JPH0938382A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0938382A
JPH0938382A JP7198247A JP19824795A JPH0938382A JP H0938382 A JPH0938382 A JP H0938382A JP 7198247 A JP7198247 A JP 7198247A JP 19824795 A JP19824795 A JP 19824795A JP H0938382 A JPH0938382 A JP H0938382A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異常状態等の洗濯に関連する状態を容易に知る
ことができる洗濯機を提供する。 【解決手段】表示部26には、給水異常状態を表す蛇
口、蓋開状態を表す洗濯機の蓋、異常振動を表す振動マ
ーク、排水異常状態を表す洗濯機の排水ホースを含む模
式図Wが設けられ、模式図W中で洗濯機の異常状態を表
す位置には発光ダイオードL1〜L4が設けられてい
る。異常状態は発光ダイオードL1〜L4の点灯により
表示されるが、異常状態が起こりうる状態においては発
光ダイオードL1〜L4は異常状態時の表示とは異なる
形態で動作して異常状態の事前表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に関するも
のであり、更に詳しくは、表示部に特徴を有する洗濯機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の洗濯機の外観を示す斜視
図である。外枠1内には水槽(図示せず)が設けられてお
り、この水槽内には洗濯兼脱水槽2が吊り棒(図示せず)
で吊り下げ支持されている。また、外枠1の上には上面
板3が固着されており、この上面板3の前側には表示・
操作パネル4が設けられている。また、上面板3には表
示・操作パネル4を覆うことなく開閉可能な蓋5が設け
られている。なお、6はパルセータ、7は排水ホース、
8は電源コード、8aはプラグである。
【0003】図8は、図7に示す洗濯機の背面側要部斜
視図である。上面板3の後側上面には給水弁9が設けら
れている。また、上面板3の後側内部には安全スイッチ
10と蓋スイッチ11が設けられている。安全スイッチ
10は、洗濯機が脱水時等に異常振動を起こした場合に
作動して脱水動作を中断させるように働くスイッチであ
る。一方、蓋スイッチ11は、蓋5の開・閉状態を検知
するスイッチであり、例えば、脱水時に使用者が蓋5を
開けた場合に危険防止のために脱水運転を停止させるよ
うに働くスイッチである。
【0004】図9は、図7に示す洗濯機の制御に関する
回路構成を示すブロック図である。マイクロコンピュー
タ21は、中央演算処理装置(CPU)14,タイマ1
5,データ書き込みメモリ(RAM)13,読み出し専用
メモリ(ROM)12,入出力ポート部(I/O)20を備
えている。ROM12には洗濯機の運転プログラムがす
べて記憶してあり、RAM13には入力回路16や検知
回路17から出力されたデータが格納される。
【0005】入力回路16へは、前記表示・操作パネル
4に設けられている操作部25(電源キー22,スター
トキー23,コース選択キー24c,水位キー24a
等)でのキー操作によって信号が送られる。従って、洗
濯プログラム等の設定や各洗濯プログラム内容の実行・
停止は、操作部25でのキー操作によって行うことがで
きる。検知回路17へは、前記安全スイッチ10や蓋ス
イッチ11のほかに、水位センサー27,容量検知回路
28から信号が送られる。なお、水位センサー27は、
前記水槽とつながる導圧パイプ(不図示)に設けられてお
り、導圧パイプ内の圧力を検知することによって、導圧
パイプ内の水の高さから水槽内の水位を検知する圧力セ
ンサーである。例えば、排水完了時には大気圧と等しい
圧力が水位センサー27によって検知されることにな
る。
【0006】CPU14は、タイマ15(クロック発生
器等で構成される。)でタイミングをとりながら、RO
M12から取り出された運転プログラムに従って表示回
路18や駆動回路19に出力を行うことにより、洗濯機
各部の動作制御を行う。表示回路18は、前記表示・操
作パネル4に設けられている表示部26に出力を行うこ
とにより、コース表示,水位表示,終了時間表示,洗濯
行程表示等を行う。駆動回路19は、前記給水弁9(図
10)のほかに排水弁29や左右に回転する水流を発生
させるモータR,L等に出力を行う。
【0007】図11に、従来の洗濯機の表示・操作パネ
ル4(図7)を示す。表示・操作パネル4は表示部26と
操作部25とを備えており、操作部25には図示するよ
うな各キー配置で、水位キー24a,洗濯終了予約キー
24b,コース選択キー24c及び全自動セレクトキー
24dから成る洗濯行程設定部24;電源キー22;並
びにスタートキー23が設けられている。
【0008】通常、電源キー22を押した後そのままス
タートキー23を押すと、標準コースの設定状態とな
り、容量検知回路28(図9)で自動的に被洗濯物の容量
が検知されて、被洗濯物の容量に応じた適切な洗濯コー
スで洗濯が開始される。また、洗濯行程設定部24のキ
ー操作によって、使用者の好みに応じた洗濯行程,洗濯
行程終了時刻等を選定することができるようになってい
る。
【0009】また、表示部26は現在設定されている内
容を表示するようになっているが、その表示は、印刷表
示(例えば、「標準」,「洗い」)の近傍に1個ずつ配置
されている計15個の発光ダイオード(図中、○で示
す。)の点灯,点滅,消灯によって行われる。なお、表
示部26(図11)において、3通り(6,9,12時間
後)の洗濯行程終了時刻を示す表示記号(「6」,
「9」,「12」)S0及びこれらと対応する計3個の
発光ダイオードL0は、洗濯行程の運転中には使用され
ないので、この3つの発光ダイオードL0の発光する組
み合わせによって、洗濯機に異常状態が発生した場合に
その異常状態を原因別に表示するようになっている。こ
の制御動作については後で説明する(図10中のステッ
プS140,S200)。
【0010】ところで、洗濯機の異常状態としては、例
えば、脱水動作における蓋5が開いた状態(蓋開状態),
洗濯機の故障等の原因となる振動の発生状態(異常振
動),給水が所定時間を超えても設定水位に達しないよ
うな給水状態(給水異常),排水に所定時間を超えた時間
がかかる排水状態(排水異常)が知られている。前述した
ように、蓋5が開いた状態にあるか否かは蓋スイッチ1
1によって検知され、異常振動は安全スイッチ10によ
って検知される。そして、蓋開状態は使用者が蓋5を閉
じることにより解消され、異常振動は使用者が被洗濯物
のバランスを修正することにより解消される。被洗濯物
のバランスを修正すると異常振動が解消されるのは、異
常振動の主な原因が洗濯兼脱水槽2内での被洗濯物の片
寄りにあるからである。従って、バランスの修正の検知
は、安全スイッチ10による異常振動検知後の蓋スイッ
チ11による蓋5の開動作及び閉動作の検知によって行
