JP2016115144A - 車両用状態報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバの状態の異常が検出された場合に、車両の外部の者が回避等の適切な行動をとるための情報を提供する。【解決手段】車両用状態報知装置であって、車両の外部の者に対し報知を行うことが可能な車外報知装置を備える車両で用いられ、状態判定部と、報知処理部と、を備える。状態判定部は、車両を運転するドライバの状態を判定する。報知処理部は、状態判定部により判定された状態を報知するための状態報知を車外報知装置に行わせる。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用状態報知装置に関する。
交通事故を抑制するための技術として、車両を運転するドライバの脇見や漫然状態を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のドライバ状態検出装置では、ドライバの脇見又は漫然状態が検出された場合に、ドライバに対して情報表示や警報音等により注意喚起(報知)する。
特開2014−16702号公報
しかしながら、特許文献1に記載のドライバ状態検出装置では、脇見や漫然状態といったドライバの状態の異常が検出された場合に、ドライバに対して報知がなされるものの、車両の外部の者(例えば自車両周辺の歩行者や後方車両のドライバ等)には報知が行われない。そのため、ドライバの状態が異常である場合に、車両の外部の者には何ら情報が提供されず、車両の外部の者が回避や停止等の適切な行動をとることができないという問題があった。
本発明は、ドライバの状態の異常が検出された場合に、車両の外部の者が回避等の適切な行動をとるための情報を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、車両用状態報知装置であって、車両の外部の者に対し報知を行うことが可能な車外報知装置を備える車両で用いられ、状態判定部と、報知処理部と、を備える。状態判定部は、車両を運転するドライバの状態を判定する。報知処理部は、状態判定部により判定された状態を報知するための状態報知を車外報知装置に行わせる。このような構成によれば、ドライバの状態の異常が検出された場合に、車両の外部の者が回避等の適切な行動をとるための情報を提供できる。
第1実施形態の車両の構成を表すブロック図である。 表示部の配置位置を表す図である。 表示部の他の表示画像を表す図である。 第1実施形態の状態報知処理のフローチャートである。 図5(A)は、第1実施形態における、ドライバ及び車両の状態が通常の状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図5(B)は、第1実施形態における、車両の状態が発車状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図5(C)は、第1実施形態における、ドライバの状態が急ぎ状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図5(D)は、第1実施形態における、車両の状態が長時間走行状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図5(E)は、第1実施形態における、ドライバの状態が高眠気度状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。 第2実施形態の車両の構成を表すブロック図である。 図7(A)は、第2実施形態における、ドライバ及び車両の状態が通常の状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図7(B)は、第2実施形態における、車両の状態が発車状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図7(C)は、車両の状態が左折状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図7(D)は、第2実施形態における、ドライバの状態が急ぎ状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図7(E)は、第2実施形態における、車両の状態が長時間走行状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。図7(F)は、第2実施形態における、ドライバの状態が高眠気度状態である場合の車外報知装置の報知態様を表す図である。 車両の状態が左折状態である場合のリヤワイパの動作を表す図である。 第3実施形態の車両の構成を表すブロック図である。 第3実施形態の状態報知処理のフローチャートである。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。また、下記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、これは本発明の理解を容易にする目的で使用しており、本発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す第1実施形態の車両1は、ドライバ監視部11、操作状態検出部12、車両状態検出部13、記録部14、状態判定装置15、車外報知装置16及び車内報知装置19を備える。
ドライバ監視部11は、車両1を運転するドライバを監視するための装置として、カメラ111を備える。カメラ111は、ドライバの顔を撮像するように運転席前方のインストルメントパネル内に搭載され、撮像した画像のデータを画像信号として状態判定装置15へ出力する。
操作状態検出部12は、ドライバの車両1に対する操作の状態(操作状態)を検出するための装置として、舵角センサ121及びペダルセンサ122を備える。
舵角センサ121は、車両1のハンドルの操舵角を検出し、その検出結果を表す舵角信号を状態判定装置15へ出力する。
ペダルセンサ122は、車両1のアクセルペダルの踏み込み量を検出し、その検出結果を表すペダル信号を状態判定装置15へ出力する。
車両状態検出部13は、車両1の状態を検出するための装置として、シフトセンサ131及び着座センサ132を備える。
シフトセンサ131は、ドライバが操作するシフトレバーの操作位置(シフトポジション)を検出し、その検出結果を表すシフト信号を状態判定装置15へ出力する。
