JP2523047B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2523047B2
JP2523047B2 JP2180082A JP18008290A JP2523047B2 JP 2523047 B2 JP2523047 B2 JP 2523047B2 JP 2180082 A JP2180082 A JP 2180082A JP 18008290 A JP18008290 A JP 18008290A JP 2523047 B2 JP2523047 B2 JP 2523047B2
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隆生 倉世古
務 岡田
裕二 永福
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、洗いやすすぎのための給水動作におい
て、水位センサーが規定水位を検出した時に給水を自動
的に停止させる洗濯機が、特公昭63−11038号公報(D06
F39/08)に示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、洗濯槽内に供給された水は、槽内
の洗濯物に対し、ほとんど同じ個所に当っている。
一方、洗剤は、この給水開始とほとんど同時に投入さ
れることが普通であり、この場合、洗剤の投入個所と給
水の当る個所が同じでない限り、洗剤は、洗い工程で洗
濯物が攪拌されるまで、洗濯物の一定個所に付着し、洗
濯物を変色させたり、洗濯物の繊維内に入り込んで、溶
解しにくくなったりする問題がある。
本発明は、洗濯機の改良に関し、斯かる問題点を解消
するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の洗濯機は、洗濯槽と、この洗濯槽内へ給水す
る給水手段と、前記洗濯槽内の水位を検知する水位検知
手段と、前記洗濯槽内の洗濯物を攪拌する攪拌手段と、
複数の洗濯用設定可能水位の中から所望水位を設定する
水位設定手段と、前記水位検知手段による検知水位及び
水位設定手段による設定水位に基づいて前記給水手段及
び攪拌手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記給水手段の駆動による給水中に、前記水
位検知手段による検知水位が前記複数の洗濯用設定可能
水位の内の最低水位に到達すると、前記給水手段の駆動
を休止して前記攪拌手段を一定時間駆動し、その後攪拌
手段の駆動停止状態にて給水を再開して前記設定水位ま
で給水する構成であることを特徴とする。
(ホ) 作用 即ち、給水の休止期間の間に洗濯物を攪拌すること
で、洗濯物及び洗剤を移動させ、その後再び給水を再開
する。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第2図において、1は機枠、2はこの機枠1の上部後
方に設けられた操作部、3は前記機枠1内に弾性的に支
持された外槽、4はこの外槽3内に回転自在に支承さ
れ、周囲に多数の脱水孔5…を有する脱水兼洗濯槽、6
はこの洗濯槽4の底部に回転自在に設けられた回転翼、
7は前記脱水槽4及び回転翼6に動力伝達機構8を介し
て連結された駆動モータであり、洗濯時には前記回転翼
6を低速で反転させ、脱水時には前記洗濯槽4及び回転
翼6を高速で一方向回転させる。9は前記外槽3の底部
一角に設けられたエアートラップであり、前記操作部2
内に配設された水位センサー10に圧力ホース11を介して
接続されている。12は前記外槽3の底部に設けられた排
水口、13はこの排水口12に接続された排水管、14はこの
排水管13を開閉する排水電動弁であり、従来周知の如
く、弁体に連結されたワイヤーを小型モータで巻き取る
ことにより弁体を開放し、小型モータを断電すること
で、弁体内蔵のバネの復帰力で閉塞させるものである。
15は給水管16を開閉する給水電磁弁、17は前記エアート
ラップ9の底部に取り付けられた負特性サーミスタであ
り、後述する温度検知回路の一部を構成し、水没してい
る時は水温を検知し、そうでない時は槽内の気温を検知
する。
さて、本実施例の洗濯機は、マイクロコンピュータ
(例えば、三洋電機株式会社製LC66506B型、以下マイコ
ンと称す)18により制御されており、このマイコン18を
中心とした洗濯機の制御機構を第3図に基づいて説明す
る。
前記マイコン18は、CPU19(central processing uni
t)、RAM20(random access memory)、ROM21(read on
