JPH10201983A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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Publication number
JPH10201983A
JPH10201983A JP9008262A JP826297A JPH10201983A JP H10201983 A JPH10201983 A JP H10201983A JP 9008262 A JP9008262 A JP 9008262A JP 826297 A JP826297 A JP 826297A JP H10201983 A JPH10201983 A JP H10201983A
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JP
Japan
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washing
time
rinsing
water level
laundry
Prior art date
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Pending
Application number
JP9008262A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Otani
昭仁 大谷
Hisashi Imahashi
久之 今橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9008262A priority Critical patent/JPH10201983A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間など
を設定し、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する
洗濯機の制御装置において、洗い、すすぎ、脱水の一連
の逐次動作を行うのに要する時間を設定できるように
し、使用者が指定する限られた時間内で洗濯を終了でき
るようにする。 【解決手段】 スイッチ入力手段21により設定した水
位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間などと洗濯終了ま
での残時間を表示手段22に表示し、制御手段により洗
い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する。スイッチ入
力手段21は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作
するのに要する時間を指定できる洗濯所要時間指定スイ
ッチ21fを有し、制御手段は、洗濯所要時間指定スイ
ッチ21fが入力されれば、洗い、すすぎ、脱水の一連
の逐次動作を行うのに要する時間を設定し、洗濯終了ま
での時間を残時間表示部22dにて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水位、洗い時間、
すすぎ回数、脱水時間などを設定し、洗い、すすぎ、脱
水の各行程を逐次制御する洗濯機の制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機の制御装置は、洗
濯開始後、布量判定データに基づいて水位、洗い、すす
ぎ、脱水の各内容を自動設定し、結果的に全洗濯時間が
決定されていた。また、汚れセンサー搭載の洗濯機の場
合は、汚れの落ち具合に応じて洗い時間などを随時補正
していた。また、使用者が好みに応じて水位、洗い、す
すぎ、脱水の各内容を個別に入力設定し、それぞれの合
計が全洗濯時間となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、洗濯の所要時間は、布量判定後では残時
間の目安でしかわからず、正味の洗濯所要時間は、給水
時間あるいは排水時間の不確定要素があって、すべての
洗濯が終了してみないとわからないという問題があっ
た。そのため、使用者が外出するまでなどの限られた時
間内に洗濯を終了したくてもできないという問題を有し
ていた。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに要
する時間を設定できるようにし、使用者が指定する限ら
れた時間内で洗濯を終了できるようにすることを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、スイッチ入力手段により設定した水位、洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間などと洗濯終了までの残
時間を表示手段に表示し、制御手段により洗い、すす
ぎ、脱水の各行程を逐次制御する。スイッチ入力手段
は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに要
する時間を指定できる洗濯所要時間指定手段を有し、制
御手段は、洗濯所要時間指定手段が入力されれば、洗
い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに要する時
間を設定し、洗濯終了までの時間を表示手段の残時間表
示部にて表示する構成としたものである。
【0006】これにより、洗濯所要時間指定手段によっ