着座センサ132は、運転席への着座の有無を検出し、その検出結果を表す着座信号を状態判定装置15へ出力する。
記録部14は、車両1に対する過去の操作状態のデータやその統計データ等を記録するための装置であり、記録したデータを記録信号として状態判定装置15へ出力する。例えば、記録部14には、過去の操作状態のデータを基に算出された、車両1のアクセルペダルの状態が踏み込まれていない状態から所定の踏み込み量(以下「目安踏み込み量」という。)まで踏み込まれた状態になるまでの平均時間等が記録されている。なお、以下では、この平均時間を「平均踏み込み時間」という。
状態判定装置15は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。状態判定装置15は、アプリケーションプログラムを実行することにより実現される機能ブロック(仮想的な構成要素)として、状態信号入力部151、状態判定部152及び制御指示部153を備える。
状態信号入力部151は、ドライバ監視部11、操作状態検出部12、車両状態検出部13及び記録部14からの各種信号を入力する。
状態判定部152は、状態信号入力部151により入力された各種信号に基づき、ドライバ及び車両1の状態を判定する。
制御指示部153は、状態判定部152により判定された状態を報知するための状態報知を行わせるための信号(報知信号)を車外報知装置16及び車内報知装置19へ出力する。ここでいう状態報知は、ドライバの状態を判定し自動的に行われる報知であり、ドライバ自身の意思による報知(つまりドライバ自身の操作により行われる報知)は除外される。なお、ドライバ自身の操作により行われる報知としては、例えば、ハザードランプを点灯させることによる報知、クラクションを吹鳴させることによる報知、パッシングすることによる報知、等が挙げられる。
制御指示部153は、状態判定部152がドライバ及び車両1の状態を判定している間は、状態判定部152の判定結果に基づく状態報知を車外報知装置16に常時行わせる。本実施形態では、状態判定部152は、車両1のイグニッションスイッチがオンである間(つまりドライバが車両1を運転している間)は常時判定を行うため、その判定結果に基づく状態報知もドライバが車両1を運転している間は常時行われる。したがって、例えば、車外報知装置16が動作していない状態も、ドライバが車両1を運転している間においては、状態報知の一態様となる。逆に、状態判定部152が判定を実行していない時(例えば車両1の駐車時)における車外報知装置16が動作していない状態は、状態報知の一態様とはならない。
また、状態判定装置15は、後述する状態報知処理(図4)を実行することにより、ドライバ及び車両1の状態を判定し、報知信号を出力する。
車外報知装置16は、車両1の外部の者に対し報知を行うことが可能な報知装置であり、第1車外報知装置17及び第2車外報知装置18を備える。第1車外報知装置17は、ハードウェア構成として、第1動作信号入力部171、第1動作制御部172及びリヤワイパ173を備える。
第1動作信号入力部171は、状態判定装置15からの報知信号を入力するためのインタフェースである。
第1動作制御部172は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。第1動作制御部172には、第1動作信号入力部171を介して報知信号が入力される。第1動作制御部172は、入力された報知信号に応じてリヤワイパ173を動作させるための制御信号を出力する。
リヤワイパ173は、車両1の後部に備えられた棒状の可動部であり、第1動作制御部172からの制御信号に応じて動作する。リヤワイパ173は、動作しておらずその先端が上方を向いている状態(標準状態。図5(A)参照。)及びリヤワイパ173の付け根の位置を固定して左右方向へ往復動作している状態(図5(B)参照。)へ遷移可能である。また、本実施形態のリヤワイパ173は、その先端が下方を向いている状態(下向き状態。図5(D)参照。)へ遷移することができる。リヤワイパ173は動物(本実施形態では猫)のしっぽに見立てられ、毛を素材とするかぶり物をかぶせられることにより装飾が施されている。なお、上述した下向き状態は動物のしっぽが下がった状態に対応し、リヤワイパ173が往復動作している状態は動物のしっぽが振られている状態に対応する。
第2車外報知装置18は、ハードウェア構成として、第2動作信号入力部181及び第2動作制御部182及び耳型装置183を備える。
第2動作信号入力部181は、状態判定装置15からの報知信号を入力するためのインタフェースである。
第2動作制御部182は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。第2動作制御部182には、第2動作信号入力部181を介して報知信号が入力される。第2動作制御部182は、入力された報知信号に応じて耳型装置183を動作させるための制御信号を出力する。
耳型装置183は、図5(A)に示すように、車両1のルーフに設置され、車両1の後方から見たときに動物(本実施形態では猫)の耳に見えるように車両1の左右方向に離間した2つの装置(左耳装置183a及び右耳装置183b)を備える。左耳装置183aは、車両1の後方から見たときに車両1の左側に位置し、右耳装置183bは、車両1の後方から見たときに車両1の右側に位置する。また、これらの装置は車両1の側方から見たときにドアミラーの上方に位置する。
左耳装置183a及び右耳装置183bは上方へ突出しており、その表面が毛で覆われている。また、耳型装置183は、第2動作制御部182からの制御信号に応じて内蔵されたアクチュエータが動作することにより動作する。なお、アクチュエータの種類は特に限定されない。
また、本実施形態では、耳型装置183は、当該耳型装置183が立っている状態(標準状態。図5(A)参照。)、及び、下方へ屈折した状態(下向き状態。図5(E)参照。)、へ遷移することができる。また、耳型装置183は、標準状態と比較して更に上方を向いた状態(上向き状態。図5(C)参照。)、及び、車両1の左右方向へ往復動作している状態(図5(B)参照。)、へ遷移することができる。なお、下向き状態は耳の先端が下がった状態に対応し、上向き状態は耳の先端が上がった状態に対応し、耳型装置183が往復動作している状態は耳が動いている状態に対応する。
