づき、車体5と車体5側方の障
害物との間隔(クリアランス)CLが予め3段階に設定
した所定値(n1,n2,n3)以下となったか否か判
断する。なお、n1>n2>n3とする。そして、前記
間隔CLが第1の所定値n1以下で第2の所定値n2を
超える値となった場合、発光制御手段21は、ステップ
S22で、LED11,12,13を発光制御して黄色
に点灯させる。これにより、LED11,12,13か
らの光が本体5を透過し、本体5が黄色に点灯して警告
発光する。一方、前記間隔CLが第2の所定値n2以下
で第3の所定値n3を超える値となった場合、発光制御
手段21は、ステップS23で、LED11,12,1
3を発光制御して赤色に点灯させる。これにより、LE
D11,12,13からの光が本体5を透過し、本体5
が赤色に点灯して警告発光する。更に、前記間隔CLが
第3の所定値n3以下となった場合、発光制御手段21
は、ステップS24で、LED11,12,13を発光
制御して赤色に点滅させる。これにより、LED11,
12,13からの光が本体5を透過し、本体5が赤色に
点滅して警告発光する。その結果、コーナ旋回時等、車
体1と車体1側方の障害物との間隔CLが所定値以下と
なり、接触等の注意を必要とするときは、フェンダマー
カ表示装置が、前記間隔が小さくなるにつれ、黄色点
灯、赤色点灯及び赤色点滅へと順次移行して、運転者等
の注意を視覚的に喚起し、障害物との間隔が小さいこと
を認識させる。
【0037】図3のステップS4に移行し、図6に示す
制限速度超過時の警告動作を行う場合、発光制御手段2
1は、ステップS31において、スピードセンサ35か
らの入力信号に基づき、現在の車速Vが制限速度V2を
超えるか否か判断する。そして、車速Vが制限速度V2
を超える場合、発光制御手段21は、ステップS32
で、LED11,12,13を発光制御して所定の色に
点滅させる。これにより、LED11,12,13から
の光が本体5を透過し、本体5が所定の色に点滅して警
告発光する。その結果、車速Vが制限速度V2を超過し
たときは、フェンダマーカ表示装置が赤色に点滅して、
運転者等の注意を視覚的に喚起し、減速の必要性を認識
させる。なお、前記制限速度超過時の動作におけるLE
D11,12,13の点滅色は任意の色とすることがで
きるが、図5の障害物の警告動作との区別を容易にする
ため、赤色以外の点滅色としてもよく、また、運転者等
の注意を喚起しやすい赤系の色としてもよい。
制限速度超過時の警告動作を行う場合、発光制御手段2
1は、ステップS31において、スピードセンサ35か
らの入力信号に基づき、現在の車速Vが制限速度V2を
超えるか否か判断する。そして、車速Vが制限速度V2
を超える場合、発光制御手段21は、ステップS32
で、LED11,12,13を発光制御して所定の色に
点滅させる。これにより、LED11,12,13から
の光が本体5を透過し、本体5が所定の色に点滅して警
告発光する。その結果、車速Vが制限速度V2を超過し
たときは、フェンダマーカ表示装置が赤色に点滅して、
運転者等の注意を視覚的に喚起し、減速の必要性を認識
させる。なお、前記制限速度超過時の動作におけるLE
D11,12,13の点滅色は任意の色とすることがで
きるが、図5の障害物の警告動作との区別を容易にする
ため、赤色以外の点滅色としてもよく、また、運転者等
の注意を喚起しやすい赤系の色としてもよい。
【0038】ここで、通常、バックギアの選択動作は車
体の停止時に行われるため、本実施例は、車速V=0の
ときにバックギア選択の警告動作を行うようにしている
(ステップS2)。また、車体1と車体1側方の障害物
との接触、衝突等を回避すべく警告を行うことが望まし
いのは(ステップS3)、コーナー旋回時のように、車
体が比較的低速で走行中のときであるため、上記設定速
度V1は、通常の走行速度乃至一般自動車道の制限速度
V2よりある程度低い速度とすることが好ましい。こう
すれば、障害物の警告動作を行う速度領域(0<V≦V
1)と超過警告動作を行う制限速度V2との差をできる
だけ大きくして、両警告動作間の識別を容易とすること
ができる。
体の停止時に行われるため、本実施例は、車速V=0の
ときにバックギア選択の警告動作を行うようにしている
(ステップS2)。また、車体1と車体1側方の障害物
との接触、衝突等を回避すべく警告を行うことが望まし
いのは(ステップS3)、コーナー旋回時のように、車
体が比較的低速で走行中のときであるため、上記設定速
度V1は、通常の走行速度乃至一般自動車道の制限速度
V2よりある程度低い速度とすることが好ましい。こう
すれば、障害物の警告動作を行う速度領域(0<V≦V
1)と超過警告動作を行う制限速度V2との差をできる
だけ大きくして、両警告動作間の識別を容易とすること
ができる。
【0039】更に、上記実施例において、車体1と車体
1側方の障害物の間隔CLは、3段階の値に設定するこ
となく、単一の所定値とし、LED11,12,13を
単一の色に点灯または点滅して警告動作を行ってもよ
い。また、制限速度超過の警告用に予め設定する制限速
度V2は、高速自動車道の制限速度である100km/h等
の速度とし、従来のワーニングブザー動作用の速度判定
回路を兼用して警告を行ってもよく、また、40km/h、
50km/hまたは60km/h等、一般自動車道路の通常の走
行速度とし、別個の速度判定を行うようにしてもよい。
そして、制限速度超過の警告は、上記実施例のように、
単一の制限速度V2を設定して行う以外に、複数の制限
速度を設定し、各設定速度に応じてLED11,12,
13を異なる色に発光させることにより、または、点灯
及び点滅して区別することにより、複数の警告動作を行
うようにしてもよい。
1側方の障害物の間隔CLは、3段階の値に設定するこ
となく、単一の所定値とし、LED11,12,13を
単一の色に点灯または点滅して警告動作を行ってもよ
い。また、制限速度超過の警告用に予め設定する制限速
度V2は、高速自動車道の制限速度である100km/h等
の速度とし、従来のワーニングブザー動作用の速度判定
回路を兼用して警告を行ってもよく、また、40km/h、
50km/hまたは60km/h等、一般自動車道路の通常の走
行速度とし、別個の速度判定を行うようにしてもよい。
そして、制限速度超過の警告は、上記実施例のように、
単一の制限速度V2を設定して行う以外に、複数の制限
速度を設定し、各設定速度に応じてLED11,12,
13を異なる色に発光させることにより、または、点灯
及び点滅して区別することにより、複数の警告動作を行
うようにしてもよい。
【0040】このように、第一実施例のフェンダマーカ
表示装置は、車体1のフェンダ部に固定される透光性の
樹脂からなる本体5と、前記本体5の内部に配置され、
前記本体5を通して光が透過自在な赤色LED11、緑
色LED12及び青色LED13と、前記異色のLED
11,12,13を選択的に組合わせて発光制御し、前
記本体5を所望の色に発光させる発光制御手段21と、
所定の警告状態を検出して所定の信号を前記発光制御手
段21に入力する状態検出手段としてのシフトポジショ
ンスイッチ31、コーナセンサ33及びスピードセンサ
35を具備し、前記発光制御手段21により、前記状態
検出手段31,33,35から前記所定の信号が入力さ
れたとき、前記LED11,12,13を所定の色に発
光制御し、前記本体5を前記所定の色に警告発光させる
ようにしたものである。
表示装置は、車体1のフェンダ部に固定される透光性の
樹脂からなる本体5と、前記本体5の内部に配置され、
前記本体5を通して光が透過自在な赤色LED11、緑
色LED12及び青色LED13と、前記異色のLED
11,12,13を選択的に組合わせて発光制御し、前
記本体5を所望の色に発光させる発光制御手段21と、
