JP2014240228A - 情報提示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報提示装置において、乗員が認識すべき情報が表示される表示部を、当該乗員が認識可能とすること。
【解決手段】情報提示装置1は、発光部10と、制御部20とを備えている。発光部10は、複数個(例えば、N個)の発光素子12−1〜12−Nを有している。そして、複数個の発光素子12は、モニタ50とフロントガラス80とに挟まれるように配置され、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70と各種メータ72とに挟まれるように配置されている。すなわち、複数個の発光素子12は、ナビゲーション装置42のモニタ50における周縁、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70における周縁、各種メータ72の周縁、フロントガラス80の周縁の少なくとも一部に跨り、かつ、モニタ50、表示領域70、各メータ72、フロントガラス80の周縁に渡って列状に配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】情報提示装置1は、発光部10と、制御部20とを備えている。発光部10は、複数個(例えば、N個)の発光素子12−1〜12−Nを有している。そして、複数個の発光素子12は、モニタ50とフロントガラス80とに挟まれるように配置され、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70と各種メータ72とに挟まれるように配置されている。すなわち、複数個の発光素子12は、ナビゲーション装置42のモニタ50における周縁、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70における周縁、各種メータ72の周縁、フロントガラス80の周縁の少なくとも一部に跨り、かつ、モニタ50、表示領域70、各メータ72、フロントガラス80の周縁に渡って列状に配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、情報を提示する情報提示装置に関する。
自動車に搭載される表示装置であって、制御信号に従って発光する発光部と、発光部を制御する制御装置とを備え、発光部の発光態様によって、当該自動車の状況を表す情報を報知する表示装置が知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された表示装置における発光部は、自動車のインストールメントパネルに設けられたメータの上端部に列状に配置された発光ダイオードを有している。制御装置は、燃料残量、車室内の光量、車室内の紫外線量などに応じて、発光部の発光態様を変更する。
ところで、自動車のインストールメントパネルにおけるメータの周辺には、情報を表示する表示装置として、メータの他に、ナビゲーション装置の表示部や、ヘッドアップディスプレイの表示部が設けられている。これらの表示部の設置位置は、インストールメントパネルにおけるメータの設置位置とはズレを有していることが多い。
このように互いにズレを有して設けられた複数の表示部が存在する場合、乗員が認識すべき情報を乗員自身が取得できなくなることを防止するために、当該情報が表示される表示部を報知することが求められている。
しかしながら、特許文献1に記載された表示装置においては、発光部を構成する発光ダイオードの設置領域が、インストールメントパネルにおけるメータの上端部に限られている。このため、特許文献1に記載された表示装置では、乗員が認識すべき情報が表示される表示部の周辺を発光させることができず、乗員が認識すべき情報が表示される表示部を指し示すことができないという課題が生じる。すなわち、特許文献1に記載された表示装置では、乗員が認識すべき情報が表示される表示部を当該乗員に認識させることができないという課題が生じる。
そこで、本発明は、情報提示装置において、乗員が認識すべき情報が表示される表示部を、当該乗員が認識可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、情報を提示する情報提示装置に関する。
本発明の情報提示装置は、複数の発光素子を有した発光手段と、発光手段の発光の態様を制御する制御手段とを備える。
本発明の情報提示装置は、複数の発光素子を有した発光手段と、発光手段の発光の態様を制御する制御手段とを備える。
そして、本発明において、複数の発光素子は、複数の表示部のそれぞれの周縁における少なくとも一部分に跨り、かつ、複数の表示部に渡って列状に配置されている。また、本発明においては、複数の表示部は、利用者が認識すべき情報が表示される部位であり、少なくとも一部分が、予め規定された規定方向に沿ってズレを有して配置されている。
このような情報提示装置によれば、利用者が認識すべき情報が表示される表示部の周縁の一部を発光でき、利用者が認識すべき情報が表示される表示部を指し示すことができる。
これにより、当該利用者は、自身が認識すべき情報が表示される表示部を認識でき、当該情報を知得できないという事態が発生することを低減できる。
以上のことから、情報提示装置においては、利用者が認識すべき情報が表示される表示部を、当該利用者が認識可能とすることができる。
