JP2012096564A - 自動車用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一体感の良好な視覚的演出を車室に付与し、車室の質感を向上させることを課題とする。
【解決手段】自動車用照明装置(10)に、光LI1を出すための長尺状の出射部(20)と、前記光LI1を供給する光源50と、自動車1からの開始信号(SI1〜SI3)を受けて出射部(20)から該出射部の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光LI1を出す制御を行う発光制御手段70とを設ける。光源50を複数の光源(L1〜Ln)で構成してもよい。遮光部40を介し長手方向D1の端面31どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体(A1〜An)で出射部(20)を構成してもよい。
【選択図】図9
【解決手段】自動車用照明装置(10)に、光LI1を出すための長尺状の出射部(20)と、前記光LI1を供給する光源50と、自動車1からの開始信号(SI1〜SI3)を受けて出射部(20)から該出射部の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光LI1を出す制御を行う発光制御手段70とを設ける。光源50を複数の光源(L1〜Ln)で構成してもよい。遮光部40を介し長手方向D1の端面31どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体(A1〜An)で出射部(20)を構成してもよい。
【選択図】図9
Description
本発明は、自動車の車室を照らすための自動車用照明装置に関する。
自動車の多くは、ドアが開くとルームランプ等の室内照明灯が連動して点灯し、ドアが閉じると室内照明灯が連動して消灯する。
特許文献1に記載の自動車室内照明装置は、互いに離れて設けられた既存の複数の室内照明具を利用して、予め定められたプログラムを乗員の乗降時から起動して複数の照明具を順に点灯/消灯する。
特許文献2に記載の室内照明灯制御装置も、互いに離れて設けられた既存の複数の室内照明灯を利用して、ドアが開くと複数の室内照明灯が所定の順序で点灯する。
特許文献2に記載の室内照明灯制御装置も、互いに離れて設けられた既存の複数の室内照明灯を利用して、ドアが開くと複数の室内照明灯が所定の順序で点灯する。
すなわち、特許文献1,2記載の技術は、互いに離れた既存の複数の室内照明灯により、離散的な発光パターンが車室に演出される。
しかし、既存の複数の室内照明灯はそれぞれ別個の目的で独立して設置されるため、離散的となる発光パターンにより一体感の良好な視覚的演出を車室に付与することができない。
以上を鑑み、本発明は、一体感の良好な視覚的演出を車室に付与し、車室の質感を向上させることを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、自動車の車室を照らすための自動車用照明装置であって、
光を出すための長尺状の出射部と、
前記光を供給する光源と、
前記自動車からの開始信号を受けて前記出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出す制御を行う発光制御手段とを備えることを特徴とする。
光を出すための長尺状の出射部と、
前記光を供給する光源と、
前記自動車からの開始信号を受けて前記出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出す制御を行う発光制御手段とを備えることを特徴とする。
上記自動車からの開始信号により、出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように光が出される。これにより、光が線状ないし帯状に流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室に付与されるので、車室の質感を向上させることができる。
ここで、線状ないし帯状に流れるような光には、線状に流れるような光、帯状に流れるような光、線状と帯状とが切り替わりながら流れるような光、等が含まれる。また、光の流れる状態には、光が線状ないし帯状に広がるような状態、線状ないし帯状の光が狭まるような状態、等が含まれる。
上記出射部は、遮光部を介し長手方向の端面どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体(A1〜An)で構成されてもよい。上記発光制御手段が上記開始信号を受けて導光体(A1〜An)の少なくとも一部に対して該導光体(A1〜An)の配列順に順次、光源からの光を出していくか、又は、出していた光を消していくと、出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように光が出される。むろん、遮光部のある出射部から出る光も、出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように出る光に含まれる。
上記開始信号は、一つの信号でもよいし、複数の信号の組合せでもよい。
なお、特許請求の範囲に示す符号は、本願発明を分かりやすく説明するための例示であり、本願発明を限定解釈するものではない。
上記出射部は、遮光部を介し長手方向の端面どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体(A1〜An)で構成されてもよい。上記発光制御手段が上記開始信号を受けて導光体(A1〜An)の少なくとも一部に対して該導光体(A1〜An)の配列順に順次、光源からの光を出していくか、又は、出していた光を消していくと、出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように光が出される。むろん、遮光部のある出射部から出る光も、出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように出る光に含まれる。
上記開始信号は、一つの信号でもよいし、複数の信号の組合せでもよい。
なお、特許請求の範囲に示す符号は、本願発明を分かりやすく説明するための例示であり、本願発明を限定解釈するものではない。
請求項1に係る発明によれば、一体感の良好な視覚的演出を車室に付与し、車室の質感を向上させることが可能な自動車用照明装置を提供することができる。
請求項2、請求項3に係る発明では、簡易な構成で車室の質感を向上させることができる。
請求項4に係る発明では、さらに車室の質感を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、運転を開始するときに線状ないし帯状の光が現れて広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室に付与され、運転を終わるときに線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室に付与されるので、車室の質感をさらに向上させることができる。
請求項6に係る発明では、自動車が前進するときに線状ないし帯状の光が弱くなり、駐車するときに線状ないし帯状の光が強くなるので、車室の質感をさらに向上させることができる。
請求項2、請求項3に係る発明では、簡易な構成で車室の質感を向上させることができる。
請求項4に係る発明では、さらに車室の質感を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、運転を開始するときに線状ないし帯状の光が現れて広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室に付与され、運転を終わるときに線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室に付与されるので、車室の質感をさらに向上させることができる。
請求項6に係る発明では、自動車が前進するときに線状ないし帯状の光が弱くなり、駐車するときに線状ないし帯状の光が強くなるので、車室の質感をさらに向上させることができる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態を例示する。むろん、本発明は本明細書及び図面に示す実施形態に限定されるものではなく、実施形態に示す特徴の全てが発明の解決手段に必須となるとは限らない。
(1)自動車用照明装置の概略:
図1,2に例示するように、本発明の一実施形態に係る自動車用照明装置(10)を採用した自動車1は、道路上で使用されるように設計及び装備された路上走行自動車とされ、車体パネル2が車室CA1を囲んで車体を形成している。本自動車1は、前席7aとセカンドシート7bとサードシート7cの3列シートを備えるワゴンタイプの乗用自動車とされている。むろん、本発明を適用可能な自動車には、いわゆるステーションワゴンやワンボックスカー等の他、セダンタイプ等の自動車も含まれ、2列シートタイプといった3列シートタイプ以外の自動車も含まれる。
図1,2に例示するように、本発明の一実施形態に係る自動車用照明装置(10)を採用した自動車1は、道路上で使用されるように設計及び装備された路上走行自動車とされ、車体パネル2が車室CA1を囲んで車体を形成している。本自動車1は、前席7aとセカンドシート7bとサードシート7cの3列シートを備えるワゴンタイプの乗用自動車とされている。むろん、本発明を適用可能な自動車には、いわゆるステーションワゴンやワンボックスカー等の他、セダンタイプ等の自動車も含まれ、2列シートタイプといった3列シートタイプ以外の自動車も含まれる。
車体パネル2の車室側には、各種内装材3,4,5,6が設置されている。前部用内装材3は、車室CA1の前部を形成するための内装材である。側面部用内装材4は、車室CA1の側面部を形成するための内装材である。後部用内装材5は、車室CA1の後部を形成するための内装材である。天井用内装材6は、車室CA1の天井部を形成するための内装材である。ここで、車両前部のインストルメントパネルにインストルメントパネル内装材3a等の前部用内装材3が設置され、車両側面部の車体パネルに側面部用内装材4が設置され、車両後部のバックドアパネルにバックドアトリム5a等の後部用内装材5が設置され、車両天井部のルーフパネルに天井トリム6a等の天井用内装材6が設置されている。側面部用内装材4には、ドアパネルに設置されるドアトリム4a、ピラーに設置されるピラーガーニッシュ4b、デッキサイドパネルに設置されるデッキサイドトリム4c、等がある。
自動車1には、車室CA1を装飾のための各種アクセサリが設置されている。例えば、天井トリム6aには、車室CA1全体の照明となる複数のルームランプ93aが設けられている。ドア開口部の足元部分には、上方へ光を放出するスカッフランプ93bが設けられている。インストルメントパネルの下部には、前席乗員の足元を照らす足元ランプ93cが設けられている。ドアトリム4aに形成されたドアポケット内には、該ドアポケットから上方へ光を放出するドアポケットランプ93dが設けられている。インストルメントパネルに設けられたクラスタには、計器表示を補助するクラスタランプ93eが設けられている。インストルメントパネルには、ディスプレイを備えるナビゲーション装置93fが設けられている。インストルメントパネルに設けられた操作ボタンには、ボタン表示を補助する操作ボタンランプ93gが設けられている。
