JP2009226963A - 乗物用調光システム - Google Patents

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俊文 杉戸
Kohei Yamashita
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Abstract

【課題】乗物における状態変化にかかわらず、情報の視認性が確保される乗物用調光システムを提供する。
【解決手段】乗物用調光システムは、乗物の乗員に対して情報を提供するための発光体(BL)を制御する。乗物用調光システムは、発光体(BL)を点灯させるための点灯手段(T)と、乗物における状態変化を検知するための状態変化検知手段(52)とを備える。点灯手段(T)は、状態変化検知手段(52)が状態変化を検知したときに、発光体(BL)を点滅させる。
【選択図】図2

Description

本発明は乗物用調光システムに係わり、より詳しくは、乗物における状態変化にかかわらず情報の視認性が確保される乗物用調光システム。
車両等の乗物には、当該乗物の運転若しくは付属する空調装置等の操作のために、計器パネルや空調操作パネル等が設けられている。これらのパネルには、夜間やトンネル内の走行時に、乗員に対して乗物の速度やスイッチの位置等の情報を提供すべく、バックライトランプが設けられている。また、これらのパネルには、各パネルに設けられたスイッチのオン状態を示すべく、インジケータランプが設けられている。
通常、バックライトランプは、乗物に設けられたライトスイッチによってオン・オフされ、車両の場合、スモールライト(車幅灯)の点灯と同期して点灯させられる。また、インジケータランプは、対応するスイッチの状態に合わせてオン・オフされる。
一方、特許文献1は、車両用調光装置を開示しており、この車両用調光装置は、運転手の目の応答遅れによる表示器の誤判読を防止すべく、表示器の強度を増減する。より詳しくは、照度が小さくなると表示器の輝度を増大し、照度が大きくなると表示器の輝度を減少させる。
特開平5−310077号公報
特許文献1の車両用調光装置においては、照度が小さくなると表示器の輝度を増大し、照度が大きくなると表示器の輝度を減少させるが、輝度の増減に対する感度には個人差がある。このため、場合によっては、輝度の増減のみでは十分な視認性が得られない虞がある。
また、エンジンストール等の異常事態が発生したときには、周囲に異常を迅速に知らせるべく、ハザードランプを速やかに点滅させる必要があるが、このような場合には、乗員が混乱することもあることから、他のスイッチに比べて、ハザードランプのスイッチの位置を積極的に乗員に知らせる必要がある。換言すれば、情報に優先順位をつけて乗員に知らせる必要がある。
更に、バックランプライトやインジケータランプの色がアンバー色(オレンジ色)の場合、夕暮れのオレンジ色の外来光によってバックランプライトやインジケータランプの光が目立たなくなり、情報の視認性が低下してしまうこともある。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、乗物における状態変化にかかわらず、情報の視認性が確保される乗物用調光システムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、乗物の乗員に対して情報を提供するための発光体を制御する乗物用調光システムにおいて、前記発光体を点灯させるための点灯手段と、前記乗物における状態変化を検知するための状態変化検知手段とを備え、前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が状態変化を検知したときに、前記発光体を点滅させることを特徴とする乗物用調光システムが提供される(請求項1)。
好ましくは、前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が状態変化を検知して前記発光体を点滅させている間、点滅開始前に比べて点灯しているときの前記発光体の輝度を増大させる(請求項2)。
好ましくは、前記発光体とは異なる発光色を有して前記発光体と協働して前記情報を提供するための光を生成する補助発光体を更に備え、前記点灯手段は、前記発光体と補助発光体とを協働させることにより、前記発光体を点滅させている間、点滅開始前に比べて点灯しているときの前記光の色を変化させる(請求項3)。
