JPH0568770A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
- Publication number
- JPH0568770A JPH0568770A JP3231442A JP23144291A JPH0568770A JP H0568770 A JPH0568770 A JP H0568770A JP 3231442 A JP3231442 A JP 3231442A JP 23144291 A JP23144291 A JP 23144291A JP H0568770 A JPH0568770 A JP H0568770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- drying
- motor
- water
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般家庭において使用する全自動洗濯機にお
いて、排水後の洗濯兼脱水槽内の布の含水量を測定し、
その含水量にあった脱水時間を選択し、布量、布質に適
した脱水を行なうことによって、脱水時間の無駄や、脱
水不足等をなくすことを目的とする。 【構成】 洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を駆動する
モータ６と、前記モータへの通電制御を行う制御手段７
と、前記モータに所定時間通電した後の休止期間におけ
る前記モータの逆起電圧により前記洗濯兼脱水槽内の負
荷量を検知する負荷量検知手段１３と、時間が異なる複
数の脱水時間のうち１つを選択する脱水時限選択手段１
５とを備え、前記脱水時限選択手段１５は給水前の布の
乾燥時と排水工程終了後の、それぞれの負荷量検知手段
１３の出力から布の含水量を算出し、布量、布質に適し
た脱水時間を選択する構成である。
いて、排水後の洗濯兼脱水槽内の布の含水量を測定し、
その含水量にあった脱水時間を選択し、布量、布質に適
した脱水を行なうことによって、脱水時間の無駄や、脱
水不足等をなくすことを目的とする。 【構成】 洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を駆動する
モータ６と、前記モータへの通電制御を行う制御手段７
と、前記モータに所定時間通電した後の休止期間におけ
る前記モータの逆起電圧により前記洗濯兼脱水槽内の負
荷量を検知する負荷量検知手段１３と、時間が異なる複
数の脱水時間のうち１つを選択する脱水時限選択手段１
５とを備え、前記脱水時限選択手段１５は給水前の布の
乾燥時と排水工程終了後の、それぞれの負荷量検知手段
１３の出力から布の含水量を算出し、布量、布質に適し
た脱水時間を選択する構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洗い，すすぎ，脱水の一
連の行程を自動的に行う全自動洗濯機に関する。
連の行程を自動的に行う全自動洗濯機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の全自動洗濯機は、洗濯と
すすぎの各工程終了後に排水を行い、次の脱水工程初期
には、一気に脱水が行われた場合泡などによる問題を避
けるために布の含水を徐々に絞る目的で、短時間に脱水
回転ＯＮ−ＯＦＦを繰り返す（例えばＯＮ４秒−ＯＦＦ
３秒）間欠脱水を行い、定められたある一定時間経過後
に、あらかじめ設定された時間の脱水工程に移行する構
成をとるものが一般的であった。
すすぎの各工程終了後に排水を行い、次の脱水工程初期
には、一気に脱水が行われた場合泡などによる問題を避
けるために布の含水を徐々に絞る目的で、短時間に脱水
回転ＯＮ−ＯＦＦを繰り返す（例えばＯＮ４秒−ＯＦＦ
３秒）間欠脱水を行い、定められたある一定時間経過後
に、あらかじめ設定された時間の脱水工程に移行する構
成をとるものが一般的であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の全自
動洗濯機では、布量や布質および排水後の布の含水量に
かかわらず、単一なＯＮ−ＯＦＦ時限の間欠脱水と、さ
らにあらかじめ設定された時間の脱水が行われるため、
適正な脱水がなされていなかった。
動洗濯機では、布量や布質および排水後の布の含水量に
かかわらず、単一なＯＮ−ＯＦＦ時限の間欠脱水と、さ
らにあらかじめ設定された時間の脱水が行われるため、
適正な脱水がなされていなかった。
【０００４】本来布質によって、含水量が違い、例え
ば、ワイシャツのような化学繊維であれば含水量が少な