車内報知装置19は、ドライバに対して報知を行うことが可能な報知装置であり、ハードウェア構成として、表示信号入力部191、表示制御部192及び表示部193を備える。
表示信号入力部191は、状態判定装置15からの報知信号を入力するためのインタフェースである。
表示制御部192は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。表示制御部192には、表示信号入力部191を介して報知信号が入力される。また、表示制御部192は、入力された報知信号に応じて後述する表示態様で表示部193に画像を表示させる。
表示部193は、画像を表示するための装置であり、図2に示すように、車両1のインストルメントパネルにおける中央であってその上方に設置される。本実施形態では、図2及び図3に示すように、表示部193には擬人化された車両1である擬人車両193aの画像が表示される。ここで、擬人車両193aは、目、耳及びしっぽを有する。後述するように、擬人車両193aが車外報知装置16の報知態様と連動して変化(動作)することにより、ドライバ及び車両1の状態がドライバに対し報知される。
[1−2.処理]
次に、状態判定装置15が実行する状態報知処理を図4のフローチャートを用いて説明する。状態報知処理は、車両1のイグニッションスイッチがオンにされることで開始される。また、イグニッションスイッチがオフである間(すなわち車両1の駐車時)は、耳型装置183は折りたたまれて格納された状態(図示せず)になっており、イグニッションスイッチがオンにされると図5(A)に示すように伸張した状態(標準状態)になる。また、イグニッションスイッチがオンにされると表示部193に擬人車両193aの画像が表示される。
まず、状態判定装置15は、状態信号入力部151が入力した各種信号に基づき、ドライバの状態及び車両1の状態を判定する(S11)。ここで、状態判定装置15は、以下のドライバの状態及び車両1の状態について判定する。
(ドライバの状態)
・急ぎ状態
急ぎ状態はドライバが急いでいる状態である。状態判定装置15は、ペダルセンサ122からのペダル信号及び記録部14からの記録信号に基づきドライバの状態が急ぎ状態であるか否かを判定する。すなわち、まず状態判定装置15は、車両2のアクセルペダルの状態が、踏み込まれていない状態から目安踏み込み量まで踏み込まれた状態になるまでの時間を算出する。そして、状態判定装置15は、算出した時間が車両1の過去の走行における平均踏み込み時間よりも所定の水準だけ短い(例えば平均踏み込み時間の半分以下である)場合に、ドライバの状態が急ぎ状態であると判定する。
・高眠気度状態
高眠気度状態はドライバの眠気度が高い状態である。状態判定装置15は、カメラ111からの画像信号に基づきドライバが目を閉じているか否かを判定し、ドライバが目を閉じている状態が所定時間(例えば5秒間)以上継続している場合に、ドライバの状態が高眠気度状態であると判定する。また、状態判定装置15は、舵角センサ121からの舵角信号に基づき車両1が蛇行しながら走行しているか否かを判定し、車両1が蛇行しながら走行している場合にも、ドライバの状態が高眠気度状態であると判定する。
(車両1の状態)
・発車状態
発車状態は車両1が発車しようとする状態である。状態判定装置15は、シフトセンサ131からのシフト信号に基づきシフトポジションを判定する。そして、状態判定装置15は、シフトポジションがパーキングからドライブに変更された場合に、シフトポジションの変更時から所定時間内(例えば5秒間)は車両1の状態が発車状態であると判定する。
・長時間走行状態
長時間走行状態は車両1が長時間走行している状態である。状態判定装置15は、着座センサ132からの着座信号に基づきドライバが運転席に座っているか否かを判定し、ドライバが運転席に所定の時間(例えば2時間)以上座っていた場合に、車両1の状態が長時間走行状態であると判定する。
以上が、状態判定装置15が判定するドライバ及び車両1の状態である。続いて、状態判定装置15は、ドライバの状態又は車両1の状態に変化があったか否かを判定する(S12)。後述するようにS11〜S17の処理は、複数周期実行され得る。状態判定装置15は、S12においては、最新のS11の判定結果と1周期前のS11の判定結果とを比較し、判定結果に相違があった場合に変化があったと判定する。なお、状態判定装置15は、1周期目におけるS12の判定においては、ドライバの状態が急ぎ状態及び高眠気度状態のいずれかに該当する場合、又は、車両1の状態が発車状態及び長時間走行状態のいずれかに該当する場合に、変化があったと判定する。
状態判定装置15は、S12でドライバの状態及び車両1の状態のいずれにも変化がなかったと判定した場合は(S12:NO)、先述したS11へ戻り、S11以降の処理を繰り返す。
一方、状態判定装置15は、ドライバの状態又は車両1の状態に変化があったと判定した場合は(S12:YES)、車外報知装置16及び車内報知装置19へ報知信号を出力する(S13)。ここで、状態判定装置15は、次のように車外報知装置16に状態報知を行わせる。
すなわち、状態判定装置15は、ドライバ及び車両1の状態が通常の状態になった場合は、図5(A)に示す標準報知態様により車外報知装置16に報知を行わせる。ここでいう通常の状態とは、ドライバの状態が急ぎ状態及び高眠気度状態のいずれでもなく、かつ、車両1の状態が発車状態及び長時間走行状態のいずれでもない状態のことである。また、標準報知態様とは、リヤワイパ173が標準状態であり、かつ、耳型装置183が標準状態であるような報知態様である。
また、状態判定装置15は、車両1の状態が発車状態になった場合は、図5(B)に示すように、車両1の状態が発車状態である間はリヤワイパ173に往復動作をさせ、耳型装置183に往復動作をさせる。つまり、車両1の状態が発車状態になった場合は、車両1のしっぽ及び耳が動作することになる。
また、状態判定装置15は、ドライバの状態が急ぎ状態になった場合は、図5(C)に示すように、リヤワイパ173を標準状態にし、耳型装置183を上向き状態にする。つまり、ドライバの状態が急ぎ状態になった場合は、車両1の耳の先端が上がることになる。
また、状態判定装置15は、車両1の状態が長時間走行状態になった場合は、図5(D)に示すように、リヤワイパ173を下向き状態にし、耳型装置183を標準状態にする。つまり、車両1の状態が長時間走行状態になった場合は、車両1のしっぽが下がることになる。