所定の警告状態を検出して所定の信号を前記発光制御手
段21に入力する状態検出手段としてのシフトポジショ
ンスイッチ31、コーナセンサ33及びスピードセンサ
35を具備し、前記発光制御手段21により、前記状態
検出手段31,33,35から前記所定の信号が入力さ
れたとき、前記LED11,12,13を所定の色に発
光制御し、前記本体5を前記所定の色に警告発光させる
ようにしたものである。
【0041】したがって、上記実施例は、発光制御手段
21により、異色のLED11,12,13を適宜組合
わせ、デューティ比制御等して発光制御すると、各LE
D11,12,13自体の色に加え、それらの混合色で
ある所望の色が得られる。そして、LED11,12,
13から放射された所望の色の光は、本体5から出射さ
れ、車体1の前方のフェンダ部で運転者等に視認され
る。
21により、異色のLED11,12,13を適宜組合
わせ、デューティ比制御等して発光制御すると、各LE
D11,12,13自体の色に加え、それらの混合色で
ある所望の色が得られる。そして、LED11,12,
13から放射された所望の色の光は、本体5から出射さ
れ、車体1の前方のフェンダ部で運転者等に視認され
る。
【0042】その結果、LED11を適宜発光制御する
ことによりフェンダマーカ表示装置を所望の色に発光自
在となり、フェンダマーカ表示装置の通常の機能に加
え、所定色により警告表示を行うという警告機能を付加
することができ、センサ類等の状態検出手段と組合わ
せ、運転中の運転者等に視覚的警告を瞬時に、かつ、確
実に与えることができる。
ことによりフェンダマーカ表示装置を所望の色に発光自
在となり、フェンダマーカ表示装置の通常の機能に加
え、所定色により警告表示を行うという警告機能を付加
することができ、センサ類等の状態検出手段と組合わ
せ、運転中の運転者等に視覚的警告を瞬時に、かつ、確
実に与えることができる。
【0043】また、上記実施例は、前記状態検出手段を
シフトポジションスイッチ31、コーナセンサ33及び
スピードセンサ35から構成し、車速Vに応じて前記複
数の状態検出手段31,33,35からの信号を発光制
御手段21に選択的に入力し、発光制御手段21によ
り、入力信号に対応する警告状態に応じて、前記LED
11,12,13を異なる所定の色に発光制御し、前記
本体5を前記異なる所定の色に選択的に警告発光させる
ようにしたものである。
シフトポジションスイッチ31、コーナセンサ33及び
スピードセンサ35から構成し、車速Vに応じて前記複
数の状態検出手段31,33,35からの信号を発光制
御手段21に選択的に入力し、発光制御手段21によ
り、入力信号に対応する警告状態に応じて、前記LED
11,12,13を異なる所定の色に発光制御し、前記
本体5を前記異なる所定の色に選択的に警告発光させる
ようにしたものである。
【0044】したがって、発光制御手段21が、車速V
に応じて、複数の状態検出手段31,33,35からの
信号のいずれかを選択的に入力し、この入力信号に対応
する警告状態に応じて、LED11,12,13を異な
る所定の色に選択して発光制御し、本体5を前記所定の
色に警告発光させ、運転者等にその警告状態を視認させ
る。即ち、停車状態(V=0)におけるバックギア選択
時には、フェンダマーカ表示装置が赤色点滅に警告発光
する。また、走行中で、かつ、車速Vが設定速度V1以
下のとき(0<V≦V1)において、車体1と車体1側
方の障害物との間隔CLが所定値n1,n2,n3以下
となり、付近にある障害物との間隔が小さくなりすぎた
ときには、フェンダマーカ表示装置が黄色点灯、赤色点
灯及び赤色点滅の順で警告発光する。更に、車速Vが制
限速度V2を超過したとき(V2<V)には、フェンダ
マーカ表示装置が所定色に警告発光する。したがって、
これらの場合、運転者にその旨の視覚的警告を瞬時に、
かつ、確実に与え、その注意を促すことができると共
に、複数の警告機能を発揮して、多種多様な情報を運転
者等に伝達することができる。
に応じて、複数の状態検出手段31,33,35からの
信号のいずれかを選択的に入力し、この入力信号に対応
する警告状態に応じて、LED11,12,13を異な
る所定の色に選択して発光制御し、本体5を前記所定の
色に警告発光させ、運転者等にその警告状態を視認させ
る。即ち、停車状態(V=0)におけるバックギア選択
時には、フェンダマーカ表示装置が赤色点滅に警告発光
する。また、走行中で、かつ、車速Vが設定速度V1以
下のとき(0<V≦V1)において、車体1と車体1側
方の障害物との間隔CLが所定値n1,n2,n3以下
となり、付近にある障害物との間隔が小さくなりすぎた
ときには、フェンダマーカ表示装置が黄色点灯、赤色点
灯及び赤色点滅の順で警告発光する。更に、車速Vが制
限速度V2を超過したとき(V2<V)には、フェンダ
マーカ表示装置が所定色に警告発光する。したがって、
これらの場合、運転者にその旨の視覚的警告を瞬時に、
かつ、確実に与え、その注意を促すことができると共
に、複数の警告機能を発揮して、多種多様な情報を運転
者等に伝達することができる。
【0045】次に、本発明による別の実施例を以下に説
明する。上記第一実施例は、発光制御手段21にシフト
ポジションスイッチ31、コーナセンサ33及びスピー
ドセンサ35を接続し、車速Vに応じて異なる警告動作
を行うものであるが、以下の実施例は、これら以外の状
態検出手段を使用して、その状態検出手段による単一の
警告動作を行うものである。なお、各実施例においては
上記第一実施例との相違点のみを説明し、上記第一実施
例と同一の構成については図面に同一符号を付してその
説明を省略する。
明する。上記第一実施例は、発光制御手段21にシフト
ポジションスイッチ31、コーナセンサ33及びスピー
ドセンサ35を接続し、車速Vに応じて異なる警告動作
を行うものであるが、以下の実施例は、これら以外の状
態検出手段を使用して、その状態検出手段による単一の
警告動作を行うものである。なお、各実施例においては
上記第一実施例との相違点のみを説明し、上記第一実施
例と同一の構成については図面に同一符号を付してその
説明を省略する。
【0046】図7は本発明の第二実施例のフェンダマー
カ表示装置のパーキングブレーキ作動時の警告動作を示
すフローチャートである。
カ表示装置のパーキングブレーキ作動時の警告動作を示
すフローチャートである。
【0047】第二実施例のフェンダマーカ表示装置は、
発光制御手段21に、状態検出手段として、パーキング
ブレーキの作動を検出するパーキングブレーキスイッチ
41を接続し、前記発光制御手段21により、前記パー
キングブレーキスイッチ41からパーキングブレーキの
作動を示す信号が入力されたとき、前記LED11,1
2,13を所定の色に発光制御し、本体5を前記所定の
色に警告発光させるようにしたものである。即ち、図7
に示すように、発光制御手段21は、ステップS41に
おいて、パーキングブレーキスイッチ41からの入力信
号に基づき、パーキングブレーキが作動されたか否か判
断する。そして、パーキングブレーキが作動された場
合、発光制御手段21は、ステップS42で、LED1
1,12,13を発光制御して所定色に点滅させる。な
お、この点滅色は、第一実施例の制限速度超過の警告動
作の場合と同様、任意の色とすることができる。これに
より、LED11,12,13からの光が本体5を透過
し、本体5が所定色に点滅して警告発光する。その結
果、パーキングブレーキが作動されたときは、フェンダ
マーカ表示装置が所定色に点滅して、運転者等の注意を
視覚的に喚起し、その旨認識させる。
発光制御手段21に、状態検出手段として、パーキング
ブレーキの作動を検出するパーキングブレーキスイッチ
41を接続し、前記発光制御手段21により、前記パー
