JP6512782B2 - 情報提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される情報提示装置に関する。
従来、自動車に搭載される照明装置であって、光源と、光散乱領域を有する棒状導光体とを備えた照明装置が知られている(特許文献1参照)。棒状導光体は、筒状の部材であり、光を通過する矩形状の孔が光散乱領域として間欠的に設けられている。
この特許文献1に記載された照明装置は、自動車の車室内において、車高方向に沿って下方に配置されている。
特開2009−126193号公報
自動車の車室内に搭載され、かつ発光体を有した装置においては、自動車運転の安全性を向上させるために、自動車の運転者が当該自動車の運転中に視認すべき対象(以下、誘目対象と称す)へと運転者の視線を誘導することが求められている。
しかしながら、特許文献1に記載された照明装置の配置位置は、自動車の車室内において下方である。このため、特許文献1に記載された照明装置では、利用者の視線を誘目対象へと誘導することが困難であるという課題がある。
そこで、本発明は、利用者の視線を誘目対象へと容易に誘導可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、車両に搭載される情報提示装置(1)に関する。
本発明の情報提示装置は、発光部(10,30)と、制御部(52)とを備えている。
発光部は、規定された対象である誘目対象に向かって車両の後方から延出するように、車両のドアの車室内側に複数の発光素子(12,32)が少なくとも1列の列状に配置されている。制御部は、予め規定された条件を満たすと、誘目対象に向かって発光素子が発光されるように発光部を制御する。
本発明においては、発光部を構成する列状に配置された複数の発光素子における車両前方側の端部を前方端とする。そして、本発明における発光部は、前方端が、車両の車高方向に沿って当該車両のドアノブ(125)よりも高い位置に配置される。
一般的な誘目対象は、自動車を運転中の運転者の視界内に存在するように、車高方向に沿って車両のドアノブよりも高い位置に存在することが多い。
そして、本発明の情報提示装置においては、発光部を構成する列状に配置された複数の発光素子における前方側の端部(即ち、前方端)が、車両の車高方向に沿って当該車両のドアノブよりも高い位置に配置されている。したがって、本発明の情報提示装置によれば、運転者は、発光部における発光素子が発光したことを、運転中の視線を大きく変更することなく視認できる。この結果、本発明の情報提示装置によれば、少ない視線移動で運転者の視線を誘目対象へと向けさせることができる。
換言すれば、本発明の情報提示装置によれば、利用者の視線を誘目対象へと容易に誘導できる。
本発明が適用された情報提示装置の概略構成を説明するブロック図である。 情報提示装置が備える発光部の構成を説明する説明図である。 発光基板を説明する説明図である。 第1実施形態における発光部の配置態様を示す説明図である。 第1実施形態における発光部の配置態様を示す説明図である。 情報提示処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における発光部の配置態様を示す説明図である。 発光部の配置態様の変形例を示す説明図である。 発光基板の変形例を説明する説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
<情報提示装置>
図1に示す情報提示装置1は、自動車に搭載される装置である。
この情報提示装置1は、発光部10,30と、制御系50とを備え、発光部10,30における発光態様を制御することで、各種情報を乗員に提示する。
このうち、発光部10は、制御系50からの制御信号に従って発光する複数の発光素子12−1〜12−Nを備えている。発光部10が備える複数の発光素子12−1〜12−Nは、自車両の運転席側のドアに少なくとも1列の列状に配置される。なお、ここでの符号「N」は、発光素子12を識別する識別子であり、発光素子12の個数を表す。
発光部30は、制御系50からの制御信号に従って発光する複数の発光素子32−1〜32−Lを備えている。発光部30が備える複数の発光素子32−1〜32−Lは、自車両の助手席側のドアに少なくとも1列の列状に配置される。なお、ここでの符号「L」は、発光素子32を識別する識別子であり、発光素子32の個数を表す。本実施形態においては、発光素子32の個数は、発光素子12の個数と同数であっても良いし、異なる個数であっても良い。
<発光部の構成>
次に、発光部10,30の構成について説明する。
発光部10と発光部30とは、配置位置が異なることを除けば、同様に構成されている。このため、実施形態においては、発光部10の構成を中心に説明し、発光部30については、発光部30を構成する各部の符号を、発光部10を構成する各部の後ろの括弧内に付して、説明を省略する。