好ましくは、複数の前記発光体を備え、前記点灯手段は、前記発光体のうち少なくとも1つの発光体を残りの発光体とは異なる点滅速度で点滅させる(請求項4)。
好ましくは、前記乗物は車両であり、前記発光体として、前記車両のスイッチパネルのバックライトランプ、計器パネルのバックライトランプ、空調操作パネルのバックライトランプ及びオーディオ操作パネルのバックライトランプを備える(請求項5)。
好ましくは、前記車両のスイッチパネルにはハザードランプスイッチが設けられ、
前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が前記乗物の異常事態を検知したときに前記スイッチパネルのバックライトランプを点滅させる(請求項6)。
好ましくは、前記乗物は車両であり、前記発光体として、前記車両のスイッチパネル、計器パネル、空調操作パネル、及び、オーディオ操作パネルのうちから選択された少なくとも1つのパネルに設けられたインジケータランプを備える(請求項7)。
好ましくは、前記発光体として、前記車両のスイッチパネル、前記計器パネル、前記空調操作パネル、及び、前記オーディオ操作パネルのうちから選択された同一のパネルに設けられたバックランプ及びインジケータランプを備え、前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が前記乗物における状態変化を検知したときに、前記バックランプ及びインジケータランプを交互に点灯するように点滅させる(請求項8)。
本発明の請求項1の乗物用調光システムにおいては、状態変化検知手段が状態変化を検知したときに、発光体が点滅させられる。連続して点灯している場合に比べて、点滅している発光体の光は極めて認識しやすく、これによって、状態変化にかかわらず、情報の視認性が確保される。
請求項2の乗物用調光システムにおいては、発光体を点滅させている間、点滅開始前に比べて点灯しているときの発光体の輝度を増大させることによって、情報の視認性がより一層確保される。
請求項3の乗物用調光システムにおいては、点滅開始前に比べて点灯しているときの発光体の色を変化させることによって、情報の視認性がより一層確保される。
請求項4の乗物用調光システムにおいては、複数の発光体において点滅速度を相違させることによって、乗員に対し、優先度をもって情報が提供される。これにより、乗員は必要な情報を的確に知ることができ、乗員の安全や利便性・快適性が確保される。
請求項5の乗物用調光システムにおいては、車両のスイッチパネル、計器パネル、空調操作パネル、及び、オーディオ操作パネルのうちから選択された少なくとも1つのパネルに設けられたバックライトランプを点滅させることによって、選択されたパネルに関する情報の視認性が確保される。特に、車両においては、計器パネル、空調操作パネル、及び、オーディオ操作パネルの重要性や使用頻度が高く、これらのうちから選択されたパネルに関する情報の視認性が確保されることは、乗員の安全や、利便性・快適性の確保に繋がる。
請求項6の乗物用調光システムにおいては、異常事態が発生したときに、スイッチパネルのバックライトランプが点滅させられることで、ハザードランプスイッチの視認性が高くなる。このため、乗員は、ハザードランプスイッチを速やかにオン状態にしてハザードランプを点滅させることができる。ハザードランプの点滅によって、乗物の周囲の人々は異常を検知して即座に対応することができ、乗員や周囲の人々の安全が確保される。
請求項7の乗物用調光システムにおいては、インジケータランプが点滅することで、車両の状態が変化しても、車両、空調装置、又は、オーディオ装置の作動状態を乗員が確実に知ることができる。
請求項8の乗物用調光システムにおいては、同一のパネルに設けられたインジケータランプ及びバックライトランプが交互に点滅し、インジケータランプが点灯しているとき、バックライトランプが消灯する。これにより、インジケータランプの輝度が相対的に強調され、インジケータランプの視認性が向上し、乗員は、車両、空調装置、又は、オーディオ装置の動作状態をより一層確実に知ることができる。
本発明の一実施形態の乗物用調光システムについて図面を参照して説明する。
図1は、車両の車室内に設けられたダッシュボード10の一部を概略的に示している。ダッシュボード10には、車両の制御のための計器パネル12及びスイッチパネル14、ナビゲーション装置の操作のためのナビゲーション操作パネル16、オーディオ装置の操作のためのオーディオ操作パネル18、並びに、空調装置の操作のための空調操作パネル20が嵌め込まれている。
