JPH0568773A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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Publication number
JPH0568773A
JPH0568773A JP3231441A JP23144191A JPH0568773A JP H0568773 A JPH0568773 A JP H0568773A JP 3231441 A JP3231441 A JP 3231441A JP 23144191 A JP23144191 A JP 23144191A JP H0568773 A JPH0568773 A JP H0568773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
entanglement
washing
motor
rinsing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3231441A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakuni Takegawa
正訓 竹川
Kazutoshi Adachi
一利 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3231441A priority Critical patent/JPH0568773A/ja
Publication of JPH0568773A publication Critical patent/JPH0568773A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗い,すすぎ,脱水の一連の行程を自動的に
行う全自動洗濯機において、洗い,すすぎ終了直前に布
からみ状態を検知し、布状態に適した水流で布をほぐし
て脱水時の異常振動を防止し、また、布からみを低減し
て布を取り出しやすくする。 【構成】 洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を制御し洗
濯あるいはすすぎの終了直後に布ほぐし水流運転をモ−
タ制御手段13により動作実行する工程制御手段7と、
洗濯兼脱水槽2内の布のからみ状態を検知する布からみ
検知手段14と、反転次元が異なる複数の水流のうち1
つを選択する水流選択手段16とを備え、工程制御手段
7は洗濯あるいはすすぎの終了直前に布からみ検知手段
14により布からみ状態を入力せしめられ、その布から
み状態に応じて水流選択手段16により布ほぐし水流を
選択することを特徴としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗い,すすぎ,脱水の一
連の行程を自動的に行う全自動洗濯機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の全自動洗濯機は、洗濯と
すすぎの各行程直後に、図7に示すような右、左の回転
を1サイクルとする反転時限を繰り返す布ほぐし水流で
布を攪拌して、次の脱水行程に移行する構成をとるもの
が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の全自
動洗濯機では、洗濯またはすすぎ行程終了直後の布のか
らみつきの程度にかかわらず単一な短時間水流により布
のからみほぐし、いわゆる脱水行程前の脱水兼洗濯槽内
の布の分布制御を行っていたため、充分に布のからみを
ほぐしきれないまま排水行程を経て次の脱水行程へと移
行し、脱水行程終了後の脱水兼洗濯槽内での布のからみ
つきが激しく布の取り出しを困難にせしめたり、脱水起
動時に布のアンバランスによる異常振動を機体に引き起
こして機体が移動したり、また脱水が立ち上がっても脱
水定常時の騒音や機体振動が増大して床面にも大きな振
動を伝えてしまうという問題を有していた。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
またはすすぎ行程終了直後に布を充分にほぐし次行程の
脱水時の異常振動を防止し、騒音を低減せしめ、さらに
脱水行程終了後に布を取り出しやすくして使用勝手を向
上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯兼脱水槽内に回転自在に配設した撹拌
翼と、前記撹拌翼を駆動するモータと、前記モータの通
電制御を行うモータ制御手段と、洗濯、すすぎ、脱水の
一連の行程を制御し洗濯あるいはすすぎの終了直後に布
ほぐし水流運転を前記モータ制御手段により動作実行す
る行程制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の布のからみ状
態を検知する布からみ検知手段と、反転時限が異なる複
数の水流のうち1つを選択する水流選択手段とを備え、
前記行程制御手段は洗濯あるいはすすぎの終了直前に前
記布からみ検知手段による布からみ状態を入力せしめら
れ、その布からみ状態に応じて前記水流選択手段により