発光部10(30)は、図2に示すように、ハウジング16(36)と、ベゼル22(42)と、レンズ24(44)と、発光基板14(34)とを備え、全体として長尺状に形成されている。
ハウジング16(36)は、複数の発光素子12(32)を収納する部材であり、第1壁部18(38)と第2壁部20(40)とを備える。第1壁部18(38)と第2壁部20(40)とは、両者の間に隙間を形成するように配置される。レンズ24(44)は、発光素子12(32)からの光を集光・発散する部材である。ベゼル22(42)は、ハウジング16(36)にレンズ24(44)を保持する部材である。
本実施形態における発光基板14(34)は、図3に示すように、長尺状に形成された基板である。この発光基板14(34)の表面上に、複数の発光素子12(32)が少なくとも1列の列状に配置される。
なお、本実施形態における発光素子12(32)は、発光ダイオードである。この発光ダイオードは、光の三原色を発光可能に構成された周知のものである。ただし、本発明における発光素子は、発光ダイオードに限るものではなく、例えば、有機ELであっても良いし、電球などのその他の発光素子であっても良い。
<発光部の配置>
そして、発光部10,30は、図4に示すように、自動車のフロントドアの車室内側において、規定された対象である誘目対象に向かって自車両の後方から延出するように配置されている。ここで言うフロントドアには、運転席側に設けられる運転席側ドアと、助手席側に設けられる助手席側ドアとを含む。具体的には、発光部10は、運転席側のドアに配置されている。発光部30は、助手席側のドアに配置されている。
ここで言う誘目対象とは、自動車の運転者が当該自動車の運転中に視認することが好ましい対象である。この誘目対象には、例えば、「道路に標示された線」100、自車両に設けられたサイドミラー105、車両に搭載されたヘッドアップディスプレイからの映像が投影される投影部110を含む。なお、「道路に標示された線」100とは、道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示であり、路面に描かれた線である。この「道路に標示された線」には、例えば、車道中央線、車線境界線、車道外側線などを含む。
さらに、本実施形態においては、発光部10(30)は、図5に示すように、車両の前方から後方に掛けて屈曲するように配置されている。具体的には、フロントドアにおいてAピラーと接触する部位の近傍に前方端26(46)が配置される。なお、一般的な自動車においては、フロントドアのAピラーと接触する部位の近傍に、サイドミラー105が設けられている。また、自動車のフロントガラスにおける運転席側の領域には、ヘッドアップディスプレイからの映像が投影される投影部110が形成される。
そして、発光部10(30)における前方端26(46)から屈曲点27(47)までの部位は、ドアパネルの上端部に沿って配置されている。この前方端26(46)から屈曲点27(47)までの部位は、運転席に着座した運転者のアイポイントから、誘目対象の1つである「道路に標示された線」100へと視線を向けた場合に、その「道路に標示された線」100から連続した線として視認可能な態様で配置されている。さらに、発光部10(30)における後方端28(48)は、フロントドアに設けられたアームレストにおける全長方向に沿った前方側の端部に配置される。
なお、本実施形態においては、発光部10(30)における前方端26(46)は、自車両の車高方向に沿って当該車両のフロントドアのドアノブ125よりも高い位置に配置される。これは、一般的な誘目対象であるサイドミラー105や投影部110は、自動車を運転中の運転者の視界内に存在するように、車高方向に沿って車両のドアノブ125よりも高い位置に配置されていることが多いためである。
実施形態における前方端26(46)は、発光部10(30)における車両前方側の端部であり、発光部10(30)を構成する列状に配置された複数の発光素子12,32における車両前方側の端部を含む。一方、後方端28(48)は、発光部10(30)における車両後方側の端部であり、発光部10(30)を構成する列状に配置された複数の発光素子12,32における車両前方側の端部を含む。例えば、本実施形態においては、後方端28(48)に位置する発光素子12(32)の識別符号を「1」とし、前方端26(46)に位置する発光素子の識別符号を「N」,「L」とする。
なお、発光部10(30)は、フロントドアにおける車室内側のドアトリム120の少なくとも一部を形成する第1部位122と、ドアトリム120のうちの第1部位122とは異なる部位である第2部位124とに挟まれるように配置されている(図2参照)。ここで言う「挟まれるように」とは、ドアトリム120を構成する複数の部材によって挟み込むことでも実現しても良いし、1つのドアトリム120に凹部を設け、その凹部に発光部10(30)を設けることで実現しても良い。
