JPH06218181A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
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- JPH06218181A JPH06218181A JP50A JP1401593A JPH06218181A JP H06218181 A JPH06218181 A JP H06218181A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1401593 A JP1401593 A JP 1401593A JP H06218181 A JPH06218181 A JP H06218181A
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- Japan
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- washing
- cloth
- rotation speed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗濯物が片寄った状態においても、すすぎ性
能を確保し、脱水工程の振動・騒音を低減させることを
目的とする。 【構成】 中央底部にパルセータを回転自在に配設した
洗濯兼脱水槽を内包した水槽を防振装置を有する吊り棒
で支持する。中間脱水行程において回転数検知手段によ
り検知された、回転数減少量と布量検知手段により検知
された布量とに応じた値により布の片寄りを検知し、布
の片寄りを検知した場合のみ、すすぎ工程における水流
を２段階以上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそ
れ以降の水流のＯＮ時間より長くし、又、バランスコン
トロール水流の時間を長くすることによって、すすぎむ
らを無くし、水の飛び散り・布傷み・異常振動・異常音
を防止し、総工程時間が長くなるのを防止することがで
きる。
能を確保し、脱水工程の振動・騒音を低減させることを
目的とする。 【構成】 中央底部にパルセータを回転自在に配設した
洗濯兼脱水槽を内包した水槽を防振装置を有する吊り棒
で支持する。中間脱水行程において回転数検知手段によ
り検知された、回転数減少量と布量検知手段により検知
された布量とに応じた値により布の片寄りを検知し、布
の片寄りを検知した場合のみ、すすぎ工程における水流
を２段階以上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそ
れ以降の水流のＯＮ時間より長くし、又、バランスコン
トロール水流の時間を長くすることによって、すすぎむ
らを無くし、水の飛び散り・布傷み・異常振動・異常音
を防止し、総工程時間が長くなるのを防止することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、すすぎ工程におけるす
すぎ性能の向上および、脱水工程における振動，騒音を
少なくした全自動洗濯機に関する。
すぎ性能の向上および、脱水工程における振動，騒音を
少なくした全自動洗濯機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、全自動洗濯機においては、すす
ぎ工程の水流は布量検知手段により検知された布量に応
じて設定され、又、布の状態とは、無関係に一律に、す
すぎ工程における水流を２段階以上とし、最初の水流の
ＯＮ時間をそれ以降の水流のＯＮ時間より長くするよう
にしたものもある。又、すすぎ工程の終わりにあるバラ
ンスコントロール水流においても、布量検知手段により
検知された布量に応じて水流及び時間が設定されてい
る。
ぎ工程の水流は布量検知手段により検知された布量に応
じて設定され、又、布の状態とは、無関係に一律に、す
すぎ工程における水流を２段階以上とし、最初の水流の
ＯＮ時間をそれ以降の水流のＯＮ時間より長くするよう
にしたものもある。又、すすぎ工程の終わりにあるバラ
ンスコントロール水流においても、布量検知手段により
検知された布量に応じて水流及び時間が設定されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような全自動洗濯
機の制御方法では、布が片寄った状態で脱水された後の
すすぎ工程においては、十分に布の片寄りがほぐれない
状態ですすぎが行われる為、片寄った布の部分では、す
すぎが満足に行われず、すすぎむらが発生してしまう。
又、布の状態とは、無関係に一律に、すすぎ工程におけ
る水流を２段階以上とし、最初の水流のＯＮ時間をそれ
以降の水流のＯＮ時間より長くするようにしたものにお
いては、布が片寄っていない場合でも、水流を強くして
しまう為、布回りがよくなりすぎ、水の飛び散り及び、
布傷みが悪くなるという問題があった。そして、布の状
態がほぐれないまま、すすぎ工程が終了した場合、布量
に応じた水流及び時間のバランスコントロール水流で
は、布が片寄った状態で次の脱水工程に移る為、アンバ
ランスの検知スイッチが働き、再度すすぎを行い、総工