また、状態判定装置15は、ドライバの状態が高眠気度状態になった場合は、図5(E)に示すように、リヤワイパ173を標準状態にし、耳型装置183を下向き状態にする。つまり、ドライバの状態が高眠気度状態になった場合は、車両1の耳の先端が下がることになる。
また、状態判定装置15は、表示部193に表示された擬人車両193aを車外報知装置16の報知態様と連動させて変化させることで、車内報知装置19に状態報知を行わせる。例えば、状態判定装置15は、ドライバの状態が高眠気度状態になった場合に、耳の先端が下がった擬人車両193aの画像(図示せず)を表示部193に表示させる。なお、状態判定装置15は、S12で変化がなかったと判定された場合(S12:NO)において、S12で変化があったと判定されるまでの間は、車外報知装置16及び車内報知装置19の報知態様を変化させずに、状態報知を継続させる。
次に、状態判定装置15は、車両1が停車しているか否かを判定する(S14)。ここで、車両1が停車する場合としては、例えば、車両1が信号待ちをしている場合等が挙げられる。状態判定装置15は、車両1が停車していないと判定した場合、つまり、車両1が走行していると判定した場合は(S14:NO)、表示部193の画像を擬人車両193aの後部を表す画像(図2参照)へ切り替え(S15)、処理をS17へ進める。なお、S15が実行される前に擬人車両193aの後部を表す画像が既に表示部193に表示されている場合は、状態判定装置15は引き続き擬人車両193aの後部を表す画像を表示部193に表示させる。
一方、状態判定装置15は、車両1が停車していると判定した場合は(S14:YES)、表示部193の画像を擬人車両193aの前部を表す画像(図3参照)へ切り替え(S16)、処理をS17へ進める。つまり、擬人車両193aの前部を表す画像は、車両1の停車時にのみ表示される。停車時にのみ上記画像を表示することで、ドライバが車両1の運転中長時間に渡り擬人車両193aに凝視されることを回避し、ドライバが運転に集中しやすくなる。なお、S16が実行される前に擬人車両193aの前部を表す画像が既に表示部193に表示されている場合は、状態判定装置15は引き続き擬人車両193aの前部を表す画像を表示部193に表示させる。
S17で、状態判定装置15は、イグニッションスイッチがオフであるか否かを判定する。状態判定装置15は、イグニッションスイッチがオフでない(つまりオンである)と判定した場合は(S17:NO)、先述したS11に戻り、S11以降の処理を繰り返す。一方、状態判定装置15は、イグニッションスイッチがオフであると判定した場合は(S17:YES)、耳型装置183を折りたたんで格納する旨の制御命令を第2車外報知装置18へ出力し、状態報知処理を終了する。
[1−3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)本実施形態では、状態判定部152はドライバの状態を判定し、制御指示部153は状態判定部152により判定された状態を車外報知装置16に報知させる。そのため、ドライバの状態の異常(本実施形態では高眠気度状態及び急ぎ状態)が検出された場合に、車両1の外部の者が回避や停止等の適切な行動をとるための情報を提供することができる。加えて、ドライバが自身の状態が報知されていることを意識することにより、無理な運転(例えば高眠気度状態における運転)を避け、安全運転をすることを促すことができる。
(1b)本実施形態では、制御指示部153は、ドライバが車両1を運転している間は、状態判定部152の判定結果に基づく状態報知を車外報知装置16に常時行わせる。そのため、状態報知が車両1の運転中常時行われない場合(例えば事故等の緊急事態に際してのみ報知が行われる場合)と比較して、車両1の外部の者が回避等の適切な対策を講じることができる時間を長くすることができる。すなわち、本実施形態では、緊急事態につながりやすい高眠気度状態のみではなく、高眠気度状態につながりやすい長時間走行状態も報知される。そのため、車両1の外部の者は車両1が長時間走行状態にあることを認識することで高眠気度状態ひいては緊急事態の発生を予見でき、その結果、車両1の外部の者が緊急事態に備えた回避等の適切な対策を講じることができる時間を長くすることができる。
(1c)本実施形態では、状態判定部152は、ドライバの状態に加え車両1の状態についても判定し、制御指示部153は、状態判定部152が判定した車両1の状態を車外報知装置16に報知させる。そのため、ドライバの状態のみが報知される場合と比較して、車両1の外部の者に対して回避等の適切な行動を講じるためのより多くの情報を提供することができる。
(1d)本実施形態では、車両1は、当該車両1の外部から視認可能な2つの可動部(リヤワイパ173及び耳型装置183)を備える。そして、状態判定部152は、ドライバの状態及び車両1の状態について複数種類の状態を判定し、制御指示部153は、可動部を動作させることで状態判定部152により判定された状態を報知する。したがって、本実施形態では、可動部を動作させることによって多様な報知を実現できる。また、可動部の動作により報知を行うため、言語による報知のみで報知を行う場合(例えば車両の外部に備えられた電光掲示板等にメッセージを表示して報知する場合)と比較して、言語的に不利な者(例えば外国人等)に対しても効果的に報知を行うことができる。
(1e)本実施形態では、車両1は、車両1の後部に備えられた棒状の可動部(リヤワイパ173)と、車両1のルーフに設けられ車両1の後方から見たときに車両1の左右方向に離間した2つの突起状の可動部(左耳装置183a及び右耳装置183b)と、を備える。そのため、車両1の後方から見たときに、車両1は耳としっぽとを備えた動物のように見える。また、耳としっぽとを用いて報知するため、報知を受けた後続車両のドライバ等を和ませることができる。
(1f)本実施形態では、車両1は車内報知装置19を備え、制御指示部153は状態報知を車内報知装置19にも行わせる。そのため、ドライバに対してドライバ自身の状態及び車両1の状態を報知することができる。また、ドライバが車両1の外部の者に対して報知されている内容を意識しながら車両1を運転することで、無理な運転を避け、安全運転することを促進することができる。