計器パネル12は、速度計22、回転速度計24及び警告灯(図示せず)等を有する。
速度計22は、円形の表示板26を有し、表示板26には周方向に配列された目盛S1、及び、目盛S1にふられた数値の表示M1が形成されている。また、速度計22は、表示板26に沿って回転可能な指針28を有し、指針28の先端は、車両の速度に対応する目盛S1を指す。
同様に、回転速度計24は、円形の表示板30を有し、表示板30には、周方向に配列された目盛S2、及び、目盛S2にふられた数値の表示M2が形成されている。また、回転速度計24は、表示板30に沿って回転可能な指針32を有し、指針32の先端は、エンジンの回転数に対応する目盛S2を指す。
スイッチパネル14には、ハザードランプのスイッチSW3及びリアウインドウヒータのスイッチSW4が設けられている。ハザードランプのスイッチSW3には、例えば赤色の三角形からなる記号の表示M3が形成され、リアウインドウヒータのスイッチSW4には所定の図形の記号M4が形成されている。
ナビゲーション操作パネル16は、地図等を表示するための液晶表示部34と、種々の設定をするための複数のスイッチSW5とを有する。各スイッチSW5には、所定の文字又は記号の表示M5とともに、透光性を有する例えば長方形形状の窓部W5がそれぞれ設けられている。
オーディオ操作パネル18は、選択されたラジオ局等を表示するための液晶表示部36と、種々の設定をするための複数のスイッチSW6とを有する。これらのスイッチSW6にも、所定の記号又は文字の表示M6とともに、透光性を有する例えば長方形形状の窓部W6がそれぞれ設けられている。
空調操作パネル20は、例えば、エアコン作動スイッチSW7と、内外気切り換えスイッチSW8と、ファン風量設定スイッチSW9と、吹き出しモード切り換えスイッチSW10と、温度設定スイッチSW11とを有する。
エアコン作動スイッチSW7はプッシュ式のスイッチであり、所定の文字の表示M7とともに、透光性を有する例えば長方形形状の窓部W7を有する。
内外気切り換えスイッチSW8及び温度設定スイッチSW11は、レバー式のスイッチであり、内外気切り換えスイッチSW8及び温度設定スイッチSW11のつまみには、透光性を有する例えば長方形形状の窓部W8,W11がそれぞれ形成されている。
そして、空調操作パネル20には、内外気切り換えスイッチSW8の両端近傍に、内気循環を示す図形表示M8及び外気導入を示す図形表示M8が形成されている。また、空調操作パネル20には、温度設定スイッチSW11に沿うように、設定温度を図示するための目盛りとして、青い領域と赤い領域とからなる図形表示M11が設けられている。
ファン風量設定スイッチSW9及び吹き出しモード切り換えスイッチSW10は、回転式のスイッチであり、ファン風量設定スイッチSW9及び吹き出しモード切り換えスイッチSW10のダイヤルには、透光性を有する例えば長方形形状の窓部W9,W10がそれぞれ形成されている。
そして、空調操作パネル20には、各ダイヤルの周囲を囲むように複数の数値表示M9及び図形表示M10が配列されている。
図2に示したけれども、上述した計器パネル12、スイッチパネル14、ナビゲーション操作パネル16、オーディオ操作パネル18及び空調操作パネル20は、1つ以上のバックライトランプBLと、必要に応じてインジケータランプILをそれぞれ内蔵している。バックライトランプBL及びインジケータランプILは、いずれも乗員に情報を伝達するための発光体であるが、点灯させる目的及び条件によって区別される。
バックライトランプBLは、各パネル12,14,16,18,20に少なくとも1つ設けられ、夜間やトンネル内を走行中等、車室内の照度が低いときに、乗員に対してスイッチSW3〜SW11や指針28,30の位置を知らせるための発光体である。このため、バックライトランプBLは、スモールランプ(車幅灯)又はヘッドランプを点灯させるべく車両のライトスイッチ38をオン状態にするのと同期して点灯させられる。
バックライトランプBLが生成する光(バックライト)は、スイッチSW3〜SW11に形成された窓部W3〜W11、又は、スイッチSW3〜SW11の周囲に形成された隙間等を通じて車室内に到達する。また、目盛りS1,S2や数字、文字、記号又は図形等の表示M1〜M11(以下、単に文字等表示という)が透光性の部材で形成されていれば、バックライトは、目盛りS1,S2や文字等表示M1〜M11を通しても車室に到達する。