いため、脱水時間は短時間で十分だが、タオル等の木綿
の場合はたとえ少量であっても含水量が多く脱水時間を
長くとらなくてはならない。
ば、ワイシャツのような化学繊維であれば含水量が少な
いため、脱水時間は短時間で十分だが、タオル等の木綿
の場合はたとえ少量であっても含水量が多く脱水時間を
長くとらなくてはならない。
【０００５】このために、脱水時間の無駄や、脱水不足
などが発生するという問題を有していた。
などが発生するという問題を有していた。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、給水
前の布の乾燥時と、排水終了後のそれぞれの負荷量を測
定し、その差から布の含水量を算出し、含水量にあった
間欠脱水時限および脱水時間を選択することにより、布
の量や、布質に合わせた適正な脱水を行うことを目的と
する。
前の布の乾燥時と、排水終了後のそれぞれの負荷量を測
定し、その差から布の含水量を算出し、含水量にあった
間欠脱水時限および脱水時間を選択することにより、布
の量や、布質に合わせた適正な脱水を行うことを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を駆動す
るモータと、前記モータへの通電制御を行う制御手段
と、前記洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知
手段と、異なる複数の脱水時限のうち１つを選択する脱
水時限選択手段とを備え、前記脱水時限選択手段は、給
水前の布の乾燥時と排水工程終了後の、それぞれの負荷
量検知手段の出力から脱水時限を選択する構成である。
するために、洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を駆動す
るモータと、前記モータへの通電制御を行う制御手段
と、前記洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知
手段と、異なる複数の脱水時限のうち１つを選択する脱
水時限選択手段とを備え、前記脱水時限選択手段は、給
水前の布の乾燥時と排水工程終了後の、それぞれの負荷
量検知手段の出力から脱水時限を選択する構成である。
【０００８】
【作用】本発明は上記した構成により、布の含水量を測
定することにより、布量、布質に適した間欠脱水および
脱水時間を選択でき、脱水時間の無駄や、脱水不足など
をなくすことができる。
定することにより、布量、布質に適した間欠脱水および
脱水時間を選択でき、脱水時間の無駄や、脱水不足など
をなくすことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図５を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１０】図に示すように、１は外枠、２は洗濯兼脱
水槽であり外槽３に回転自在に内設され、この洗濯兼脱
水槽２の下部内方には攪拌翼４を回転自在に設けてい
る。
水槽であり外槽３に回転自在に内設され、この洗濯兼脱
水槽２の下部内方には攪拌翼４を回転自在に設けてい
る。
【００１１】この攪拌翼４と洗濯兼脱水槽２は、減速機
構部５により選択的に切り換えられ、モータ６の回転力
が伝達され、洗濯時には攪拌翼４が、脱水時には洗濯兼
脱水槽２が回転駆動する。
構部５により選択的に切り換えられ、モータ６の回転力
が伝達され、洗濯時には攪拌翼４が、脱水時には洗濯兼
脱水槽２が回転駆動する。
【００１２】一方、制御手段７は操作キーからの指示、
蓋スイッチ８、水位検知手段９などからの信号により、
モータ６を駆動する双方向性サイリスタ１０ａ、１０ｂ
と、排水用マグネット１１、給水弁１２をそれぞれ駆動
する双方向性サイリスタ１０ｃ、１０ｄを制御する。な
お、双方向性サイリスタ１０ａをオンし、双方向性サイ
リスタ１０ｂをオフするとモータ６は正回転し、双方向
性サイリスタ１０ａをオフし、双方向性サイリスタ１０
ｂをオンするとモータ６は逆回転する。
蓋スイッチ８、水位検知手段９などからの信号により、
モータ６を駆動する双方向性サイリスタ１０ａ、１０ｂ
と、排水用マグネット１１、給水弁１２をそれぞれ駆動
する双方向性サイリスタ１０ｃ、１０ｄを制御する。な
お、双方向性サイリスタ１０ａをオンし、双方向性サイ
リスタ１０ｂをオフするとモータ６は正回転し、双方向
性サイリスタ１０ａをオフし、双方向性サイリスタ１０
ｂをオンするとモータ６は逆回転する。
【００１３】負荷量検知手段１３はモータ６の進相用の
コンデンサ１４の端子電圧を検知するもので、その出力
を制御手段７に入力している。
コンデンサ１４の端子電圧を検知するもので、その出力
