JPS62204791A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類などの洗濯を自動で行う洗濯機の制御装置
に関するものである。

従来の技術 従来、洗濯機の制御装置は、例えば特公昭６８−２７１
６号公報に示されているように、洗濯工程中に異常が発
生した場合、その異常内容を洗濯工程を表示する複数の
表示灯よりなる進行表示器の表示灯の点滅の組み合わせ
により表示していた。

特に、全自動洗濯機の場合には、排水異常、給水異常な
どの異常内容を表示することにより、その対策を速やか
に行う必要性があった。

発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の構成では、進行表示器により表示灯の点
灯１点滅のパターン表示のため、排水異常、給水異常、
アンパラ異常のどれにあたるのか、あるいは正常なのか
使用者にわかりにくい問題点があった。また、故障か正
常かあるいは異常モードを確認する時に、−変電源を切
られ暮と、再現しなくなり、異常モード表示は故障とま
ちがわれる場合が多かった。

本発明は、このような問題点を解決するもので、洗濯機
に異常モードが生じた場合、電源を遮断された後でも前
回の異常モードを確認できることを目的とするものであ
る。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために、本発明の洗濯機の制御装
置は、不揮発性メモリ等に異常モードを記憶させ、以前
生じた異常モードを表示させるものである。

作用 この構成により、異常モードをパターン表示させ、かつ
不揮発性メモリ等に記憶保持させ、電源が切られた場合
でも、前回の異常モードを表示させることが可能となる
。よって使用者が故障と間ちがった場合でも、前回の異
常モード表示を再現でき、サービスマンがチェックする
ことにより故障かどうかを簡単に判断することが可能と
なる。

実施例 以下、本発明の実施例について、第１図、第２図、第３
図および第４図を参照して説明する。

第１図において、制御手段であるマイクロコンピュータ
１は、入力キー２からの設定信号及び、安全スイ・フチ
。水位センサー等のセンサー３よりの信号に応じて、あ
らかじめマイクロコンピュータ１のＲＯＭ内に書き込ま
れたプログラムの手順に従がい、表示装置４、ドライバ
ー６を介してモータ、給水弁等の負荷回路６を５駆動す
る。マイクロコンピュータ１は、通常ＲＯＭとＲＡＭと
呼ばれるメモリを内部に有しているが、本発明は、外部
に不揮発性メモリ７を具備している。通常、ワンチップ
マイクロコンピュータのＲＡＭ内のデータは電源を切っ
た時に、消えてしまうが、本発明は、ＲＡＭ内の異常モ
ードデータを不揮発性メモリに転送して記憶する。第２
図は、全自動洗濯機の操作表示パネルの一実施例で、残
時間表示器４０、洗い、すすぎ、脱水の進行を表示する
工程進行表示器４１、水流表示器４２、洗濯時間表示器
４３、すすぎ回数表示器４４、脱水表示器４５と、水流
表示器４２の設定を操作する水流切替キー２１、洗面時
間切替キー２２、すすぎ切替キー２３、脱水時間切替キ
ー２４およびスタート、一時停止キー２ｏよりなる。第
２図は、スタートキー２０を押してスタートした時の表
示器の点灯パターンを示しておシ、残時間表示は４５分
を示している。

洗濯を開始させて給水弁が駆動し、水位センサが水位検
知信号を出力するまでの給水時間が所定値よりも長い場
合は、給水異常を操作パネルに表示する。異常モードは
給水異常の他に、排水時間が異常に長い場合は排水異常
モード、脱水起動時の布かたよりを検知し自動的に修正
するアンバラ修正モード、アノバラ修正不能を表示する
アンバラ異常モードあるいは、モータ回転が正常でなく
、ロック状態となった場合のモータロック検知等があり
、その異常モードの表示例を第３図に示す。

洗濯機の使用中に異常となった場合、第３図のように残
時間表示器４０による表示と、行程進行表示器４１の３
ケの表示点すべての同時点滅にょシ異常と異常モードが
使用に表示される。残時間表示器４ｏがない場合には、
給水異常モードは、洗濯時間表示器４３のすべての表示
灯の同時点滅、排水異常はすすぎ回数表示器４４のすべ
ての表示灯の同時点滅などによシ表示可能である。しか
しながら、異常表示と故障が一般使用者には区別がつか
ない場合があり、電源を遮断されると、マイクロコンピ
ュータはリセットされて異常表示がしなくなる場合が、
従来はとんどであった。しかし、本発明は、異常時には
異常モード表示を行なうと同時に、不揮発性メモリに異
常モードに対応したデータを転送し記憶するので、電源
Ｋｌ断されても前回の異常データが記憶保持され、故障
が異常かを後からでもサービスマンがサービスチェック
可能となる。

第４図は、サービスチェックのフローチャートを示すも
ので、ステップ１ｏで電源投入後、初期化ルーチン１１
の後、ステップ１２で異常データ等をメモリから呼び出
し、つづいてステップ１３である種の定められた手順に
従かいキー操作をすれば、サービスチェ・ツク可能モー
ドに入ることを示す。

第１図には不揮発性メモリの実施例を示したが、マイク
ロコンピュータ１のバ・ソクアワプ電源さえあれば、不
揮発性メモリ７がなくとも異常モードは記憶保持可能で
ある。サービスチェ・ツク可能モードにするためのある
種のキー操作とは、例えば水流キー２１と洗濯キー２２
を同時に押した状態で電源スィッチを投入するもので、
通常の洗濯機の操作表示モードとの判別を電源投入時に
行なうことによシ一般使用者の誤操作をできるだけなく
すことができる。

また、本実施例によれば異常モードを１１゜！２等の英
数字表示により表示するので、一般使用者にとっても異
常モードの判別がわかシ易い特長がある。特に、使用者
からの要望によりサービスマンが洗濯機のサービスチェ
ックを行なう場合、異常モードと故障との判別をすみや
かに行なうことができ、使用者の要望に対応する時間を
短縮できる等の特長がある。

発明の効果 以上実施例から明らかなように、本発明によれば一般使
用者にとって、故障か異常かが判別できなく、電源を遮
断等されてしまった場合でも、前回あるいは前々回の異
常モードが記憶保持されているため、サービスマンはこ
の記憶ケ内容を確認して異常であったか故障であったか
を容易に判断でき、サービス修理をすみやかに行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における洗濯機の制御装置のブ
ロック図、第２図は同洗濯機の操作表示パネルの正面図
、第３図は残時間表示器に異常モードを表示した場合の
説明図、第４図は異常表示モードをサービスチェックに
よシ表示するためのマイクロコンピュータのフローチャ
ートである０１・・・・・・マイクロコンピュータ、２
・・・・・・入力キー１３・・・・・・センサ、４・・
・・・・表示装置、６・・・・・・負荷、７・・・・・
・メモリ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１ｆ！Ｉ 第３図 第４図 ／θ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）制御中の洗濯工程あるいは残時間を表示する表示
   装置と、各洗濯工程の運転時間、洗濯時の水流等のデー
   タを制御手段に入力する入力キーと、前記入力キーから
   のデータにより各洗濯工程を制御する制御手段と、この
   制御手段が制御する負荷回路と、制御中に洗濯工程異常
   内容を検知し制御手段に出力するセンサとを備え、前記
   制御手段は電源が遮断されても異常内容を記憶保持する
   洗濯機の制御装置。
2. （２）制御手段はあらかじめ定められた手順に従がい入
   力キーを操作することにより表示装置で記憶保持した異
   常内容に対応した異常表示を行なう特許請求の範囲第１
   項記載の洗濯機の制御装置。