われる。また、給水異常や排水異常が発生したか否か
は、前記タイマ15で計測された時間と前記水位センサ
ー27で検知された水位とに基づいて判断される。
【0011】次に、図10のフローチャートを用いて、
従来の洗濯機における脱水の制御動作を説明する。な
お、洗濯運転は洗い行程,すすぎ行程及び脱水行程から
成る一連の洗濯行程で構成され、洗い行程は給水,洗い
の各動作、すすぎ行程は排水,脱水,給水,すすぎの各
動作、脱水行程は排水,脱水の各動作から成っている
が、ここでは、すすぎ行程,脱水行程における脱水動作
中の蓋開状態と異常振動とを洗濯機の異常状態の例に挙
げて説明する。
【0012】まず、ステップS110で脱水を開始す
る。そして、ステップS120で蓋5が開状態か否かを
判定する。蓋閉状態であればステップS180に進み、
蓋開状態であればステップS130に進む。ステップS
130では脱水運転を停止させ、ついでステップS14
0で表示記号(「9」,「12」)S0に対応する2個の
発光ダイオードL0を点灯させる。そして、ステップS
150で蓋5が閉状態か否かを判定する。蓋開状態であ
ればステップS130に戻ることにより、蓋5が閉めら
れるまでこの状態を続行する(S130〜S150)。
【0013】ここで、洗濯機が脱水停止状態及び発光ダ
イオードL0の点灯状態(S130〜S150)にあれ
ば、使用者は洗濯機に異常が発生したことに気づくこと
になる。洗濯機の異常発生に気づけば、使用者は自分で
異常箇所を探すか、又は表示記号(「9」,「12」)S
0と対応する発光ダイオードL0の点灯表示の意味を取
扱い説明書で調べることになる。そして、洗濯行程を中
断した原因は蓋5が開いていることにあると理解して、
蓋5を閉めることになる。
【0014】蓋5が閉められると、ステップS130〜
S150の状態を抜け、発光ダイオードL0を消灯させ
ることによって異常表示を終了する(S160)。そし
て、脱水運転を再開して(S170)、ステップS180
に進む。
【0015】ステップS180では異常振動が発生して
いるか否かを判定する。異常振動が発生していなければ
ステップS240に進み、異常振動が発生していればス
テップS190に進む。ステップS190では脱水運転
を停止させ、ついでステップS200で表示記号
(「6」,「9」,「12」)S0に対応する3個の発光
ダイオードL0を点灯させる。そして、ステップS21
0でバランス修正済みか否かを判定する。バランス修正
済みでなければステップS190に戻ることにより、バ
ランス修正が行われるまでこの状態を続行する(S19
0〜S210)。
【0016】ここで、洗濯機が脱水停止状態及び発光ダ
イオードL0の点灯状態(S190〜S210)にあれ
ば、使用者は洗濯機に異常が発生したことに気づくこと
になる。洗濯機の異常発生に気づけば、使用者は自分で
異常箇所を探すか、又は表示記号(「6」,「9」,
「12」)S0と対応する発光ダイオードL0の点灯表
示の意味を取扱い説明書で調べることになる。そして、
洗濯行程を中断した原因が異常振動にあると理解して、
被洗濯物のバランス修正を行うことになる。
【0017】バランス修正が行われると、ステップS1
90〜S210の状態を抜け、発光ダイオードL0を消
灯させることによって異常表示を終了する(S220)。
そして、脱水運転を再開して(S230)、ステップS2
40に進む。
【0018】ステップS240では脱水の所定時間が経
過したか否か{つまり、実際に脱水を行ったトータルの
時間が所定時間(例えば、4分〜6分)を超えたか否か}
を判定する。脱水の所定時間が経過すれば、脱水行程を
終了し(S250)、次行程に移る(S260)。ここで、
次行程とは、すすぎ行程における残りの行程(給水,す
すぎ)又は終了行程である。脱水の所定時間が経過して
いなければステップS120に戻り、脱水の所定時間が
経過するまで動作(S120〜S240)を継続する。
【0019】上述した従来例では、異常状態の表示を3
つの発光ダイオードL0の組み合わせ点灯により行って
いるが、特開昭62−179496号で提案されている
ように、異常状態を英字や数字によって表す方法も知ら
れている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
洗濯機においては、異常状態の発生によって洗濯行程を
中断した場合、異常状態をON/OFF表示(例えば、
図11における発光ダイオードL0の組み合わせ点灯)
や英字,数字等の記号で使用者に知らせることによっ
て、どの箇所にどのような異常が発生したかを理解させ
る構成となっている。そのため、前述したように使用者
が自分で異常箇所を探すか、又は取扱い説明書でON/
OFF表示や記号の意味を調べた上で異常の修正を行わ
なければならない。従って、従来の洗濯機には、異常状
態を知るために煩雑な作業が必要になるという問題があ
る。
【0021】さらに、特開昭62−179496号で提
案されているように異常状態を英字や数字によって表示
する場合には、英字,数字が表示可能な高価な表示素子
を使用しなければならない。これは洗濯機のコストアッ
プを招く原因となる。
【0022】ところで、従来の洗濯機においては、異常
状態ではないが、異常状態が起こりうる状態が発生する
場合がある。この「異常状態が起こりうる状態」とは、
脱水を含む一連の洗濯行程において、現在動作を中断さ
せる必要はないが後に異常が発生するような要注意の状
態をいう。例えば、洗い行程やすすぎ行程における洗い
動作中の蓋開状態が挙げられる。蓋開状態は、脱水時に
は異常であっても、洗い動作中では危険がないため異常
とはいえず、従って、洗い行程中に蓋が開けられても洗
い動作は中断されないのである。
【0023】しかし、洗い行程において使用者が蓋開状
態のままその場を離れると(例えば、洗濯運転開始時の
蓋の閉め忘れ)、洗い行程の後に続くすすぎ行程や脱水
行程において、蓋開状態で脱水動作が行われることにな
る。前述したように脱水動作において蓋開状態となれば
洗濯動作を中断するように制御されるため、使用者は洗
濯行程が終了したと考えて、洗濯機に近づいたときに初
めて蓋の閉め忘れに気づくことになる。その結果、蓋を
閉めて洗濯行程を再開しなければならなくなる。このよ
うに、洗い動作中の蓋開状態等の「異常状態が起こりう
る状態」を放置すると、使用者は無駄な時間と労力を費
やすことになってしまう。
【0024】上記のように、従来の洗濯機には、異常状
態,異常状態が起こりうる状態等の洗濯に関連する状態
を使用者が容易に知ることができないといった問題があ
るが、これらの他にも洗濯に関連する状態を使用者が容
易に知ることができないために生じる以下のような不都
合がある。
【0025】例えば、従来の洗濯機では、洗濯行程にお
ける現在の動作状態(進行状態)を、洗い行程中,すすぎ
行程中,脱水行程中といった大まかな行程でしか知るこ
とができない。そのため、現在の動作が脱水行程中の排
水動作であっても、使用者は脱水動作中と誤解して、脱
水が始まらないと感じたり脱水が始まるのが遅いと感じ
たりしてしまう。これは洗濯機の信頼感を損ねるもので
ある。
【0026】また、使用者が洗濯機の使い方を知らない