さらに、前部用内装材3と側面部用内装材4と後部用内装材5に、自動車1の車室CA1を照らすための自動車用照明装置(10)の出射部材20が設けられている。
さらに、前部用内装材3と側面部用内装材4と後部用内装材5に、自動車1の車室CA1を照らすための自動車用照明装置(10)の出射部材20が設けられている。
自動車用照明装置(10)は、出射部材(出射部)20、光源50、発光制御手段70、を備えている。まず、自動車用照明装置(10)の概略を説明する。
出射部材(出射部)20は、図2及び図3(a)に示すように、光LI1を出すための長尺状の部位(部材)である。
図2及び図3(a)に例示される出射部材20は、遮光部40を介し長手方向D1の端面31どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体30で構成された導光体群とされている。導光体30の設置の都合上、側面部用内装材4に設置される各導光体30は長手方向D1を自動車1の前後方向D2に向け、前部用内装材3と後部用内装材5に設置される各導光体30は長手方向D1を自動車1の車幅方向D3に向けている。ここで、各導光体30をAi(iは1〜nの整数)とする。
出射部材(出射部)20は、図2及び図3(a)に示すように、光LI1を出すための長尺状の部位(部材)である。
図2及び図3(a)に例示される出射部材20は、遮光部40を介し長手方向D1の端面31どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体30で構成された導光体群とされている。導光体30の設置の都合上、側面部用内装材4に設置される各導光体30は長手方向D1を自動車1の前後方向D2に向け、前部用内装材3と後部用内装材5に設置される各導光体30は長手方向D1を自動車1の車幅方向D3に向けている。ここで、各導光体30をAi(iは1〜nの整数)とする。
光源50は、光LI1を供給する。
図2(a)に例示される光源50は、導光体Ai毎に設けられている。各光源50をLiとすると、各光源L1〜Lnは、導光体A1〜Anのそれぞれに光LI1を入射させる。
図3(b)は、照明装置10を図3(a)のB2−B2の位置で断面視した垂直断面図である。図3(b)に示すように、i番目の光源Liは、i番目の導光体Aiに光LI1を入射させる。導光体Aiは、光源Liから光LI1を入射すると該入射した光LI1を出射面33(側面32の一部)から出す。
以上より、導光体Aiは、光源Liから供給される光LI1により出射部材20から出る最も強い光の位置となる。この位置を最強光位置Piとするとき、最強光位置P1〜Pnが出射部材20の長手方向D1の順番とされている。
図2(a)に例示される光源50は、導光体Ai毎に設けられている。各光源50をLiとすると、各光源L1〜Lnは、導光体A1〜Anのそれぞれに光LI1を入射させる。
図3(b)は、照明装置10を図3(a)のB2−B2の位置で断面視した垂直断面図である。図3(b)に示すように、i番目の光源Liは、i番目の導光体Aiに光LI1を入射させる。導光体Aiは、光源Liから光LI1を入射すると該入射した光LI1を出射面33(側面32の一部)から出す。
以上より、導光体Aiは、光源Liから供給される光LI1により出射部材20から出る最も強い光の位置となる。この位置を最強光位置Piとするとき、最強光位置P1〜Pnが出射部材20の長手方向D1の順番とされている。
発光制御手段70は、自動車1からの開始信号(SI1〜SI3)を受けて出射部材20から該出射部材20の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光LI1を出す制御を行う。
図6に例示される発光制御手段70は、光源L1〜Lnを点灯又は消灯させるために設けられ、開始信号(SI1〜SI3)を受けて最強光位置P1〜Pnの順番に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させる。本発光制御手段70は、開始信号(SI1〜SI3)を受けて導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させる。
図6に例示される発光制御手段70は、光源L1〜Lnを点灯又は消灯させるために設けられ、開始信号(SI1〜SI3)を受けて最強光位置P1〜Pnの順番に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させる。本発光制御手段70は、開始信号(SI1〜SI3)を受けて導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させる。
本照明装置1によると、自動車1からの開始信号(SI1〜SI3)により、出射部材20から該出射部材20の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光LI1が出される。これにより、光が線状ないし帯状に流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室に付与されるので、車室CA1の質感を向上させることができる。
図2及び図3(a)に示す例では、光源L1〜Lnに含まれる光源Liが導光体Aiに光LI1を入射すると、該入射した光LI1は導光体Aiの側面32から出る。このとき、入射した光LI1は、長手方向D1の端面31で遮光部40に遮られるので、導光体Ai以外の導光体に入ることが抑制される。
また、自動車1からの開始信号(SI1〜SI3)により、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部が順次、点灯又は消灯する。すると、長尺な導光体A1〜Anの少なくとも一部から配列順に順次、光LI1が出たり出なくなったりする。これにより、光が線状ないし帯状に流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、車室CA1の質感を向上させることができる。
図2及び図3(a)に示す例では、光源L1〜Lnに含まれる光源Liが導光体Aiに光LI1を入射すると、該入射した光LI1は導光体Aiの側面32から出る。このとき、入射した光LI1は、長手方向D1の端面31で遮光部40に遮られるので、導光体Ai以外の導光体に入ることが抑制される。
また、自動車1からの開始信号(SI1〜SI3)により、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部が順次、点灯又は消灯する。すると、長尺な導光体A1〜Anの少なくとも一部から配列順に順次、光LI1が出たり出なくなったりする。これにより、光が線状ないし帯状に流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、車室CA1の質感を向上させることができる。
(2)自動車用照明装置の詳細:
次に、照明装置10の各部の詳細を説明する。
図3(a),(b)に示すように、導光体30は、入射部38を除いて断面矩形の略四角柱状に形成されている。ここで、略四角柱の最も長い辺に沿う方向が長手方向D1であり、隣り合う導光体Ai−1,Ai(iは2〜nの整数)どうしは長手方向D1の端面31どうしが遮光部40を介して対向している。導光体30の表面のうち長手方向D1の端面31を除く面が側面32であり、該側面32の一つに入射部38が形成されている。この入射部38は、光源50に向かって凸とされ、光源50からの光LI1を入射する。図3(a),(b)に示す長尺の導光体30は光源50からの光の入射位置から二股に分かれる形状となっているが、この形状に限定される訳ではない。例えば、直線状やL字状など種々の形状の導光体を用いることができる。入射部38は、凸とされていなくてもよく、単なる側面32の一つでもよい。
また、入射部38の反対側となる側面32は、入射した光LI1を出す出射面33とされている。むろん、光LI1を出すのは、入射部38の反対側となる側面32以外の側面32でもよい。出射面33が細くなるほど出射部材20から出される光LI1が線状に近くなり、出射面33が太くなるほど出射部材20から出される帯状の光LI1が太くなる。
次に、照明装置10の各部の詳細を説明する。
図3(a),(b)に示すように、導光体30は、入射部38を除いて断面矩形の略四角柱状に形成されている。ここで、略四角柱の最も長い辺に沿う方向が長手方向D1であり、隣り合う導光体Ai−1,Ai(iは2〜nの整数)どうしは長手方向D1の端面31どうしが遮光部40を介して対向している。導光体30の表面のうち長手方向D1の端面31を除く面が側面32であり、該側面32の一つに入射部38が形成されている。この入射部38は、光源50に向かって凸とされ、光源50からの光LI1を入射する。図3(a),(b)に示す長尺の導光体30は光源50からの光の入射位置から二股に分かれる形状となっているが、この形状に限定される訳ではない。例えば、直線状やL字状など種々の形状の導光体を用いることができる。入射部38は、凸とされていなくてもよく、単なる側面32の一つでもよい。
また、入射部38の反対側となる側面32は、入射した光LI1を出す出射面33とされている。むろん、光LI1を出すのは、入射部38の反対側となる側面32以外の側面32でもよい。出射面33が細くなるほど出射部材20から出される光LI1が線状に近くなり、出射面33が太くなるほど出射部材20から出される帯状の光LI1が太くなる。
図1,2に示すように、導光体A1〜Anは、前部用内装材3、側面部用内装材4、及び、後部用内装材5にかけて、ほぼ同じ高さで左右両側に配置されている。図2の例では、前部用内装材3及び後部用内装材5に設けられた導光体A1〜A5,A25〜A29が車幅方向D3に対してほぼ平行に配置されている。また、側面部用内装材4に設けられた導光体A6〜A24が前後方向D2に対してほぼ平行に配置されている。従って、左右両側にある導光体A1〜A29は、車室全体で見た場合に車室CA1のほぼ全周を囲むように配置されている。
図2の例では、インストルメントパネル内装材3aに導光体A1〜A5が設けられ、フロントドアのドアトリム4aに導光体A6〜A10が設けられ、Bピラーのピラーガーニッシュ4bに導光体A11,A12が設けられ、リヤドアのドアトリム4aに導光体A13〜A17が設けられ、Cピラーのピラーガーニッシュ4bに導光体A18,A19が設けられ、デッキサイドトリム4cに導光体A20〜A24が設けられ、バックドアトリム5aに導光体A25〜A29が設けられている。ここで、ドアトリム4aに設けられた導光体A6〜A10,A13〜A17がドアとともに動き、バックドアトリム5aに設けられた導光体A25〜A29がバックドアとともに動くため、導光体A1〜A5と導光体A6〜A10とが分離可能とされ、導光体A6〜A10と導光体A11,A12とが分離可能とされ、導光体A11,A12と導光体A13〜A17とが分離可能とされ、導光体A13〜A17と導光体A18〜A24とが分離可能とされ、導光体A18〜A24と導光体A25〜A29とが分離可能とされている。むろん、フロントドアとリヤドアとバックドアが閉じているとき、全導光体A1〜A29は遮光部40を介し長手方向D1の端面31どうしを近接させて順に配列されている。従って、導光体A1〜A29は、本発明の出射部材20を構成する。
