JP2018176977A - 足位置表示装置 - Google Patents

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康成 谷村
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泰司 安部
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Abstract

【課題】車両の運転者が運転時にペダルを踏む場合に、ペダルの配置状態に対して自分の足の位置を視覚的に認識できるようにした足位置表示装置を提供する。
【解決手段】制御装置2は足位置を検出して、ダッシュボードの表示装置6に設けた表示部8により色表示する。足位置は、足位置センサ3でアクセルペダル、ブレーキペダルの位置を検出する。アクセルペダルの踏み込み角度は、アクセル開度センサ4により検出する。車速情報5は他のECUから制御装置2に入力される。運転者の足位置がいずれのペダルに位置しているかを足位置センサ3で検出し、アクセルペダルは「青」、ブレーキペダルは「赤」、両方は「紫」で表示する。運転者が煩わしく感じないようにして認識できるようにすることで、ペダルの踏み間違いを抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、足位置表示装置に関する。
車両においては、走行中に運転者がアクセルとブレーキのペダルを踏み間違えることで発生する事故がある。これを防止するために、従来では例えばペダルを踏むと光で表示させて運転者に注意を促すようにしたものが考案されている。
しかしながら、このような従来技術では、ペダルを踏み間違えて操作した時点で表示されるため、踏み間違えを認識するのが遅れるため、車両の移動を制御するのが難しくなることがある。
また、運転者の心理状態として、例えばブレーキを踏むべきところ、アクセルペダルを踏んだときに、車両の動きが違うことで慌ててパニック状態となり、さらにアクセルペダルを踏み込んでしまうといった場合もある。
特許第5207159号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、車両の運転者が運転時にペダルを踏む場合に、ペダルの配置状態に対して自分の足の位置を視覚的に認識できるようにした足位置表示装置を提供することにある。
請求項1に記載の足位置表示装置は、車両の運転席の足元に配置されたブレーキペダルおよびアクセルペダルを含む複数のペダルに対して足の位置を検出する足位置センサと、前記運転席の近傍に配置され運転者の視野の周辺位置に配置される表示部と、前記足位置センサにより検出された足の位置が前記複数のペダルのうちのどのペダルに対応するかに応じて前記表示部に異なる色で表示させる制御部とを備えている。
上記構成を採用することにより、運転者は、複数のペダルのどの位置に足が位置しているかを、ペダルに足が接触していない状態で検出できる。また、どのペダルの位置に運転者の足が位置しているかを検出した結果を、運転者の視野の周辺位置に配置された表示部により色で表示するので、運転者は運転中に視野の範囲において色で認識することができるので、煩わしくない状態で自然に足位置を把握することができる。これにより、運転者が踏むべきペダルを意識して操作することができるようになる。
第1実施形態を示す電気的構成図 表示部の配置状態を示す図 検出表示処理の流れ図 アクセル検出時処理の流れ図 作用説明図 第2実施形態を示す電気的構成図 第3実施形態を示す表示制御処理の流れ図 第4実施形態を示す点滅表示制御処理の流れ図
(第1実施形態)
以下、本発明を車両の運転席部に設けられる足位置表示装置に適用した場合の第1実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
足位置表示装置1の電気的なブロック構成を示す図1において、検出動作および表示動作の制御を行う制御部としての制御装置2は、マイコンなどから構成されるECU(electrical control unit)に相当するもので、後述するプログラムが内部の記憶部に記憶され、実行するように構成されている。
制御装置2には、足位置センサ3、アクセル開度センサ4などのセンサが接続されるとともに、車両に設けられた他のECUなどから車速情報5が入力される。また、制御装置2には、表示装置6およびスピーカや振動体などからなる発音器7が接続されている。
足位置センサ3は、図2に示すように、運転者の足が運転席下部のブレーキペダルBPおよびアクセルペダルAPのいずれに位置しているかを検出するものである。足位置センサ3は、例えば赤外線LED(light emitting diode)や赤外線レーザなどの発光素子と受光素子により構成することができる。また、足位置センサ3は、CMOSセンサなどの撮像素子などを用いることもできる。