また、本実施形態における発光部10(30)においては、発光部10(30)が有する発光素子12(32)は、フロントドアにおける車室内側の外表面よりも車室外側に配置されている。
<制御系>
次に、情報提示装置1が備える制御系50は、制御部52と、情報取得部62とを備えている(図1参照)。
このうち、情報取得部62は、自車両の走行状態及び自車両の周辺の状況を取得する。この情報取得部62には、自車両の走行状態を取得する機構として、自車両の車室内を撮像するカメラや、自車両に設けられた方向指示器の状態を検出する方向指示スイッチ、イグニッションスイッチなどを含む。また、情報取得部62には、自車両の周辺の状況を取得する機構として、自車両の周辺を撮像するカメラや、自車両の周辺の状況をセンシングするセンシング装置を含む。ここで言うセンシング装置には、探査波を送受信した結果に基づいて、物体の位置、及び自車両と物体との相対速度、当該物体の大きさを検出する物体検出装置を含む。
制御部52は、電源が切断されても記憶内容を保持する必要がある処理プログラムやデータを格納するROM54と、処理プログラムやデータを一時的に格納するRAM56と、ROM54やRAM56に記憶された処理プログラムに従って各種処理を実行するCPU58とを少なくとも有した周知のコンピュータを中心に構成されている。
このうち、ROM54には、情報取得部62にて取得した自車両の走行状態及び自車両の周辺の状況に従って、発光部10,30(ひいては、発光素子12−1〜12N,発光素子32−1〜発光素子32−L)を制御する情報提示処理を制御部52が実行するための処理プログラムが格納されている。
<情報提示処理>
次に、制御部52が実行する情報提示処理について説明する。
この情報提示処理は、予め規定された規定時間間隔で繰り返し起動される。
そして、情報提示処理が起動されると、図6に示すように、制御部52は、情報取得部62にて取得した自車両の周辺の状況に基づいて、自車両の助手席側に自車両に接近してくる物体(例えば、接近車両)が存在するか否かを判定する(S110)。このS110での判定の結果、自車両の助手席側に自車両に接近してくる物体が存在していなければ(S110:NO)、制御部52は、予め規定された第1発光態様で発光部30が発光するように、発光部30を制御する(S120)。S120における第1発光態様とは、例えば、発光部30における規定区間に配置された全ての発光素子32が、第1規定色(例えば、白色)での発光を継続する発光態様である。本実施形態における規定区間とは、前方端26,46から屈曲点27,47までの区間である。
制御部52は、その後、詳しくは後述するS160へと情報提示処理を移行させる。
一方、S110での判定の結果、自車両の助手席側に自車両に接近してくる物体が存在していれば(S110:YES)、制御部52は、情報取得部62にて取得した方向指示器の状態に基づいて、助手席側の車線への進路変更の予定の有無を判定する(S130)。このS130での判定の結果、助手席側の車線への進路変更の予定が無ければ(S130:NO)、制御部52は、第1発光態様とは異なる態様として規定された第2発光態様で発光部30が発光するように、発光部30を制御する(S140)。S140における第2発光態様とは、例えば、発光部30における規定区間に配置された発光素子32を、第1規定色とは異なる第2規定色(例えば、赤色)にて発光を継続する発光態様である。
制御部52は、その後、情報提示処理をS160へと移行させる。
ところで、S130での判定の結果、助手席側の車線への進路変更の予定があれば(S130:YES)、制御部52は、第1発光態様及び第2発光態様とは異なる態様として規定された第3発光態様で発光部30が発光するように、発光部30を制御する(S150)。S150における第3発光態様とは、例えば、発光部30における発光素子32を、配置順序に従って順次切り替えながら、第1規定色とは異なる第3規定色にて発光する発光態様である。ここでの第3規定色とは、第2規定色と同一の色であっても良いし、第2規定色とは異なる色であっても良い。
制御部52は、その後、情報提示処理をS160へと移行させる。
そのS160では、制御部52は、情報取得部62にて取得した自車両の周辺の状況に基づいて、自車両の運転席側に自車両に接近してくる物体(例えば、接近車両)が存在するか否かを判定する。このS160での判定の結果、自車両の運転席側に自車両に接近してくる物体が存在していなければ(S160:NO)、制御部52は、第1発光態様で発光部10が発光するように、発光部10を制御する(S170)。S170における第1発光態様とは、例えば、発光部10における規定区間に配置された全ての発光素子12が、第1規定色での発光を継続する発光態様である。