場合、どのような手順で操作を行えばよいのか分からな
いために、現在どのような操作を行えばよい状態にある
のかを知ることができないといった不都合が生じる。
【0027】さらに、洗濯機の使用時だけでなく洗濯機
の設置時においても、洗濯機の足の状態,排水ホースの
設置状態等の洗濯機の設置状態を容易に知ることができ
ないため、洗濯機を使用したときに前記異常状態に陥る
といった不都合が生じる。
【0028】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであって、異常状態等の洗濯に関連する状態を容易に
知ることができる洗濯機を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明の洗濯機は、洗濯に関連する状態を表示
部において表示手段の点灯又は点滅により表示するよう
にした洗濯機において、前記表示部に洗濯機を含む模式
図が設けられ、前記表示手段はこの模式図中で前記洗濯
に関連する状態を表す位置に設けられていることを特徴
とする。
【0030】第1の発明の構成によると、表示部に設け
られている洗濯機を含む模式図中の洗濯に関連する状態
を表す位置に、点灯又は点滅により洗濯に関連する状態
を表示する表示手段が設けられているので、模式図中の
表示手段の点灯又は点滅によって、使用者は洗濯に関連
する状態を表示部のみから知ることができる。
【0031】第2の発明の洗濯機は、異常状態を表示部
において表示手段の点灯又は点滅により表示するように
した洗濯機において、前記表示部に洗濯機を含む模式図
が設けられ、前記表示手段はこの模式図中で前記異常状
態を表す位置に設けられていることを特徴とする。
【0032】第2の発明の構成によると、表示部に設け
られている洗濯機を含む模式図中の異常状態を表す位置
に、点灯又は点滅により異常状態を表示する表示手段が
設けられているので、模式図中の表示手段の点灯又は点
滅によって、使用者は発生した異常状態を表示部のみか
ら知ることができる。
【0033】第3の発明の洗濯機は、第2の発明の構成
に加え、異常状態が起こりうる状態においては前記表示
手段は異常状態時の表示とは異なる形態で動作して異常
状態の事前表示を行う構成としたものである。
【0034】第3の発明の構成によると、異常状態が起
こりうる状態においては表示手段が異常状態時の表示と
は異なる形態で動作して異常状態の事前表示を行うた
め、使用者は異常状態の発生前に異常状態が起こりうる
ことを表示部のみから知ることができる。
【0035】第4の発明の洗濯機は、洗濯に関連する状
態を表示部において表示手段の点灯又は点滅により表示
するようにした洗濯機において、前記表示部に洗濯機を
含む模式図が設けられ、更にこの模式図中で前記洗濯に
関連する状態を表す位置に表示記号が設けられ、前記表
示手段は前記表示部の模式図外位置に前記表示記号と対
応する表示記号と共に設けられていることを特徴とす
る。
【0036】第4の発明の構成によると、模式図中の洗
濯に関連する状態を表す位置に表示記号が設けられてお
り、更に表示部の模式図外位置に前記表示記号と対応す
る表示記号が表示手段と共に設けられているので、使用
者は、点灯又は点滅する表示手段を見て、それと共に設
けられている表示記号と対応する表示記号が模式図中の
どこに位置しているかを知る。これにより、洗濯に関連
する状態を表示部のみから知ることができる。
【0037】第5の発明の洗濯機は、洗濯に関連する状
態を表示部において表示手段の点灯又は点滅により表示
するようにした洗濯機において、前記洗濯に関連する状
態を表す部分単位で前記点灯又は点滅を行いうるように
前記表示手段で洗濯機を含む模式図を構成したことを特
徴とする。
【0038】第5の発明の構成によると、洗濯機を含む
模式図は表示手段で構成されており、この表示手段は洗
濯に関連する状態を表す部分単位で点灯又は点滅を行う
ことができるので、模式図を構成している表示手段の点
灯又は点滅によって、使用者は洗濯に関連する状態を表
示部のみから知ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る全自動洗濯機
の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、従来例
や実施形態の相互で同一の部分や相当する部分には同一
の符号を付して示す。また、第1〜第9実施形態の洗濯
機の外観構造は、表示・操作パネル4を除いて従来例
(図7,図8)と同じであり、第1〜第9実施形態の制御
に関する回路構成も従来例(図9)と同じであるので、こ
れらについての説明は省略する。
【0040】《第1〜第4,第6実施形態の表示・操作
パネル(図1)》図1に、第1〜第4,第6実施形態の洗
濯機の表示・操作パネル4(図7)を示す。従来例(図1
1)と同様、表示・操作パネル4は表示部26と操作部
25とを備えており、操作部25には図示するような各
キー配置で、水位キー24a,洗濯終了予約キー24
b,コース選択キー24c及び全自動セレクトキー24
dから成る洗濯行程設定部24;電源キー22;並びに
スタートキー23が設けられている。
【0041】従来例(図11)と同様、電源キー22を押
した後そのままスタートキー23を押すと、標準コース
の設定状態となり、容量検知回路28(図9)で自動的に
被洗濯物の容量が検知されて、被洗濯物の容量に応じた
適切な洗濯コースで洗濯が開始される。また、洗濯行程
設定部24のキー操作によって、使用者の好みに応じた
洗濯行程,洗濯行程終了時刻等を選定することができる
点も従来例(図11)と同様である。
【0042】表示部26には、「標準」,「洗い」等の
表示;洗濯機外観,蛇口,及び振動マークから成る模式
図W等が印刷されている。表示部26は現在設定されて
いる内容を表示するようになっているが、その表示は、
印刷表示(例えば、「標準」,「洗い」)の近傍に1個ず
つ配置されている計15個の発光ダイオード(図中、○
で示す。)の点灯,点滅,消灯と、模式図W中の異常状
態を表す位置に設けられている計4個の発光ダイオード
(図中、○で示す。)L1〜L4の点灯,点滅,消灯と、
によって行われる。これらの発光ダイオードL0,L1
〜L4は、英字や数字で表示を行う表示素子よりも安価
であるため、洗濯機のコストアップを招かないという効
果がある。
【0043】また、模式図Wには、発光ダイオードL1
が配置された給水異常状態を表す蛇口の図、発光ダイオ
ードL2が配置された蓋開状態を表す洗濯機の蓋5の
図、発光ダイオードL3が配置された異常振動を表す振
動マークの図、発光ダイオードL4が配置された排水異
常状態を表す洗濯機の排水ホース7の図が含まれてい
る。このように具体的な表示が設けられているため、使
用者は一見して発生した異常状態を理解し、速やかにこ
れに対処することができる。なお、模式図W中の洗濯機
外観は、洗濯機自身の外観であっても、一般的な洗濯機
の外観であってもよい。
【0044】洗濯機に異常状態が発生した場合、発光ダ
イオードL1〜L4の点灯,点滅によってその異常状態
が原因別に表示されるが、その制御動作については後述
