JPH1142385A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JPH1142385A
JPH1142385A JP9199643A JP19964397A JPH1142385A JP H1142385 A JPH1142385 A JP H1142385A JP 9199643 A JP9199643 A JP 9199643A JP 19964397 A JP19964397 A JP 19964397A JP H1142385 A JPH1142385 A JP H1142385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
time
rinsing
dehydration
contents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9199643A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuka Nakajima
静華 中島
Akihito Otani
昭仁 大谷
Wataru Uchiyama
亘 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9199643A priority Critical patent/JPH1142385A/ja
Publication of JPH1142385A publication Critical patent/JPH1142385A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を行う洗濯
機において、操作手段により設定され、記憶手段に記憶
されている行程の内容を読み出し、洗濯物の量に応じた
水位で布傷みが発生したり、無駄な水を使うことがない
ようにする。 【解決手段】 操作手段15により設定された洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間の内容を表示手段16に表示
するとともに記憶手段18に記憶する。制御手段24
は、運転開始時または終了時に洗い時間、すすぎ回数、
脱水時間を記憶手段18に記憶し、記憶内容を次回の運
転開始時に初期値として設定し表示手段16に表示する
シーケンス記憶コースを有し、操作手段15でシーケン
ス記憶コースを選択したとき、洗い時間、すすぎ回数、
脱水時間は記憶されている運転内容を表示手段16に表
示し、水位は運転開始直後に、洗濯物の量を判定する布
量判定手段23の出力によってその都度決定するように
構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、洗い、すすぎ、脱水の
一連の行程を自動的に行う洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は図8および図9
に示すように構成していた。以下、その構成について説
明する。
【0003】図8に示すように、水受け槽1は、底部に
回転翼2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽3を内包
し、吊り棒4により洗濯機外枠5に吊り下げている。モ
ータ6は、水受け槽1の下側に配設し、Vベルト7およ
び減速機構8を介して、洗濯時には回転翼2を駆動し、
脱水時には洗濯兼脱水槽3を脱水回転させる。排水弁9
は洗濯兼脱水槽3内の洗濯水の排水を制御するもので、
水受け槽1の下側に配設している。選択機外枠5に上部
に上部カバー10を設け、この上部カバー10に給水弁
11、制御装置12を配設している。
【0004】制御装置18は、モータ6、排水弁9、給
水弁11などを制御するもので、図9に示すように構成
しており、制御手段13は、マイクロコンピュータで構
成し、この制御手段13からの信号によりパワースイッ
チング手段14を介して、モータ6、排水弁9、給水弁
11などを制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を
制御する。操作手段15は、水位、洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間などを設定するもので、この操作手段15
により設定した内容を表示手段16により表示する。
【0005】水位検知手段17は、洗濯兼脱水槽3内の
水位を検知するものである。記憶手段18は、洗い、す
すぎ、脱水の一連の行程を制御するのに必要なデータを
記憶するとともに、操作手段15により設定された洗い
時間、すすぎ回数、脱水時間などの内容を記憶する。な
お、19は電源スイッチ、20は交流電源、21はモー
タ6の進相コンデンサである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、操作手段15により設定された、洗い、すすぎ、
脱水の各行程の内容を記憶手段18に記憶する際、水位
も記憶しており、記憶されている内容を読み出して洗濯
するときには、洗濯する洗濯物の量とは関係なく、一定
の水位で洗濯するので、次回の洗濯物の量に応じて使用
者が水位を変更しなくては、布傷みが発生したり、無駄
な水を使うことになるという問題を有していた。
【0007】また、記憶手段18に記憶できる洗い、す
すぎ、脱水の各行程の内容は1パターンのみで、これを
読み出して洗濯するときには、洗濯する洗濯物の量に応
じて、使用者が各行程の内容の調整を行わなくてはなら
ないという問題も有していた。
【0008】また、洗濯終了時間を設定する予約運転の
設定内容は記憶せず、洗濯を開始する都度、目標の洗濯
終了時間まで設定を変更していかなくてはならないとい
う問題も有していた。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、操作
手段により設定され、記憶手段に記憶されている洗い、
すすぎ、脱水の各行程の内容を読み出して洗濯を開始し
た直後に、洗濯物の量を判定して水位を決定すること