程時間が長くなったり、又、布が片寄った状態で脱水起
動してしまうと、異常振動・異常音を発生することがあ
った。
機の制御方法では、布が片寄った状態で脱水された後の
すすぎ工程においては、十分に布の片寄りがほぐれない
状態ですすぎが行われる為、片寄った布の部分では、す
すぎが満足に行われず、すすぎむらが発生してしまう。
又、布の状態とは、無関係に一律に、すすぎ工程におけ
る水流を２段階以上とし、最初の水流のＯＮ時間をそれ
以降の水流のＯＮ時間より長くするようにしたものにお
いては、布が片寄っていない場合でも、水流を強くして
しまう為、布回りがよくなりすぎ、水の飛び散り及び、
布傷みが悪くなるという問題があった。そして、布の状
態がほぐれないまま、すすぎ工程が終了した場合、布量
に応じた水流及び時間のバランスコントロール水流で
は、布が片寄った状態で次の脱水工程に移る為、アンバ
ランスの検知スイッチが働き、再度すすぎを行い、総工
程時間が長くなったり、又、布が片寄った状態で脱水起
動してしまうと、異常振動・異常音を発生することがあ
った。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、布の
片寄りを検知する検知手段を提供することを第１の目的
としている。
片寄りを検知する検知手段を提供することを第１の目的
としている。
【０００５】また、脱水後、布が片寄った状態にあって
も、すすぎ工程においては十分に布の片寄りをほぐし、
すすぎむらを無くすと共に、水の飛び散り及び、布傷み
が悪くなるのを防ぎ、さらに、脱水時の異常振動・異常
音を防止し、総工程時間が長くならないようにすること
を第２・第３の目的としている。
も、すすぎ工程においては十分に布の片寄りをほぐし、
すすぎむらを無くすと共に、水の飛び散り及び、布傷み
が悪くなるのを防ぎ、さらに、脱水時の異常振動・異常
音を防止し、総工程時間が長くならないようにすること
を第２・第３の目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、中央底部にパルセータを回転自在に
配設した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有
し前記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュ
ータよりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動
し脱水動作を行うモタと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を
検知する回転数検知手段と、布量を検知する布量検知手
段とを備え、中間脱水行程において前記回転数検知手段
により検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間に
より演算された回転数減少量と、前記布量検知手段によ
り検知された布量とに応じた値により布の片寄りを検知
する制御手段をそなえたことを第１の課題解決手段とし
ている。
を達成するために、中央底部にパルセータを回転自在に
配設した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有
し前記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュ
ータよりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動
し脱水動作を行うモタと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を
検知する回転数検知手段と、布量を検知する布量検知手
段とを備え、中間脱水行程において前記回転数検知手段
により検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間に
より演算された回転数減少量と、前記布量検知手段によ
り検知された布量とに応じた値により布の片寄りを検知
する制御手段をそなえたことを第１の課題解決手段とし
ている。
【０００７】また、第２の目的を達成するために、中央
底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を
内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持す
る吊り棒と、マイクロコンピュータよりなる信号制御手
段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動作を行うモータ
と、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知する回転数検知手
段と、布量を検知する布量検知手段とを備え、前記信号
制御手段は、中間脱水行程において前記回転数検知手段
により検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間に
より演算された回転数減少量と、前記布量検知手段によ
り検知された布量とに応じた値により布の片寄りを検知
