JP2001238205A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2001238205A
JP2001238205A JP2000048092A JP2000048092A JP2001238205A JP 2001238205 A JP2001238205 A JP 2001238205A JP 2000048092 A JP2000048092 A JP 2000048092A JP 2000048092 A JP2000048092 A JP 2000048092A JP 2001238205 A JP2001238205 A JP 2001238205A
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English (en)
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Hibiki Imagawa
響 今川
Shoichi Gotanda
正一 五反田
Toshiki Terayama
俊樹 寺山
Takashi Fukaya
孝 深谷
Kenji Noda
賢司 野田
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
Koji Taguchi
耕司 田口
Shinji Hatta
信二 八田
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Takao Tabata
孝夫 田畑
Shinkichi Tanizawa
信吉 谷沢
Akinobu Uchikubo
明伸 内久保
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 術者と助手との間で内視鏡画像上での切開部
位や凝固部位等の所定領域を容易に確認しあえ、スムー
ズな内視鏡手術を可能とする内視鏡システムを実現す
る。 【解決手段】 画像処理装置11は、TVカメラ装置6
の映像信号から内視鏡画像を生成する内視鏡画像信号処
理部51と、この内視鏡画像信号処理部51で生成した
内視鏡画像の所定位置又は所定領域を特定するための線
画を生成する線画生成部52と、この線画生成部52で
生成した線画を内視鏡画像に重畳する画像合成部53と
から構成される。また、前記画像信号処理部51は、内
視鏡画像に重畳した線画で特定した所定位置又は所定領
域にシステムコントローラ15から送信されたアドレス
データをマッピングし、マッピングされた所定位置又は
所定領域及び観察対象部位を画像処理する画像処理手段
を兼ねる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡システム、
さらに詳しくは、内視鏡画像を表示手段に表示する部分
に特徴のある内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内臓器等の診断や検査、治療に際し
ては内視鏡が多く用いられる。この内視鏡には先端にC
CD等の固体撮像素子を設けた電子内視鏡もある。医療
分野では、内視鏡以外にも治療用の処置具として止血用
のヒートプローブや切除器具としてのレーザーメス等が
使用される。
【0003】これらの内視鏡や処置具を扱う場合、操作
性や、収納性の向上を図るべく、それらの機器及び処置
具を1つのシステムとしてまとめ、集中的な制御及び管
理を行っている。そして、内視鏡手術分野では、表示手
段であるディスプレイに表示された内視鏡像を確認しな
がら手術を進めている。
【0004】このような内視鏡手術の場合は、通常の開
腹手術と異なり、患者の生体を触りながら切開部位や凝
固部位等を術者と助手との間で確認することが困難であ
る。一方、手術室に置かれたCRTや液晶ディスプレイ
に内視鏡画像を表示し確認する場合は、その内視鏡画像
内の所定領域を指等で指示することで、術者と助手との
間での内視鏡画像内の所定領域の確認は難しいながらも
何とか行われていた。
【0005】また、近年、内視鏡手術では、眼鏡のよう
に顔面に装着する顔面装着型映像表示装置が使用される
ようになってきた。この顔面装着型映像表示装置は、F
MD( Face Mounted Display ;HMD ( Head Mounted
Display )とも呼ばれる)と呼ばれ、ゴーグル型、眼鏡
型の装置を使用者の顔面に装着し、ケーブルを介して送
られてくる映像、音響を視聴するものであり、若年層を
中心に注目されている。
【0006】このようなFMDを用いた内視鏡システム
は、例えば特開平9−98985号公報に記載されてい
るように、複数の術者が各々顔面にFMDを装着し、内
視鏡画像を表示するものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−98985号公報に記載の内視鏡システムは、
術者がどの方向を向いていても内視鏡画像を確認できる
メリットがある反面、CRTや液晶ディスプレイに内視