制御部52は、その後、情報提示処理を終了し、次の起動タイミングまで待機する。
一方、S160での判定の結果、自車両の運転席側に自車両に接近してくる物体が存在していれば(S160:YES)、制御部52は、情報取得部62にて取得した方向指示器の状態に基づいて、運転席側の車線への進路変更の予定の有無を判定する(S180)。このS180での判定の結果、運転席側の車線への進路変更の予定が無ければ(S180:NO)、制御部52は、第2発光態様で発光部10が発光するように、発光部10を制御する(S190)。S190における第2発光態様とは、発光部10における規定区間に配置された発光素子12を、第2規定色にて発光を継続する発光態様である。
制御部52は、その後、情報提示処理を終了し、次の起動タイミングまで待機する。
ところで、S180での判定の結果、運転席側の車線への進路変更の予定があれば(S180:YES)、制御部52は、第3発光態様で発光部10が発光するように、発光部10を制御する(S200)。S200における第3発光態様とは、例えば、発光部10における発光素子12を、配置順序に従って順次切り替えながら、第3規定色にて発光する発光態様である。
制御部52は、その後、本情報提示処理を終了し、次の起動タイミングまで待機する。
[第1実施形態の効果]
一般的な誘目対象としてのサイドミラー105やヘッドアップディスプレイからの映像が投影される投影部110は、自動車を運転中の運転者の視界内に存在するように、車両の車高方向に沿ってフロントドアに設けられたドアノブよりも高い位置に配置されていることが多い。
そして、情報提示装置1においては、発光部10,30を構成する列状に配置された複数の発光素子12,32における前方側の端部(即ち、前方端26,46)が、車両の車高方向に沿ってフロントドアに設けられたドアノブよりも高い位置に配置されている。
したがって、情報提示装置1によれば、運転者は、発光部10,30における発光素子12,32が第2発光態様や第3発光態様で発光したことを、運転中の視線を大きく変更することなく視認できる。この結果、情報提示装置1によれば、少ない視線移動で運転者の視線を誘目対象へと向けさせることができる。
換言すれば、情報提示装置1によれば、利用者の視線を誘目対象へと容易に誘導できる。
しかも、情報提示装置1における発光部10及び発光部30は、運転席に着座した運転者のアイポイントから、誘目対象の1つである「道路に標示された線」100へと視線を向けた場合に、その「道路に標示された線」100から連続した線として視認可能な態様で配置されている。
このため、自車両の運転者は、第1発光態様で発光する発光部10,30を「道路に標示された線」100として認識できる。
なお、情報提示装置1における発光部10は、運転席側のドアに設けられているため、第2発光態様や第3発光態様で発光部10が発光した場合に、運転席側の路上にて生じる自動車の周辺の状況を運転者に提示できる。
また、情報提示装置1における発光部30は、助手席側のドアに設けられているため、第2発光態様や第3発光態様で発光部30を発光させることで、助手席側の路上にて生じる自動車の周辺の状況を運転者に提示できる。
なお、情報提示装置1における発光部10,30は、ドアトリム120の一部の部位である第1部位122と第2部位124とに挟まれるように配置されている。また、発光部10,30が有する発光素子12(32)は、フロントドアにおける車室内側の外表面よりも車室外側に配置されている。
これらのことから、情報提示装置1によれば、発光部10,30が取り付けられたフロントドアの車室内側の美感を担保できる。
[第2実施形態]
第2実施形態の情報提示装置は、第1実施形態の情報提示装置とは、主として、発光部10,30の構成及び配置位置が異なる。このため、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成及び処理には、同一の符号を付して説明を省略し、第1実施形態とは異なる発光部10,30の構成及び配置位置を中心に説明する。
本実施形態の発光部10(30)は、図7に示すように、主発光部70と、副発光部72とを備えている。
このうち、主発光部70は、誘目対象の1つである主誘目対象へと向かう発光素子12(32)の列を含む。副発光部72は、主発光部70を構成する発光素子12(32)の列から分岐する発光素子12(32)の列を含む。
具体的に、主発光部70及び副発光部72は、ハウジング16(36)と、ベゼル22(42)と、レンズ24(44)と、発光基板14(34)とを備え、全体として長尺状に形成されている。
このうち、主発光部70は、自動車のフロントドアにおける車室内側において、車両の前方側の端部から後方側の端部に渡って直線状に配置されている。具体的に本実施形態では、主発光部70は、フロントドアの全長方向に沿った前方側の端部に前方端26(46)が配置される。この前方端26(46)は、自車両の車高方向に沿って当該車両のフロントドアに設けられたドアノブ125よりも高い位置に配置される。
