JPH0128777Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0128777Y2
JPH0128777Y2 JP9310685U JP9310685U JPH0128777Y2 JP H0128777 Y2 JPH0128777 Y2 JP H0128777Y2 JP 9310685 U JP9310685 U JP 9310685U JP 9310685 U JP9310685 U JP 9310685U JP H0128777 Y2 JPH0128777 Y2 JP H0128777Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
reversal cycle
temperature
time
laundry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9310685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62385U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9310685U priority Critical patent/JPH0128777Y2/ja
Priority to US06/873,393 priority patent/US4765160A/en
Priority to AU58814/86A priority patent/AU578834B2/en
Priority to CA000511941A priority patent/CA1276267C/en
Priority to CN86105570A priority patent/CN1017267B/zh
Publication of JPS62385U publication Critical patent/JPS62385U/ja
Priority to AU21741/88A priority patent/AU596543B2/en
Priority to AU21740/88A priority patent/AU594251B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JPH0128777Y2 publication Critical patent/JPH0128777Y2/ja
Priority to CA000615910A priority patent/CA1318379C/en
Priority to CA000615911A priority patent/CA1314603C/en
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野 本考案は、洗濯機に関する。 (ロ) 従来の技術 一般的な洗濯機を第7図に基づいて説明する。
1は機枠、2は機枠1の上部後方に設けられた操
作部、3は機枠1に内設された外槽、4は外槽3
に内設され、周囲に脱水孔5…を有する内槽、6
は内槽4の底部に配設された大径山型の回転翼、
7は駆動モータであり、内槽4及び回転翼6に動
力伝達機構8を介して連結され、洗濯時には回転
翼6を回転させ、脱水時には内槽4、回転翼6共
に高速回転させる。9は外槽3の底部に設けた排
水口、10は排水電磁弁、11は排水ホース、1
2は外槽3の底部一角に設けたエアートラツプで
あり、操作部2内の圧力スイツチ13に圧力ホー
ス14を介して連通している。15は給水路16
中に設けた給水電磁弁である。 而して、洗濯工程時に於いては、前記回転翼6
を180rpm程の低速且つ短時間で左右に間欠的に
回転させる。 然しながら、この洗濯機は、布がらみを抑制す
ることに着目したものであり、洗浄力の点で幾分
劣るものであつた。 そこで、槽内の洗濯物の動きを活発化し、洗浄
力を強化しようとするものが、特開昭61−11096
号(特願昭59−130561号)にて提案されている。 即ち、洗濯工程に於ける回転翼の反転サイクル
を、一方向回転時間が長くて他方向回転時間が短
いと云う単周期群から構成した洗濯機である。 然しながら、この洗濯機は確かに洗浄力が強化
されるものであるが、長時間の洗濯工程に於い
て、徐々に槽内の洗濯物が停滞し、洗浄力の特性
が飽和するものである。 また、洗濯物の偏りの発生は洗濯液の温度によ
つても異なり、水温に応じての対処が必要であ
る。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の洗濯機は、洗濯工程中偏りつつある洗
濯物を適宜ほぐすことで洗濯物の動きを活発に
し、布がらみの抑制及び洗浄力の強化を図ると共
に、これらを水温を考慮して適正に行なうもので
ある。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の洗濯機は、通常の反転サイクル中に、
該反転サイクルに対し、回転翼の回転時間が比較
的長いか又は休止時間が比較的短い補助反転サイ
クルを挿入し、更に洗濯槽内の水温を検知する温
度検知装置による検知温度が高い程前記補助反転
サイクルの挿入回数を少なくしたものである。 (ホ) 作用 即ち、動きが停滞した洗濯物を適宜ほぐすため
に、補助反転サイクルを挿入し、しかも洗濯物は
水温が高い程槽内を浮遊し易いことから、水温に
応じて挿入回数を調節するものである。 (ヘ) 実施例 本考案の実施例を各図面に基づいて説明する。
但し、従来例と同一の箇所には同符号を用い、説
