JP3147415B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
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- JP3147415B2 JP3147415B2 JP18448091A JP18448091A JP3147415B2 JP 3147415 B2 JP3147415 B2 JP 3147415B2 JP 18448091 A JP18448091 A JP 18448091A JP 18448091 A JP18448091 A JP 18448091A JP 3147415 B2 JP3147415 B2 JP 3147415B2
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- Japan
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- motor
- water
- cloth
- water level
- stirring
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洗い、すすぎ、脱水の一
連の洗濯行程を自動的に行う洗濯機の制御装置に関する
ものである。
連の洗濯行程を自動的に行う洗濯機の制御装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の洗濯機の制御装置は、図６に示す
ような構成になっていた。以下、その動作について説明
する。まず、設定手段１２により工程内容を設定した後
に運転を開始すると、工程制御手段８は給水弁７を動作
し設定水位まで給水した後、モータ制御手段９を動作さ
せてモータ５を図７に示すような設定水位に応じた一定
の反転周期で所定時間駆動し攪拌翼３により洗濯物の洗
いを行うようになっていた。
ような構成になっていた。以下、その動作について説明
する。まず、設定手段１２により工程内容を設定した後
に運転を開始すると、工程制御手段８は給水弁７を動作
し設定水位まで給水した後、モータ制御手段９を動作さ
せてモータ５を図７に示すような設定水位に応じた一定
の反転周期で所定時間駆動し攪拌翼３により洗濯物の洗
いを行うようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では洗濯の攪拌時の攪拌翼の反転周期が設定水
位に対応して一定の時間に固定されており、この時間
は、攪拌時の布の動きや洗浄性能を満たすように各設定
水位の定格布量に応じて設定されている。そのため水位
が高水位で布負荷量が少なめの場合などには攪拌水流が
強過ぎる状態となり洗濯槽内から周囲に洗濯水が飛び散
り、洗濯機周辺を濡らしてしまうという課題があった。
うな方法では洗濯の攪拌時の攪拌翼の反転周期が設定水
位に対応して一定の時間に固定されており、この時間
は、攪拌時の布の動きや洗浄性能を満たすように各設定
水位の定格布量に応じて設定されている。そのため水位
が高水位で布負荷量が少なめの場合などには攪拌水流が
強過ぎる状態となり洗濯槽内から周囲に洗濯水が飛び散
り、洗濯機周辺を濡らしてしまうという課題があった。
【０００４】本発明は上記課題に鑑み、布量に対して攪
拌水流が強過ぎる状態を防止して適正な水流で洗濯を行
い、洗濯槽内から周囲に洗濯水が飛び散るのを防止する
とともに、洗濯物のからみ等により布の動きが悪くなっ
た時でも、適正な水流で洗濯を行い、洗浄性能等を満足
させることを目的とする。
拌水流が強過ぎる状態を防止して適正な水流で洗濯を行
い、洗濯槽内から周囲に洗濯水が飛び散るのを防止する
とともに、洗濯物のからみ等により布の動きが悪くなっ
た時でも、適正な水流で洗濯を行い、洗浄性能等を満足
させることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、槽内に配した攪拌翼を駆動するモータと、
このモータへの通電制御を行うモータ制御手段と、前記
槽内への給水を制御する給水制御手段と、前記槽内の水
位を検知する水位検知手段と、洗濯機の工程を制御する