足位置センサ3は、例えば2個の赤外線LEDおよび受光素子を用いる場合には、一方をブレーキペダルBPの位置の検出領域XB、他方をアクセルペダルAPの位置の検出領域XAにスポット照射するように配置する。そして、足位置センサ3は、検出領域XBおよびXAからの反射光を受光素子により受光するように構成されている。制御装置2は、足位置センサ3から受光した信号を入力し、後述するようにして運転者の足がペダルに対して赤外線を遮る位置にあるか否かを判定している。アクセル開度センサ4は、アクセルペダルAPの踏み込み角度を検出するセンサで、検出角度を示す信号を制御装置2に出力している。
表示装置6は、運転席ダッシュボードの上部中央に設けられており、車速などの車両情報を表示するものである。この表示装置6には、上縁部に沿うようにライン状に表示部8が設けられている。表示部8は、内部に複数の色表示が可能なLEDなどの発光素子が並べて配置されており、ライン状に発光することで表示動作を行う。表示部8は、後述するように、制御装置2からの表示信号に応じて赤、青、紫などで発光するように構成されている。
なお、表示部8が配置される位置は、運転者にとって周辺視野Zbに対応する位置となっている。すなわち、運転者は、運転中に通常は図2に示すような中央視野Zaの領域を注視しながら走行している。このとき、運転者は、フロントガラスの周辺付近の周辺視野Zbも視野の範囲にあり、運転中に色や明るさの変化などの情報を得ることができる。
発音器7は、例えば左右のドア内部などに設けられるスピーカなどの発音体であり、運転中の運転者や助手席あるいは後部座席に乗車中の人にも音を聞くことができるように配置されている。
次に、上記構成の作用について図3から図5も参照して説明する。
図3は制御装置2による足位置の検出動作および表示装置6の表示部8への表示動作の制御の流れを示している。制御装置2は、ステップA1で、足位置センサ3の検出信号を取り込み、続くステップA2で、足位置の判定処理を行う。
制御装置2は、足位置の判定処理では、運転者の足がブレーキペダルBPの位置あるいはアクセルペダルAPの位置のいずれにあるかを判定する。通常の運転状態では、基本的には右足FRでブレーキペダルBPあるいはアクセルペダルAPのいずれかの位置に足を位置させているので、いずれか一方のペダルの位置が検出される。
しかし、場合によっては、足位置がブレーキペダルBPおよびアクセルペダルAPの両者の位置に存在することが判定される場合がある。これは、例えば両足がそれぞれブレーキペダルBPおよびアクセルペダルAPの位置にある場合か、片足であるが両方のペダルにまたがるように位置させている場合である。また、いずれの位置にも足位置がない場合、つまり、ペダルから外れた位置にある場合もある。
制御装置2は、ステップA3で、アクセルペダルAPの位置が検出されているか否かを判断し、YESの場合にはステップA4に進み、NOの場合にはステップA5に進んでそれぞれブレーキペダルBPの位置が検出されているか否かを判断する。この結果、制御装置2は、足位置がアクセルペダルAPであった場合にはステップA6に移行して表示部8に青色表示を行わせる。また、制御装置2は、足位置がブレーキペダルBPであった場合にはステップA7に移行して表示部8に赤色表示を行わせる。
さらに、制御装置2は、足位置がアクセルペダルAPおよびブレーキペダルBPの両方であった場合にはステップA8に進んで表示部8に紫色表示を行わせる。また、制御装置2は、足位置がアクセルペダルAPおよびブレーキペダルBPの両方から外れている場合にはステップA9に進んで表示部8を消灯状態とするように制御する。
なお、上記の場合に、表示装置6の表示部8に紫色表示を行わせるのは、アクセルペダルAPの表示色の「青」と、ブレーキペダルBPの表示色の「赤」とを混合した色として表示するものである。
図5には、足位置に応じて表示部8の表示色を変化させて点灯する例を示している。図5中、左上に示すアクセルペダルAPおよびブレーキペダルBPのいずれの位置にも右足FRの位置がない場合、つまり、ペダルから外れた位置にある「未検出」の状態では、表示部8は消灯状態となる。
また、図5中、右上に示す右足FRがアクセルペダルAPに位置する「アクセル検出」の状態では、表示部8は青色表示となる。図5中、左下に示す右足FRがブレーキペダルBPに位置する「ブレーキ検出」の状態では、表示部8は赤色表示となる。そして、図5中、右下に示す右足FRおよび左足FLがそれぞれアクセルペダルAPおよびブレーキペダルBPに位置する場合や、右足FRが両方のペダルAP、BPに位置する「両方検出」の状態では、表示部8は紫色表示となる。
そして、このように表示部8により足位置に応じた色で表示動作を行うことで、運転者は、周辺視野Zbに配置された表示部8の色表示によって、視覚的に足位置を認識することができる。この場合、直接的に文字や音声で伝えるといったことではなく、色による伝達を行うことで、直感的に足位置を認識することができ、正しい足位置でない場合には足を移動させるなどの対応をすることができる。