すなわち、主発光部70は、「道路に標示された線」100やサイドミラー105、ヘッドアップディスプレイからの映像が投影される投影部110を主誘目対象として配置される。
後方端28(48)は、フロントドアの全長方向に沿った後方側の端部に配置される。後方端28(48)は、車高方向に沿って前方端26(46)よりも下方に配置される。
また、副発光部72は、主発光部70における車両の全長方向に沿った前方側の端部から分岐する。そして、副発光部72は、フロントドアにおいてサイドミラー105のミラー面が位置する部位の近傍を経て、主発光部70に接続されるように配置される。その接続箇所は、フロントドアに設けられたドアノブ125の上方であっても良い。
[第2実施形態の効果]
第2実施形態の情報提示装置によれば、自車両の状況に応じて、発光すべき対象を主発光部70と副発光部72との間で切り替えることができ、適切な誘目対象を運転者に誘目させることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記第1実施形態では、発光部10,30の後方端28(48)が、フロントドアに設けられたアームレストにおける全長方向に沿った前方側の端部に配置されていたが、後方端28(48)の配置位置は、これに限るものではない。すなわち、発光部10,30の後方端28(48)の配置位置は、フロントドア全体において全長方向に沿った後方側の端部であっても良い。
この場合、発光部10,30の後方端28(48)の車高方向に沿った配置位置は、図8に示すように、フロントドアの2つのドアトリム80,82の接合部84であっても良いし、フロントドアに設けられたアームレストの上端部86であっても良いし、そのアームレストの上端部86よりも車高方向に沿って下方であっても良い。
また、上記第1実施形態の情報提示装置1における発光部10,30の前方端26(46)から屈曲点27(47)までの部位は、運転席に着座した運転者のアイポイントから、誘目対象の1つである「道路に標示された線」100へと視線を向けた場合に、その「道路に標示された線」100から連続した線として視認可能な態様で配置されていた。しかしながら、本発明においては、発光部10,30の前方端26(46)から屈曲点27(47)までの部位を、運転席に着座した運転者のアイポイントから「道路に標示された線」100へと視線を向けた場合に、その「道路に標示された線」100から連続した線として視認可能な態様とすることを、規定軸に対する発光部10,30の傾き(即ち、角度)を変更可能に構成することで実現しても良い。ここで言う規定軸とは、前方端26(46)から規定方向に向かって延びる軸である。
そして、発光部10,30の傾きを変更可能とする構成は、図9に示すように、複数の発光素子12,32がN(またはL)個(N(L)は、2以上の整数)×M個(Mは、2以上の整数)のマトリクス状に配置された発光基板14,34を有した発光部10,30において、マトリクス状に配置された発光素子12,32の行列を跨いで発光素子12,32を発光することで実現すれば良い。すなわち、本発明における発光部10,30は、複数の発光素子12,32を複数の列状に配置することで構成しても良いし、液晶ディスプレイやその他の表示装置にて構成しても良い。
また、発光部10,30の傾きを変更可能とする構成は、モータやギアを含む駆動機構によって実現しても良い。
これらの発光部10,30の傾きを変更可能とする構成は、特許請求の範囲に記載された変更部の一例である。
さらに、上記実施形態における誘目対象として、「道路に標示された線」100、サイドミラー105、車両に搭載されたヘッドアップディスプレイからの映像が投影される投影部110を想定していたが、本発明における誘目対象は、これらに限るものではない。例えば、誘目対象として、周知の電子ミラーを想定しても良いし、インストルメントパネル内に設けられる各種メータやインジケータを想定しても良い。
なお、上記実施形態の構成の一部を省略した態様も本発明の実施形態である。また、上記実施形態と変形例とを適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。
上記実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
1…情報提示装置 10,30…発光部 12,32…発光素子 14,34…発光基板 16,36…ハウジング 18,38…第1壁部 20,40…第2壁部 22,42…ベゼル 24,44…レンズ 26,46…前方端 27,47…屈曲点 28,48…後方端 50…制御系 52…制御部 54…ROM 56…RAM 58…CPU62…情報取得部 70…主発光部 72…副発光部 80,82,120…ドアトリム 84…接合部 86…上端部 105…サイドミラー 110…投影部 122…第1部位 124…第2部位 125…ドアノブ