工程制御手段と、前記モータの回転数に相関したコンデ
ンサ両端電圧を検知する電圧状態検知手段と、この電圧
状態検知手段からの信号と布負荷量判定基準値を比較
し、布負荷量を判定する布負荷量判定手段を備え、前記
槽内に所定水位まで給水して前記布負荷量判定手段にて
布負荷量を判定し、その後、この布負荷量に応じた水位
まで給水し、この水位で、所定の攪拌周期で運転し、攪
拌中のモータの通電停止期間内の前記電圧状態検知手段
からの電圧波形減衰状態により布の動きを判定し、攪拌
周期を制御するとともに、この制御した攪拌周期で、再
度、攪拌中のモータの通電停止期間内の前記電圧状態検
知手段からの電圧波形減衰状態により布の動きを判定
し、繰り返し連続的に攪拌周期を制御する構成としてい
る。
に本発明は、槽内に配した攪拌翼を駆動するモータと、
このモータへの通電制御を行うモータ制御手段と、前記
槽内への給水を制御する給水制御手段と、前記槽内の水
位を検知する水位検知手段と、洗濯機の工程を制御する
工程制御手段と、前記モータの回転数に相関したコンデ
ンサ両端電圧を検知する電圧状態検知手段と、この電圧
状態検知手段からの信号と布負荷量判定基準値を比較
し、布負荷量を判定する布負荷量判定手段を備え、前記
槽内に所定水位まで給水して前記布負荷量判定手段にて
布負荷量を判定し、その後、この布負荷量に応じた水位
まで給水し、この水位で、所定の攪拌周期で運転し、攪
拌中のモータの通電停止期間内の前記電圧状態検知手段
からの電圧波形減衰状態により布の動きを判定し、攪拌
周期を制御するとともに、この制御した攪拌周期で、再
度、攪拌中のモータの通電停止期間内の前記電圧状態検
知手段からの電圧波形減衰状態により布の動きを判定
し、繰り返し連続的に攪拌周期を制御する構成としてい
る。
【０００６】
【作用】この構成により、水が周囲に飛び散りやすい高
い水位の時に攪拌中の通電停止時間の前記電圧検知手段
からの電圧波形減衰状態を検知して、布の動きの状態を
判定することができ、この入力に応じて反転時間を制御
し、洗濯槽内から周囲に洗濯水が飛び散るのを防止する
ことができるとともに、洗濯物のからみ等により布の動
きが悪くなった時でも、再度、攪拌中の通電停止時間の
前記電圧検知手段からの電圧波形減衰状態を検知して、
布の動きの状態を判定することにより、この入力に応じ
て反転時間を制御し適正な水流にすることができ、洗浄
性能等の低下を防止することができる。
い水位の時に攪拌中の通電停止時間の前記電圧検知手段
からの電圧波形減衰状態を検知して、布の動きの状態を
判定することができ、この入力に応じて反転時間を制御
し、洗濯槽内から周囲に洗濯水が飛び散るのを防止する
ことができるとともに、洗濯物のからみ等により布の動
きが悪くなった時でも、再度、攪拌中の通電停止時間の
前記電圧検知手段からの電圧波形減衰状態を検知して、
布の動きの状態を判定することにより、この入力に応じ
て反転時間を制御し適正な水流にすることができ、洗浄
性能等の低下を防止することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図５によ
って説明する。
って説明する。
【０００８】本実施例における洗濯機の制御装置の構成
は図１に示すように、洗濯兼脱水槽（以下洗濯槽と称
す）１を内装する槽２を備え、洗濯槽１の内底部には攪
拌翼３が回転自在に配されている。この攪拌翼３は減速
機構４を介して、モータ５により駆動される。また、槽
２の底部には排水弁６が配設され、槽２上方には給水弁
７が配設されている。前記モータ５、排水弁６および給
水弁７は、工程制御手段８により制御されるモータ制御
手段９、排水弁制御手段１０、および給水弁制御手段１
１を介して各々駆動される。工程制御手段８は設定手段
１２からの設定に基づき、工程記憶手段１３からの必要
なデータを読みだし、設定内容に基づいた洗濯、すす
ぎ、脱水行程を、各種制御手段９〜１１の制御により実
行する。また、モータ５の回転数に相関した物理量の一
つであるコンデンサー両端に発生する電圧を検知するた
めに電圧検知手段１４をモータ５に接続している。この
電圧検知手段１４の電圧波形数を計数する計数手段１５