更に、指針28,32が導光性を有していれば、バックライトは指針28,32を通しても車室に到達する。
一方、インジケータランプILは、各パネル12,14,16,18,20において、必要に応じて、1つのスイッチSWに対応して1つ設けられ、対応するスイッチSWの作動状態を示すための発光体である。インジケータランプILは、車室内の照度とは無関係に、対応するスイッチSWがオン状態にあるとき点灯させられ、対応するスイッチSWがオフ状態にあるとき消灯させられる。
インジケータランプILが生成する光(インジケータライト)は、対応するスイッチSWに形成された窓部Wを通じて車室内に到達するが、バックライトに比べて輝度が高いか、もしくは、色が異なるため、バックライトランプBLが点灯していても、乗員はインジケータライトを認識可能である。
バックライトランプBL及びインジケータランプILを構成する発光体としては、例えばLED(発光ダイオード)や電球を用いることができる。この場合、バックライトランプBL及びインジケータランプILは、例えば、各パネル12,14,16,18,20に内蔵された基板上に固定される。また、バックライトランプBLとして、パネル12,14,16,18,20、スイッチSW3〜11、又は、表示板26,30の一部にEL(エレクトロルミネッセンス)板を用いてもよい。
各パネル12,14,16,18,20のバックライトランプBL及びインジケータランプILは、各パネル12,14,16,18,20に対応して設けられたダッシュボード用、ナビゲーション用、オーディオ用、及び、空調用ECU(電子制御装置)の点灯手段Tに電気的にそれぞれ接続されている。また、各パネル12,14,16,18,20のスイッチSWは、対応するECUに接続されている。
点灯手段Tは、例えばパワートランジスタからなり、各ECUのMPU(マイクロプロセッサ)(図示せず)から自身に入力される信号に基づいて、バックライトランプBL及びインジケータランプILの各々への給電を制御可能である。点灯手段Tは、例えばデューティ比制御を行う場合、バックライトランプBL及びインジケータランプILの各々へ供給される矩形波の電流のデューティ比(=パルス幅/周期)を調整可能である。
そして、各ECUは、車両に搭載されたLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続されている。LANのプロトコルとしては、例えばCAN(コントロールエリアネットワーク)が用いられる。LANには、ライトスイッチ38、安全装置用ECU、エンジン用ECU及びセンサ群等も接続されている。センサ群には、例えば、照度センサ40、エンジン回転数センサ42、速度センサ、外気温度センサ、車室内温度センサ、及び、雨滴センサ等が含まれる。
ライトスイッチ38は、車両のスモールライト(車幅灯)又はヘッドライトを点灯させるためのスイッチであるとともに、スモールライト(車幅灯)と同期してバックライトランプBLを点灯させるためのスイッチである。具体的には、ライトスイッチ38がオン状態にされると、LANを通じて各ECUはこれを検知し、自身の点灯手段Tを介してバックライトランプBLを点灯させる。
一方、インジケータランプILは、対応するスイッチがオン状態にされると、各ECUがこれを検知し、点灯手段Tを介して点灯させられる。
更に、LANには、調光システム用ECU50が接続され、調光システム用ECU50は状態変化検知手段52及び点滅指示手段54を有する。
状態変化検知手段52は、LANを通じて自身へ入力される1つ以上の信号に基づいて、車両における所定の状態変化を検知する。例えば、状態変化検知手段52には、エンジン用ECUが発信するエンジンストール信号、安全装置用ECUが発信する安全装置の作動信号、及び、センサ群等が発信する種々の情報信号がLANを介して入力され、これらの信号のそれぞれに基づいて種々の状態変化が検知される。
そして、状態変化検知手段52は、状態変化を検知すると、点滅指示手段54に検知信号を送信し、点滅指示手段54は検知信号に基づいて、バックライトランプBL又はインジケータランプILを点滅させるための命令信号を生成し、そして、LANに送信する。
ダッシュボード用ECU、ナビゲーション用ECU、オーディオ用ECU、空調用ECUには、LANを通じて命令信号が入力され、これらECUは、命令信号に基づいて、点灯手段Tを介してバックライトランプBL又はインジケータランプILを点滅させる。なお、命令信号には、例えば、点滅対象のバックライトランプBL及びインジケータランプILを特定するための情報、点滅速度、及び、点滅期間が含まれる。