で、毎回洗濯物の量に応じた水位で洗濯できるように
し、布傷みが発生したり、無駄な水を使うことがなく、
使い勝手を向上することを第1の目的としている。
【0010】また、洗濯する水位毎に洗い時間、すすぎ
回数、脱水時間を設定し記憶することで、布量に応じた
洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段から読み出
し洗濯開始時の使用者による設定変更を少なくし、使い
勝手を向上することを第2の目的としている。
【0011】また、洗濯終了時間を設定する予約運転設
定を行うと記憶手段に記憶されている終了時間を初期値
として表示することで、使用者の設定操作の回数を削減
することを第3の目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、操作手段により設定された洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間の内容を表示手段に表示する
とともに記憶手段に記憶する。制御手段は、洗い、すす
ぎ、脱水の一連の行程を制御するとともに、運転開始時
または終了時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶
手段に記憶し、記憶内容を次回の運転開始時に初期値と
して設定し表示手段に表示するシーケンス記憶コースを
有し、操作手段でシーケンス記憶コースを選択したと
き、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間は記憶されている
運転内容を表示手段に表示し、水位は運転開始直後に、
洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定する布量判定手段の
出力によってその都度決定するように構成したものであ
る。
【0013】これにより、操作手段により設定され、記
憶手段に記憶されている洗い、すすぎ、脱水の各行程の
内容を読み出して洗濯を開始した直後に、洗濯物の量を
判定して水位を決定することで、毎回洗濯物の量に応じ
た水位で洗濯することができ、布傷みが発生したり、無
駄な水を使うことがなく、使い勝手を向上することがで
きる。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
操作手段による設定内容を表示手段に表示するととも
に、水位毎に連動した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
の内容を記憶手段に記憶する。制御手段は、洗い、すす
ぎ、脱水の一連の行程を制御するとともに、運転開始時
または終了時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶
手段に記憶し、記憶内容を次回の運転開始時に初期値と
して設定し表示手段に表示するシーケンス記憶コースを
有し、操作手段でシーケンス記憶コースを選択したと
き、運転開始直後に、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判
定する布量判定手段の出力により決定された水位、また
は操作手段で任意に設定された水位に連動した洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段から読み出し、表
示手段に表示するように構成したものである。
【0015】これにより、洗濯する水位毎に洗い時間、
すすぎ回数、脱水時間を設定し記憶することで、布量に
応じた洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段から
読み出し、洗濯開始時の使用者による設定変更を少なく
することができ、使い勝手を向上することができる。
【0016】また、上記第3の目的を達成するために、
操作手段により設定された洗濯コース、洗い時間、すす
ぎ回数、脱水時間、予約運転などの内容を表示手段に表
示するとともに、予約運転の設定を記憶手段に記憶す
る。制御手段は、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を制
御し予約運転を制御するとともに、操作手段で予約運転
を設定すると、記憶手段に記憶されている予約運転設定
で洗濯終了時間を初期値として表示手段に表示するよう
に構成したものである。
【0017】これにより、洗濯終了時間を設定する予約
運転設定を行うと、記憶されていた終了時間を初期値と
して表示することができ、使用者の設定操作の回数を削
減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量
を判定する布量判定手段と、洗濯コース、洗い時間、す
すぎ回数、脱水時間などを設定する操作手段と、前記操
作手段による設定内容を表示する表示手段と、設定され
た洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の内容を記憶する記
憶手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、運転開始時または
終了時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を前記記憶手
段に記憶し、記憶内容を次回の運転開始時に初期値とし
て設定し前記表示手段に表示するシーケンス記憶コース
を有し、操作手段で前記シーケンス記憶コースを選択し
たとき、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間は記憶されて
いる運転内容を表示手段に表示し、水位は運転開始直後
に前記布量判定手段の出力によってその都度決定するよ
うに構成したものであり、操作手段により設定され、記
憶手段に記憶されている洗い、すすぎ、脱水の各行程の
内容を読み出して洗濯を開始した直後に、洗濯物の量を
判定して水位を決定することで、毎回洗濯物の量に応じ