図4(a)は、インストルメントパネル内装材3aとドアトリム4aとの境界部に配置された出射部材20の要部を例示している。この例は、長手方向D1を車幅方向D3に向けた導光体A5の端面31A5と長手方向D1を前後方向D2に向けた導光体A6の端面31A6とにそれぞれ遮光部40が設けられており、ドア閉時に長尺な導光体A5,A6が遮光部40,40を介し端面31A5,31A6どうしを対向させている。従って、導光体A5,A6は、遮光部を介し長手方向の端面同士を近接させて配列されていることになる。
図4(b)は、ドアトリム4aとピラーガーニッシュ4bとの境界部に配置された出射部材20の要部を例示している。この例は、長手方向D1を前後方向D2に向けた導光体A10,A11の端面31A10,A11にそれぞれ遮光部40が設けられており、ドア閉時に長尺な導光体A10,A11が遮光部40,40を介し端面31A10,31A11どうしを対向させている。従って、導光体A10,A11は、遮光部を介し長手方向の端面同士を近接させて配列されていることになる。
図4(b)は、ドアトリム4aとピラーガーニッシュ4bとの境界部に配置された出射部材20の要部を例示している。この例は、長手方向D1を前後方向D2に向けた導光体A10,A11の端面31A10,A11にそれぞれ遮光部40が設けられており、ドア閉時に長尺な導光体A10,A11が遮光部40,40を介し端面31A10,31A11どうしを対向させている。従って、導光体A10,A11は、遮光部を介し長手方向の端面同士を近接させて配列されていることになる。
出射部材20を構成する導光体30は、複数とされるが、3以上の数が好ましく、4以上の数がより好ましく、5以上の数がさらに好ましい。
各導光体Aiは、同じ形状とされてもよいし、違う形状が含まれていてもよい。
各導光体Aiは、同じ形状とされてもよいし、違う形状が含まれていてもよい。
導光体30には、透明材料を射出成形やプレス成形等により成形した透明の成形品等を用いることができる。前記透明材料には、アクリル樹脂、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、といった透明性を有する樹脂材料等を用いることができる。
また、導光体30には、光散乱性微粒子である多数の散乱体を分散させてもよい。すると、入射部38から入射した光LI1は、散乱体で反射して出射面33から出る。これにより、出射面33から出る光LI1を均質化することができる。散乱体には、シリコン、高分子、金属粒子等を用いることができる。
さらに、出射面33を除く側面32に凹凸形状を形成したり反射板を設けたりしてもよい。すると、出射面33を除く側面32へ向かう光が導光体30内で反射する結果、出射面33から出る光LI1が強くなり、より効率的に照射を行うことができると考えられる。
また、導光体30には、光散乱性微粒子である多数の散乱体を分散させてもよい。すると、入射部38から入射した光LI1は、散乱体で反射して出射面33から出る。これにより、出射面33から出る光LI1を均質化することができる。散乱体には、シリコン、高分子、金属粒子等を用いることができる。
さらに、出射面33を除く側面32に凹凸形状を形成したり反射板を設けたりしてもよい。すると、出射面33を除く側面32へ向かう光が導光体30内で反射する結果、出射面33から出る光LI1が強くなり、より効率的に照射を行うことができると考えられる。
導光体30の長手方向D1の端面31どうしで挟まれた遮光部40は、図3(c)に示すように出射部材20における端面部に設けられなくてもよいし、図3(d)に示すように出射部材20における端面部に設けられてもよい。遮光部40は、隣り合う導光体間を光が通ることを抑制することができればよく、光通過の遮断率が100%にならない材質でもよい。
遮光部40には、遮光層や遮光フィルム等に用いる材質を用いることができ、光を吸収又は反射する着色剤や充てん材といった添加剤を添加した樹脂材料、金属の薄膜を積層した樹脂板や樹脂フィルム、等を用いることができる。
遮光部40には、遮光層や遮光フィルム等に用いる材質を用いることができ、光を吸収又は反射する着色剤や充てん材といった添加剤を添加した樹脂材料、金属の薄膜を積層した樹脂板や樹脂フィルム、等を用いることができる。
導光体A1〜Anで構成された出射部材20を内装材に配置する方法は、特に限定されないが、内装材の表面に凹部を形成し、この凹部に出射部材20を嵌め込んでもよい。すると、コスト低減及び省スペースの観点から好ましい配置方法となる。
出射部材は、前部用内装材3、側面部用内装材4、後部用内装材5、天井用内装材6、床用内装材から選ばれる2種類以上の内装材に設けられるのが好ましいものの、これらの内装材から選ばれる1種類の内装材のみに設けられてもよい。
出射部材は、前部用内装材3、側面部用内装材4、後部用内装材5、天井用内装材6、床用内装材から選ばれる2種類以上の内装材に設けられるのが好ましいものの、これらの内装材から選ばれる1種類の内装材のみに設けられてもよい。
導光体30のそれぞれに光LI1を入射させる各光源50は、図3(a),(b)に示すように、導光体の入射部38に対向して設けられる。従って、光源Liから放出される光LI1は、入射部38に入射し、導光体Aiの側面32である出射面33から出る。出射面33から出る光LI1は、乗員の目に直接入るようにされてもよいし、内装材等を照らすことにより乗員の目に間接的に入るようにされてもよい。
図5(a)は、照明装置10を直接照明型とした場合に照明装置10の要部を図1のB1の位置で断面視した例を示している。この例は、出射面33から車室CA1へ光LI1を出すための光通過部4a1がドアトリム4aに設けられている。導光体30は、出射面33が光通過部4a1の位置に合わせて車幅方向D3内側に向けられ、入射部38が車幅方向D3外側に向けられて、ドアトリム4aに設けられている。光源50は、入射部38の車幅方向D3外側に設けられ、例えばドアパネル(車体パネル2)に取り付けられる。従って、光源50から車幅方向内側へ放出された光LI1は、車幅方向内側へ進んで入射部38に入射し、出射面33から車幅方向内側へ出され、乗員の目に直接入る。この場合、全導光体A1〜Anの出射面33は、光LI1を出す意味での照射域とされる。
直接照明型の照明装置は、線状ないし帯状に流れる光LI1により比較的鮮やかな視覚的演出が車室CA1に付与される。
直接照明型の照明装置は、線状ないし帯状に流れる光LI1により比較的鮮やかな視覚的演出が車室CA1に付与される。
図5(b)は、照明装置10を間接照明型とした場合に照明装置10の要部を図1のB1の位置で断面視した例を示している。この例は、照明装置10による間接照明を乗員に視認させるための光通過部4a2がドアトリム4aに設けられ、この光通過部4a2の奥(車外方向)に出射面33から下方へ出た光LI1を照射させる照射域52が設けられている。導光体30は、上を向いた照射域52に対向する位置に出射面33が設けられ、下を向いた出射面33の上側に入射部38が設けられて、ドアトリム4aに設けられている。光源50は、入射部38の上側に設けられ、例えばドアパネル(車体パネル2)に取り付けられる。従って、光源50から下方へ放出された光LI1は、ドアトリム4aの照射域52を照らし、光通過部4a2を通して間接的に乗員の目に入る。
間接照明側の照明装置は、照射域52を線状ないし帯状に流れる間接照明により比較的柔らかな視覚的演出が車室CA1に付与される。
間接照明側の照明装置は、照射域52を線状ないし帯状に流れる間接照明により比較的柔らかな視覚的演出が車室CA1に付与される。
なお、光通過部4a1,4a2は、ドアトリム4aに形成した開口、透明材料等で形成された部位、等とすることができる。前記透明材料には、アクリル樹脂、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、といった透明性を有する樹脂材料等を用いることができる。透明材料をレンズ状にして光通過部にレンズの機能を付与してもよい。
また、ドアトリム4a以外の内装材についても、同様にして直接照明型の照明装置の出射部材及び光源や間接照明型の照明装置の出射部材及び光源を設けることができる。
また、ドアトリム4a以外の内装材についても、同様にして直接照明型の照明装置の出射部材及び光源や間接照明型の照明装置の出射部材及び光源を設けることができる。
光源50には、LED(発光ダイオード)、白熱電球、ハロゲン電球、蛍光ランプ、放電ランプ、等を用いることができる。LEDは、軽量かつ超寿命で、照射方向に指向性を有し、省電力、省スペース、等の点で好ましい。光源50の発光色には白、赤、緑、青、等、種々の色を採用することができ、同じ自動車に異なる発光色の光源を組み合わせて使用してもよい。
ところで、自動車1には、各種電装品の動作を制御するための制御部が設けられている。図6は、照明装置10等の照明系統を制御する制御部80及び周辺の電気回路をブロック図により示している。制御部80は、照明系統を制御するECU(Electronic Control Unit;電子制御装置)を利用することができる。
制御部80には、各種センサ91a,91b、各種スイッチ91c〜91i、各種ランプ93a〜93e,93g、ナビゲーション装置93f、調光装置72、等が接続されている。
制御部80には、各種センサ91a,91b、各種スイッチ91c〜91i、各種ランプ93a〜93e,93g、ナビゲーション装置93f、調光装置72、等が接続されている。
ドアラッチセンサ91aは、ドアがロックされているか否かを検出し、ドアがロックされているときにオンでドアがロックされていないときにオフのドアラッチ信号を生成する。ドア開検出センサ91bは、ドアが開いているか否かを検出し、ドアが開いているときにオンでドアが閉じているときにオフのドア開信号を生成する。イグニッションスイッチ91cは、イグニッションがオンであるか否かを表すイグニッション信号を生成する。スモールランプスイッチ91dは、スモールランプ点灯オンを検出するスイッチであって例えばハンドル近傍の操作レバーに設けられるスイッチであり、スモールランプ点灯時にオンでスモールランプ非点灯時にオフのスモールランプ信号を生成する。消灯スイッチ91eは、前照灯やスモールランプの全ての消灯を検出するスイッチであって例えばハンドル近傍の操作レバーに設けられるスイッチであり、消灯時にオンで非消灯時にオフの消灯信号を生成する。P(Parking)レンジスイッチ91fは、シフトレバーがPレンジ(駐車用の位置)であるか否かを検出するスイッチであり、PレンジであるときにオンでPレンジでないときにオフのPレンジ信号を生成する。ここで、自動車1が自動変速機を備えていることを前提としており、シフトレバーはPレンジ、R(Reverse)レンジ、N(Neutral)レンジ、D(Drive)レンジ、等の操作位置を有している。Rレンジスイッチ91gは、シフトレバーがRレンジ(後退用の位置)であるか否かを検出するスイッチであり、RレンジであるときにオンでRレンジでないときにオフのRレンジ信号を生成する。Nレンジスイッチ91hは、シフトレバーがNレンジ(エンジン動力伝達遮断用の位置)であるか否かを検出するスイッチであり、NレンジであるときにオンでNレンジでないときにオフのNレンジ信号を生成する。Dレンジスイッチ91iは、シフトレバーがDレンジ(前進用の位置)であるか否かを検出するスイッチであり、DレンジであるときにオンでDレンジでないときにオフのDレンジ信号を生成する。