鏡画像を表示している場合とは異なり、その内視鏡画像
内の所定領域を指等で指示することができないという問
題があった。このため、術者と助手との間で内視鏡画像
上での切開部位や凝固部位等の所定領域を確認すること
が困難であった。
【0008】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、術者と助手との間で内視鏡画像上での切開
部位や凝固部位等の所定領域を容易に確認しあえ、スム
ーズな内視鏡手術を可能とする内視鏡システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る本発明の内視鏡システムは、内視鏡画像
を生成する画像信号処理手段と、この画像信号処理手段
で生成し、表示手段に表示される内視鏡画像の所定位置
又は所定領域を特定するための線画を生成する線画生成
手段と、この線画生成手段で生成した線画を前記画像信
号処理手段で生成した内視鏡画像に重畳する画像合成手
段と、を具備したことを特徴としている。また、請求項
2に係る本発明は、請求項1に記載の内視鏡システムに
おいて、前記線画生成手段で生成する線画は、少なくと
も縦方向の線画及び横方向の線画によって内視鏡画像を
縦方向の領域及び横方向の領域に分割し、これら縦方向
の領域及び横方向の領域によって、内視鏡画像の所定領
域を表すことを特徴としている。また、請求項3に係る
本発明は、請求項1に記載の内視鏡システムにおいて、
前記線画生成手段で生成する線画は、少なくとも縦方向
の縦軸及び横方向の横軸による座標表示で内視鏡画像の
所定位置を表すことを特徴としている。 ◎この構成に
より、術者と助手との間で内視鏡画像上での切開部位や
凝固部位等の所定領域を容易に確認しあえ、スムーズな
内視鏡手術を可能とする内視鏡システムを実現する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた医療システムとして、FMDを有する内視鏡シス
テムの全体構成図、図2は図1の主要部の構成を示すブ
ロック図、図3は図2のFMDの液晶パネルに表示され
る内視鏡画像を説明する説明図、図4は図3のFMDを
用いた際の各機器間の信号の流れを示すブロック図、図
5は図3の内視鏡画像を座標表示で表現した際の説明
図、図6は図4の変形例の主要部の構成を示すブロック
図、図7は他の図4の変形例の主要部の構成を示すブロ
ック図、図8は図7のFMDに表示される内視鏡画像を
示し、図8(a)は術者用リモコンでズームする範囲を
選択した際の内視鏡画像を示す説明図、図8(b)は同
図(a)で選択された範囲をズームした際の内視鏡画像
を示す説明図である。
【0011】図1に示すように本発明の医療システム、
より具体的には内視鏡システムは、手術台2に横たわる
患者3の両側には第1のトロリ4及び第2のトロリ5と
が配置され、これらの両トロリ4、5には観察、検査、
処置、記録等を行う複数の医療機器(内視鏡周辺機器)
が搭載されている。
【0012】本実施の形態では、第1のトロリ4にはT
Vカメラ装置(或いはカメラコントロールユニット)
6、光源装置7、高周波焼灼装置(以下、電気メス)
8、気腹装置9、VTR10、画像処理装置11、第1
のディスプレイ12、これらの医療機器の状態を表示す
る集中表示パネル13、ナースが医療機器の操作を集中
して行う集中操作パネル14、システムコントローラ1
5等が搭載され、それぞれの医療機器は図示しないケー
ブルを介してシステムコントローラ15と接続され、双
方向通信が可能になっている。また、光源装置7は照明
光を伝送するライトガイドケーブル16を介して第1の
内視鏡17に接続され、光源装置7の照明光を第1の内
視鏡17(のライトガイド)に供給し、この第1の内視
鏡17の挿入部が刺入された患者3の腹部内の患部等を
照明する。
【0013】この第1の内視鏡17の接眼部には撮像素
子を備えたカメラヘッド19が装着され、第1の内視鏡
17の観察光学系による患部等の光学像をカメラヘッド
19内の撮像素子で撮像し、カメラケーブル20を介し
てTVカメラ装置6に伝送し、TVカメラ装置6内の信
号処理回路で信号処理して、映像信号を生成し第1のデ
ィスプレイ12に出力して患部等の内視鏡画像を表示で
きるようにしている。
【0014】また、気腹装置9にはCO2 ボンベ21が
接続され、気腹装置9から患者3に延びた気腹チューブ
22を介して患者3の腹腔内にCO2 ガスを供給できる
ようにしている。
【0015】また、第2のトロリ5には、医療機器とし
てTVカメラ装置23、光源装置24、超音波診断装置
25、第2のディスプレイ27、集中表示パネル28及
び中継ユニット29等が搭載され、それぞれの機器は図
示しないケーブルで中継ユニット29に接続され、双方
向の通信が可能になっている。
【0016】光源装置24は照明光を伝送するライトガ
イドケーブル31を介して第2の内視鏡32に接続さ
れ、光源装置24の照明光を第2の内視鏡32(のライ
トガイド)に供給し、この第2の内視鏡32挿入部が刺