て、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに要
する時間を設定することができ、使用者が指定する限ら
れた時間内で洗濯を終了することができ、洗濯終了まで
の時間を視認することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間などを設定
するスイッチ入力手段と、前記スイッチ入力手段で設定
した内容、洗濯終了までの残時間などを表示する表示手
段と、前記スイッチ入力手段の出力を入力し前記表示手
段に出力して、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御
する制御手段とを備え、前記スイッチ入力手段は、洗
い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに要する時
間を指定できる洗濯所要時間指定手段を有し、前記制御
手段は、前記洗濯所要時間指定手段が入力されれば、洗
い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに要する時
間を設定し、洗濯終了までの時間を前記表示手段の残時
間表示部にて表示する構成としたものであり、洗濯所要
時間指定手段によって、洗い、すすぎ、脱水の各行程を
逐次動作するのに要する時間を設定することができ、使
用者の都合により、また洗濯物の汚れ具合を見て、使用
者独自の判断基準により洗濯することができ、限られた
時間内に洗濯を終了することができ、洗濯終了までの時
間を視認することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、洗濯所要時間指定手
段により設定された時間内に全洗濯が終了するように、
洗い、すすぎ、脱水の各時間を配分し、その内容を表示
手段の水位、洗い、すすぎ、脱水時間の各表示部にて表
示する構成としたものであり、使用者自身が指定した全
洗濯所要時間の内、洗い、すすぎ、脱水の個別の運転で
はどうなるのか、洗い、すすぎ、脱水の個別の運転内
容、時間を視認することができ、安心して洗濯をするこ
とができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、給水するのに要する時間を計測す
る給水時間計測手段を備え、制御手段は、洗いの初めの
給水時間を計測して、洗濯所要時間指定手段により設定
された時間内に全洗濯が終了するように、洗い、すす
ぎ、脱水の各時間を設定する構成としたものであり、不
確定要素の高い給水速度(給水に要する時間)を把握で
きるようになり、より正確に設定された所要時間内に洗
濯を終了することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判
定する布量判定手段を備え、制御手段は、前記布量判定
手段により洗濯物の量を判定した後、洗濯所要時間指定
手段により設定された時間内に全洗濯が終了するよう
に、洗い、すすぎ、脱水の各時間を前記布量判定手段の
データに応じて配分し、その内容を表示手段における水
位、洗い、すすぎ、脱水時間の各表示部にて表示する構
成としたものであり、布量から設定される水位、つまり
給水量を反映した洗い、すすぎ、脱水の各時間が決定さ
れ、衣類に優しい洗濯ができ、より正確に各時間を表示
することができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、水位、洗い、すすぎ、脱水の
各設定内容を表示した後、スイッチ入力手段により、水
位、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容を変更できる構成
としたものであり、使用者は水位、洗い、すすぎ、脱水
の各設定内容を見て、自分の判断で納得のいくよう内容
を変更することができ、より使用者の意図を反映したき
め細かな洗濯をすることができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、布量判定手段のデータにより決定
された全洗濯時間が洗濯所要時間指定手段により設定さ
れた全洗濯所要時間よりも短い場合は、布量判定手段の
データにより決定された全洗濯時間を優先して、その時
間内で洗濯する構成としたものであり、より安全側に、
より確実に指定された時間よりもはやく洗濯を終了させ
ることができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、異常を報知する異常報知手段を備
え、布量判定手段のデータにより決定された全洗濯時間
が、洗濯所要時間指定手段により設定された全洗濯所要
時間よりも長くなる場合は、前記異常報知手段により異
常報知を行う構成としたものであり、指定された時間内
に洗濯することは、水位が低かったり、汚れを充分落と
せなかったり、充分すすぐことができなかったり、脱水
が不充分であったりすることになるので、使用者にその
旨を知らせ、修正して洗濯を再スタートさせることがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】(実施例1)図2および図3に示すよう
に、洗濯兼脱水槽1は中央底部にパルセータ2を回転自
在に配設している。水槽3は洗濯兼脱水槽1を内包し、
外底部に基板4を固着してモータ5、排水弁6、洗濯兼
脱水切替機構7などを配設している。基板4の外底部は
防振装置8、吊り棒9を介して外枠10の上部角隅より