以上のことから、情報提示装置においては、利用者が認識すべき情報が表示される表示部を、当該利用者が認識可能とすることができる。
さらに、このような情報提示装置によれば、複数の表示部のそれぞれの周縁における少なくとも一部分に跨るように複数の発光素子が設けられているため、発光手段を介して報知可能な情報量を増加させることができる。
すなわち、情報提示装置によれば、発光手段の発光の態様を制御することで、情報を提示できる。
また、情報提供装置においては、複数の表示部のうち少なくとも2つの表示部は、規定方向に沿って間隙を有するように配置されていても良い。この場合、複数の発光素子は、規定方向に沿って列状に配置されていても良い。
また、情報提供装置においては、複数の表示部のうち少なくとも2つの表示部は、規定方向に沿って間隙を有するように配置されていても良い。この場合、複数の発光素子は、規定方向に沿って列状に配置されていても良い。
このような情報提示装置によれば、互いに間隙を有して離れて配置された表示部に情報が表示される場合であっても、情報が表示される表示部がいずれであるのかを、利用者に認識させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
〈情報提示装置〉
図1に示す情報提示装置1は、自動車に搭載され、各種の情報を乗員に提示するものである。この情報提示装置1は、発光部10と、制御部20とを備えている。
〈情報提示装置〉
図1に示す情報提示装置1は、自動車に搭載され、各種の情報を乗員に提示するものである。この情報提示装置1は、発光部10と、制御部20とを備えている。
このうち、制御部20は、記憶装置22と、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と称す)24とを備えている。記憶装置22は、記憶内容を書換可能な不揮発性の記憶装置である。
マイコン24は、電源が切断されても記憶内容を保持する必要がある処理プログラムやデータを格納するROM26と、処理プログラムやデータを一時的に格納するRAM28と、ROM26やRAM28に記憶された処理プログラムに従って各種処理を実行するCPU30とを少なくとも有した周知のコンピュータを中心に構成されている。
このうち、ROM26には、情報提示装置1に接続された各種接続機器からの情報に従って発光部10を制御する発光処理をマイコン24が実行するための処理プログラムが格納されている。
そして、制御部20には、接続機器として、ヘッドアップディスプレイ40と、ナビゲーション装置42と、モニタ50と、車載カメラ52とが接続されている。
ヘッドアップディスプレイ40は、フロントガラス80(図2参照)に設けられた表示領域70に情報を表示する周知の装置である。
ヘッドアップディスプレイ40は、フロントガラス80(図2参照)に設けられた表示領域70に情報を表示する周知の装置である。
ナビゲーション装置42は、現在位置を検出する位置検出器44と、地図データを記憶する地図データ記憶部46と、制御装置48とを備えている。このナビゲーション装置42は、位置検出器44にて検出した現在位置を、制御装置48が、地図データ記憶部46に記憶されている地図データに照合した結果に従って、モニタ50を介して目的地までの経路を案内する周知の装置である。
モニタ50は、液晶ディスプレイを中心に構成された表示装置である。このモニタ50は、周知のタッチパネル機能を備えていても良い。また、車載カメラ52は、自車両周辺の状況または自車両の車室内の状況を撮像する周知の撮像装置である。
さらに、制御部20には、接続機器として、通信装置54と、周辺監視装置56と、端末接続部58と、エアコン制御装置60と、運転支援制御装置62とが接続されている。
通信装置54は、情報通信を実行する周知の装置である。この通信装置54による情報通信は、周知の無線通信網を介して実行しても良いし、周知の路車間通信を介して実行しても良いし、周知の車車間通信を介して実行しても良い。
通信装置54は、情報通信を実行する周知の装置である。この通信装置54による情報通信は、周知の無線通信網を介して実行しても良いし、周知の路車間通信を介して実行しても良いし、周知の車車間通信を介して実行しても良い。
周辺監視装置56は、自車両の周辺の状況を監視する周知の装置である。この周辺監視装置56には、探査波を送受信した結果に基づいて自車両の周辺に存在する物体を検出する探査装置や、自車両の周辺を撮像した画像に基づいて自車両の周辺に存在する物体を検出するカメラを含む。ここで言う自車両の周辺には、運転者の死角となる位置を含む。ここで言う探査装置には、音波を探査波とした周知のソナーや、電波を探査波としたレーダ装置、レーザ光を探査波としたライダー装置(レーザレーダ装置)などを含む。
また、端末接続部58は、携帯端末が接続される機器であり、自身に接続された携帯端末との間で情報通信を実行する。この端末接続部58は、携帯端末が接続されると、その旨を表す信号を制御部20に出力する。なお、ここで言う携帯端末には、周知の携帯通信端末、携帯情報機器、携帯型オーディオプレーヤーを含む。
エアコン制御装置60は、自車両に搭載されているエアコンディショナを制御する周知の制御装置である。このエアコン制御装置60は、エアコンディショナによる車室内の温度を制御する温度制御や、車室内への風量を制御する風量制御などを実行する。なお、温度制御や風量制御は、スイッチやボタンなどの操作機器を介して利用者が入力した情報に従って実行されても良い。
