JP2000014962A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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JP2000014962A
JP2000014962A JP10191188A JP19118898A JP2000014962A JP 2000014962 A JP2000014962 A JP 2000014962A JP 10191188 A JP10191188 A JP 10191188A JP 19118898 A JP19118898 A JP 19118898A JP 2000014962 A JP2000014962 A JP 2000014962A
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washing
spin
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drying
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JP10191188A
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Akihito Otani
昭仁 大谷
Sadayuki Tamae
貞之 玉江
Hiroyuki Fujii
裕幸 藤井
Yuko Omura
優子 大村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する
洗濯機の制御装置において、予め設定された洗濯コース
の中でも、好みに応じて自由に脱水時の回転数を設定変
更可能にし、標準コースで衣類にしわ等による衣類の傷
みを抑えるように弱く脱水したり、おしゃれ着のトレー
ナー等を洗う場合でも少し強く絞れるようにする。 【解決手段】 回転自在に配設した洗濯兼脱水槽をモー
タ5により回転させ、洗濯兼脱水槽の脱水時の回転数を
脱水速度設定スイッチにより複数段階設定可能とし、制
御手段13より脱水速度設定スイッチの入力によりモー
タ5を制御して、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制
御する。制御手段13は、脱水回転数が予め決められた
洗濯コースにおいて設定されていても、脱水速度設定ス
イッチにより自由に脱水時の回転数を設定変更できる構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗い、すすぎ、脱
水の各行程を逐次制御する洗濯機の制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機の制御装置は、設
定された洗濯コースの中で、脱水を予めシーケンスに組
み込まれた回転数で運転していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、洗濯物の種類に応じて洗濯コースは選択
できても、脱水時の回転数は自由に設定変更することが
できなかった。たとえば、標準コースで衣類にしわをつ
けないようにするために脱水の回転数だけを低くしたく
てもできなかった。また逆に、おうちクリーニングコー
スのようにやさしく洗うコースでも、おしゃれ着のトレ
ーナー等のように少し強く絞りたくてもできないという
問題を有していた。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、予め設定された洗濯コースの中でも、好みに応じて
自由に脱水時の回転数を設定変更可能にし、標準コース
で衣類にしわ等による衣類の傷みを抑えるように弱く脱
水したり、おしゃれ着のトレーナー等を洗う場合でも少
し強く絞れるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を駆動手
段により回転させ、洗濯兼脱水槽の脱水時の回転数を脱
水速度入力手段により複数段階設定可能とし、制御手段
より脱水速度入力手段の入力により駆動手段を制御し
て、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する。制御
手段は、脱水回転数が予め決められた洗濯コースにおい
て設定されていても、脱水速度入力手段により自由に脱
水時の回転数を設定変更できる構成としたものである。
【0006】これにより、予め設定された洗濯コースの
中でも、好みに応じて自由に、脱水時の回転数を設定変
更可能にし、標準コースで衣類にしわ等による衣類の傷
みを抑えるように弱く脱水したり、おしゃれ着のトレー
ナー等を洗う場合でも少し強く絞れるようにすることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を回転させる駆動
手段と、前記洗濯兼脱水槽の脱水時の回転数を複数段階
設定可能な脱水速度入力手段と、前記脱水速度入力手段
の入力により前記駆動手段を制御して、洗い、すすぎ、
脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、脱水回転数が予め決められた洗濯コースにお
