JP3046692B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3046692B2 JP5126723A JP12672393A JP3046692B2 JP 3046692 B2 JP3046692 B2 JP 3046692B2 JP 5126723 A JP5126723 A JP 5126723A JP 12672393 A JP12672393 A JP 12672393A JP 3046692 B2 JP3046692 B2 JP 3046692B2
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を内蔵した電気洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機は、一般に給水・洗い・す
すぎ・脱水工程を連続して実行し完了する。特開平1−
121099号に示されるような布量検知回路により布
量判定を行い、布量に応じて水位を設定するものがあっ
た。この洗濯機は、槽内の水位を検知する水位検知装置
と、槽内に設けられた撹拌翼を駆動するモータと、前記
撹拌翼を駆動して布量を検知する布量検知回路と、前記
槽内への給水を制御する給水弁と進行状況・水位・コー
ス選択・洗剤適量表示等を示す表示器とこれらすべての
装置・回路・表示器の入出力を制御し指令する制御手段
(マイクロコンピュータ)とを具備したものであり、例
えば、少量の布を洗濯する場合、布量検知回路により布
量『少量』と判定されると、低水位表示及び低水位に応
じた洗剤量表示を表示し、低水位まで給水を行ってい
た。
【0003】また、槽内の水温検知手段も併せて具備し
た洗濯機においては、特開平3−237997号の実施
例に示されるように、洗い時間やすすぎ回数などの一連
の動作を水温に応じて変更したり、特開平3−1334
88号に示されるように、洗濯水温度の変化に伴い洗剤
濃度を水量変化で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−12109
9号の洗濯機は、水位に応じた洗剤量を表示するもので
あるが、この洗剤量は水温とは関係なく設定されている
ため、水温が高い場合(温水)には洗剤がよく水に溶け
るため洗浄能力が高くなるのに、通常の水温(水)と同
等の洗剤量を表示していたため、実際の必要量に比べ多
くの量を投入するように表示することになり、洗剤を無
駄に使用していた。
【0005】また、特開平3−237997号及び特開
平3−133488号においても、水温を検知している
がこの水温により洗剤量を考慮するものではなく、特開
平1−121099号と同様に洗剤を無駄に使用してい
た。
【0006】本発明の洗濯機は上記の問題に鑑みなされ
てものであり、水温を検知して温水が給水された場合に
は、水位に応じて設定される洗剤量を常温の水に比べ少
なく設定し、表示手段により表示を行い、洗剤の無駄な
使用を防止することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の洗濯機は、洗濯機本体の洗濯槽の
水位を検知する水位検知手段と、前記洗濯槽内の布量を
検知する布量検知手段と、洗濯水の温度を検出する水温
検知手段と、運転内容や水位,洗剤量を表示する表示手
段と、前記布量検知手段により検知された布量に基づい
て水位及びこの水位に応じた洗剤量を設定し、この洗剤
量を前記表示手段で表示させるとともに洗い・すすぎ・
脱水の各工程を制御する制御手段とを備えた洗濯機にお
いて、洗濯開始時に前記水位検知手段により洗濯槽内に
水のあることを検知した場合には、給水ポンプやバケツ
によって手動で給水されたものと判断し、前記水温検知
手段により水温を検知し、温水であると検知された場合
に前記水位検知手段により検知した水位に応じた通常洗
剤量よりも少ない洗剤量を前記表示手段に表示する前記
制御手段を備えている。また、請求項2記載の洗濯機
は、洗濯開始時に、給水待機状態となり手動給水が可能
な専用コースを設定可能とした制御手段を備えている。
【0008】
【作用】洗濯動作開始時に水位検知手段により水を検知
すると、水温検知手段により温水かどうかを検知し、そ
れが温水と判定された時、制御手段により常温の水位に
応じた見合った洗剤量よりも、少ない洗剤量に設定し、
この少なめの洗剤量を表示する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳述す
る。図1は洗濯機のコントロールパネルである。1はコ
ントロールパネルで、電源スイッチ2、スタート・一時
停止スイッチ3、洗いスイッチ4、すすぎスイッチ5、
脱水スイッチ6、水位設定スイッチ7、コース選択スイ
ッチ8、現在時刻を設定するための時計スイッチ9、洗
濯終了時刻を設定するための予約時刻設定スイッチ1
0、予約時刻設定時に時間を設定するための時スイッチ
11、分を設定するための分スイッチ12、終了音や洗
剤量変化報知音を入切するためのブザー音取り消しスイ
ッチ13、布量検知により決定された水位を表示する水
位表示器14、水位と水温検知により決定された洗剤量
を表示する洗剤量表示器15、設定した数字や運転中の
残時間や各モードの選択項目を表示する運転内容表示器
16を有している。
【0010】図2は制御部のブロック図である。制御手
段であるマイクロコンピュータ17内の構成要素として
は、18は読み出し専用メモリ(ROM)で、運転プロ
グラムをすべて記憶しているものであるが、洗濯時間や
脱水時間などは前記キー4〜8を利用して変えることが
できる。19はデータ書き込みメモリ(RAM)で、前
記2〜13からの信号を入力制御部20・21を通して
RAM19に格納する。22はRAMに格納されたデー
タを比較したり加算減算等を行う演算部、23はマイク
ロコンピュータ内の各部の動作をコントロールする制御
部、24はタイマー、25〜27は前記RAM19から
取り出された信号によって各機器を作動させるための制