運転支援制御装置62は、自車両に搭載されている駆動系や制動系を制御することで運転支援制御を実現する周知の制御装置である。ここで言う運転支援制御には、自車両の車速を設定された速度から許容範囲に維持するクルーズコントロールや、先行車両との車間距離を設定された距離から許容範囲に維持するアダプティブクルーズコントロールを実行する。
また、制御部20には、イグニッション信号、ドア施解錠信号、自車状態情報、速度信号、操作信号が入力される。
このうち、イグニッション信号は、イグニッションスイッチがオンされたことを表す周知の信号である。ドア施解錠信号は、自車両に設けられたドアの鍵が施錠されているか解錠されているかを表す信号である。
このうち、イグニッション信号は、イグニッションスイッチがオンされたことを表す周知の信号である。ドア施解錠信号は、自車両に設けられたドアの鍵が施錠されているか解錠されているかを表す信号である。
自車状態情報は、自車両の状態を表す情報である。この自車状態情報には、内燃機関の燃料の残量や内燃機関の冷却水の水温、単位時間当たりの内燃機関の回転速度(即ち、回転数)などの各種情報を含む。速度信号は、自車両の車速を表す信号である。操作信号は、自車両に対する各種操作を表す信号、及び自車両の車載機器に対する各種操作を表す信号である。
〈要視認部位〉
ところで、情報提示装置1が搭載される自動車には、図2に示すように、利用者が認識すべき情報が提示される複数の表示部(以下、「要視認部位」と称す)が設けられている。この要視認部位には、例えば、モニタ50や、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70、各種メータ72、自車両の前方(即ち、フロントガラス80)を含む。
〈要視認部位〉
ところで、情報提示装置1が搭載される自動車には、図2に示すように、利用者が認識すべき情報が提示される複数の表示部(以下、「要視認部位」と称す)が設けられている。この要視認部位には、例えば、モニタ50や、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70、各種メータ72、自車両の前方(即ち、フロントガラス80)を含む。
このうち、モニタ50は、ダッシュボード4における車幅方向の中心の位置として規定された基準位置SPと、ダッシュボード4における助手席の前方の位置として規定された操作位置OPとの間を移動可能に構成されている。なお、制御部20には、モニタ50の位置が基準位置SPであるか操作位置OPであるかを表すポジション信号が入力される。
各種メータ72は、自車両の車速や冷却水の水温、燃料の残量、内燃機関の回転数などの自車状態情報を表示するものである。各種メータ72は、ダッシュボード4における運転席の前方に配置され、運転席に着座した人物がステアリングホイールSHの隙間から視認可能となるように設けられている。すなわち、モニタ50と各種メータ72とは、車幅方向に沿った一つの軸上に間隙を有するように配置されている。
一方、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70は、フロントガラス80における運転席の前方の領域であって、ダッシュボード4の直上に設けられた領域である。
すなわち、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70と各種メータ72とは、車高方向(特定方向の一例)に沿った一つの軸上に間隙を有するように配置されている。
〈発光部の構成〉
発光部10は、複数個(例えば、N個)の発光素子12−1〜12−Nを有している。各発光素子12は、赤色発光ダイオードと、緑色発光ダイオードと、青色発光ダイオードとを備え、フルカラーにて発光可能に構成されている。なお、添え字「N」は、発光素子12の個数を表す。本実施形態においては、Nは、2以上の自然数(例えば、「100」)である。
すなわち、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70と各種メータ72とは、車高方向(特定方向の一例)に沿った一つの軸上に間隙を有するように配置されている。
〈発光部の構成〉
発光部10は、複数個(例えば、N個)の発光素子12−1〜12−Nを有している。各発光素子12は、赤色発光ダイオードと、緑色発光ダイオードと、青色発光ダイオードとを備え、フルカラーにて発光可能に構成されている。なお、添え字「N」は、発光素子12の個数を表す。本実施形態においては、Nは、2以上の自然数(例えば、「100」)である。
そして、複数個の発光素子12は、ダッシュボード4の上端部において車幅方向(規定方向の一例)に沿って列状に配置されている。さらに、複数個の発光素子12は、モニタ50とフロントガラス80とに挟まれるように配置されている。複数個の発光素子12の一部は、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70と各種メータ72とに挟まれるように配置されている。
すなわち、複数個の発光素子12は、ナビゲーション装置42のモニタ50における周縁、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70における周縁、各種メータ72の周縁、フロントガラス80の周縁の少なくとも一部に跨り、かつ、モニタ50、表示領域70、各種メータ72、フロントガラス80の周縁に渡って配置されている。