した場合のみ、次のすすぎ工程における水流を２段階以
上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそれ以降の水
流のＯＮ時間より長くするようにしたことを第２の課題
解決手段としている。
底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を
内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持す
る吊り棒と、マイクロコンピュータよりなる信号制御手
段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動作を行うモータ
と、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知する回転数検知手
段と、布量を検知する布量検知手段とを備え、前記信号
制御手段は、中間脱水行程において前記回転数検知手段
により検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間に
より演算された回転数減少量と、前記布量検知手段によ
り検知された布量とに応じた値により布の片寄りを検知
した場合のみ、次のすすぎ工程における水流を２段階以
上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそれ以降の水
流のＯＮ時間より長くするようにしたことを第２の課題
解決手段としている。
【０００８】また、第３の目的を達成するために、中央
底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を
内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持す
る吊り棒と、マイクロコンピュータよりなる信号制御手
段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動作を行うモータ
と、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知する回転数検知手
段と、布量を検知する布量検知手段とを備え、前記信号
制御手段は、中間脱水行程において前記回転数検知手段
により検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間に
より演算された回転数減少量と、前記布量検知手段によ
り検知された布量とに応じた値により布の片寄りを検知
した場合のみ、次のすすぎ工程において、布の片寄りを
なくす為の、いわゆるバランスコントロール水流の時間
を通常より長くするようにしたことを第３の課題解決手
段としている。
底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を
内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持す
る吊り棒と、マイクロコンピュータよりなる信号制御手
段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動作を行うモータ
と、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知する回転数検知手
段と、布量を検知する布量検知手段とを備え、前記信号
制御手段は、中間脱水行程において前記回転数検知手段
により検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間に
より演算された回転数減少量と、前記布量検知手段によ
り検知された布量とに応じた値により布の片寄りを検知
した場合のみ、次のすすぎ工程において、布の片寄りを
なくす為の、いわゆるバランスコントロール水流の時間
を通常より長くするようにしたことを第３の課題解決手
段としている。
【０００９】
【作用】本発明は上記した第１の課題解決手段により、
洗濯兼脱水槽の回転数と時間により演算された回転数減
少量と、前記布量検知手段により検知された布量に応じ
た値により布の片寄りを検知する制御手段を提供するこ
とができる。
洗濯兼脱水槽の回転数と時間により演算された回転数減
少量と、前記布量検知手段により検知された布量に応じ
た値により布の片寄りを検知する制御手段を提供するこ
とができる。
【００１０】また、第２の課題解決手段により、布の片
寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工程における水流
を２段階以上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそ
れ以降の水流のＯＮ時間より長くするようにしたことに
より、脱水後、布が片寄った状態にあっても、すすぎ工
程においては十分に布の片寄りをほぐし、すすぎむらを
無くしてすすぎ性能を向上することができる。又、布が
片寄った場合のみ、水流を強くする為、水の飛び散り及
び、布傷みが悪くなるのを防ぐことができる。
寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工程における水流