調光装置72は、各光源L1〜Lnに接続され、発光している各光源L1〜Lnの明るさを少なくとも第一の明るさ及び該第一の明るさよりも暗い第二の明るさに切り替え可能である。光源Liの明るさは、例えば、最も指向性の高い方向における光度(cd)で定義することができる。第一の明るさをI1(cd)とすると、第二の明るさI2(cd)は係数k(0<k<1)を用いてk・I1(cd)で表すことができる。導光体30からの光量を50%程度に下げる場合、例えばk=0.5とすればよい。また、光源Liの明るさは、最も指向性の高い方向に所定の距離(例えば1m)離れた位置の照度(lx)で定義してもよい。
各光源Liの明るさを変えるためには、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御により各光源Liに供給する電圧パルスのデューティ比を変えればよい。デューティ比を大きくすれば各光源Liが明るくなり、デューティ比を小さくすれば各光源Liが暗くなる。また、各光源Liに与える電流を多くすれば各光源Liが明るくなり、各光源Liに与える電流を少なくすれば各光源Liが暗くなる。
各光源Liの明るさを変えるためには、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御により各光源Liに供給する電圧パルスのデューティ比を変えればよい。デューティ比を大きくすれば各光源Liが明るくなり、デューティ比を小さくすれば各光源Liが暗くなる。また、各光源Liに与える電流を多くすれば各光源Liが明るくなり、各光源Liに与える電流を少なくすれば各光源Liが暗くなる。
調光装置72は、各光源Liを個別に点灯させることができる。従って、調光装置72は、制御部80の制御に従って、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させることができる。制御部80は、自動車1からの開始信号(SI1〜SI3)を受けて、調光装置72とともに各光源Liの点灯及び消灯の制御を開始する。この制御のスタートとなる開始信号は、ドアをロックしたことを表す信号、ドアをアンロックしたことを表す信号、任意のスイッチをオンにしたことを表す信号、任意のスイッチをオフにしたことを表す信号、等、特に限定されない。イグニッションをオンにしたことを表す信号(第一の信号SI1)、イグニッションをオフにしたことを表す信号(第二の信号SI2)、シフトレバーをDレンジにしたことを表す信号(第三の信号SI3)、シフトレバーをPレンジにしたことを表す信号、といった車両の発進時や乗員の降車時に合わせた車両信号を開始信号とすると、線状ないし帯状の光が流れるように移る動きが車両のパワー増減状態を想起させ、各乗員へのサービス性及び一体感がより高まり、発進又は降車準備に入ったことを全乗員に同時にそしてより確実に視認させることができるため安全性も向上する。
以上より、調光装置72及び制御部80は、発光制御手段70を構成する。
なお、所定の順番で光源Aiを点灯又は消灯させる制御は、制御部80側で行ってもよいし、調光装置72側で行ってもよい。以下の説明は、制御部80が所定の順番で点灯制御又は消灯制御するものとして行う。
以上より、調光装置72及び制御部80は、発光制御手段70を構成する。
なお、所定の順番で光源Aiを点灯又は消灯させる制御は、制御部80側で行ってもよいし、調光装置72側で行ってもよい。以下の説明は、制御部80が所定の順番で点灯制御又は消灯制御するものとして行う。
制御部80は、例えば、CPU(Central Processing Unit)80a、半導体メモリ80b,80c、タイマ回路80d、I/O(入出力)回路80e、等が互いに情報を入出力可能に接続されて構成される。照明装置10等の照明制御機能をコンピュータに実現させる照明制御プログラムを含むプログラム80pがROM(Read Only Memory)80bに書き込まれる場合、ROM80bは照明制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な非伝送媒体となる。むろん、照明制御プログラムの記録媒体は、磁気ディスク等、制御部80に読み込まれる外部の記録媒体でもよい。CPU80aは、RAM(Random Access Memory)80cをワークエリアとして使用しながらプログラム80pを実行し、照明装置10全体の動作を制御する。
図7は、制御部80が行う照明制御処理の例をフローチャートにより示している。この処理は、駐車時も含めて繰り返しCPU80aが行っている。処理を開始すると、制御部80は、各種点灯消灯処理を行うための各種車両信号を入力したか否かを判断する(ステップS102)。各種点灯消灯処理を行うための各種車両信号を入力したと判断すると、制御部80は、各種点灯消灯処理を行い(ステップS104)、照明制御処理を終了させる。ステップS102で条件不成立時、制御部80は、各種点灯消灯処理を行わずに照明制御処理を終了させる。照明制御処理終了後、繰り返し照明制御処理が行われることになる。
図8は、各種点灯消灯処理を行うための車両信号と動作との対応関係を例示している。例えば、ドアのロックが解除され、ドアラッチセンサ91aからのドアラッチ信号がオンからオフに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、ルームランプ93aをオンにさせる。ドアが開き、ドア開検出センサ91bからのドア開信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、スカッフランプ93b及びルームランプ93aをオンにさせる。ドアが閉じ、ドア開検出センサ91bからのドア開信号がオンからオフに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、ルームランプ93a及びスカッフランプ93bをオフにさせ、足元ランプ93c及びドアポケットランプ93dをオンにさせる。
イグニッションがオンとされ、イグニッション信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、足元ランプ93cを減光させ、ドアポケットランプ93dをオフにさせ、クラスタランプ93e及びナビゲーション装置93fをオンにさせ、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnを順次、所定時間T1(秒)毎に比較的明るい第一の明るさで点灯させていく。前記車両信号は、自動車1のイグニッションスイッチ91cがオンに切り替わったことを表す第一の信号(開始信号)SI1である。図2に示した自動車1の場合、図9に示すように、左右両側の導光体A1〜A29からSE1の順序で順次、光LI1が出される。
なお、所定時間T1(秒)は、導光体の長手方向の寸法や数によって適宜変更可能であり、特に限定されない。光が線状ないし帯状に流れるように移っていくという視覚的な効果を与える観点から、例えば、0.01≦T1≦0.5程度、より好ましくは0.02≦T1≦0.4程度、さらに好ましくは0.03≦T1≦0.3程度とすることができる。
なお、所定時間T1(秒)は、導光体の長手方向の寸法や数によって適宜変更可能であり、特に限定されない。光が線状ないし帯状に流れるように移っていくという視覚的な効果を与える観点から、例えば、0.01≦T1≦0.5程度、より好ましくは0.02≦T1≦0.4程度、さらに好ましくは0.03≦T1≦0.3程度とすることができる。
図10(a)〜(f)は、イグニッションオン時に導光体A1〜A29から出される光LI1の様子を例示している。イグニッションスイッチ91cがオンに切り替わる前は、全光源L1〜L29が消灯し、図10(a)に示すように全導光体A1〜A29から光LI1が出されていない。イグニッションスイッチ91cがオンに切り替わると、まず、消灯状態であった光源L1が点灯し、図10(b)に示すように、導光体A1から光LI1が出される。所定時間T1後、光源L1が点灯したまま光源L2が消灯状態から点灯し、図10(c)に示すように、導光体A1,A2から光LI1が出される。以下、所定時間T1毎に光源L1〜Li−1が点灯したまま一つずつ光源Liが消灯状態から点灯し、導光体A1〜Aiから光LI1が出される。図10(d)は導光体A1〜A27から光LI1が出された状態を示し、図10(e)は導光体A1〜A28から光LI1が出された状態を示している。最後に、光源L1〜L28が点灯したまま光源L29が消灯状態から点灯し、図10(f)に示すように、全導光体A1〜A29から光LI1が出される。
なお、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部が順次、点灯されてもよいため、発光制御手段70は、例えば、光源L29を用いず光源L1〜L28を順次、点灯させたり、光源L15を用いず光源L1〜L14,L16〜L29を順次、点灯させたりしてもよい。これらの場合も、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部を順次、点灯させることに含まれる。
なお、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部が順次、点灯されてもよいため、発光制御手段70は、例えば、光源L29を用いず光源L1〜L28を順次、点灯させたり、光源L15を用いず光源L1〜L14,L16〜L29を順次、点灯させたりしてもよい。これらの場合も、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部を順次、点灯させることに含まれる。
以上より、図5(a)で例示した直接照明型の照明装置の場合には、各導光体A1〜Anから出される光LI1が線状ないし帯状に流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。図5(b)で例示した間接照明型の照明装置の場合には、各導光体A1〜Anから出される光LI1に照らされる照射域52により光が線状ないし帯状に流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。従って、本自動車用照明装置(10)は、車室CA1の質感を向上させることができる。
また、運転を開始するときに線状ないし帯状の光が前から後へ広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、この光の動きが自動車の走行状態を想起させる。特に、車両前部のインストルメントパネル内装材3aから光が現れ、車両のいわゆるベルトライン上の略全周を囲むように光が広がるので、車のパワーが充填されていくイメージを想起させ、これからの走行状態をより強く想起させる。従って、本自動車用照明装置(10)は、乗員に疾走感や高揚感を与え、乗員に対するサービス性及び一体感を向上させる質感を車室CA1に与えることができる。