点滅対象のバックライトランプBL及びインジケータランプILは、検知された状態変化に応じて適宜選択され、点滅速度及び点滅期間は、検知された状態変化に応じて可変であってもよく、点滅速度は点滅期間内で変化してもよい。複数のバックライトランプBL及びインジケータランプILが点滅させられる場合、点滅速度及び点滅のタイミングは、同一であっても相互に異なっていてもよい。
具体的には、本実施形態では、状態変化検知手段52は、照度センサ40によって検知される車室内の照度が急激に上昇したときに、全てのバックライトランプBLを所定の点滅速度で点滅させる。
点灯手段Tは、例えばデューティ比制御によってバックライトランプBLとしてのLEDに電流を供給しており、バックライトランプBLの点灯時には、図3に示したような矩形波の電流が供給される。ここで、パルス幅τは周期Tよりも短いけれども、残像によって、乗員にはバックライトランプBLが一定の輝度で点灯しているように見える。
そして、点灯手段Tは、バックライトランプBLを点滅させるときには、例えば、図4に示したように、3周期Tに渡ってバックライトランプBLを点灯(ON)させてから、3周期Tに渡ってバックライトランプBLを消灯(OFF)させる。この点灯及び消灯を1サイクルとして、このサイクルをバックライトランプBLは所定期間繰り返す。
なお、車室内の照度が急激に上昇するような場合としては、車両がトンネルから外に出たときをあげることができる。また、点滅させる期間としては、例えば、乗員の目が照度の変化に慣れるまでに要する時間、例えば、40秒〜60秒が設定される。
以下、上述した乗物用調光システムの動作(使用方法)について説明する。
車両の運転者は、昼間に車両がトンネル内に進入したとき、ライトスイッチ38をオン状態にし、スモールランプ若しくはヘッドランプを点灯する。各ECUは、ライトスイッチ38がオン状態にされたことを検知して、点灯手段Tを介してバックライトランプBLを点灯させる。これによりバックライトランプBLは、一定の輝度にて発光し続ける。
運転者は、車両がトンネルから出た後、ライトスイッチ38をオフ状態にする。各ECUは、ライトスイッチ38がオフ状態にされたことを検知して、スモールランプ及びヘッドランプを消灯する。
一方、車両がトンネルから出るとき、照度センサ40によって検知される車室内の照度は急激に上昇する。状態変化検知手段52は、バックライトランプBLが点灯している間に、車室内の照度が所定の変化量を超えて上昇するのを検知すると、点滅指示手段54に検知信号を送信する。点滅指示手段54は、各ECUに対して、LANを通じてバックライトランプBLを点滅させるための命令信号を送信する。
命令信号に基づいて、各ECUの点灯手段Tは全てのバックライトランプBLを所定の点滅期間点滅させる。よって、命令信号の送信から点滅期間経過後に、点灯手段TはバックライトランプBLの点滅を終了させる。ただし、点滅命令信号の送信中にライトスイッチ38がオフ状態にされたときには、ライトスイッチ38がオフ状態にされた直後に、点灯手段TはバックライトランプBLの点滅を終了させてもよい。
上述した一実施形態の乗物用調光システムにおいては、状態変化検知手段52が状態変化を検知したときに、バックライトランプBLが点滅させられる。連続して点灯している場合に比べて、点滅しているバックライトランプBLのバックライトは極めて認識しやすく、これによって、状態変化にかかわらず、情報の視認性が確保される。
特に、車両においては、計器パネル12、ナビゲーション操作パネル16、オーディオ操作パネル18、及び、空調操作パネル20の重要性や使用頻度が高く、これらのパネル12,16,18,20に関する情報の視認性が確保されることは、乗員の安全や、利便性・快適性の確保に繋がる。
本発明は上述した一実施形態に限定されることはなく、種々の変形が可能である。
一実施形態の乗物用調光システムにおいては、状態変化をトリガーとして単にバックライトランプBLを点滅させたけれども、バックライトランプBLを点滅させている間、点滅開始前に比べて点灯しているときのバックライトランプBLの輝度を増大させてもよい。輝度を増大させることによって、情報の視認性がより一層確保されるからである。