ly memory)、タイマー22、システムバス23及び入出力
ポート24から構成される。
前記CPU19は、制御部25と演算部26とから構成され、
前記制御部25は、命令の取り出し及び実行を行い、前記
演算部26は、命令の実行段階において、制御部25からの
制御信号によって入力機器やメモリから与えられるデー
タに対し、二進加算、論理演算、増減、比較等の演算処
理を行う。前記RAM20は、機器に関するデータを記憶す
るためのものであり、前記ROM21は、予め機器を動かす
ための手段や判断のための条件の設定、各種情報の処理
をするためのルール等を読み込ませておくものである。
前記入力ポートには、各種動作設定キーから構成され
る入力キー回路27、前記水位センサー10、温度検知回路
28、負荷検知回路29等からの信号が入力され、これらの
情報に基づいて、前記出力ポートから、各種発光ダイオ
ード群から構成されるLED駆動回路30、工程終了及び異
常報知用ブザー回路31、負荷駆動回路32等に制御信号が
送出される。33は前記マイコン18に電圧を供給するため
の電源回路、34はリセット信号発生回路である。
前記負荷駆動回路32は、前記マイコン18からの制御信
号に従って、前記駆動モータ7、給水電磁弁15、排水電
動弁14の各動作を制御する。
前記水位センサー10は、前記外槽3内の水位変化によ
るエアートラップ9内の圧力変化に応動して、磁性体を
コイル内に出入りさせて該コイルのインダクタンスを変
化させ、更に、このコイルのインダクタンス変化を発振
回路の発振周波数変化として取り出し、前記マイコン18
に入力する。前記マイコン18は、この発振周波数を判別
することにより、槽内の水位を連続的且つ広範囲に検出
する。
前記温度検知回路28は、第4図の通り、前記サーミス
タ17の抵抗値により決定される電圧と各種抵抗により分
圧された電圧とをコンパレータ35で比較するものであ
り、温度が所定温度よりも低下すると、サーミスタ17の
抵抗値が上昇して、コンパレータ35の−(マイナス)入
力の電圧が低下し、コンパレータ35の出力がハイレベル
になる。マイコン18は、この信号が入力されるか否かに
よって、温度が所定温度以下であるか否かを判定する。
ここで、前記負荷検知回路29を第5図に基づいて説明
する。
36,37は前記負荷駆動回路32としての双方向性サイリ
スタであり、前記駆動モータ7の左右回転を制御する。
38は前記駆動モータ7の機動用コンデンサ、39はサージ
電流防止用のコイルで、前記双方向性サイリスタ36,37
がノイズ等により両方同時にONした時に、双方向性サイ
リスタ36,37に前記コンデンサ38の放電電流が流れ、双
方向性サイリスタ36,37が破損してしまうのを防止する
ものである。
前記負荷検知回路29は、フォトカプラー40とこのフォ
トカプラー40の電圧をパルス化する変換回路41とで構成
されている。前記フォトカプラー40は、発光ダイオード
42とフォトトランジスタ43とで構成され、前記発光ダイ
オード42が、前記コンデンサ38に対し、並列に接続され
ている。44は電流制限用抵抗、45は前記フォトカプラー
42の保護用ダイオードである。
前記変換回路41は、各種抵抗とコンパレータ46とで構
成され、前記フォトカプラー40の出力電圧と抵抗で分圧
された電圧とを比較し、前記フォトカプラー40の出力電
圧の内、一定レベル以下のものをカットする。
即ち、前記駆動モータ7は、その断電後(前記双方向
性サイリスタ36,37がOFF)も、惰性でしばらく回転する
が、この惰性回転により、前記駆動モータ7に誘起電圧
が発生し、前記コンデンサ38に電流が流れ、それを前記
フォトカプラー40で検出する。従って、前記駆動モータ
7が惰性回転している間は、前記負荷検知回路29からパ
ルス信号が出力され続ける。
そして、前記惰性回転は、前記洗濯槽4内の抵抗が小
さい程長く続くから、前記洗濯槽4内の洗濯物が少ない
程長い。第6図は洗濯物の量が少ない場合と多い場合と
を示したものであり、洗濯物の量が少ない場合(同図
(イ))に比べ、洗濯物の量が多い場合(同図(ロ))
の方が、惰性回転中のパルス数が少ない。
前記マイコン18は、惰性回転中に、前記負荷検知回路
29からのパルス信号が入力される時間又はパルスの数に
基づいて、洗濯物の量を4段階(極少量、少量、中量、
多量)に区分する。
而して、本実施例の洗濯機は、前記マイコン18の制御
の下に、洗い、すすぎ、脱水の各工程の組み合わせから
なる洗濯コースを逐次実行する。
斯かる構成に基づく動作を第1図に従って説明する。
水位、水流等が設定されて、スタートスイッチが操作