また、運転を開始するときに線状ないし帯状の光が前から後へ広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、この光の動きが自動車の走行状態を想起させる。特に、車両前部のインストルメントパネル内装材3aから光が現れ、車両のいわゆるベルトライン上の略全周を囲むように光が広がるので、車のパワーが充填されていくイメージを想起させ、これからの走行状態をより強く想起させる。従って、本自動車用照明装置(10)は、乗員に疾走感や高揚感を与え、乗員に対するサービス性及び一体感を向上させる質感を車室CA1に与えることができる。
再び、図8を参照して説明する。
スモールランプが点灯され、スモールランプスイッチ91dからのスモールランプ信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、操作ボタンランプ93gをオンにさせる。
スモールランプが点灯され、スモールランプスイッチ91dからのスモールランプ信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、操作ボタンランプ93gをオンにさせる。
シフトレバーがDレンジとされ、Dレンジスイッチ91iからのDレンジ信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、全光源L1〜Lnを一旦消灯させたのち、Bピラーの位置から前後へ導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部を順次、所定時間T2(秒)毎に比較的暗い第二の明るさで点灯させていく。照明を暗くするのは、運転者に運転を集中させる気持ちを高揚させるためである。前記車両信号は、自動車1のシフトレバーが前進用の位置に切り替わったことを表す第三の信号(開始信号)SI3である。また、オンとされたDレンジ信号は、自動車1のシフトレバーが前進用の位置にあることを表す前進用位置信号SI4である。図2に示した自動車1の場合、図9に示すように、左右両側の導光体A1〜A29からSE2の順序で順次、光LI1が出される。所定時間T2は、イグニッションオン時の点灯間隔の所定時間T1と同じでもよいし、異なっていてもよい。また、光源L10〜L1の点灯間隔と光源L13〜L29の点灯間隔は、異なっていてもよい。
図11(a)〜(g)は、Dレンジスイッチオン時に導光体A1〜A29から出される光LI1の様子を例示している。Dレンジスイッチオン時にはBピラーのピラーガーニッシュ4bに設けられた導光体A11,A12から光を出さないため、導光体A11,A12の図示を省略している。Dレンジスイッチ91iがオンに切り替わる前は、全光源L1〜L29が消灯し、図11(a)に示すように全導光体A1〜A29から光LI1が出されていない。Dレンジスイッチ91iがオンに切り替わり、Dレンジ信号がオンになると、まず、消灯状態であった光源L10,L13が点灯し、図11(b)に示すように、導光体A10,A13から光LI1が出される。所定時間T2後、光源L10,L13が点灯したまま光源L9,L14が消灯状態から点灯し、図11(c)に示すように、導光体A9,A14から光LI1が出される。以下、所定時間T2毎に光源L8〜L1が一つずつ消灯状態から点灯するとともに光源L15〜L29が一つずつ消灯状態から点灯し、図11(d)〜(f)に示すように、導光体A8〜A1から順次、光LI1が出されるとともに、導光体A15〜A29から順次、光LI1が出される。図11(f)は、導光体A1〜A10,A13〜A29から光LI1が出された状態を示している。Dレンジスイッチオン時には、光源L1〜L10,L13〜L29を点灯させた後に、全光源L1〜L29を消灯させ、図11(g)に示すように全導光体A1〜A29から光LI1が出されていない状態とする。
従って、自動車が前進するときに、図11(a)〜(f)の状態が繰り返される。
従って、自動車が前進するときに、図11(a)〜(f)の状態が繰り返される。
以上より、自動車が前進するときに光が線状ないし帯状に現れて広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。従って、本自動車用照明装置(10)は、車室CA1の質感を向上させることができる。
なお、光源L13〜L29の点灯間隔を光源L10〜L1の点灯間隔よりも小さくして、導光体A29と導光体A1とからほぼ同時に光LI1が出されるようにしてもよい。
なお、光源L13〜L29の点灯間隔を光源L10〜L1の点灯間隔よりも小さくして、導光体A29と導光体A1とからほぼ同時に光LI1が出されるようにしてもよい。
再び、図8を参照して説明する。
シフトレバーがPレンジとされ、Pレンジスイッチ91fからのPレンジ信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、ドアポケットランプ93dをオンにさせ、全光源L1〜Lnを比較的明るい第一の明るさで点灯する。照明を明るくするのは、乗員に駐車を意識させる気持ちを高揚させるためである。オンとされたPレンジ信号は、自動車1のシフトレバーが駐車用の位置にあることを表す駐車用位置信号SI5である。
シフトレバーがPレンジとされ、Pレンジスイッチ91fからのPレンジ信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、ドアポケットランプ93dをオンにさせ、全光源L1〜Lnを比較的明るい第一の明るさで点灯する。照明を明るくするのは、乗員に駐車を意識させる気持ちを高揚させるためである。オンとされたPレンジ信号は、自動車1のシフトレバーが駐車用の位置にあることを表す駐車用位置信号SI5である。
前照灯及びスモールランプが消灯され、消灯スイッチ91eからの消灯信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、操作ボタンランプ93gをオフにさせる。
イグニッションがオフとされ、イグニッション信号がオンからオフに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、足元ランプ93cを増光させ、ドアポケットランプ93dとクラスタランプ93eとナビゲーション装置93fをオフにさせ、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnを順次、所定時間T3(秒)毎に消灯させていく。点灯している光源は、比較的明るい第一の明るさとされる。前記車両信号は、自動車1のイグニッションスイッチ91cがオフに切り替わったことを表す第二の信号(開始信号)SI2である。図2に示した自動車1の場合、図9に示すように、左右両側の導光体A1〜A29からの光LI1がSE3の順序で順次、消される。所定時間T3は、イグニッションオン時の点灯間隔の所定時間T1やDレンジスイッチオン時の点灯間隔の所定時間T2と同じでもよいし、異なっていてもよい。
図12(a)〜(f)は、イグニッションオフ時に導光体A1〜A29から出される光LI1の様子を例示している。イグニッションスイッチ91cがオフに切り替わる前は、全光源L1〜L29が点灯し、図12(a)に示すように全導光体A1〜A29から光LI1が出されている。イグニッションスイッチ91cがオフに切り替わると、まず、点灯状態であった光源L29が消灯し、図12(b)に示すように、導光体A29からの光LI1が消される。所定時間T3後、光源L29が消灯したまま光源L28が点灯状態から消灯し、図12(c)に示すように、導光体A28からの光LI1が消される。以下、所定時間T3毎に光源L29〜Li+1が消灯したまま一つずつ光源Liが点灯状態から消灯し、導光体Aiからの光LI1が消される。図12(d)は導光体A29〜A3からの光LI1が消された状態を示し、図12(e)は導光体A29〜A2からの光LI1が消された状態を示している。最後に、光源L29〜L2が消灯したまま光源L1が点灯状態から消灯し、図12(f)に示すように、全導光体A1〜A29からの光LI1が消される。
なお、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部が順次、消灯されてもよいため、発光制御手段70は、例えば、光源L29を用いず光源L28〜L1を順次、消灯させたり、光源L15を用いず光源L29〜L16,L14〜L1を順次、消灯させたりしてもよい。これらの場合も、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部を順次、点灯させることに含まれる。
なお、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部が順次、消灯されてもよいため、発光制御手段70は、例えば、光源L29を用いず光源L28〜L1を順次、消灯させたり、光源L15を用いず光源L29〜L16,L14〜L1を順次、消灯させたりしてもよい。これらの場合も、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの一部を順次、点灯させることに含まれる。
以上より、線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。従って、本自動車用照明装置(10)は、車室CA1の質感を向上させることができる。
また、運転を開始するときに線状ないし帯状の光が現れて広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与され、運転を終わるときに線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、車室CA1の質感をさらに向上させることができる。
さらに、自動車が前進するときに線状ないし帯状の光が弱くなり、駐車するときに線状ないし帯状の光が強くなるので、車室CA1の質感をさらに向上させることができる。
また、運転を開始するときに線状ないし帯状の光が現れて広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与され、運転を終わるときに線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、車室CA1の質感をさらに向上させることができる。
さらに、自動車が前進するときに線状ないし帯状の光が弱くなり、駐車するときに線状ないし帯状の光が強くなるので、車室CA1の質感をさらに向上させることができる。
最後に、ドアがロックされ、ドアラッチセンサ91aからのドアラッチ信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、ルームランプ93aをオフにさせる。
(3)二以上の出射部材を配列した構成:
出射部材20は、出射部材における端面どうしを近接させて順に配列した二以上の出射部材G1〜Gmで構成されてもよい。ここで、出射部材の数mは、3以上、4以上、等、2以上であればよい。