なお、デューティ比制御を行っている場合には、図5に示したように、点灯時のパルス幅τを長くしてデューティ比を増大することによって、輝度を簡単に増大させることができる。
一実施形態の乗物用調光システムにおいては、全てのバックライトランプBLを点滅させたけれども、必要性(優先度)に応じて、少なくとも1つのバックライトランプBLを点滅させればよい。
一実施形態の乗物用調光システムにおいては、点滅の1サイクル(パターン)が、3周期Tの点灯と3周期Tの消灯とからなるが、点滅のパターンはこれに限定されることはない。例えば、図6に示したように、2周期Tの点灯と2周期Tの消灯とを1サイクルとしてもよく、図7に示したように、1周期Tの点灯と1周期Tの消灯とを1サイクルとしても良い。また、点滅のパターンは、1回の点滅期間中に変化してもよい。
なお、デューティ比制御において、周期Tは、例えば4.08ミリ秒であり、パルス幅τは、例えば0.255ミリ秒〜4.08ミリ秒である。
一実施形態の乗物用調光システムにおいては、全てのバックライトランプBLを同一の点滅速度で点滅させたけれども、必要性(優先度)に応じて、少なくとも1つのバックライトランプBLの点滅速度を他のバックライトランプBLよりも速くしてもよい。換言すれば、優先度がより高い情報を提供するためのバックライトランプBLの点滅の頻度を他のバックライトランプBLよりも多くしてもよい。
このように、複数のバックライトランプBLにおいて点滅速度を相違させることによって、乗員に対し、優先度をもって情報が提供される。これにより、乗員は必要な情報を的確に知ることができ、乗員の安全や利便性・快適性が確保される。
好ましくは、図8の上段に示したように計器パネル12のバックライトランプBLの点滅速度が最も速くされ、図8の中段に示したように空調操作パネル20のバックライトランプBLの点滅速度が次に速くされ、図8の下段に示したようにナビゲーション操作パネル16及びオーディオ操作パネル18のバックライトランプBLの点滅速度が最も遅くされる。
一実施形態の乗物用調光システムにおいては、照度の変化量が大きいときにバックライトランプBLを点滅させたけれども、他の状態変化を検知したときにバックライトランプBLを点滅させてもよい。具体的には、エンジンストール又は衝突事故等の異常発生時に、スイッチパネル14のハザードランプのスイッチSW3のためのバックライトランプBLを点滅させるのが好ましい。
例えばエンジンストールが発生した場合、状態変化検知手段52は、LANを通じてエンジンストール信号を受け取ることにより、エンジンストールを検知する。そして、点滅指示手段54は、ハザードランプスイッチSW3のためのバックライトランプBLを点滅させるための命令信号を点灯手段Tに送信し、この命令信号に基づいて、点灯手段TはハザードランプスイッチSW3のバックライトランプBLを点滅させる。
ハザードランプスイッチSW3のバックライトランプBLの点滅期間は予め設定しておいてもよく、若しくは、ハザードランプスイッチSW3がオン状態にされたときに、点滅を停止させてもよい。なお、ハザードランプスイッチSW3がオン状態にされると、ハザードランプスイッチSW3のためのインジケータランプILが点灯される。
この構成では、異常事態が発生したときに、スイッチパネル14のバックライトランプBLが点滅させられることで、ハザードランプスイッチSW3の視認性が高くなる。このため、乗員は、ハザードランプスイッチSW3を速やかにオン状態にして車両のハザードランプを点滅させることができる。ハザードランプの点滅によって、乗物の周囲の人々は異常を検知して即座に対応することができ、乗員や周囲の人々の安全が確保される。
なお、状態変化検知手段52は、エンジンストール信号に変えて、エンジン回転数の急激な変化を検知することによって、エンジンストールを検知してもよい。また、状態変化検知手段52は、エアバッグ作動信号を検知したときにも、エンジンストール信号を検知したときと場合と同様に、ハザードランプスイッチSW3のバックライトランプBLを点滅させてもよい。つまり、車両における状態変化としての異常発生を検知する手段は特に限定されない。
一実施形態の乗物用調光システムにおいては、バックライトランプBLのみを点滅させたけれども、インジケータランプILが点灯中の場合、バックライトランプBLに代えて又はバックライトランプBLとともに、インジケータランプILを点滅させてもよい。この場合、点滅指示手段によって生成される命令信号に、点滅対象としてインジケータランプILを含ませればよい。