明を省略する。 17は第7図中点線で示す通り、前記エアート
ラツプ12内に取付けられ、温度センサとなる負
特性サーミスタであり、水没している時には水温
を検知し、そうでない時には機内の気温を検知す
る。 第4図は、制御部のブロツク図を示し、18は
制御の中心となるマイクロコンピユータ(以下マ
イコンと称す)である。前記マイコン18には、
各種操作釦19、上蓋の開閉に連動する安全スイ
ツチ20、水位検知手段としての前記圧力スイツ
チ13、リセツト回路21、クロツク回路22及
び前記温度センサ17を利用した温度検知装置2
3からの情報が入力され、これらの情報を基に、
発光ダイオードで構成される各種表示回路24、
モータ左右回転駆動回路25,26、給、排水弁
駆動回路27,28、温度ランク表示回路29及
びブザー回路30の動作を制御する。 次に、前記温度検知装置23を第5図に基づい
て詳細に説明する。 前記サーミスタ17の抵抗値は、水温(気温)
によつて変化するものであり、このサーミスタ1
7の抵抗値により決定される電圧と各種抵抗によ
り分圧された電圧とをコンパレータ31,32,
33,34により比較する。この比較出力は、前
記マイコン18の入力ポートP1,P2,P3,P4
夫々入力され、マイコン18は表−1に示す通
り、各入力ポートに入力された信号の状態に基づ
いて、水温(気温)のランクを判定する。
【表】 前記温度ランクには夫々発光ダイオードから成
る前記温度ランク表示回路29が対応しており、
前記マイコン18は、判定した温度ランクに応じ
た発光ダイオードを点灯する。 以上の構成に基づき動作を説明する。尚、本実
施例は、洗い及びすすぎ工程を対象としているも
のであり、その他脱水及び排水工程の動作は従来
と同様のものとする。 以下、洗い工程を例に説明すると、洗い工程
は、操作者の選択動作により洗いA、洗いB、洗
いCの3種類のコースの内何れか一つが実行され
る。夫々のコースの実行時間は表−2に示す通り
であり、各コースは前記温度検知装置23により
検知した温度に応じて自動的に時間が変更され
る。
【表】 ここで、操作者が洗いA工程を選択し、且つ水
温が12℃未満であつた場合、つまり洗い工程A工
程時間を14分として説明を続ける。 洗い工程に於いて、回転翼6は第2図に示す通
り一方向回転で長く他方向回転で短い単周期を複
数集合させた主反転サイクルで駆動する。即ち、
T1(0.7秒)<T2(0.8秒)<T3(1.0秒)<T4(1.2秒)

T5(1.3秒)であり、休止時間T0=0.5秒である。 ここで、前記主反転サイクルを長時間続けてい
ると、槽内の洗濯物が停滞するので、少し強めの
水流即ち左右の回転時間が同じで且つ比較的長
く、しかも休止時間が前記T0よりも短い単周期
を複数集合させた補助反転サイクルを前記主反転
サイクルに挿入し、洗濯物を適当にほぐすことに
より、槽内の布回りを良くしている。具体的に
は、第3図に示す通りTON=1.0秒、TOFF=0.1秒
の単周期を9回繰返した補助反転サイクル(約
9.9秒)を第1図中斜線部にパルス的に挿入する。
つまり、残り時間が13分、10分、7分、5分、2
分の時点で挿入する。 また、表−2に於いて、( )内の数字は前記
補助反転サイクルを挿入する回数を示し、例えば
同じ洗いA工程に於いても、水温が12℃以上の場
合は工程時間が12分に設定されるので、自動的に
10分、7分、5分、2分の計4回挿入されること
になる。つまり、水温が高い程工程時間を短く
し、同時に補助反転サイクルの挿入回数も少なく
している。 これは、第6図に示す実験結果からも明らかな
ように、一般に水温が高い程洗濯物(布)が回転
し易い(布回りが良い)ものであり、従つて、水
温が高い程洗浄率が良く、洗濯物も停滞しにくい
からである。 次に、第1図に示す通り前記各洗いA,B及び
C工程の開始直後に、洗剤溶かし水流として左右
の回転時間が夫々1.0秒で休止時間が0.2秒の単調
期を複数集合させたサイクルを実行している。こ
うすれば、洗剤を早く溶かすことができ、洗浄率
の向上に非常に有効である。しかも、洗剤は水温
が高い程溶け易いので、表−3に示す通り水温に
応じて前記洗剤溶かし水流の実行時間を自動的に
変更することにより、この時間を必要最小限にと
どめている。
【表】 最後に、前記各洗いA,B及びC工程の終了直
前にほぐし水流として左右の回転時間が0.2〜0.4
秒休止時間が0.2秒と云う非常に短い単周期を複
数集合させたサイクルを10秒程行なう。こうする
ことにより、槽全体が揺動され、洗濯物が槽内に
一様に分布し、次の脱水工程時に槽に偏荷重がか
かることが抑制される。 ここで、前記主反転サイクルは、標準水流に設
定した場合のものであり、因みに強水流ではT0
=0.2秒となり、弱水流ではT1=0.4秒,T2=0.4
秒,T3=0.5秒,T4=0.6秒,T5=0.7秒,T0=1.6
秒である。 以上のことより本実施例に於いて、補助反転サ
イクルは、主反転サイクルに比べ、回転翼6の
ON時間が比較的長く、OFF時間が短いので、主
反転サイクルよりも強い水流を発生させ、停滞し
がちな洗濯物をほぐすのに好都合である。 尚、本実施例は、洗い工程を例に説明したがす
すぎ工程に於いても充分適用できるものである。 (ト) 考案の効果 本考案の洗濯機は、洗濯工程に於ける反転サイ
クル中に補助反転サイクルを挿入することによ
り、停滞しがちな洗濯物をほぐすので、布がらみ
を抑制すると共に洗濯物が回転し易くなることか
ら洗濯物の動きが活発になり、洗浄力を強化する
ことができる。 しかも、前記補助反転サイクルの挿入回数を水
温が高い程少なくしたので、例えば水温が高く洗