御部である。また、マイクロコンピュータの外部回路と
して前記キースイッチ2〜13を含む入力キー回路2
8、水温・水位・布量等をセンサーにより検知するため
の状態検知回路29、時間・コース・水位・洗剤量等を
表示するための表示装置30、終了・エラー発生を音で
知らせるためのブザー31、排水弁32、給水弁33、
駆動用モータ34等を制御するための負荷駆動回路3
5、および電源回路36、リセット回路37が接続され
ている。
【0011】図3は洗濯機の構造を示す断面図を示す。
外槽38に脱水水受槽39が支持ロッド40およびバネ
41によって弾性支持されており、前記脱水水受槽39
内にはその内部に脱水孔42を有する洗濯兼脱水槽43
が回転自在に内装されており、該洗濯兼脱水槽43の底
部中央には撹拌翼44が回転自在に設けられている。4
5は駆動モータでベルト46および機構部47を介して
前記洗濯兼脱水槽43および撹拌翼44を駆動する。槽
内の水位を検知する水位検知装置48と、前記撹拌翼4
4を駆動して布量を検知する布量検知装置(状態検知装
置)49と、水温を検知する水温検知装置50と、進行
状況・水位・コース選択・洗剤適量表示等を示す表示器
14・15・16と、これらすべての装置・回路・表示
器の入出力を制御し指令するマイクロコンピュータ17
とを含む制御装置51とを具備した洗濯機である。
【0012】この洗濯機は前記状態検知回路29に含ま
れる布量検知回路により布量判定を行い、マイクロコン
ピュータにより布量に応じた水位を制御し、表示器によ
り適切な水位を表示し、自動的に給水することができ
る。そして、前記状態検知回路29に含まれる水温検知
装置50により水温判定を行い、マイクロコンピュータ
により水温に応じた洗剤量を制御し、表示器により適切
な洗剤量を表示し、洗い工程へと移行する。また、風呂
の残り湯などを使用して洗濯を行う場合、コース選択ス
イッチで『風呂水コース』を選択すると、自動給水を行
わずに給水ポンプやバケツによる給水が行われるまで給
水待機状態となり、給水完了後自動的に洗い工程が開始
される。
【0013】図4から図5はマイクロコンピュータによ
る制御内容を表すフローチャートである。
【0014】図4は、例えば、コース選択スイッチ、ま
たはおこのみスイッチ4〜6により洗い工程を選択した
場合、布量検知を行い、布量に従って水位を決定し、表
示器により表示された水位まで自動給水するとき、水温
検知装置50により温水であると検知されると、表示器
には水位に見合った通常洗剤量よりも少なめの洗剤量を
表示する。
【0015】図5は、例えば、前記『風呂水コース』を
選択した場合、布量検知を行い、布量に応じた水位を決
定、表示された後、使用者が給水ポンプやバケツなどで
給水を開始したとき、水温検知装置により温水であると
検知されると、表示器には水位に見合った通常洗剤量よ
りも少なめの洗剤量を表示する。
【0016】
【発明の効果】風呂の残り湯などを使用する場合、給水
した水が温水であると、水道水の場合よりも洗剤がよく
溶けるため、洗剤濃度が高くなり洗剤の無駄使いとなる
おそれがあったが、温水の場合は予め洗浄効率の低下し
ない程度まで洗剤量を減らして表示することにより、従
来どおりの洗浄効率を確保しながらも、洗剤の過剰投入
を防ぐことができる。しかも、洗濯開始時に水位検知手
段により洗濯槽内に水のあることを検知した場合には、
給水ポンプやバケツによって手動で給水されたものと判
断し、水温検知手段により水温検知を行うので、風呂水
使用時には、最初から多めの洗剤量表示を行うことがな
く、風呂水使用時の最適の洗剤量を表示することができ
る。
【0017】また、『風呂水コース』のような専用のコ
ースを用いた場合でも、温水では洗剤量表示を少なめに
表示することにより、洗剤の無駄使いをすることなく洗
浄効率が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機のコントロールパネルの平面
図。
【図2】本発明の洗濯機の制御部のブロック図。
【図3】本発明の洗濯機を示す概略断面図。
【図4】本発明の洗濯機の第1実施例の制御フローチャ
ート。
【図5】本発明の洗濯機の第2実施例の制御フローチャ
ート。
【符号の説明】
1 コントロールパネル 2 電源スイッチ 3 スタート・一時停止スイッチ 8 コース選択スイッチ 14 水位表示器 15 洗剤量表示器 16 内容表示器 29 布量検知回路(状態検知回路) 39 脱水水受槽 43 洗濯兼脱水槽 44 撹拌翼 49 制御装置 50 水温検知装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機本体の洗濯槽の水位を検知する水
    位検知手段と、前記洗濯槽内の布量を検知する布量検知
    手段と、洗濯水の温度を検出する水温検知手段と、運転
    内容や水位,洗剤量を表示する表示手段と、前記布量検
    知手段により検知された布量に基づいて水位及びこの水
    位に応じた洗剤量を設定し、この洗剤量を前記表示手段
    で表示させるとともに洗い・すすぎ・脱水の各工程を制
    御する制御手段とを備えた洗濯機において、洗濯開始時
    に前記水位検知手段により洗濯槽内に水のあることを
    知した場合には、給水ポンプやバケツによって手動で給
    水されたものと判断し、前記水温検知手段により水温を
    検知し、温水であると検知された場合に前記水位検知手
    段により検知した水位に応じた通常洗剤量よりも少ない
    洗剤量を前記表示手段に表示する前記制御手段を備えた
    ことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗濯機において、洗濯開
    始時に、給水待機状態となり手動給水が可能な専用コー
    スを設定可能とした制御手段を備えたことを特徴とする
    洗濯機。
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