入された患者3の腹部内の患部等を照明する。
【0017】この第2の内視鏡32の接眼部には撮像素
子を備えたカメラヘッド33が装着され、第2の内視鏡
32の観察光学系による患部等の光学像をカメラヘッド
33内の撮像素子で撮像し、カメラケーブル34を介し
てTVカメラ装置23に伝送し、TVカメラ装置23内
の信号処理回路で信号処理して、映像信号を生成し第2
のディスプレイ27に出力して患部等の内視鏡画像を表
示できるようにしている。
【0018】システムコントローラ15と中継ユニット
29はケーブル35で接続されている。また、集中表示
パネル13、28は液晶ディスプレイ等の表示部より構
成され、各機器の状態を表示する表示機能を備えてい
る。さらに、システムコントローラ15には術者が滅菌
域から機器操作を行うリモコン36及び、各機器のON
/OFF操作等を行うフットスイッチ37が接続されて
いる。
【0019】また、画像処理装置11には図示しない術
者が身につける、フェイスマウントディスプレイ(以下
FMD)38が接続されている。このFMD38を身に
つけた術者は、FMD38に内蔵された液晶パネル(図
3参照)により、常に内視鏡画像を確認できるようにな
っている。
【0020】本実施の形態における主要な機器の接続を
図2に示す。図2では説明を簡略化するために一部の機
器の接続を省いて示している。ディスプレイ12、TV
カメラ装置6、光源装置7、電気メス8、気腹装置9、
超音波処置装置25、画像処理装置11はそれぞれ通信
ケーブル41によりシステムコントローラ15と接続さ
れている。
【0021】集中操作パネル14、集中表示パネル1
3、リモコン36もそれぞれ操作パネルケーブル42、
表示パネルケーブル43、リモコンケーブル44により
システムコントローラ15と接続されている。さらに画
像処理装置11にはFMD38がケーブル45を介して
接続され、画像処理装置11から出力された画像をFM
D38内部の液晶パネルに表示する。集中表示パネル1
3上には各機器の動作状態や設定値が表示される。リモ
コン36を使用して機器を操作する場合、この表示を見
ながら行う。
【0022】図3はFMD38に内蔵されている液晶パ
ネル38a、38bの表示を示しており、符号38aが
左眼用液晶パネル、符号38bが右眼用液晶パネルであ
る。尚、液晶パネルを左眼用、右眼用と分けて考えるこ
とは本発明に関してあまり意味をなさないので、以後の
説明中では単にFMDあるいはディスプレイとして説明
する。また、符号38cは、生体組織を含むTVカメラ
装置6からの内視鏡画像である。
【0023】この内視鏡画像38cには、前記画像処理
装置11の後述する動作により例えば縦ラインが10
本、横ラインが8本重畳されており、この内視鏡画像を
縦方向に11個の領域に分割し、横方向を9個の領域に
分割している。縦方向の領域には、A〜Kまでのアルフ
ァベットで文字表示を行い、一方、横方向の領域には1
〜9までの数字で文字表示を行って、(A〜K,1〜
9)の組み合わせにより所定領域を表現できるようにな
っている。
【0024】このようなFMD38を有する内視鏡シス
テムの各機器間の信号の流れは、図4に示すようになっ
ている。前記TVカメラ装置6は、画像処理装置11に
内視鏡画像の映像信号を出力し、画像処理装置11では
その映像信号に上述した縦ラインA〜K及び横ライン1
〜9を重畳し、重畳した映像信号をFMD38へ出力す
るようになっている。
【0025】術者用リモコン36は、選択手段として前
記縦ラインA〜K及び横ライン1〜9によって分割され
る内視鏡画像の各領域を選択する図示しないスイッチを
有し、(A〜K、1〜9)の組み合わせで所定領域を選
択するようになっている。この術者用リモコン36によ
り選択される所定領域を前記内視鏡画像内に設定し、そ
の設定した内視鏡画像内の所定領域の情報(設定情報)
を画像処理装置11にシステムコントローラ15を介し
て送信するようになっている。例えば、前記システムコ
ントローラ15は、前記術者用リモコン36で選択した
所定領域を内視鏡画像の所定領域に対応するアドレスデ
ータに変換して、画像処理装置11に送信するようにな
っている。
【0026】前記画像処理装置11は、前記TVカメラ
装置6からの映像信号を入力し、内視鏡画像を生成する
内視鏡画像信号処理部51と、この内視鏡画像信号処理
部51で生成した内視鏡画像の所定位置又は所定領域を
特定するための線画を生成する線画生成部52と、この
線画生成部52で生成した線画を前記画像信号処理部5
1で生成した内視鏡画像に重畳し、前記FMD38に出
力する画像合成部53とから構成されている。尚、前記
画像信号処理部51は、内視鏡画像に重畳した線画で特
定した所定位置又は所定領域に前記システムコントロー
ラ15から送信されたアドレスデータをマッピングし、
マッピングされた所定位置又は所定領域及び観察対象部
位を輪郭強調や領域内の輝度を上げる等の画像処理する
画像処理手段を兼ねている。また、前記術者用リモコン
36の設定情報による前記システムコントローラ15の