本実施形態において、モニタ50における周縁とは、モニタ50の上辺であり、表示領域70における周縁とは、表示領域70の下辺である。また、各種メータ72の周縁とは、各種メータ72の上辺であり、フロントガラス80の周縁とは、フロントガラス80の下辺である。
さらに、発光部10は、図3に示すように、拡散部材14と、ラインコントロール部材16と、被覆部材18とを備えている。
拡散部材14は、光を拡散する周知の部材である。この拡散部材14は、発光素子12から車室内への光の経路を覆うように、車幅方向に渡って設けられている。
拡散部材14は、光を拡散する周知の部材である。この拡散部材14は、発光素子12から車室内への光の経路を覆うように、車幅方向に渡って設けられている。
ラインコントロール部材16は、光の拡散を抑制し規定された一方向に集光する周知の部材である。このラインコントロール部材16は、拡散部材14を通過した光が車室内へと向かう経路を覆うように、車幅方向に渡って設けられている。
被覆部材18は、光を透過し、かつ有色の材料によって形成された薄膜状の部材である。この被覆部材18は、ラインコントロール部材16を通過した光が車室内へと向かう経路を覆うように車幅方向に渡って設けられている。なお、被覆部材18が設けられる位置は、ダッシュボード4における車室内との境界である。
被覆部材18には、例えば、布や皮革を含む。そして、ここで言う有色とは、無色透明ではないものであり、人工的に着色された場合や、元来、色を有している場合を含む。
〈発光処理〉
制御部20が実行する発光処理は、自車両に設けられたドアの鍵が解錠されたことを表すドア施解錠信号が入力されると起動される。
〈発光処理〉
制御部20が実行する発光処理は、自車両に設けられたドアの鍵が解錠されたことを表すドア施解錠信号が入力されると起動される。
そして、発光処理は、起動されると、図4に示すように、第一イルミネーション態様にて発光を実行する(S110)。
S110にて実行される第一イルミネーション態様とは、例えば、発光部10を構成する全ての発光素子12のうち、モニタ50の周縁に配置された発光素子12を、予め規定された色である第一規定色(例えば、黄色)にて第一規定時間ごとに明滅させる発光態様である。なお、第一規定時間とは、予め規定された時間長である。
S110にて実行される第一イルミネーション態様とは、例えば、発光部10を構成する全ての発光素子12のうち、モニタ50の周縁に配置された発光素子12を、予め規定された色である第一規定色(例えば、黄色)にて第一規定時間ごとに明滅させる発光態様である。なお、第一規定時間とは、予め規定された時間長である。
続いて、イグニッション信号が入力されたか否かを判定する(S120)。このS120での判定の結果、イグニッション信号が入力されていなければ(S120:NO)、イグニッション信号が入力されるまで待機する。そして、イグニッション信号が入力されると(S120:YES)、即ち、イグニッションスイッチがオンされると、第一イルミネーション態様から定常態様へと発光態様を変更する(S130)。
このS130では、具体的には、車幅方向に沿って中央部に配置された発光素子12から、車幅方向に沿って両端部に配置された発光素子12−1,12−Nへと、時間の進行に沿って第一規定色にて点灯された発光素子12の数が増加するように発光させる第二イルミネーション態様での発光を実行する。そして、第二イルミネーション態様での発光を実行してから、予め規定された時間が経過すると、発光態様を定常態様へと変更する。
ここで言う定常態様とは、乗員に対して提示すべき情報が存在しない場合の発光態様であり、例えば、次の発光を実行する態様である。
本実施形態における定常態様は、図5(A)に示すように、発光部10を構成する全ての発光素子12を、第一規定色とは異なる色である第二規定色(例えば、青色)にて第二規定時間点灯する。その後、発光部10を構成する全ての発光素子12のうち、車幅方向に沿って中央部に配置された発光素子12ほど発光の強さが強く、車幅方向に沿って両端部に配置された発光素子12ほど発光の強さが弱くなるように、第三規定色(例えば、橙色)にて発光素子12を点灯する。
本実施形態における定常態様は、図5(A)に示すように、発光部10を構成する全ての発光素子12を、第一規定色とは異なる色である第二規定色(例えば、青色)にて第二規定時間点灯する。その後、発光部10を構成する全ての発光素子12のうち、車幅方向に沿って中央部に配置された発光素子12ほど発光の強さが強く、車幅方向に沿って両端部に配置された発光素子12ほど発光の強さが弱くなるように、第三規定色(例えば、橙色)にて発光素子12を点灯する。
なお、図5〜図9においては、発光素子12に施されたハッチングにおける明度が低いほど、発光の強さが強いことを表し、ハッチングにおける明度が高いほど、発光の強さが弱いことを表す。
続いて、発光処理では、操作指令が入力されたか否かを判定する(S140)。このS140においては、操作信号が、各種接続機器に対する操作を受け付けたことを表している場合に、操作指令が入力されたものと判定すれば良い。また、本実施形態においては、操作指令として、ヘッドアップディスプレイ40における情報の表示を開始する操作、ナビゲーション装置42における情報の表示を開始する操作、車載カメラ52による撮像開始の操作、エアコン制御装置60に対する温度・風量制御の操作などが考えられる。