布ほぐし水流を選択することを特徴としたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、洗濯とすすぎの
各行程終了直前に布のからまりほぐれ具合を判定でき、
ひきつずいて布のからみ状態に適した水流で布のからみ
をほぐして、排水行程を経た後、洗濯兼脱水槽内で布が
アンバランスのない均一な状態ですみやかに脱水起動で
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3を参
照しながら説明する。図に示すように、1は外枠、2は
洗濯兼脱水槽であり外槽3に回転自在に内設され、この
洗濯兼脱水槽2の下部内方には攪拌翼4を回転自在に設
けている。この攪拌翼4と洗濯兼脱水槽2は、減速機構
部5により選択的に切り換えられモータ6の回転力が伝
達され、洗濯時には攪拌翼4が脱水時には洗濯兼脱水槽
2が回転駆動する。一方、行程制御手段7は操作キ−か
らの指示、蓋スイッチ8、水位検知手段9などからの信
号により、モータ6を駆動する双方性サイリスタ10
a、10bと、排水用マグネット11、給水弁12をそ
れぞれ駆動する双方性サイリスタ10c、10dを制御
する。13はモータ制御手段であり、双方性サイリスタ
10aをオンし双方性サイリスタ10bをオフするとモ
ータ6は正回転し、双方性サイリスタ10aをオフし双
方性サイリスタ10bをオンするとモータ6は逆回転す
る。布からみ検知手段14はモータ6の進相用のコンデ
ンサ15の端子電圧を検知するもので、その出力を行程
制御手段7に入力している。水流選択手段16は行程制
御手段7内に記憶されている反転時限が異なる複数の水
流のうち1つを選択するものである。なお、行程制御手
段7はコンデンサ15の出力によりモータ6に所要時間
通電した後休止期間におけるモータ6の逆起電圧の減衰
率により洗濯兼脱水槽2内の布のからみ状態を判定す
る。
【0008】すなわち、コンデンサ15の端子電圧はモ
ータ6の回転数と相関があり、双方性サイリスタ10a
または10bをオンし、その後回転を逆転させる前の休
止期間中にコンデンサ15の端子電圧はモータ6の回転
数に応じて減衰する。すなわち、モータ6の正転、逆転
の休止期間においては双方性サイリスタ10a、10b
ともオフ状態のためコンデンサ15の端子電圧は0とな
るが、休止期間前にモータ6を回転させ攪拌翼4を駆動
しているためモータ6は慣性により回転をつづけ、主コ
イル、補助コイルに逆起電圧を誘起し、この逆起電圧は
回転数の減少とともに低下し、図2(a)、(b)に示
すような波形となる。図2(a)は負荷量が少なくモー
タ6の回転数の減少量が少ない場合であり、図2(b)
は逆に負荷量が多くモータ6の回転数が急速に減少する
場合である。負荷量が多い場合にはモータ6の回転数は
急速に減少し、コンデンサ15の端子電圧も低下するの
で、洗濯兼脱水槽2内の布のからみつき、ほぐれ具合な
どの布の状態を負荷量として検知できる。すなわち、コ
ンデンサ15の端子電圧の減衰時間(図2中のT1a、
T1b)、コンデンサ15の端子電圧の変化率または電
圧波形数などの減衰率を布からみ検知手段14により測
定して布の状態を判定している。また、洗濯行程中に布
が水没していても、布がからみついた塊のある場合(図
4)は攪拌翼4の羽根側面部に当接するため、水中で布
が均一にほぐれている場合(図3)に対して負荷量が大
きくなる。このように洗濯行程中においては布のからみ
状態により負荷量に大小があるため、判別可能であり、
コンデンサ15の端子電圧波形数による判別基準値を設
定し、その判別基準値と波形数によって布のからみ状態
を判別できる。
【0009】次に、図5により動作フロ−を説明する
と、初期設定に置ける水位設定の後、給水をスタ−ト
し、水位検知手段9により設定水位になると、給水を停
止し洗濯を開始する。そして洗濯行程終了直前に布のか
らみ状態(負荷量)の攪拌検知が始まり、モータ6を2
0〜30回、正逆反転の攪拌を行い、その間のモータ6
のオフ後のコンデンサ15の端子電圧波形数を布からみ
検知手段14により測定し、これを行程制御手段7に入
力し、判別基準値以上であれば布が均一な状態、以下で
あればからみつきの塊になっているなどと判定する。こ
の判定の後、水流選択手段16により図6に示すように
布が均一な状態であれば小刻みな弱水流、からみつきの
塊があれば強めの水流に布の状態に適した水流に設定
し、洗濯行程終了直後に再度攪拌を行うとともに布のか
らみつきをときほぐして洗濯兼脱水槽2内の布の分布を
均一な状態に制御してやることにより、脱水行程起動時
に布のアンバランスによって外槽3が外枠1に当たらず
スム−ズに立ち上がり、機体の移動を防止し、振動や騒
音を低減することができ、また脱水行程終了後の布のか
らみつきも防止することができる。なお、すすぎ行程に
おいても洗濯行程同様に、行程終了直前に布のからみ状
態(負荷量)の攪拌検知を行い、布のからみ状態に応じ
て水流を選択してすすぎ行程終了直後に再度攪拌を行っ
て布を充分にほぐして同様の効果を得ることができる。
【0010】ところで、上記実施例では攪拌翼3の回転
減少率で布のからみ状態(負荷量)を判定しているが、
脱水兼洗濯槽2の回転減少率に応じて布のからみ状態
(負荷量)を判定してもよく、この場合は、布のからみ
つきが大(負荷量が多い)なら減衰時間は長くなり、布