を制御手段７に入力している。
【００１４】脱水時限選択手段１５は制御手段７内に記
憶されている異なる複数の時限のうち１つを選択するも
のである。
憶されている異なる複数の時限のうち１つを選択するも
のである。
【００１５】制御手段７はコンデンサ１４の出力によ
り、モータ６に所要時間通電した後、休止期間における
モータ６の逆起電圧の減衰率により、洗濯兼脱水槽２内
の布の負荷量を判定する。
り、モータ６に所要時間通電した後、休止期間における
モータ６の逆起電圧の減衰率により、洗濯兼脱水槽２内
の布の負荷量を判定する。
【００１６】すなわち、コンデンサ１４の端子電圧はモ
ータ６の回転数と相関があり、双方向性サイリスタ１０
ａまたは１０ｂをオンし、その後回転を逆転させる前の
休止期間中にコンデンサ１４の端子電圧はモータ６の回
転数に応じて減衰する。
ータ６の回転数と相関があり、双方向性サイリスタ１０
ａまたは１０ｂをオンし、その後回転を逆転させる前の
休止期間中にコンデンサ１４の端子電圧はモータ６の回
転数に応じて減衰する。
【００１７】すなわち、モータ６の正転、逆転の休止期
間においては双方向性サイリスタ１０ａ、１０ｂともオ
フ状態のためコンデンサ１４の端子電圧は０となるが、
休止期間前にモータ６を回転させ攪拌翼４を駆動してい
るため、モータ６は慣性により回転をつづけ、主コイ
ル、補助コイルに逆起電圧を誘起し、この逆起電圧は回
転数の減少とともに低下し、図２（ａ）、（ｂ）に示す
ような波形となる。
間においては双方向性サイリスタ１０ａ、１０ｂともオ
フ状態のためコンデンサ１４の端子電圧は０となるが、
休止期間前にモータ６を回転させ攪拌翼４を駆動してい
るため、モータ６は慣性により回転をつづけ、主コイ
ル、補助コイルに逆起電圧を誘起し、この逆起電圧は回
転数の減少とともに低下し、図２（ａ）、（ｂ）に示す
ような波形となる。
【００１８】図２（ａ）は負荷量が少なくモータ６の回
転数の減少量が少ない場合であり、図２（ｂ）は逆に負
荷量が多くモータ６の回転数が急速に減少する場合であ
る。
転数の減少量が少ない場合であり、図２（ｂ）は逆に負
荷量が多くモータ６の回転数が急速に減少する場合であ
る。
【００１９】この負荷量と波形数との関係を図４に示
す。このようにコンデンサ１４の端子電圧の減衰時間
（図２中のＴ１ａ、Ｔ１ｂ）、コンデンサ１４の端子電
圧の変化率または電圧波形数などの減衰率を測定して、
負荷量が測定できるため、給水前の乾燥時の波形と、排
水直後の波形との比較によって布の含水量が判別でき、
更には含水量から布質も判別することが可能となる。
す。このようにコンデンサ１４の端子電圧の減衰時間
（図２中のＴ１ａ、Ｔ１ｂ）、コンデンサ１４の端子電
圧の変化率または電圧波形数などの減衰率を測定して、
負荷量が測定できるため、給水前の乾燥時の波形と、排
水直後の波形との比較によって布の含水量が判別でき、
更には含水量から布質も判別することが可能となる。
【００２０】次に、図５により動作フローを説明する
と、使用者がスタートボタンを押した直後にまず、攪拌
翼を回転させるため、モータ６を正逆反転させ、その間
のモータ６のオフ後のコンデンサ１４の端子電圧波形数
を測定し、布量を測定する。
と、使用者がスタートボタンを押した直後にまず、攪拌
翼を回転させるため、モータ６を正逆反転させ、その間
のモータ６のオフ後のコンデンサ１４の端子電圧波形数
を測定し、布量を測定する。
【００２１】その布量から適した水位設定を行ない、給
水をスタートし、水位検知手段９により設定水位になる
と、給水を停止し洗濯を開始する。そして洗濯が終了後
排水を行い、排水終了後に再び攪拌翼を回転させるた
め、モータ６を正逆反転させ、洗濯兼脱水槽内の負荷量
を測定する。
水をスタートし、水位検知手段９により設定水位になる
と、給水を停止し洗濯を開始する。そして洗濯が終了後
排水を行い、排水終了後に再び攪拌翼を回転させるた
め、モータ６を正逆反転させ、洗濯兼脱水槽内の負荷量
を測定する。
【００２２】ここで、給水前に測定した布量のデータと
排水後の負荷量のデータの差から布の含水量が算出で
き、布量と含水量から化学繊維衣類が多いとか、タオル
が多くはいっているなどと判定する。
排水後の負荷量のデータの差から布の含水量が算出で
き、布量と含水量から化学繊維衣類が多いとか、タオル
が多くはいっているなどと判定する。
【００２３】この判定の後、布の含水量が多ければ脱水
時間を長くし、含水量が少なければ、間欠脱水を省略
し、脱水時間を短くするなどと間欠脱水および脱水時間
を設定する。
時間を長くし、含水量が少なければ、間欠脱水を省略