そして、S140での判定の結果、操作指令が入力されていなければ(S140:NO)、詳しくは後述するS160へと進む。一方、S140での判定の結果、操作指令が入力されていれば(S140:YES)、第一規定態様にて発光部10を発光する(S150)。ここで言う第一規定態様とは、各操作指令の内容に対応した発光の態様である。
例えば、要視認部位50,70,72のいずれかへの情報の表示を開始する操作がなされたことを操作指令とする場合には、以下の第一発光態様を第一規定態様とすれば良い。
すなわち、この場合の第一発光態様は、当該情報が表示される要視認部位50,70,72の周縁に配置された発光素子12を、規定された色にて規定された時間点灯する発光態様である。
すなわち、この場合の第一発光態様は、当該情報が表示される要視認部位50,70,72の周縁に配置された発光素子12を、規定された色にて規定された時間点灯する発光態様である。
具体的には、情報が表示される要視認部位をヘッドアップディスプレイ40における表示領域70とする場合の第一発光態様は、図5(B)に示すように、発光部10を構成する全ての発光素子12のうち、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70の周縁に配置された発光素子12を、第一規定色(例えば、黄色)にて規定された時間点灯する。その後、第一発光態様では、図5(C)に示すように、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70の周縁に配置された発光素子12から、第一規定色にて点灯する発光素子12の数が車幅方向に沿って広がるように各発光素子12を点灯する。ただし、ここで第一規定色にて点灯する発光素子12の数を増加させる場合には、発光の強さは、時間の経過に従って弱くする。
また、情報の表示を開始する操作は、音声入力(即ち、音声認識)によってなされても良い。例えば、ヘッドアップディスプレイ40における表示領域70を情報が表示される要視認部位とする場合であって、情報の表示を開始する操作の受付を音声入力(即ち、音声認識)とした場合には、以下の第二発光態様を第一規定態様とすれば良い。
すなわち、第二発光態様は、図6(A)に示すように、発光部10を構成する全ての発光素子12のうち、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70の周縁に配置された発光素子12を、予め指定された第一指定強度にて点灯する。その後、第二発光態様では、図6(B)に示すように、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70の周縁の少なくとも一部に配置された発光素子12から、点灯される発光素子12の数が車幅方向に沿って広がるように各発光素子12を点灯する。ただし、発光素子12の数を増加させる場合には、発光の強さを第一指定強度よりも強くする。その後、第二発光態様では、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70の周縁に配置された発光素子12を第一指定強度にて点灯する。
この他、例えば、車載カメラ52により撮像する操作がなされたことを操作指令とする場合には、定常態様における発光から発光の強さを強くすることを、第一規定態様とすれば良い。
また、エアコン制御装置60に対する温度・風量制御の操作がなされたことを操作指令とする場合、以下の第三発光態様を第一規定態様とすれば良い。
すなわち、第三発光態様では、図7(A)に示すように、車幅方向に沿って中央部から両端部に向けて、規定数分の発光素子12を第三規定色にて点灯し、設定された数の発光素子12を消灯する点灯パターンにて発光する。そして、第三発光態様では、図7(B)に示すように、時間の経過と共に、第三規定色による光の波が車幅方向の両端部に向かって移動しているように視認されるよう、点灯パターンを規定された時間間隔で切り替える。その後、第三態様では、図7(C)に示すように、全ての発光素子12を消灯する。
すなわち、第三発光態様では、図7(A)に示すように、車幅方向に沿って中央部から両端部に向けて、規定数分の発光素子12を第三規定色にて点灯し、設定された数の発光素子12を消灯する点灯パターンにて発光する。そして、第三発光態様では、図7(B)に示すように、時間の経過と共に、第三規定色による光の波が車幅方向の両端部に向かって移動しているように視認されるよう、点灯パターンを規定された時間間隔で切り替える。その後、第三態様では、図7(C)に示すように、全ての発光素子12を消灯する。
なお、第三規定色は、エアコン制御装置60に対する温度制御の操作が温度の上昇を表していれば、暖色系の色(例えば、桃色)であっても良い。また、第三規定色は、エアコン制御装置60に対する温度制御の操作が温度の下降を表していれば、寒色系の色(例えば、水色)であっても良い。エアコン制御装置60に対する風量制御の操作が風量の増加を表していれば、点灯パターンを切り替える時間間隔を短くし、波が高速で移動するようにしても良い。また、エアコン制御装置60に対する風量制御の操作が風量の減少を表していれば、点灯パターンを切り替える時間間隔を長くし、波が低速で移動するようにしても良い。