Claims (10)

  1. 車両に搭載される情報提示装置(1)であって、
    規定された対象である誘目対象に向かって前記車両の後方から延出するように、前記車両のドアの車室内側に複数の発光素子(12,32)が少なくとも1列の列状に配置された発光部(10,30)と、
    予め規定された条件を満たすと、前記複数の発光素子を配置順序に従って順次切り替えながら発光させるように、前記発光部を制御する制御部(52)と、
    を備え、
    前記発光部を構成する列状に配置された複数の発光素子における車両前方側の端部を前方端(26,46)とし、
    前記発光部は、
    前記前方端が、前記車両の車高方向に沿って当該車両のドアノブ(125)よりも高い位置に配置され、
    前記予め規定された条件は、前記車両の助手席側に前記車両に接近してくる物体が存在しており、前記助手席側への車線への進路変更の予定があること、または、前記車両の運転席側に前記車両に接近してくる物体が存在しており、前記運転席側への車線への進路変更の予定があること、である
    ことを特徴とする情報提示装置。
  2. 前記誘目対象は、複数存在し、
    前記発光部は、
    前記誘目対象の1つである主誘目対象へと向かう前記発光素子の列である主発光部(70)と、
    前記主誘目対象とは異なる誘目対象である副誘目対象へと向かう発光素子の列であり、
    前記主発光部から分岐する副発光部(72)と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 車両に搭載される情報提示装置(1)であって、
    規定された対象である誘目対象に向かって前記車両の後方から延出するように、前記車両のドアの車室内側に複数の発光素子(12,32)が少なくとも1列の列状に配置された発光部(10,30)と、
    予め規定された条件を満たすと、前記複数の発光素子を配置順序に従って順次切り替えながら発光させるように、前記発光部を制御する制御部(52)と、
    を備え、
    前記発光部を構成する列状に配置された複数の発光素子における車両前方側の端部を前方端(26,46)とし、
    前記発光部は、
    前記前方端が、前記車両の車高方向に沿って当該車両のドアノブ(125)よりも高い位置に配置され、
    前記誘目対象は、複数存在し、
    前記発光部は、
    前記誘目対象の1つである主誘目対象へと向かう前記発光素子の列である主発光部(70)と、
    前記主誘目対象とは異なる誘目対象である副誘目対象へと向かう発光素子の列であり、前記主発光部から分岐する副発光部(72)と、
    を備える
    ことを特徴とする情報提示装置。
  4. 前記誘目対象は、
    前記車両に設けられたサイドミラー(105)であることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の情報提示装置。
  5. 前記誘目対象は、
    前記車両に搭載されたヘッドアップディスプレイからの映像が投影される投影部(110)であることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の情報提示装置。
  6. 前記発光部は、
    前記複数の発光素子が複数の列状に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の情報提示装置。
  7. 前記発光部は、
    助手席側のドアに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の情報提示装置。
  8. 前記発光部は、
    運転席側のドアに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の情報提示装置。
  9. 前記発光部は、
    前記ドアにおける車室内側の表面の少なくとも一部を形成する第1部位(122)と、前記ドアにおける車室内側の表面を形成し、前記第1部位とは異なる部位である第2部位(124)とに挟まれるように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載された情報提示装置。
  10. 前記発光部が有する発光素子は、前記ドアにおける車室内側の外表面よりも車室外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載された情報提示装置。
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