を２段階以上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそ
れ以降の水流のＯＮ時間より長くするようにしたことに
より、脱水後、布が片寄った状態にあっても、すすぎ工
程においては十分に布の片寄りをほぐし、すすぎむらを
無くしてすすぎ性能を向上することができる。又、布が
片寄った場合のみ、水流を強くする為、水の飛び散り及
び、布傷みが悪くなるのを防ぐことができる。
【００１１】さらに、第３の課題解決手段により、布の
片寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工程において、
バランスコントロール水流の時間を通常より長くするよ
うにすることで、布の片寄りをなくした状態で脱水工程
を行うことができ、脱水時の異常振動・異常音を防止
し、総工程時間が長くなるのを防止することができる。
片寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工程において、
バランスコントロール水流の時間を通常より長くするよ
うにすることで、布の片寄りをなくした状態で脱水工程
を行うことができ、脱水時の異常振動・異常音を防止
し、総工程時間が長くなるのを防止することができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【００１３】図１に示すように、洗濯兼脱水槽１は、中
央底部にパルセータ２を回転自在に配している。水槽３
は洗濯兼脱水槽１を内包し、この水槽３の外底部には基
板４が固着され、駆動用モータ５、排水弁６、洗濯兼脱
水切替機構７などを配設しており、基板４の外縁部は防
振装置８、吊り棒９を介して外枠１０の上部角隅より垂
下支持している。外枠１０の上部に上部カバー１１を設
け、給水弁１２、電源スイッチ１３、制御装置１４など
を配設している。制御装置１４はマイクロコンピュータ
よりなる信号制御手段１５と、操作パネル１６内におさ
められたキースイッチおよび表示装置などからなる操作
表示手段１７と、信号制御手段１５からの信号によりモ
ータ５、排水弁６、給水弁１２などを制御するパワース
イッチング手段１８と、洗濯兼脱水槽回転数を検知する
回転数検知手段１９、布量検知手段２０、水位検知手段
２１、記憶手段２２、汚れ検知手段２３などにより構成
しており、信号制御手段１５は、脱水行程においてモー
タ５のオン・オフを数回繰り返し、回転数を徐々に上昇
させ、そしてモータ５を連続的にオンにして脱水を行う
ようにしている。なお、２４は交流電源、２５はモータ
５の進相コンデンサである。ここで、回転数検知手段は
モータ５の回転数より洗濯兼脱水槽の回転数を検知して
も、又、直接洗濯兼脱水槽の回転数を検知してもよい。
上記構成において図３を参照しながら動作を説明する
と、脱水行程はモータ５のオン、オフを繰り返し行いな
がら洗濯物から水分を少しずつ出し、脱水回転数をある
程度まで徐々に高めていく、いわゆる間欠脱水を行った
後に、規定の回転数Ｖまで高めて連続脱水を行い、規定
時間ｔに達するとモータ５をオフし、洗濯兼脱水槽は慣
性力により徐々に回転数が減少する。そして、図３の実
線で示すように、布量大の場合は布量小の場合に比べ、
慣性モーメントが大である為、洗濯兼脱水槽の回転数が
０になる時間が大となり、ｔａ＜ｔｂとなる。又、破線
で示すように同じ布量の場合でも、布片寄り大の場合は
偏荷重がかかり、回転数減少量が大きくなる為、ｔｂ’
＜ｔｂ，ｔａ’＜ｔａとなる。従って、回転数減少量
（Ｖ−Ｖ０）／Ｔ−ｔと検知された布量により布の片寄
りを検知できる。尚、所定回転数Ｖ１，Ｖ２における回
転数減少量により検知してもよい。
央底部にパルセータ２を回転自在に配している。水槽３
は洗濯兼脱水槽１を内包し、この水槽３の外底部には基
板４が固着され、駆動用モータ５、排水弁６、洗濯兼脱
水切替機構７などを配設しており、基板４の外縁部は防
振装置８、吊り棒９を介して外枠１０の上部角隅より垂
下支持している。外枠１０の上部に上部カバー１１を設
け、給水弁１２、電源スイッチ１３、制御装置１４など
を配設している。制御装置１４はマイクロコンピュータ
よりなる信号制御手段１５と、操作パネル１６内におさ
められたキースイッチおよび表示装置などからなる操作
表示手段１７と、信号制御手段１５からの信号によりモ
ータ５、排水弁６、給水弁１２などを制御するパワース
イッチング手段１８と、洗濯兼脱水槽回転数を検知する
回転数検知手段１９、布量検知手段２０、水位検知手段
２１、記憶手段２２、汚れ検知手段２３などにより構成
しており、信号制御手段１５は、脱水行程においてモー
タ５のオン・オフを数回繰り返し、回転数を徐々に上昇
させ、そしてモータ５を連続的にオンにして脱水を行う
ようにしている。なお、２４は交流電源、２５はモータ
５の進相コンデンサである。ここで、回転数検知手段は
モータ５の回転数より洗濯兼脱水槽の回転数を検知して
も、又、直接洗濯兼脱水槽の回転数を検知してもよい。
上記構成において図３を参照しながら動作を説明する
と、脱水行程はモータ５のオン、オフを繰り返し行いな
がら洗濯物から水分を少しずつ出し、脱水回転数をある