(1g)本実施形態では、制御指示部153は、リヤワイパ173及び耳型装置183を動作させることで車外報知装置16に報知を行わせ、表示部193に画像を表示させることで車内報知装置19に報知を行わせる。つまり、制御指示部153は、異なる種類の報知を車外報知装置16と車内報知装置19とに行わせる。したがって、車両1の外部の者及び車両1のドライバのそれぞれに対して適切な種類の報知を行うことができる。
(1h)本実施形態では、制御指示部153は、表示部193に画像を表示させることにより、車内報知装置19に報知を行わせる。そのため、音声による報知等の、報知内容を経時的に出力することにより報知を行う場合と比較して、短時間で種々の情報を報知することができる。
(1i)本実施形態では、制御指示部153は、車両1を擬人化した画像(擬人車両193a)を表示部193に表示し、擬人車両193aの態様を変化をさせることでドライバ及び車両1の状態をドライバに報知する。そのため、ドライバは自身の状態及び車両1の状態を動物の態様として認識することができる。また、これにより、ドライバは、直感的に自身の状態及び車両1の状態を認知することができる。さらに、ドライバが、疲弊した擬人車両193aを見ることを回避したいと思うことで、長時間走行等の無理な運転を避け、安全運転をすることを促すことができる。
なお、本実施形態では、状態判定部152が状態判定部の一例に相当し、制御指示部153が報知処理部の一例に相当し、状態判定装置15が車両用状態報知装置の一例に相当する。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。また、共通する構成には同一の符号を用いる。
図6に示す第2実施形態の車両2は、ドライバ監視部11、操作状態検出部12、車両状態検出部21、記録部14、車内報知装置19、状態判定装置22及び車外報知装置23を備える。つまり、第2実施形態の車両2は、車両状態検出部13の代わりに車両状態検出部21を備え、状態判定装置15の代わりに状態判定装置22を備え、車外報知装置16の代わりに車外報知装置23を備える点で第1実施形態の車両1と相違する。
車両状態検出部21は、シフトセンサ131、着座センサ132及びウインカセンサ211を備える。
ウインカセンサ211は、車両2の方向指示器としてのウインカの動作を検出し、その検出結果を表すウインカ信号を状態判定装置22へ出力する。
状態判定装置22は、アプリケーションプログラムを実行することにより実現される機能ブロックとして、状態信号入力部151、状態判定部221及び制御指示部222を備える。
状態判定部221は、状態信号入力部151により入力された各種信号に基づき、ドライバ及び車両2の状態を判定する。後述するように、状態判定部221は、より多くの状態を判定する点で第1実施形態の状態判定部152と相違する。
制御指示部222は、報知信号を車内報知装置19及び車外報知装置23へ出力する。
また、状態判定装置22は、第1実施形態の状態判定装置15が実行する状態報知処理(図4)と同様な状態報知処理を実行することにより、ドライバ及び車両2の状態を判定し、報知信号を出力する。
車外報知装置23は、第1車外報知装置17、第2車外報知装置18及び第3車外報知装置24を備える。つまり、第2実施形態の車外報知装置23は、第3車外報知装置24を更に備える点で第1実施形態の車外報知装置16と相違する。
第3車外報知装置24は、ハードウェア構成として、発光信号入力部241、発光制御部242及び発光部243を備える。
発光信号入力部241は、状態判定装置22からの報知信号を入力するためのインタフェースである。
発光制御部242は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。発光制御部242には、発光信号入力部241を介して報知信号が入力される。発光制御部242は、入力された報知信号に応じて発光部243を発光させるための制御信号を出力する。
発光部243は、発光制御部242からの制御信号に応じて発光し、図7(A)に示すように車両2の前部に備えられる。発光部243は、車両の前部に通常備えられるライト類(ヘッドライトやスモールライト等)の代わりに設置され、これらのライト類としても機能する。
発光部243は、車両2の前方から見たときに車両2の左右方向に離間した2つの丸い形状をした発光部(左発光部243a及び右発光部243b)を備える。このため、発光部243は、車両2の前方から見たときに車両2の目のように見える。左発光部243aは車両2の前方から見たときに車両2の左側に位置し、右発光部243bは車両2の前方から見たときに車両2の右側に位置する。また、発光部243は、発光ダイオード(LED)が点灯することにより発光し、本実施形態では青色に発光する。本実施形態では、左発光部243a及び右発光部243bは、発光していない状態(標準状態)、その輪郭が点灯している状態(点灯状態)及びその輪郭が点滅している状態(点滅状態)へ遷移することができる。また、左発光部243a及び右発光部243bは、点灯している部分が特殊な形状を表すようにその一部が点灯している状態(特殊点灯状態)へ遷移することができる。
[2−2.処理]
次に、第2実施形態の状態判定装置22が実行する状態報知処理について説明する。なお、状態判定装置22が実行する状態報知処理は、第1実施形態の状態判定装置15が実行する状態報知処理(図4)と処理の流れについては同様であるため、図4を用いて説明する。
まず、状態判定装置22は、状態信号入力部151が入力した各種信号に基づき、ドライバの状態及び車両2の状態を判定する(S11)。状態判定装置22は、第1実施形態の状態判定装置15が判定する状態(急ぎ状態、高眠気度状態、発車状態及び長時間走行状態)に加えて車両2の状態である左折状態及び右折状態を判定する。
ここで、左折状態は車両2が左折しようとする状態であり、右折状態は車両2が右折しようとする状態である。状態判定装置22は、ウインカセンサからのウインカ信号に基づき、左のウインカが動作している場合に、車両2の状態が左折状態であると判定する。また、状態判定装置22は、ウインカセンサからのウインカ信号に基づき、右のウインカが動作している場合に、車両2の状態が右折状態であると判定する。なお、以下では、左折状態及び右折状態をまとめて「右左折状態」という。