キングブレーキスイッチ41からパーキングブレーキの
作動を示す信号が入力されたとき、前記LED11,1
2,13を所定の色に発光制御し、本体5を前記所定の
色に警告発光させるようにしたものである。即ち、図7
に示すように、発光制御手段21は、ステップS41に
おいて、パーキングブレーキスイッチ41からの入力信
号に基づき、パーキングブレーキが作動されたか否か判
断する。そして、パーキングブレーキが作動された場
合、発光制御手段21は、ステップS42で、LED1
1,12,13を発光制御して所定色に点滅させる。な
お、この点滅色は、第一実施例の制限速度超過の警告動
作の場合と同様、任意の色とすることができる。これに
より、LED11,12,13からの光が本体5を透過
し、本体5が所定色に点滅して警告発光する。その結
果、パーキングブレーキが作動されたときは、フェンダ
マーカ表示装置が所定色に点滅して、運転者等の注意を
視覚的に喚起し、その旨認識させる。
【0048】図8は本発明の第三実施例のフェンダマー
カ表示装置の車間距離警告動作を示すフローチャートで
ある。
カ表示装置の車間距離警告動作を示すフローチャートで
ある。
【0049】第三実施例のフェンダマーカ表示装置は、
発光制御手段21に、状態検出手段として、車間距離を
検出する車間距離センサ43を接続し、前記発光制御手
段21により、前記車間距離センサ43から車間距離D
1が所定値D2未満となったことを示す信号が入力され
たとき、パーキングブレーキの作動を示す信号が入力さ
れたとき、前記LED11,12,13を所定の色に発
光制御し、本体5を前記所定の色に警告発光させるよう
にしたものである。即ち、図8に示すように、発光制御
手段21は、ステップS51において、車間距離センサ
43からの入力信号に基づき、現在の車間距離D1が予
め設定した所定値D2未満となったか否か判断する。そ
して、車間距離D1が所定値D2未満となった場合、発
光制御手段21は、ステップS52で、LED11,1
2,13を発光制御して所定色に点滅させる。なお、こ
の点滅色は、第一実施例の制限速度超過の警告動作の場
合と同様、任意の色とすることができる。これにより、
LED11,12,13からの光が本体5を透過し、本
体5が所定色に点滅して警告発光する。その結果、車間
距離D1が所定値D2未満となり、車間距離が小さくな
り過ぎたときには、フェンダマーカ表示装置が所定色に
点滅して、運転者等の注意を視覚的に喚起し、その旨認
識させる。なお、前記所定値D2の車間距離は、車速と
の相関関係より安全確保上最適な車間距離を演算して設
定する。こうすれば、車速に応じて最適な車間距離で、
運転者に警告を行うことができる。
発光制御手段21に、状態検出手段として、車間距離を
検出する車間距離センサ43を接続し、前記発光制御手
段21により、前記車間距離センサ43から車間距離D
1が所定値D2未満となったことを示す信号が入力され
たとき、パーキングブレーキの作動を示す信号が入力さ
れたとき、前記LED11,12,13を所定の色に発
光制御し、本体5を前記所定の色に警告発光させるよう
にしたものである。即ち、図8に示すように、発光制御
手段21は、ステップS51において、車間距離センサ
43からの入力信号に基づき、現在の車間距離D1が予
め設定した所定値D2未満となったか否か判断する。そ
して、車間距離D1が所定値D2未満となった場合、発
光制御手段21は、ステップS52で、LED11,1
2,13を発光制御して所定色に点滅させる。なお、こ
の点滅色は、第一実施例の制限速度超過の警告動作の場
合と同様、任意の色とすることができる。これにより、
LED11,12,13からの光が本体5を透過し、本
体5が所定色に点滅して警告発光する。その結果、車間
距離D1が所定値D2未満となり、車間距離が小さくな
り過ぎたときには、フェンダマーカ表示装置が所定色に
点滅して、運転者等の注意を視覚的に喚起し、その旨認
識させる。なお、前記所定値D2の車間距離は、車速と
の相関関係より安全確保上最適な車間距離を演算して設
定する。こうすれば、車速に応じて最適な車間距離で、
運転者に警告を行うことができる。
【0050】図9は本発明の第四実施例のフェンダマー
カ表示装置の異常発生時の警告動作を示すフローチャー
トである。
カ表示装置の異常発生時の警告動作を示すフローチャー
トである。
【0051】第四実施例のフェンダマーカ表示装置は、
発光制御手段21に、状態検出手段として、車体の異常
を検出する異常検出回路45を接続し、前記発光制御手
段21により、異常検出回路45から車体の異常発生を
示す信号が入力されたとき、前記LED11,12,1
3を所定の色に発光制御し、本体5を前記所定の色に警
告発光させるようにしたものである。即ち、図9に示す
ように、発光制御手段21は、ステップS61におい
て、異常発生回路45からの入力信号に基づき、車体に
異常が発生したか否か判断する。そして、車体に異常が
発生した場合、発光制御手段21は、ステップS62
で、LED11,12,13を発光制御して所定色に点
滅させる。なお、この点滅色は、第一実施例の制限速度
超過の警告動作の場合と同様、任意の色とすることがで
きる。これにより、LED11,12,13からの光が
本体5を透過し、本体5が所定色に点滅して警告発光す
る。その結果、車体に予め検出を予定した何らかの異常
が発生したときは、フェンダマーカ表示装置が所定色に
点滅して、運転者等の注意を視覚的に喚起し、その旨認
識させる。
発光制御手段21に、状態検出手段として、車体の異常
を検出する異常検出回路45を接続し、前記発光制御手
段21により、異常検出回路45から車体の異常発生を
示す信号が入力されたとき、前記LED11,12,1
3を所定の色に発光制御し、本体5を前記所定の色に警
告発光させるようにしたものである。即ち、図9に示す
ように、発光制御手段21は、ステップS61におい
て、異常発生回路45からの入力信号に基づき、車体に
異常が発生したか否か判断する。そして、車体に異常が
発生した場合、発光制御手段21は、ステップS62
で、LED11,12,13を発光制御して所定色に点
滅させる。なお、この点滅色は、第一実施例の制限速度
超過の警告動作の場合と同様、任意の色とすることがで
きる。これにより、LED11,12,13からの光が
本体5を透過し、本体5が所定色に点滅して警告発光す
る。その結果、車体に予め検出を予定した何らかの異常
が発生したときは、フェンダマーカ表示装置が所定色に
点滅して、運転者等の注意を視覚的に喚起し、その旨認
識させる。
【0052】なお、上記各実施例において、発光制御手
段21に光量センサを接続し、発光制御手段21によ
り、光量センサの検出信号に基づき、車内の光量が所定
値以下のときはLED11,12,13の発光色を青系
の色に設定すると共に、車内の光量が所定値を超えると
きはLED11,12,13の発光色を赤系の色に設定
するようにしてもよい。即ち、昼間時等、現在の光量が
予め設定した所定の光量値を超えるとき、発光制御手段
21により、赤色LED11のみを点灯させる等して、
LED11,12,13を赤系の色に発光制御して、本
体5をその色に点灯させる。一方、夜間時またはトンネ
ル内等、現在の光量が予め設定した所定の光量値以下の
とき、発光制御手段21により、青色LED13のみを
点灯させる等して、LED11,12,13を青系の色
に発光制御して、本体5をその色に点灯させる。
段21に光量センサを接続し、発光制御手段21によ
り、光量センサの検出信号に基づき、車内の光量が所定
値以下のときはLED11,12,13の発光色を青系
の色に設定すると共に、車内の光量が所定値を超えると
きはLED11,12,13の発光色を赤系の色に設定
するようにしてもよい。即ち、昼間時等、現在の光量が