図13は、変形例に係る自動車1の内装材に設けられた出射部材G1〜Gmの配置を示す平面図である。ここで、各出射部材Giを構成する導光体をA(i)1〜A(i)ni、該導光体A(i)1〜A(i)niのそれぞれに光LI1を入射させる各光源をL(i)1〜L(i)ni、導光体A(i)niと導光体A(i+1)1とが隣り合う(ただしiは1以上m−1以下の整数)ものとする。出射部材G1〜Gmは、前部用内装材3、側面部用内装材4、及び、後部用内装材5に設けられている。図13の例では、遮光部40を介した導光体A(1)1〜A(1)5で構成される出射部材G1がインストルメントパネル内装材3aに配置され、遮光部40を介した導光体A(2)1〜A(2)5で構成される出射部材G2がフロントドアのドアトリム4aに配置され、遮光部40を介した導光体A(3)1〜A(3)12で構成される出射部材G3がリヤドアのドアトリム4a、Cピラーのピラーガーニッシュ4b、及び、デッキサイドトリム4cにかけて配置され、遮光部40を介した導光体A(4)1〜A(4)5で構成される出射部材G4がバックドアトリム5aに配置されている。
ここで、出射部材G1の端面40G1bと出射部材G2の端面40G2aとが近接し、出射部材G2の端面40G2bと出射部材G3の端面40G3aとが近接し、出射部材G3の端面40G3bと出射部材G4の端面40G4aとが近接している。
出射部材20は、出射部材における端面どうしを近接させて順に配列した二以上の出射部材G1〜Gmで構成されてもよい。ここで、出射部材の数mは、3以上、4以上、等、2以上であればよい。
図13は、変形例に係る自動車1の内装材に設けられた出射部材G1〜Gmの配置を示す平面図である。ここで、各出射部材Giを構成する導光体をA(i)1〜A(i)ni、該導光体A(i)1〜A(i)niのそれぞれに光LI1を入射させる各光源をL(i)1〜L(i)ni、導光体A(i)niと導光体A(i+1)1とが隣り合う(ただしiは1以上m−1以下の整数)ものとする。出射部材G1〜Gmは、前部用内装材3、側面部用内装材4、及び、後部用内装材5に設けられている。図13の例では、遮光部40を介した導光体A(1)1〜A(1)5で構成される出射部材G1がインストルメントパネル内装材3aに配置され、遮光部40を介した導光体A(2)1〜A(2)5で構成される出射部材G2がフロントドアのドアトリム4aに配置され、遮光部40を介した導光体A(3)1〜A(3)12で構成される出射部材G3がリヤドアのドアトリム4a、Cピラーのピラーガーニッシュ4b、及び、デッキサイドトリム4cにかけて配置され、遮光部40を介した導光体A(4)1〜A(4)5で構成される出射部材G4がバックドアトリム5aに配置されている。
ここで、出射部材G1の端面40G1bと出射部材G2の端面40G2aとが近接し、出射部材G2の端面40G2bと出射部材G3の端面40G3aとが近接し、出射部材G3の端面40G3bと出射部材G4の端面40G4aとが近接している。
本変形例の発光制御手段70は、自動車1から開始信号(SI1〜SI3)を受けて出射部材G1〜Gmを構成する導光体の配列順に、該出射部材G1〜Gmを構成する光源の少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させる。例えば、イグニッションオン時に図9のSE1の順序で左右両側の導光体から順次、光LI1が出され、Dレンジスイッチオン時に図9のSE2の順序で左右両側の導光体から順次、光LI1が出され、イグニッションオフ時に左右両側の導光体からの光LI1が図9のSE3の順序で順次、消される。
図14(a)〜(h)は、イグニッションオン時の各導光体から出される光LI1の様子を例示している。イグニッションスイッチ91cがオンに切り替わる前は、全光源が消灯し、図14(a)に示すように全導光体から光LI1が出されていない。イグニッションスイッチ91cがオンに切り替わると、まず、出射部材G1〜G4の最も上流側の導光体A(1)1に対応した光源L(1)1が点灯し、図14(b)に示すように、導光体A(1)1から光LI1が出される。以後、所定時間T1毎に、出射部材G1を構成する導光体A(1)2〜A(1)n1に対応した光源L(1)2〜A(1)n1が順次、消灯状態から点灯し、導光体A(1)2〜A(1)n1から順次、光LI1が出される。図14(c)は、出射部材G1を構成する全導光体A(1)1〜A(1)n1から光LI1が出されていることが示されている。
次に、所定時間T1毎に、出射部材G2を構成する導光体A(2)1〜A(2)n2に対応した光源L(2)1〜A(2)n2が順次、消灯状態から点灯し、導光体A(2)1〜A(2)n2から順次、光LI1が出される。図14(d)は導光体A(2)1から光LI1が出され、図14(e)は出射部材G2を構成する全導光体A(2)1〜A(2)n2から光LI1が出されていることが示されている。
次に、所定時間T1毎に、出射部材G2を構成する導光体A(2)1〜A(2)n2に対応した光源L(2)1〜A(2)n2が順次、消灯状態から点灯し、導光体A(2)1〜A(2)n2から順次、光LI1が出される。図14(d)は導光体A(2)1から光LI1が出され、図14(e)は出射部材G2を構成する全導光体A(2)1〜A(2)n2から光LI1が出されていることが示されている。
以下、次の出射部材Giを構成する導光体A(i)1〜A(i)niに対応した光源L(i)1〜A(i)niが順次、消灯状態から点灯し、図14(f)〜(h)に示すように、導光体A(i)1〜A(i)niから順次、光LI1が出される。最後に、全光源が点灯し、図14(h)に示すように、全出射部材G1〜Gm導光体から光LI1が出される。
以上により、光が乗員の前から後ろ、又は、後ろから前へ流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、本変形例の自動車用照明装置(10)も車室CA1の質感を向上させることができる。
以上により、光が乗員の前から後ろ、又は、後ろから前へ流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与されるので、本変形例の自動車用照明装置(10)も車室CA1の質感を向上させることができる。
(4)変形例:
なお、本発明は、種々の変形例が考えられる。
本自動車用照明装置は、自動車の車室を照らす以外にも、自動車の車外を照らす照明装置にも適用可能である。
各導光体Aiから光LI1を出す順序は、適宜、変更可能である。例えば、イグニッションオン時にBピラーのピラーガーニッシュから前後に広がるように各導光体Aiから線状ないし帯状の光LI1を出してもよいし、イグニッションオフ時に前後からBピラーのピラーガーニッシュに向かって狭まるように各導光体Aiから出していた光LI1を消してもよい。また、光源Liを点灯して導光体Aiから光LI1を出した後、光源Liを消灯し光源Li+1又は光源Li+1を点灯して導光体Ai+1又は導光体Ai−1から光LI1を出してもよい。
本自動車用照明装置に専用のオン−オフスイッチを設け、このスイッチがオンとされているときに上述した点灯又は消灯の制御を行い、該スイッチがオフとされているときに全光源を消灯するなど上述した点灯又は消灯の制御を行わないようにしてもよい。例えば、前記オン−オフスイッチに相当する手動スイッチを車室CA1に設けると、この手動スイッチをオフにすることにより全光源の点灯を常時オフにすることができる。
なお、本発明は、種々の変形例が考えられる。
本自動車用照明装置は、自動車の車室を照らす以外にも、自動車の車外を照らす照明装置にも適用可能である。
各導光体Aiから光LI1を出す順序は、適宜、変更可能である。例えば、イグニッションオン時にBピラーのピラーガーニッシュから前後に広がるように各導光体Aiから線状ないし帯状の光LI1を出してもよいし、イグニッションオフ時に前後からBピラーのピラーガーニッシュに向かって狭まるように各導光体Aiから出していた光LI1を消してもよい。また、光源Liを点灯して導光体Aiから光LI1を出した後、光源Liを消灯し光源Li+1又は光源Li+1を点灯して導光体Ai+1又は導光体Ai−1から光LI1を出してもよい。
本自動車用照明装置に専用のオン−オフスイッチを設け、このスイッチがオンとされているときに上述した点灯又は消灯の制御を行い、該スイッチがオフとされているときに全光源を消灯するなど上述した点灯又は消灯の制御を行わないようにしてもよい。例えば、前記オン−オフスイッチに相当する手動スイッチを車室CA1に設けると、この手動スイッチをオフにすることにより全光源の点灯を常時オフにすることができる。
発光制御手段70は、発光している各光源Liの明るさを3段階以上に切り替えてもよく、発光している各光源Liの明るさを徐々に変化させてもよい。各光源Liの明るさを暗くするのは、Dレンジ信号がオフからオンに切り替わった時点のみならず、Dレンジ信号がオン(シフトレバーが前進用の位置)であって自動変速機のギアポジションが1速から2速に切り替わったことを表す車両信号といった他の車両信号を受けた時点等でもよい。また、Dレンジ信号の代わりに3速レンジ信号(シフトレバーが3速レンジ、すなわち、前進用の位置であるか否かを表す信号)や2速レンジ信号(シフトレバーが2速レンジ、すなわち、前進用の位置であるか否かを表す信号)やLレンジ信号(シフトレバーが1速レンジ、すなわち、前進用の位置であるか否かを表す信号)を用いて各光源Liの明るさを切り替えてもよいし、Dレンジ信号がオン又は3速レンジ信号等がオンであるときに各光源Liの明るさを変えてもよい。各光源Liを明るくするのは、Pレンジ信号がオフからオンに切り替わった時点のみならず、Pレンジ信号がオン(シフトレバーが駐車用の位置)であって消灯スイッチ91eがオフからオンに切り替わったことを表す車両信号といった他の車両信号を受けた時点等でもよい。
図15は、変形例において各種点灯消灯処理を行うための車両信号と動作との対応関係を示している。本変形例でも、シフトレバーがPレンジとされ、Pレンジスイッチ91fからのPレンジ信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されると、制御部80は、ドアポケットランプ93dをオンにさせる。しかし、この段階では光源Liを明るくせず、前照灯及びスモールランプが消灯され、消灯スイッチ91eからの消灯信号がオフからオンに切り替わったことを表す車両信号が入力されたとき、制御部80は、全光源L1〜Lnを比較的明るい第一の明るさで点灯し、操作ボタンランプ93gをオフにさせる。この場合も、オンとされたPレンジ信号は、シフトレバーが駐車用の位置にあることを表す駐車用位置信号SI5となる。
また、Pレンジ信号の代わりにNレンジ信号(シフトレバーがNレンジ、すなわち、エンジン動力伝達遮断用の位置であるか否かを表す信号)を用いて各光源Liの明るさを切り替えてもよいし、Pレンジ信号がオン又はNレンジ信号等がオンであるときに各光源Liの明るさを変えてもよい。
また、Pレンジ信号の代わりにNレンジ信号(シフトレバーがNレンジ、すなわち、エンジン動力伝達遮断用の位置であるか否かを表す信号)を用いて各光源Liの明るさを切り替えてもよいし、Pレンジ信号がオン又はNレンジ信号等がオンであるときに各光源Liの明るさを変えてもよい。
出射部材の長手方向の向きは、略水平方向のみならず、略鉛直方向、水平方向及び鉛直方向から斜めにずれた方向でもよい。出射部材は、直線状のみならず、曲線状に配置されてもよい。
出射部材は、左右非対称に配置されてもよい。出射部材の設置箇所は、左右両側のみならず、右側のみでもよいし、左側のみでもよい。出射部材は、前部用内装材3のみに配置されてもよいし、側面部用内装材4のみに配置されてもよいし、後部用内装材5のみに配置されてもよい。出射部材の設置箇所は、天井用内装材や床用内装材等でもよい。