この構成によれば、インジケータランプILを点滅させることにより、車両における状態が変化しても、車両、ナビゲーション装置、オーディオ装置及び空調装置の作動状態を乗員が確実に知ることができる。
なお、同一のパネル12,14,16,18,20に設けられたバックライトランプBLとインジケータランプILとを同時に点滅させる場合、バックライトランプBLとインジケータランプILとを同一の点滅速度で点滅させ、且つ、点滅のサイクルを半サイクルだけ相違させるのが好ましい。
この構成では、同一のパネルに設けられたインジケータランプIL及びバックライトランプBLが交互に点滅し、インジケータランプILが点灯しているとき、バックライトランプBLが消灯する。これにより、インジケータランプILの輝度が相対的に強調され、インジケータランプILの視認性が向上し、乗員は、車両、ナビゲーション装置、オーディオ装置、又は、空調装置の作動状態をより一層確実に知ることができる。
更に、乗物用調光システムは、バックライトランプBLのうちに、色がアンバー色(オレンジ色)のものがある場合には、夕暮れ時に外来光の色がオレンジ色になると、アンバー色のバックライトランプBLを点滅させるのが好ましい。
外来光の色がオレンジ色になると、バックライトランプBLのオレンジ色のバックライトが相対的に目立たなくなるが、そのような状況であっても、バックライトランプBLを点滅させることにより、目立たせることができる。
なお、外来光の色がオレンジ色になったことは、例えば、波長依存性を有するフォトダイオードを照度センサ40として用いることにより検知することができる。
また、乗物用調光システムは、バックライトランプBLと協働してバックライトを生成する補助バックライトランプSBLを有していてもよい。補助バックライトランプSBLは、少なくとも1つのバックライトランプBLと対をなすようバックライトランプBLの近傍に配置され、対をなすバックライトランプBLとは異なる色を有する。
補助バックライトランプSBLの使用方法は様々であるが、相互に色が異なるバックライトランプBLと補助バックライトランプSBLとが協働してバックライトを生成することにより、所望のスイッチの視認性をより一層向上させることができる。
好ましくは、インジケータランプILの場合と同様に、バックライトランプBLが点滅している間、補助バックライトランプSBLは、バックライトランプBLと同一の点滅速度で点滅させられ、且つ、点滅サイクルが半サイクルだけ相違させられる。この構成では、異なる2色で交互に点滅させることにより、より視認性が向上する。
好ましくは、アンバー色のバックライトランプBLの近傍に青色の補助バックライトランプSBLを配置しておき、外来光の色がオレンジ色になったときに、バックライトランプBLと補助バックライトランプSBLとを交互に点滅させる。この構成によれば、青色はオレンジ色とは波長(色相)が大きく異なるため、外来光の色がオレンジ色になったときでも、所望のスイッチ等の視認性が向上する。
同様に、インジケータランプILと協働してインジケータライトを生成する補助インジケータランプSILを用いてもよい。
一実施形態の乗物用調光システムでは、乗員がライトスイッチ38を手動でオン位置及びオフ位置にしたけれども、ライトスイッチ38は、スモールライト及びヘッドライトが自動的にオン・オフされる自動位置にあってもよい。ライトスイッチ38が自動位置にある場合、点滅対象のバックライトランプBL等は、照度が急激に上昇した後、所定期間点滅させられてから消灯される。
一実施形態の乗物用調光システムでは、LANのプロトコルとしてCANを採用したけれども、他のプロトコルであってもよい。ただし、通信の安定性を確保するという観点から、CANを用いるのが好ましい。
一実施形態の乗物用調光システムでは、調光システム用ECU50を他のECUと独立して設けたけれども、調光システム用ECU50を他のECUと一体に設けてもよい。また、調光システム用ECU50は1つであったけれども、他のECUの各々に、調光システム用ECUとしての機能、即ち状態変化検知手段52及び点滅指示手段54を付与してもよい。