の出力と、基準値記憶手段１６の出力とは布負荷量判定
手段１７に入力されている。布負荷量判定手段１７は、
槽２内の水位を検知する水位検知手段１８の出力と、モ
ータ制御手段９に出力される制御信号も入力している。
は図１に示すように、洗濯兼脱水槽（以下洗濯槽と称
す）１を内装する槽２を備え、洗濯槽１の内底部には攪
拌翼３が回転自在に配されている。この攪拌翼３は減速
機構４を介して、モータ５により駆動される。また、槽
２の底部には排水弁６が配設され、槽２上方には給水弁
７が配設されている。前記モータ５、排水弁６および給
水弁７は、工程制御手段８により制御されるモータ制御
手段９、排水弁制御手段１０、および給水弁制御手段１
１を介して各々駆動される。工程制御手段８は設定手段
１２からの設定に基づき、工程記憶手段１３からの必要
なデータを読みだし、設定内容に基づいた洗濯、すす
ぎ、脱水行程を、各種制御手段９〜１１の制御により実
行する。また、モータ５の回転数に相関した物理量の一
つであるコンデンサー両端に発生する電圧を検知するた
めに電圧検知手段１４をモータ５に接続している。この
電圧検知手段１４の電圧波形数を計数する計数手段１５
の出力と、基準値記憶手段１６の出力とは布負荷量判定
手段１７に入力されている。布負荷量判定手段１７は、
槽２内の水位を検知する水位検知手段１８の出力と、モ
ータ制御手段９に出力される制御信号も入力している。
【０００９】上記構成の洗濯機の制御装置の動作を説明
する。まず、設定手段１２により工程内容を設定した後
に運転を開始すると、工程制御手段８は、水位検知手段
１８から水位情報を入力し、最低水位まで給水弁制御手
段１１を制御して、給水弁７を動作させ槽２内に給水す
る。次に、工程制御手段８は、モータ制御手段９を制御
し、所定時間モータ５を駆動し攪拌翼３を回転させる。
所定時間経過してモータ５の通電停止を布負荷量判定手
段１７が検知すれば、電圧検知手段１４からの波形数を
計数手段１５により計数する。そして、布負荷量判定手
段１７は、この計数手段１５の計数した値と、基準値記
憶手段１６の布負荷量判定基準値と比較し、槽２内の布
負荷量を判定する。このとき、この負荷量判定手段１７
により判定した布負荷量の情報は、工程制御手段８に送
られ、工程制御手段８は、布負荷量に基づいてそれ以降
の洗濯、すすぎ、脱水の各行程を制御する。布負荷量を
判定した後は、布負荷量に応じた水位まで給水弁７を動
作させ槽２内に給水し、モータ５を駆動し、攪拌翼３を
図５に示すように、水位に応じた周期で反転動作させ、
洗濯物を所定時間攪拌し洗濯を行う。このとき、水位が
高の場合には次のような水の飛び散り防止動作を行う。
この動作を図２〜図４で具体的に説明する。すなわち、
１９はマイクロコンピュータで、図１で示した工程制御
手段８、工程記憶手段１３、計数手段１５、基準値記憶
手段１６および布負荷量判定手段１７を構成している。
このマイクロコンピュータ１９の入力部には、設定手段
としての設定スイッチ１２および水位検知手段１８が接
続されている。また、モータ５は双方向性サイリスタ２
０ａ、２０ｂ、排水マグネット６は双方向性サイリスタ
２０ｃ、給水弁７は双方向性サイリスタ２０ｄがそれぞ
れ接続されており、これら双方向性サイリスタ２０ａ〜
２０ｄを介して交流電源２１が供給されている。また、
双方向性サイリスタ２０ａ〜２０ｄのゲートＧ1、Ｇ2
、Ｇ3 、Ｇ4 とマイクロコンピュータ１９の出力とが
接続され、マイクロコンピュータ１９の出力部からの信
号により双方向性サイリスタ２０ａ〜２０ｄのスイッチ
ング動作を制御する。モータ５の巻線間に接続したコン
デンサ２２の両端電圧を検知する電圧検知手段（モータ
状態検知手段）１４は、その出力Ｖ0をマイクロコンピ
ュータ１９の入力部に出力している。上記電圧検知手段
（モータ状態検知手段）１４は、モータ５に所定時間通
電（双方向性サイリスタ２０ａまたは２０ｂをＯＮ）し
た後の通電停止期間に、モータ５のコンデンサ２２の両
端に発生する電圧を検知するものである。この検知電圧
ＶC は図３に示す波形となる。すなわち、水量に対して
布負荷量が少なくて布の動きが良い場合には、図３ａの