続いて、状態判定装置22は、ドライバの状態又は車両2の状態に変化があったか否かを判定する(S12)。ここで、状態判定装置22は、1周期目におけるS12の判定においては、ドライバの状態が急ぎ状態及び高眠気度状態のいずれかに該当する場合、又は、車両2の状態が発車状態、長時間走行状態及び右左折状態のいずれかに該当する場合に、変化があったと判定する。
状態判定装置15は、ドライバの状態又は車両2の状態に変化があったと判定した場合は(S12:YES)、車外報知装置23及び車内報知装置19へ報知信号を出力する(S13)。ここで、状態判定装置22は、次のように車外報知装置23に状態報知を行わせる。
すなわち、状態判定装置22は、ドライバ及び車両2の状態が通常の状態になった場合は、図7(A)に示す標準報知態様により車外報知装置16に報知を行わせる。ここでいう標準報知態様とは、リヤワイパ173及び耳型装置183が標準状態であり、かつ、発光部243が標準状態であるような報知態様である。
また、状態判定装置22は、車両2の状態が発車状態になった場合は、図7(B)に示すように、車両2の状態が発車状態である間は発光部243(左発光部243a及び右発光部243b)を点滅状態にする。また、状態判定装置22は、第1実施形態と同様にリヤワイパ173及び耳型装置183を動作させる。
また、状態判定装置22は、車両2の状態が左折状態になった場合は、図7(C)に示すように、左発光部243aを点灯状態にし、右発光部243bを点滅状態にし、左耳装置183aのみに往復動作をさせる(右耳装置183bは動作させない)。また、状態判定装置22は、図8に示すように、車両2の後方から見たときに振れ幅の中心が左に傾いた状態でリヤワイパ173に往復動作をさせる。
また、状態判定装置22は、車両2の状態が右折状態になった場合は、右発光部243bを点灯状態にし、左発光部243aを点滅状態にし、右耳装置183bのみに往復動作をさせる(左耳装置183aは動作させない。図示せず。)。また、状態判定装置22は、車両2の後方から見たときに振れ幅の中心が右に傾いた状態でリヤワイパ173に往復動作をさせる(図示せず)。
また、状態判定装置22は、ドライバの状態が急ぎ状態になった場合は、図7(D)に示すように、左発光部243a及び右発光部243bを特殊点灯状態にする。すなわち、状態判定装置22は、車両2の前方から見たときに、右下から左上に伸びる線状に左発光部243aを点灯させ、左下から右上に伸びる線状に右発光部243bを点灯させる。つまり、ドライバの状態が急ぎ状態になった場合は、車両2の目がつり上がった状態になる。また、状態判定装置22は、リヤワイパ173及び耳型装置183を第1実施形態と同様な状態にする。
また、状態判定装置22は、車両2の状態が長時間走行状態になった場合は、図7(E)に示すように、左発光部243a及び右発光部243bを特殊点灯状態にする。すなわち、状態判定装置22は、車両2の前方から見たときに、右上から左下に伸びる線状に左発光部243aを点灯させ、左上から右下に伸びる線状に右発光部243bを点灯させる。つまり、車両2の状態が長時間走行状態になった場合は、車両2の目の外側の縁が下がった状態になる。また、状態判定装置22は、リヤワイパ173及び耳型装置183を第1実施形態と同様な状態にする。
また、状態判定装置22は、ドライバの状態が高眠気度状態になった場合は、図7(F)に示すように、左発光部243a及び右発光部243bを特殊点灯状態にする。すなわち、状態判定装置22は、左発光部243a及び右発光部243bをX字状に点灯させる。つまり、ドライバの状態が高眠気度状態になった場合は、車両2の目がX字状になる。
また、状態判定装置22は、表示部193に表示された擬人車両193aを車外報知装置23の報知態様と連動させて変化させることで、車内報知装置19に状態報知を行わせる。例えば、状態判定装置22は、ドライバの状態が高眠気度状態になった場合は、耳の先端が下がり、目がX字状になった擬人車両193aの画像(図示せず)を表示部193に表示させる。
S14〜S17は、第1実施形態におけるS14〜S17と同様な処理であるため、その説明を省略する。
[2−3.効果]
本実施形態では、制御指示部222は、状態判定部221により判定される複数種類の状態に応じて発光部243を発光させることで、状態判定部221により判定された状態を報知する。そのため、夜間等の車両2の周囲が暗い状況であっても効果的な報知を行うことができる。また、リヤワイパ173及び耳型装置183の動作のみにより報知する場合と比較して車両2の外部の者に対する報知の効力を高くすることができる。
なお、本実施形態では、状態判定部221が状態判定部の一例に相当し、制御指示部222が報知処理部の一例に相当し、状態判定装置22が車両用状態報知装置の一例に相当する。また、左発光部243a及び右発光部243bのそれぞれが発光部の一例に相当し、第2実施形態中の構成であって第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同様に請求項の構成に相当する。
[3.第3実施形態]
[3−1.第1実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。また、共通する構成には同一の符号を用いる。
図9に示す第3実施形態の車両3は、ドライバ監視部11、操作状態検出部12、車両状態検出部13、記録部14、状態判定装置31、車外報知装置32及び車内報知装置34を備える。つまり、第3実施形態の車両3は、状態判定装置15の代わりに状態判定装置31を備え、車外報知装置16の代わりに車外報知装置32を備え、車内報知装置19の代わりに車内報知装置34を備える点で第1実施形態の車両1と相違する。
状態判定装置31は、アプリケーションプログラムを実行することにより実現される機能ブロックとして、状態信号入力部151、状態判定部152及び制御指示部311を備える。
制御指示部311は、報知信号を車外報知装置32及び車内報知装置34へ出力する。
また、状態判定装置31は、後述する状態報知処理(図10)を実行することにより、ドライバ及び車両3の状態を判定し、報知信号を出力する。
車外報知装置32は、第1車外報知装置17、第2車外報知装置18及び第4車外報知装置33を備える。つまり、第3実施形態の車外報知装置32は、第4車外報知装置33を更に備える点で第1実施形態の車外報知装置16と相違する。
第4車外報知装置33は、ハードウェア構成として、第1音信号入力部331、第1音制御部332及び車外スピーカ333を備える。