た水位で洗濯することができ、使用者が設定を変更しな
くても毎回洗濯物の量に応じた水位で洗濯することがで
き、布傷みが発生したり、無駄な水を使うことがなく、
使い勝手を向上することができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、シーケンス記憶コー
スを選択したとき、洗い、すすぎの水流の強さと脱水の
強さを布量判定手段によって洗濯を開始した直後あるい
は洗いを開始した後にその都度決定するように構成した
ものであり、毎回洗濯物の量に応じた洗い、すすぎの水
流の強さと脱水の強さで洗濯することができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、洗濯兼脱水槽
と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定する布量判
定手段と、洗濯コース、洗い時間、すすぎ回数、脱水時
間、水位などを設定する操作手段と、前記操作手段によ
る設定内容を表示する表示手段と、水位毎に連動した洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間の内容を記憶する記憶手
段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を制御する制御
手段とを備え、前記制御手段は、運転開始時または終了
時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を前記記憶手段に
記憶し、記憶内容を次回の運転開始時に初期値として設
定し表示手段に表示するシーケンス記憶コースを有し、
操作手段で前記シーケンス記憶コースを選択したとき、
運転開始直後に前記布量判定手段の出力により決定され
た水位、または操作手段で任意に設定された水位に連動
した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を前記記憶手段か
ら読み出し表示手段に表示するように構成したものであ
り、洗濯する水位毎に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
を設定し記憶することで、洗濯物の量に応じた洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段から読み出し、洗
濯開始時の使用者による設定変更を少なくすることがで
き、使い勝手を向上することができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、洗濯兼脱水槽
と、洗濯コース、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、予
約運転などを設定する操作手段と、前記操作手段による
設定内容を表示する表示手段と、予約運転の設定を記憶
する記憶手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を制
御し予約運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手
段は、前記操作手段で予約運転を設定すると、前記記憶
手段に記憶されている予約運転設定で洗濯終了時間を初
期値として表示手段に表示するように構成したものであ
り、洗濯終了時間を設定する予約運転設定を行うと、記
憶手段に記憶されている終了時間を初期値として表示す
ることができ、使用者の設定操作の回数を削減すること
ができ、使い勝手を向上することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0023】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、制御装置22は、モータ6、排水弁9、給水弁11
などを制御するもので、布量判定手段23を有してお
り、この布量判定手段23は、モータ6を駆動した後、
通電を遮断したときの惰性回転時の進相コンデンサ21
の両端の電圧からのパルス数により洗濯兼脱水槽3に入
っている洗濯物の量を判定し、その出力を制御手段24
に入力している。
【0024】操作手段15は、図3に示すように、水位
設定スイッチ15a、洗い時間設定スイッチ15b、す
すぎ回数設定スイッチ15c、脱水時間設定スイッチ1
5d、予約運転設定スイッチ15e、コース設定スイッ
チ15f、スタート/一時停止スイッチ15gなどで構
成している。表示手段16は、水位表示部16a、洗
い、すすぎ、脱水の行程進行表示部16b、洗い、すす
ぎ、脱水の各設定内容表示部16c、残時間表示部16
d、コース表示部16eなどで構成している。
【0025】制御手段24は、洗い、すすぎ、脱水の一
連の行程を制御するとともに、運転開始時または終了時
に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段18に記
憶し、記憶内容を次回の運転開始時に初期値として設定
し、表示手段16に表示するシーケンス記憶コースを有
し、コース設定スイッチ15fでシーケンス記憶コース
を選択したとき、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間は、
記憶手段18に記憶されている運転内容を表示手段16
の設定内容表示部16cに表示し、水位は運転開始直後
に布量判定手段23の出力によってその都度決定するよ
うに構成している。他の構成は従来例と同じである。
【0026】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明すると、ステップ31で電源スイッチ19をオン
して電源を入れ、ステップ32でコース設定スイッチ1
5fにより、シーケンス記憶コースを選択すると、ステ
ップ33で制御手段24は記憶手段18へこのコースが
記憶されているかを確認する。記憶されていなければ表
示手段16には洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を表示