いて設定されていても、前記脱水速度入力手段により自
由に脱水時の回転数を設定変更できる構成としたもので
あり、予め設定された洗濯コースの中でも、好みに応じ
て自由に、脱水時の回転数を設定変更可能にすることが
でき、標準コースで衣類にしわ等による衣類の傷みを抑
えるように弱く脱水したり、おしゃれ着のトレーナー等
を洗う場合でも少し強く絞れるようにすることができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗濯シーケンスにおいて脱水とし
て、洗いの後のすすぎ行程での中間脱水と、脱水行程で
の最終脱水とを有し、制御手段は、中間脱水と最終脱水
ともに、脱水速度入力手段により設定入力された回転数
で制御する構成としたものであり、すすぎ行程の中間脱
水でも、しわ等による衣類の傷みを抑えるように弱く脱
水することができるようになり、より衣類に応じた洗濯
をすることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、脱水速度入
力手段により、標準設定の回転数より低い回転数に設定
された場合、中間脱水の時間を一定時間延長する構成と
したものであり、すすぎでの中間脱水の回転数を低く設
定したことによる、すすぎ性能、すすぎ率の低下を脱水
時間を一定時間延長することにより防止することができ
る。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、設定された
脱水回転数に対応して、駆動手段による脱水回転出力の
オフ時からブレーキをかけるまでの時間を変える構成と
したものであり、洗濯物の種類によっては、おしゃれ着
などのようにやさしく洗いたい衣類があり、脱水回転を
停止させる場合でも、脱水回転数に応じて、洗濯兼脱水
槽の回転が完全に停止するまでの惰性時間を変えること
により、衣類を傷めずやさしく脱水を終了させることが
できる。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、洗濯コース
に応じて、駆動手段による脱水回転出力のオフ時からブ
レーキをかけるまでの時間を変える構成としたものであ
り、洗濯物の種類、特におしゃれ着などのようにやさし
く洗いたい衣類の場合、脱水回転を停止させる場合で
も、すぐにブレーキをかけて洗濯兼脱水槽を激しく揺ら
さず、洗濯兼脱水槽の回転が完全に停止するまでブレー
キをかけないように、惰性時間を長くすることにより、
衣類を傷めずやさしく脱水を終了させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】(実施例1)図3に示すように、洗濯兼脱
水槽1は中央底部に回転翼2を回転自在に配設してい
る。水槽3は洗濯兼脱水槽1を内包し、下部に洗濯兼脱
水切替機構4を備えたモータ(駆動手段)5、排水弁6
などを配設している。防振装置7は吊り棒8を介して外
枠9の上部角隅より水槽3を支持している。外枠9の上
部には上部カバー10を設け、給水弁11、制御装置1
2などを配設している。
【0014】制御装置12は、図1に示すように構成し
ており、マイクロコンピュータよりなる制御手段13
と、制御手段13からの信号によりモータ5、排水弁
6、給水弁11などを制御するパワースイッチング手段
14と、操作パネル15内に配設したスイッチ入力手段
16および表示手段17と、リレーを使った電源スイッ
チ18と水位検知手段19、布量判定手段20などで構
成している。なお、21は交流電源、22はモ−タ5の
進相コンデンサである。
【0015】スイッチ入力手段16は、図2に示すよう
に、水位設定スイッチ16a、洗い時間設定スイッチ1
6b、すすぎ回数設定スイッチ16c、脱水時間設定ス
イッチ16d、脱水速度設定スイッチ16e、予約設定
スイッチ16f、風呂水設定スイッチ16g、かくはん
洗いコース設定スイッチ16h、遠心力洗いコース設定
スイッチ16i、スタート/一時停止スイッチ16j、
電源切りスイッチ16k、電源入りスイッチ16lなど
で構成している。ここで、脱水速度入力手段とは、脱水
速度設定スイッチ16eのことである。
【0016】表示手段17も、図2に示すように、水位
表示部17aや洗い、すすぎ、脱水の各設定表示部17
b、脱水速度表示部17c、残時間・予約表示部17
d、異常表示部17e、風呂水設定表示部17f、コー
ス表示部17gなどで構成している。
【0017】布量判定手段20は、モータ5を駆動した
後、通電を遮断したときの惰性回転時の進相コンデンサ
22の両端の電圧からのパルス数により洗濯兼脱水槽1
に入っている洗濯物の量(布量)を判定する。水位検知
手段19は、洗濯兼脱水槽1内の水位を検知するもので
ある。
【0018】図2における脱水速度設定スイッチ(脱水
速度入力手段)16eは複数段階設定可能とし、図1に
おける制御手段13は、脱水回転数が予め決められた洗
濯コースにおいて設定されていても、脱水速度設定スイ
ッチ16eにより自由に脱水時の回転数を設定変更でき
る構成としている。
【0019】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。ステップ101で遠心力洗いコース設定ス
イッチ16iにより洗濯コースの設定をする。ステップ