する(図2中のステップ#160,#190;図3中の
ステップ#350,#430;図4中のステップ#54
0;図5中のステップ#630)。
【0045】《第1実施形態の制御動作(図2)》図2の
フローチャートを用いて、第1実施形態における脱水の
制御動作を説明する。なお、ここでは、すすぎ行程,脱
水行程における脱水動作中の蓋開状態と異常振動とを洗
濯機の異常状態の例に挙げて説明する。
【0046】まず、ステップ#110で脱水を開始す
る。そして、ステップ#120で蓋5が開状態か否かを
判定する。蓋閉状態であればステップ#130に進み、
蓋開状態であればステップ#150に進む。ステップ#
150では脱水運転を停止させ、ついでステップ#16
0で蓋開状態を表す発光ダイオードL2を点灯させる。
そして、ステップ#170に進む。一方、ステップ#1
30では発光ダイオードL2を消灯し、ついでステップ
#140で脱水運転を再開(継続)する。
【0047】ステップ#170では、異常振動が発生し
ているか否かを判定する。異常振動が発生していなけれ
ばステップ#200に進み、異常振動が発生していれば
ステップ#180に進む。ステップ#180では脱水運
転を停止させ、ついでステップ#190で異常振動を表
す発光ダイオードL3を点灯させる。そして、ステップ
#230に進む。
【0048】一方、ステップ#200ではバランス修正
済みか否かを判定する。バランス修正済みでなければス
テップ#230に進み、バランス修正済みであればステ
ップ#210で発光ダイオードL3を消灯した後、ステ
ップ#220で脱水運転を再開し、ステップ#230に
進む。
【0049】ステップ#230では脱水の所定時間が経
過したか否か(つまり、実際に脱水を行ったトータルの
時間が所定時間を超えたか否か)を判定する。脱水の所
定時間が経過すれば、脱水行程を終了し(#240)、次
行程に移る(#250)。ここで、次行程とは、すすぎ行
程における残りの行程(給水,すすぎ)又は終了行程であ
る。一方、脱水の所定時間が経過していなければステッ
プ#120に戻り、脱水の所定時間が経過するまで上記
動作(#120〜#230)を継続する。
【0050】第1実施形態によると、使用者は一見して
表示部26のみから異常状態を知ることができるため、
速やかに異常状態を修正して、洗濯運転を再開すること
ができる。また、複数の異常状態が発生して洗濯行程が
中断している場合でも、すべての異常状態が同時に表示
されるため、使用者はすべての異常状態を同時に知るこ
とができる。従って、使用者が何度も異常状態を修正す
る必要がなくなり、複数の異常によって一連の洗濯行程
が中断される場合が減少するという効果が得られる。こ
れに対し、従来の洗濯機では、複数の異常が同時に発生
した場合に1つの異常状態しか表示することができない
ため、使用者は1つの異常状態のみを修正して洗濯行程
を再開することになり、その結果、洗濯行程は他の異常
によって再び中断されて、大変無駄な時間と労力が費や
されることになる。
【0051】《第2実施形態の制御動作(図3)》図3の
フローチャートを用いて、第2実施形態における制御動
作を説明する。なお、ここでは、電源キー22のONか
ら一連の洗濯行程運転を開始する前における蓋開状態
を、異常状態が起こりうる状態の例に挙げるとともに、
脱水行程における脱水動作中の蓋開状態を、洗濯機の異
常状態の例に挙げて説明する。
【0052】まず、ステップ#310で電源キー22が
押される(ON)と、洗濯行程設定状態となって各種設定
が可能となる。つまり、ステップ#320で操作部25
でのキー入力の有無を判定し、キー入力がなければステ
ップ#340に進み、キー入力があればステップ#33
0で設定変更を行った後、ステップ#340に進む。
【0053】ステップ#340では、蓋5が開状態か否
かを判定する。蓋開状態であれば、ステップ#350で
発光ダイオードL2を点灯させた後、ステップ#370
に進み、蓋閉状態であれば、ステップ#360で発光ダ
イオードL2を消灯させた後、ステップ#370に進
む。ステップ#370ではスタートキー23が押された
(ON)か否かを判定し、ONであればステップ#38
0,#390に進んで洗い行程,すすぎ行程の運転を行
い、OFFであればステップ#320に戻る。従って、
スタートキー23がONされるまでこの状態を続行する
ことになる(#320〜#370)。
【0054】ステップ#380での洗い行程及びステッ
プ#390でのすすぎ行程が順次実行された後、ステッ
プ#400から脱水行程に入る。脱水運転(#400)が
開始された後、ステップ#410で蓋5が開状態か否か
を判定する。蓋開状態であれば、ステップ#420で脱
水運転を停止させてからステップ#430で発光ダイオ
ードL2を0.1秒周期のON/OFF動作で点滅させ
た後、ステップ#460に進み、蓋閉状態であれば、ス
テップ#440で発光ダイオードL2を消灯させてから
ステップ#450で脱水を再開(継続)させた後、ステッ
プ#460に進む。
【0055】ステップ#460では脱水の所定時間が経
過したか否か(つまり、実際に脱水を行ったトータルの
時間が所定時間を超えたか否か)を判定する。脱水の所
定時間が経過すれば、脱水行程を終了し(#470)、終
了行程に移る(#480)。この終了行程では、終了音の
報知等を実行する。
【0056】第2実施形態によると、洗濯行程運転前の
異常状態が起こりうる状態(例えば、蓋5の閉め忘れ等)
においては発光ダイオードL2が異常状態時の表示(即
ち、急速点滅)とは異なる形態で動作して異常状態の事
前表示(即ち、点灯)を行うため、使用者は異常状態(即
ち、脱水における蓋開状態)の発生前に異常状態が起こ
りうることを表示部26のみから知ることができる。こ
のように洗濯行程が中断される前に予め使用者に注意が
促されるため、使用者は速やかにこれに対処して、異常
状態の発生を未然に防止することができる。従って、異
常による洗濯行程の中断が極力減少する結果、実質的な
洗濯行程の時間短縮、使用者の労力及び無駄時間削減、
使用者の信頼感の向上(例えば、洗濯行程が終了したと
考えて洗濯機に近づいたときに初めて蓋5の閉め忘れに
気づくといったことがなくなる。)を図ることができ
る。
【0057】《第3実施形態の制御動作(図4)》図4の
フローチャートを用いて、第3実施形態における給水の
制御動作を説明する。なお、ここでは、洗い行程におけ
る給水異常を、異常状態が起こりうる状態の例に挙げて
説明する。
【0058】まず、ステップ#510で給水弁9をON
することにより、給水を開始する。そして、給水開始か
ら10秒経過した時点でステップ#530に進む(#5
20)。ステップ#530では、水位センサー27の検
知結果から水位が60mm以上か否かを判定する。水位
が60mm以上の場合、ステップ#550に進み、水位
が60mm未満の場合、給水異常を表す発光ダイオード
L1を点灯させた後、ステップ#550に進む。なお、
水位センサー27の代わりに給水流量センサーを用い
て、給水流量センサーの検知結果から所定の給水流量
(リットル/分)で給水が行われてるか否かを判定するよ
うにしてもよい。