第一規定態様での発光を終了すると、S160へと進む。
そのS160では、自動車の乗員が認識すべき情報である要視認情報が存在するか否かを判定する。ここで言う要視認情報には、例えば、自車両の乗員に対して警告する警告情報と、警告とは異なる内容でありかつ乗員が認識すべき情報である非警告情報とを含む。
そのS160では、自動車の乗員が認識すべき情報である要視認情報が存在するか否かを判定する。ここで言う要視認情報には、例えば、自車両の乗員に対して警告する警告情報と、警告とは異なる内容でありかつ乗員が認識すべき情報である非警告情報とを含む。
警告情報には、少なくとも速度信号に基づいて認識した自車両の車速が制限速度を超過している旨、通信装置54などを介して取得した情報に基づいて自車両が交差点に接近している旨を含む。さらに、警告情報には、周辺監視装置56での検知結果に基づいて自車両の運転者の死角から他の物体が接近している旨、通信装置54などを介して取得した情報に基づいて渋滞の最後尾に自車両が接近している旨、自車状態情報に基づき燃料残量が低下している旨など含む。非警告情報には、通信装置54を介した情報通信の結果、端末接続部58を介して接続された端末との情報通信の状況、モニタ50が存在する位置などを含む。
このS160での判定の結果、要視認情報が存在していなければ(S160:NO)、詳しくは後述するS200へと移行する。一方、S160での判定の結果、要視認情報が存在していれば(S160:YES)、要視認情報が警告情報であるか否かを判定する(S170)。
このS170での判定の結果、要視認情報が警告情報でなければ(S170:NO)、即ち、要視認情報が非警告情報であれば、第二規定態様にて発光部10を発光する(S180)。
例えば、通信装置54を介して電子メールを受信したことを非警告情報とした場合には、助手席側の端部に配置された発光素子12−1から、運転席側の端部に配置された発光素子12−Nへと、車幅方向に沿って光が移動するように点灯中の発光素子12を順次切り替える態様を第二規定態様とすれば良い。また、電子メールを送信中である旨を非警告情報とした場合には、運転席側の端部に配置された発光素子12−Nから、助手席側の端部に配置された発光素子12−1へと、車幅方向に沿って光が移動するように点灯中の発光素子12を順次切り替える態様を第二規定態様とすれば良い。
さらに、例えば、端末接続部58を介して接続された携帯端末との間で通信中である旨を非警告情報とした場合には、車幅方向の中央部に存在する規定数の発光素子12を第二規定色(例えば、水色)にて規定時間点灯する態様を第二規定態様とすれば良い。
また、例えば、モニタ50が存在する位置を非警告情報とする場合、ポジション信号に基づいて特定されたモニタ50の存在位置に対応する位置に配置された発光素子12を、第一規定色にて発光させる態様を第二規定態様とすれば良い。この場合の第二規定態様では、モニタ50が移動される際に、そのモニタ50の移動に追従して点灯中の発光素子12を切り替えても良い。
第二規定態様での発光を終了すると、詳しくは後述するS200へと移行する。
一方、S170での判定の結果、要視認情報が警告情報であった場合に移行するS190では、第三規定態様にて発光部10を発光する。
一方、S170での判定の結果、要視認情報が警告情報であった場合に移行するS190では、第三規定態様にて発光部10を発光する。
例えば、周辺監視装置56にて自車両を運転する運転者の死角に接近車両が存在することを警告情報とし、警告情報をヘッドアップディスプレイ40の表示領域70に表示する場合には、以下の第三発光態様を第三規定態様とすれば良い。
すなわち、第三発光態様では、図8(A)に示すように、接近車両が存在する死角が位置する車幅方向の端部(本実施形態では運転席側の端部)から規定数分の発光素子12を、第三規定色(例えば、橙色)にて点灯する。そして、第三発光態様では、図8(B)に示すように、時間の経過と共に、第三規定色にて点灯する規定数分の発光素子12を、当該端部とは反対方向の端部(本実施形態では助手席側の端部)に到達するように順に変更する。その後、第三発光態様では、図8(C)に示すように、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70の周縁に配置された発光素子12を点灯する。
なお、第三発光態様は、上記の態様を単独で実行しても良いし、定常態様による発光に加えて実行しても良い。
また、例えば、自車両の車速が制限速度を超過している旨を警告情報とした場合には、以下の第四発光態様を第三規定態様とすれば良い。
また、例えば、自車両の車速が制限速度を超過している旨を警告情報とした場合には、以下の第四発光態様を第三規定態様とすれば良い。
すなわち、第四発光態様では、図9(A)に示すように、車幅方向に沿って中央部から両端部に向けて、第三規定色かつ第三強度にて点灯した規定数分の発光素子12と、その発光素子12に隣接し、設定された数分消灯した発光素子12とが一つの点灯グループとなるように制御する。そして、図9(B)に示すように、時間の経過と共に、車幅方向の中央部から車幅方向の両端部に向かって点灯中の発光素子12及び消灯中の発光素子12が移動しているように視認されるように、点灯グループを切り替える。その後、自車両の車速が制限速度から許容範囲内となると、図9(C)に示すように、第三強度よりも弱い発光の強さである第四強度にて全ての発光素子12を点灯する。