図4は、運転者の足位置とは別に、アクセルペダルAPの踏み込み状態を判定する処理の流れを示している。この処理は、例えば、運転者がアクセルペダルAPを踏み込んでしまう場合を想定したものである。制御装置2は、ステップB1で、アクセル開度センサ4からの検出信号を取り込み、ステップB2で、アクセルペダルAPを踏み込んだか否かを判断する。
制御装置2は、アクセル開度センサ4の検出信号がアクセルペダルAPの踏み込み状態に相当している場合には、YESと判断してステップB3に進む。制御装置2は、ステップB3で、アクセル開度センサ4の検出信号が、アクセルペダルAPを急激に踏み込んだ動作に対応する場合や、踏み込み角度が一定レベルを超えている場合などで、車両を急発進させるレベルであるか否かを判断する。
制御装置2は、ステップB3でYESの場合には、ステップB4に進み、発音器7からエンジンの空ふかし音を実際のエンジン音よりも大きい音で出力して運転者に注意を促す。この場合、車両がエンジンを用いない電気自動車である場合でも、発音器7によりエンジンの空ふかし音として出力することで警報動作を行う。この結果、アクセルペダルAPの踏み込み状態を運転者に認識させることができる。また、制御装置2は、ステップB2やB3でNOと判断した場合には、処理を終了する。
これにより、運転者がアクセルペダルAPを急発進レベルで踏み込んだことを音により認識することができる。また、この結果、運転者が不用意にアクセルペダルAPを踏み込んだ場合には、すぐにアクセルペダルAPから足位置を移動させることができる。
このような本実施形態によれば、足位置センサ3を設け、ブレーキペダルBPおよびアクセルペダルAPに対する運転者の足位置を検出し、足位置に応じて周辺視野Zbの領域に配置された表示装置6の表示部8により異なる色で表示させるようにした。この結果、運転者は、運転中に足位置がブレーキペダルBPあるいはアクセルペダルAPのいずれに位置しているかを認識することができる。そして、運転者が意図していないペダルである場合には、踏み込む前に足位置を意図しているペダル側に移動させることができる。
この場合に、表示部8は、運転者にとって周辺視野Zbに位置しているので、中心視野Zaを見ながら運転しているときに、煩わしく感ずることなく色表示により意識下もしくは潜在意識下で認識することができる。さらに、このように、運転者の足位置を色表示により提示することで、正しい足位置を習慣的に認識することができ、学習することができる。
また、運転者がアクセルペダルAPを急発進レベルで踏み込んでしまった場合には、制御装置2によりこれを検出して発音器8により大きい音例えばエンジン空ふかし音を出力することで警報するようにした。これにより、運転者がパニック状態でアクセルペダルAPを踏み続けるのを抑制し、大きい音の出力で反射的に足位置を移動させるようにすることができる。
(第2実施形態)
図6は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、足位置表示装置10は、アクセル開度センサ4を備えておらず、また、他のECUから車速情報5が直接入力されるように構成されていない。
すなわち、図6に示すように、制御装置2は、車内LAN11を通じて他のECU12、13などと通信可能な構成とされている。ここで、例えばECU12は、アクセル開度センサ4から検出信号が入力されるとともに、車速情報5が入力されるように設けられている。制御装置2は、車内LAN11を介して他のECU12と通信を行うことで、アクセル開度センサ4の検出信号および車速情報5を得ることができる構成である。
したがって、このような第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができるものである。また、本実施形態の足位置表示装置10は、制御装置2に、アクセル開度センサ4を接続する作業や、車速信号の取り込みをする接続作業に代えて、車内LAN11に接続する作業をすることで簡単に取り付け作業を行うことができる。
(第3実施形態)
図7は第3実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、上記各実施形態において、運転者の足位置を表示装置6の表示部8に色で表示する際に、常に発光表示をしていると、運転者にとって煩わしい印象を受けたり、感覚的に慣れてしまったりして、足位置の表示効果が低減するのを抑制するためのものである。
このため、制御装置2は、図3のステップA6〜A8で実施する表示動作を行う際に、図7に示すフローを実施して一定の条件を満たす場合を判断して、適合するときに表示部7aを点滅表示動作させるものである。制御装置2は、図3のステップA6〜A8のいずれかになると、表示動作に先立って、図7の表示制御処理を実施する。