第1音信号入力部331は、状態判定装置31からの報知信号を入力するためのインタフェースである。
第1音制御部332は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。第1音制御部332には、第1音信号入力部331を介して報知信号が入力される。第1音制御部332は、入力された報知信号に応じて車外スピーカ333に音を出力させる。
車外スピーカ333は、車両3の外部へ音を出力する。
車内報知装置34は、ハードウェア構成として、第2音信号入力部341、第2音制御部342及び車内スピーカ343を備える。
第2音信号入力部341は、状態判定装置31からの報知信号を入力するためのインタフェースである。
第2音制御部342は、CPU、ROM及びRAMを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。第2音制御部342には、第2音信号入力部341を介して報知信号が入力される。また、第2音制御部342は、入力された報知信号に応じて車内スピーカ343に音を出力させる。
車内スピーカ343は、車両3の内部に備えられ、ドライバに対して音を出力する。
[3−2.処理]
次に、第3実施形態の状態判定装置31が実行する状態報知処理を図10のフローチャートを用いて説明する。なお、状態報知処理は、車両3のイグニッションスイッチがオンにされることで開始される。
S31〜S32は、第1実施形態におけるS11〜S12と同様な処理であるため、その説明を省略する。
状態判定装置31は、ドライバの状態又は車両3の状態に変化があったと判定した場合は(S32:YES)、車外報知装置32及び車内報知装置34へ報知信号を出力する(S33)。ここで、状態判定装置31は、第1車外報知装置17及び第2車外報知装置18に第1実施形態と同様な報知態様で報知させる。また、状態判定装置31は、ドライバ又は車両3の状態がS31で判定された状態である旨を車外スピーカ333に音声出力させることで、第4車外報知装置33に報知を行わせる。
また、状態判定装置31は、ドライバ又は車両3の状態がS31で判定された状態である旨を車内スピーカ343に音声出力させることで、車内報知装置34に状態報知を行わせる。
S34〜S35は、第1実施形態におけるS17〜S18と同様な処理であるため、その説明を省略する。
[3−3.効果]
(3a)本実施形態では、制御指示部311は、状態判定部152により判定される複数種類の状態に応じて車外スピーカ333に音を出力させることで、状態判定部152により判定された状態を報知する。そのため、車両3を見ていない車両3の外部の者に対しても報知を行うことができる。また、リヤワイパ173及び耳型装置183の動作のみにより報知する場合と比較して車両3の外部の者に対する報知の効力を高くすることができる。
(3b)本実施形態では、制御指示部311は、車内スピーカ343に音を出力させることにより車内報知装置34に報知を行わせる。そのため、ドライバは車内報知を行う装置の方を見なくても報知を受けることができ、車両3の前方を見た状態で報知を受けることができるため、運転に支障が生じにくくすることができる。
なお、本実施形態は、制御指示部311が報知処理部の一例に相当し、状態判定装置31が車両用状態報知装置の一例に相当し、車外スピーカ333が音出力部の一例に相当する。また、第3実施形態中の構成であって第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同様に請求項の構成に相当する。
[4.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(4a)上記実施形態では、車両1,2,3の外部の者に報知される状態は高眠気度状態等であったが、報知される状態はこれに限られない。報知されるドライバの状態には、例えば、脇見状態、漫然状態、周囲注視状態、等が含まれてもよい。ここでいう周囲注視状態とは、ドライバが車両の周囲を注視しながら車両を運転している状態であり、例えば、繁華街等の大勢の人がいるような場所で車両を運転している場合に発生する状態である。
また、報知される車両の状態には、例えば、各種の運転モード状態、障害物近接状態、入線完了状態、異常速度状態、異常直進状態、後退状態、少燃料状態、低空気圧状態、スリップ状態、等が含まれてもよい。ここで、運転モード状態とは、車両が所定の運転モードにある状態である。運転モードとしては、例えば、エコモード、スポーツモード、半自動運転モード、全自動運転モード、等が挙げられる。また、障害物近接状態とは、車両が自転車等の障害物に近接している状態である。また、入線完了状態とは、車両が他車線への入線(割り込み)を完了した状態である。なお、障害物近接状態及び入線完了状態は、車両周辺を撮像するカメラを車両に設置して、当該カメラによる撮像画像に基づき検出されてもよい。
また、異常速度状態とは、車両の走行速度がその車道における制限速度を超過している場合、又は、設定されている最低速度未満である場合、に発生する状態である。また、異常直進状態とは、通常は車両の進行方向の微修正を意図したドライバのハンドル操作により車両が微少に蛇行しながら走行するところ、車両がほとんど蛇行せずに走行している状態である。また、後進状態とは、車両が後退している状態であり、少燃料状態とは、車両の燃料残量が少ない状態である。また、低空気圧状態とは、車両の少なくとも1つのタイヤの空気圧が所定の水準より低い状態であり、また、スリップ状態とは車両がスリップしている状態である。
(4b)上記各実施形態では、状態判定装置15,22,31は、シフトポジションがパーキングからドライブに変更された場合に車両1,2,3の状態が発車状態であると判定したが、発車状態であると判定する基準はこれに限られない。例えば、状態判定装置15,22,31は、ハンドブレーキが解除された場合に車両1,2,3の状態が発車状態であると判定してもよい。この場合も、状態判定装置15,22,31は、車両1,2,3に対するドライバの操作に基づいて、ドライバの意図を推定し、予測されるドライバの行動(例えば車両1,2,3を発車させる行動等)を表す情報を報知してもよい。同様に、他の状態についての判定基準も上記実施形態の判定基準に限られない。