垂下支持されている。外枠10の上部には上部カバー1
1を設け、給水弁12、制御装置14などを配設してい
る。
【0016】制御装置14は、マイクロコンピュータよ
りなる制御手段18と、制御手段18からの信号により
モータ5、排水弁6、給水弁12などを制御するパワー
スイッチング手段19と、操作パネル20内に配設した
スイッチ入力手段21および表示手段22と、電源スイ
ッチ13と水位検知手段23などで構成している。な
お、24は交流電源、25はモ−タ5の進相コンデンサ
である。
【0017】スイッチ入力手段21は、図1に示すよう
に、水位切換スイッチ21a、洗い時間切換スイッチ2
1b、すすぎ回数切換スイッチ21c、脱水時間切換ス
イッチ21d、コース切換スイッチ21g、洗濯所要時
間指定スイッチ(洗濯所要時間指定手段)21f、予約
洗濯設定のためのスイッチ21e、風呂水利用の際のス
イッチ21h、スタート/一時停止スイッチ21iなど
で構成している。
【0018】表示手段22は水位表示部22a、洗い、
すすぎ、脱水の行程進行表示部22b、洗い、すすぎ、
脱水の各設定内容表示部22c、残時間表示部22d、
洗濯所要時間指定表示部22e、異常表示部22f、コ
ース表示部22g、風呂水利用設定表示部22hなどで
構成している。
【0019】制御手段18は、洗濯所要時間指定スイッ
チ21fが入力されれば、洗い、すすぎ、脱水の一連の
逐次動作を行うのに要する時間を設定できるようにし、
表示手段22の洗濯終了までの時間を残時間表示部22
dにて表示する構成としている。
【0020】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。電源投入時、ステップ101で洗濯所要時
間指定スイッチ21fが押されたとき、制御手段18は
ステップ102で洗濯所要時間指定表示部22eを点灯
させ、ステップ103で洗濯所要時間を設定し、ステッ
プ104で残時間表示部22dにて設定された時間を表
示する。ここでは40分、30分、20分、10分など
一定の間隔で、洗濯所要時間指定スイッチ21fが押さ
れる毎に順次所要時間が設定される。
【0021】したがって、洗濯所要時間指定スイッチ2
1fによって、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作
するのに要する時間を設定することができ、使用者の都
合により、また洗濯物の汚れ具合を見て、使用者独自の
判断基準により洗濯することができ、限られた時間内に
洗濯を終了することができ、残時間表示部22dにて洗
濯終了までの時間を視認することができる。
【0022】(実施例2)図2における制御手段18
は、洗濯所要時間指定スイッチ21fにより設定された
時間内に全洗濯が終了するように、洗い、すすぎ、脱水
の各時間を配分し、その内容を表示手段22の水位表示
部22a、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容表示部22
cにて表示する構成としている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0023】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。ステップ201で洗濯所要時間指定スイッ
チ21fが押されたとき、制御手段18はステップ20
2で洗濯所要時間指定表示部22eを点灯させ、ステッ
プ203で洗濯所要時間を設定し、ステップ204で残
時間表示部22dにて設定された時間を表示する。
【0024】つぎに、制御手段18は、ステップ205
で設定された所要時間から水位、洗い、すすぎ、脱水の
各内容を決定する。ここで制御手段18は、(表1)に
示すように、設定された時間内に全洗濯が終了するよう
に、洗濯所要時間を洗い、すすぎ、脱水の各時間に配分
する。たとえば、洗濯所要時間20分が設定されれば、
水位は低とし、給水時間を2分として、洗いの撹拌時間
を4分とする。そしてすすぎ回数を1回としてすすぎに
要する時間を10分とする。また脱水時間は排水他に要
する時間を2分として、本脱水を2分とする。
【0025】
【表1】
【0026】そしてステップ206で決定された水位、
洗い、すすぎ、脱水の各内容をそれぞれ水位表示部22
a、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容表示部22cにて
表示する。
【0027】したがって、使用者自身が指定した全洗濯
所要時間の内、洗い、すすぎ、脱水の個別の運転ではど
うなるのか、洗い、すすぎ、脱水の個別の運転内容、時
間を視認することができ、安心して洗濯をすることがで
きる。
【0028】(実施例3)図6に示すように、給水時間
計測手段26は、水位検知手段23の情報により、給水
するのに要する時間を計測する。排水時間計測手段27
は、同様に水位検知手段23の情報により、排水するの
に要する時間を計測する。制御手段28は、洗いの初め
の給水時間を計測するとともに、排水終了までに要する
時間を計測し、洗濯所要時間指定スイッチ21fにより
設定された時間内に全洗濯が終了するように、洗い、す
すぎ、脱水の各時間を決定する構成としている。他の構
成は上記実施例1と同じである。
【0029】上記構成において図7を参照しながら動作
を説明する。ステップ301で洗濯所要時間指定スイッ
チ21fが押されたとき、制御手段28はステップ30
2で洗濯所要時間を設定する。ステップ303でスター