【0059】ステップ#550では、設定されている水
位(例えば、使用者が設定した水位)まで給水されたこと
が、水位センサー27で検知された時点で、給水弁9を
OFFすることにより、給水を終了する(#560)。次
に、発光ダイオードL1を消灯し(#570)、次行程に
移る(#580)。ここで、次行程とは、洗い行程におけ
る残りの行程(洗い)である。
【0060】上述したように、第3実施形態では、洗濯
行程運転開始後、給水開始から10秒後の水位センサー
27の検知結果が、予めマイクロコンピュータ21に設
定されている値の範囲から外れている場合(これは、使
用者が水道の蛇口を開き忘れた場合等に起こりう
る。)、給水異常が起こりうる状態として事前表示を行
うようになっている。このように給水開始から極力早い
段階(つまり給水開始10秒後)で事前表示を行えば、給
水異常が起こりうることを、使用者が洗濯機から離れる
前に使用者に知らせることができる。これにより、異常
による洗濯行程の中断が極力減少する結果、実質的な洗
濯行程の時間短縮、使用者の労力及び無駄時間削減、使
用者の信頼感の向上を図ることができる。
【0061】また、第3実施形態において、給水異常に
よる給水停止動作を省略し、ステップ#570で発光ダ
イオードL1を消灯させているのは、上記事前表示を行
えば給水異常による動作停止を行う必要はないと考えら
れるためである。勿論、所定時間経過しても設定水位が
検知されない場合に、給水を停止させ発光ダイオードL
1を急速点滅させるように制御してもよい。なお、第3
実施形態における制御を、すすぎ行程における給水の制
御に適用してもよい。
【0062】《第4実施形態の制御動作(図5)》図5の
フローチャートを用いて、第4実施形態における制御動
作を説明する。なお、ここでは、電源キー22のONか
ら一連の洗濯行程運転を開始する前における排水異常
を、異常状態が起こりうる状態の例に挙げて説明する。
【0063】まず、ステップ#610で電源キー22が
押されると(ON)、ステップ#620で前回の運転状態
を示すフラグFが1か否か判定する。フラグFが1でな
ければステップ#640に進み、フラグFが1であれば
ステップ#630で排水異常を表す発光ダイオードL4
を点灯させた後、ステップ#640に進む。
【0064】ステップ#640では操作部25でのキー
入力の有無を判定し、キー入力がなければステップ#6
60に進み、キー入力があればステップ#650で設定
変更を行った後、ステップ#660に進む。ステップ#
660ではスタートキー23が押された(ON)か否かを
判定し、ONであればステップ#670に進んで発光ダ
イオードL4を消灯させ、OFFであればステップ#6
20に戻る。従って、スタートキー23がONされるま
でこの状態が続行され(#620〜#660)、洗濯行程
設定状態となって各種設定が可能となる。なお、ステッ
プ#670で発光ダイオードL4を消灯させてしまうの
は、使用者はスタートキー23を押せば即座に洗濯機か
ら離れてしまうと考えられるためである。
【0065】次に、一連の洗濯行程の運転が順次行われ
るが、ここでは説明を省略する。ステップ#680で排
水を開始し、排水開始から排水完了までの時間を計測す
る(#690〜#710)。ここで、水位センサー27で
水位を検知することにより排水完了か否かを検知する。
計測された時間Tが予めROM12に設定されている1
分よりも大きいか否かを判定し(#720)、大きい場合
(即ち、排水異常が発生している場合)にはフラグFに1
をセットし(#730)、小さい場合(例えば、排水条件
が改善された場合)にはフラグFに0をセットする(#7
40)。ここでセットされたフラグFは、使用者が次回
洗濯行程を運転しようとする際の表示に反映される(#
620)。
【0066】最後に、次行程を実行する(#750)。排
水はすすぎ行程の最初又は脱水行程の最初に行われるの
で、この次行程は、すすぎ行程における残りの行程(す
すぎ)又は脱水行程における残りの行程(脱水)である。
但し、上述の制御は、通常、最後の排水について行われ
るため、ステップ#750の次行程はそれに続く行程、
即ち脱水行程における残りの行程(脱水)となる。
【0067】上述したように、第4実施形態では、前回
の洗濯行程運転時の情報(つまり、フラグFの設定状態)
が予めマイクロコンピュータに設定されている値と異な
る場合(長年の使用により排水経路に堆積したゴミが排
水を妨害している場合や設置状態があまり好ましくない
場合等に起こりうる。)、排水異常が起こりうる状態と
して事前表示を行うようになっている。このように前回
運転時の情報から排水異常が起こりうる状態として事前
表示を行えば、排水異常が起こりうることを、使用者が
洗濯機から離れる前に使用者に知らせることができる。
これにより、異常による洗濯行程の中断が極力減少する
結果、実質的な洗濯行程の時間短縮、使用者の労力及び
無駄時間削減、使用者の信頼感の向上を図ることができ
る。
【0068】また、第4実施形態において、排水異常に
よる排水停止動作を省略し、ステップ#670で発光ダ
イオードL4を消灯させているのは、上記事前表示を行
えば排水異常による動作停止を行う必要はないと考えら
れるためである。勿論、排水に1分以上かかった場合
に、排水を停止させ発光ダイオードL4を急速点滅させ
るように制御してもよい。
【0069】《第5実施形態の表示・操作パネル(図
6)》図6に、第5実施形態の洗濯機の表示・操作パネ
ル4(図7)を示す。従来例(図11)と同様、表示・操作
パネル4は表示部26と操作部25とを備えており、操
作部25には図示するような各キー配置で、水位キー2
4a,洗濯終了予約キー24b,コース選択キー24c
及び全自動セレクトキー24dから成る洗濯行程設定部
24;電源キー22;並びにスタートキー23が設けら
れている。
【0070】従来例(図11)と同様、電源キー22を押
した後そのままスタートキー23を押すと、標準コース
の設定状態となり、容量検知回路28(図9)で自動的に
被洗濯物の容量が検知されて、被洗濯物の容量に応じた
適切な洗濯コースで洗濯が開始される。また、洗濯行程
設定部24のキー操作によって、使用者の好みに応じた
洗濯行程,洗濯行程終了時刻等を選定することができる
点も従来例(図11)と同様である。
【0071】表示部26には、「標準」,「洗い」等の
表示;洗濯機外観,蛇口,及び振動マークから成る模式
図Wが印刷されており、模式図W中で異常状態を表す位
置には4個の表示記号S1〜S4等が印刷されている。
これらの表示記号S1〜S4は、3個の表示記号
(「6」,「9」,「12」)S0が2又は3個組み合わ
されたものとなっている。
【0072】また、表示部26は現在設定されている内
容を表示するようになっているが、その表示は、印刷表
示(例えば、「標準」,「洗い」)の近傍に1個ずつ配置
されている計15個の発光ダイオード(図中、○で示
す。)の点灯,点滅,消灯によって行われる。先に述べ
たように、表示記号(「6」,「9」,「12」)S0及
びこれらと対応する計3個の発光ダイオードL0は、洗
濯行程の運転中には使用されないので、第5実施形態で