例えば、自車両が交差点に接近している旨を警告情報とした場合には、交差点に関する情報が表示されるヘッドアップディスプレイ40の表示領域70の周縁に配置された発光素子12を点灯する態様を第三規定態様とすれば良い。
また、例えば、渋滞の最後尾に自車両が接近している旨を警告情報とした場合には、以下の発光態様を第三規定態様とすれば良い。すなわち、車幅方向の中央部に配置された規定数分の発光素子12を点灯し、かつその規定数分の発光素子12から設定数(>規定数)までの発光素子12について、時間の進行に沿って光が伸縮しているように視認されるように、規定された時間間隔で点灯と消灯とを繰り返す態様を第三規定態様とすれば良い。
さらに、燃料残量の低下している旨を警告情報とした場合には、各種メータ72の周縁に配置された発光素子12を第五規定色(例えば、赤色)にて点灯する態様を第三規定態様とすれば良い。
そして、第三規定態様での発光を終了すると、S200へと移行する。
そのS200では、フィードバック情報を通知する必要があるか否かを判定する。ここで、フィードバック情報を通知する必要がある場合とは、操作指令に対して乗員が望む状況となったことを通知する必要がある場合である。フィードバック情報を通知する必要がある場合の一例として、エアコン制御装置60に対して操作指令が入力され、その操作指令によって指定された状況を実現した場合が考えられる。また、フィードバック情報を通知する必要がある場合の他の例として、ヘッドアップディスプレイ40における情報の表示を開始する操作がなされた後、当該情報が表示された場合が考えられる。
そのS200では、フィードバック情報を通知する必要があるか否かを判定する。ここで、フィードバック情報を通知する必要がある場合とは、操作指令に対して乗員が望む状況となったことを通知する必要がある場合である。フィードバック情報を通知する必要がある場合の一例として、エアコン制御装置60に対して操作指令が入力され、その操作指令によって指定された状況を実現した場合が考えられる。また、フィードバック情報を通知する必要がある場合の他の例として、ヘッドアップディスプレイ40における情報の表示を開始する操作がなされた後、当該情報が表示された場合が考えられる。
このS200での判定の結果、フィードバック情報を通知する必要があれば(S200:YES)、予め規定された発光態様であるフィードバック態様にて発光部10を発光する(S210)。このフィードバック態様の例としては、第一イルミネーション態様による発光などが考えられる。
その後、S130へと戻る。
一方、S200での判定の結果、フィードバック情報を通知する必要がなければ(S200:NO)、S210を実行することなく、S130へと戻る。
一方、S200での判定の結果、フィードバック情報を通知する必要がなければ(S200:NO)、S210を実行することなく、S130へと戻る。
つまり、本実施形態における発光処理では、要視認部位50,70,72のいずれかへの情報の表示を開始する操作がなされた場合、当該情報が表示される要視認部位50,70,72の周縁に配置された発光素子12を、規定された色にて規定された時間点灯する。さらに、発光処理では、要視認情報が非警告情報であれば、第二規定態様にて発光部10を発光し、要視認情報が警告情報であれば、第三規定態様にて発光部10を発光する。
[実施形態の効果]
以上説明したように、情報提示装置1によれば、乗員が認識すべき情報が表示される要視認部位50,70,72の周縁の一部を発光できる。すなわち、情報提示装置1によれば、乗員が認識すべき情報が表示される要視認部位50,70,72を指し示すことができる。
[実施形態の効果]
以上説明したように、情報提示装置1によれば、乗員が認識すべき情報が表示される要視認部位50,70,72の周縁の一部を発光できる。すなわち、情報提示装置1によれば、乗員が認識すべき情報が表示される要視認部位50,70,72を指し示すことができる。
これにより、自車両の乗員は、自身が認識すべき情報が表示される要視認部位50,70,72を認識でき、当該情報を知得できないという事態の発生を低減できる。
換言すれば、情報提示装置1においては、乗員が認識すべき情報が表示される要視認部位50,70,72を当該乗員に認識させることができる。
換言すれば、情報提示装置1においては、乗員が認識すべき情報が表示される要視認部位50,70,72を当該乗員に認識させることができる。
さらに、情報提示装置1では、数多くの発光素子12が列状に配置されているため、多様な発光態様を実現できる。この結果、情報提示装置1によれば、発光部10を介して報知可能な情報量を増加させることができる。
また、情報提示装置1において、発光素子12が列状に配置された場所は、ダッシュボード4の上端部である。このため、運転者は、発光部10が発光することによって提示される情報と、フロントガラス80越しの自車両前方の状況とを、少ない視線移動で認識することができる。したがって、運転者は、発光部10が発光することによって提示される情報と、フロントガラス80越しの自車両前方の状況とを同時に認識でき、自動車の安全な運転の実現に寄与できる。