せず、ステップ34で、洗い時間設定スイッチ15b、
すすぎ回数設定スイッチ15c、脱水時間設定スイッチ
15dにより洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定す
る。
【0027】記憶されてあればステップ35で記憶手段
18から読み出し、表示手段16の設定内容表示部16
cに表示し、内容に変更があれば、ステップ36で洗い
時間設定スイッチ15b、すすぎ回数設定スイッチ15
c、脱水時間設定スイッチ15dにより変更する。ステ
ップ37でスタート/一時停止スイッチ15gによりス
タートし、ステップ38でこのときの洗い時間、すすぎ
回数、脱水時間を記憶手段18に記憶する。
【0028】スタート後、ステップ39で布量判定手段
23により洗濯兼脱水槽3内の洗濯物の量を判定し、こ
の結果よりステップ40で制御手段24は水位を決定
し、ステップ38で記憶手段18に書き込んだ洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間に基づき、洗い、すすぎ、脱
水の一連の動作を行い、ステップ42で終了すると、ス
テップ43で電源スイッチ19をオフして電源を切る。
【0029】次回に、シーケンス記憶コースを選択した
際には、前回記憶手段18に書き込まれた洗い時間、す
すぎ回数、脱水時間を読み出して初期値として設定し、
水位は再度布量判定手段23により洗濯物の量を判定
し、この結果より制御手段24が決定する。
【0030】このように、シーケンス記憶コースは、洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶し水位は記憶しな
いことで、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の内容は毎
回設定しなくても、記憶されているものを読み出し設定
表示するが、水位は毎回洗濯物の量に応じて洗濯するこ
とで、毎回洗濯物の量に応じた水位で洗濯することがで
き、布傷みが発生したり、無駄な水を使うことがなく、
使い勝手を向上することができる。
【0031】なお、本実施例では、運転開始時に洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段18に記憶してい
るが、運転終了時に記憶するようにしてもよい。
【0032】(実施例2)図1における制御手段24
は、シーケンス記憶コースを選択したとき、洗い、すす
ぎの水流の強さと脱水の強さを布量判定手段23によっ
て洗濯を開始した直後あるいは洗いを開始した後にその
都度決定するように構成している。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0033】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明すると、ステップ44からステップ50までの動
作は、上記実施例1のステップ31からステップ37ま
での動作と同じであるので説明を省略する。
【0034】ステップ51でスタートしたときの洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段18に書き込む。
スタート後、ステップ52で布量判定手段23により洗
濯兼脱水槽3内の洗濯物の量を判定し、この結果よりス
テップ53で、制御手段24は、洗濯物の量と水の量に
最適な洗い、すすぎの水流の強さ、脱水の強さを決定
し、ステップ54で記憶手段18に書き込んだ洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間に基づき、洗い、すすぎ、脱
水の一連の動作を行い、ステップ55で終了すると、ス
テップ56で電源スイッチ19をオフして電源を切る。
【0035】次回に、シーケンス記憶コースを選択した
際には、前回記憶手段18に書き込まれた洗い時間、す
すぎ回数、脱水時間を読み出して初期値として設定し、
洗い、すすぎの水流の強さ、脱水の強さは、再度布量判
定手段23により洗濯物の量を判定し、この結果より制
御手段24が決定する。
【0036】このように、シーケンス記憶コースは、洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶し、洗い、すすぎ
の水流の強さ、脱水の強さは記憶しないことで、洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間の内容は毎回設定しなくて
も、記憶されているものを読み出し設定表示するが、毎
回洗濯物の量に応じた洗い、すすぎの水流の強さ、脱水
の強さで洗濯することで、洗濯物の量に応じた洗い、す
すぎの水流の強さと脱水の強さで洗濯することができ
る。
【0037】(実施例3)図1における記憶手段18
は、水位毎に連動した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
の内容を記憶し、制御手段24は、運転開始時または終
了時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段18
に記憶し、記憶内容を次回の運転開始時に初期値として
設定し、表示手段16に表示するシーケンス記憶コース
を有し、コース設定スイッチ15fでシーケンス記憶コ
ースを選択したとき、運転開始直後に布量判定手段23
の出力により決定された水位、または操作手段15で任
意に設定された水位に連動した洗い時間、すすぎ回数、
脱水時間を記憶手段18から読み出し表示手段16に表
示するように構成している。他の構成は上記実施例1と
同じである。
【0038】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明すると、ステップ58で電源スイッチ19をオン
して電源を入れ、コース設定スイッチ15fにより、シ
ーケンス記憶コースを選択し、ステップ59でスタート
する。水位は複数あるが、ここではW1とW2であると