(4c)上記各実施形態では、車両1,2,3は、当該車両1,2,3の外部から視認可能な2つの可動部(リヤワイパ173及び耳型装置183)を備えていたが、これに限れず、少なくとも1つの可動部を備えていればよい。また、上記第2実施形態では、車両2は、2つの発光部(左発光部243a及び右発光部243b)を備えていたが、これに限れず、少なくとも1つの発光部を備えていればよい。また、上記第3実施形態では、車両3は、1つの音出力部(車外スピーカ333)を備えたが、これに限られず、車両3は2つ以上の音出力部を備えてもよい。
(4d)上記実施形態では、制御指示部153,222,311は、車外報知装置16,23,32及び車内報知装置19,34にドライバの状態及び車両の状態を報知させたが、これに限られず、ドライバの状態のみを報知させてもよい。
(4e)上記各実施形態では、リヤワイパ173に装飾が施されていたが、これに限られず、装飾が施されていなくてもよい。また、上記実施形態では、耳型装置183の表面は毛で覆われていたが、これに限られず、覆われていなくてもよい。また、上記各実施形態では、耳型装置183は車両1,2,3のルーフに設けられていたが、これに限られず、例えば、車両1,2,3の左右の側部における上方に設けられていてもよい。
(4f)上記各実施形態では、可動部はリヤワイパ173及び耳型装置183であったが、可動部はこれに限られない。例えば、可動部は、リヤワイパ173の代わりに車両に取り付けられた動作可能なワイパ以外の器具であってもよい。また、可動部は、車両の左右の側部に設置されたカメラであって電子ミラー用のカメラであってもよい。
(4g)上記第2及び第3実施形態では、車両2,3は可動部(リヤワイパ173、左耳装置183a及び右耳装置183b)を備え、可動部による報知が行われたが、これに限られず、車両2,3は可動部を備えていなくてもよい。
(4h)上記各実施形態では、リヤワイパ173が往復動作し、耳型装置183が往復動作すること等により可動部による報知が行われたが、可動部による報知の態様はこれに限られない。
また、同様に、発光部243による報知態様も上記第2実施形態の報知態様に限られない。例えば、左発光部243a及び右発光部243bの両方を点灯状態にすることでドライバ及び車両2の状態が通常の状態である旨等を報知してもよい。また、左発光部243a及び右発光部243bの輪郭だけではなく全体を点灯又は点滅させてもよい。また、上記第2実施形態では、発光部243は、単一の色(青色)の光を発したが、これに限られず、発光部は複数種類の色を発してもよい。この場合において、発光部がドライバ及び車両の状態に応じて異なる色を発することで報知が行われてもよい(つまり色を利用した報知が行われてもよい)。
また、同様に、車外スピーカ333による報知態様も上記第3実施形態の報知態様に限られない。例えば、車外スピーカ333は、ブザー音を出力することで報知を行ってもよい。
(4i)上記第1及び第2実施形態では、車両1,2が停車すると表示部193に表示された画像が切り替わったが、画像が切り替わるタイミングはこれに限られない。また、画像は、切り替わらなくてもよい。また、上記第1及び第2実施形態では、擬人車両193aは、車両1,2の状態が発車状態になった場合等に動作したが、擬人車両193aが動作する場合はこれに限られない。例えば、擬人車両193aは、自転車等が車両1,2の横を通り過ぎる場合において通り過ぎる自転車等の方を見るように動作してもよい。また、擬人車両193aは、車両1,2が右折又は左折している場合において車両1,2が曲がっている方向を見るように動作してもよい。
(4j)上記各実施形態では、状態信号入力部151や状態判定部152等はアプリケーションプログラムを実行することにより実現される機能ブロックであったが、これに限られず、ハードウェア構成であってもよい。また、第1動作信号入力部171及び第1動作制御部172等はハードウェア構成であったが、これに限られず、機能ブロックとして実現されてもよい。
(4k)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1,2,3…車両、15,22,31…状態判定装置、16,23,32…車外報知装置、19,34…車内報知装置、152,221…状態判定部、153,222,311…制御指示部、173…リヤワイパ、183…耳型装置、243…発光部、333…車外スピーカ。

Claims (7)

  1. 車両の外部の者に対し報知を行うことが可能な車外報知装置(16,23,32)を備える車両で用いられ、
    前記車両を運転するドライバの状態を判定する状態判定部(152,221)と、
    前記状態判定部により判定された状態を報知するための状態報知を前記車外報知装置に行わせる報知処理部(153,222,311)と、
    を備える車両用状態報知装置(15,22,31)。
  2. 前記報知処理部は、少なくとも前記ドライバが前記車両を運転している間は、前記状態判定部の判定結果に基づく前記状態報知を前記車外報知装置に常時行わせる、請求項1に記載の車両用状態報知装置。
  3. 前記状態判定部は、前記車両の状態についても判定する、請求項1又は請求項2に記載の車両用状態報知装置。
  4. 前記車両は、前記ドライバに対して報知を行うことが可能な車内報知装置(19,34)を更に備え、
    前記報知処理部は、前記状態報知を前記車内報知装置にも行わせる、請求項1から請求項3までに記載の車両用状態報知装置。
  5. 前記報知処理部は、前記状態報知を、前記車外報知装置と前記車内報知装置とに異なる報知の種類で行わせる、請求項4に記載の車両用状態報知装置。
  6. 前記車外報知装置は、発光する少なくとも1つの発光部(243a,243b)を備え、
    前記報知処理部は、前記発光部を発光させることにより、前記状態報知を前記車外報知装置に行わせる、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の車両用状態報知装置。
  7. 前記車外報知装置は、音を出力する少なくとも1つの音出力部(333)を備え、
    前記報知処理部は、前記音出力部に音を出力させることにより、前記状態報知を前記車外報知装置に行わせる、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の車両用状態報知装置。
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