は、この3つの発光ダイオードL0の発光する組み合わ
せ、表示記号S0,S1〜S4及び模式図Wによって、
洗濯機に異常が発生した場合にその異常を原因別に表示
するようになっている。
【0073】つまり、上記のように模式図W中の異常状
態を表す位置に表示記号S1〜S4が設けられており、
更に表示部26の模式図W外位置に表示記号S1〜S4
と対応する表示記号S0が発光ダイオードL0と共に設
けられているので、使用者は、点灯する発光ダイオード
L0を見て、それと共に設けられている表示記号S0と
対応する表示記号S1〜S4が模式図W中のどこに位置
しているかを知る。これにより、発生した異常状態を表
示部26のみから知ることができる。
【0074】また、異常状態の表示が発光ダイオードL
0の点灯で行われるため高価な表示素子等を用いる必要
がなく、しかも、異常状態の表示に従来より用いられて
いる発光ダイオードL0が兼用されるため、新たに発光
ダイオードを増やす必要がない。従って、安価に実現す
ることが可能である。
【0075】図6に示すように、模式図Wには、
「6」,「9」の表示記号S1が設けられた給水異常状
態を表す蛇口の図、「9」,「12」の表示記号S2が
設けられた蓋開状態を表す洗濯機の蓋5の図、「6」,
「9」,「12」の表示記号S3が設けられた異常振動
を表す振動マークの図、「6」,「12」の表示記号S
4が設けられた発光ダイオードL4が配置された排水異
常状態を表す洗濯機の排水ホースの図が含まれているの
で、これによって、使用者は発生した異常状態をより具
体的に知ることができ、速やかにこれに対処することが
できる。
【0076】《第5実施形態における異常状態発生時の
使用者の対応》第5実施形態の洗濯機における脱水の制
御動作は、前述した従来例の場合(図11)と同じである
ため、ここではその説明を省略し、すすぎ行程,脱水行
程における脱水動作中の蓋開状態や異常振動が発生した
ときの使用者の対応を説明する。
【0077】図10のフローチャートにおいて洗濯機が
脱水停止状態及び発光ダイオードL0の点灯状態(S1
30〜S150)にあれば、脱水運転の停止と表示記号
(「9」,「12」)S0に対応する2個の発光ダイオー
ドL0の点灯により、使用者は洗濯機に異常が発生した
ことに気づくことになる。洗濯機の異常発生に気づけ
ば、使用者は表示部26の模式図W中の異常状態と対応
した表示記号S2を見て、異常により洗濯行程が中断さ
れた原因は蓋5にあることを簡単に理解することができ
る。そして、使用者が蓋5を閉めると、ステップS13
0〜S150の状態を抜けて、ステップS160で発光
ダイオードL0は消灯し、ステップS170で脱水が再
開されることになる。
【0078】異常振動が発生した場合も同様である。つ
まり、図10のフローチャートにおいて洗濯機が脱水停
止状態及び発光ダイオードL0の点灯状態(S190〜
S210)にあれば、脱水運転の停止と表示記号
(「6」,「9」,「12」)S0に対応する3個の発光
ダイオードL0の点灯により、使用者は洗濯機に異常が
発生したことに気づくことになる。洗濯機の異常発生に
気づけば、使用者は表示部26の模式図W中の異常状態
と対応した表示記号S3を見て、異常により洗濯行程が
中断された原因は異常振動にあることを簡単に理解する
ことができる。そして、使用者が被洗濯物のバランス修
正を行うと、ステップS190〜S210の状態を抜け
て、ステップS220で発光ダイオードL0は消灯し、
ステップS230で脱水が再開されることになる。
【0079】第5実施形態は、従来例(図11)に模式図
Wを印刷で設けただけの簡易で、かつ、安価な構成であ
るにもかかわらず、これによれば、異常状態が発生した
場合に、使用者が自分で異常箇所を探したり取扱い説明
書で発光ダイオードL0の点灯の意味を調べたりしなく
ても、発生した異常状態を容易に知ることができる。
【0080】《第6実施形態の制御動作(図12〜図1
5)》図12〜図15のフローチャートを用いて、第6
実施形態における制御動作を説明する。なお、ここで
は、電源キー22及びスタートキー23のONで開始さ
れる一連の洗濯行程において、洗い行程及びすすぎ行程
中の給水動作状態並びに脱水行程中の排水動作状態を、
洗濯行程における現在の動作状態(進行状態)の例に挙げ
て、この進行状態の表示に関して説明を行う。
【0081】洗濯行程が開始されると、まず、ステップ
#810で予約設定されているか否かを判定する。予約
が設定されていれば、予約時刻まで待機し(#820)、
予約が設定されていなければ、順次、洗い行程,すすぎ
行程,脱水行程のうち設定されている行程を実行する
(#830〜#890)。そして、全行程を終了した時点
で終了音を報知し、一連の洗濯行程を終了する(#90
0)。
【0082】洗い行程(図13の#910〜#980)は
主に給水動作及び撹拌動作から成っており、すすぎ行程
(図14の#1010〜#1070)は脱水行程,給水動
作及び撹拌動作から成っており、脱水行程(図15の#
1110〜#1140)は排水動作及び脱水動作から成
っている。洗い,すすぎ,脱水のいずれの行程において
も、給水動作中は発光ダイオードL1を点灯し、排水動
作中は発光ダイオードL4を点灯させる。そして、その
他の場合には発光ダイオードL1〜L4を消灯状態とす
る。
【0083】なお、ステップ#950のなじませ(布質
センシング),ステップ#1030のなじませ1,ステ
ップ#1050のなじませ2,ステップ#970,#1
060の主水流は、いずれも撹拌動作(パルセータの左
右回転)であり、反転周期の違いによってそれぞれの名
称が異なるものである。
【0084】先に述べたように、従来の洗濯機によると
洗濯行程における現在の動作状態を大まかな行程でしか
知ることができないが、第6実施形態によると各行程で
の給水,排水をも知ることができる。従って、現在の動
作が脱水行程中の排水動作である場合には、使用者は排
水動作中であることを理解できるため、脱水が始まらな
いと感じたり脱水が始まるのが遅いと感じたりすること
はない。また、現在の動作が洗い行程中の給水動作であ
る場合には、使用者は給水動作中であることを理解でき
るため、洗いが始まらないと感じたり洗いが始まるのが
遅いと感じたりすることはない。以上のように進行状態
を表示することによって、信頼性の高い洗濯機を実現す
ることができる。
【0085】《第7実施形態の表示・操作パネル(図1
6)及び制御動作(図17)》図16は、第7実施形態の
洗濯機の表示・操作パネル4(図7)を示している。この
表示・操作パネル4は、模式図Wに洗剤投入を表す図が
印刷されており、なおかつ、その近傍に発光ダイオード
L5が配置されているほかは、図1と同様に構成されて
いる。
【0086】図17は、第7実施形態における制御動作
を示すフローチャートである。このフローチャートを用
いて、以下にその制御動作を説明する。なお、ここで
は、電源キー22のONから一連の洗濯行程運転を開始
する前における蓋5の開閉状態及び洗剤投入状態を、現
在行うべき操作に対応した状態の例に挙げて、この操作
手順を示す状態表示に関して説明を行う。
【0087】まず、電源コンセントにプラグ8a(図7)