する。ステップ60で布量判定手段23の出力により水
位を決定するか、使用者が操作手段15の水位設定スイ
ッチ15aにより水位を設定すると、ステップ61で制
御手段24は、水位がW1かW2かを判断する。
【0039】水位がW1であれば、ステップ62で制御
手段24は記憶手段18へこのコースの水位W1に連動
した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間が記憶されている
かを確認する。記憶されていなければ表示手段16に洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間を表示せず、使用者がス
テップ66で洗い時間設定スイッチ15b、すすぎ回数
設定スイッチ15c、脱水時間設定スイッチ15dによ
り洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定する。
【0040】記憶されている洗い時間、すすぎ回数、脱
水時間があれば、ステップ63で記憶手段18から読み
出し、表示手段16に表示し、洗い時間、すすぎ回数、
脱水時間に変更があれば、使用者がステップ64で洗い
時間設定スイッチ15b、すすぎ回数設定スイッチ15
c、脱水時間設定スイッチ15dにより洗い時間、すす
ぎ回数、脱水時間を変更する。ステップ65で水位W1
に連動した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間として記憶
手段18に記憶する。
【0041】ステップ61で水位がW2であると判断す
れば、ステップ67で制御手段24は、記憶手段18へ
このコースの水位W2に連動した洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間が記憶されているかを確認する。その後、
ステップ63から66と同様に、水位W2に連動した洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定あるいは読み込
み、変更して記憶手段18に記憶する。
【0042】ステップ65またはステップ70で記憶手
段18に書き込んだ洗い時間、すすぎ回数、脱水時間に
基づき、ステップ72で洗い、すすぎ、脱水の一連の動
作を行い、ステップ73で終了すると、電源スイッチ1
9をオフして電源を切る。
【0043】次回に、シーケンス記憶コースを選択した
際には、水位毎に連動して記憶されている洗い時間、す
すぎ回数、脱水時間を記憶手段18から読み出し洗濯を
行う。
【0044】このように、シーケンス記憶コースは、水
位毎に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶すること
で、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の内容を使用者が
毎回調整することなく、洗濯する洗濯物の量に応じた洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間を読み出し洗濯すること
ができる。
【0045】(実施例4)図1における記憶手段18
は、予約運転の設定を記憶し、制御手段24は、洗い、
すすぎ、脱水の一連の行程を制御し予約運転を制御する
とともに、予約運転設定スイッチ15eで予約運転を設
定すると、記憶手段18に記憶されている予約運転設定
で洗濯終了時間を初期値として表示手段16の残時間表
示部16dに表示するように構成している。他の構成は
上記実施例1と同じである。
【0046】上記構成において図7を参照しながら動作
を説明すると、ステップ74で電源スイッチ19をオン
して電源を入れ、ステップ75で洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間の設定を行い、ステップ76で予約運転設
定スイッチ15eを押すと、ステップ77で制御手段2
4は記憶手段18に記憶された洗濯終了時間があるかを
確認する。
【0047】記憶内容がなければ表示手段16の残時間
表示部16dに[1時間後]と表示し、ステップ80で
使用者は予約運転設定スイッチ15eを押して[2時間
後][3時間後]・・・とスクロールさせて洗濯終了時
間を設定する。ステップ77で記憶された洗濯終了時間
があり、たとえば[9時間後]であればステップ78で
記憶手段18から読み出し、表示手段16に表示し、変
更がある場合は、ステップ79で[10時間後][11
時間後]・・・とスクロールさせて変更する。
【0048】ステップ81でスタートし、このときに設
定されている洗濯終了時間をステップ82で記憶手段1
8に記憶し、ステップ83で洗い、すすぎ、脱水の一連
の動作を行い、ステップ84で終了する。次回に、洗濯
終了時間を設定するために予約運転設定スイッチ15e
を押したときは、記憶手段18に記憶されている終了時
間を最初に表示手段16に表示する。
【0049】このように、予約運転設定スイッチ15e
により洗濯終了時間を設定するときに、記憶手段18に
記憶されている終了時間を最初に表示手段16に表示す
ることで、終了時間を指定するために使用者が予約運転
設定スイッチ15eを操作する回数を削減することがで
き、使い勝手を向上することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内の
洗濯物の量を判定する布量判定手段と、洗濯コース、洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間などを設定する操作手段
と、前記操作手段による設定内容を表示する表示手段
と、設定された洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の内容
を記憶する記憶手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行
程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、運転
