JP3038095B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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JP3038095B2
JP3038095B2 JP5010803A JP1080393A JP3038095B2 JP 3038095 B2 JP3038095 B2 JP 3038095B2 JP 5010803 A JP5010803 A JP 5010803A JP 1080393 A JP1080393 A JP 1080393A JP 3038095 B2 JP3038095 B2 JP 3038095B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を内蔵した電気洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】全自動電気洗濯機は、一般に給水・洗い
・すすぎ・脱水工程を連続して実行し完了するものであ
り、公開特許公報 平1−121099に示されるよう
な負荷量検知回路により布量判定を行い、布量に応じて
水位を制御するものが一般的になりつつある。これは、
槽内の水位を検知する水位検知装置と、槽内に設けられ
た撹拌翼を駆動するモータと、前記撹拌翼を駆動して負
荷量を検知する負荷量検知回路と、前記槽内への給水を
制御する給水弁と進行状況・水位・コース選択・洗剤適
量表示等を示す表示器とこれらすべての装置,回路,表
示器の入出力を制御し指令するマイクロコンピュータと
を具備した洗濯機であり、例えば、低量の布を洗濯する
場合、布質検知回路により布量『低量』と判定される
と、低水位表示及び低水位に応じた洗剤量表示を表示
し、低水位まで給水を行っていた。
【0003】また、風呂の残り湯などを使用して洗濯を
行う場合は、該洗濯機による布量検知を行う前に目測に
より給水ポンプやバケツ等で洗濯槽に給水を行うか、又
は、『風呂水コース』のような専用のコースが設けられ
ており、布量検知の後、自動給水を行わずに、該表示器
により布量に応じた水位・洗剤量を表示し、使用者が給
水ポンプやバケツによる給水を行い設定水位に到達した
時点で洗い工程を開始するよう制御する洗濯機を使用す
る方法があった。
【0004】また、洗い工程を行わず、すすぎ工程より
運転を始める場合、始めに排水・脱水動作を開始しその
後の給水は自動的に開始しており、また、すすぎ工程よ
り運転を始める場合、布量検知を行わないため適切な水
位が判定されなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】全自動洗濯機において
上水道より給水を行うのではなく、風呂の残り湯などを
使用する場合、布量検知の前に給水を行うと適切な給水
量がわからず、布量に比べて給水量が多少になり、例え
ば、布量より水が少ないと布傷みの原因となり、水が多
いと洗剤量が多く必要となり不経済であった。
【0006】また、『風呂水コース』のような専用のコ
ースを用いた場合でも給水時に目測にて給水する為、設
定水位以上の給水を行う可能性が高く洗剤表示どおりの
洗剤を投入した場合、水量に対する洗剤量が不足し洗浄
効率が低下する恐れがあった。
【0007】また、『風呂水コース』が設けられていて
も、すすぎ工程より運転を始める場合は、始めに排水・
脱水動作を開始しその後の給水は自動的に開始する為、
風呂水を使用する事ができなかった。また、自動給水時
に該洗濯機を一時停止し給水ポンプやバケツによる給水
を行った場合、布量検知が行われていないため適切な水
位が判定されず、給水量は使用者の感覚に頼ることにな
り、水位も目測で行われることになっているため、例え
ば布量より水が少ないと布傷みやすすぎ性能の低下の原
因となった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る洗濯機の
制御装置は、洗濯工程・排水動作、脱水動作及び給水動
作の後にすすぎ動作を行うすすぎ工程・脱水工程の各工
程を制御する制御回路と、この制御回路に接続された設
定回路と、報知音を発生するブザー回路と、運転内容を
表示する表示回路と、槽内の水位を検知する水位検知装
置と、槽内に設けられた撹拌翼を駆動するモータと、前
記槽内への給水を制御する給水弁とから成り、電源スイ
ッチ入力後、手動給水コースを選択時に、洗い工程を行
わずにすすぎ工程より運転開始する場合に、スタートス
イッチ入力されると前記排水・脱水動作をスキップし自
動給水を行わずに、給水ポンプやバケツによる給水待機
状態となることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】電源スイッチを入れた後、コース選択スイッチ
により手動給水可能なコースを選択されている場合に、
スタートスイッチを入れると、給水ポンプやバケツによ
る給水待機状態となる。ここで給水ポンプやバケツによ
る給水が行われ、設定された確水位に達したかどうかを