が差し込まれ(#1210)、ステップ#1220で電源
キー22が押される(ON)と、洗濯行程設定状態となっ
て各種設定が可能となる。つまり、ステップ#1230
で操作部25でのキー入力の有無を判定し、キー入力が
なければステップ#1250に進み、キー入力があれば
ステップ#1240で設定変更を行った後、ステップ#
1250に進む。
【0088】ステップ#1250では、蓋5が開状態か
否かを判定する。蓋開状態であれば、ステップ#127
0で発光ダイオードL2を消灯させた後、ステップ#1
280に進み、蓋閉状態であれば、ステップ#1260
で発光ダイオードL2を0.5秒周期のON/OFF動
作で点滅させた後、ステップ#1280に進む。このよ
うに電源キー22を押した後、蓋5が閉まったままであ
れば、使用者に蓋5を開けることを促すことにより、被
洗濯物の入れ忘れ等を防止することができる。
【0089】ステップ#1280ではスタートキー23
が押された(ON)か否かを判定し、ONであればステッ
プ#1290に進み、OFFであればステップ#123
0に戻る。従って、スタートキー23がONされるまで
この状態を続行することになる(#1230〜#128
0)。
【0090】ステップ#1290では、蓋5が開状態か
否かを判定する。蓋開状態であれば、ステップ#131
0で発光ダイオードL2を0.5秒周期のON/OFF
動作で点滅させた後、ステップ#1320に進み、蓋閉
状態であれば、ステップ#1300で発光ダイオードL
2を消灯させた後、ステップ#1320に進む。このよ
うにスタートキー23を押した後、蓋5が開いたままで
あれば、使用者に蓋5を閉めることを促すことにより、
蓋5の閉め忘れを防止することができる。
【0091】ステップ#1320では、発光ダイオード
L5を0.5秒周期のON/OFF動作で点滅させる。
この発光ダイオードL5の点滅によって、現在洗剤投入
を行えばよい状態にあることを使用者に知らせる。この
ように使用者に洗剤投入を促すことにより、洗剤の入れ
忘れを防止することができる。
【0092】ステップ#1330では、発光ダイオード
L5の点滅開始から10秒経過したか否かを判定し、1
0秒経過していればステップ#1340に進んで発光ダ
イオードL2,L5を消灯させた後、次行程に移る(#
1350)。ここで、次行程とは洗濯行程である。一
方、10秒経過していなけばステップ#1290に戻
り、発光ダイオードL5の点滅開始から10秒経過する
までこの状態を続行する(#1290〜#1330)。
【0093】以上のように、発光ダイオードL2,L5
の点滅によって、被洗濯物や洗剤の入れ忘れ,蓋5の閉
め忘れ等を防止することができるため、洗濯機としての
使用性が向上することになる。また、使用者が洗濯機の
使い方を知らない場合でも、現在どのような操作を行え
ばよい状態にあるのかを、点滅する発光ダイオードL
2,L5とその近傍に位置する蓋5を表す図,洗剤投入
を表す図とから知ることができるため、使用者はそれに
よって示される手順に従って操作を行えば洗濯を行うこ
とができる。
【0094】《第8実施形態の表示部(図19)及び表示
例(図20)》図19は、第8,第9実施形態の洗濯機の
表示・操作パネル4(図7)中の表示部26Aを示してい
る。第8実施形態では、この表示部26Aにおいて蛍光
表示管の点灯又は点滅により、異常状態等の洗濯に関連
する状態を表示するようになっており、特に、異常状態
を表す部分単位で点灯又は点滅を行いうるように蛍光表
示管で洗濯機を含む模式図WAを構成した点に特徴があ
る。
【0095】図18に示すように、蛍光表示管が用いら
れた表示部26Pは従来より知られており、前述したよ
うに英字や数字(日文字で表示される。)で異常原因を表
すように構成されている(特開昭62−179496号
公報参照)。表示部26Aは、この表示部26Pに上記
蛍光表示管から成る模式図WAを追加したものである。
【0096】この模式図WAは、異常状態を表す部分単
位で点灯又は点滅を行いうるようになっているため、全
ての異常状態を表示することができ、各異常状態に応じ
て点灯又は点滅する部分が変更可能である。図20は、
脱水中等に蓋5が開いているために異常停止した場合の
表示例であり、その蓋開状態は、図20(a)の模式図表
示と図20(b)の模式図表示とが、0.5秒ごとに交互
に繰り返されることにより表示される。
【0097】以上のように、模式図WAを構成している
蛍光表示管の点灯又は点滅によって、使用者は異常状態
を表示部26Aのみから知ることができる。洗濯機自身
の模式図で蛍光表示が行われるため、使用者が自分で異
常箇所を探したり取扱い説明書で調べたりしなくても、
発生した異常状態をより容易に知ることができ、そし
て、速やかに異常箇所を修正することができる。
【0098】また、複数の異常状態が発生して洗濯行程
が中断している場合でも、すべての異常状態が同時に表
示されるため、使用者はすべての異常状態を同時に知る
ことができる。従って、使用者が何度も異常状態を修正
する必要がなくなり、複数の異常によって一連の洗濯行
程が中断される場合が減少するという効果が得られる。
【0099】さらに、模式図WA中に異常振動を表す
図,給水を表す図等の複数の図を含ませてもよく、その
場合でも、異常状態が発生したときに表示不要な異常状
態と対応する部分の図を表示せず、かつ、表示に必要な
部分の図のみを表示することによって、使用者にとって
理解しやすくすることができる。
【0100】《第9実施形態の表示例(図21,図22)
及び制御動作(図23)》図21,図22は、第9実施形
態において設置時に使用者に注意を促すための表示例で
ある。図21は排水ホース設置表示の例であり、図22
は洗濯機の足のガタツキ調節の表示例である。第9実施
形態では、第8実施形態と同様、表示部26Aにおいて
蛍光表示管の点灯又は点滅により、異常状態等の洗濯に
関連する状態を表示するようになっているが、特に、洗
濯機の足の状態,排水ホース7の設置状態等の洗濯機の
設置状態を表す部分単位で点灯又は点滅を行いうるよう
に、蛍光表示管で洗濯機を含む模式図WAを構成した点
に特徴がある。
【0101】図23は、第9実施形態における制御動作
を示すフローチャートである。このフローチャートを用
いて、以下にその制御動作を説明する。なお、ここで
は、電源キー22がONされる前における洗濯機の足の
状態及び排水ホース7の設置状態を、洗濯機の設置状態
の例に挙げて説明を行う。
【0102】まず、電源コンセントにプラグ8a(図7)
が差し込まれると(#1410)、図21の排水ホース設
置表示を10秒間行う(#1420,#1430)。この
排水ホース状態の表示は、図21(a)の模式図表示と図
21(b)の模式図表示とが、0.5秒ごとに交互に繰り
返されることにより行われる。このように排水ホースの
設置を使用者に促すことにより、排水ホース7の設置忘
れを防止することができる。
【0103】次に、図22の足ガタ調節表示を10秒間
行う(#1440,#1450)。この洗濯機の足の状態
表示は、図22の(a),(b),(c)の順で模式図表示が
0.5秒ごとに切り替えられて、サイクリックに繰り返