予め設定した所定の光量値を超えるとき、発光制御手段
21により、赤色LED11のみを点灯させる等して、
LED11,12,13を赤系の色に発光制御して、本
体5をその色に点灯させる。一方、夜間時またはトンネ
ル内等、現在の光量が予め設定した所定の光量値以下の
とき、発光制御手段21により、青色LED13のみを
点灯させる等して、LED11,12,13を青系の色
に発光制御して、本体5をその色に点灯させる。
【0053】なお、前記所定の光量値は、公知のプルキ
ンエ効果による視覚度曲線に基づき、昼間時における光
量と夜間時における光量との中間値程度、例えば、薄暮
時等の光量に相当する値に設定する。また、光量検出
は、車外に位置するフェンダマーカ表示装置の視認性を
高める目的に照らし、車外の光量を検出する構成とする
ことが好ましい。
ンエ効果による視覚度曲線に基づき、昼間時における光
量と夜間時における光量との中間値程度、例えば、薄暮
時等の光量に相当する値に設定する。また、光量検出
は、車外に位置するフェンダマーカ表示装置の視認性を
高める目的に照らし、車外の光量を検出する構成とする
ことが好ましい。
【0054】上記のような構成を追加した場合、昼夜等
の光量の相違に応じて、フェンダマーカ表示装置の発光
色が青系または赤系に自動的に設定される。即ち、夜間
及びトンネル内等、光量が少ないときには、フェンダマ
ーカ表示装置は、プルキンエ効果により見えやすい色で
あるとされる青系の色に発光設定される一方、昼間等、
光量が多いときには、フェンダマーカ表示装置は、プル
キンエ効果により見えやすい色であるとされる赤系の色
に発光設定される。その結果、外部環境としての光量に
応じて、フェンダマーカ表示装置の発光色を好ましい色
に設定でき、運転者は、光量の変化にかかわらず、常
に、フェンダマーカ表示装置を明瞭に視認することがで
きる。
の光量の相違に応じて、フェンダマーカ表示装置の発光
色が青系または赤系に自動的に設定される。即ち、夜間
及びトンネル内等、光量が少ないときには、フェンダマ
ーカ表示装置は、プルキンエ効果により見えやすい色で
あるとされる青系の色に発光設定される一方、昼間等、
光量が多いときには、フェンダマーカ表示装置は、プル
キンエ効果により見えやすい色であるとされる赤系の色
に発光設定される。その結果、外部環境としての光量に
応じて、フェンダマーカ表示装置の発光色を好ましい色
に設定でき、運転者は、光量の変化にかかわらず、常
に、フェンダマーカ表示装置を明瞭に視認することがで
きる。
【0055】ところで、上記各実施例は、警告目的に使
用したが、本発明は、ナビゲーションシステムに関連し
て使用し、例えば、目標地点の接近を知らせる等、他の
目的で使用してもよい。即ち、本発明は、車体1のフェ
ンダ部に固定される透光性の樹脂からなる本体5と、前
記本体5の内部に配置され、前記本体5を通して光を出
射自在な異色の複数のLED11,12,13と、前記
異色のLED11,12,13を選択的に組合わせて発
光制御し、前記本体5を所望の色に発光させる発光制御
手段21とを具備するものであればよい。この場合も、
発光制御手段21により、異色のLED11,12,1
3を適宜組合わせ、デューティ比制御等して発光制御す
ると、各LED11,12,13自体の色に加え、それ
らの混合色である所望の色が得られる。そして、LED
11,12,13から放射された所望の色の光は、本体
5から出射され、車体1の前方で運転者等に視認され
る。その結果、LED11,12,13を適宜発光制御
することによりフェンダマーカ表示装置を所望の色に発
光自在となり、これらの色に適宜意味付して種々の目的
に使用することができるようになるため、種々の情報伝
達機能を付加することができる。
用したが、本発明は、ナビゲーションシステムに関連し
て使用し、例えば、目標地点の接近を知らせる等、他の
目的で使用してもよい。即ち、本発明は、車体1のフェ
ンダ部に固定される透光性の樹脂からなる本体5と、前
記本体5の内部に配置され、前記本体5を通して光を出
射自在な異色の複数のLED11,12,13と、前記
異色のLED11,12,13を選択的に組合わせて発
光制御し、前記本体5を所望の色に発光させる発光制御
手段21とを具備するものであればよい。この場合も、
発光制御手段21により、異色のLED11,12,1
3を適宜組合わせ、デューティ比制御等して発光制御す
ると、各LED11,12,13自体の色に加え、それ
らの混合色である所望の色が得られる。そして、LED
11,12,13から放射された所望の色の光は、本体
5から出射され、車体1の前方で運転者等に視認され
る。その結果、LED11,12,13を適宜発光制御
することによりフェンダマーカ表示装置を所望の色に発
光自在となり、これらの色に適宜意味付して種々の目的
に使用することができるようになるため、種々の情報伝
達機能を付加することができる。
【0056】また、前記状態検出手段は、運転者に認識
させる必要がある種々の警告状態を検出するセンサ類か
らなる限りにおいて、上記実施例以外のセンサ類を使用
することができる。また、複数のセンサ類を組み合わせ
ることなく単数のセンサ類を使用してもよい。また、セ
ンサ類は本体5内にLED11,12,13と一体的に
組み込んでもよく、本体5とは別体に設けてもよい。
させる必要がある種々の警告状態を検出するセンサ類か
らなる限りにおいて、上記実施例以外のセンサ類を使用
することができる。また、複数のセンサ類を組み合わせ
ることなく単数のセンサ類を使用してもよい。また、セ
ンサ類は本体5内にLED11,12,13と一体的に
組み込んでもよく、本体5とは別体に設けてもよい。
【0057】更に、上記各実施例は、LEDを赤色、緑
色及び青色の3色のLED11,12,13より構成し
たが、異色のLEDを使用して警告等の意味を付与する
のに必要な複数色を発生可能な限りにおいて、必ずしも
これら3色のLED11,12,13を使用する必要は
なく、これら3色のうちの任意の2色としてもよく、こ
の場合も、発光できる色の種類は限定されるものの、同
様の効果を奏することができる。しかし、3色のLED
11,12,13を使用した場合は、あらゆる色を発生
可能となり、利用範囲が広がるという効果が得られる。
色及び青色の3色のLED11,12,13より構成し
たが、異色のLEDを使用して警告等の意味を付与する
のに必要な複数色を発生可能な限りにおいて、必ずしも
これら3色のLED11,12,13を使用する必要は
なく、これら3色のうちの任意の2色としてもよく、こ
の場合も、発光できる色の種類は限定されるものの、同
様の効果を奏することができる。しかし、3色のLED
11,12,13を使用した場合は、あらゆる色を発生
可能となり、利用範囲が広がるという効果が得られる。
【0058】更にまた、上記第一実施例は、発光制御手
段21にシフトポジションスイッチ31、コーナセンサ
33及びスピードセンサ35を接続し、車速Vに応じて
異なる警告動作を行うものであるが、これらのセンサを
単一的に使用して、単一の警告動作を行うようにしても
よい。これとは逆に、第二乃至第四実施例の状態検出手
段を複数使用して、車速等の所定の条件に応じて複数の
警告動作を選択的に行うようにしてもよい。
段21にシフトポジションスイッチ31、コーナセンサ
33及びスピードセンサ35を接続し、車速Vに応じて
異なる警告動作を行うものであるが、これらのセンサを
単一的に使用して、単一の警告動作を行うようにしても
よい。これとは逆に、第二乃至第四実施例の状態検出手
段を複数使用して、車速等の所定の条件に応じて複数の
警告動作を選択的に行うようにしてもよい。
【0059】なお、本発明を実施するための車体1のフ
ェンダ部に固定される透光性の樹脂からなる本体5は、