トした後、ステップ304で洗濯兼脱水槽1に水が入っ
ているかどうか確認し、入っていなければステップ30
5で給水弁12を動作させて給水しながら、ステップ3
06で水位検知手段23の情報により、設定水位に達す
るまで給水するのに要する時間を計測する。
【0030】設定水位に達した後、制御手段28はステ
ップ307で、以後洗い、すすぎにおいて要する給水時
間を計算する。そして、ステップ308で設定された時
間内に全洗濯が終了するように、計算された給水時間を
考慮して、所要時間から水位、洗い、すすぎ、脱水の各
内容を決定する。
【0031】つぎに、洗い終了後、ステップ309で排
水弁6を動作させながら、ステップ310で水位検知手
段23の情報により排水終了までに要する時間を計測す
る。排水終了後、制御手段28はステップ311で、以
後すすぎ、脱水行程での排水動作に要する時間を計算す
る。そしてステップ312で、計算された排水時間を考
慮して、所要時間から水位、すすぎ、脱水の各内容を再
設定する。
【0032】このように、不確定要素の高い、給水時間
および排水時間を正確に把握することができ、確実に洗
濯所要時間内に洗濯を終了させることができる。
【0033】(実施例4)図8に示すように、布量判定
手段29は、モータ5を惰性回転させたときの進相コン
デンサ25の両端の電圧からのパルス数により、洗濯兼
脱水槽1には入っている布量を判定する。制御手段30
は、布量判定手段29により洗濯物の量を判定した後、
洗濯所要時間指定スイッチ21fにより設定された時間
内に全洗濯が終了するように、洗い、すすぎ、脱水の各
時間を布量判定手段29のデータに応じて配分し、その
内容を表示手段22の水位表示部22a、洗い、すす
ぎ、脱水の各設定内容表示部22cにて表示する構成と
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0034】上記構成において図9を参照しながら動作
を説明する。ステップ401で洗濯所要時間指定スイッ
チ21fが押されたとき、制御手段30はステップ40
2で洗濯所要時間を設定する。ステップ403でスター
トした後、ステップ404で布量判定手段29により洗
濯兼脱水槽1には入っている布量を判定する。ステップ
405で、設定された時間内に全洗濯が終了するよう
に、布量判定結果に基づいて、所要時間から水位、洗
い、すすぎ、脱水の各内容を決定する。そしてステップ
406で決定された水位、洗い、すすぎ、脱水の各内容
をそれぞれ水位表示部22a、洗い、すすぎ、脱水の各
設定内容表示部22cにて表示する。
【0035】したがって、布量から設定される水位、つ
まり給水量を反映した洗い、すすぎ、脱水の各時間が決
定され、衣類に優しい洗濯ができ、より正確に各時間を
表示することができる。
【0036】(実施例5)図2の制御手段18、図6の
制御手段28または図8の制御手段30は、水位、洗
い、すすぎ、脱水の各設定内容を表示手段22に表示し
た後、スイッチ入力手段21により、水位、洗い、すす
ぎ、脱水の各設定内容を変更できる構成としている。他
の構成は上記実施例1〜4と同じである。
【0037】上記構成において図10を参照しながら動
作を説明する。ステップ501で決定された水位、洗
い、すすぎ、脱水の各設定内容をそれぞれ水位表示部2
2a、洗い、すすぎ。脱水の各設定内容表示部22cに
て表示した後、ステップ502で、スイッチ入力手段2
1における水位切換スイッチ21a、洗い時間切換スイ
ッチ21b、すすぎ回数切換スイッチ21c、脱水時間
切換スイッチ21d、が押されると、ステップ503
で、それぞれの水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
設定を自由に変更できる。同時に各設定内容をそれぞれ
水位表示部22a、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容表
示部22cにて表示する。
【0038】したがって、使用者は水位、洗い、すす
ぎ、脱水の各設定内容を見て、自分の判断で納得のいく
よう内容を変更することができ、より使用者の意図を反
映したきめ細かな洗濯をすることができる。
【0039】(実施例6)図8における制御手段30
は、布量判定手段29のデータにより決定された全洗濯
時間が洗濯所要時間指定スイッチ21fにより設定され
た全洗濯所要時間よりも短い場合は、布量判定手段29
のデータにより決定された全洗濯時間を優先して、その
時間内で洗濯する構成としている。他の構成は上記実施
例4と同じである。
【0040】上記構成において図11を参照しながら動
作を説明する。布量判定手段29による布量判定後、ス
テップ601で、布量判定結果に基づいて決定された全
洗濯時間が、洗濯所要時間指定スイッチ21fにより設
定された時間よりも短いと判断した場合、ステップ60
2で布量判定結果に基づいて決定された全洗濯時間を優
先して洗濯所要時間とし、水位、洗い、すすぎ、脱水の
各設定内容にそれぞれ時間配分し、その時間内で洗濯を
終了させる。したがって、より安全側に、より確実に指
定された時間よりもはやく洗濯を終了させることができ
る。
【0041】(実施例7)図12に示すように、異常報
知手段31は、制御手段32により異常と判断された場
合に、表示手段22において異常表示したり、ブザー報
知するものである。制御手段32は、布量判定手段29
のデータにより決定された全洗濯時間が洗濯所要時間指