図16は、変形例に係る自動車1を側面部の図示が省略された状態で示している。本変形例の出射部材20は、天井トリム6a(天井用内装材6)に設けられ、光LI1を車室CA1へ出す。この光LI1は、乗員に直接視認されてもよいし、前部用内装材3や側面部用内装材4や後部用内装材5を照らす結果、間接的に乗員に視認されてもよい。
出射部材は、左右非対称に配置されてもよい。出射部材の設置箇所は、左右両側のみならず、右側のみでもよいし、左側のみでもよい。出射部材は、前部用内装材3のみに配置されてもよいし、側面部用内装材4のみに配置されてもよいし、後部用内装材5のみに配置されてもよい。出射部材の設置箇所は、天井用内装材や床用内装材等でもよい。
図16は、変形例に係る自動車1を側面部の図示が省略された状態で示している。本変形例の出射部材20は、天井トリム6a(天井用内装材6)に設けられ、光LI1を車室CA1へ出す。この光LI1は、乗員に直接視認されてもよいし、前部用内装材3や側面部用内装材4や後部用内装材5を照らす結果、間接的に乗員に視認されてもよい。
発光制御手段70は、制御部80とは別に設けられてもよい。
図17は、変形例に係る自動車1の電気回路構成の概略を示している。本変形例の制御部80は、上述した実施形態で開始信号とされた信号SI1〜SI3を入力すると、発光制御手段70に対して開始信号ST1を出力する。発光制御手段70は、調光装置72を備え、開始信号ST1を受けて導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させる。開始信号ST1は、信号SI1〜SI3毎に異なる信号とされてもよい。例えば、発光制御手段70は、第一の信号SI1に対応した開始信号ST1を受けると、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯させる。また、発光制御手段70は、第二の信号SI2に対応した開始信号ST1を受けると、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、消灯させる。
以上より、本変形例の自動車用照明装置(10)は、制御部80から独立した、発光制御手段70と出射部材20と光源L1〜Lnとを備えた新規の部品となる。
図17は、変形例に係る自動車1の電気回路構成の概略を示している。本変形例の制御部80は、上述した実施形態で開始信号とされた信号SI1〜SI3を入力すると、発光制御手段70に対して開始信号ST1を出力する。発光制御手段70は、調光装置72を備え、開始信号ST1を受けて導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させる。開始信号ST1は、信号SI1〜SI3毎に異なる信号とされてもよい。例えば、発光制御手段70は、第一の信号SI1に対応した開始信号ST1を受けると、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、点灯させる。また、発光制御手段70は、第二の信号SI2に対応した開始信号ST1を受けると、導光体A1〜Anの配列順に光源L1〜Lnの少なくとも一部を順次、消灯させる。
以上より、本変形例の自動車用照明装置(10)は、制御部80から独立した、発光制御手段70と出射部材20と光源L1〜Lnとを備えた新規の部品となる。
また、上述した専用のオン−オフスイッチ(SW1)を発光制御手段70に設け、スイッチSW1がオンとされているときに上述した点灯又は消灯の制御を行い、スイッチSW1がオフとされているときに全光源を消灯するなど上述した点灯又は消灯の制御を行わないようにしてもよい。
図18(a)は、遮光部の無い出射部材(出射部)20を用いた変形例の照明装置を示している。本出射部材20は、1本の長尺状の導光体で形成されている。光源L1〜Lnは、出射部材20の入射部38に対向して設けられ、光LI1が車幅方向D3内側へ放出される。従って、出射面33の中で光源Liに最も近い位置が出射部材20から出る最も強い光の位置Piとなる。光源L1〜Lnが出射部材20の長手方向D1の順番に配置されていると、最強光位置P1〜Pnも出射部材20の長手方向D1の順番となる。
発光制御手段70は、最強光位置P1から最強光位置Pnに向かう順番に光を線状ないし帯状に広がるように出すと設定された開始信号(例えばイグニッションスイッチがオンに切り替わったことを表す第一の信号SI1)を受けると、まず、光源L1を点灯させ、次に光源L2を点灯させ、点灯した光源Liの次の光源Li+1を点灯させることを繰り返し、最後に光源Lnを点灯させる。すると、出射面32から出される光LI1により、線状ないし帯状の光が広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
また、発光制御手段70は、最強光位置Pnから最強光位置P1に向かう順番に線状ないし帯状の光を消すと設定された開始信号(例えばイグニッションスイッチがオフに切り替わったことを表す第二の信号SI2)を受けると、まず、光源Lnを消灯させ、次に光源Ln−1を消灯させ、消灯した光源Liの前の光源Li−1を消灯させることを繰り返し、最後に光源L1を消灯させる。すると、線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
また、発光制御手段70は、最強光位置Pnから最強光位置P1に向かう順番に線状ないし帯状の光を消すと設定された開始信号(例えばイグニッションスイッチがオフに切り替わったことを表す第二の信号SI2)を受けると、まず、光源Lnを消灯させ、次に光源Ln−1を消灯させ、消灯した光源Liの前の光源Li−1を消灯させることを繰り返し、最後に光源L1を消灯させる。すると、線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
図18(b)は、光ファイバー(入射部)38Aを用いた変形例の照明装置を示している。本出射部材20も、1本の長尺状の導光体で形成されている。出射面32とは反対側の側面には、光源L1〜Lnと同数の光ファイバー(入射部)38Aが設けられている。光源Liからの光LI1は、光ファイバー38Aを通り、車幅方向D3内側へ放出される。従って、出射面33の中で光ファイバー38Aの接続部位に最も近い位置が出射部材20から出る最も強い光の位置Piとなる。最強光位置P1〜Pnを出射部材20の長手方向D1の順番としておけば、光源L1〜Lnは出射部材20の長手方向D1の順番とする必要は無い。
発光制御手段70は、最強光位置Pnから最強光位置P1に向かう順番に光を線状ないし帯状に広がるように出すと設定された開始信号(例えば第一の信号SI1)を受けると、まず、光源L1を点灯させ、点灯した光源Liの次の光源Li+1を点灯させることを繰り返し、最後に光源Lnを点灯させる。すると、出射面32から出される光LI1により、線状ないし帯状の光が広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
また、発光制御手段70は、最強光位置Pnから最強光位置P1に向かう順番に線状ないし帯状の光を消すと設定された開始信号(例えば第二の信号SI2)を受けると、まず、光源Lnを消灯させ、消灯した光源Liの前の光源Li−1を消灯させることを繰り返し、最後に光源L1を消灯させる。すると、線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
また、発光制御手段70は、最強光位置Pnから最強光位置P1に向かう順番に線状ないし帯状の光を消すと設定された開始信号(例えば第二の信号SI2)を受けると、まず、光源Lnを消灯させ、消灯した光源Liの前の光源Li−1を消灯させることを繰り返し、最後に光源L1を消灯させる。すると、線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
図18(c)は、複数の出射部材G1〜Gmを設けた変形例の照明装置を示している。長尺状の出射部材G1〜Gmは、該出射部材における端面どうしを近接させて順に配列されている。二以上の出射部材G1〜Gmは、前部用内装材3、側面部用内装材4、及び、後部用内装材5に設けられてもよい。発光制御手段70は、自動車から開始信号を受けて二以上の出射部材G1〜Gmにわたって線状ないし帯状に流れるように該出射部材G1〜Gmから光を出す制御を行う。例えば、出射部材G1について最強光位置P1から最強光位置Pnの順に光源L1〜光源Lnを点灯させていき、次に、出射部材G2について最強光位置P1から最強光位置Pnの順に光源L1〜光源Lnを点灯させていき、全て点灯した出射部材Gjの次の出射部材Gj+1について最強光位置P1から最強光位置Pnの順に光源L1〜光源Lnを点灯させていき、最後に出射部材Gmについて最強光位置P1から最強光位置Pnの順に光源L1〜光源Lnを点灯させていく。また、出射部材Gmについて最強光位置Pnから最強光位置P1の順に光源Ln〜光源L1を消灯させていき、全て消灯した出射部材Gjの前の出射部材Gj−1について最強光位置Pnから最強光位置P1の順に光源Ln〜光源L1を消灯させていき、最後に出射部材G1について最強光位置Pnから最強光位置P1の順に光源Ln〜光源L1を消灯させていく。
以上より、線状ないし帯状の光が流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
以上より、線状ないし帯状の光が流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
以上説明したように、出射部材20に遮光部が無くても、出射部材20から該出射部材20の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出すことができる。
なお、出射部材20は、遮光部無しに長手方向D1の端面どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体A1〜Anで構成されてもよい。また、光源L1〜Lnの一部のみを順次、点灯又は消灯させてもよい。
なお、出射部材20は、遮光部無しに長手方向D1の端面どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体A1〜Anで構成されてもよい。また、光源L1〜Lnの一部のみを順次、点灯又は消灯させてもよい。
図19(a)は、共通の回転灯(光源)50Aを用いた変形例の照明装置を示している。本出射部材20は、遮光部40を介し長手方向D1の端面どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体A1〜Anで構成されている。各導光体Aiにおける出射面32とは反対側の側面には、それぞれ光ファイバー(入射部)38Aが設けられている。回転灯50Aにおいて回転部材50bで遮られない光LI1は、光ファイバー38Aを通り、車幅方向D3内側へ放出される。従って、出射面33の中で光ファイバー38Aの接続部位に最も近い位置が出射部材20から出る最も強い光の位置Piとなる。