Ｔ1a期間内で減衰し、水量に対して布負荷量が多くて布
の動きが悪い場合には、図３ｂのＴ1b期間内で減衰す
る。この減衰期間を波計数として計数することにより、
布の動きの状態と相関した情報を得ることができる。
する。まず、設定手段１２により工程内容を設定した後
に運転を開始すると、工程制御手段８は、水位検知手段
１８から水位情報を入力し、最低水位まで給水弁制御手
段１１を制御して、給水弁７を動作させ槽２内に給水す
る。次に、工程制御手段８は、モータ制御手段９を制御
し、所定時間モータ５を駆動し攪拌翼３を回転させる。
所定時間経過してモータ５の通電停止を布負荷量判定手
段１７が検知すれば、電圧検知手段１４からの波形数を
計数手段１５により計数する。そして、布負荷量判定手
段１７は、この計数手段１５の計数した値と、基準値記
憶手段１６の布負荷量判定基準値と比較し、槽２内の布
負荷量を判定する。このとき、この負荷量判定手段１７
により判定した布負荷量の情報は、工程制御手段８に送
られ、工程制御手段８は、布負荷量に基づいてそれ以降
の洗濯、すすぎ、脱水の各行程を制御する。布負荷量を
判定した後は、布負荷量に応じた水位まで給水弁７を動
作させ槽２内に給水し、モータ５を駆動し、攪拌翼３を
図５に示すように、水位に応じた周期で反転動作させ、
洗濯物を所定時間攪拌し洗濯を行う。このとき、水位が
高の場合には次のような水の飛び散り防止動作を行う。
この動作を図２〜図４で具体的に説明する。すなわち、
１９はマイクロコンピュータで、図１で示した工程制御
手段８、工程記憶手段１３、計数手段１５、基準値記憶
手段１６および布負荷量判定手段１７を構成している。
このマイクロコンピュータ１９の入力部には、設定手段
としての設定スイッチ１２および水位検知手段１８が接
続されている。また、モータ５は双方向性サイリスタ２
０ａ、２０ｂ、排水マグネット６は双方向性サイリスタ
２０ｃ、給水弁７は双方向性サイリスタ２０ｄがそれぞ
れ接続されており、これら双方向性サイリスタ２０ａ〜
２０ｄを介して交流電源２１が供給されている。また、
双方向性サイリスタ２０ａ〜２０ｄのゲートＧ1、Ｇ2
、Ｇ3 、Ｇ4 とマイクロコンピュータ１９の出力とが
接続され、マイクロコンピュータ１９の出力部からの信
号により双方向性サイリスタ２０ａ〜２０ｄのスイッチ
ング動作を制御する。モータ５の巻線間に接続したコン
デンサ２２の両端電圧を検知する電圧検知手段（モータ
状態検知手段）１４は、その出力Ｖ0をマイクロコンピ
ュータ１９の入力部に出力している。上記電圧検知手段
（モータ状態検知手段）１４は、モータ５に所定時間通
電（双方向性サイリスタ２０ａまたは２０ｂをＯＮ）し
た後の通電停止期間に、モータ５のコンデンサ２２の両
端に発生する電圧を検知するものである。この検知電圧
ＶC は図３に示す波形となる。すなわち、水量に対して
布負荷量が少なくて布の動きが良い場合には、図３ａの
Ｔ1a期間内で減衰し、水量に対して布負荷量が多くて布
の動きが悪い場合には、図３ｂのＴ1b期間内で減衰す
る。この減衰期間を波計数として計数することにより、
布の動きの状態と相関した情報を得ることができる。
【００１０】次にモータ５の反転動作と計数したデータ
の処理について説明する。図４ａは布負荷量判定手段１
７で布負荷量を判定した後の、水の飛び散り防止を行っ
ている時のモータ５の反転動作を示すものであり、最初
は布の動きが良くても水が飛び散らない程度の弱い水流
（図５に示す高水位の反転周期１．０秒ＯＮ−０．６秒
ＯＦＦ）で合計３２回のＯＮ−ＯＦＦを行う。マイクロ
コンピュータ１９は、モータ５のＯＦＦの期間の波計数
を計数しているが、攪拌を開始した初期は、衣類に水が
余りしみこんでいなかったりして状態が不安定であるの
で、図４ａのＴS1の期間のデータは無視して、ＴS2〜Ｔ
S4の期間の波計数の積算値と、水飛び防止のための波計
数の基準値１を比較し、波計数が基準値１以上であれば
衣類が十分攪拌されていると判断し、現在の弱い水流の
ままで同じようにＴS1〜ＴS4の攪拌を続ける。また波計
数が基準値１以下であれば布の動きが悪いと判断し、さ
らに強い水流（図７高水位の反転周期２．０秒ＯＮ−