濯物が回転し易い状態で、前記補助反転サイクル
を挿入し過ぎて、ほぐすどころか却つて布を傷め
ると云うような不具合が解消され、洗濯物にとつ
て適正な洗濯を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に於ける洗濯機の洗い工程を示
すタイムチヤート、第2図は主反転サイクルのタ
イムチヤート、第3図は補助反転サイクルのタイ
ムチヤート、第4図は制御部のブロツク回路図、
第5図は温度検知回路図、第6図は水温に対する
布回り特性図、第7図は洗濯機の要部断面せる内
部機構図である。 4……内槽、6……回転翼、7……駆動モー
タ、23……温度検知装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯槽の底部に設けられた回転翼を、休止時間
    を挾んで短時間毎に繰返し低速反転させる反転サ
    イクルから成る洗濯工程を行なう洗濯機に於い
    て、前記反転サイクルに対し、前記回転翼の回転
    時間が比較的長いか又は休止時間が比較的短い補
    助反転サイクルを前記反転サイクル中に挿入し、
    更に前記洗濯槽内の水温を検知する温度検知装置
    を設け、検知温度が高い程前記補助反転サイクル
    の挿入回数を少なくしたことを特徴とする洗濯
    機。
JP9310685U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPH0128777Y2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310685U JPH0128777Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20
US06/873,393 US4765160A (en) 1985-06-20 1986-06-12 Washing machine
AU58814/86A AU578834B2 (en) 1985-06-20 1986-06-18 Washing machine
CA000511941A CA1276267C (en) 1985-06-20 1986-06-19 Washing machine
CN86105570A CN1017267B (zh) 1985-06-20 1986-06-20 洗衣机
AU21741/88A AU596543B2 (en) 1985-06-20 1988-09-02 Washing machine
AU21740/88A AU594251B2 (en) 1985-06-20 1988-09-02 Washing machine
CA000615910A CA1318379C (en) 1985-06-20 1990-10-25 Washing machine
CA000615911A CA1314603C (en) 1985-06-20 1990-10-25 Washing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310685U JPH0128777Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62385U JPS62385U (ja) 1987-01-06
JPH0128777Y2 true JPH0128777Y2 (ja) 1989-09-01

Family

ID=30650484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9310685U Expired JPH0128777Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0128777Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62385U (ja) 1987-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001046779A (ja) 洗濯機
JPH0739672A (ja) 洗濯機
JPH09239189A (ja) 全自動洗濯機
JPH0128777Y2 (ja)
JPH0314152Y2 (ja)
JPH0128778Y2 (ja)
JP3162959B2 (ja) 洗濯機
KR19990043320A (ko) 세탁기의 간헐탈수 제어방법
KR100598568B1 (ko) 세탁기의 헹굼 제어방법
JPH10201995A (ja) 電気洗濯機の脱水方法
JP2834852B2 (ja) 洗濯機の洗浄方法
JP3311512B2 (ja) 洗濯機
JPH0817869B2 (ja) 全自動洗濯機の制御装置
JPS6324990A (ja) 洗濯機
JPS6324989A (ja) 洗濯機
KR19990065031A (ko) 세탁기의 세탁 제어방법
JPH06170082A (ja) 洗濯機
JP2523047B2 (ja) 洗濯機
JPH0584200B2 (ja)
KR100274673B1 (ko) 세탁기의 헹굼 제어방법
JPH02224696A (ja) ドラム式洗濯機
JP3739156B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3477443B2 (ja) 洗濯機
JPH0568775A (ja) 全自動洗濯機
KR19990043321A (ko) 세탁기의 포량감지방법