のからみつきが小(負荷量が少ない)なら減衰時間は短
なる。逆に電圧の変化率は布のからみつきが大(負荷量
が多い)なら小さく、布のからみつきが小(負荷量が少
ない)なら大きくなる。また、コンデンサ15の端子電
圧を検知する代わりにコンデンサ15の電流値を検知し
ても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を制御し洗
濯あるいはすすぎの終了直後に布ほぐし水流運転を前記
モータ制御手段により動作実行する行程制御手段と、前
記洗濯兼脱水槽内の布のからみ状態を検知する布からみ
検知手段と、反転時限が異なる複数の水流のうち1つを
選択する水流選択手段とを備え、前記行程制御手段は洗
濯あるいはすすぎの終了直前に前記布からみ検知手段に
よる布からみ状態を入力せしめられ、その布からみ状態
に応じて前記水流選択手段により布ほぐし水流を選択す
ることにより、布のからみをときほぐしてアンバランス
なくスム−ズに脱水起動させることができ、定常回転時
においても振動や騒音も低減させることができ、さらに
脱水終了時の布からみつきも低減できるので布も取り出
しやすくなり使用勝手も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全自動洗濯機のブロック回
路図
【図2】同全自動洗濯機の布からみ検知手段のコンデン
サ端子電圧の波形図
【図3】同全自動洗濯機の要部断面図
【図4】同全自動洗濯機の過負荷状態の断面図
【図5】同全自動洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図6】同全自動洗濯機の水流の反転時限を示す図
【図7】従来の全自動洗濯機の水流の反転時限を示す図
【符号の説明】
1 外枠 2 洗濯兼脱水槽 3 外槽 4 撹拌翼 5 減速機構部 6 モータ 7 行程制御手段 13 モータ制御手段 14 布からみ検知手段 16 水流選択手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯兼脱水槽内に回転自在に配設した撹拌
    翼と、前記撹拌翼を駆動するモータと、前記モータの通
    電制御を行うモータ制御手段と、洗濯、すすぎ、脱水の
    一連の行程を制御し洗濯あるいはすすぎの終了直後に布
    ほぐし水流運転を前記モータ制御手段により動作実行す
    る行程制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の布のからみ状
    態を検知する布からみ検知手段と、反転時限が異なる複
    数の水流のうち1つを選択する水流選択手段とを備え、
    前記行程制御手段は洗濯あるいはすすぎの終了直前に前
    記布からみ検知手段により布からみ状態を入力せしめら
    れ、その布からみ状態に応じて前記水流選択手段により
    布ほぐし水流を選択することを特徴とした全自動洗濯
    機。
JP3231441A 1991-09-11 1991-09-11 全自動洗濯機 Pending JPH0568773A (ja)

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JP3231441A JPH0568773A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 全自動洗濯機

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JP3231441A JPH0568773A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 全自動洗濯機

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JPH0568773A true JPH0568773A (ja) 1993-03-23

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JP3231441A Pending JPH0568773A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 全自動洗濯機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006249A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 アクア株式会社 洗濯機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006249A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 アクア株式会社 洗濯機
CN107614779A (zh) * 2015-06-18 2018-01-19 Aqua株式会社 洗衣机
CN107614779B (zh) * 2015-06-18 2020-03-17 Aqua株式会社 洗衣机

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