１．０秒ＯＦＦ）で攪拌を行う。この後、強い水流（図
７高水位の反転周期２．０秒ＯＮ−１．０秒ＯＦＦ）に
なった時点で、前記弱い水流（図４ａ）同様に、図４ｂ
の反転動作を合計３２回行い、ＴS6〜ＴS8の期間の波計
数の積算値と、強い水流のための波計数の基準値２とを
比較し、波計数が基準値２以下であれば布の動きが悪
い、つまり、布負荷量が多く、強い水流で適正と判断
し、そのままの強い水流でＴS5〜ＴS8の攪拌を続け、波
計数が基準値２以上であれば布の動きが良くなり、最初
の判定に対して適正でないと判断し、初期の弱い水流
（図５に示す高水位の反転周期１．０秒ＯＮ−０．６秒
ＯＦＦ）で攪拌動作を行い、再び、弱い水流でＴS1〜Ｔ
S4の攪拌動作を行い、洗濯工程終了まで繰り返し連続的
に攪拌周期が制御されている。なお、本実施例では水の
飛び散りを未然に防止するため、弱い水流で開始して衣
類の動きが悪い場合に強い水流に切り換えたが、逆に強
い水流で開始して衣類の動きが良過ぎる場合に弱い水流
に切り換えて前記同様の効果が得られる。
の処理について説明する。図４ａは布負荷量判定手段１
７で布負荷量を判定した後の、水の飛び散り防止を行っ
ている時のモータ５の反転動作を示すものであり、最初
は布の動きが良くても水が飛び散らない程度の弱い水流
（図５に示す高水位の反転周期１．０秒ＯＮ−０．６秒
ＯＦＦ）で合計３２回のＯＮ−ＯＦＦを行う。マイクロ
コンピュータ１９は、モータ５のＯＦＦの期間の波計数
を計数しているが、攪拌を開始した初期は、衣類に水が
余りしみこんでいなかったりして状態が不安定であるの
で、図４ａのＴS1の期間のデータは無視して、ＴS2〜Ｔ
S4の期間の波計数の積算値と、水飛び防止のための波計
数の基準値１を比較し、波計数が基準値１以上であれば
衣類が十分攪拌されていると判断し、現在の弱い水流の
ままで同じようにＴS1〜ＴS4の攪拌を続ける。また波計
数が基準値１以下であれば布の動きが悪いと判断し、さ
らに強い水流（図７高水位の反転周期２．０秒ＯＮ−
１．０秒ＯＦＦ）で攪拌を行う。この後、強い水流（図
７高水位の反転周期２．０秒ＯＮ−１．０秒ＯＦＦ）に
なった時点で、前記弱い水流（図４ａ）同様に、図４ｂ
の反転動作を合計３２回行い、ＴS6〜ＴS8の期間の波計
数の積算値と、強い水流のための波計数の基準値２とを
比較し、波計数が基準値２以下であれば布の動きが悪
い、つまり、布負荷量が多く、強い水流で適正と判断
し、そのままの強い水流でＴS5〜ＴS8の攪拌を続け、波
計数が基準値２以上であれば布の動きが良くなり、最初
の判定に対して適正でないと判断し、初期の弱い水流
（図５に示す高水位の反転周期１．０秒ＯＮ−０．６秒
ＯＦＦ）で攪拌動作を行い、再び、弱い水流でＴS1〜Ｔ
S4の攪拌動作を行い、洗濯工程終了まで繰り返し連続的
に攪拌周期が制御されている。なお、本実施例では水の
飛び散りを未然に防止するため、弱い水流で開始して衣
類の動きが悪い場合に強い水流に切り換えたが、逆に強
い水流で開始して衣類の動きが良過ぎる場合に弱い水流
に切り換えて前記同様の効果が得られる。
【００１１】
【発明の効果】以上の本実施例から明らかなように本発
明によれば、布負荷量判定を行って高水位等の時に、電
圧検知手段１４により衣類の攪拌中の動きを検知してい
るために、洗濯物の回りすぎによる洗濯槽からの水の飛
び散りを防止することができると共に、布負荷量が多い
と判定され、強い水流でのからみ等による洗濯物の回り
すぎによる洗濯槽からの水の飛び散りも防止することが
でき、しかも、洗濯物の回りすぎによる洗濯物の傷みも
解消することができ、多大な効果が得られる。
明によれば、布負荷量判定を行って高水位等の時に、電
圧検知手段１４により衣類の攪拌中の動きを検知してい
るために、洗濯物の回りすぎによる洗濯槽からの水の飛
び散りを防止することができると共に、布負荷量が多い
と判定され、強い水流でのからみ等による洗濯物の回り
すぎによる洗濯槽からの水の飛び散りも防止することが
でき、しかも、洗濯物の回りすぎによる洗濯物の傷みも
解消することができ、多大な効果が得られる。
【図１】本発明の一実施例における全自動洗濯機の制御
装置を示すシステム構成図