上記各実施例のように特定の1つの用途の警告を表示と
して使用してもよいが、本発明を実施する場合には、複
数の用途に共通する警告表示としても使用できる。
ェンダ部に固定される透光性の樹脂からなる本体5は、
上記各実施例のように特定の1つの用途の警告を表示と
して使用してもよいが、本発明を実施する場合には、複
数の用途に共通する警告表示としても使用できる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明にかかる
フェンダマーカ表示装置は、車体のフェンダ部に固定さ
れる透光性の樹脂からなる本体と、前記本体の内部に配
置され、前記本体を通して光が透過自在な複数の異色の
LEDと、前記異色のLEDを選択的に組合わせて発光
制御し、前記本体を所望の色に発光させる発光制御手段
とを具備するものである。
フェンダマーカ表示装置は、車体のフェンダ部に固定さ
れる透光性の樹脂からなる本体と、前記本体の内部に配
置され、前記本体を通して光が透過自在な複数の異色の
LEDと、前記異色のLEDを選択的に組合わせて発光
制御し、前記本体を所望の色に発光させる発光制御手段
とを具備するものである。
【0061】したがって、発光制御手段により、異色の
LEDを適宜組合わせ、デューティ比制御等して発光制
御すると、各LED自体の色に加え、それらの混合色で
ある所望の色が得られる。そして、LEDから放射され
た所望の色の光は、本体から出射され、車体の前方で運
転者等に視認される。その結果、フェンダマーカ表示装
置を所望の色に点灯自在で、警告機能等、種々の情報伝
達機能を付加することができる。
LEDを適宜組合わせ、デューティ比制御等して発光制
御すると、各LED自体の色に加え、それらの混合色で
ある所望の色が得られる。そして、LEDから放射され
た所望の色の光は、本体から出射され、車体の前方で運
転者等に視認される。その結果、フェンダマーカ表示装
置を所望の色に点灯自在で、警告機能等、種々の情報伝
達機能を付加することができる。
【0062】請求項2の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項1の発明において、更に、所定の警告
状態を検出して所定の信号を前記発光制御手段に入力す
る状態検出手段を具備し、前記発光制御手段により、前
記状態検出手段から前記所定の信号が入力されたとき、
前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体を前記所
定の色に警告発光させるようにしたものである。
示装置は、請求項1の発明において、更に、所定の警告
状態を検出して所定の信号を前記発光制御手段に入力す
る状態検出手段を具備し、前記発光制御手段により、前
記状態検出手段から前記所定の信号が入力されたとき、
前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体を前記所
定の色に警告発光させるようにしたものである。
【0063】したがって、状態検出手段が、所定の警告
状態を検出して対応する所定の信号を発光制御手段に入
力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発光制
御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、入力信号
に対応する警告状態を運転者等に視認させる。その結
果、センサ類等の状態検出手段と組合わせ、運転中の運
転者等に視覚的警告を瞬時に、かつ、確実に与えること
ができる。
状態を検出して対応する所定の信号を発光制御手段に入
力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発光制
御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、入力信号
に対応する警告状態を運転者等に視認させる。その結
果、センサ類等の状態検出手段と組合わせ、運転中の運
転者等に視覚的警告を瞬時に、かつ、確実に与えること
ができる。
【0064】請求項3の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
をバックギア選択を検出するシフトポジションスイッチ
から構成し、前記発光制御手段により、前記シフトポジ
ションスイッチからバックギア選択を示す信号が入力さ
れたとき、前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本
体を前記所定の色に警告発光させるようにしたものであ
る。
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
をバックギア選択を検出するシフトポジションスイッチ
から構成し、前記発光制御手段により、前記シフトポジ
ションスイッチからバックギア選択を示す信号が入力さ
れたとき、前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本
体を前記所定の色に警告発光させるようにしたものであ
る。
【0065】したがって、シフトポジションスイッチが
バックギア選択を検出して対応する信号を発光制御手段
に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発
光制御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、バッ
クギア選択状態にあることを運転者等に視認させる。そ
の結果、停車時にバックギアが選択されたときは、フェ
ンダマーカ表示装置が所定の色に発光して、運転者等の
注意を視覚的に喚起し、シフト位置がバックギアにある
ことを認識させることができる。
バックギア選択を検出して対応する信号を発光制御手段
に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定の色に発
光制御して、本体を前記所定の色に警告発光させ、バッ
クギア選択状態にあることを運転者等に視認させる。そ
の結果、停車時にバックギアが選択されたときは、フェ
ンダマーカ表示装置が所定の色に発光して、運転者等の
注意を視覚的に喚起し、シフト位置がバックギアにある
ことを認識させることができる。
【0066】請求項4の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車体と車体側方の障害物との間隔を検出するコーナセ
ンサから構成し、前記発光制御手段により、前記コーナ
センサから前記間隔が所定値以下となったことを示す信
号が入力されたとき、前記LEDを所定の色に発光制御
し、前記本体を前記所定の色に警告発光させるようにし
たものである。
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車体と車体側方の障害物との間隔を検出するコーナセ
ンサから構成し、前記発光制御手段により、前記コーナ
センサから前記間隔が所定値以下となったことを示す信
号が入力されたとき、前記LEDを所定の色に発光制御
し、前記本体を前記所定の色に警告発光させるようにし
たものである。
【0067】したがって、コーナセンサが車体と車体側
方の障害物との間隔が所定値以下となったことを検出し
て対応する信号を発光制御手段に入力すると、発光制御
手段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記
所定の色に警告発光させ、車体側方の障害物との間隔減
少を運転者等に認識させる。その結果、障害物との間隔
が所定値以下となり注意を要するときは、フェンダマー
カ表示装置が所定色に発光して、運転者等の注意を視覚
的に喚起することができる。
方の障害物との間隔が所定値以下となったことを検出し