開始時または終了時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
を前記記憶手段に記憶し、記憶内容を次回の運転開始時
に初期値として設定し前記表示手段に表示するシーケン
ス記憶コースを有し、操作手段で前記シーケンス記憶コ
ースを選択したとき、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
は記憶されている運転内容を表示手段に表示し、水位は
運転開始直後に前記布量判定手段の出力によってその都
度決定するように構成したから、操作手段により設定さ
れ、記憶手段に記憶されている洗い、すすぎ、脱水の各
行程の内容を読み出して洗濯を開始した後に、洗濯物の
量を判定して水位を決定することで、毎回洗濯物の量に
応じた水位で洗濯することができ、使用者が設定を変更
しなくても毎回洗濯物の量に応じた水位で洗濯すること
ができ、布傷みが発生したり、無駄な水を使うことがな
く、使い勝手を向上することができる。
【0051】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、シーケンス記憶コースを選択したとき、洗
い、すすぎの水流の強さと脱水の強さを布量判定手段に
よって洗濯を開始した直後あるいは洗いを開始した後に
その都度決定するように構成したから、毎回洗濯物の量
に応じた洗い、すすぎの水流の強さと脱水の強さで洗濯
することができる。
【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定
する布量判定手段と、洗濯コース、洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間、水位などを設定する操作手段と、前記操
作手段による設定内容を表示する表示手段と、水位毎に
連動した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の内容を記憶
する記憶手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、運転開始時
または終了時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を前記
記憶手段に記憶し、記憶内容を次回の運転開始時に初期
値として設定し表示手段に表示するシーケンス記憶コー
スを有し、操作手段で前記シーケンス記憶コースを選択
したとき、運転開始直後に前記布量判定手段の出力によ
り決定された水位、または操作手段で任意に設定された
水位に連動した洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を前記
記憶手段から読み出し表示手段に表示するように構成し
たから、洗濯する水位毎に洗い時間、すすぎ回数、脱水
時間を設定し記憶することで、洗濯物の量に応じた洗い
時間、すすぎ回数、脱水時間を記憶手段から読み出し、
洗濯開始時の使用者による設定変更を少なくすることが
でき、使い勝手を向上することができる。
【0053】また、請求項4に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽と、洗濯コース、洗い時間、すすぎ回数、脱
水時間、予約運転などを設定する操作手段と、前記操作
手段による設定内容を表示する表示手段と、予約運転の
設定を記憶する記憶手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連
の行程を制御し予約運転を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記操作手段で予約運転を設定する
と、前記記憶手段に記憶されている予約運転設定で洗濯
終了時間を初期値として表示手段に表示するように構成
したから、洗濯終了時間を設定する予約運転設定を行う
と、記憶手段に記憶されている終了時間を初期値として
表示することができ、使用者の設定操作の回数を削減す
ることができ、使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の洗濯機のブロック回路図
【図2】同洗濯機の断面図
【図3】同洗濯機の操作パネルの正面図
【図4】同洗濯機の動作フローチャート
【図5】本発明の第2の実施例の洗濯機の動作フローチ
ャート
【図6】本発明の第3の実施例の洗濯機の動作フローチ
ャート
【図7】本発明の第4の実施例の洗濯機の動作フローチ
ャート
【図8】従来の洗濯機の断面図
【図9】同洗濯機のブロック回路図
【符号の説明】
3 洗濯兼脱水槽 15 操作手段 16 表示手段 18 記憶手段 23 布量判定手段 24 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内の
    洗濯物の量を判定する布量判定手段と、洗濯コース、洗
    い時間、すすぎ回数、脱水時間などを設定する操作手段
    と、前記操作手段による設定内容を表示する表示手段
    と、設定された洗い時間、すすぎ回数、脱水時間の内容
    を記憶する記憶手段と、洗い、すすぎ、脱水の一連の行
    程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、運転
    開始時または終了時に洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
    を前記記憶手段に記憶し、記憶内容を次回の運転開始時
    に初期値として設定し前記表示手段に表示するシーケン
    ス記憶コースを有し、操作手段で前記シーケンス記憶コ
    ースを選択したとき、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
    は記憶されている運転内容を表示手段に表示し、水位は
    運転開始直後に前記布量判定手段の出力によってその都