程度まで徐々に高めていく、いわゆる間欠脱水を行った
後に、規定の回転数Ｖまで高めて連続脱水を行い、規定
時間ｔに達するとモータ５をオフし、洗濯兼脱水槽は慣
性力により徐々に回転数が減少する。そして、図３の実
線で示すように、布量大の場合は布量小の場合に比べ、
慣性モーメントが大である為、洗濯兼脱水槽の回転数が
０になる時間が大となり、ｔａ＜ｔｂとなる。又、破線
で示すように同じ布量の場合でも、布片寄り大の場合は
偏荷重がかかり、回転数減少量が大きくなる為、ｔｂ’
＜ｔｂ，ｔａ’＜ｔａとなる。従って、回転数減少量
（Ｖ−Ｖ０）／Ｔ−ｔと検知された布量により布の片寄
りを検知できる。尚、所定回転数Ｖ１，Ｖ２における回
転数減少量により検知してもよい。
【００１４】図４は上記動作のフローチャートである。
ステップ１０３で脱水規定時間ｔに達すると、ステップ
１０４でタイマーＴスタートの後、ステップ１０５でモ
ーターをオフする。ステップ１０６で回転数検知手段１
９で回転数Ｖnを検知し、ステップ１０７でＶn＝Ｖ０と
なると、ステップ１０８で回転数減少量Ｋnを演算しス
テップ１０９でＫn＞Ｋ（Ｋは布量に応じた回転数減少
量で、布量大の方が布量小より値が小である）の場合、
ステップ１１０で布の片寄りを検知する。
ステップ１０３で脱水規定時間ｔに達すると、ステップ
１０４でタイマーＴスタートの後、ステップ１０５でモ
ーターをオフする。ステップ１０６で回転数検知手段１
９で回転数Ｖnを検知し、ステップ１０７でＶn＝Ｖ０と
なると、ステップ１０８で回転数減少量Ｋnを演算しス
テップ１０９でＫn＞Ｋ（Ｋは布量に応じた回転数減少
量で、布量大の方が布量小より値が小である）の場合、
ステップ１１０で布の片寄りを検知する。
【００１５】なお、上記実施例では、布量検知を２段階
に分けているが、複数に分けても良く、また、布量検知
方法も洗濯時、脱水時どちらで検知しても良いものであ
る。
に分けているが、複数に分けても良く、また、布量検知
方法も洗濯時、脱水時どちらで検知しても良いものであ
る。
【００１６】つぎに、本発明の第２の実施例を説明す
る。図５は動作のフローチャートで、ステップ２０１で
布の片寄りを検知すると、ステップ２０２ですすぎ工程
へ進み規定水位まで給水した後、ステップ２０３でタイ
マーＴスタート、ステップ２０４でモータ５をｔ１秒間
オンしパルセーター２を右回転しステップ２０５でモー
タ５をｔ１’秒間オフする。ステップ２０６でモータ５
をｔ２秒間オンしパルセーター２を左回転しステップ２
０７でモータ５をｔ２’秒間オフする。これを繰り返し
ステップ２０８で所定時間ｔＲに達すると、ステップ２
０９でタイマーＴスタート、ステップ２１０でモータ５
をｔ３秒間オンしパルセーター２を右回転しステップ２
１１でモータ５をｔ３’秒間オフする。ステップ２１２
でモータ５をｔ４秒間オンしパルセーター２を左回転し
ステップ２１３でモータ５をｔ４’秒間オフする。これ
を繰り返しステップ２１４で所定時間ｔＳに達すると、
ステップ２１５ですすぎ工程を終了する。ここで、ｔ１
＞ｔ３として、水流を２段階にしており、最初の強い水
流により十分に布の片寄りをほぐし、布が片寄った状態
にあっても、すすぎむらを無くしてすすぎ性能を向上す
ることができる。又、布が片寄った場合のみ、水流を強
くする為、水の飛び散り及び、布傷みが悪くなるのを防
ぐことができる。尚、水流は２段階以上にしてもよく、
又、布量検知手段により検知された布量毎に水流が設定
されているすすぎ工程においても、各布量毎の水流を２
段階以上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそれ以
降の水流のＯＮ時間より長くするようにしてもよい。そ
して、布の片寄りが検知されない場合は、通常の水流で
布がほぐれる為、すすぎ性能・すすぎむらを確保でき、
水の飛び散り・布傷みも悪くならない。
る。図５は動作のフローチャートで、ステップ２０１で
布の片寄りを検知すると、ステップ２０２ですすぎ工程
へ進み規定水位まで給水した後、ステップ２０３でタイ
マーＴスタート、ステップ２０４でモータ５をｔ１秒間
オンしパルセーター２を右回転しステップ２０５でモー
タ５をｔ１’秒間オフする。ステップ２０６でモータ５
をｔ２秒間オンしパルセーター２を左回転しステップ２
０７でモータ５をｔ２’秒間オフする。これを繰り返し
ステップ２０８で所定時間ｔＲに達すると、ステップ２
０９でタイマーＴスタート、ステップ２１０でモータ５
をｔ３秒間オンしパルセーター２を右回転しステップ２
１１でモータ５をｔ３’秒間オフする。ステップ２１２
でモータ５をｔ４秒間オンしパルセーター２を左回転し
ステップ２１３でモータ５をｔ４’秒間オフする。これ
を繰り返しステップ２１４で所定時間ｔＳに達すると、
ステップ２１５ですすぎ工程を終了する。ここで、ｔ１
＞ｔ３として、水流を２段階にしており、最初の強い水
流により十分に布の片寄りをほぐし、布が片寄った状態
にあっても、すすぎむらを無くしてすすぎ性能を向上す
ることができる。又、布が片寄った場合のみ、水流を強
くする為、水の飛び散り及び、布傷みが悪くなるのを防
ぐことができる。尚、水流は２段階以上にしてもよく、