制御により、領域を囲む縦ライン及び横ラインのライン
幅の調整やライン本数の加減及びラインの角度等の変更
は、前記線画生成部52で信号処理されるようになって
いる。
【0027】このような内視鏡システムにおいては、F
MD38を装着した術者同士で、切除部位や、腫瘍の位
置等の所定位置又は所定領域を確認しあう際に、分割さ
れた縦領域(A〜K)及び横領域(1〜9)の組み合わ
せ(A〜K,1〜9)により位置を示し、例えば、
『(D,3)の右から(C,5)の左側に延びているの
は、血管だよね』というように術者同士で所定位置又は
所定領域を明確化できるようになっている。更に、一目
で位置を共有化するために前記内視鏡画像信号処理部5
1での画像処理が行われる。尚、前記縦ラインA〜Kや
横ライン1〜9の重畳は、勿論術者用リモコン36の図
示しないスイッチのON/OFFで操作されるようにな
っている。
【0028】また、図5に示すように前記線画生成部5
2で生成する線画を縦方向の縦軸(Y軸)及び横方向の
横軸(X軸)による座標表示で内視鏡画像の所定位置を
表現するようにしても良い。例えば図5では原点(0,
0)を左隅にして、縦方向のY軸及び横方向のX軸の組
み合わせ(X,Y)で内視鏡画像の所定位置をそれぞれ
表現し、例えば『(5,3)の楕円状部分は、血管だよ
ね』というように所定位置を明確化できる。
【0029】尚、図3及び図5に示した内視鏡画像は縦
方向及び横方向の線画で内視鏡画像の所定領域又は所定
位置を表現しているが、例えば超音波画像のように3次
元画像に対しては、縦方向、横方向及び高さ方向の線画
で表現できるように構成しても良い。また、これら縦ラ
イン、横ラインは内視鏡画像に重畳せずとも、液晶モニ
タ上にハード的に被せても良い。更に、領域の選択方法
も、術者用リモコンでなく、液晶パネルをタッチパネル
で形成し、この液晶パネル上に表示された映像の領域を
タッチすることにより選択しても良いし、音声で領域を
選択しても良い。
【0030】上述したように内視鏡システムを構成する
ことによって、内視鏡手術に際しては、術者と助手との
間の所定位置又は所定領域に関する確認が容易、かつ確
実に行え、スムーズな内視鏡手術を可能とすることがで
きる。
【0031】また、図6に示す変形例のように、処置具
の位置を予め術者用リモコン36で選択した画面上の所
定位置又は所定領域内で検出し、この所定位置又は所定
領域内に処置具が無い場合には、その処置具からのエネ
ルギ供給はできないように構成しても良い。
【0032】即ち、処置具8bを画像上で検出できるよ
うに前記システムコントローラ15に予め術者用リモコ
ン36で選択した所定位置又は所定領域のアドレスデー
タを設定し、TVカメラ装置6から出力される映像信号
により画像処理装置11で生成される内視鏡画像の画像
上で、例えば先端を緑色に着色された処置具8bを検出
する。システムコントローラ15は、その処置具8bの
先端位置と術者用リモコン36で選択した領域とを比較
し、処置具8bの先端が所定領域に入っていない場合に
は、電気メス装置8に出力停止命令を出すことで、電気
メス装置8からの処置具8bへのエネルギ供給を制御す
るようになっている。これにより、不用意に切開や凝固
を行うことに神経を使うことがなくなり、術者の疲労が
軽減することができる。
【0033】また、図7及び図8に示す変形例のよう
に、カメラヘッド63の内部に図示しないズームレンズ
及び左右上下方向に視点移動が可能なCCDを内蔵した
視野移動機能付きTVカメラ装置62を用いた場合に
は、術者用リモコン36から選択した所定領域の情報に
基づいて、ズーム及び左右上下方向の視点移動を制御す
るように構成する。
【0034】内視鏡61の接眼部には、視野移動機能付
きTVカメラ装置62に接続されたカメラヘッド63が
装着されている。このカメラヘッド63は、その内部に
ズームレンズ及びCCDを有し、CCDを左右上下に動
かすことにより、また、ズームレンズを前後に動かすこ
とにより、視野の移動を行っている。このコントロール
は、視野移動機能付きTVカメラ装置62を介してシス
テムコントローラ15の制御により行っている。即ち、
本実施例では、術者用リモコン36から選択した所定領
域の情報に基づいて、システムコントローラ15からの
制御信号により、視野移動機能付きTVカメラ装置62
を動作させている。
【0035】図8(a)に示すように、術者用リモコン
36で(B,3)から(D,5)の範囲(B〜D,3〜
5)を選択し、図示しない拡大スイッチを押下操作する
ことにより、この術者用リモコン36から選択した所定
領域の情報に基づいて、システムコントローラ15から
制御信号が出力され、視野移動機能付きTVカメラ装置
62はカメラヘッド63に内蔵されたCCD及びズーム
レンズの移動を調整する。そして、調整されたCCD及
びズームレンズにより、図8(b)に示すような範囲を
撮像して、表示する。尚、このとき、図4で説明した内
視鏡画像処理部は、縦ライン及び横ラインの線画を選択
された所定領域の範囲に合うように画像処理を行ってい