さらに、情報提示装置1では、発光素子12から車室内への光の経路上に拡散部材14が設けられている。このため、情報提示装置1によれば、発光素子12から車室内への光を拡散させることができ、車室内に進入する光を点ではなく面とすることができる。これにより、情報提示装置1によれば、乗員が視認する光の変化を滑らかなものとすることができ、発光素子12からの光の視認性を向上させることができる。
また、情報提示装置1には、発光素子12から車室内への光の経路上にラインコントロール部材16が設けられている。このため、情報提示装置1によれば、発光素子12からの光の進行方向を規定された一方向に制限でき、発光素子12からの光が自動車の窓に写ることを抑制できる。
なお、情報提示装置1には、ラインコントロール部材16を通過した光が車室内へと向かう経路を覆うように車幅方向に渡って被覆部材18が設けられている。このため、情報提示装置1によれば、発光素子12が発光した状態では、発光の態様による情報を知得でき、発光素子12が発光していない状態では、発光素子12が視認されることを低減できる。この結果、情報提示装置1によれば、情報提示装置1の美感を向上させることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
上記実施家形態における各種の発光態様は、例示であって、本発明における発光態様は、上記実施形態の内容に限るものではない。すなわち、各種の発光態様は、点灯・消灯する発光素子12の配置場所、点灯から消灯までの時間間隔、点灯する場合の色、発光の強さなどの組合せを変更することによって、発光部10が表す情報を乗員が識別可能な態様を実現できれば、どのような発光態様であっても良い。
また、上記実施形態においては、モニタ50と各種メータ72とは、車幅方向に沿った一つの軸上に配置されていたが、モニタ50と各種メータ72とは、車幅方向に沿って互いにズレを有するように配置されていても良い。さらに、上記実施形態においては、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70と各種メータ72とは、車高方向に沿った一つの軸上に配置されていたが、ヘッドアップディスプレイ40の表示領域70と各種メータ72とは、車高方向に沿って互いにズレを有するように配置されていても良い。
なお、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、上記実施形態と変形例とを適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。
1…情報提示装置 4…ダッシュボード 10…発光部 12…発光素子 14…拡散部材 16…ラインコントロール部材 18…被覆部材 20…制御部 22…記憶装置 24…マイコン 26…ROM 28…RAM 30…CPU 40…ヘッドアップディスプレイ 42…ナビゲーション装置 50…モニタ 80…フロントガラス
Claims (7)
- 情報を提示する情報提示装置(1)であって、
利用者が認識すべき情報が表示される部位であり、少なくとも一部分が、予め規定された規定方向に沿ってズレを有して配置された複数の表示部(50,70,72)のそれぞれの周縁における少なくとも一部分に跨り、かつ、前記複数の表示部に渡って列状に配置された複数の発光素子(12)を有した発光手段(10)と、
前記発光手段の発光の態様を制御する制御手段(20)と
を備えることを特徴とする情報提示装置。 - 前記複数の表示部のうち少なくとも2つの表示部は、前記規定方向に沿って間隙を有するように配置され、
前記複数の発光素子は、
前記規定方向に沿って列状に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。 - 前記複数の表示部のうち2つの表示部は、前記規定方向とは異なる方向である特定方向に沿って配置されており、
前記特定方向に沿って配置された2つの表示部それぞれを特定表示部(70,72)とし、
前記複数の発光素子の少なくとも一部は、
前記特定表示部によって挟まれるように配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の情報提示装置。 - 当該情報提示装置は、自動車に搭載され、
前記複数の発光素子は、
ダッシュボードの上端部に車幅方向に渡って列状に配置されている
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報提示装置。 - 前記発光手段は、
前記発光素子から車室内への光の経路上に、光を拡散する拡散部材(14)を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の情報提示装置。 - 前記発光手段は、
前記拡散部材から車室内への光の経路上に、光の拡散を抑制し、かつ規定された一方向に集光するラインコントロール部材(16)を備える
ことを特徴とする請求項5に記載の情報提示装置。 - 前記発光手段は、
前記発光素子から車室内への光の経路上であって、前記車室内との境界に前記発光素子からの光を覆うように配置され、光を透過しかつ有色の材料によって形成された被覆部材(18)を備える
ことを特徴とする請求項4から請求項6までのいずれか一項に記載の情報提示装置。
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