定スイッチ21fにより設定された全洗濯所要時間より
も長くなる場合は、異常報知手段31により異常報知を
行う構成としている。他の構成は前記実施例4と同じで
ある。
【0042】上記構成において図13を参照しながら動
作を説明する。布量判定手段29による布量判定後、ス
テップ701で布量判定結果に基づいて決定された全洗
濯時間が洗濯所要時間指定スイッチ21fにより設定さ
れた時間よりも長いと判断した場合、ステップ702で
異常報知手段31により異常報知を行う。
【0043】そして、ステップ703で洗濯所要時間指
定スイッチ21fが押されたとき、ステップ704で異
常状態を解除し、布量判定結果に基づいて決定された全
洗濯時間を洗濯所要時間として再設定し、水位、洗い、
すすぎ、脱水の各内容もそれに応じてそれぞれ時間配分
し、表示手段22に表示して、その時間内で洗濯を終了
させる。
【0044】したがって、指定された時間内に洗濯する
ことは、水位が低かったり、汚れを充分落とせなかった
り、充分すすぐことができなかったり、脱水が不充分で
あったりすることになるので、使用者にその旨を知ら
せ、修正して洗濯を再スタートさせることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
などを設定するスイッチ入力手段と、前記スイッチ入力
手段で設定した内容、洗濯終了までの残時間などを表示
する表示手段と、前記スイッチ入力手段の出力を入力し
前記表示手段に出力して、洗い、すすぎ、脱水の各行程
を逐次制御する制御手段とを備え、前記スイッチ入力手
段は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに
要する時間を指定できる洗濯所要時間指定手段を有し、
前記制御手段は、前記洗濯所要時間指定手段が入力され
れば、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに
要する時間を設定し、洗濯終了までの時間を前記表示手
段の残時間表示部にて表示する構成としたから、洗濯所
要時間指定手段によって、洗い、すすぎ、脱水の各行程
を逐次動作するのに要する時間を設定することができ、
使用者の都合により、また洗濯物の汚れ具合を見て、使
用者独自の判断基準により洗濯することができ、限られ
た時間内に洗濯を終了することができ、洗濯終了までの
時間を視認することができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、洗濯所要時間指定手段により設定された時間
内に全洗濯が終了するように、洗い、すすぎ、脱水の各
時間を配分し、その内容を表示手段の水位、洗い、すす
ぎ、脱水時間の各表示部にて表示する構成としたから、
使用者自身が指定した全洗濯所要時間の内、洗い、すす
ぎ、脱水の個別の運転ではどうなるのか、洗い、すす
ぎ、脱水の個別の運転内容、時間を視認することがで
き、安心して洗濯をすることができる。
【0047】また、請求項3に記載の発明によれば、給
水するのに要する時間を計測する給水時間計測手段を備
え、制御手段は、洗いの初めの給水時間を計測して、洗
濯所要時間指定手段により設定された時間内に全洗濯が
終了するように、洗い、すすぎ、脱水の各時間を設定す
る構成としたから、不確定要素の高い給水速度(給水に
要する時間)を把握できるようになり、より正確に設定
された所要時間内に洗濯を終了することができる。
【0048】また、請求項4に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定する布量判定手段を備
え、制御手段は、前記布量判定手段により洗濯物の量を
判定した後、洗濯所要時間指定手段により設定された時
間内に全洗濯が終了するように、洗い、すすぎ、脱水の
各時間を前記布量判定手段のデータに応じて配分し、そ
の内容を表示手段における水位、洗い、すすぎ、脱水時
間の各表示部にて表示する構成としたから、布量から設
定される水位、つまり給水量を反映した洗い、すすぎ、
脱水の各時間が決定され、衣類に優しい洗濯ができ、よ
り正確に各時間を表示することができる。
【0049】また、請求項5に記載の発明によれば、水
位、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容を表示した後、ス
イッチ入力手段により、水位、洗い、すすぎ、脱水の各
設定内容を変更できる構成としたから、使用者は水位、
洗い、すすぎ、脱水の各設定内容を見て、自分の判断で
納得のいくよう内容を変更することができ、より使用者
の意図を反映したきめ細かな洗濯をすることができる。
【0050】また、請求項6に記載の発明によれば、布
量判定手段のデータにより決定された全洗濯時間が洗濯
所要時間指定手段により設定された全洗濯所要時間より
も短い場合は、布量判定手段のデータにより決定された
全洗濯時間を優先して、その時間内で洗濯する構成とし
たから、より安全側に、より確実に指定された時間より
もはやく洗濯を終了させることができる。
【0051】また、請求項7に記載の発明によれば、異
常を報知する異常報知手段を備え、布量判定手段のデー
タにより決定された全洗濯時間が、洗濯所要時間指定手
段により設定された全洗濯所要時間よりも長くなる場合
は、前記異常報知手段により異常報知を行う構成とした
から、指定された時間内に洗濯することは、水位が低か
ったり、汚れを充分落とせなかったり、充分すすぐこと
ができなかったり、脱水が不充分であったりすることに