102で設定された洗濯コースでの脱水の回転数を設定
する(初期設定)。例えば本実施例のおうちクリーニン
グコースでは高速設定で回転数は500r/min程度
である。ふとん・毛布コースでは高速設定で830r/
min程度である。その他のコースでは高速設定で88
0r/min程度である。
【0020】そしてステップ103で脱水速度設定スイ
ッチ16eにより、脱水速度の高速が設定された場合
は、ステップ104で脱水時の回転数を高速に設定変更
する。このとき、回転数は880r/min程度であ
る。ステップ105で脱水速度設定スイッチ16eによ
り、脱水速度の中速が設定された場合は、ステップ10
6で脱水時の回転数を中速に設定変更する。このとき、
回転数は500r/min程度である。脱水速度の低速
が設定された場合は、ステップ107で脱水時の回転数
を低速に設定変更する。このとき、回転数は300r/
min程度である。
【0021】このように、予め設定された洗濯コースの
中でも、好みに応じて自由に、脱水時の回転数を設定変
更可能にする。それにより標準コースで衣類にしわ等に
よる衣類の傷みを抑えるように弱く脱水したり、おしゃ
れ着のトレーナー等を洗う場合でも少し強く絞れるよう
にできるようになる。
【0022】(実施例2)洗濯シーケンスにおいて脱水
として、洗いの後のすすぎ行程での中間脱水と、脱水行
程での最終脱水とを有し、図1における制御手段13
は、中間脱水と最終脱水共に、脱水速度設定スイッチ1
6e(脱水速度入力手段)により設定入力された回転数
で制御する構成としている。他の構成は上記実施例1と
同じである。
【0023】上記構成において図5および図6を参照し
ながら動作を説明する。ステップ201で脱水速度設定
スイッチ16eにより、脱水速度の高速が選択された場
合は、ステップ202で脱水行程の最終脱水行程の脱水
速度を高速設定し、ステップ203ですすぎ行程の中間
脱水行程も高速設定する。高速設定とは本実施例におい
て脱水回転数で880r/min程度である。
【0024】ここで脱水行程とは、図6の洗濯シーケン
ス表の一例に示すように、脱水行程では、※3印の最終
脱水行程を意味する。また、すすぎ行程では、すすぎ行
程1の※1印の中間脱水行程およびすすぎ行程2の※2
印の中間脱水行程を意味するものである。
【0025】また、以下の実施例では説明を省略する
が、脱水速度設定スイッチ16eにより高速設定が選択
された場合は、表示手段17の脱水速度表示部17cの
高速表示を行い、中速設定が選択された場合は、表示手
段17の脱水速度表示部17cの中速表示を行い、低速
設定が選択された場合は、表示手段17の脱水速度表示
17cの低速表示を行う。
【0026】そして、ステップ204で脱水速度の中速
が選択された場合は、ステップ205で脱水行程の脱水
速度を中速設定し、ステップ206ですすぎ行程の中間
脱水行程も中速設定する。中速設定とは本実施例におい
て脱水回転数で500r/min程度である。脱水速度
の低速が選択された場合は、ステップ207で脱水行程
の脱水速度を低速設定し、ステップ208ですすぎ行程
の中間脱水行程も低速設定する。低速設定とは本実施例
において脱水回転数で300r/min程度である。
【0027】このように、すすぎ行程の中間脱水でも、
しわ等による衣類の傷みを抑えるように弱く脱水するこ
とができるようになり、より衣類に応じた洗濯ができる
ようになる。
【0028】(実施例3)図1における制御手段13
は、脱水速度設定スイッチ16eにより、標準設定の回
転数より低い回転数に設定された場合、中間脱水行程の
時間を一定時間延長する構成としている。他の構成は上
記実施例1と同じである。
【0029】上記構成において図7を参照しながら動作
を説明する。ステップ301で脱水速度設定スイッチ1
6eにより、脱水速度の中速が選択された場合は、ステ
ップ302で脱水行程の脱水速度を中速設定し、ステッ
プ303ですすぎ行程の中間脱水行程も中速設定する。
そして、ステップ304で中間脱水行程の時間を1分間
延長する。本実施例では標準設定の回転数を高速設定と
する。
【0030】また、ステップ305で脱水速度の低速が
選択された場合は、ステップ306で同様に脱水行程の
脱水速度を低速設定し、ステップ307ですすぎ行程の
中間脱水行程も低速設定する。そして、ステップ308
で中間脱水行程の時間を2分間延長する。
【0031】このように、すすぎでの中間脱水の回転数
を低く設定したことによる、すすぎ性能、すすぎ率の低
下を、脱水時間を一定時間延長することにより防止する
ことができる。
【0032】(実施例4)図1における制御手段13
は、設定された脱水回転数に対応して、モータ5による
脱水回転出力のオフ時からブレーキをかけるまでの時間
を変える構成としている。他の構成は上記実施例1と同
じである。
【0033】上記構成において図8のフローチャートお
よび図9の脱水時の回転数グラフを参照しながら動作を
説明する。
【0034】本実施例では、おしゃれ着などをやさしく
洗うためのおうちクリーニングコースを例にとって説明
する。ステップ401で、すすぎ行程の中間脱水あるい
は脱水行程において、脱水行程を運転する。ステップ4
02で、脱水行程時間終了時点でモータ5の出力をオフ
する。ステップ403で、脱水速度が高速設定されてい