    度決定するように構成した洗濯機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、シーケンス記憶コースを選
    択したとき、洗い、すすぎの水流の強さと脱水の強さを
    布量判定手段によって洗濯を開始した直後あるいは洗い
    を開始した後にその都度決定するように構成した請求項
    1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内の
    洗濯物の量を判定する布量判定手段と、洗濯コース、洗
    い時間、すすぎ回数、脱水時間、水位などを設定する操
    作手段と、前記操作手段による設定内容を表示する表示
    手段と、水位毎に連動した洗い時間、すすぎ回数、脱水
    時間の内容を記憶する記憶手段と、洗い、すすぎ、脱水
    の一連の行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手
    段は、運転開始時または終了時に洗い時間、すすぎ回
    数、脱水時間を前記記憶手段に記憶し、記憶内容を次回
    の運転開始時に初期値として設定し表示手段に表示する
    シーケンス記憶コースを有し、操作手段で前記シーケン
    ス記憶コースを選択したとき、運転開始直後に前記布量
    判定手段の出力により決定された水位、または操作手段
    で任意に設定された水位に連動した洗い時間、すすぎ回
    数、脱水時間を前記記憶手段から読み出し表示手段に表
    示するように構成した洗濯機。
  4. 【請求項4】 洗濯兼脱水槽と、洗濯コース、洗い時
    間、すすぎ回数、脱水時間、予約運転などを設定する操
    作手段と、前記操作手段による設定内容を表示する表示
    手段と、予約運転の設定を記憶する記憶手段と、洗い、
    すすぎ、脱水の一連の行程を制御し予約運転を制御する
    制御手段とを備え、前記制御手段は、前記操作手段で予
    約運転を設定すると、前記記憶手段に記憶されている予
    約運転設定で洗濯終了時間を初期値として表示手段に表
    示するように構成した洗濯機。
JP9199643A 1997-07-25 1997-07-25 洗濯機 Pending JPH1142385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9199643A JPH1142385A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9199643A JPH1142385A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1142385A true JPH1142385A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16411271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9199643A Pending JPH1142385A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1142385A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080069436A (ko) * 2007-01-23 2008-07-28 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법
CN111727280A (zh) * 2018-02-19 2020-09-29 三星电子株式会社 衣物处理装置及其控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080069436A (ko) * 2007-01-23 2008-07-28 삼성전자주식회사 세탁기 및 그 제어방법
CN111727280A (zh) * 2018-02-19 2020-09-29 三星电子株式会社 衣物处理装置及其控制方法
CN111727280B (zh) * 2018-02-19 2023-10-24 三星电子株式会社 衣物处理装置及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5469719A (en) Full automatic washing machine
KR101183901B1 (ko) 드럼세탁기
JPH07275561A (ja) 洗濯機
JPH1142385A (ja) 洗濯機
JP2001204986A (ja) 洗濯機及び洗濯方法
JPH08112484A (ja) 洗濯機
KR100391107B1 (ko) 세탁기의 세탁물 구김 방지방법
JP2991515B2 (ja) 洗濯機
JP2900727B2 (ja) 全自動洗濯機の脱水制御方法
JP2523795B2 (ja) 脱水兼用洗濯機の制御装置
JP3099466B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH10201983A (ja) 洗濯機の制御装置
JP3147415B2 (ja) 全自動洗濯機
JP2001162083A (ja) 洗濯機
JP3046692B2 (ja) 洗濯機
JP2005328872A (ja) ドラム式洗濯機
JP2000014962A (ja) 洗濯機の制御装置
JPH05154279A (ja) 全自動洗濯機
JPH0271790A (ja) 洗濯機の制御装置
JP2003230789A (ja) 洗濯機の制御装置
JPH0833788A (ja) 洗濯機の制御方法
JPH07289776A (ja) 全自動洗濯機
JPH10235067A (ja) 洗濯機の制御装置
JPH0568773A (ja) 全自動洗濯機
JPH0568770A (ja) 全自動洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060314