る。この結果、確認したい所定領域をより容易に確認で
きるため、よりスムーズな手術進行が可能になる。
【0036】尚、図6で説明した処置具の先端位置を検
出する検出機能と組み合わせて使用することにより、術
者が拡大したい部分の対角位置を処置具先端で示し、術
者用リモコン36に設けた図示しない確定スイッチの押
下操作により所定領域の範囲を確定するように構成して
も良い。また、確定スイッチは、処置具に設けられても
良いし、フットスイッチを使用することにしても良い。
更に、システムコントローラ15にメモリを設け、この
メモリに選択した所定領域の情報を記憶しておき、瞬時
にその画面を表示させるように構成しても良い。
【0037】(第2の実施の形態)図9ないし図11は
本発明の第2の実施の形態に係り、図9は本発明の第2
の実施の形態を備えた内視鏡システムの主要部の構成を
示すブロック図、図10は図9のFMDに表示される内
視鏡画像を示し、図10(a)は内視鏡の観察方向を変
える前の内視鏡画像を示す説明図、図10(b)は同図
(a)の状態から内視鏡の観察方向を上方から横方向に
移動させた際の内視鏡画像を示す説明図、図11は図9
の変形例の主要部の構成を示すブロック図である。
【0038】本第2の実施の形態では、内視鏡の位置を
検出し、この検出した内視鏡の位置に対応して縦ライン
及び横ラインの角度や幅を変えるように画像処理を施す
構成としている。
【0039】即ち、内視鏡71の接眼部に着脱自在に装
着されるTVカメラヘッド72には、その位置、方向を
検出するための少なくとも2個のLED73、74を設
けていて、位置検出装置75によりこれらLED73、
74を読み取り、その結果として、内視鏡先端の位置、
方向を判断するようになっている。そして、この内視鏡
先端の位置、方向を示す情報は、システムコントローラ
15に送信され、システムコントローラ15で送信され
た情報に基づいて前記術者用リモコン36で選択した所
定位置又は所定領域を内視鏡画像の所定位置又は所定領
域に対応するアドレスデータに変換し、画像処理装置1
1に送信する。この画像処理装置11では、システムコ
ントローラ15から送信された所定位置又は所定領域の
アドレスデータを基に、縦ライン、横ラインと対象物と
の位置関係が変化しないように各ラインの幅、角度を変
化させる画像処理を施し、内視鏡画像に重畳する。
【0040】例えば、図10(a)に示す内視鏡画像の
状態から内視鏡71の観察方向を上方から横方向に移動
させた場合には、観察方向が上方から横方向に移動した
ことを位置検出装置75により検知して、図10(b)
に示す内視鏡画像のように各縦ライン及び横ラインが対
象物の位置関係を変化させないように画像処理を施して
いる。この結果、内視鏡の位置が多少変化しても、対象
物と領域の関係に変化がないので、より位置確認が容易
になる。
【0041】また、図11に示す変形例のように、この
視野移動機能付きTVカメラ装置62で生成した映像を
フリーズさせ、そのフリーズ画像に線画を重畳した後、
フリーズを解除して動画像をFMD38へ出力すること
で、視野移動機能付きTVカメラ装置からの視野移動情
報に基づき、重畳する線画の位置、大きさ等の重畳内容
を制御するように構成しても良い。
【0042】即ち、画像処理装置11には、図4で説明
した内視鏡画像信号処理部51に内蔵した図示しないフ
レームメモリを制御するフレームメモリ制御部54を設
けて、システムコントローラ15からの制御信号により
フリーズ(映像静止)が行われるように構成している。
尚、フリーズのON/OFFは、術者用リモコン36の
図示しないフリーズスイッチの押下操作によりシステム
コントローラ15に送信することで、行うようになって
いる。
【0043】この結果、視野が変化しても、対象物と線
画の関係に変化が無いので、よりスムーズな手術が可能
となる。尚、図8で説明したように内視鏡位置、方向検
知と組み合わせての使用も可能である。
【0044】(第3の実施の形態)図12ないし図14
は本発明の第3の実施の形態に係り、図12は本発明の
第3の実施の形態を備えた内視鏡システムの構成を示す
外観図、図13は図12のFMDに表示される内視鏡画
像を示す説明図、図14は図12の変形例を示す説明図
であり、図14(a)は観察対象部位が内視鏡の対向位
置にある場合を説明する説明図、図14(b)は観察対
象部位が内視鏡の対向位置に無い場合を説明する説明図
である。
【0045】本第3の実施の形態では、内視鏡の位置を
検出し、この検出した内視鏡の位置に対応して、自動的
に最も見易い画像をFMD上の液晶パネルに表示するよ
うな構成としている。
【0046】即ち、FMD A81、FMD B82、T
Vカメラヘッド83にはその位置、方向を検出するため
のLED84〜86を設けており、位置検出装置87に
よりこれらLED84〜86を読み取り、内視鏡の方向
及びFMDの方向を判断する。その判断に従い、図8で
説明した画像処理装置(不図示)ではFMD A81及
びFMD B82に表示させる画像の方向を制御するよ