されることにより行われる。このように、洗濯機の足の
部分のガタツキ等に注意することを使用者に促すことに
より、洗濯機の足のガタツキ調節忘れを防止することが
できる。ついで、全表示をOFFし(#1460)、電源
キー22がONされるのを待って次行程に移る(#14
70,#1480)。
【0104】以上のように、模式図WAの点滅によって
洗濯機設置時の注意部分等を表示することができる。従
って、使用者自身で洗濯機を設置することが可能にな
り、また、使用者又は電気店の人が設置する場合でも、
排水ホース7の設置を忘れたり洗濯機の足のガタツキ調
節を忘れたりすることがなくなるため、洗濯機としての
信頼性,サービス性が向上することになる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように第1,第4,第5の
発明によれば、使用者は表示部を見るだけで、異常状態
等の洗濯に関連する状態を容易に知ることができる。使
用者は表示部以外見る必要がないので、その表示された
洗濯に関連する状態に基づいて速やかに対応することが
できる。
【0106】しかも、第1,第4の発明によれば、表示
手段は洗濯に関連する状態を点灯又は点滅により表示す
る機能を有していればよいため、高価な表示素子等を用
いる必要がない。従って、第1,第4の発明に係る洗濯
機は低コストで実現可能である。特に、第4の発明によ
れば、従来の洗濯機の表示部に新たに表示手段を増やす
必要がないので、より一層の低コスト化が可能である。
【0107】また、第5の発明によれば、模式図が表示
手段で構成されているため、異常状態等の洗濯に関連す
る状態をより容易に知ることができ、しかも、表示不要
の部分を表示せず、かつ、表示に必要な部分のみを表示
することができるため、使用者が理解しやすいという効
果がある。
【0108】第2の発明によれば、異常状態が発生した
場合に、使用者は表示部を見るだけで、その発生した異
常状態を容易に知ることができる。使用者は表示部以外
見る必要がないので、表示された異常状態に基づいて異
常箇所を早期に発見し速やかに対処することができる。
しかも、表示手段は異常状態を点灯又は点滅により表示
する機能を有していればよいため、高価な表示素子等を
用いる必要がない。従って、第2の発明に係る洗濯機は
低コストで実現可能である。
【0109】さらに、第3の発明によれば、使用者は表
示部を見るだけで異常状態の発生前に異常状態が起こり
うることを知ることができるので、異常状態発生前に速
やかにこれに対処することにより、異常状態の発生を未
然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1〜第4,第6実施形態における表示・操作
パネルの外観を示す図。
【図2】第1実施形態における制御動作を示すフローチ
ャート。
【図3】第2実施形態における制御動作を示すフローチ
ャート。
【図4】第3実施形態における制御動作を示すフローチ
ャート。
【図5】第4実施形態における制御動作を示すフローチ
ャート。
【図6】第5実施形態における表示・操作パネルの外観
を示す図。
【図7】第1〜第9実施形態及び従来例の洗濯機全体の
外観を示す斜視図。
【図8】第1〜第9実施形態及び従来例の洗濯機の背面
側要部外観を示す斜視図。
【図9】第1〜第9実施形態及び従来例におけるマイク
ロコンピュータと洗濯機各部との接続状態を示すブロッ
ク図。
【図10】第5実施形態及び従来例における制御動作を
示すフローチャート。
【図11】従来例における表示・操作パネルの外観を示
す図。
【図12】第6実施形態における制御動作を示すフロー
チャート。
【図13】図12における洗い行程のサブルーチンを示
すフローチャート。
【図14】図12におけるすすぎ行程のサブルーチンを
示すフローチャート。
【図15】図12における脱水行程のサブルーチンを示
すフローチャート。
【図16】第7実施形態における表示・操作パネルの外
観を示す図。
【図17】第7実施形態における制御動作を示すフロー
チャート。
【図18】他の従来例における表示部の外観を示す図。
【図19】第8,第9実施形態における表示部の外観を
示す図。
【図20】第8実施形態における表示部による蓋開状態
の表示例を示す図。
【図21】第9実施形態における表示部による排水ホー
ス設置表示の表示例を示す図。
【図22】第9実施形態における表示部による足ガタ調
節表示の表示例を示す図。
【図23】第9実施形態における制御動作を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
3 上面板 4 表示・操作パネル 5 蓋 10 安全スイッチ 11 蓋スイッチ 21 マイクロコンピュータ 22 電源キー 23 スタートキー 24 洗濯行程設定部 25 操作部 26,26A 表示部 W,WA 模式図 L0 発光ダイオード S0 表示記号 L1,L2,L3,L4,L5 発光ダイオード S1,S2,S3,S4 表示記号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯に関連する状態を表示部において表示
    手段の点灯又は点滅により表示するようにした洗濯機に
    おいて、 前記表示部に洗濯機を含む模式図が設けられ、前記表示
    手段はこの模式図中で前記洗濯に関連する状態を表す位
    置に設けられていることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】異常状態を表示部において表示手段の点灯
    又は点滅により表示するようにした洗濯機において、 前記表示部に洗濯機を含む模式図が設けられ、前記表示
    手段はこの模式図中で前記異常状態を表す位置に設けら
    れていることを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】異常状態が起こりうる状態においては前記
    表示手段は異常状態時の表示とは異なる形態で動作して
    異常状態の事前表示を行うことを特徴とする請求項2に
    記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】洗濯に関連する状態を表示部において表示
    手段の点灯又は点滅により表示するようにした洗濯機に
    おいて、 前記表示部に洗濯機を含む模式図が設けられ、更にこの
    模式図中で前記洗濯に関連する状態を表す位置に表示記
    号が設けられ、前記表示手段は前記表示部の模式図外位
    置に前記表示記号と対応する表示記号と共に設けられて
    いることを特徴とする洗濯機。
  5. 【請求項5】洗濯に関連する状態を表示部において表示
    手段の点灯又は点滅により表示するようにした洗濯機に
    おいて、 前記洗濯に関連する状態を表す部分単位で前記点灯又は
    点滅を行いうるように前記表示手段で洗濯機を含む模式
    図を構成したことを特徴とする洗濯機。
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