し、脱水時間を短くするなどと間欠脱水および脱水時間
を設定する。
【００２４】この様に排水後の布の含水量を測定するこ
とにより、布量、布質に適した間欠脱水および脱水時間
を選択でき、脱水時間の無駄や、脱水不足などをなくす
ことができる。
とにより、布量、布質に適した間欠脱水および脱水時間
を選択でき、脱水時間の無駄や、脱水不足などをなくす
ことができる。
【００２５】なお、コンデンサ１４の端子電圧を検知す
る代わりにコンデンサ１４の電流値を検知しても同様の
効果が得られることはいうまでもない。
る代わりにコンデンサ１４の電流値を検知しても同様の
効果が得られることはいうまでもない。
【００２６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を駆動する
モータと、前記モータへの通電制御を行う制御手段と、
前記洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段
と、異なる複数の脱水時間のうち１つを選択する脱水時
間選択手段とを備え、前記脱水時間選択手段は、給水前
の布の乾燥時と排水工程終了後の、それぞれの負荷量検
知手段の出力から布量及び含水量を算出し、布量、布質
にあった適切な脱水時間を選択することによって、脱水
時間の無駄や、脱水不足などをなくすことが可能とな
る。
によれば、洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を駆動する
モータと、前記モータへの通電制御を行う制御手段と、
前記洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段
と、異なる複数の脱水時間のうち１つを選択する脱水時
間選択手段とを備え、前記脱水時間選択手段は、給水前
の布の乾燥時と排水工程終了後の、それぞれの負荷量検
知手段の出力から布量及び含水量を算出し、布量、布質
にあった適切な脱水時間を選択することによって、脱水
時間の無駄や、脱水不足などをなくすことが可能とな
る。
【図１】本発明の一実施例の全自動洗濯機のブロック回
路図
路図
【図２】同全自動洗濯機の負荷量検知手段のコンデンサ
端子電圧の波形図
端子電圧の波形図
【図３】同全自動洗濯機の要部断面図
【図４】洗濯兼脱水槽内の負荷量とコンデンサ端子電圧
波形数との関係図
波形数との関係図
【図５】同全自動洗濯機の要部動作フローチャート
１ 外枠 ２ 洗濯兼脱水槽 ３ 外槽 ４ 撹拌翼 ５ 減速機構部 ６ モータ ７ 制御手段 １３ 負荷量検知手段 １５ 脱水時間選択手段
Claims (1)
- 【請求項１】洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を駆動す
るモータと、前記モータへの通電制御を行う制御手段
と、前記洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知
手段と、異なる複数の脱水時間のうち１つを選択する脱
水時間選択手段とを備え、前記脱水時間選択手段は、給
水前の布の乾燥時と排水工程終了後の、それぞれの負荷
量検知手段の出力から脱水時間を選択することを特徴と
した全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231442A JPH0568770A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231442A JPH0568770A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 全自動洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568770A true JPH0568770A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16923605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3231442A Pending JPH0568770A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568770A (ja) |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3231442A patent/JPH0568770A/ja active Pending
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