制御装置2は、まず、ステップC1で、車速情報5を外部から取り込む。ここで、制御装置2は、取り込んだ車速Vが下限速度Va以上で且つ上限速度Vb未満の範囲にあるか否かを判断する。下限速度Vaは例えば30km/hであり、上限速度Vbが例えば80km/hである。制御装置2は、ステップC2で車速Vが下限速度Va以上であるか否かを判断し、YESなら続けてステップC3で車速Vが上限速度Vb未満であるか否かを判断し、同じくYESならステップC4に進んで通常表示を判定する。
一方、制御装置2は、車速Vが下限速度Va未満の場合には、ステップC2でNOと判断してステップC5に進み点滅表示Aを判定する。また、制御装置2は、車速Vが上限速度Vb以上である場合には、ステップC3でNOと判断してステップC6に進み、点滅表示Bを判定する。この後、制御装置2は、図3のステップA6〜A8のいずれかに戻ると、判定された通常表示もしくは点滅表示A、Bの結果に基づいて表示部8の点灯表示を行わせる。なお、制御装置2は、点滅表示AあるいはBに応じて、表示部8を異なる点滅パターンで点滅表示させることができる。
上記の場合、車速Vが、下限速度Va以上で且つ上限速度Vb未満の場合には通常の走行状態であり、制御装置2は、表示動作を通常表示とし、表示態様を特に変更することなく表示部8の色による点灯表示を行わせる。この場合には、車速Vが適切な速度で走行している状態であり、例えば市街地などを走行している場合には、運転者の視線が表示部7aに移動するのを避けるため、点滅表示を行わないものである。
これに対して、車速Vが下限速度Va未満の場合には、車両が低速走行状態であり、例えばアクセルペダルAPを踏み込むことで急加速が起こるので、注意を促すために点滅表示Aを行わせるものである。一方、車速Vが上限速度Vb以上の場合は、上記したように上限速度Vbを80km/hとすると、これを超える速度で走行する場合には、高速道路のように周囲に障害物が少ない環境での走行状態であることが想定されるので、点滅表示Bを行うようにしたものである。
このような第3実施形態によれば、制御装置2により、表示部8に表示動作を行わせる場合に、ペダルに対する足位置の変更時で且つ車速Vが下限速度Va未満もしくは上限速度Vb以上の場合に点滅表示を行わせるようにした。この結果、表示部8による表示動作に対して運転者が慣れてしまって無反応になりがちなのを抑制して注意を喚起する効果を高めることができる。
なお、上記実施形態では、表示部8を点滅表示させる際に、一律に点滅表示動作をさせるのではなく、例えば、点滅表示動作は一定時間例えば1〜2秒程度実施し、この後通常表示に切り替えても良い。
また、表示部8を点滅表示させる際に、毎回同じ点滅表示を行うと慣れにより運転者が無反応になる場合を想定して、例えば、点滅周期を変更することができるし、あるいは不規則な周期で点滅表示動作を行わせることができる。
(第4実施形態)
図8は第4実施形態を示すもので、以下、第3実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、第3実施形態で表示部8を点滅表示させる場合に、実際にアクセルペダルAPを踏み込んでいる場合には、そのときの踏み込みの度合いに応じて点滅周期の変更制御を行うようにしている。
すなわち、制御装置2は、第3実施形態の図7において、ステップC5あるいはC6の点滅表示Aあるいは点滅表示Bを実行する場合に、これに先立って図8の点滅表示制御処理を実行する。運転者の足位置がアクセルペダルAPに位置した後、実際に踏み込まれたときには、制御回路2は、ステップD1で、アクセル開度センサ4から検出信号を取り込む。制御回路2は、これによりアクセルペダルAPの踏み込み角度を検出し、ステップD2で検出角度に応じた点滅周期を設定する。
この後、制御装置2は、図7のステップC5またはC6に戻り、設定した点滅周期で表示部8を点滅表示させる。この場合、アクセルペダルAPの踏み込み角度が大きい場合つまり深く踏み込んでいる場合には、表示部8が遅い周期で点滅表示され、踏み込み角度が小さい場合つまり浅く踏み込んでいる場合には、表示部8が速い周期で点滅表示される。
これにより、運転者は、踏み込んだペダルを表示部8の色により認識できるとともに踏み込む前の足の位置を表示部7aの点滅周期によって、より確実に認識することができるようになる。運転者は、視覚的にペダルの踏み込み状態を認識することで適正な運転を行っているか否かを意識することができ、学習効果も高まるようになる。
したがって、このような第4実施形態によれば、制御装置2により、点滅表示の点滅周期をペダルの踏み込み角度に応じて変更するようにしたので、運転者がペダルに対する足位置を、より確実に認識できるようになる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
足位置センサは、赤外線LEDを2個設ける構成の場合を説明したが、3個以上設けることもできるし、1個で検出することもできる。3個の場合には、中間位置の足位置も検出するようにできる。1個の場合には、例えばアクセルペダルAP部分に検出領域XAを設定し、検出の場合にはアクセルペダルAP側に足位置があり、非検出の場合にはブレーキペダルBP側に足位置があると判定することができる。