うになっている。そして、これらFMD A81及びF
MD B82に表示される画像として、図13に示すよ
うにFMD及び内視鏡の角度と、各FMDに表示させる
画像を表示する。
【0047】また、図14に示すように、内視鏡91、
92と観察対象部位97、98との位置関係により、倒
立像を鏡像を切り替えるように構成しても良い。この場
合、内視鏡先端に発光部93、95及び受光部94、9
6を設け、これらの発光部93、95からの反射光を受
光部94、96で受光して、観察対象部位が内視鏡対向
位置にあるか否かを判断し、図14(a)に示すように
観察対象部位が対向位置にある場合には内視鏡画像を鏡
像にし、図14(b)に示すように観察対象部位が対向
位置に無い場合は倒立像にする画像処理を画像処理装置
(不図示)で行っている。
【0048】上記した内視鏡システムにより、手動で内
視鏡画像を切り換えることなく、術者が最も操作し易い
画像を自動的にFMD上の液晶パネルに表示することが
できる。
【0049】尚、本発明の内視鏡システムは、上記した
実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0050】ところで、内視鏡を使用した手術の場合、
内視鏡像をTVモニタ等の表示手段に鮮明に表示して観
察するために、内視鏡像の観察時には無影灯を消灯する
場合がある。
【0051】しかしながら、術者が無影灯を消灯するた
めに手術を一時中断して、無影灯や部屋灯のオンオフを
行うことは、煩雑である。また、これら無影灯や部屋灯
のスイッチは不潔域にあるため、通常術者はこれら無影
灯や部屋灯のオンオフを看護婦や助手に依頼することに
なるが、この場合、時間がかかる上、看護婦や助手が不
在の場合には術者自身が手術を中断して行う必要があ
る。そこで、無影灯や部屋灯のオンオフを行う煩わしさ
を軽減し、スムースな手術進行を行えるように構成す
る。
【0052】図15に示すように患者101の体腔内に
トラカール102を介して内視鏡103を突き刺し挿入
して、内視鏡観察を行う。前記トラカール102には、
内視鏡103を挿通する内周面側にマイクロスイッチ1
04を設けており、このマイクロスイッチ104のON
/OFFは無影灯106及び光源装置7にON/OFF
の命令を送信する制御装置105で判断するようになっ
ている。
【0053】前記内視鏡103が挿入された際には、前
記マイクロスイッチ104が押下操作されてONとな
り、制御装置105は無影灯106にOFFを信号を出
力すると共に、光源装置7にはON信号を出力する。ま
た、逆に内視鏡103がトラカール102から引き抜か
れた際には、マイクロスイッチ104がOFFとなり、
制御装置105は無影灯106にON信号を出力すると
共に、光源装置7にはOFF信号を出力する。
【0054】この結果、いちいち看護婦や助手に無影灯
のON/OFFを依頼しなくてもすみ、省力化とともに
スムーズな手術進行が可能となる。また、自動的に光源
装置のランプをOFFすることで、耐用年数の向上につ
ながる。
【0055】また、図6で説明したのと同様に、システ
ムコントローラ15を用いて予め術者用リモコン36で
選択した所定領域を内視鏡画像の所定領域に対応するア
ドレスデータに変換して画像処理装置11に送信し、F
MD38に表示される内視鏡画像の所定領域内で内視鏡
先端の有無を検出して、内視鏡先端が患者の腹腔に入っ
ていくこと、あるいは入っていることをシステムコント
ローラ15で判断し、無縁灯106を制御するように構
成しても良い。また、画像処理装置11に明るさ等の画
像の変化を検出する図示しない検出部を設け、この検出
部の検出結果に基づいて無影灯のON/OFFを制御し
ても良い。この場合、例えば内視鏡先端がトラカールに
挿入される際には、TVカメラ装置6の映像は中央が暗
く辺円が明るくなるため、この画像の変化を検出する。
また、腹腔内の観察対象部位の組織の色を例えば赤色部
あるいは白色部を検出するようにしても良い。更に、腹
腔内に内視鏡先端が入った際に、腹腔内の観察対象部位
からの反射光により輝度の高くなったことを判断材料に
して検出するようにしても良い。
【0056】ところで、電気メスを使用する内視鏡シス
テムでは、電気メスの対極版(以下Pプレート)を患者
の体表面に接触させ、使用部位に電気メスを押し当て生
体組織を切除していたが、Pプレートの位置によっては
生体組織の切除が思うように行えない場合がある。そこ
で、電気メスの先端の位置を検出して、電気メスの使用
部位により最適のPプレートを選択することで、電気メ
スを効率良く使用するように構成する。
【0057】図17に示すように患者111の生体組織
(切除部位)112に対応する体表面に複数枚のPプレ
ート113A〜113Dをそれぞれ接触させ、電気メス
プローブ114を生体組織(切除部位)112に押し当
て生体組織の切除を行う。尚、ここでは図示しないが、
図16で説明したのと同様に内視鏡を使用して、この内
視鏡接眼部に装着するカメラヘッドを有するTVカメラ