装置を示すシステム構成図
【図２】同全自動洗濯機の具体的な回路図
【図３】同全自動洗濯機の電圧検知手段の入力波形図
【図４】同全自動洗濯機の攪拌動作を示す図
【図５】同全自動洗濯機の水位と水流反転周期の関係図
【図６】従来例の全自動洗濯機の装置を示すシステム構
成図
成図
【図７】従来例の全自動洗濯機の水位と水流反転周期の
関係図
関係図
２ 槽 ３ 攪拌翼 ５ モータ ８ 工程制御手段 ９ モータ制御手段 １１ 給水制御手段 １４ 電圧検知手段（モータ状態検知手段） １７ 布負荷量判定手段 １８ 水位検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｄ０６Ｆ 33/02 Ｄ０６Ｆ 33/02 Ｒ
Claims (1)
- 【請求項１】槽内に配した攪拌翼を駆動するモータと、
このモータへの通電制御を行うモータ制御手段と、前記
槽内への給水を制御する給水制御手段と、前記槽内の水
位を検知する水位検知手段と、洗濯機の工程を制御する
工程制御手段と、前記モータの回転数に相関したコンデ
ンサ両端電圧を検知する電圧状態検知手段と、この電圧
状態検知手段からの信号と布負荷量判定基準値を比較
し、布負荷量を判定する布負荷量判定手段を備え、前記
槽内に所定水位まで給水して前記布負荷量判定手段にて
布負荷量を判定し、その後、この布負荷量に応じた水位
まで給水し、この水位で、所定の攪拌周期で運転し、攪
拌中のモータの通電停止期間内の前記電圧状態検知手段
からの電圧波形減衰状態により布の動きを判定し、攪拌
周期を制御するとともに、この制御した攪拌周期で、再
度、攪拌中のモータの通電停止期間内の前記電圧状態検
知手段からの電圧波形減衰状態により布の動きを判定
し、繰り返し連続的に攪拌周期を制御する洗濯機の制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18448091A JP3147415B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18448091A JP3147415B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 全自動洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671082A JPH0671082A (ja) | 1994-03-15 |
| JP3147415B2 true JP3147415B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=16153910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18448091A Expired - Fee Related JP3147415B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3147415B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2182235C (en) * | 1995-08-10 | 2006-02-28 | William W. Barton | Brush with improved grip construction and method of manufacture thereof |
| KR19980075329A (ko) * | 1997-03-31 | 1998-11-16 | 멀로니안토니오 | 하기에 언급한 과정을 수행하기 위한 세탁기와 세탁과정 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP18448091A patent/JP3147415B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0671082A (ja) | 1994-03-15 |
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