JP3136663B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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JP3136663B2
JP3136663B2 JP03184482A JP18448291A JP3136663B2 JP 3136663 B2 JP3136663 B2 JP 3136663B2 JP 03184482 A JP03184482 A JP 03184482A JP 18448291 A JP18448291 A JP 18448291A JP 3136663 B2 JP3136663 B2 JP 3136663B2
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布量検知機能を備えた
洗濯機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、洗濯槽内に投入した洗濯物の布量
を判定し、この布量に基づいて洗濯時間、濯ぎ回数等を
判定して運転する等、洗濯機の自動化が進んでいる。
【0003】例えば、特開昭59−139298号公報
に示されている様に、洗濯運転を開始すると、洗濯槽内
に所定水位給水した後、攪拌翼を所定時間断続回転さ
せ、この時の攪拌翼の回転数を検知して布量を判定し、
すすぎ時の水位を決定する洗濯機の制御装置が提案され
ている。
【0004】また特開昭62−176491号公報に示
されている様に、布量の判定精度をより上げることによ
り、布量に応じた給水制御や水流制御等を行なう洗濯機
が提案されている。
【0005】いづれも所定期間の攪拌翼の回転数をパル
ス数として検知し、パルス数が少なければ(負荷が大き
い)布量が多いと判定し、パルス数が多ければ布量少と
判定し、その判定結果に基づいて、以後の工程を運転す
る様に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、回転数検知部からのパルス数がゼロにな
った場合、負荷大すなわち布量が多いと判定して運転を
続行することになる。しかし実際には、(1)布量が極
めて多い(2)駆動系の故障(3)回転検知系の故障の
3つのケースがあり、これ等を区別できないため、例え
ばモーターがロックしていても運転を強行し、発煙、発
火をまねくという問題点を有していた。また、駆動系の
故障ではなく回転検知系の故障の場合は、発煙・発火の
問題はないが、常に布量多いと判定して高水位で洗濯す
る為、水を無駄使いするという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、回転数検知部からのパルス数と、水位検知部から
の攪拌時の水位変動データーの2つのデーターにより、
パルス数がゼロで水位変動がない時は駆動系の故障と判
断して、洗濯工程を中止し、異常報知して発煙・発火事
故を防ぐことを第一の目的とする。
【0008】第二の目的は、パルス数がゼロで、水位変
動がある場合、洗濯行動は続行するが、回転検知系(布
量検知系)の故障と判断して、故障報知をして水の無駄
使いを防止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るための本発明第一の手段は、洗濯槽内の水位を検知す
る水位検知部と、洗濯槽内の内底部に配した攪拌翼を駆
動するモーターと、このモーターの通電を制御するモー
ター制御部と、攪拌翼駆動系の回転数を検知する回転数
検知部と、この回転数検知部の出力パルス数に基づいて
布量を判定する布量判定手段を備え、回転数検知部のパ
ルス数が所定期間ゼロで、洗濯工程初期の給水後の攪拌
時に水位変動がなければ洗濯工程を中止し、異常報知を
行なう構成である。
【0010】上記第二の目的を達成する為の本発明の第
二の手段は、上記第一の手段に加え、異常検知手段と報
知手段を設け、この異常検知手段は、回転検知部の出力
パルス数が所定期間ゼロで、洗濯工程初期の給水後の攪
拌時に水位変動のあった時、布量検知系が故障であると
判定し、洗濯運転を続行すると共に報知手段により故障
報知する構成を有している。
【0011】
【作用】上記第一の手段によれば、回転数検知部の出力
パルス数がゼロとなるケースは、(1)布量が極めて多
い(2)攪拌翼駆動系の故障(3)回転検知系の故障の
3つあるが、布量が極めて多くてもパルス数がゼロにな
るケースはまずないので、攪拌翼駆動系の故障か、回転
検知系の故障と判定することができる。次に給水後の攪
拌時、水位変動が無いということは、攪拌しても水が動
いていない、すなわち攪拌翼が動いていない(攪拌翼駆
動系の故障)と判定し、以後の運転を中止し、モーター
ロック時等の発煙・発火事故を防ぐことができる。
【0012】また第二の手段によれば、回転数検知部の
出力パルス数がゼロで、給水後の攪拌時、水位変動があ
れば、上記説明からも回転検知系の故障と判断できるの
で、使用者の便を考えて洗濯工程を続行するが、水位は
布量にかかわらず毎回高水位になり水の無駄使いとなる
ので、故障報知手段によって故障を知らせることによ
り、使用者は機能回復手段を構ずるか、マニュアル操作
(布量センサーを使わない方法)により、水の無駄使い
を防ぐことが出来る。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0014】図1において、外槽1内に洗濯槽2を配
し、この洗濯槽2内底部に攪拌翼3を回転自在に配して
いる。また、洗濯槽2には洗濯物13が投入される。外
槽1の外底部には、攪拌翼3にモーター5の回転を減速
して伝達する減速機4を設けている。また外槽1の底部
には、外槽1内の排水を行なう排水弁6を設けている。
モーター5の回転数は回転数検知部7により検出され、
その出力は制御装置12の中にある布量判定部12fと
異常検知部12dに入力される。水位検知部9は外槽1
の底部に設けたエアートラップに接続され、水位変化を