装置で内視鏡像を撮像し、システムコントローラ15を
用いて予め術者用リモコン36で選択した所定領域を内
視鏡画像の所定領域に対応するアドレスデータに変換し
て画像処理装置11に送信し、FMD38に表示される
内視鏡画像の所定領域内で電気メスが使用されることを
確認するようになっている。
【0058】前記電気メスプローブ114及びPプレー
ト113A〜113Dは、電気メス8にそれぞれ接続さ
れている。この電気メス8には、Pプレート選択スイッ
チ115が設けられている。
【0059】術者は、内視鏡画像の所定領域内で電気メ
スが使用されることを確認し、電気メスの使用部位に対
応した最適のPプレートを選択する。これにより、Pプ
レートを貼り直すことが不要となりスムーズな手術が実
現できる。
【0060】また、Pプレートの位置を予めシステムコ
ントローラ15に術者用リモコン36を用いてインプッ
トしておき、内視鏡画像から電気メスプローブの位置を
判断して、自動的に最も適切なPプレートを選択するよ
うに構成しても良い。更に、予め通電したくない部分を
術者用リモコン36を用いて、システムコントローラ1
5に設定しておくことにより、その部分への影響を最も
少なくするようにPプレートを選択するようにしても良
い。
【0061】[付記] (付記項1) 内視鏡画像を生成する画像信号処理手段
と、この画像信号処理手段で生成し、表示手段に表示さ
れる内視鏡画像の所定位置又は所定領域を特定するため
の線画を生成する線画生成手段と、この線画生成手段で
生成した線画を前記画像信号処理手段で生成した内視鏡
画像に重畳する画像合成手段と、を具備したことを特徴
とする内視鏡システム。
【0062】(付記項2) 前記線画生成手段で生成す
る線画は、少なくとも縦方向の線画及び横方向の線画に
よって内視鏡画像を縦方向の領域及び横方向の領域に分
割し、これら縦方向の領域及び横方向の領域によって、
内視鏡画像の所定領域を表すことを特徴とする付記項1
に記載の内視鏡システム。
【0063】(付記項3) 前記線画生成手段で生成す
る線画は、少なくとも縦方向の縦軸及び横方向の横軸に
よる座標表示で内視鏡画像の所定位置を表すことを特徴
とする付記項1に記載の内視鏡システム。
【0064】(付記項4) 前記画像合成手段で前記内
視鏡画像に重畳した線画により特定した所定位置又は所
定領域を画像処理する画像処理手段を具備したことを特
徴とする付記項1に記載の内視鏡システム。
【0065】(付記項5) 前記表示手段は、顔面に装
着自在な装着部を有する顔面装着型表示手段であること
を特徴とする付記項1に記載の内視鏡システム。
【0066】(付記項6) 選択手段によって選択され
る所定領域又は所定位置を前記内視鏡画像内に設定し、
その設定した所定領域又は所定位置の情報を前記画像信
号処理手段に出力する設定手段を具備したことを特徴と
する付記項2又は3に記載の内視鏡システム。
【0067】(付記項7) 前記設定手段で設定した内
視鏡画像内の所定領域又は所定位置の情報に基づいて、
少なくとも内視鏡の位置や方向、ズーム倍率及び撮像位
置を検出する検出手段と、この検出手段で検出した少な
くとも1つを制御する制御手段を具備したことを特徴と
する付記項6に記載の内視鏡システム。
【0068】(付記項8) 患者の生体にエネルギを与
える処置装置と、この処置装置から供給されるエネルギ
を伝達する処置具と、この処置具先端の位置を検出する
検出手段と、を具備し、前記設定手段で設定した内視鏡
画像内の所定領域又は所定位置の情報に基づいて、選択
された所定領域内の処置具先端の有無を判断し、前記処
置装置のエネルギ供給を制御する制御手段と、を具備し
たことを特徴とする付記項6に記載の内視鏡システム。
【0069】(付記項9) 少なくとも内視鏡の位置や
方向、ズーム倍率及び撮像位置を検出する検出手段と、
この検出手段で検出した結果に基づき重畳する線画の表
示を変更する画像処理手段と、を有することを特徴とす
る付記項6に記載の内視鏡システム。
【0070】(付記項10) 少なくとも内視鏡の位置
や方向及び前記表示手段の位置や方向を検出する検出手
段と、この検出手段で検出した結果に基づき、前記表示
手段に表示する内視鏡画像を倒立、回転、反転させる画
像処理手段を有することを特徴とする付記項6に記載の
内視鏡システム。
【0071】(付記項11) 前記画像信号処理手段で
生成した内視鏡画像をフリーズするフリーズ手段と、少
なくとも内視鏡の位置や方向、ズーム倍率及び撮像位置
を制御する制御手段と、少なくとも内視鏡の位置や方
向、ズーム倍率及び撮像位置を検出する検出手段と、こ
の検出手段で検出した結果に基づき、前記内視鏡画像に
重畳される線画を拡大、縮小、移動する画像処理手段
と、を有することを特徴とする付記項6に記載の内視鏡
システム。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡シス
テムを用いることにより、内視鏡手術において、術者と
助手と間の所定領域に関する確認が容易、かつ確実に行