発光制御手段70は、最強光位置P1から最強光位置Pnに向かう順番に光を線状ないし帯状に広がるように出すと設定された開始信号(例えば第一の信号SI1)を受けると、回転灯50Aの回転部材50bを図19(a)の左回りに半回転させる。すると、まず、導光体A1に光LI1が供給されて導光体A1から光LI1が出る。次に、導光体A2に光LI1が供給されて導光体A2から光LI1が出る。光LI1が出た導光体Aiの次の導光体Ai+1に光LI1が供給されて導光体Ai+1から光LI1が出ることが繰り返される。最後に、導光体Anに光LI1が供給されて導光体Anから光LI1が出る。従って、線状ないし帯状の光が広がるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
また、発光制御手段70は、最強光位置Pnから最強光位置P1に向かう順番に線状ないし帯状の光を消すと設定された開始信号(例えば第二の信号SI2)を受けると、回転灯50Aの回転部材50bを図19(a)の右回りに半回転させる。すると、まず、導光体Anへの光LI1が遮断されて導光体Anから光LI1が出なくなる。光LI1が出なくなった導光体Aiの前の導光体Ai−1への光LI1が遮断されて導光体Ai−1から光LI1が出なくなることが繰り返される。最後に、導光体A1への光LI1が遮断されて導光体A1から光LI1が出なくなる。従って、線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
また、発光制御手段70は、最強光位置Pnから最強光位置P1に向かう順番に線状ないし帯状の光を消すと設定された開始信号(例えば第二の信号SI2)を受けると、回転灯50Aの回転部材50bを図19(a)の右回りに半回転させる。すると、まず、導光体Anへの光LI1が遮断されて導光体Anから光LI1が出なくなる。光LI1が出なくなった導光体Aiの前の導光体Ai−1への光LI1が遮断されて導光体Ai−1から光LI1が出なくなることが繰り返される。最後に、導光体A1への光LI1が遮断されて導光体A1から光LI1が出なくなる。従って、線状ないし帯状の光が狭まって消えるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
図19(b)は遮光部の無い出射部材20を用いた変形例の照明装置を示している。出射部材20に遮光部が無くても、出射部材20から該出射部材20の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出すことができる。
図19(c)は、複数の出射部材G1〜Gmを設けた変形例の照明装置を示している。長尺状の出射部材G1〜Gmは、該出射部材における端面どうしを近接させて順に配列されている。これにより、線状ないし帯状の光が流れるような一体感の良好な視覚的演出が車室CA1に付与される。
なお、複数の出射部材G1〜Gmに共通の回転灯から光を供給してもよい。
また、光源L1〜Lnの一部のみを順次、点灯又は消灯させてもよい。
以上説明したように、光源を共通化しても、出射部材20から該出射部材20の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出すことができる。
なお、複数の出射部材G1〜Gmに共通の回転灯から光を供給してもよい。
また、光源L1〜Lnの一部のみを順次、点灯又は消灯させてもよい。
以上説明したように、光源を共通化しても、出射部材20から該出射部材20の長手方向D1に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出すことができる。
なお、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる装置でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、一体感の良好な視覚的演出を車室に付与し、車室の質感を向上させることが可能な自動車用照明装置、照明装置付き内装材、自動車、照明方法、照明装置の制御方法、照明プログラム、照明装置の制御プログラム、これらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な非伝送媒体、等を提供することができる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりして本発明を実施することも可能であり、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりして本発明を実施することも可能である。従って、本発明は、上述した実施形態や変形例に限られず、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成等も含まれる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりして本発明を実施することも可能であり、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりして本発明を実施することも可能である。従って、本発明は、上述した実施形態や変形例に限られず、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成等も含まれる。
1…自動車、2…車体パネル、
3…前部用内装材、3a…インストルメントパネル内装材、
4…側面部用内装材、4a…ドアトリム、4a1,4a2…光通過部、
4b…ピラーガーニッシュ、4c…デッキサイドトリム、
5…後部用内装材、5a…バックドアトリム、
6…天井用内装材、6a…天井トリム、
10…照明装置(自動車用照明装置)、
20…出射部材、
30…導光体、31…長手方向の端面、32…側面、33…出射面、38…入射部、
38A…光ファイバー(入射部)、
40…遮光部、
50…光源、50A…回転灯(光源)、52…照射域、
70…発光制御手段、72…調光装置、80…制御部、
A1〜An,A(i)1〜A(i)ni…導光体、
CA1…車室、
D1…長手方向、D2…前後方向、D3…車幅方向、
G1〜Gm…出射部材、
L1〜Ln,L(i)1〜L(i)ni…光源、
LI1…光、
P1〜Pn…最強光位置(最も強い光の位置)、
SI1…第一の信号(開始信号)、SI2…第二の信号(開始信号)、
SI3…第三の信号(開始信号)、
SI4…前進用位置信号、SI5…駐車用位置信号、
SE1〜SE3…順序、ST1…開始信号。
3…前部用内装材、3a…インストルメントパネル内装材、
4…側面部用内装材、4a…ドアトリム、4a1,4a2…光通過部、
4b…ピラーガーニッシュ、4c…デッキサイドトリム、
5…後部用内装材、5a…バックドアトリム、
6…天井用内装材、6a…天井トリム、
10…照明装置(自動車用照明装置)、
20…出射部材、
30…導光体、31…長手方向の端面、32…側面、33…出射面、38…入射部、
38A…光ファイバー(入射部)、
40…遮光部、
50…光源、50A…回転灯(光源)、52…照射域、
70…発光制御手段、72…調光装置、80…制御部、
A1〜An,A(i)1〜A(i)ni…導光体、
CA1…車室、
D1…長手方向、D2…前後方向、D3…車幅方向、
G1〜Gm…出射部材、
L1〜Ln,L(i)1〜L(i)ni…光源、
LI1…光、
P1〜Pn…最強光位置(最も強い光の位置)、
SI1…第一の信号(開始信号)、SI2…第二の信号(開始信号)、
SI3…第三の信号(開始信号)、
SI4…前進用位置信号、SI5…駐車用位置信号、
SE1〜SE3…順序、ST1…開始信号。
Claims (6)
- 自動車の車室を照らすための自動車用照明装置であって、
光を出すための長尺状の出射部と、
前記光を供給する光源と、
前記自動車からの開始信号を受けて前記出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出す制御を行う発光制御手段とを備えることを特徴とする自動車用照明装置。 - 前記光源は、複数の光源(L1〜Ln)で構成され、
光源Li(iは1〜nの整数)から供給される光により前記出射部から出る最も強い光の位置をPiとするとき、該位置(P1〜Pn)が前記出射部の長手方向の順番とされ、
前記発光制御手段は、前記開始信号を受けて前記位置(P1〜Pn)の順番に前記光源(L1〜Ln)の少なくとも一部を順次、点灯又は消灯させることを特徴とする請求項1に記載の自動車用照明装置。 - 前記出射部は、遮光部を介し長手方向の端面どうしを近接させて順に配列した複数の長尺な導光体(A1〜An)で構成され、
前記各導光体(A1〜An)は、前記光源から光を入射すると該入射した光を側面から出し、
前記発光制御手段は、前記開始信号を受けて前記導光体(A1〜An)の少なくとも一部に対して該導光体(A1〜An)の配列順に順次、前記光源からの光を出していくか、又は、出していた光を消していく制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用照明装置。 - 前記長尺状の出射部は、該出射部における端面どうしを近接させて順に配列した二以上の長尺状の出射部(G1〜Gm)で構成され、
前記二以上の出射部(G1〜Gm)は、前記車室の前部を形成するための前部用内装材、前記車室の側面部を形成するための側面部用内装材、及び、前記車室の後部を形成するための後部用内装材に設けられ、
前記発光制御手段は、前記開始信号を受けて前記二以上の出射部(G1〜Gm)にわたって線状ないし帯状に流れるように該出射部(G1〜Gm)から光を出す制御を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の自動車用照明装置。 - 前記開始信号には、前記自動車のイグニッションスイッチがオンに切り替わったことを表す第一の信号、及び、前記自動車のイグニッションスイッチがオフに切り替わったことを表す第二の信号が少なくとも含まれ、
前記発光制御手段は、
前記第一の信号を受けて前記出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に広がるように光を出す制御を行い、
前記第二の信号を受けて前記出射部から出していた光を該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に狭まるように光を消す制御を行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の自動車用照明装置。 - 前記発光制御手段は、前記光源に接続された調光装置を備え、発光している前記光源の明るさを前記調光装置により少なくとも第一の明るさ及び該第一の明るさよりも暗い第二の明るさに切り替え可能であり、前記自動車のシフトレバーが前進用の位置にあることを表す前進用位置信号が入力されているときに前記光源の明るさを前記第一の明るさから前記第二の明るさに切り替え、前記自動車のシフトレバーが駐車用の位置にあることを表す駐車用位置信号が入力されているときに前記光源の明るさを前記第二の明るさから前記第一の明るさに切り替えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の自動車用照明装置。
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