車両の車室のダッシュボードの一部を概略的に示す図である。 一実施形態の乗物用調光システムの概略構成を説明するためのブロック図である。 点灯中のバックライトランプに供給されている電流(電圧)の波形を概略的に示すグラフである。 点滅中のバックライトランプに供給されている電流(電圧)の波形を概略的に示すグラフである。 図4に比べて高輝度で点滅中のバックライトランプに供給されている電流(電圧)の波形を概略的に示すグラフである。 図5に比べて高速で点滅中のバックライトランプに供給されている電流(電圧)の波形を概略的に示すグラフである。 図5に比べて更に高速で点滅中のバックライトランプに供給されている電流(電圧)の波形を概略的に示すグラフである。 複数のバックライトを異なる点滅速度で点滅させているときに各バックライトに供給されている電流(電圧)の波形を概略的に示すグラフである。 バックライトランプとインジケータランプとを異なるサイクルで点滅させているときに、それぞれのライトに供給されている電流(電圧)の波形を概略的に示すグラフである。
符号の説明
52 状態検知手段
T 点灯手段
BL バックライトランプ(発光体)

Claims (8)

  1. 乗物の乗員に対して情報を提供するための発光体を制御する乗物用調光システムにおいて、
    前記発光体を点灯させるための点灯手段と、
    前記乗物における状態変化を検知するための状態変化検知手段と
    を備え、
    前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が状態変化を検知したときに、前記発光体を点滅させる
    ことを特徴とする乗物用調光システム。
  2. 前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が状態変化を検知して前記発光体を点滅させている間、点滅開始前に比べて点灯しているときの前記発光体の輝度を増大させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗物用調光システム。
  3. 前記発光体とは異なる発光色を有して前記発光体と協働して前記情報を提供するための光を生成する補助発光体を更に備え、
    前記点灯手段は、前記発光体と補助発光体とを協働させることにより、前記発光体を点滅させている間、点滅開始前に比べて点灯しているときの前記光の色を変化させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用調光システム。
  4. 複数の前記発光体を備え、
    前記点灯手段は、前記発光体のうち少なくとも1つの発光体を残りの発光体とは異なる点滅速度で点滅させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の乗物用調光システム。
  5. 前記乗物は車両であり、
    前記発光体として、前記車両のスイッチパネルのバックライトランプ、計器パネルのバックライトランプ、空調操作パネルのバックライトランプ及びオーディオ操作パネルのバックライトランプを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の乗物用調光システム。
  6. 前記車両のスイッチパネルにはハザードランプスイッチが設けられ、
    前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が前記乗物の異常事態を検知したときに前記スイッチパネルのバックライトランプを点滅させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の乗物用調光システム。
  7. 前記乗物は車両であり、
    前記発光体として、前記車両のスイッチパネル、計器パネル、空調操作パネル、及び、オーディオ操作パネルのうちから選択された少なくとも1つのパネルに設けられたインジケータランプを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の乗物用調光システム。
  8. 前記発光体として、前記車両のスイッチパネル、前記計器パネル、前記空調操作パネル、及び、前記オーディオ操作パネルのうちから選択された同一のパネルに設けられたバックランプ及びインジケータランプを備え、
    前記点灯手段は、前記状態変化検知手段が前記乗物における状態変化を検知したときに、前記バックランプ及びインジケータランプを交互に点灯するように点滅させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の乗物用調光システム。
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