水位センサーにて検知し、設定水位に達した時にマイク
ロコンピュータより指令を出し、ブザーによる報知を行
う。
【0010】また、手動給水コース選択時にお好み設定
スイッチを入力し、洗い工程を行わずにすすぎ工程より
運転開始する場合は、排水・脱水動作をスキップし給水
待機状態になることにより、風呂水を使用する事ができ
る。
【0011】また、前記すすぎ工程よりの運転時に際
し、布質検知を行い、適切な水位を判定し、表示器によ
り水位・洗剤量を表示し、給水ポンプやバケツによる給
水が行われ、設定された水位に達したかどうかを水位セ
ンサーにて検知することにより、適切な水位が確保で
き、給水不足によるすすぎ性能の低下を防ぐ。
【0012】また、前記すすぎ工程より布質検知を行う
運転に際し、設定された水位に達した時にマイクロコン
ピュータより指令を出し、ブザーによる報知を行う。
【0013】
【実施例】本発明は、マイクロコンピュータにより制御
されている電気洗濯機に関して発明がなされたものであ
る。以下、本発明の実施例を図面に従って詳述する。図
1は洗濯機のコントロールパネルである。1はコントロ
ールパネルで電源スイッチ2、スタート・一時停止スイ
ッチ3、洗いスイッチ4、すすぎスイッチ5、脱水スイ
ッチ6、コース選択スイッチ7、水位設定スイッチ8、
現在時刻を設定するための時計スイッチ9、予約設定時
刻を設定するための予約スイッチ10、9,10の時刻
設定時に時間を設定するための時スイッチ11、分を設
定するための分スイッチ12、終了音や給水完了報知音
を入切する為のブザー音取り消しスイッチ13、設定し
た数字や運転中の残時間や各モードの選択項目を表示す
る表示部14を有している。
【0014】図2は制御部のブロック図である。マイク
ロコンピュータ15内の構成要素としては、16は読み
出し専用メモリ(ROM)で、運転プログラムをすべて
記憶しているものであるが、洗濯時間や脱水時間などは
前記キー4〜7を利用して変えることができる。17は
データ書き込みメモリ(RAM)で、前記キー2〜13
からの信号を入力制御部18,19を通してRAM17
に格納する。20はRAMに格納されたデータを比較し
たり加算減算等を行う制御部、21はマイクロコンピュ
ータ内の各部の動作をコントロールする制御部、22は
タイマー、23〜25は前記RAM17から取り出され
た信号によって各機器を作動させるための制御部であ
る。
【0015】又、マイクロコンピュータの外部回路とし
て前記キースイッチ2〜13を含む入力キー回路26、
水温,水位,布量等をセンサーにより検知するための状
態検知回路27、時間,コース,水位,洗剤量などを表
示するための表示装置28、終了,エラー発生を音で知
らせるためのブザー29、排水弁31、駆動用モータ3
2等を制御するための負荷駆動回路33、及び電源回路
34、リセット回路35が接続されている。
【0016】図3は洗濯機の構成を示す断面図を示す。
外槽36に脱水水受槽37が支持ロッド38及びバネ3
9によって弾性支持されており、前記脱水水受槽37内
にはその上部にのみ脱水孔40を有する洗濯兼脱水槽4
1が回転自在に内装されており、該洗濯兼脱水槽41の
底部中央には表面に洗濯用羽根42a、裏面にポンプ用
羽根42bを有する撹拌翼42が回転自在に設けられて
いる。
【0017】43は駆動モータでベルト44および機構
部45を介して前記洗濯兼脱水槽41および撹拌翼42
を駆動する。槽内の水位を検知する水位検知装置46
と、前記撹拌翼を駆動して負荷量を検知する負荷量検知
回路(状態検知回路)27と進行状況,水位,コース選
択,洗剤適量表示等を示す表示器14とこれらすべての
装置,回路,表示器の入出力を制御し指令するマイクロ
コンピュータ15とを含む制御装置48とを具備した洗
濯機である。
【0018】この洗濯機は前記状態検知回路27に含ま
れる負荷量検知回路により布量判定を行い、マイクロコ
ンピュータにより布量に応じた水位を制御し、表示器に
より適切な水位,洗剤量を表示し、自動的に給水するこ
とができる。また、風呂の残り湯などを使用して洗濯を
行う場合、『風呂水コース』をコース選択スイッチで選
択すると自動給水を行わずに排水ポンプやバケツによる
給水が行われるまで給水待機状態となり、給水完了後自
動的に洗い工程が開始される。
【0019】図4から図8はマイクロコンピュータによ
る制御内容を表すフローチャートである。図4を説明す
ると、例えば、風呂の残り湯などを使用して洗濯を行う
場合は、前記『風呂水コース』を選択し布量検知を行
い、布量に従い水位を決定し、表示器により水位,洗剤
量の表示をし、使用者が給水ポンプやバケツなどで給水
を開始し、表示に従い確定水位まで給水を続け水位検知
装置46により確定水位を検知すると、ブザー29によ
り報知音が出され、給水を行っている使用者に確定水位
まで達したことを報知する。
【0020】また、図5を説明すると、例えば、お好み
スイッチ4〜6を入力することにより洗い工程を実行せ
ず、すすぎ工程から運転開始を行う場合、前記『風呂水