て対応する信号を発光制御手段に入力すると、発光制御
手段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記
所定の色に警告発光させ、車体側方の障害物との間隔減
少を運転者等に認識させる。その結果、障害物との間隔
が所定値以下となり注意を要するときは、フェンダマー
カ表示装置が所定色に発光して、運転者等の注意を視覚
的に喚起することができる。
【0068】請求項5の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車速を検出するスピードセンサから構成し、前記発光
制御手段により、前記スピードセンサから車速が制限速
度を超えたことを示す信号が入力されたとき、前記LE
Dを所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に
警告発光させるようにしたものである。
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車速を検出するスピードセンサから構成し、前記発光
制御手段により、前記スピードセンサから車速が制限速
度を超えたことを示す信号が入力されたとき、前記LE
Dを所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に
警告発光させるようにしたものである。
【0069】したがって、スピードセンサが制限速度超
過を検出して発光制御手段に入力すると、発光制御手段
が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所定
の色に警告発光させ、制限速度超過を運転者等に視認さ
せる。その結果、車速が制限速度を超過したときは、フ
ェンダマーカ表示装置が所定色に発光して、運転者等の
注意を視覚的に喚起し、減速の必要性を知らせることが
できる。
過を検出して発光制御手段に入力すると、発光制御手段
が、LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所定
の色に警告発光させ、制限速度超過を運転者等に視認さ
せる。その結果、車速が制限速度を超過したときは、フ
ェンダマーカ表示装置が所定色に発光して、運転者等の
注意を視覚的に喚起し、減速の必要性を知らせることが
できる。
【0070】請求項6の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
をパーキングブレーキの作動を検出するパーキングブレ
ーキスイッチから構成し、前記発光制御手段により、前
記パーキングブレーキスイッチからパーキングブレーキ
の作動を示す信号が入力されたとき、前記LEDを所定
の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光
させるようにしたものである。
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
をパーキングブレーキの作動を検出するパーキングブレ
ーキスイッチから構成し、前記発光制御手段により、前
記パーキングブレーキスイッチからパーキングブレーキ
の作動を示す信号が入力されたとき、前記LEDを所定
の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光
させるようにしたものである。
【0071】したがって、パーキングブレーキスイッチ
がパーキングブレーキスイッチの作動を検出して対応す
る信号を発光制御手段に入力すると、発光制御手段が、
LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所定の色
に警告発光させ、パーキングブレーキ作動を運転者等に
視認させる。その結果、パーキングブレーキが作動され
たときは、フェンダマーカ表示装置が所定の色に発光し
て、運転者等の注意を視覚的に喚起し、パーキングブレ
ーキが作動状態にあることを認識させることができる。
がパーキングブレーキスイッチの作動を検出して対応す
る信号を発光制御手段に入力すると、発光制御手段が、
LEDを所定の色に発光制御して、本体を前記所定の色
に警告発光させ、パーキングブレーキ作動を運転者等に
視認させる。その結果、パーキングブレーキが作動され
たときは、フェンダマーカ表示装置が所定の色に発光し
て、運転者等の注意を視覚的に喚起し、パーキングブレ
ーキが作動状態にあることを認識させることができる。
【0072】請求項7の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車間距離を検出する車間距離センサから構成し、前記
発光制御手段により、前記車間距離センサから車間距離
が所定値未満となったことを示す信号が入力されたと
き、前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体を前
記所定の色に警告発光させるようにしたものである。
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車間距離を検出する車間距離センサから構成し、前記
発光制御手段により、前記車間距離センサから車間距離
が所定値未満となったことを示す信号が入力されたと
き、前記LEDを所定の色に発光制御し、前記本体を前
記所定の色に警告発光させるようにしたものである。
【0073】したがって、車間距離センサが車間距離が
所定値未満となったことを検出して対応する信号を発光
制御手段に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定
の色に発光制御して、本体を前記所定の色に警告発光さ
せ、車間距離減少を運転者等に認識させる。その結果、
車間距離が所定値未満となったときは、フェンダマーカ
表示装置が所定の色に発光して、運転者等の注意を視覚
的に喚起し、車間距離の拡大の必要性を知らせることが
できる。
所定値未満となったことを検出して対応する信号を発光
制御手段に入力すると、発光制御手段が、LEDを所定
の色に発光制御して、本体を前記所定の色に警告発光さ
せ、車間距離減少を運転者等に認識させる。その結果、
車間距離が所定値未満となったときは、フェンダマーカ
表示装置が所定の色に発光して、運転者等の注意を視覚
的に喚起し、車間距離の拡大の必要性を知らせることが
できる。
【0074】請求項8の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車体の異常を検出する異常検出回路から構成し、前記
発光制御手段により、前記異常検出回路から車体の異常
発生を示す信号が入力されたとき、前記LEDを所定の
色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光さ
せるようにしたものである。
示装置は、請求項2の発明において、前記状態検出手段
を車体の異常を検出する異常検出回路から構成し、前記
発光制御手段により、前記異常検出回路から車体の異常
発生を示す信号が入力されたとき、前記LEDを所定の
色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光さ
せるようにしたものである。
【0075】したがって、異常検出回路が車体の異常を
検出して対応する信号を発光制御手段に入力すると、発
光制御手段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体
を前記所定の色に警告発光させ、車体の異常を運転者等
に視認させる。その結果、車体に異常が発生したとき
は、フェンダマーカ表示装置が所定の色に発光して、運
転者等の注意を視覚的に喚起し、車体のいずれかの部位