た場合、図9ではR4すなわち780r/minであ
る。
【0035】ステップ404で、モータ5の出力をオフ
してからブレーキをかけるまでの時間、すなわち惰性時
間を最長に設定する。本実施例では図9に示すようにt
2〜t5の時間を145秒に設定している。ここで、ブ
レーキとはモータ5を出力オフした後、内蔵されている
脱水ギア(図示せず)を脱水側からもどして脱水動作を
終了させることである。
【0036】また、ステップ405で、脱水速度が中速
設定されていた場合、図9ではR3すなわち500r/
minである。ステップ406で、モータ5の出力をオ
フしてからブレーキをかけるまでの時間すなわち惰性時
間を高速設定時より短く設定する。本実施例では図9に
示すようにt2〜t4の時間を110秒に設定してい
る。
【0037】そして、脱水速度が低速設定されていた場
合、図9ではR2すなわち300r/minである。ス
テップ407で、モータ5の出力をオフしてからブレー
キをかけるまでの時間すなわち惰性時間を中速設時より
さらに短く設定する。本実施例では図9に示すようにt
2〜t3の時間を80秒に設定している。そして惰性時
間終了後、ステップ408で、ブレーキ行程を運転す
る。
【0038】このように、洗濯物の種類によっては、お
しゃれ着などのようにやさしく洗いたい衣類があり、脱
水回転を停止させる場合でも、脱水回転数に応じて、洗
濯兼脱水槽1の回転が完全に停止するまでの惰性時間を
変えることにより、衣類を傷めずやさしく脱水を終了さ
せることができる。
【0039】(実施例5)図1における制御手段13
は、洗濯コースに応じて、モータ5による脱水回転出力
のオフ時からブレーキをかけるまでの時間を変える構成
としている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0040】上記構成において図10を参照しながら動
作を説明する。ステップ501で、すすぎ行程の中間脱
水あるいは脱水行程において、脱水行程を運転する。ス
テップ502で、脱水行程時間終了時点でモータ5の出
力をオフする。ステップ503で、おうちクリーニング
コースが選択されている場合は、ステップ504で、モ
ータ5の出力をオフしてからブレーキをかけるまでの時
間すなわち惰性時間を高速、中速、低速の各設定すべて
の場合に、図8のステップ403〜407に示したよう
に長く設定する。その他のコースを選択された場合は、
ステップ505で、高速、中速、低速共に30秒と短く
設定する。
【0041】このように、洗濯物の種類、特におしゃれ
着などのようにやさしく洗いたい衣類の場合、脱水回転
を停止させる場合でも、すぐにブレーキをかけて洗濯兼
脱水槽を激しく揺らさず、洗濯兼脱水槽の回転が完全に
停止するまでブレーキをかけないように、惰性時間を長
くすることにより、衣類を傷めずやさしく脱水を終了さ
せることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を回転
させる駆動手段と、前記洗濯兼脱水槽の脱水時の回転数
を複数段階設定可能な脱水速度入力手段と、前記脱水速
度入力手段の入力により前記駆動手段を制御して、洗
い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、脱水回転数が予め決められた洗
濯コースにおいて設定されていても、前記脱水速度入力
手段により自由に脱水時の回転数を設定変更できる構成
としたから、予め設定された洗濯コースの中でも、好み
に応じて自由に、脱水時の回転数を設定変更可能にする
ことができ、標準コースで衣類にしわ等による衣類の傷
みを抑えるように弱く脱水したり、おしゃれ着のトレー
ナー等を洗う場合でも少し強く絞れるようにすることが
できる。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、洗
濯シーケンスにおいて脱水として、洗いの後のすすぎ行
程での中間脱水と、脱水行程での最終脱水とを有し、制
御手段は、中間脱水と最終脱水ともに、脱水速度入力手
段により設定入力された回転数で制御する構成としたか
ら、すすぎ行程の中間脱水でも、しわ等による衣類の傷
みを抑えるように弱く脱水することができるようにな
り、より衣類に応じた洗濯をすることができる。
【0044】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、脱水速度入力手段により、標準設定の回転数
より低い回転数に設定された場合、中間脱水の時間を一
定時間延長する構成としたから、すすぎでの中間脱水の
回転数を低く設定したことによる、すすぎ性能、すすぎ
率の低下を脱水時間を一定時間延長することにより防止
することができる。
【0045】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、設定された脱水回転数に対応して、駆動手段
による脱水回転出力のオフ時からブレーキをかけるまで
の時間を変える構成としたから、洗濯物の種類によって
は、おしゃれ着などのようにやさしく洗いたい衣類があ
り、脱水回転を停止させる場合でも、脱水回転数に応じ
て、洗濯兼脱水槽の回転が完全に停止するまでの惰性時
間を変えることにより、衣類を傷めずやさしく脱水を終