コース』を選択している場合は、排水,脱水動作を行わ
ず、直ちにすすぎの為の給水待機状態となり、給水完了
後自動的に洗い工程が開始される。
【0021】また、図6を説明すると、例えば、お好み
スイッチ4〜6を入力することにより洗い工程を実行せ
ずすすぎ工程から運転開始を行う場合、前記『風呂水コ
ース』を選択している場合は、排水,脱水動作を行わ
ず、布量検知を行い、布量に従い水位を決定し、表示器
により水位を表示し、直ちにすすぎの為の給水待機状態
となり、給水完了後自動的に洗い工程が開始される。
【0022】また、図7を説明すると、前記すすぎの為
の給水状態時に、給水ポンプやバケツなどで給水を開始
し、表示に従い確定水位まで給水を続け、水位検知装置
46により確定水位を検知すると、ブザー29により報
知音が出され、給水を行っている使用者に確定水位まで
達したことを報知する。
【0023】また、図8を説明すると、前記『風呂水コ
ース』を選択している時でも、ブザー音取り消しスイッ
チが入力されていれば前記のような給水完了報知を行わ
ない。
【0024】尚、負荷量検知回路を有さず、手動による
水位設定をおこなう洗濯機においても同様の処理ができ
ることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】風呂の残り湯などを使用する場合、布量
検知の前に給水を行うと適切な給水量がわからず、布量
に比べて給水量が多少になり、例えば、布量より水が少
ないと布傷みの原因となり、水が多いと洗剤量が多く必
要となり不経済であったが、報知音により給水完了を使
用者に報知することにより布傷みすることなく、また、
水道料金や洗剤代が節約になると共に、無用の洗濯排水
を減少させることが出来るため、環境保護につながる。
【0026】また、手動給水コースのような専用のコー
スを用いた場合でも報知音により給水完了を使用者に報
知することにより、設定水位以上の給水を行う可能性が
なくなり洗剤表示どおりの洗剤を投入した場合でも、洗
浄効率が確保出来る。
【0027】また、すすぎ工程より運転を始める場合、
排水・脱水動作をスキップし給水待機状態となるため、
従来のようにすすぎ工程が開始された後、排水・脱水動
作を待つことなく、すすぎ工程が開始された後すぐに、
風呂水を使用して給水する事が出来るようになり、ま
た、水道代の節約及び無駄な排水を抑える事が出来るた
め、環境保護につながる。
【0028】また、すすぎ工程より運転を始める場合、
排水・脱水動作をスキップし布質検知を行い適切な水量
を判定し、給水待機状態となるため、適切な水量を給水
できることにより布傷みがなくなりすすぎ性能を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明は洗濯機のコントロールパネルの正面図
である。
【図2】制御部のブロック図である。
【図3】洗濯機の構成を示す断面図である。
【図4】本洗濯機の第1フローチャートである。
【図5】本洗濯機の第2フローチャートである。
【図6】本洗濯機の第3フローチャートである。
【図7】本洗濯機の第4フローチャートである。
【図8】本洗濯機の第5フローチャートである。
【符号の説明】
1 コントロールパネル 2 電源スイッチ 7 コース選択スイッチ 37 脱水水受槽 41 洗濯兼脱水槽 42 撹拌翼 46 水位検知器 48 制御装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯工程・排水動作、脱水動作及び給水
    動作の後にすすぎ動作を行うすすぎ工程・脱水工程の各
    工程を制御する制御回路と、この制御回路に接続された
    設定回路と、報知音を発生するブザー回路と、運転内容
    を表示する表示回路と、槽内の水位を検知する水位検知
    装置と、槽内に設けられた撹拌翼を駆動するモータと、
    前記槽内への給水を制御する給水弁とから成り、電源ス
    イッチ入力後、手動給水コースを選択時に、洗い工程を
    行わずにすすぎ工程より運転開始する場合に、スタート
    スイッチ入力されると前記排水・脱水動作をスキップし
    自動給水を行わずに、給水ポンプやバケツによる給水待
    機状態となることを特徴とする洗濯機の制御装置。
  2. 【請求項2】 給水ポンプやバケツによる給水を行うに
    際し、設定された水位に達したかどうかを水位センサー
    にて検知し、設定された水位に達した時にマイクロコン
    ピュータにより指令を出し、ブザーによる報知を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記すすぎ工程よりの運転時に際し、布
    量検知を行い、適切な水位を判定,表示し、排水・脱水
    動作をスキップし給水待機状態になることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の洗濯機の制御装置。
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