の異常確認の必要性を知らせることができる。
検出して対応する信号を発光制御手段に入力すると、発
光制御手段が、LEDを所定の色に発光制御して、本体
を前記所定の色に警告発光させ、車体の異常を運転者等
に視認させる。その結果、車体に異常が発生したとき
は、フェンダマーカ表示装置が所定の色に発光して、運
転者等の注意を視覚的に喚起し、車体のいずれかの部位
の異常確認の必要性を知らせることができる。
【0076】請求項9の発明にかかるフェンダマーカ表
示装置は、請求項2の発明において、前記発光制御手段
に複数の状態検出手段を接続して、車速に応じて前記複
数の状態検出手段からの信号を選択的に入力し、発光制
御手段により、入力信号に対応する警告状態に応じて、
前記LEDを異なる所定の色に発光制御し、前記本体を
前記異なる所定の色に選択的に警告発光させるようにし
たものである。
示装置は、請求項2の発明において、前記発光制御手段
に複数の状態検出手段を接続して、車速に応じて前記複
数の状態検出手段からの信号を選択的に入力し、発光制
御手段により、入力信号に対応する警告状態に応じて、
前記LEDを異なる所定の色に発光制御し、前記本体を
前記異なる所定の色に選択的に警告発光させるようにし
たものである。
【0077】したがって、発光制御手段が、車速に応じ
て、複数の状態検出手段からの信号のいずれかを選択的
に入力し、この入力信号に対応する警告状態に応じて、
LEDを異なる所定の色に選択して発光制御し、本体を
前記所定の色に警告発光させ、運転者等にその警告状態
を視認させる。その結果、複数の警告機能を発揮して、
多種多様な情報を運転者等に伝達することができる。
て、複数の状態検出手段からの信号のいずれかを選択的
に入力し、この入力信号に対応する警告状態に応じて、
LEDを異なる所定の色に選択して発光制御し、本体を
前記所定の色に警告発光させ、運転者等にその警告状態
を視認させる。その結果、複数の警告機能を発揮して、
多種多様な情報を運転者等に伝達することができる。
【0078】請求項10の発明にかかるフェンダマーカ
表示装置は、請求項2乃至9のいずれか1項に記載の発
明において、前記発光制御手段により、光量が所定値を
超えるときは前記LEDを赤系の色に発光制御すると共
に、光量が所定値以下のときは前記LEDを青系の色に
発光制御するようにしたものである。
表示装置は、請求項2乃至9のいずれか1項に記載の発
明において、前記発光制御手段により、光量が所定値を
超えるときは前記LEDを赤系の色に発光制御すると共
に、光量が所定値以下のときは前記LEDを青系の色に
発光制御するようにしたものである。
【0079】したがって、昼夜等の光量の相違に応じ
て、LEDの発光色が青系または赤系に自動的に設定さ
れる。即ち、夜間及びトンネル内等、光量が少ないとき
には、本体は、プルキンエ効果により見えやすい色であ
るとされる青系の色に発光設定される一方、昼間等、光
量が多いときには、本体は、プルキンエ効果により見え
やすい色であるとされる赤系の色に発光設定される。そ
の結果、外部環境としての光量に応じて、フェンダマー
カ表示装置の発光色を好ましい色に設定でき、運転者
は、光量の変化にかかわらず、常に、フェンダマーカ表
示装置を明瞭に視認することができる。
て、LEDの発光色が青系または赤系に自動的に設定さ
れる。即ち、夜間及びトンネル内等、光量が少ないとき
には、本体は、プルキンエ効果により見えやすい色であ
るとされる青系の色に発光設定される一方、昼間等、光
量が多いときには、本体は、プルキンエ効果により見え
やすい色であるとされる赤系の色に発光設定される。そ
の結果、外部環境としての光量に応じて、フェンダマー
カ表示装置の発光色を好ましい色に設定でき、運転者
は、光量の変化にかかわらず、常に、フェンダマーカ表
示装置を明瞭に視認することができる。
【図1】 図1は本発明の各実施例のフェンダマーカ表
示装置を自動車に取付けた状態を示す斜視図である。
示装置を自動車に取付けた状態を示す斜視図である。
【図2】 図2は本発明のフェンダマーカ表示装置の各
実施例で使用される回路構成を示すブロック図である。
実施例で使用される回路構成を示すブロック図である。
【図3】 図3は本発明の第一実施例のフェンダマーカ
表示装置の全体動作を示すフローチャートである。
表示装置の全体動作を示すフローチャートである。
【図4】 図4は本発明の第一実施例のフェンダマーカ
表示装置のバックギア選択時の警告動作を示すフローチ
ャートである。
表示装置のバックギア選択時の警告動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】 図5は本発明の第一実施例のフェンダマーカ
表示装置の障害物検出時の警告動作を示すフローチャー
トである。
表示装置の障害物検出時の警告動作を示すフローチャー
トである。
【図6】 図6は本発明の第一実施例のフェンダマーカ
表示装置の制限速度超過時の警告動作を示すフローチャ
ートである。
表示装置の制限速度超過時の警告動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】 図7は本発明の第二実施例のフェンダマーカ
表示装置のパーキングブレーキ作動時の警告動作を示す
フローチャートである。
表示装置のパーキングブレーキ作動時の警告動作を示す
フローチャートである。
【図8】 図8は本発明の第三実施例のフェンダマーカ
表示装置の車間距離警告動作を示すフローチャートであ
る。
表示装置の車間距離警告動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】 図9は本発明の第四実施例のフェンダマーカ
表示装置の異常発生時の警告動作を示すフローチャート
である。
表示装置の異常発生時の警告動作を示すフローチャート
である。
1 車体 5 本体 11 赤色LED 12 緑色LED 13 青色LED 21 発光制御手段 31 シフトポジションスイッチ(状態検出手段) 33 コーナセンサ(状態検出手段) 35 スピードセンサ(状態検出手段) 41 パーキングブレーキスイッチ(状態検出手
段) 43 車間距離センサ(状態検出手段) 45 異常検出回路(状態検出手段)
段) 43 車間距離センサ(状態検出手段) 45 異常検出回路(状態検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 昭彦 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 田牧 真人 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 車体の左右のフェンダ先端付近に取付け
らた透光性の本体と、 前記本体の内部に配置された複数の異色の発光ダイオー
ドと、 前記異色の発光ダイオードを選択的に組合わせて発光制
御し、前記本体を所望の色に発光させる発光制御手段と
を具備することを特徴とするフェンダマーカ表示装置。 - 【請求項2】 更に、所定の異常状態を検出して所定の
信号を前記発光制御手段に入力する状態検出手段を具備
し、前記発光制御手段は前記状態検出手段から前記所定
の信号が入力されたとき、前記発光ダイオードを所定の
色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光さ
せることを特徴とする請求項1記載のフェンダマーカ表
示装置。 - 【請求項3】 前記状態検出手段は、バックギア選択を
検出するシフトポジションスイッチであり、前記発光制
御手段は、前記シフトポジションスイッチからバックギ
ア選択を示す信号が入力されたとき、前記発光ダイオー
ドを所定の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に