え、スムーズな内視鏡手術を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた医療システ
ムとして、FMDを有する内視鏡システムの全体構成図
【図2】図1の主要部の構成を示すブロック図
【図3】図2のFMDの液晶パネルに表示される内視鏡
画像を説明する説明図
【図4】図3のFMDを用いた際の各機器間の信号の流
れを示すブロック図
【図5】図3の内視鏡画像を座標表示で表現した際の説
明図
【図6】図4の変形例の主要部の構成を示すブロック図
【図7】他の図4の変形例の主要部の構成を示すブロッ
ク図
【図8】図7のFMDに表示される内視鏡画像を示す説
明図
【図9】本発明の第2の実施の形態を備えた内視鏡シス
テムの主要部の構成を示すブロック図
【図10】図9のFMDに表示される内視鏡画像を示す
説明図
【図11】図9の変形例の主要部の構成を示すブロック
【図12】本発明の第3の実施の形態を備えた内視鏡シ
ステムの構成を示す外観図
【図13】図12のFMDに表示される内視鏡画像を示
す説明図
【図14】図12の変形例を示す説明図
【図15】無影灯や部屋灯のオンオフを行う内視鏡シス
テムを説明する説明図
【図16】図15の変形例を示すブロック図
【図17】電気メスを備えた内視鏡システムを説明する
説明図
【符号の説明】
1 …内視鏡システム 6 …TVカメラ装置 8 …高周波焼灼装置(電気メス) 8b …処置具 11 …画像処理装置 15 …システムコントローラ(設定手段) 36 …術者用リモコン(選択手段) 38 …FMD 51 …内視鏡画像信号処理部 52 …線画生成部 53 …画像合成部 61 …内視鏡 62 …視野移動機能付きTVカメラ装置 63 …カメラヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺山 俊樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 深谷 孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野田 賢司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田口 晶弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田口 耕司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 八田 信二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 櫻井 友尚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田畑 孝夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷沢 信吉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内久保 明伸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 AA00 GA02 GA11 4C061 AA24 BB02 CC06 DD01 LL01 NN05 SS17 VV03 VV10 WW02 WW04 WW06 WW10 XX01 5C054 AA05 CA04 CC02 CG02 CG05 CH01 EA01 EA05 FA02 FC12 FD07 FE12 FF03 HA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡画像を生成する画像信号処理手段
    と、 この画像信号処理手段で生成し、表示手段に表示される
    内視鏡画像の所定位置又は所定領域を特定するための線
    画を生成する線画生成手段と、 この線画生成手段で生成した線画を前記画像信号処理手
    段で生成した内視鏡画像に重畳する画像合成手段と、を
    具備したことを特徴とする内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記線画生成手段で生成する線画は、少
    なくとも縦方向の線画及び横方向の線画によって内視鏡
    画像を縦方向の領域及び横方向の領域に分割し、これら
    縦方向の領域及び横方向の領域によって、内視鏡画像の
    所定領域を表すことを特徴とする請求項1に記載の内視
    鏡システム。
  3. 【請求項3】 前記線画生成手段で生成する線画は、少
    なくとも縦方向の縦軸及び横方向の横軸による座標表示
    で内視鏡画像の所定位置を表すことを特徴とする請求項
    1に記載の内視鏡システム。
JP2000048092A 2000-02-24 2000-02-24 内視鏡システム Withdrawn JP2001238205A (ja)

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