周波数変化に変換して制御装置12の中にある異常検知
部12dと水位制御部12eに入力する。モーター駆動
部8は、制御部12の指示により、モーター5を駆動す
る。給水弁10は外槽1の上部に設けられ、水道栓に接
続して外槽1内に給水をする。報知部11は、筐体(図
示されていない)の上部に配し、異常状態を報知する。
制御部12は洗濯機全体の制御を司る。制御部12の内
部の機能について本発明に関係する部分の構成について
説明する。給水弁制御部12aは、給水弁10の開、閉
の制御をする。排水弁制御部12bは、排水弁6の開、
閉の制御をする。モーター制御部12cは、モーター駆
動部8にモーターON、OFFの指令を与える。異常検
知部12dは、回転数検知部7からのパルス数情報と、
水位検知部9からの水位変動情報とから、攪拌翼駆動系
又は回転検知系が故障か正常かを判定して、結果をシー
ケンス制御部12gと報知部11に送る。水位制御部1
2eは、布量判定部12fの布量判定結果に基づいて、
所定の水位になるまで給水する様、給水弁制御部12a
に指令を出す。布量判定部12fは、回転数検知部7の
パルス数を規定値と比較して布量の判定をする。シーケ
ンス制御部12gは、制御部12内の各機能の進行やタ
イミングを管理する。
【0015】以上のように構成された洗濯機について図
2を中心にし、図1を参照しながらその動作を説明す
る。
【0016】まず、洗濯物13が洗濯槽2内に投入(ス
テップ21)され、運転開始用のスタートスイッチ(図
示されていない)が押される(ステップ22)と、モー
ター制御部12cの指令によりモーター駆動部8が動作
してモーター5が回転(ステップ23)し、減速機4を
介して攪拌翼3を駆動する。攪拌翼3に当たる洗濯物1
3の影響を受けたモーター5の回転数は、回転数検知部
7で回転数検知(ステップ24)され、その信号は異常
検知部12dと布量判定部12eに送られる。両判定部
に於て、パルス数がチェック(ステップ25)され、N
≠Oならステップ26に進み、布量判定が行われ、布量
に応じた水位が水位制御部12eで決定され、所定レベ
ルまで給水(ステップ27、ステップ28)後洗濯工程
に入る。N≠Oは正常であることを意味し、以降すす
ぎ、脱水工程がシーケンスに従って実施される。
【0017】次にステップ25でN=Oならば、何らか
の異常があることを意味し、布量が分からないのでステ
ップ29、ステップ30に進み、高水位まで給水し、攪
拌(ステップ31)する。その結果水位変動が無いと判
断(ステップ32)されればステップ33に進み、攪拌
翼駆動系故障と判定され、運転を中止(ステップ34)
し、異常報知(ステップ35)を行なう。これにより、
例えばモーターがロックしていた場合等に発煙・発火事
故を防ぐことが出来る。
【0018】一方、ステップ32で水位変動ありと判断
された場合、攪拌翼駆動系は正常と判断できるので運転
を継続(ステップ36)し、シーケンスに従って洗濯、
すすぎ、脱水工程へと進める。しかし、ステップ25で
N=O、すなわち回転検知部からパルスがこないという
ことは、水位変動よりモーター5が回転していることは
確かなので異常検知部12dで回転検知系の故障と判断
(ステップ37)する。その結果を報知部11で故障報
知(ステップ38)し、使用者に知らせる。これにより
使用者は、洗濯を最後まで進める事が出来るし、回転検
知系故障すなわち布量検知機能の故障を知ることができ
るので、修理までの間、マニュアル操作(布量センサー
を使わない方法)に切り替えて、適正水位で洗濯するこ
とが出来る。
【0019】
【発明の効果】以上の様に本発明は、回転検知部のパル
ス数と、給水後初期の攪拌時の水位変動の2つの情報を
処理して正常か/攪拌翼駆動系の故障か/回転検知系の
故障かを判断する手段を設けることにより、それぞれの
状態に対処出来るので、モーターや攪拌翼がロックした
場合は運転を停止(モーターの電源OFF)することに
より発煙や発火を防止することができ、回転検知系故障
の場合は、洗濯を最後まで進めることが出来るし、故障
内容を知ることができるので、修理までの間、マニュア
ル操作に切り替えて適正水位で洗濯することが出来る。
この様に、安全で経済的な洗濯機を提供することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における洗濯機の構成図
【図2】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
【付号の説明】
1 外槽 2 洗濯槽 3 攪拌翼 4 減速機 5 モーター 6 排水弁 7 回転数検知部 8 モーター駆動部 9 水位検知部 10 給水弁 11 報知部 12 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯槽内の給水を制御する給水制御部と、
    洗濯槽内の水位を検知する水位検知部と、洗濯槽内の内
    底部に配した攪拌翼を駆動するモーターと、このモータ
    ーの通電を制御するモーター制御部と、攪拌翼駆動系の
    回転数を検知する回転数検知部と、この回転数検知部の
    出力パルス数に基づいて布量を判定する布量判定手段を
    備え、回転数検知部のパルス数が所定期間ゼロで、洗濯
    工程初期の給水後の攪拌時に水位変動があれば、高水位
    にして洗濯を続行し、水位変動が無ければ洗濯工程を中
    止し、異常報知を行なう構成とした洗濯機の制御装置。
  2. 【請求項2】異常検知手段と報知手段を設け、異常検知
    手段は、回転検知部の出力パルスが所定期間ゼロで、給
    水後の攪拌時、水位変動があった場合、水位を高水位に
    して洗濯運転を続行すると共に、故障報知手段により故
    障状態を報知する構成とした請求項1記載の洗濯機の制
    御装置。
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