足位置センサは、撮像素子を採用することで、画像認識により運転者の足位置を正確に判定して表示部8の表示動作を行わせることができる。
表示部8は、表示装置6の上縁部に配置する例を示したが、これに限らず、運転者の周辺視野Zbに対応する位置であれば適宜の位置に設けることができる。例えば、フロントガラスの上部や側部などに配置するなどの変形が可能である。
また、表示部8は、運転者の前方位置に限らず、ルームミラーにより確認できる後方の適宜の部位に設けることもできるし、前方および後方の双方に設けることもできる。
表示部8を点滅表示させる場合に、点灯と消灯を交互に行う点滅動作に代えて、点灯する発光強度を変化させることで点滅表示に相当する表示動作を行わせても良い。そして、このような表示動作によっても運転者に点滅動作に相当する認識をさせることが可能である。
表示部8を点滅表示させる方式として、点滅周期を変更する方式や、不規則な点滅表示動作を行わせる方式を提案したが、これ以外にも、一定の点滅パターンを設定して点滅表示を行わせることもできる。
上記各実施形態では、制御装置2を別途組み込む構成としているが、既存のECUに足位置センサ3および表示部8、発音器7を接続し、プログラムを組み込んで動作させるようにしても良い。
第3実施形態では、表示部8に表示を行わせる場合に、一定の条件のもとで点滅表示を行う場合を説明したが、この条件を用いて、例えば次のような表示動作の制御を行うことができる。例えば、制御装置2により表示部8に表示動作を行う場合に、車速Vが下限速度Va未満か上限速度Vb以上のときに表示動作を行い、そうでない場合には表示動作を行わないようにすることもできる。
また、第3実施形態では、表示部8に表示を行わせる場合に、足位置がペダル変更の場合に速度条件を満たすときに点滅表示を行う場合を説明したが、足位置がペダル変更であるか否かを問わず、速度条件を満たすときに点滅表示を行うようにしても良い。
第4実施形態では、アクセルペダルAPの踏み込み角度に応じて点滅周期を変更する例を示したが、これに代えて、ペダルの踏み込み角度に応じて表示部8の発光強度を変更するようにしても良い。
表示部8の色による表示は、アクセルペダルAPを「青」、ブレーキペダルBPを「赤」、両方を「紫」としたが、これに限らず、他の色を個別に設定することもできるし、色の程度を変化させるように表示させることができる。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1、10は足位置表示装置、2は制御装置(制御部)、3は足位置センサ、4はアクセル開度センサ(ペダルセンサ)、5は車速情報、6は表示装置、7は発音器、8は表示部、11は車内LAN、12、13はECUである。

Claims (6)

  1. 車両の運転席の足元に配置されたブレーキペダルおよびアクセルペダルを含む複数のペダルに対して足の位置を検出する足位置センサ(3)と、
    前記運転席の近傍に配置され運転者の視野の周辺位置に配置される表示部(8)と、
    前記足位置センサにより検出された足の位置が前記複数のペダルのうちのどのペダルに対応するかに応じて前記表示部に異なる色で表示させる制御部(2)と、
    を備えた足位置表示装置。
  2. 前記アクセルペダルの踏み込み状態を検出するペダルセンサ(4)と、
    警報音を出力する発音器(7)とを備え、
    前記制御部(2)は、前記ペダルセンサにより検出される踏み込み状態が車両を急発進させるレベルであるときに前記発音器により警報音を出力するように制御する請求項1に記載の足位置表示装置。
  3. 前記制御部(2)は、前記車両速度の情報(5)が入力されるように設けられ、
    前記表示部(8)により表示動作を行わせるときに、前記車両速度が所定の下限速度未満もしくは上限速度以上であることを条件として実施する請求項1または2に記載の足位置表示装置。
  4. 前記制御部(2)は、前記車両速度の情報(5)が入力されるように設けられ、
    前記表示部(8)により表示動作を行わせるときに、前記車両速度が所定の下限速度未満もしくは上限速度以上であることを条件として、前記色の表示を点滅動作もしくは光強度を変化させる変化表示動作を行わせる請求項1または2に記載の足位置表示装置。
  5. 前記制御部(2)は、前記変化表示動作を行う場合に、前記複数のペダルの踏み込み角度に応じて点滅動作あるいは光強度の変化の周期を異なるように設定する請求項4に記載の足位置表示装置。
  6. 前記制御部(2)は、前記発音器により警報音をエンジン空ぶかし音で出力するように制御する請求項2に記載の足位置表示装置。
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