又、布量検知手段により検知された布量毎に水流が設定
されているすすぎ工程においても、各布量毎の水流を２
段階以上とすると共に、最初の水流のＯＮ時間をそれ以
降の水流のＯＮ時間より長くするようにしてもよい。そ
して、布の片寄りが検知されない場合は、通常の水流で
布がほぐれる為、すすぎ性能・すすぎむらを確保でき、
水の飛び散り・布傷みも悪くならない。
【００１７】つぎに、本発明の第３の実施例を説明す
る。図６は動作のフローチャートで、ステップ３０１で
布の片寄りを検知すると、ステップ３０２ですすぎ工程
へ進み、すすぎ工程終了直前にステップ３０３でタイマ
ーＴをスタートさせ、ステップ３０４でモータ５をＬ秒
間オンしパルセーター２を右回転しステップ３０５でモ
ータ５をｍ秒間オフする。ステップ３０６でモータ５を
Ｌ秒間オンしパルセーター２を左回転しステップ３０７
でモータ５をｍ秒間オフする。これを繰り返しステップ
３０８で所定時間Ｐに達すると、ステップ３０９で排水
弁６をオンし排水終了後、ステップ３１０で脱水工程に
移る。ここで、Ｐ＞Ｑ（Ｑは通常のバランスコントロー
ル水流の時間）としている為、布の片寄りをなくした状
態で脱水工程を行うことができ、脱水時の異常振動・異
常音を防止し、アンバランスにより再度すすぎを行うこ
ともなく、総工程時間が長くなるのを防止することがで
きる。
る。図６は動作のフローチャートで、ステップ３０１で
布の片寄りを検知すると、ステップ３０２ですすぎ工程
へ進み、すすぎ工程終了直前にステップ３０３でタイマ
ーＴをスタートさせ、ステップ３０４でモータ５をＬ秒
間オンしパルセーター２を右回転しステップ３０５でモ
ータ５をｍ秒間オフする。ステップ３０６でモータ５を
Ｌ秒間オンしパルセーター２を左回転しステップ３０７
でモータ５をｍ秒間オフする。これを繰り返しステップ
３０８で所定時間Ｐに達すると、ステップ３０９で排水
弁６をオンし排水終了後、ステップ３１０で脱水工程に
移る。ここで、Ｐ＞Ｑ（Ｑは通常のバランスコントロー
ル水流の時間）としている為、布の片寄りをなくした状
態で脱水工程を行うことができ、脱水時の異常振動・異
常音を防止し、アンバランスにより再度すすぎを行うこ
ともなく、総工程時間が長くなるのを防止することがで
きる。
【００１８】尚、布量検知手段により検知された布量毎
にバランスコントロール水流の時限及び時間が設定され
ている場合においても、布の片寄りを検知した場合の
み、各布量毎にバランスコントロール水流の時間を通常
より長くするようにしてもよい。そして、布の片寄りが
検知されない場合は、通常のバランスコントロール水流
の時間で、布の片寄りもなく脱水工程を行うことができ
る為、脱水時の異常振動・異常音も無く、総工程時間が
長くなら無い。
にバランスコントロール水流の時限及び時間が設定され
ている場合においても、布の片寄りを検知した場合の
み、各布量毎にバランスコントロール水流の時間を通常
より長くするようにしてもよい。そして、布の片寄りが
検知されない場合は、通常のバランスコントロール水流
の時間で、布の片寄りもなく脱水工程を行うことができ
る為、脱水時の異常振動・異常音も無く、総工程時間が
長くなら無い。
【００１９】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、中央底部にパルセータを回転自在に配設した
洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前記水
槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータより
なる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動
作を行うモータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知す
る回転数検知手段と、布量を検知する布量検知手段とを
備え、中間脱水行程において前記回転数検知手段により
検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間により演
算された回転数減少量と、前記布量検知手段により検知
された布量とに応じた値により布の片寄りを検知する制
御手段を提供することができる。 また、前記信号制御
手段は、布の片寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工
程における水流を２段階以上とすると共に、最初の水流
のＯＮ時間をそれ以降の水流のＯＮ時間より長くするよ
うにしたことにより、脱水後、布が片寄った状態にあっ
ても、すすぎ工程においては十分に布の片寄りをほぐ
し、すすぎむらを無くしてすすぎ性能を向上することが
できる。又、布が片寄った場合のみ、水流を強くする
為、水の飛び散り及び、布傷みが悪くなるのを防ぐこと
ができる。
によれば、中央底部にパルセータを回転自在に配設した
洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前記水
槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータより
なる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動
作を行うモータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知す
る回転数検知手段と、布量を検知する布量検知手段とを
備え、中間脱水行程において前記回転数検知手段により
検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間により演
算された回転数減少量と、前記布量検知手段により検知
された布量とに応じた値により布の片寄りを検知する制
御手段を提供することができる。 また、前記信号制御
手段は、布の片寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工
程における水流を２段階以上とすると共に、最初の水流
のＯＮ時間をそれ以降の水流のＯＮ時間より長くするよ
うにしたことにより、脱水後、布が片寄った状態にあっ
ても、すすぎ工程においては十分に布の片寄りをほぐ
し、すすぎむらを無くしてすすぎ性能を向上することが
できる。又、布が片寄った場合のみ、水流を強くする
為、水の飛び散り及び、布傷みが悪くなるのを防ぐこと
ができる。
【００２０】さらに、布の片寄りを検知した場合のみ、
次のすすぎ工程において、バランスコントロール水流の
時間を通常より長くするようにすることで、布の片寄り
をなくした状態で脱水工程を行うことができ、脱水時の
異常振動・異常音を防止し、総工程時間が長くなるのを
防止することができる。
次のすすぎ工程において、バランスコントロール水流の
時間を通常より長くするようにすることで、布の片寄り
をなくした状態で脱水工程を行うことができ、脱水時の
異常振動・異常音を防止し、総工程時間が長くなるのを
防止することができる。
【図１】本発明の一実施例の全自動洗濯機の断面図
【図２】同全自動洗濯機のブロック図
【図３】同全自動洗濯機の布負荷量少，大の場合の脱水
行程における時間と脱水回転数の関係を表すグラフ
行程における時間と脱水回転数の関係を表すグラフ
【図４】同全自動洗濯機の動作フローチャート
【図５】本発明の第２の実施例の全自動洗濯機の動作フ
ローチャート
ローチャート
【図６】本発明の第３の実施例の全自動洗濯機の動作フ
ローチャート
ローチャート
１ 洗濯兼脱水槽 ２ パルセータ ３ 水槽 ５ モータ ８ 防振装置 ９ 吊り棒 １５ 信号制御手段 １９ 回転数検知手段
Claims (3)
- 【請求項１】 中央底部にパルセータを回転自在に配設
した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前
記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータ
よりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱
水動作を行うモータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検
知する回転数検知手段と、布量を検知する布量検知手段
とを備え、中間脱水行程において前記回転数検知手段に
より検知された、前記洗濯兼脱水槽の回転数と時間によ
り演算された回転数減少量と、前記布量検知手段により
検知された布量とに応じた値により布の片寄りを検知す
る制御手段をそなえたことを特徴とする全自動洗濯機。 - 【請求項２】 中央底部にパルセータを回転自在に配設
した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前
記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータ
よりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱
水動作を行うモータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検
知する回転数検知手段と、布量を検知する布量検知手段
とを備え、前記信号制御手段は、中間脱水行程において
前記回転数検知手段により検知された、前記洗濯兼脱水
槽の回転数と時間により演算された回転数減少量と、前
記布量検知手段により検知された布量とに応じた値によ
り布の片寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工程にお
ける水流を２段階以上とすると共に、最初の水流のＯＮ
時間をそれ以降の水流のＯＮ時間より長くするようにし
たことを特徴とする全自動洗濯機。 - 【請求項３】 中央底部にパルセータを回転自在に配設
した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前
記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータ
よりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱
水動作を行うモータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検
知する回転数検知手段と、布量を検知する布量検知手段
とを備え、前記信号制御手段は、中間脱水行程において
前記回転数検知手段により検知された、前記洗濯兼脱水
槽の回転数と時間により演算された回転数減少量と、前
記布量検知手段により検知された布量とに応じた値によ
り布の片寄りを検知した場合のみ、次のすすぎ工程にお
いて、布の片寄りをなくす為の、いわゆるバランスコン
トロール水流の時間を通常より長くするようにしたこと
を特徴とする全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01401593A JP3293214B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01401593A JP3293214B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 全自動洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218181A true JPH06218181A (ja) | 1994-08-09 |
| JP3293214B2 JP3293214B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=11849374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01401593A Expired - Fee Related JP3293214B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293214B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8151393B2 (en) | 2008-05-23 | 2012-04-10 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8220093B2 (en) | 2008-05-23 | 2012-07-17 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8302232B2 (en) * | 2008-05-23 | 2012-11-06 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8365334B2 (en) | 2008-05-23 | 2013-02-05 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8679198B2 (en) | 2008-05-23 | 2014-03-25 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8938835B2 (en) | 2008-05-23 | 2015-01-27 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP01401593A patent/JP3293214B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8151393B2 (en) | 2008-05-23 | 2012-04-10 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8220093B2 (en) | 2008-05-23 | 2012-07-17 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8302232B2 (en) * | 2008-05-23 | 2012-11-06 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8365334B2 (en) | 2008-05-23 | 2013-02-05 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8679198B2 (en) | 2008-05-23 | 2014-03-25 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
| US8938835B2 (en) | 2008-05-23 | 2015-01-27 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method of controlling a washing machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3293214B2 (ja) | 2002-06-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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