されると、前記マイコン18は、前記外槽3内に、設定水
位まで給水すべく前記給水弁15を駆動する。前記水位
は、少量水位、低水位、中水位、高水位の4段階に設定
することができ、前記マイコン18は、少量水位を検知す
ると(図中A点)、給水を一旦停止し、引き続いて、10
秒毎に、前記モータ7の駆動と給水弁15の駆動を交互に
数回(2,3回)繰り返し、その後、設定水位(図中B
点)になるまで連続的に給水する。
即ち、前記モータ7と給水弁15とを交互に駆動するこ
とにより、前記洗濯槽4内においては、給水の合間に、
前記回転翼6の駆動により洗濯物の位置が変化する。
本発明の洗濯機によれば、給水途中に給水休止期間を
設け、この間に洗濯物を攪拌して洗濯物と洗剤を移動さ
せ、その後給水を再開させるものであり、例え給水時に
予め投入した洗剤に水が直接当らなく洗剤が洗濯物の一
定箇所に付着したままとなっても、この状態は給水途中
の早いうちに洗濯物の攪拌により解消でき、従って、洗
濯物の変色を抑えることができるとともに、洗剤の溶解
を促進することができる。
更に、洗濯物の変色の抑制及び洗剤の溶解の促進のた
めには、給水中の極めて低い水位にて攪拌手段を駆動す
る方がよいが、この場合は洗濯物が攪拌手段と激しく擦
れて痛む恐れがあることに鑑み、複数の洗濯用設定可能
水位の内の最低水位に到達して初めて給水途中に攪拌手
段を駆動するように構成したものであり、従って、洗濯
物の変色抑制及び洗剤の溶解促進をできるだけ図りつつ
布傷みの抑制を図ることができる 更に、水位が低いときに攪拌と給水を同時に行うと水
飛びがかなり発生することに鑑み、給水途中の攪拌時に
は給水を休止するように構成したものであり、従って、
水飛び発生を抑制することができる。
以上の実施例において、とりあえず少量水位まで給水
するのは、それ以下であると洗濯物を攪拌した時に、洗
濯物が回転翼と激しく擦れて傷む恐れがあるからであ
る。
また、水位が低い時に、攪拌と給水を同時に行うと、
水が飛散することがあるので、この間は、攪拌と給水を
交互に実行する必要があるが、水位が高くなってくる
と、攪拌と給水を同時に行っても問題はない。
(ト) 発明の効果 本発明の洗濯機は、給水中に洗剤を良く溶解させるの
で、洗い工程において、洗剤による洗浄効果を充分に発
揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗濯機の実施例における給水動作を示
すタイムチャート、第2図は洗濯機の要部断面せる内部
機構図、第3図は制御機構のブロック回路図、第4図は
温度検知回路図、第5図は負荷量検知回路図、第6図は
負荷量が少ない場合と多い場合における負荷検知回路の
出力波形図である。 4……脱水兼洗濯槽、6……回転翼、7……駆動モータ
(6,7:攪拌手段)、10……水位センサー(水位検知手
段)、15……給水電磁弁(給水手段)、18……マイクロ
コンピュータ(制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−167594(JP,A) 特開 昭63−51895(JP,A) 特開 昭59−164096(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯槽と、この洗濯槽内へ給水する給水手
    段と、前記洗濯槽内の水位を検知する水位検知手段と、
    前記洗濯槽内の洗濯物を攪拌する攪拌手段と、複数の洗
    濯用設定可能水位の中から所望水位を設定する水位設定
    手段と、前記水位検知手段による検知水位及び水位設定
    手段による設定水位に基づいて前記給水手段及び攪拌手
    段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、前記給水手段の駆動による給水中に、前記水位検知
    手段による検知水位が前記複数の洗濯用設定可能水位の
    内の最低水位に到達すると、前記給水手段の駆動を休止
    して前記攪拌手段を一定時間駆動し、その後攪拌手段の
    駆動停止状態にて給水を再開して前記設定水位まで給水
    する構成であることを特徴とする洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62167594A (ja) * 1986-01-17 1987-07-23 株式会社東芝 洗濯機
JPH0741115B2 (ja) * 1986-08-22 1995-05-10 株式会社日立製作所 洗濯機

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