なるので、使用者にその旨を知らせ、修正して洗濯を再
スタートさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の制御装置の操
作パネルの正面図
【図2】同洗濯機の制御装置のブロック図
【図3】同洗濯機の制御装置を備えた洗濯機の断面図
【図4】同洗濯機の制御装置の要部動作フローチャート
【図5】本発明の第2の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フローチャート
【図6】本発明の第3の実施例の洗濯機の制御装置のブ
ロック図
【図7】同洗濯機の制御装置の要部動作フローチャート
【図8】本発明の第4の実施例の洗濯機の制御装置のブ
ロック図
【図9】同洗濯機の制御装置の要部動作フローチャート
【図10】本発明の第5の実施例の洗濯機の制御装置の
要部動作フローチャート
【図11】本発明の第6の実施例の洗濯機の制御装置の
要部動作フローチャート
【図12】本発明の第7の実施例の洗濯機の制御装置の
ブロック図
【図13】同洗濯機の制御装置の要部動作フローチャー
【符号の説明】
18 制御手段 21 スイッチ入力手段 21f 洗濯所要時間指定スイッチ(洗濯所要時間指定
手段) 22 表示手段 22d 残時間表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
    などを設定するスイッチ入力手段と、前記スイッチ入力
    手段で設定した内容、洗濯終了までの残時間などを表示
    する表示手段と、前記スイッチ入力手段の出力を入力し
    前記表示手段に出力して、洗い、すすぎ、脱水の各行程
    を逐次制御する制御手段とを備え、前記スイッチ入力手
    段は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次動作するのに
    要する時間を指定できる洗濯所要時間指定手段を有し、
    前記制御手段は、前記洗濯所要時間指定手段が入力され
    れば、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を行うのに
    要する時間を設定し、洗濯終了までの時間を前記表示手
    段の残時間表示部にて表示する構成とした洗濯機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、洗濯所要時間指定手段によ
    り設定された時間内に全洗濯が終了するように、洗い、
    すすぎ、脱水の各時間を配分し、その内容を表示手段の
    水位、洗い、すすぎ、脱水時間の各表示部にて表示する
    構成とした請求項1記載の洗濯機の制御装置。
  3. 【請求項3】 給水するのに要する時間を計測する給水
    時間計測手段を備え、制御手段は、洗いの初めの給水時
    間を計測して、洗濯所要時間指定手段により設定された
    時間内に全洗濯が終了するように、洗い、すすぎ、脱水
    の各時間を設定する構成とした請求項1記載の洗濯機の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を判定する
    布量判定手段を備え、制御手段は、前記布量判定手段に
    より洗濯物の量を判定した後、洗濯所要時間指定手段に
    より設定された時間内に全洗濯が終了するように、洗
    い、すすぎ、脱水の各時間を前記布量判定手段のデータ
    に応じて配分し、その内容を表示手段における水位、洗
    い、すすぎ、脱水時間の各表示部にて表示する構成とし
    た請求項1記載の洗濯機の制御装置。
  5. 【請求項5】 水位、洗い、すすぎ、脱水の各設定内容
    を表示した後、スイッチ入力手段により、水位、洗い、
    すすぎ、脱水の各設定内容を変更できる構成とした請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機の制御装置。
  6. 【請求項6】 布量判定手段のデータにより決定された
    全洗濯時間が洗濯所要時間指定手段により設定された全
    洗濯所要時間よりも短い場合は、布量判定手段のデータ
    により決定された全洗濯時間を優先して、その時間内で
    洗濯する構成とした請求項4記載の洗濯機の制御装置。
  7. 【請求項7】 異常を報知する異常報知手段を備え、布
    量判定手段のデータにより決定された全洗濯時間が、洗
    濯所要時間指定手段により設定された全洗濯所要時間よ
    りも長くなる場合は、前記異常報知手段により異常報知
    を行う構成とした請求項4記載の洗濯機の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1293248C (zh) * 2002-09-11 2007-01-03 松下电器产业株式会社 洗衣机,餐具清洗干燥机及它们的控制系统
JP2014054490A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Panasonic Corp 洗濯機
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KR20160094097A (ko) * 2015-01-30 2016-08-09 엘지전자 주식회사 세탁기

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