警告発光させることを特徴とする請求項2記載のフェン
ダマーカ表示装置。 - 【請求項4】 前記状態検出手段は、車体と車体側方の
障害物との間隔を検出するコーナセンサであり、前記発
光制御手段は、前記コーナセンサから前記間隔が所定値
以下となったことを示す信号が入力されたとき、前記発
光ダイオードを所定の色に発光制御し、前記本体を前記
所定の色に警告発光させることを特徴とする請求項2記
載のフェンダマーカ表示装置。 - 【請求項5】 前記状態検出手段は、車速を検出するス
ピードセンサであり、前記発光制御手段は、前記スピー
ドセンサから車速が制限速度を超えたことを示す信号が
入力されたとき、前記発光ダイオードを所定の色に発光
制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光させること
を特徴とする請求項2記載のフェンダマーカ表示装置。 - 【請求項6】 前記状態検出手段は、パーキングブレー
キの作動を検出するパーキングブレーキスイッチであ
り、前記発光制御手段は、前記パーキングブレーキスイ
ッチからパーキングブレーキの作動を示す信号が入力さ
れたとき、前記発光ダイオードを所定の色に発光制御
し、前記本体を前記所定の色に警告発光させることを特
徴とする請求項2記載のフェンダマーカ表示装置。 - 【請求項7】 前記状態検出手段は、車間距離を検出す
る車間距離センサであり、前記発光制御手段は、前記車
間距離センサから車間距離が所定値未満となったことを
示す信号が入力されたとき、前記発光ダイオードを所定
の色に発光制御し、前記本体を前記所定の色に警告発光
させることを特徴とする請求項2記載のフェンダマーカ
表示装置。 - 【請求項8】 前記状態検出手段は、車体の異常を検出
する異常検出回路であり、前記発光制御手段は、前記異
常検出回路から車体の異常発生を示す信号が入力された
とき、前記発光ダイオードを所定の色に発光制御し、前
記本体を前記所定の色に警告発光させることを特徴とす
る請求項2記載のフェンダマーカ表示装置。 - 【請求項9】 前記発光制御手段は、複数の状態検出手
段を接続して、車速に応じて前記複数の状態検出手段か
らの信号を選択的に入力し、入力信号に対応する警告状
態に応じて、前記発光ダイオードを異なる所定の色に発
光制御し、前記本体を前記異なる所定の色に選択的に警
告発光させることを特徴とする請求項2記載のフェンダ
マーカ表示装置。 - 【請求項10】 前記発光制御手段は、光量が所定値を
超えるときは前記発光ダイオードを赤系の色に発光制御
すると共に、光量が所定値以下のときは前記発光ダイオ
ードを青系の色に発光制御することを特徴とする請求項
2乃至請求項9のいずれか1つに記載のフェンダマーカ
表示装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14445395A JPH08339480A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | フェンダマーカ表示装置 |
AU55904/96A AU705003B2 (en) | 1995-06-12 | 1996-06-11 | Information indicator for vehicle |
GB9612283A GB2302069B (en) | 1995-06-12 | 1996-06-12 | Information indicator for vehicle |
US08/662,860 US6072391A (en) | 1995-06-12 | 1996-06-12 | Information indicator for vehicle |
DE19623469A DE19623469C2 (de) | 1995-06-12 | 1996-06-12 | Informationsanzeigeeinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14445395A JPH08339480A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | フェンダマーカ表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08339480A true JPH08339480A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15362605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14445395A Pending JPH08339480A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | フェンダマーカ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08339480A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104494514A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-04-08 | 芜湖福马汽车零部件有限公司 | 一种辅助行车或停车的装置 |
CN113859137A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-31 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 车身立柱饰板、车辆及照明控制方法 |
CN115938080A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-04-07 | 安徽共生众服供应链技术研究院有限公司 | 一种网络货运运营异常预警的方法 |
JP2023138643A (ja) * | 2023-05-29 | 2023-10-02 | 昭三郎 丸山 | 車両表示システム |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP14445395A patent/JPH08339480A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104494514A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-04-08 | 芜湖福马汽车零部件有限公司 | 一种辅助行车或停车的装置 |
CN113859137A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-31 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 车身立柱饰板、车辆及照明控制方法 |
CN113859137B (zh) * | 2021-09-30 | 2022-07-19 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 车身立柱饰板、车辆及照明控制方法 |
CN115938080A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-04-07 | 安徽共生众服供应链技术研究院有限公司 | 一种网络货运运营异常预警的方法 |
JP2023138643A (ja) * | 2023-05-29 | 2023-10-02 | 昭三郎 丸山 | 車両表示システム |
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