了させることができる。
【0046】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御手段は、洗濯コースに応じて、駆動手段による脱水回
転出力のオフ時からブレーキをかけるまでの時間を変え
る構成としたから、洗濯物の種類、特におしゃれ着など
のようにやさしく洗いたい衣類の場合、脱水回転を停止
させる場合でも、すぐにブレーキをかけて洗濯兼脱水槽
を激しく揺らさず、洗濯兼脱水槽の回転が完全に停止す
るまでブレーキをかけないように、惰性時間を長くする
ことにより、衣類を傷めずやさしく脱水を終了させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の制御装置のブ
ロック回路図
【図2】同洗濯機の制御装置の操作表示部の正面図
【図3】同洗濯機の制御装置を備えた洗濯機の断面図
【図4】同洗濯機の制御装置の要部動作フロ−チャ−ト
【図5】本発明の第2の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フロ−チャ−ト
【図6】同洗濯機の制御装置による洗濯シーケンス説明
【図7】本発明の第3の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フロ−チャ−ト
【図8】本発明の第4の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フロ−チャ−ト
【図9】同洗濯機の制御装置による脱水時の回転数の変
化を示すタイムチャート
【図10】本発明の第5の実施例の洗濯機の制御装置の
要部動作フロ−チャ−ト
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 5 モータ(駆動手段) 13 制御手段 16e 脱水速度設定スイッチ(脱水速度入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 裕幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大村 優子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA03 AA06 AA07 AA10 BA09 CA16 CB06 HB10 HB21 JA12 JC03 JC12 KA02 KA19 KB03 KB11 LB18 LC07 LC28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を回転
    させる駆動手段と、前記洗濯兼脱水槽の脱水時の回転数
    を複数段階設定可能な脱水速度入力手段と、前記脱水速
    度入力手段の入力により前記駆動手段を制御して、洗
    い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを
    備え、前記制御手段は、脱水回転数が予め決められた洗
    濯コースにおいて設定されていても、前記脱水速度入力
    手段により自由に脱水時の回転数を設定変更できる構成
    とした洗濯機の制御装置。
  2. 【請求項2】 洗濯シーケンスにおいて脱水として、洗
    いの後のすすぎ行程での中間脱水と、脱水行程での最終
    脱水とを有し、制御手段は、中間脱水と最終脱水とも
    に、脱水速度入力手段により設定入力された回転数で制
    御する構成とした請求項1記載の洗濯機の制御装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、脱水速度入力手段により、
    標準設定の回転数より低い回転数に設定された場合、中
    間脱水の時間を一定時間延長する構成とした請求項1ま
    たは2記載の洗濯機の制御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、設定された脱水回転数に対
    応して、駆動手段による脱水回転出力のオフ時からブレ
    ーキをかけるまでの時間を変える構成とした請求項1ま
    たは2記載の洗濯機の制御装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、洗濯コースに応じて、駆動
    手段による脱水回転出力のオフ時からブレーキをかける
    までの時間を変える構成とした請求項1または2記載の
    洗濯機の制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7958650B2 (en) * 2006-01-23 2011-06-14 Turatti S.R.L. Apparatus for drying foodstuffs
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JP2014140505A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Hitachi Appliances Inc 洗濯機

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